首页 / 专利库 / 建筑材料 / 建筑材料 / 绝热材料 / Heat insulating hose and heat insulating member using the same

Heat insulating hose and heat insulating member using the same

阅读:11发布:2024-02-07

专利汇可以提供Heat insulating hose and heat insulating member using the same专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a heat insulating hose of high elasticity capable of exercising high heat insulating effect even when the piping is applied in a curved state.
SOLUTION: A hose body 8 of a heat insulating hose 11 is made of metallocene polyethylene polymerized by using a metallocene catalyst, and formed by connecting an inner tube 3 and an outer tube 7 by means of a spiral partition 6. A polyethylene reinforcement core 4 is wound between an outer face of the inner tube 3 and a heat insulating material 5, and thermally fused to the inner tube 3 and a coating part 10. The heat insulating material 5 made of foam polyethylene is packed inside of a spiral space 9 defined by the inner tube 3, the outer tube 7 and the spiral partition 6, and the heat insulating material 5 is thermally fused to the outer tube 7, the spiral partition 6, the inner tube 3 and the coating part 10.
COPYRIGHT: (C)2002,JPO,下面是Heat insulating hose and heat insulating member using the same专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 内側チューブと外側チューブとを螺旋状仕切壁によって連結することにより螺旋状空間を設けた合成樹脂製のホース本体と、 螺旋状空間部に充填された断熱材と、 螺旋状空間部内において内側チューブの外側面と断熱材との間に捲回された合成樹脂製の補強芯線とを有する断熱ホースであって、 ホース本体が、メタロセン触媒を用いて重合したメタロセンポリエチレンによって形成されており、補強芯線が、ポリオレフィンによって形成されており、断熱材が発泡ポリエチレンによって形成されており、 それらのホース本体、断熱材、補強芯線が、互いに融着し合っていることを特徴とする断熱ホース。
  • 【請求項2】 請求項1に記載された断熱ホースの両端に、変性オレフィン系のホットメルト接着剤によって、
    ポリオレフィン系の合成樹脂製の口金を取り付けたことを特徴とする断熱部材。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、空調器のドレンホース、各種機器のダクトホース等としての使用可能な断熱ホースに関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来、空調器のドレンホースや各種機器のダクトホースとしては、軟質の塩化ビニル製の断熱ホースが広く使用されている。 図4は、かかる塩化ビニル製の断熱ホースを示したものであり、断熱ホース51のホース本体57は、軟質塩化ビニルによって形成されており、内側チューブ52と外側チューブ53とを螺旋状仕切壁54によって連結した形状を有している。 そして、それらの内側チューブ52、外側チューブ53、螺旋状仕切壁54によって区画された螺旋状の空間に、発泡ポリエチレン製の断熱材55が充填されている。 また、塩化ビニル樹脂で被覆された補強芯線56が、内側チューブ52の外周面に捲回されている。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の断熱ホース51は、内側・外側チューブ52,53
    および螺旋状仕切壁54と断熱材55とが一体化していないため、曲線状に配管施工した場合には、断熱材55
    と内側・外側チューブ52,53や螺旋状仕切壁54との間に空隙が形成されてしまう。 このため、断熱ホース51は、高い断熱効果が得られず、外面に結露現象が生じる等の不具合がある。 また、内側チューブ52と補強芯線56とが一体化していないため、弾性が低く、長期間に亘って曲線状にされた場合には、元の形状に復元せず、再利用しにくい、という欠点もある。 加えて、空調器のドレンホースや各種機器のダクトホースとして用いる場合には、端縁に合成樹脂製の口金(接続部材)等を接着する必要があるが、かかる接着の際に、ホットメルト接着剤を用いて容易、かつ強固に接着することができない、という不具合もある。

    【0004】本発明の目的は、上記従来の塩化ビニル製の断熱ホースが有する問題点を解消し、曲線状に配管施工された場合でも高い断熱効果を発揮することができるとともに、弾性が高く、長期間に亘って曲線状にされた場合でも元の形状に容易に復元する断熱ホースを提供することにある。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】かかる本発明の構成のうち、請求項1に記載された発明の構成は、内側チューブと外側チューブとを螺旋状仕切壁によって連結することにより螺旋状空間を設けた合成樹脂製のホース本体と、
    螺旋状空間部に充填された断熱材と、螺旋状空間部内において内側チューブの外側面と断熱材との間に捲回された合成樹脂製の補強芯線とを有する断熱ホースであって、ホース本体が、メタロセン触媒を用いて重合したメタロセンポリエチレンによって形成されており、補強芯線が、ポリオレフィンによって形成されており、断熱材が発泡ポリエチレンによって形成されており、それらのホース本体、断熱材、補強芯線が、互いに融着し合っていることにある。 メタロセン触媒とは、メタロセン錯体およびアルミオキサンの如く、遷移金属を不飽和環状化合物で挟んだ構造化合物のことをいう。 また、メタロセン触媒を用いて重合したメタロセンポリエチレンとは、
    メタロセン触媒を用いて重合したポリエチレン、またはその変性物、あるいはそれらの合成樹脂と他の合成樹脂(メタロセン触媒以外の触媒を用いて重合したポリエチレンを含む)との共重合体もしくは混合物のことであり、他の触媒(たとえば、チーグラー−ナッタ系の触媒)を用いて重合したポリエチレンと比較して低い融点(約50〜90℃)を有するポリエチレンのことである(なお、メタロセン触媒以外の触媒を用いて重合したポリエチレンの融点は、一般的に、約80〜120℃である)。 ホース本体を形成するメタロセンポリエチレンの融点が約60〜70℃であると、ホットメルト接着剤を使用してホース本体の端縁に口金(接続部材)等を接着する場合の接着性が良好となるので好ましい。 また、重合条件等を調整することにより、約0.81〜0.95
    g/cm 3密度を有するメタロセンポリエチレンが得られるが、ホース本体を形成するメタロセンポリエチレンの密度が約0.85〜0.91g/cm 3であると、
    断熱ホースの可撓性および耐熱性がきわめて良好となるので好ましい。 密度が0.85g/cm 3を下回ると、
    断熱ホースの耐熱性が不十分なものとなり、密度が0.
    91g/cm 3を下回ると、断熱ホースの可撓性が悪化する。 一方、メタロセンポリエチレンとして、ポリエチレンと他の合成樹脂の共重合体を用いる場合には、他の合成樹脂の混合比率が15重量%未満であると好ましい。 他の合成樹脂の混合比率が15重量%以上であると、断熱ホースの弾性が低下するので、好ましくない。

    【0006】請求項2に記載された発明の構成は、請求項1に記載された断熱ホースの両端に、変性オレフィン系のホットメルト接着剤によって、ポリオレフィン系の合成樹脂製の口金を取り付けたことにある。 なお、変性オレフィン系のホットメルト接着剤とは、オレフィンの変性物を主成分としており、熱融着することによって接着物と被接着物とを接着する接着剤のことであり、かかる変性オレフィン系のホットメルト接着剤として、オレフィン−スチレン共重合体を主成分としたホットメルト接着剤等を好適に使用することができる。 また、ポリオレフィン系の合成樹脂とは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリオレフィン系エラストマー等の合成樹脂のことをいう。 なお、メタロセンポリエチレン製の口金を用いると、断熱ホースの端縁との接着強度が一段と高いものになるので好ましい。

    【0007】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の断熱ホースの一実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。

    【0008】[メタロセンポリエチレンの製造]メタロセン触媒を用いて、エチレンを重合することにより、低密度(約0.91g/cm 3 )で分子量分布の狭い軟質のポリエチレン(メタロセンポリエチレン)を得た。 なお、得られたメタロセンポリエチレンの融点を測定したところ、融点は約70℃であった。

    【0009】[断熱ホースの製造]図1は、本発明にかかる断熱ホースの製造方法を示す説明図であり、断熱ホースを製造する場合には、まず、得られたメタロセンポリエチレンを溶融して、成形ノズルから一定幅の帯状に押し出し、成形用の回転軸2上に螺旋状に捲回することによって、内側チューブ3を形成する。 次に、内側チューブ3上に、ポリプロピレンによって形成された楕円状の断面を有する補強芯線4を、同一ピッチで螺旋状に捲回し、内側チューブ3の外側面に熱融着させる。

    【0010】さらに、上記と同様のメタロセンポリエチレンを溶融して、成形ノズルから一定幅の帯状に押し出し、押し出された帯状材1を回転軸2上に連続的に捲回させるとともに、捲回する帯状材1の片側の端部(a)
    を、先に捲回した内側チューブ3および補強芯線4の上に重ね合わせて熱融着させる。

    【0011】一方、帯状材1の捲回と同時に、帯状材1
    の内側に、ポリエチレンを発泡させた発泡ポリエチレン(断熱材)5を螺旋状に捲回するとともに、発泡ポリエチレン5の外側に帯状材1の片側の中央部分(b)を介在させることによって、螺旋状仕切壁6を形成する。 そして、帯状材1の内面を、発泡ポリエチレン5の外面に熱融着させるとともに、帯状材1の端縁(c)を先に捲回した螺旋状仕切壁6の上端際の外面に一体的に溶着させることにより、一連の外側チューブ7を形成する。

    【0012】図2は、上記した製造方法によって得られた断熱ホースを示したものであり、断熱ホース11は、
    メタロセンポリエチレン製のホース本体8、発泡ポリエチレンからなる断熱材5、およびポリプロピレン製の補強芯線4からなる。 ホース本体8は、内側チューブ3と外側チューブ7とが、螺旋状仕切壁6によって連結されており、それらの内側チューブ3、外側チューブ7、螺旋状仕切壁6によって、螺旋状空間9が区画されている。 また、螺旋状空間9の内部であって内側チューブ3
    の外側面と断熱材5との間には、補強芯線4が捲回されている。 補強芯線4は、外側が被覆部10によって覆われており、内側チューブ3および被覆部10に熱融着した状態になっている。 一方、螺旋状空間9の内部には、
    断熱材5が充填されており、その断熱材5が、外側チューブ7の内面、螺旋状仕切壁6、内側チューブ3の外面、および被覆部10の外面と熱融着した状態になっている。

    【0013】断熱ホース11は、上記の如く、ホース本体8が、メタロセンポリエチレンによって形成されており、補強芯線4が、ポリプロピレンによって形成されており、断熱材5が発泡ポリエチレンによって形成されており、それらのホース本体8、断熱材5、補強芯線4
    が、互いに融着し合っているため、曲線状に配管施工された場合でも、断熱材5とホース本体8の内面との間に空隙ができず、内部の空気層が動かないので、高い断熱効果を発揮することができる。 その上、ホース本体8と断熱材5と補強芯線4とが一体になって高い弾性を発揮するため、屈曲が繰り返された場合でも変形したりしない。 また、ホース本体8と断熱材5と補強芯線4との融着強度がきわめて高いので、非常に高い弾性を発揮することができ、長期間に亘って曲線状にされた場合でも元の形状に復元するので、容易に再利用することができる。

    【0014】また、得られた断熱ホース11の両端に、
    オレフィン−スチレン共重合体を主成分とした変性オレフィン系のホットメルト接着剤によって、図3の如く、
    ポリオレフィン系の合成樹脂製の接続用口金12,12
    を取り付けることによって、エアーコンディショナーのドレンホース(断熱部材)13を製造した。 かかるドレンホース13の製造においては、断熱ホース11のホース本体8がメタロセンポリエチレンによって形成されており、融点が低いので、変性オレフィン系のホットメルト接着剤を利用して、断熱ホース11の端縁に、容易に接続用口金12,12を接着することができる。 したがって、ドレンホース13は、断熱ホース11を利用して、非常に容易に製造することができる。 また、ドレンホース13は、変性オレフィン系のホットメルト接着剤によって、接続用口金12,12が強固に接着されているので、長期間に亘って使用した場合でも、接続用口金12,12が外れたりしない。

    【0015】なお、本発明の断熱ホース、断熱部材の構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、ホース本体、断熱材、補強芯線の材質等の構成を、
    本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更できる。 たとえば、断熱ホースは、補強芯線が被覆部で覆われたものに限らず、補強芯線の外側に断熱材を隣接させたものでも良い。 また、補強芯線は、ポリプロピレン製のものに限定されず、ポリエチレン製のものでも良い。

    【0016】

    【発明の効果】請求項1に記載された断熱ホースは、ホース本体が、メタロセン触媒を用いて重合したメタロセンポリエチレンによって形成されており、補強芯線が、
    ポリオレフィンによって形成されており、断熱材が発泡ポリエチレンによって形成されており、それらのホース本体、断熱材、補強芯線が、互いに融着し合っているため、曲線状に配管施工された場合でも、断熱材とホース本体の内面との間に空隙ができず、内部の空気層が動かないので、高い断熱効果を発揮することができる。 その上、ホース本体と断熱材と補強芯線とが一体になって高い弾性力を発揮するため、屈曲が繰り返された場合でも変形したりしない。 また、ホース本体と断熱材と補強芯線との融着強度がきわめて高いので、非常に高い弾性を発揮することができ、長期間に亘って曲線状にされた場合でも元の形状に復元するので、容易に再利用することができる。 加えて、廃棄する場合に、従来の塩化ビニルを使用した断熱ホースに比べて環境への影響が少ない、
    というメリットもある。 その上、ホース本体がメタロセンポリエチレンによって形成されており、融点が低いため、製造時に、変性オレフィン系のホットメルト接着剤を利用して、断熱ホースの端縁に、容易に合成樹脂製の口金を取り付けて、断熱部材を簡便に製造することができる。

    【0017】請求項2に記載された断熱部材は、ホース本体をメタロセンポリエチレンによって形成した断熱ホースの両端に、変性オレフィン系のホットメルト接着剤によって、ポリオレフィン系の合成樹脂製の口金を取り付けたものであり、口金が強固に接着されているので、
    長期間に亘って使用した場合でも、口金が外れたりしない。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】断熱ホースの製造方法を示す説明図である。

    【図2】断熱ホースを一部切り欠いて示す説明図である。

    【図3】ドレンホース部材を示す説明図である。

    【図4】従来の断熱ホースを示す説明図である。

    【符号の説明】

    1・・帯状材、2・・回転軸、3・・内側チューブ、4
    ・・補強芯線、5・・断熱材(発泡ポリエチレン)、6
    ・・螺旋状仕切壁、7・・外側チューブ、8・・ホース本体、9・・螺旋状空間、10・・被覆部、11・・断熱ホース、12・・接続用口金、13・・断熱部材、5
    1・・断熱ホース、52・・内側チューブ、53・・外側チューブ、54・・螺旋状仕切壁、55・・断熱材、
    56・・補強芯線、57・・ホース本体。

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈