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Processing agent for textile and method for processing textile

阅读:603发布:2024-02-14

专利汇可以提供Processing agent for textile and method for processing textile专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To prepare a processing agent for textiles, showing excellent effect of removing oligomers when added to a dye bath after dyeing by including a sulfonation product of a specific polyoxyethylene styrylpheny ether and a polymer having carboxyl group (or its salt one). SOLUTION: This processing agent for textiles is prepared by including (A) an anionic surfactant including a sulfonation product of a polyoxyethylene styrylpheny ether of the formula [wherein, (n1) is 10-20; (n2) is 2-5; X is H, K, Na, Li or a quaternary ammonium] and (B) a polymer having carboxyl group (or its salt one), having 1,000-20,000 molecular weight and being e.g. poly(meth)acrylic acid (or its salt). The weight content ratio of (the ingredient A: the ingredient B) is (3-6):1. This method for processing textiles is to add the above processing agent to a dye bath during temperature-fall after dyeing polyester-based textiles or textile products including polyester-based textile up to the concentration of 1-5 g/L (when the dye bath is an aqueous solution mixed with an alkali) or 0.5-5 g/L (when the dye bath is an aqueous solution mixed with an acid) and to treat the dye bath at 60-140 deg.C.,下面是Processing agent for textile and method for processing textile专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】下記一般式[I]で示されるポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテルのスルフォン化物を含むアニオン活性剤とカルボキシル基含有ポリマーおよび/
    またはカルボキシル基の塩含有ポリマーとからなることを特徴とする繊維用処理剤。 【化1】 ただし、n1:10〜20 n2:2〜5 X:H、K、Na、Liまたは4級アンモニウム
  • 【請求項2】前記一般式[I]で示される化合物とカルボキシル基含有ポリマーおよび/またはカルボキシル基の塩含有ポリマーとが、重量比で3〜6:1であることを特徴とする請求項1記載の繊維用処理剤。
  • 【請求項3】カルボキシル基含有ポリマーまたはカルボキシル基の塩含有ポリマーの分子量が1000〜200
    00であることを特徴とする請求項1または2に記載の繊維用処理剤。
  • 【請求項4】ポリエステル系繊維またはポリエステル系繊維を含む繊維製品を、請求項1〜3いずれかに記載の繊維用処理剤とアルカリまたは酸との混合水溶液を用いて60〜140℃で処理することを特徴とする繊維製品の処理方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエステル系繊維またはポリエステル系繊維を含む布帛に好適な処理剤および処理方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】ポリエステル系繊維またはポリエステル系繊維を含む布帛などの繊維製品を処理する際に、オリゴマーなどの微小な雑物が発生し、これらが染むらなどの加工欠点の原因になることが知られている。 これらの雑物を取り除く技術として、本発明者らは、カチオン系有機化合物とアニオンノニオン活性剤とカルボキシル基を含有するポリマ等からなる繊維用処理剤を用いて、ポリエステル系繊維製品を処理する方法を特開平8−11
    3873号公報において先に提案している。 しかし、この方法は、従前の方法より優れたオリゴマー除去効果を示すものの、酸性浴では十分なオリゴマー分散効果が得られなかったり、加工処理中の泡立ちが大きいことがあるという改善すべき課題があった。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記課題を解決し、オリゴマー除去効果に優れた繊維用処理剤と、
    その処理剤を効果的に使用する処理方法とを提供するものである。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解決する手段として、下記一般式[I]で示されるポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテルのスルフォン化物を含むアニオン活性剤とカルボキシル基含有ポリマーおよび/またはカルボキシル基の塩含有ポリマーとからなること特徴とする繊維用処理剤を提供する。

    【0005】

    【化2】

    【0006】ただし、n1:10〜20 n2:2〜5 X:H、K、Na、Liまたは4級アンモニウム 本発明の繊維用処理剤において、前記一般式[I]で示される化合物とカルボキシル基含有ポリマーおよび/またはカルボキシル基の塩含有ポリマーとが重量比で3〜
    6:1であるのが好ましい。 また、カルボキシル基含有ポリマーまたはカルボキシル基の塩含有ポリマーの分子量は、1000〜20000程度が好ましい。

    【0007】さらに、本発明は、ポリエステル系繊維またはポリエステル系繊維を含む繊維製品を、前記の本発明の繊維用処理剤とアルカリまたは酸との混合溶液を用いて60〜140℃で処理する繊維処理方法を提供する。

    【0008】

    【発明の実施の形態】まず、本発明の繊維用処理剤に使用する物質を具体的に説明する。

    【0009】本発明の繊維用処理剤は、前記一般式[I]
    で示されるポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテルのスルフォン化物を含むアニオン活性剤を含むものである。 このアニオン活性剤はオリゴマーを分散させ、かつ不溶化を防ぐ作用を有する。

    【0010】一般式[I]においてn1が20を超えると分散性が大きくなるが泡立ちも高くなり加工中トラブルの原因となる。 また、10未満になると泡立ちを押さえられるが、分散性も低下してしまうため、n1が10〜2
    0の範囲であることが重要である。 n2はオリゴマーに対応した疎水性をアニオン活性剤に付与するために2〜
    5の範囲とする。 なお、前記一般式[I]で示される化合物は、n1、n2がいずれもある分布を有する混合物として得られる場合が多く、本発明においてn1、n2は平均値で表される。 また、この一般式[I]で示される化合物はスルフォン化されているので耐熱性に優れ、染色同時処理においても安定したオリゴマー分散効果が得られる。

    【0011】また、本発明の繊維用処理剤は、カルボキシル基含有ポリマーまたはカルボキシル基の塩含有ポリマー、あるいはこれら両者を含むものである。 これらは不溶化したオリゴマーを安定分散させ、かつ、生地への再付着を防止する作用を有する。 一般に(CH 2 CH 2
    nで示されるポリマー主鎖に、カルボキシル基(−CO
    OH)およびソジウムカルボキシレート基(−COON
    a)が側鎖として結合しているものであり、アクリル酸ポリマー、メタクリル酸ポリマーやそれらの塩があげられる。 その中でも分子量の範囲が1000〜20000
    のものが特に好ましい。

    【0012】前記したアニオン活性剤とカルボキシル基含有ポリマーおよび/またはカルボキシル基の塩含有ポリマーの配合割合を、重量比でカルボキシル含有ポリマーおよび/またはカルボキシル基の塩含有ポリマー1に対し、一般式[I]で示されるアニオン活性剤を3〜6の範囲にすることは、アルカリまたは酸の混合水溶液中におけるオリゴマーの分散安定性が向上するので好ましく採用される。 カルボキシル基含有ポリマーの比率が高くなりすぎるとオリゴマーの除去効果が低下してしまう。
    カルボキシル基含有ポリマーの比率が低くなり過ぎると本発明の目的に一つである酸性浴中でのオリゴマーの分散安定性が低下してしまう。

    【0013】本発明の繊維用処理剤は、とくにポリエステル系繊維、またはポリエステル系繊維を含む繊維製品の処理に好適である。 ポリエステル系繊維としては、たとえば、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレートおよびそれらを共重合などで改質したポリエステル系繊維があげられる。 短繊維、長繊維のいずれでも構わない。 ポリエステル系繊維を含む繊維製品には、たとえば、ポリエステル系繊維と他の天然繊維や合成繊維との混紡糸、複合糸、混繊糸、交編、交織、混合不織布などが含まれる。
    中でもオリゴマーの発生しやすい構造のポリマーで構成された繊維および繊維製品に本発明の効果が大きい。

    【0014】次に、本発明の繊維用処理剤を用いる処理方法について説明する。 処理には前記繊維用処理剤とアルカリまたは酸との混合水溶液を用いる。

    【0015】アルカリとの混合水溶液を用いる場合は、
    アルカリはカセイソーダ、ソーダ灰などのアルカリ性の物質であればいずれでもよいが、カセイソーダが効果が大きく好ましい。 繊維用処理剤の濃度は、染色液1リットル当たり1〜5g、さらには染色液1リットル当たり2〜4gが好ましい。

    【0016】酸との混合水溶液を用いる場合においては、一般に染色加工時使用される酢酸、酢酸ソーダなどの酸性の物質であればいずれでもよい。 また繊維用処理剤の濃度は、pHが4〜5以下の酸性染色浴中に染色液1リットル当たり0.5〜5g、さらには染色液1リットル当たり1〜2gが好ましい。

    【0017】処理温度は、一般の染色加工における処理温度、すなわち60〜140℃の範囲でよいが、アルカリとの混合水溶液で処理する場合は繊維製品の諸物性や風合いの低下など考慮すると80〜100℃の範囲が好ましい。 繊維用処理剤とアルカリ混合水溶液の添加時は、染色工程が終了した後の降温中、前記温度に達した際に染色液に所定量添加し処理するのが好ましく、また、酸との混合水溶液で処理する場合は、60〜140
    ℃の範囲でよく、繊維用処理剤の添加時は、染色前、染色中、染色後のいずれでもよい。

    【0018】

    【実施例】実施例における処理後のオリゴマー付着量の測定は、メタノールを用いて繊維布帛1gの繊維表面オリゴマーを抽出し、抽出液を乾燥した後、固形物をクロロホルムに溶解して液体クロマトグラフィーを用い、ポリエステルの3量体および4量体の量を測定し、それを付着量とした。

    【0019】また、肉視による判定方法は、走査型電子顕微鏡を用いて撮影し、繊維布帛の表面に存在するオリゴマーの付着状況を確認し、次の4段階で評価した。

    【0020】◎:繊維表面にオリゴマーは全くない。

    【0021】○:繊維表面に僅かに付着している。

    【0022】△:繊維表面に疎らに付着している。

    【0023】×:繊維表面全体に付着している。

    【0024】また、実施例における起泡性については、
    加工処理中、肉視で次の3段階で評価した。

    【0025】○:泡立ちが殆どない。

    【0026】△:泡立ちが少しある。

    【0027】×:泡立ちが大きい。

    【0028】実施例1 たて糸に50デニール−18フィラメントのポリエチレンテレフタレート糸、よこ糸に75デニール−36フィラメントのポリエチレンテレフタレート糸を用いてなる平織物(たて糸密度:1インチ当たり110本、よこ糸密度:1インチ当たり80本)に、液流染色機を用いて、染色工程時の昇温前の染色浴中に繊維用処理剤を染色液1リットル当たり2.0g添加し、130℃の通常の染色を施した。 次いで、織物を通常の方法で湯洗いし、拡布し、130℃で乾燥して仕上加工を行った。 なお、繊維用処理剤には、前記一般式[I]で示されるアニオン活性剤であるポリオキシエチレンスチリルフェノールエーテルスルフォン化物(n1=15、n2=4、X=
    Na)とカルボキシル基含有ポリマーとして分子量が1
    0000のアクリル酸ポリマとの混合物を、前記の順に重量比4:1の割合で混合し使用した。

    【0029】加工処理中、発泡による問題もなく、加工した織物のオリゴマー付着量を測定したところ490p
    pmであった。 また、電子顕微鏡による肉視判定でも、
    繊維表面にオリゴマーの付着は僅かであり、得られた織物は、オリゴマー付着による欠点が無く優れた品位であった。

    【0030】比較例1 実施例1に用いたのと同じポリエステル平織物に、アニオン活性剤とカルボキシル基含有ポリマーのアクリル酸ポリマとの混合物による繊維処理を施さなかった以外は、実施例1と同様にして染色および仕上加工を施した。

    【0031】得られた織物は、オリゴマー付着量を測定したところ1110ppmであった。 また電子顕微鏡による肉視判定では繊維表面全体にオリゴマーが付着しており、品位的に不合格であった。

    【0032】比較例2 実施例1に用いたのと同じポリエステル平織物に、繊維用処理剤としてカチオン系有機化合物のオクチルピコリニウムクロライド(C 1424+ Cl - )と、アニオン・
    ノニオン活性剤のポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテルおよびポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテルのスルフォン酸ナトリウム、およびカルボキシル基含有ポリマーの分子量が80000のアクリル酸ポリマとの混合物を用いた以外は、実施例1と同様に添加し、染色、湯洗い、拡布、乾燥して仕上加工を行った。

    【0033】加工処理中、泡立ちが大きく、加工したオリゴマー付着量を測定したところ990ppmであった。 また電子顕微鏡による肉視判定では、繊維表面全体にオリゴマーが付着しており、品位的にも不合格であった。

    【0034】実施例2 実施例1に用いたのと同じポリエステル平織物に液流染色機を用い、染色温度130℃で通常の染色を施した後、降温した。 降温の際に80℃で温度を一定に保ち、
    実施例1に用いたのと同じ組成の繊維用処理剤を同じ割合で、染浴中に施した。 このとき、染色液1リットル当たり繊維用処理剤を2.0g、NaOH(30%水溶液)を4.0gの割合で染浴中に添加し、染色した織物を20分間処理した。 処理後、織物を通常の方法で湯洗い、拡布、130℃で乾燥して仕上加工を行った。

    【0035】加工処理中は泡立ちも殆どなく、加工した織物のオリゴマー付着量を測定したところ270ppm
    であった。 また、電子顕微鏡による肉視判定では繊維表面にはオリゴマーの付着は殆どなく、得られた織物はオリゴマー付着による欠点がなく、優れた品位であった。

    【0036】比較例3 実施例1に用いたのと同じポリエステル平織物に本発明の繊維用処理剤の代わりに、繊維用処理剤としてカチオン系有機化合物のオクチルピコリニウムクロライド(C
    1424+ Cl - )とアニオン・ノニオン活性剤のポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテルおよびポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテルのスルフォン酸ナトリウム、およびカルボキシル基含有ポリマーの分子量が80000のアクリル酸ポリマとの混合物とNaOH
    とを実施例2と同様に染浴中に添加し、実施例2と同様に処理を行った。 処理後、織物を通常の方法で湯洗い、
    拡布、130℃で乾燥して仕上加工を行った。

    【0037】加工処理中、泡立ちが大きく布帛の走行が不安定であったが、加工した織物のオリゴマー付着量を測定したところ、330ppmであった。 また、電子顕微鏡による肉視判定では、繊維表面にはオリゴマーの付着は殆どなく得られた織物はオリゴマーによる欠点は見られなかったが、目ヨレなどの物理欠点で不合格となった。

    【0038】以上の実施例1〜2、比較例1〜3の加工結果を表1にまとめて示す。

    【0039】

    【表1】

    【0040】

    【発明の効果】ポリエステル繊維製品を染色する際に発生するオリゴマーを染色浴中に効果的に分散し、染物への再付着を防止するため、オリゴマー付着による加工欠点のない良好な品位の製品が得られる。 また、従来法で問題のあった泡による走行トラブルが軽減され、酸性染色浴での処理が可能なため、染色同時処理を行うことができ、従来法より時間短縮と工程の単略化が可能になる。

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