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Growth of group ii-vi compound semiconductor crystal

阅读:629发布:2020-09-13

专利汇可以提供Growth of group ii-vi compound semiconductor crystal专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To grow a halogen-doped semiconductor crystal by connecting a growth chamber for crystal growth to a reserver to hold a halide of a group II element as a constituent of the grown crystal via a narrow tube and putting group II-VI compound feedstcok polycrystal into the growth chamber while controlling the heating temperature of the reserver. SOLUTION: The growth II-VI compound semiconductor crystals include ZnSe, ZnS, ZnTe, CdTe, CdS and CdSe crystals, while group II element halides for doping include ZnCl2 , ZnI2 , CdCl2 and CdI2 . The figure shown is a conceptual diagram of crystal growth unit; a growth chamber is a quartz tube 12mm in inner diameter and 20cm in length, a reserver is a quartz tube 12mm in inner diameter and 20cm in length, and both the chambers are connected to each other via a narrow tube 2mm in inner diameter and 10cm in length. The growth chamber is loaded with 10g of ZnSe polycrystal, while 0.1g of ZnCl2 is put on the rear end of the reserver. The ampoule is then put into a horizontal tubular oven, the crystal growth section is set at 1,000 deg.C, while the ZnSe at 1,020 deg.C, and a single crystal growth is conducted while controlling the temperature of the ZnCl2 .,下面是Growth of group ii-vi compound semiconductor crystal专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 気相法でII−VI族化合物半導体結晶を成長する方法において、結晶成長を行う成長室と、成長結晶を構成するII族元素のハロゲン化物を収容するリザーバとを細管で連結し、成長室にII−VI族化合物原料多結晶を配置し、リザーバの加熱温度を制御しながら、結晶成長を行うことを特徴とするII−VI族化合物半導体結晶の成長方法。
  • 【請求項2】 前記II族元素のハロゲン化物をリザーバの最低温度部に配置し、該最低温度部を均熱帯に設けたことを特徴とする請求項1記載のII−VI族化合物半導体結晶の成長方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、ZnSe、Zn
    S、CdTe、CdS等のII−VI族化合物半導体結晶を成長する方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】II−VI族化合物半導体結晶の成長方法は、融液成長法、固相成長法、溶液成長法、気相成長法の4種の方法に大きく分類される。 その中で気相成長法には、原料の昇華及び凝結を利用して結晶成長を行う昇華法(PVT法:Physical VapourTransport 法)、及び、ハロゲンと原料を反応させてハロゲン化物を生成し、そのハロゲン化物をを輸送した後、分解して結晶成長を行う化学輸送法(CVT法:Chemical Vapour Trans
    port法)がある。

    【0003】PVT法によるZnSe結晶成長としては、J. Crystal Growth 94 (1989) p.1 〜5 に、石英管に5gのZnSe粉末と、種結晶としてZnSe単結晶とをアンプルに封入し、このアンプルを加熱してZnS
    e粉末側の温度を約1080℃に、種結晶側の温度を約1070℃に保持することにより、種結晶上にZnSe
    結晶を成長させた。 その後、成長ZnSe結晶をZn融液中で熱処理することにより、比抵抗を0.2Ωcm程度まで下げることができたと報告されている。

    【0004】また、CVT法によるZnSe結晶成長としては、J. Crystal Growth 91 (1988) p.639 〜646
    に、石英管にZnSe粉末と、種結晶としてZnSe単結晶に加え、アンプル内容積1cm 3当たり5.4mg
    のヨウ素をアンプルに封入し、このアンプルを加熱してZnSe粉末側の温度を850℃に、種結晶側の温度を840℃に保持することにより、種結晶上にZnSe結晶を成長させた。 この結晶には100〜200ppm程度のヨウ素が含まれているので、この結晶を1070℃
    のZn融液中で130時間熱処理することにより、比抵抗を0.03Ωcm下げることができたと報告されている。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】上記のように、比抵抗が0.03Ωcm程度のZnSe結晶をCVT法で成長できるが、大きな結晶を成長するためには大きなアンプルを使用する必要があるが、この方法はアンプル中にガス対流が発生しやすく、大きなアンプルを使用すると、
    その傾向は一層増加するので、安定な状態で結晶成長を行うことができず、単結晶の育成は不可能であった。

    【0006】一方、アンプル中の対流を抑制するために、アンプル中の原料充填領域と結晶成長領域の中間領域に、気体の対流の発生を抑制するための格子板や細管の束を配置することが提案されたが(特開平5−489
    4号公報参照)、この方法においても大きな結晶を成長するためには、上記の対流抑制手段が存在しない結晶成長領域を大きくする必要があるため、結果的には、この大きな結晶成長領域でガス対流が発生して単結晶の成長を困難にしていた。

    【0007】このガス対流は、アンプル中の温度差によって誘起される自然対流であるが、一般に自然対流の強さの強弱は、以下のグラスホッフ数(Gr)によって規定される。 アンプルが大きくなると、式中のRが大きくなり、グラスホッフ数が大きくなるので、ガス対流が強くなる。 Gr=gβ T3 ΔTρ 2 /μ 2ここで g:重 β T :体膨張係数 R :アンプル直径 ΔT:アンプル内温度差 ρ :ガスの密度 μ :粘性係数

    【0008】ここで、アンプルの内圧を下げてガス密度を下げることができればグラスホッフ数を小さくすることができるので、大型結晶を成長させるために、アンプル内径を大きくしてもグラスホッフ数はあまり大きくならず、自然対流が無い状態で結晶成長が可能となる。 しかし、一般に、ヨウ素を輸送媒体として用いるCVT法でのZnSe結晶成長では内圧が数気圧と高く、自然対流が発生しやすい状態になっているため、アンプル内径を2cm程度にしてもガスの自然対流が問題となる。

    【0009】そこで、本発明は、気相法でII−VI族化合物半導体の結晶成長を行うときの、上記の欠点を解消し、ハロゲンドープ可能な低圧成長方法を提供しようとするものである。

    【0010】

    【課題を解決するための手段】本発明は、気相法でII−
    VI族化合物半導体結晶を成長する方法において、結晶成長を行う成長室と、成長結晶を構成するII族元素のハロゲン化物を収容するリザーバとを細管で連結し、成長室にII−VI族化合物原料多結晶を配置し、リザーバの加熱温度を制御しながら、結晶成長を行うことを特徴とする
    II−VI族化合物半導体結晶の成長方法である。

    【0011】本発明は、前記II族元素のハロゲン化物をリザーバの最低温度部に配置し、該最低温度部を均熱帯に設けたことを特徴とする上記のII−VI族化合物半導体結晶の成長方法である。

    【0012】

    【発明の実施の形態】本発明で成長するII−VI族化合物半導体結晶は、ZnSe、ZnS、ZnTe、CdT
    e、CdS、CdSe等を挙げることができ、前記のII
    族元素のハロゲン化物としては、ZnCl 2 、Zn
    2 、CdCl 2 、CdI 2などを挙げることができる。 また、本発明は、ZnSSeのような3元系II−VI
    族化合物半導体結晶の成長にもの有効に適用することがてきる。

    【0013】本発明において、リザーバ中に配置するII
    族元素のハロゲン化物は、リザーバ中の最低温度部に配置し、この最低温度部には均熱帯を設けることにより、
    結晶成長の再現性をより向上させることができるようになった。 なお、ZnSe結晶成長の場合、結晶成長部の温度は、950〜1150℃程度が好ましい。

    【0014】また、本発明においては、成長室とリザーバとの接合部は、内径が成長室及びリザーバの内径よりも細管にすることが望ましい。 細管の内径は、成長室の内径の10%程度が好ましく、断面積は成長室の1%程度が好ましい。 一般に、リザーバの加熱温度は、成長室より低く設定されるので、原料多結晶がリザーバ内に漏出して析出する恐れがあるが、上記細管を採用することにより、成長室内の原料多結晶蒸気がリザーバ側に多量に漏出することが防止され、リザーバ内部に原料多結晶が凝結することが防止される。

    【0015】図1は、本発明を実施するための成長装置の1例を示した概念図であり、ZnSe単結晶を成長する場合を示したものである。 成長室とリザーバは細管で接続されており、成長室のリザーバ側にはZnSe多結晶が配置されており、円錐形の先端が結晶成長部となる。 また、リザーバの後端部にはZnCl 2が配置されている。 この後端部は、リザーバの最低温度部で均熱帯にすることが望ましい。

    【0016】

    【実施例】

    〔実施例1〕図1の装置を用い、成長室は内径12m
    m、長さ20cmの石英管を用い、先端を尖らせて結晶成長部とした。 リザーバは内径12mm、長さ20cm
    の石英管を用い、長さ10cm、内径2mmの細管を用いて成長室とリザーバとを接続した。 そして、成長室のリザーバ側にはZnSe多結晶原料を10gを配置し、
    リザーバの後端にはZnCl 2を約0.1g配置した。

    【0017】このアンプルを2ゾーンの横型管状炉に投入し、結晶成長部の温度を1000℃、ZnSe多結晶原料の温度を1020℃とし、かつ、リザーバのZnC
    2の加熱温度を表1に示す4種類の温度に調節し、Z
    nCl 2を配置した周辺10cmをリザーバ温度±1℃
    の均熱帯としてZnSe単結晶の成長を行った。 なお、
    それぞれの温度におけるリザーバ内部のZnCl 2蒸気圧及び成長速度を表1に記載した。 結晶成長の期間は1
    0日間とした。

    【0018】

    【表1】

    【0019】得られたZnSe結晶を77Kという低温に保持し、波長325nmのHe−Cdレーザ光を当てて励起させ、下方遷移時に放出される光のPL(フォトルミネッセンス)スペクトルで測定した結果を図2に示した。 図2の(b)はZnCl 2蒸気圧を0.1Tor
    r、(c)は10Torr、(d)は100Torrに調整して成長させたもので、いずれの結晶も2.0eV
    付近に発光が観察された。 なお、同図(a)は蒸気圧を加えなかったものである。 この発光は一般的にSA(セルフアクティブ)発光といわれ、不純物がドーピングされたときに現れるものである。 したがって、リザーバに配置したZnCl 2よりCVT法と比べて低圧でClのドーピングに成功したことが分かる。

    【0020】〔実施例2〕実施例1において、ZnCl
    2の代わりにZnI 2を使用し、リザーバの後端の温度及びリザーバ内のZnI 2蒸気圧及び成長速度を表2に示すように調節した以外は、実施例1と同様にしてZn
    Se単結晶を成長させた。 得られたZnSe結晶の2K
    でのPLスペクトルを測定した結果を図3に示した。 図3の(b)はZnI 2蒸気圧を0.1Torr、(c)
    は1Torrに調整して成長させたもので、いずれの結晶も2.0eV付近にSA発光が観察され、CVT法と比べて低圧でIのドーピングに成功したことが分かる。
    なお、同図(a)は蒸気圧を加えなかったものである。

    【0021】

    【表2】

    【0022】

    【発明の効果】本発明は、上記の構成を採用することにより、昇華法によりII−VI族化合物半導体結晶を成長するときに、ハロゲンのドーピングに成功した。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明で使用した結晶成長装置の1例の概念図である。

    【図2】実施例1でZnCl 2蒸気圧を変化させて成長させたZnSe結晶の光子エネルギーの強度を示したグラフである。

    【図3】実施例2でZnI 2蒸気圧を変化させて成長させたZnSe結晶の光子エネルギーの強度を示したグラフである。

    フロントページの続き (72)発明者 望月 勝美 宮城県仙台市太白区八木山弥生町22−12

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