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Electric discharge lamp for general-purpose lighting and lighting fixture for general-purpose lighting

阅读:430发布:2021-02-19

专利汇可以提供Electric discharge lamp for general-purpose lighting and lighting fixture for general-purpose lighting专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To reproduce desirable flesh tints of women under illumination, by using lighting fixtures that give chromaticity points existing within an ellipse, of which the center is at (u', v')=(0.2425, 0.4895), the major axis is 0.0068 long, the minor axis is 0.0037 long, and the inclination of the major axis from the u' axis is 40 degrees in a chromaticity diagram. CONSTITUTION:In order to define a chromatic domain for desirable flesh tints of Japanese women under an illuminating light, arbitrary flesh tints (complexions of a model) are created by the use of a variable-light-color device and the flesh tints of the model are observed by evaluators. Then chromaticity points of the tint-testing color No.15 for calculating color rendering indices under an illuminating light emitted from a lighting fixture are transformed to chromaticity points of colors under the standard light CIE D6 by the use of the CIS chromatic adaptation formula. As a result, such lighting fixtures for general use are defined as to be desirable that give chromaticity points existing within an ellipse 2, of which the center is at (u', v')=(0.2425, 0.4895), the major axis is 0.0068 long, the minor axis is 0.0037 long, and the inclination of the major axis from the u' axis is 40 degrees on the CIE1976 u' v' chromaticity diagram.,下面是Electric discharge lamp for general-purpose lighting and lighting fixture for general-purpose lighting专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 放電ランプ光下のJIS Z 8726-1990 の演色評価数計算用のNo.15の肌色試験色の色度点をCIE色順応式を用いて標準の光CIE D65 光下の色度点に変換したとき、その色度点がCIE 1976 u'v' 色度図上で(u',v')
    = (0.2425,0.4895) を中心として、長軸が0.0068、短軸が0.0037でu'軸からの傾きが40度である楕円範囲内に存在することを特徴とする一般照明用放電ランプ。
  • 【請求項2】 前記放電ランプの光色の色度点は、CIE
    1960 uv 色度図上で黒体軌跡からの色度偏差が -0.005
    よりも大きく+0.010 よりも小さい色度範囲に存在することを特徴とする請求項1記載の一般照明用放電ランプ。
  • 【請求項3】 前記放電ランプの光色の色度点は、CIE
    1960 uv 色度図上で黒体軌跡からの色度偏差が 0 よりも大きく+0.010 よりも小さい色度範囲に存在することを特徴とする請求項1記載の一般照明用放電ランプ。
  • 【請求項4】 前記放電ランプとは、蛍光ランプであって、蛍光体のピーク波長が400nmから430nm、435nmから4
    60nm、500nmから550nm、600nmから635nm、640nmから670
    nmである蛍光体のうち3つ以上の蛍光体との組み合せから構成されたことを特徴とする請求項1、2、または3
    記載の一般照明用放電ランプ。
  • 【請求項5】 前記蛍光体とは、 ピーク波長が400nmから430nmである2価ユーロピウム付活深青色蛍光体、 ピーク波長が435nmから460nmである2価ユーロピウム付活青色蛍光体、 ピーク波長が500nmから550nmであるテルビウム、または、テルビウム・セリウム付活緑色蛍光体、 ピーク波長が600nmから635nmである3価ユーロピウム、
    または、マンガン付活赤色蛍光体、 ピーク波長が640nmから670nmであるマンガン付活深赤色蛍光体であることを特徴とする請求項4記載の一般照明用放電ランプ。
  • 【請求項6】 前記放電ランプとは、蛍光ランプであって、蛍光体のピ−ク波長が400nmから430nm、435nmから460nm、470nmから495nm、500nmから550nm、600n
    mから635nm、640nmから670nmである蛍光体のうち4つ以上の蛍光体との組み合せから構成されたことを特徴とする請求項1、2、または3記載の一般照明用放電ランプ。
  • 【請求項7】前記放電ランプとは、 ピ−ク波長が400nmから430nmである2価ユ−ロピウム付活深青色蛍光体、 ピ−ク波長が435nmから460nmである2価ユ−ロピウム付活青色蛍光体、 ピ−ク波長が470nmから495nmである2価ユ−ロピウム付活青緑色蛍光体、 ピ−ク波長が500nmから550nmであるテルビウム、または、テルビウム・セリウム付活緑色蛍光体、 ピ−ク波長が600nmから635nmである3価ユ−ロビウム、
    または、マンガン付活赤色蛍光体、 ピ−ク波長が640nmから670nmであるマンガン付活深赤色蛍光体であることを特徴とする請求項6記載の一般照明用放電ランプ。
  • 【請求項8】 照明器具から放射される照明光下のJIS
    Z 8726-1990 の演色評価数計算用の肌色試験色No.15の色度点をCIE色順応式を用いて標準の光CIE D65光下の色度点に変換したとき、 その色度点がCIE 1976 u'v' 色度図上で(u',v') = (0.2
    425,0.4895) を中心として、長軸が0.0068、短軸が0.00
    37でu'軸からの傾きが40度である楕円範囲内に存在することを特徴とする一般照明用照明器具。
  • 【請求項9】 照明器具から放射される照明光を反射板または透過板、あるいは反射板と透過板で構成することを特徴とする請求項8記載の一般照明用照明器具。
  • 【請求項10】 照明器具から放射される照明光を複数個のランプから構成することを特徴とする請求項8記載の一般照明用照明器具。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、肌色の再現色を一定の色度値内に管理することにより好ましい肌色を色再現する一般照明用の放電ランプ及び照明器具に関する。

    【0002】

    【従来の技術】現在、照明ランプは大きく分けて白熱電球、蛍光ランプ、高輝度放電ランプがある。 このうち、
    蛍光ランプはランプ効率が高く経済的であるため、特に、日本では普及されている。

    【0003】しかしながら、蛍光ランプは、色の見え方が白熱電球や昼光と比べて劣ることから蛍光ランプの演色性について多くの研究がなされている。

    【0004】演色性とは、色の見え方に及ぼす光源の性質である。

    【0005】光源の演色性を定量的に評価する方法としては、「色の見え方の忠実性の評価方法」がある。

    【0006】これは、対象とするランプが基準光に比べ、どの程度忠実に色を再現しているかを定量的に評価する方法で、現在JIS Z 8726「光源の演色性評価方法」
    で規定されてあり、平均演色評価数Raの数値で表わされている。

    【0007】現在、照明ランプの開発もこの平均演色評価数Raの向上と明るさ効率の向上を目標に開発されている。

    【0008】一方、色の見え方の忠実性の評価の他に、
    「色の見え方の好ましさの評価方法」について、最近研究が進められている。

    【0009】この方法は、対象とするランプが基準光と比較すると色ずれを起こしているが、その色ずれが好ましい方向へのずれか、好ましくない方向へのずれかを定量的に評価する方法である。

    【0010】この色の見え方の好ましさの評価は、光源の重要な演色特性の一つであるが、現在までまだ標準化された方法は定められておらず、今後の研究課題である。

    【0011】色の見えの好ましさに関しては、人間の肌色や食品の色や木の葉の緑が重要な対象物である。 この中で、食品については展示用ランプのために古くから検討され、現在、食肉展示用照明ランプが広く使用されている。

    【0012】一般家庭内照明光による色の見えの好ましさに関しては、特に人間の肌色が重要な対象物である(たとえば、「アイエルエルユーエム」(Judd,DB,Il
    lum. Engng.,P593-598,(1967)))。 照明光による西洋人の好ましい肌色に関しては、Sanders の実験(Sander
    s,CL,Illum.Engng.,P452-456,(1959))により明らかにされた。

    【0013】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、照明光による日本人の好ましい肌色に関しては、西洋人と比べ、素肌の色や好みの色が異なるため、西洋人の好ましい肌色とは異なることが考えられる。

    【0014】現在、肌色を美しく見せることを目的とした照明ランプは各社で開発されているが、これらのランプでは美しい肌色の色度点は基準光(たとえば、5000K
    の照明ランプに対する基準光は5000K の太陽光)下での肌色の色度点に近いランプであった。

    【0015】そのため、真の意味で日本人の肌色を美しく好ましく見せることを目的とした放電ランプ及び照明器具は未だ存在しない。

    【0016】本発明は上記の課題を解決するために、実験により照明光による日本人女性の好ましい肌色の色度領域を明らかにし、その色度領域から日本人女性の好ましい肌色を色再現するために必要な光源の相対分光分布や照明器具の透過板の分光透過率、反射板の分光反射率を推定し、その相対分光分布をもつ光を放射する放電ランプや照明器具、特に住宅、店舗、オフィスなどの主照明として用いられる一般照明用放電ランプや一般照明用照明器具を提供することを目的とする。

    【0017】

    【課題を解決するための手段】本発明は、放電ランプ光下のJIS Z 8726-1990 の演色評価数計算用のNo.15の肌色試験色の色度点をCIE色順応式を用いて標準の光CIE D
    65 光下の色度点に変換したとき、その色度点がCIE 197
    6 u'v' 色度図上で(u',v') = (0.2425,0.4895) を中心として、長軸が0.0068、短軸が0.0037でu'軸からの傾きが40度である楕円範囲内に存在することを特徴とする一般照明用放電ランプである。

    【0018】又、照明器具から放射される照明光下のJI
    SZ 8726-1990 の演色評価数計算用の肌色試験色No.15
    の色度点をCIE色順応式を用いて標準の光CIE D65 光下の色度点に変換したとき、その色度点がCIE 1976 u'v'
    色度図上で(u',v') = (0.2425,0.4895) を中心として、
    長軸が0.0068、短軸が0.0037でu'軸からの傾きが40度である楕円範囲内に存在することを特徴とする一般照明用照明器具である。

    【0019】

    【作用】まず、照明光による日本人女性の好ましい肌色の色度領域を求めた実験及び結果について説明する。

    【0020】照明光による日本人女性の好ましい肌色の色度領域を明らかにするために、光色可変装置を用いて任意の肌色(モデルの顔色)を作り出し、モデルの肌色を評価者に観測させた。

    【0021】ここで、光色可変装置とは、コンピュータにより深赤色、緑色、青色の3種類の蛍光ランプの光出を制御することにより、任意の光色を作り出すことが出来る装置である。

    【0022】評価者には、「非常に好ましい - 非常に好ましくない」に対して7 段階評価をさせた。

    【0023】照明光によるモデルの肌色は、各モデルに対して40色を作り出した。 モデルの背景光および輝度順応・色順応用照明光はともに6100 Kに設定し、各照明光の輝度は100 cd/m 2で一定とした。

    【0024】モデルは、日本人女性3名(24, 28, 33
    歳) で、ポイントメークなしの普段の化粧とした。

    【0025】評価者は色覚正常な20〜32歳の女性21名である。

    【0026】実験データの解析は、先ず始めに、40色の照明光下での各モデルの肌色に対する21名の評価者の評価データ(7段階の評価結果)に基づいて、7段階評価の各カテゴリー(非常に好ましい〜非常に好ましくない)の心理尺度を算出した。 得られた心理尺度を用いて、40色の照明光下での3名のモデルの肌色(120
    色)それぞれに対する心理評価値を求めた。 次に、12
    0色の肌色の色度点(標準の光D65下に色順応補正後のCIE1976u'v'色度点)の値とそれぞれの色度点に対する心理評価値との相関が高くなる重回帰式を求めた。 図1はCIE1976u'v'色度上において、得られた重回帰式により、高い心理評価値を得た肌色の色度範囲(楕円2)、最も高い心理評価値(最も好ましい肌色)となる色度点1、および種々の一般照明用放電ランプのもとでのJIS Z 8726-1990 による演色性評価数計算用の肌色試験色NO.15(日本人女性の肌色)の色度点(標準の光D6
    5下に色順応補正後)を示す。

    【0027】色度点3は、普通形昼光色蛍光ランプ(Ra7
    4,6500k)、色度点4は、普通形白色蛍光ランプ(Ra61,42
    00K)、色度点5は普通形温白色蛍光ランプ(Ra60,3500
    k)、色度点6は3波長域発光形昼光色蛍光ランプ(Ra88,
    6700k)、色度点7は蛍光ランプD65(Ra98,6500k)、色度点8は演色AAA 昼白色蛍光ランプ(Ra99,5000k)、色度点9は3波長域発光形昼白色蛍光ランプ(Ra88,5000k)、
    色度点10は演色AA白色蛍光ランプ(Ra91,4500k)、色度点11は3波長域発光形電球色蛍光ランプ(Ra88,3000
    k)、色度点12は演色AAA 電球色蛍光ランプ(Ra95,3000
    k)の照明光下でのJIS Z 8726-1990による演色性評価数計算用の肌色試験色No.15 (日本人女性の肌色)の色度点(標準の光D65 下に色順応補正後)を示す。

    【0028】図1の楕円2の色度範囲にある肌色の見え方は、現行の一般照明用放電ランプの照明下での肌色の見え方よりも好ましく見え、差別化される範囲である。

    【0029】なお、色順応補正とは、照明ランプの光色により人間(評価者)の眼の感度が変化するため、標準光のもとでの眼の感度状態にしたときの試験色の見え方に変換することである。

    【0030】この変換をすることにより光色の異なる照明ランプでも色の見え方を比較できる。

    【0031】標準光はCIE (国際照明委員会)が測色用の標準の光として規定しているD65を用いた。

    【0032】標準の光D65 光源下への色順応補正には、
    CIE (国際照明委員会)が推奨しているCIE 色順応式(A Method of Predicting Corresponding Colors unde
    r Different Chromatic and Illuminance Adaptations,
    Pub. CIE 109-1994)を用いた。 また、JIS Z 8726-199
    0 による演色性評価数計算用の肌色試験色No.15 (日本人女性の肌色)は、日本人女性の肌色を実測値に基づいて定められた図2に示す分光放射輝度率をもつ肌色試験色であり、現在、この肌色試験色に基づいて演色計算し肌色の見え方の善し悪しを評価する標準的な肌色試験色としてわが国の照明業界で広く使用されている。

    【0033】図1から明らかなように、照明光による日本人女性の好ましい肌色を再現する一般照明用の放電ランプは開発されていない。

    【0034】本実験から、照明光による日本人女性の好ましい肌色は標準の光D65 下に色順応補正後のCIE 1976
    u'v' 色度図上で(u',v') = (0.2425,0.4895) を中心として、長軸が0.0068、短軸が0.0037でu'軸からの傾きが
    40度である楕円範囲内であることが初めて明らかになった。

    【0035】本発明は上記した楕円範囲内にJIS Z 8726
    -1990 による演色性評価数計算用の肌色試験色No.15
    (日本人女性の肌色)を演色することにより、日本人女性の肌色を好ましく色再現する放電ランプ及び照明器具を提供できる。

    【0036】

    【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。

    【0037】本発明の一実施例として一般照明用の放電ランプとして作成した放電ランプ光下でのJIS Z 8726-1
    990による演色性評価数計算用の肌色試験色No.15 (日本人女性の肌色)の色度点を図3の色度点13から色度点19に示す。

    【0038】図3の色度点13は色温度6800 Kの蛍光ランプ、色度点14は色温度6700 Kの蛍光ランプ、色度点15は色温度6700 Kの蛍光ランプ、色度点16は色温度
    3600Kの蛍光ランプ、色度点17は色温度5100 Kの蛍光ランプ、色度点18は色温度5300 Kの蛍光ランプ、色度点19は色温度6700Kの蛍光ランプでのJIS Z 8726-1990
    による演色性評価数計算用の肌色試験色No.15 (日本人女性の肌色)の色度点(標準の光D65 下に色順応補正後)を示す。

    【0039】標準の光D65 下に色順応補正後の演色評価用肌色試験色No.15の各色度点は、CIE 1976 u'v'色度図上で図3の色度点13から色度点19で示す通り、本実験で求めた照明光による日本人女性の好ましい肌色領域内に再現される。

    【0040】また、それぞれの色度点に演色する蛍光ランプの分光分布を図4から図10に示す。

    【0041】図4は色度点13の蛍光ランプ、図5は色度点14の蛍光ランプ、図6は色度点15の蛍光ランプ、図7は色度点16の蛍光ランプ、図8は色度点17
    の蛍光ランプ、図9は色度点18の蛍光ランプ、図10
    は色度点19の蛍光ランプの相対分光分布を示す。

    【0042】各蛍光ランプの相対分光分布は、400nmから430nm 、435nmから460nm、500nmから550nm、600nmから635nm、640nmから670nm にピーク波長をもつ蛍光体の組み合せにより構成したものである。

    【0043】400nmから430nmの蛍光体は、Sr 2 P 2 O 7 :E
    u 2+ 、435nmから460nmの蛍光体はSr 10 (PO 4 ) 6 Cl 2 :Eu 2+
    (Sr,Ca) 10 (PO 4 ) 6 Cl 2 :Eu 2+ 、(Sr,Ca) 10 (PO 4 ) 6 Cl 2・nB 2 O 3 :
    Eu 2+やBaMg 2 Al 16 O 27 :Eu 2+ 、500nmから550nmの蛍光体は、LaPO 4 :Ce 3+ ,Tb 3+ 、La 2 O 3・0.2SiO 2・0.9P 2 O:Ce 3+ ,Tb
    3+ 、CeMgAl 11 O 19 :Tb 3+やGdMgB 5 O 10 :Ce 3+ ,Tb 3+ 、600nmから635nmの蛍光体は、Y 2 O 3 :Eu 3+ 、GdMgB 5 O 10 :Ce 3+ ,Tb 3+ ,
    Mn 2+やGdMgB 5 O 10 :Ce 3+ ,Mn 2+ 、640nmから670nmにピーク波長をもつ蛍光体はMg 6 As 2 O 11 :Mn 4+や3.5MgO・0.5MgF 2・G
    eO 2 :Mn 4+などがある。

    【0044】本実施例は上記の代表的な蛍光体の組み合せによる数例を実施例として示した。

    【0045】図4及び図9は3つの蛍光体で構成された一例を示すものであり、図4はSr 10 (PO 4 ) 6 Cl 2 :Eu 2+とLa
    PO 4 :Ce 3+ ,Tb 3+と3.5MgO・0.5MgF 2・GeO 2 :Mn 4+の3つの蛍光体を光束比で順に約9:76:15による組み合せで構成した蛍光ランプであり、図9はSr 10 (PO 4 ) 6 Cl 2 :Eu 2+とLaPO
    4 :Ce 3+ ,Tb 3+と3.5MgO・0.5MgF 2・GeO 2 :Mn 4+の3つの蛍光体を光束比で順に約7:76:17による組み合せで構成した蛍光ランプである。 すなわち、蛍光体の光束比率を変化させることで、同一の蛍光体の組み合せでも色温度の異なる蛍光ランプを作成できる。

    【0046】図5、図6、図7、図8は4つの蛍光体で構成した一例を示すものであり、図5はSr 10 (PO 4 ) 6 Cl 2 :
    Eu 2+とLaPO 4 :Ce 3+ ,Tb 3+とY 2 O 3 :Eu 3+と3.5MgO・0.5MgF 2・G
    eO 2 :Mn 4+の4つの蛍光体を光束比で順に約9:75:7:9による組み合せで構成した蛍光ランプであり、図7も図5と同じ蛍光体の組み合せを用いており、すなわち、Sr 10 (P
    O 4 ) 6 Cl 2 :Eu 2+とLaPO 4 :Ce 3+ ,Tb 3+とY 2 O 3 :Eu 3+と3.5MgO・
    0.5MgF 2・GeO 2 :Mn 4+の4つの蛍光体を光束比で順に約4:6
    6:24:6による組み合せで構成した蛍光ランプである。

    【0047】すなわち、4つの蛍光体の組み合せにより構成された蛍光ランプでも、3つの蛍光体の組み合せで構成された蛍光ランプと同様に蛍光体の光束比率を変化させることで、同一の蛍光体の組み合せでも色温度の異なる蛍光ランプを作成できる。 図6及び図8は、図5や図7と種類の異なる蛍光体の組み合せを用いた一例を示すものであり、図6はSr 2 P 2 O 7 :Eu 2+とBaMg 2 Al 16 O 27 :Eu
    2+とLaPO 4 :Ce 3+ ,Tb 3+と3.5MgO・0.5MgF 2・GeO 2 :Mn 4+の4
    つの蛍光体を光束比で順に約1:7:78:14による組み合せで構成した蛍光ランプであり、図8はSr 2 P 2 O 7 :Eu 2+とSr
    10 (PO 4 ) 6 Cl 2 :Eu 2+とLaPO 4 :Ce 3+ ,Tb 3+と3.5MgO・0.5MgF 2
    GeO 2 :Mn 4+の4つの蛍光体を光束比で順に約1:4:77:18による組み合せで構成した蛍光ランプである。

    【0048】すなわち、4つの蛍光体の組み合せにおいても種々の蛍光体を用いていく通りもの組み合せでランプを作成できる。

    【0049】さらに、図10は5つの蛍光体で構成した一例を示すものであり、Sr 2 P 2 O 7 :Eu 2+とSr 10 (PO 4 ) 6 Cl 2 :
    Eu 2+とLaPO 4 :Ce 3+ ,Tb 3+とY 2 O 3 :Eu 3+と3.5MgO・0.5MgF 2・G
    eO 2 :Mn 4+の5つの蛍光体を光束比で順に約0.7:9:75.3:
    1:14による組み合せで構成した蛍光ランプである。

    【0050】上記の図4から図10に示す通り、蛍光体の組み合せの数を色々変化させた場合の実施例を示したが、この他にも色々な組み合せがあることは言うまでもない。

    【0051】また、図5、図6及び図10はともに色温度が6700 Kの蛍光ランプの相対分光分布であり、標準の光D65 下に色順応補正後の演色評価用肌色試験色No.15
    の各色度点は、CIE 1976 u'v'色度図上で図3の色度点14、15、19で示した通りであり、本実験で求めた照明光による日本人女性の好ましい肌色領域内に再現される。 すなわち、同一色温度で日本人女性の好ましい肌色を色再現できる蛍光体の組み合せは幾通りも考えられる。

    【0052】上記以外の蛍光体(ピーク波長は380nmから780nm)に対しても本実験で得られた照明光による日本人女性の好ましい色度領域にJIS Z 8726-1990 による演色性評価数計算用の肌色試験色No.15 (日本人女性の肌色)の色度(標準の光D65 下に色順応補正後)に色再現されれば、本実施例で示した蛍光ランプと同様の効果を得ることができる。

    【0053】つぎに青緑蛍光体を用いた本発明の実施例を示す。 470nmから495nmの蛍光体は、Sr 4 Al 14 O 25 :E
    u 2+ 、BaAl 8 O 13 :Eu 2+ 、2SrO・0.84P 2 O 5・0.16B 2 O 3
    Eu 2+ 、(Ba、Ca、Mg) 10 (PO 46 Cl 2 :Eu 2+などがある。 本実施例は上記に示す蛍光体のうち、Sr 4 Al 14 O 25
    :Eu 2+を用いた一般照明用の6700Kの放電ランプとして作成した放電ランプ光下でのJIS Z 8726-1990による演色性評価数計算用の肌色試験色No.15(日本人女性の肌色)の色度点を図3の色度点20、色度点21に示す。

    【0054】それぞれの色度点に演色する蛍光ランプの分光分布を図11、図12に示す。 図11は色度点20
    の蛍光ランプ、図12は色度点21の蛍光ランプの相対分光分布を示す。 図11はSr 10 (PO 46 Cl 2 :Eu 2+とSr
    4 Al 14 O 25 :Eu 2+とLaPO 4 :Ce 3+ ,Tb 3+と3.5MgO・0.5M
    gF 2 GeO 2 :Mn 4+の4つの蛍光体を光束比で順に約8:11:6
    4:17による組み合せで構成した蛍光ランプであり、図1
    2はSr 10 (PO 46 Cl 2 :Eu 2+とSr 4 Al 14 O 25 :Eu 2+とL
    aPO 4 :Ce 3+ ,Tb 3+とY 2 O 3 :Eu 2+と3.5MgO0.5MgF 2・Ge
    O 2 :Mn 4+の5つの蛍光体を光束比で順に約7:13:61:6:13
    による組み合せで構成した蛍光ランプである。

    【0055】このように、青緑蛍光体を用いてもCIE 19
    76u'v'色度上で図3の色度点20、21で示した通り、
    本実験で求めた照明光による日本人女性の好ましい肌色領域内に再現される。 なお、本実施例では、たまたま、
    青緑蛍光体にSr 4 Al 14 O 25 :Eu 2+を用いたが、他の青緑蛍光体を用いても、また、他の蛍光体の組み合せを用いても、同様の効果を得ることが出来る。

    【0056】また、蛍光ランプの光色の色度点を、CIE
    1960 uv 色度図上で黒体軌跡の色度点からの色度偏差が−0.005よりも大きく+0.010よりも小さい色度範囲に存在させることにより、白壁を白く見せることができ、自然な照明光の光色として一般照明用の蛍光ランプとして適する。

    【0057】さらに、蛍光ランプの光色の色度点を、CI
    E 1960 uv 色度図上で黒体軌跡の色度点からの色度偏差が 0 よりも大きく+0.010よりも小さいの色度範囲に存在させることにより、明るさ効率を高めることができる。

    【0058】ここで、図17に示すように、色度偏差d
    とは、光源の光色の色度点をS(u,v)、この色度点Sから黒体軌跡におろした垂線と黒体軌跡との交点をP(u 0 ,v 0 )
    とするとき、CIE1960uv色度図上での色度点Sと交点Pとの距離SPで定義する。 但し、色度点Sが黒体軌跡より左上側(緑がかった光色側)にある場合に色度偏差は正(d>0)、右上側(赤がかった光色側)にある場合に色度偏差は負(d<0)とした。

    【0059】なお、本実施例の蛍光ランプを肌色以外の食物、草木や花の色の見え方についても検討した結果、
    現在の3波長域発光形蛍光ランプよりも鮮やかにきれいに見え、一般照明用ランプに適していることを確認している。

    【0060】本実施例には、蛍光ランプに対しての数例を紹介したが、高輝度放電ランプに対しても、本実験で得られた照明光による日本人女性の好ましい色度領域に
    JISZ 8726-1990による演色性評価数計算用の肌色試験色
    No.15 (日本人女性の肌色)の色度(標準の光D65 下に色順応補正後)に色再現されるように高輝度放電ランプの相対分光分布を調整すれば、本実施例で示した蛍光ランプと同様の効果を得ることができる。

    【0061】多灯照明されている照明環境において、肌色を照明するための肌色用照明器具によって好ましい肌色を色再現する場合は、主照明光源の色温度に眼が色順応されていると考えて、本実験で得られた照明光による日本人女性の好ましい色度領域にJIS Z 8726-1990による演色性評価数計算用の肌色試験色No.15(日本人女性の肌色)の色度(標準の光D65 下に色順応補正後)に色再現されれば、本実施例で示した蛍光ランプと同様の効果を得ることができる。

    【0062】本発明の一実施例として、ベース照明がD6
    5 光の時、肌色スポット照明用の放電ランプ光下でのJI
    SZ 8726-1990による演色性評価数計算用の肌色試験色N
    o.15(日本人女性の肌色)の色度点(標準の光D65 下に色順応補正しない)を図3の色度点22から色度点24
    に示す。

    【0063】図3の色度点22は色温度6900 Kの蛍光ランプ、色度点23は色温度7500 Kの蛍光ランプ、色度点24は色温度7300 Kの蛍光ランプでのJIS Z 8726-1990
    による演色性評価数計算用の肌色試験色No.15 (日本人女性の肌色)の色度点を示す。 演色評価用肌色試験色N
    o.15の各色度点は、CIE 1976 u'v'色度図上で図3の色度点22から色度点24で示す通り、本実験で求めた照明光による日本人女性の好ましい肌色領域内に再現される。

    【0064】それぞれの色度点に演色する蛍光ランプの分光分布を図13から図15に示す。 図13は色度点2
    2の蛍光ランプ、図14は色度点23の蛍光ランプ、図15は色度点24の蛍光ランプの相対分光分布を示す。

    【0065】図13、図14、図15とも蛍光体の組み合せは、Sr 2 P 2 O 7 :Eu 2+とLaPO 4 :Ce 3+ ,Tb 3+と3.5MgO・0.5M
    gF 2・GeO 2 :Mn 4+の3つの蛍光体の組み合せのものを示し、図13は光束比で順に約4:82:14による組み合せで構成した蛍光ランプであり、図14は光束比で順に約5:
    83:12による組み合せで構成した蛍光ランプであり、図15は光束比で順に約5:82:13による組み合せで構成した蛍光ランプである。

    【0066】また、照明器具に関しては、実施例で示した図4から図12に示した相対分光分布を放射するための反射板や透過板を有する照明器具であれば、照明ランプと同様の効果を得ることができる。

    【0067】図16に本発明の一実施例として一般照明用照明器具を示す。 図16の25は照明器具きょう体、
    26はランプ、27はランプ26の光に応じて透過光2
    8が例えば図4から図12の相対分光分布となるように作られた透過板、28は透過光を示す。 すなわち、26
    のランプより照射された光出力が27の透過板により2
    8の透過光が出力されたとき、28の透過光は図4から図12のような好ましい肌色を再現する相対分光分布となっているのでその透過光で照射されたJIS8726
    −1990による演色性評価数計算用の肌色試験色N
    o. 15は好ましい肌色領域内に再現される。

    【0068】実施例で示した図4や図12のような相対分光分布の放射が一つのランプに限らず、複数個のランプから構成した器具により放射されても同様な効果が得られることは言うまでもない。

    【0069】以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、特に一般照明に重要である黄色人種である日本人女性の肌色に対して、照明光による日本人女性の好ましい肌色を色再現できる。

    【0070】なお、日本人女性の肌色は、黄色人種であるため、日本人女性と同色の肌色を持つ、東洋人女性の肌色についても、本実施例の一般照明用放電ランプを及び一般照明用照明器具を用いれば、好ましい肌色として再現されることは言うまでもない。

    【0071】

    【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
    本発明は上記した楕円範囲内にJIS Z8726-1990 による演色性評価数計算用の肌色試験色No.15 (日本人女性の肌色)を演色することにより、日本人女性の肌色を好ましく色再現する放電ランプ及び照明器具を提供できる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の基本概念となる日本人女性の肌色試験色NO.15の色度図

    【図2】JIS Z 8726-1990による演色性評価数計算用の肌色試験色No.15の分光放射輝度率を示す図

    【図3】本発明の一実施例の放電ランプ光下の日本人女性の肌色試験色NO.15の色度図

    【図4】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの相対分光分布図

    【図5】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの相対分光分布図

    【図6】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの相対分光分布図

    【図7】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの相対分光分布図

    【図8】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの相対分光分布図

    【図9】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの相対分光分布図

    【図10】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの相対分光分布図

    【図11】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの相対分光分布図

    【図12】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの相対分光分布図

    【図13】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの相対分光分布図

    【図14】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの相対分光分布図

    【図15】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの相対分光分布図

    【図16】本発明の一実施例の一般照明用照明器具図

    【図17】色度偏差SPを示す線図

    【符号の説明】

    1 最も好ましい肌色の色度点 2 好ましい肌色領域 3〜24 色度点

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