首页 / 专利库 / 视听技术与设备 / 运动补偿时间滤波 / Filter and filtering method

Filter and filtering method

阅读:718发布:2020-12-09

专利汇可以提供Filter and filtering method专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To improve an image quality by temporally filtering image data after expansion and decoding. SOLUTION: An code inverting circuit 200 to comparator circuits 210 and 212 decide whether a difference value of each pixel of current data Ci and the preceding and subsequent data Fi and Bi is less than a prescribed value (Q/α) or not. Absolute value circuits 206 and 208 to comparator circuits 226 and 228 decide whether the total sums of absolute values of the difference values between the data Ci and the data Fi and Bi are less than a threshold Maeth or not in a macro block unit, and adders 230 and 232 to comparator circuits 242 and 244 decide whether the absolute values of total sums of difference values of the data Ci and the data Fi and Bi are less than a threshold DCth or not in a macro block unit. Only appropriate pixels of macro blocks which are correctly undergone motion compensation are filtered in accordance with the decision results, and an image quality is improved.,下面是Filter and filtering method专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】複数の映像データをBピクチャーおよび他の種類のピクチャーに圧縮し、伸長した前記Bピクチャーを、伸長した前記Bピクチャーの前後のピクチャーを用いてフィルタリングするフィルタ装置であって、 伸長した前記Bピクチャーの画素と、伸長した前記前後のピクチャーの対応する画素との差分の絶対値の総和それぞれを算出する絶対値総和算出手段と、 伸長した前記Bピクチャーの画素と、伸長した前記前後のピクチャーの対応する画素との差分値の総和それぞれを算出する差分値総和算出手段と、 伸長した前記Bピクチャーの画素と、伸長した前記前後のピクチャーの対応する画素との差分値それぞれを算出する差分値算出手段と、 算出した前記絶対値総和および前記差分値総和が所定の第1の条件を満たす場合に、伸長した前記Bピクチャーの画素の内、算出した前記差分値が所定の第2の条件を満たす画素を検出する画素検出手段と、 検出した前記画素に対してのみ、伸長した前記前後のピクチャーの画素を用いたフィルタリングを行うフィルタリング手段とを有するフィルタ装置。
  • 【請求項2】前記画素検出手段は、マクロブロック単位に算出した前記絶対値総和および前記差分値総和それぞれが、所定の閾値以下であることを前記第1の条件とする請求項1に記載のフィルタ装置。
  • 【請求項3】前記画素検出手段は、算出した前記差分値が、対応する量子化値を所定の係数で除算した値以下であることを前記第2の条件とする請求項1に記載のフィルタ装置。
  • 【請求項4】複数の映像データをBピクチャーおよび他の種類のピクチャーに圧縮し、伸長した前記Bピクチャーを、伸長した前記Bピクチャーの前後のピクチャーを用いてフィルタリングするフィルタリング方法であって、 伸長した前記Bピクチャーの画素と、伸長した前記前後のピクチャーの対応する画素との差分の絶対値の総和それぞれを算出し、 伸長した前記Bピクチャーの画素と、伸長した前記前後のピクチャーの対応する画素との差分値の総和それぞれを算出し、 伸長した前記Bピクチャーの画素と、伸長した前記前後のピクチャーの対応する画素との差分値それぞれを算出し、 算出した前記絶対値総和および前記差分値総和が所定の第1の条件を満たす場合に、伸長した前記Bピクチャーの画素の内、算出した前記差分値が所定の第2の条件を満たす画素を検出し、 検出した前記画素に対してのみ、伸長した前記前後のピクチャーの画素を用いたフィルタリングを行うフィルタリング方法。
  • 【請求項5】マクロブロック単位に算出した前記絶対値総和および前記差分値総和それぞれが、所定の閾値以下であることを前記第1の条件とする請求項4に記載のフィルタリング方法。
  • 【請求項6】算出した前記差分値が、対応する量子化値を所定の係数で除算した値以下であることを前記第2の条件とする請求項4に記載のフィルタリング方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、MPEG等の圧縮符号化方式により、前後のピクチャーと相関を有するように圧縮符号化されたBピクチャーを伸長復号した後に、伸長復号されたBピクチャーを、その前後のピクチャーを用いてフィルタリングを行い、映像の品質を高めるフィルタ装置およびフィルタリング方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術および発明が解決しようとする課題】動画の映像データを圧縮符号化するために、離散コサイン変換(DCT)および量子化処理を行うMPEG等の方式が用いられる。 しかしながら、MPEG等の方式ににより圧縮符号化された映像データを伸長復号した場合、ある程度の映像品質の劣化は避けられない。

    【0003】伸長復号後の映像品質の劣化防止は、例えば特開平8−265775号公報に開示されているように、フィルタリングの対象となるピクチャーの伸長復号後の映像データを、他のピクチャーの伸長復号後の映像データを用いて時間的にフィルタリングすることによっても可能である。

    【0004】しかしながら、動画の映像データは必ずしも経時的に連続して変化するとは限らない。 例えば、動画のシーンの境界部分(シーンチェンジ部分)の映像データは、時間的に不連続であり、シーンチェンジ部分で時間的に映像データのフィルタリングを行うと、異なるシーンの映像データが混じり合ってしまい、却って映像の品質が低下してしまう。

    【0005】本発明は、上述の従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、伸長復号後の映像データを時間的にフィルタリングすることにより映像品質を向上させることができるフィルタ装置およびフィルタリング方法を提供することを目的とする。 また、本発明は、動画のシーンの境界部分の映像データに対して時間的なフィルタリングを行っても、異なるシーンの不連続な映像データが混じり合うことに起因する映像品質の劣化が生じないフィルタ装置およびフィルタリング方法を提供することを目的とする。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明に係るフィルタ装置は、複数の映像データをBピクチャーおよび他の種類のピクチャーに圧縮し、伸長した前記Bピクチャーを、伸長した前記Bピクチャーの前後のピクチャーを用いてフィルタリングするフィルタ装置であって、伸長した前記Bピクチャーの画素と、
    伸長した前記前後のピクチャーの対応する画素との差分の絶対値の総和それぞれを算出する絶対値総和算出手段と、伸長した前記Bピクチャーの画素と、伸長した前記前後のピクチャーの対応する画素との差分値の総和それぞれを算出する差分値総和算出手段と、伸長した前記B
    ピクチャーの画素と、伸長した前記前後のピクチャーの対応する画素との差分値それぞれを算出する差分値算出手段と、算出した前記絶対値総和および前記差分値総和が所定の第1の条件を満たす場合に、伸長した前記Bピクチャーの画素の内、算出した前記差分値が所定の第2
    の条件を満たす画素を検出する画素検出手段と、検出した前記画素に対してのみ、伸長した前記前後のピクチャーの画素を用いたフィルタリングを行うフィルタリング手段とを有する。

    【0007】好適には、前記画素検出手段は、マクロブロック単位に算出した前記絶対値総和および前記差分値総和それぞれが、所定の閾値以下であることを前記第1
    の条件とする。

    【0008】好適には、前記画素検出手段は、算出した前記差分値が、対応する量子化値を所定の係数で除算した値以下であることを前記第2の条件とする。

    【0009】本発明に係るフィルタ装置は、例えば、編集により複数の場面(シーン)をつなぎ合わせて1つの番組の映像データとし、MPEG方式により圧縮符号化したIピクチャー、PピクチャーおよびBピクチャーの内、Bピクチャーを伸長復号して得られた画素を、この画素と、前後のピクチャーを伸長復号して得られた対応する画素との加重平均を算出し、時間的にフィルタリングする。

    【0010】本発明に係るフィルタ装置において、絶対値総和算出手段は、例えば、伸長復号したBピクチャーの画素値C iと、伸長復号したその前後のピクチャーの対応する画素値F i ,B iそれぞれとの差分の絶対値の総和(Σ|F i −C i |,Σ|B i −C i |)をマクロブロックごとに算出する。 この差分の絶対値の総和の値は、Bピクチャーと前後のピクチャーとの間の動き補償が適切に行われているか、あるいは、シーンの境界部分(シーンチェンジ部分)における映像の動きの不連続、
    映像の変形および回転等に起因して、Bピクチャーと前後のピクチャーとの間の動き補償が適切に行われていないかを、例えばマクロブロック単位に指標する。

    【0011】差分値総和算出手段は、例えば、伸長復号したBピクチャーの画素値C iと、伸長復号した前後のピクチャーの対応する画素値F i ,B iとの差分の総和(|ΣF i −C i |,|ΣB i −C i |)をマクロブロックごとに算出する。 この差分の総和もまた、Bピクチャーと前後のピクチャーとの間の動き補償が適切に行われているか、あるいは、輝度のシフトおよびシーンチェンジに起因して、Bピクチャーと前後のピクチャーとの間の動き補償が適切に行われていないかを、例えばマクロブロック単位に指標する。

    【0012】差分値算出手段は、例えば、伸長復号したBピクチャーの画素値C iと、伸長復号した前後のピクチャーの対応する画素値F i ,B iとの差分値(|F i
    −C i |,|B i −C i |)を画素ごとに算出する。 この差分は、Bピクチャーと前後のピクチャーとの間の動き補償が適切に行われているか否かを画素単位に指標する。

    【0013】画素検出手段は、例えば、絶対値総和算出手段が算出した絶対値総和(Σ|F i −C i |,Σ|B
    i −C i |)と、所定の閾値Mae thとを比較し、これらの絶対値総和のいずれもか閾値Mae th未満であり、
    差分値総和算出手段が算出した差分値総和(|ΣF i
    i |,|ΣB i −C i |)と、所定の閾値DC thとを比較し、これらの差分値総和のいずれもか閾値DC th未満であるという第1の条件を満たすマクロブロックに含まれ、差分値算出手段が算出した差分値(|F i −C i
    |,|B i −C i |)のいずれもが、量子化値Qを所定の係数αで除算した値(Q/α)未満であるという第2
    の条件を満たす画素を検出する。 フィルタリング手段は、例えば、上記第1の条件および第2の条件を満たすと検出された画素値C iと前後の画素値F i ,B iとを加重平均してフィルタリングを行う。

    【0014】また、本発明に係るフィルタリング方法は、複数の映像データをBピクチャーおよび他の種類のピクチャーに圧縮し、伸長した前記Bピクチャーを、伸長した前記Bピクチャーの前後のピクチャーを用いてフィルタリングするフィルタリング方法であって、伸長した前記Bピクチャーの画素と、伸長した前記前後のピクチャーの対応する画素との差分の絶対値の総和それぞれを算出し、伸長した前記Bピクチャーの画素と、伸長した前記前後のピクチャーの対応する画素との差分値の総和それぞれを算出し、伸長した前記Bピクチャーの画素と、伸長した前記前後のピクチャーの対応する画素との差分値それぞれを算出し、算出した前記絶対値総和および前記差分値総和が所定の第1の条件を満たす場合に、
    伸長した前記Bピクチャーの画素の内、算出した前記差分値が所定の第2の条件を満たす画素を検出し、検出した前記画素に対してのみ、伸長した前記前後のピクチャーの画素を用いたフィルタリングを行う。

    【0015】好適には、マクロブロック単位に算出した前記絶対値総和および前記差分値総和それぞれが、所定の閾値以下であることを前記第1の条件とする。

    【0016】好適には、算出した前記差分値が、対応する量子化値を所定の係数で除算した値以下であることを前記第2の条件とする。

    【0017】

    【発明の実施の形態】 第1実施形態以下、本発明の第1の実施形態を説明する。 図1は、第1の実施形態における本発明に係るフィルタ装置12が適応される伸長復号装置1の構成を示す図である。 図1
    に示すように、伸長復号装置1はデコーダ回路10とフィルタ装置12とから構成される。

    【0018】デコーダ回路10は、これらの構成部分により、例えばMPEG方式により圧縮符号化された圧縮映像データを伸長復号した映像データの内、フィルタ装置12によるフィルタリングの対象となるピクチャーの映像データ(カレントデータ)S10b、カレントデータS10bの直前のピクチャーの映像データ(フォワードデータ)S10a、カレントデータS10bの直後のピクチャーの映像データ(バックワードデータ)S10
    cを、4×8画素のマクロブロックごとにフィルタ装置12に対して出する。

    【0019】また、デコーダ回路10は、カレントデータS10bが、Iピクチャー、PピクチャーおよびBピクチャーのいずれであるか、および、フィルタ装置12
    に入力されているマクロブロックの量子化値Q等を示すピクチャータイプ信号S10dをフィルタ装置12に対して出力する。

    【0020】図2は、図1に示したフィルタ装置12の構成を示す図である。 図2に示すように、フィルタ装置12は、減算回路120,122、絶対値回路(AB
    S)124,126、境界値算出回路(LIMIT)1
    28、判定回路(BCMP)130,132、カウンタ回路134,136、動き補償判定回路(VBCMP)
    138,140およびフィルタ142から構成される。

    【0021】フィルタ装置12は、これらの構成部分により、ピクチャータイプ信号S10dに基づいて、デコーダ回路10に入力された圧縮映像データの内、Bピクチャーに対応する映像データが上記カレントデータS1
    0bとして入力された場合に、フォワードデータS10
    aおよびバックワードデータS10cを用いてカレントデータS10bをフィルタリングし、フィルタリングデータC'として出力する。

    【0022】制御回路144は、デコーダ回路10から入力されたピクチャータイプ信号S10dおよび外部から設定されるデータに基づいて、フィルタ装置12の各構成部分を制御し、境界値算出回路128に量子化値Q、制限値Lおよび制御値αを設定し、動き補償判定回路138,140に対して境界計数VCを設定する。

    【0023】減算回路120は、それぞれデコーダ回路10から入力されたカレントデータS10bの画素の映像データそれぞれから、これに対応するフォワードデータS10aの画素の映像データを減算し、減算結果S1
    20を絶対値回路124に対して出力する。 減算回路1
    20は、それぞれデコーダ回路10から入力されたカレントデータS10bの画素の映像データそれぞれから、
    これに対応するバックワードデータS10cの画素の映像データを減算し、減算結果S122を絶対値回路12
    6に対して出力する。

    【0024】絶対値回路124は、減算回路120から入力された減算結果S120の絶対値を算出し、絶対値S124を判定回路130に対して出力する。 絶対値回路126は、減算回路122から入力された減算結果S
    122の絶対値を算出し、絶対値S126を判定回路1
    32に対して出力する。 境界値算出回路128は、制御回路144から設定された制限値L、量子化値Qおよび制御値αを用いて式1に示す演算を行って境界値BOを生成する。 なお、制御値αおよび制限値Lとしては、例えば実験等により予め求めたカレントデータS10bの画質を向上させるために適した値を設定する。

    【0025】

    【数1】 BO = Min(Q/α,L) …(1) ただし、Min(a,b)は、a,bの内、値が小さい方を示す。

    【0026】判定回路130は、境界値算出回路128
    から入力される境界値BOと、絶対値回路124から入力された絶対値S124とを比較して、絶対値S124
    が境界値BOよりも小さい場合(BO>S124)に判定結果DFを論理値1(真)とし、これ以外の場合には判定結果DFを論理値0(偽)として、カウンタ回路1
    34およびフィルタ142に対して出力する。 判定回路132は、境界値算出回路128から入力される境界値BOと、減算回路126から入力された絶対値S126
    とを比較して、絶対値S126が境界値BOよりも小さい場合(BO>S126)に判定結果DBを論理値1とし、これ以外の場合には判定結果DBを論理値0として、カウンタ回路136およびフィルタ142に対して出力する。

    【0027】判定回路130,132それぞれの判定結果DF,DBは、それぞれカレントデータS10bのその画素の映像データと、フォワードデータS10aおよびバックワードデータS10cの対応する画素の画素データとの間の相関を示しており、これらの論理値1は相関が大きいことを意味し、論理値0は相関が小さいことを意味する。

    【0028】カウンタ回路134は、判定回路130の判定結果DFが論理値1となるカレントデータS10b
    の画素の数をマクロブロックごとに計数し、計数値S1
    34として動き補償判定回路138に対して出力する。
    カウンタ回路136は、判定回路132の判定結果DB
    が論理値1となるカレントデータS10bの画素の数をマクロブロックごとに計数し、計数値S136として動き補償判定回路138に対して出力する。

    【0029】動き補償判定回路138は、計数値S13
    4と境界計数VCとをマクロブロックごとに比較し、計数値S134が境界計数VCよりも小さい場合(VC>
    S134)に判定結果VDFを論理値1とし、これ以外の場合に判定結果VDFを論理値0としてフィルタ14
    2に対して出力する。 動き補償判定回路140は、計数値S136と境界計数VCとをマクロブロックごとに比較し、計数値S136が境界計数VCよりも小さい場合(VC>S136)に判定結果VDBを論理値1とし、
    これ以外の場合に判定結果VDFを論理値0としてフィルタ142に対して出力する。

    【0030】動き補償判定回路138,140において用いられる境界計数VCの値も、カレントデータS10
    bがIピクチャー、PピクチャーおよびBピクチャーのいずれかに応じて、予め実験等により好適なフィルタリング特性を得ることができる値に設定される。 但し、第1の実施形態に示すフィルタ装置12のように、Bピクチャーのみに対してフィルタリングを行う場合には、B
    ピクチャーに対応する1つの値のみでよい。

    【0031】動き補償判定回路138,140の判定結果VDF,VDBは、それぞれカレントデータS10b
    のマクロブロックと、フォワードデータS10aおよびバックワードデータS10cの対応するマクロブロックとの相関、つまり、これらのマクロブロック間でなされた動き補償が適切なものか否かを示しており、判定結果VDF,VDBの論理値1は動き補償が適切であったことを意味し、論理値0は動き補償が不適切であったことを示す。

    【0032】フィルタ142は、フォワードデータS1
    0aおよびバックワードデータS10cまたはこれらのいずれかを用いて、カレントデータS10bをフィルタリングし、フィルタリングデータC'として出力する。
    つまり、フィルタ142は、表1に示すようにフォワードデータS10a、バックワードデータS10cおよびカレントデータS10bを重み付けし、式2に示す演算を行って加重平均を算出する。 なお、表1のいずれの場合にも該当しない場合には、フィルタ142は入力されたカレントデータS10bをそのままフィルタリングデータC'として出力する。

    【0033】

    【数2】 C'=[F×D(S10a) + C×D(S10b) + B×D(S10c) 〕/4 …(2) ただし、D(S10a) ,D(S10b) ,D(S10c) は、それぞれS
    10a〜S10cの画素ごとの映像データの値である。

    【0034】このように、ピクチャー間の映像データの加重平均を算出することは、カレントデータS10bを時間的にローパスフィルタによりフィルタリングすることと等価でありカレントデータS10bをそのまま映像化した場合に比べてノイズ等が少なくなるので画質が向上する。 さらに、表1に示すように重み付けを行うことにより、動き補償が適切に行われなかったマクロブロック間の加重平均および相関が小さい画素間の加重平均の算出によるフィルタリングを防止することができるので、フィルタ装置12によるフィルタリングの結果、フィルタリングデータC'の画質が低下してしまうことはない。

    【0035】

    【表1】 (表1) 論理値 重み付け DVF;DVB;DF ;DB |S10a:S10b:S10c |(F) : (C): (B) 1 ; 1 ; 1 ; 1 | 1 : 2 : 1 1 ; × ; 1 ; 0 | 2 : 2 : 0 1 ; 0 ; 1 ; × | 2 : 2 : 0 × ; 1 ; 0 ; 1 | 0 : 2 : 2 0 ; 1 ; × ; 1 | 0 : 2 : 2 ただし、表1中、×は、don't careを示し、F,C,B
    は、それぞれS10a〜S10cの重み付け計数を示す。

    【0036】 第2実施形態以下、本発明の第2の実施形態を説明する。 第1の実施形態に示した伸長復号装置1のフィルタ装置12(図1,図2)によれば、Bピクチャーから再生されたカレントデータS10bを、フォワードデータS10aおよびバックワードデータS10cを用いてフィルタリングすることにより映像の品質を向上させることができる。

    【0037】しかしながら、伸長復号装置1に入力される圧縮映像データが複数の場面(シーン)を編集した1
    つの番組の映像データを圧縮符号化したものである場合には、シーンの境界部分(シーンチェンジ)の部分で時間方向に不連続が生じる。 従って、カレントデータS1
    0bを、フォワードデータS10aおよびバックワードデータS10cを用いてフィルタリングすると、相関を有さないピクチャー同士のデータが混じり合ってしまう。

    【0038】つまり、フィルタリングデータC'において、シーンチェンジ直前のカレントデータS10bと、
    シーンチェンジ直後のバックワードデータS10cとが、あるいは逆に、シーンチェンジ直後のカレントデータS10bと、シーンチェンジ直前のフォワードデータS10aとが混じることとなり、却ってシーンチェンジ部分の映像データの品質が低下してしまう。 第2の実施形態は、このような不具合を解決するためになされたものであり、伸長復号した映像データに対してフィルタリングを行って品質の向上を図るとともに、シーンチェンジ部分等の部分でフィルタリングを止めて映像品質の劣化を防止するように構成されている。

    【0039】図3は、第2の実施形態における本発明に係るフィルタ装置20の構成を示す図である。 なお、図3においては、ピクチャータイプ信号S10dおよび制御回路114は、説明および図示の簡略化のために省略されている。 図3に示すように、フィルタ装置20は、
    判定部22およびフィルタ部26から構成される。

    【0040】判定部22は、符号反転回路200、加算器202,204、絶対値回路206,208、比較回路(<Q/α)210,212、FIFO214,21
    6、加算器218,222、遅延回路(D)220,2
    24、比較回路(<Mae th )226,228、加算器230,232、遅延回路(D)234,236、絶対値回路238,240、比較回路(<DC th )242,
    244および論理積回路246から構成される。 フィルタ部26は、加算器260,262、加算器264、丸め回路266、FIFO268,270およびセレクタ回路28から構成される。

    【0041】フィルタ装置20は、伸長復号装置1(図1)においてフィルタ装置12(図1,図2)と置換されて用いられ、これらの構成部分により、第1の実施形態に示したフィルタ装置12と同様に、Bピクチャーを伸長復号して得られた画素データ(カレントデータS1
    0a)と、このBピクチャーの前後のピクチャーを伸長復号して得られた対応するピクチャー(フォワードデータS10a,バックワードデータS10b)との加重平均値を算出することにより、カレントデータS10aをフィルタリングする。

    【0042】フィルタ装置20の判定部22において、
    符号反転回路200は、デコーダ回路10から入力されるカレントデータS10b(C i )の符号を反転し、加算器202,204に対して出力する。 加算器202
    は、符号反転回路200から入力される符号が反転されたカレントデータS10a(−C i )とフォワードデータS10a(F i )とを加算し、加算値(F i −C i
    差分値)を絶対値回路206および加算器230に対して出力する。 加算器204は、符号反転回路200から入力される符号が反転されたカレントデータS10b
    (−C i )とバックワードデータS10c(B i )とを加算し、加算値(B i −C i ;差分値)絶対値回路20
    8および加算器232に対して出力する。

    【0043】絶対値回路206は、加算器202から入力される差分値(F i −C i )の絶対値(|F i −C i
    |)を算出し、比較回路210および加算器218に対して出力する。 絶対値回路208は、加算器204から入力される差分値(B i −C i )の絶対値(|B i −C
    i |)を算出し、比較回路212および加算器222に対して出力する。

    【0044】比較回路210は、絶対値回路206が算出した差分値の絶対値(|F i −C i |)と、カレントデータC iおよびフォワードデータF iの量子化に用いられた量子化値Qを所定の係数αで除算した閾値(Q/
    α)とを比較し、差分値の絶対値(|F i −C i |)が閾値(Q/α)未満である場合(条件2を満たす場合)
    に出力信号を論理値1(真)とし、差分値の絶対値(|
    i −C i |)が閾値(Q/α)以上である場合に出力信号を論理値0(偽)としてFIFO214に対して出力する。

    【0045】比較回路212は、絶対値回路208が算出した差分値の絶対値(|B i −C i |)と、カレントデータC iおよびバックワードデータB iの量子化に用いられた量子化値Qを所定の係数αで除算した閾値(Q
    /α)とを比較し、差分値の絶対値(|B i −C i |)
    が閾値(Q/α)未満である場合(条件2を満たす場合)に出力信号を論理値1(真)とし、差分値の絶対値(|B i −C i |)が閾値(Q/α)以上である場合に出力信号を論理値0(偽)としてFIFO216に対して出力する。

    【0046】なお、量子化値Qの除算に用いられる数値αは、フィルタ装置20によりフィルタリング後のS/
    N比の改善量および視覚的主観評価等により決定され、
    例えば、伸長復号装置1に入力される圧縮映像データが、S/N比30dB〜40dBとなるように圧縮符号化されている場合には、ほぼ、10≦Q/α≦30という条件を満たす値となる。

    【0047】FIFO214は、比較回路210の出力信号をバッファリングし、遅延を与えて、比較回路21
    0の出力信号と、比較回路226,228,242,2
    44およびFIFO268,270の出力信号とのタイミングを合わせ、論理積回路246に対して出力する。

    【0048】FIFO216は、比較回路210の出力信号をバッファリングし、遅延を与えて、比較回路21
    0の出力信号と、比較回路226,228,242,2
    44およびFIFO268,270の出力信号とのタイミングを合わせ、論理積回路246に対して出力する。

    【0049】加算器218および遅延回路220は、絶対値回路206から入力される差分値の絶対値(|F i
    −C i |)をマクロブロック単位で累加算し、差分値の絶対値の総和(Σ|F i −C i |)を算出して比較回路226に対して出力する。 加算器222および遅延回路224は、絶対値回路208から入力される差分値の絶対値(|B i −C i |)をマクロブロック単位で累加算し、差分値の絶対値の総和(Σ|B i −C i |)を算出して比較回路228に対して出力する。

    【0050】比較回路226は、加算器218および遅延回路220から入力される差分値の絶対値の総和(Σ
    |F i −C i |)と所定の閾値Mae thとを比較し、差分値の絶対値の総和(Σ|F i −C i |)が閾値Mae
    th未満である(条件1−1を満たす)場合に出力信号を論理値1(真)とし、差分値の絶対値の総和(Σ|F i
    −C i |)が閾値Mae th以上である場合に出力信号を論理値0(偽)とし、論理積回路246に対して出力する。

    【0051】比較回路228は、加算器218および遅延回路220から入力される差分値の絶対値の総和(Σ
    |F i −C i |)と所定の閾値Mae thとを比較し、差分値の絶対値の総和(Σ|F i −C i |)が閾値Mae
    th未満である場合(条件1−1を満たす)に出力信号を論理値1(真)とし、差分値の絶対値の総和(Σ|F i
    −C i |)が閾値Mae th以上である場合に出力信号を論理値0(偽)とし、論理積回路246に対して出力する。

    【0052】なお、閾値Mae thは、量子化値Qの除算に用いられる数値αと同様に、フィルタ装置20によりフィルタリング後のS/N比の改善量および視覚的主観評価等により決定され、例えば、下に示す式3−1,3
    −2に示す条件を満たすように算出され、上記条件1−
    1が満たされる場合には、カレントデータC i 、フォワードデータF iおよびバックワードデータB iの間で、
    編集による映像の変形、回転、および、シーンチェンジ等に起因する動き補償の誤りが生じていないことを意味する。

    【0053】

    【数3】 Mae av =Mae/N …(3−1) Mae avth =Mae th /N …(3−2) 但し、数値Maeは、マクロブロック単位で算出したカレントデータC iと、フォワードデータF iおよびバックワードデータB iとの差分値の絶対値の総和であり、
    Nはマクロブロックの画素数(例えば、64≦N≦25
    6)であり、Mae avthは境界値画素平均(例えば、3
    ≦Mae avth ≦5)である。

    【0054】また、式3−1,式3−2において、画素数Nの値が大きく、差分値の絶対平均値Mae avのばらつきが少ない場合には、境界値画素平均Mae avthの値を小さくする方が、シーンチェンジ部分等において動き補償が正しく行われていないことを正確に検出することができ、画素数Nの値が小さく、差分値の絶対平均値M
    ae avのばらつきが多い場合には、フィルタ部26のフィルタリングによる映像品質向上の効果を得るために、
    境界値画素平均Mae avthの値を大きくする必要がある。

    【0055】加算器230、遅延回路234および絶対値回路238は、加算器202から入力される差分値(F i −C i )をマクロブロック単位で累加算し、差分値の総和の絶対値〔|Σ(F i −C i )〕を算出して比較回路242に対して出力する。 加算器232、遅延回路236および絶対値回路240は、加算器204から入力される差分値(B i −C i )をマクロブロック単位で累加算し、差分値の総和の絶対値〔|Σ(F i
    i )〕を算出して比較回路244に対して出力する。

    【0056】比較回路242は、加算器230、遅延回路234および絶対値回路238か入力される差分値の総和の絶対値〔|Σ(F i −C i )〕と、所定の閾値D
    thとを比較し、差分値の総和の絶対値〔|Σ(F i
    i )〕が閾値DC th未満である場合(条件1−2を満たす場合)に出力信号を論理値1(真)とし、差分値の総和の絶対値〔|Σ(F i −C i )〕が閾値DC th以上である場合に出力信号を論理値0(偽)とし、論理積回路246に対して出力する。

    【0057】比較回路244は、加算器232、遅延回路236および絶対値回路240か入力される差分値の総和の絶対値〔|Σ(B i −C i )〕と、所定の閾値D
    thとを比較し、差分値の総和の絶対値〔|Σ(B i
    i )〕が閾値DC th未満である場合(条件1−2を満たす場合)に出力信号を論理値1(真)とし、差分値の総和の絶対値〔|Σ(B i −C i )〕が閾値DC th以上である場合に出力信号を論理値0(偽)とし、論理積回路248に対して出力する。

    【0058】なお、閾値DC thは、量子化値Qの除算に用いられる数値αおよび閾値Mae thと同様に、フィルタ装置20によりフィルタリング後のS/N比の改善量および視覚的主観評価等により決定され、例えば、式4
    −1,式4−2に示す条件を満たし、上記条件1−2が満たされるということは、カレントデータC i 、フォワードデータF iおよびバックワードデータB iの間で、
    輝度のシフトおよびシーンチェンジ等に起因する動き補償の誤りが生じていないことを意味する。

    【0059】

    【数4】 DC th =DC/N …(4−1) DC avth =DC th /N …(4−2) 但し、数値DCは、マクロブロック単位で算出したカレントデータC iのDCT係数の直流(DC)の絶対値の総和であり、Nはマクロブロックの画素数(例えば、6
    4≦N≦256)であり、DC avthは境界値画素平均(例えば、3≦Mae avth ≦6)である。

    【0060】論理積回路246は、FIFO214,2
    16、比較回路226,228および比較回路242,
    244から入力される信号の全てが論理値1(真)である場合に、出力信号を論理値1(真)とし、セレクタ回路28に対して出力する。

    【0061】フィルタ部26において、加算器260,
    262,264および丸め回路266は、例えば、式5
    に示すカレントデータC i 、フォワードデータF iおよびバックワードデータB iの加重平均値Aを算出する演算により、カレントデータC iに対してフィルタリング処理を行い、FIFO268に対して出力する。

    【0062】

    【数5】 A=(2C i +F i +B i )/4 …(5)

    【0063】なお、式5において、カレントデータC i 、フォワードデータF iおよびバックワードデータB iの重み付けを2:1:1とした理由は、主にハードウェアの構成が簡単になるためである。

    【0064】FIFO268は、加算器260,26
    2,264および丸め回路266から入力される加重平均値Aをバッファリングし、遅延を与えてFIFO21
    4,216、比較回路226,228,242,244
    の出力信号とのタイミングを合わせ、セレクタ回路28
    の入力端子aに対して出力する。 FIFO270は、デコーダ回路10から入力されるカレントデータC iをバッファリングし、遅延を与えてFIFO214,21
    6、比較回路226,228,242,244の出力信号とのタイミングを合わせ、セレクタ回路28の入力端子aに対して出力する。

    【0065】セレクタ回路28は、論理積回路246の出力信号が論理値1(真)である場合に、入力端子aに入力される加重平均値A(式5)を選択し、論理値0
    (偽)である場合に、入力端子bに入力されるカレントデータC iを選択し、フィルタリングデータとして出力する。

    【0066】以下、フィルタ装置20の動作を説明する。 判定部22において、符号反転回路200、加算器202,204、絶対値回路206,208、比較回路210,212およびFIFO214,216は、デコーダ回路10から入力されるカレントデータC i 、フォワードデータF iおよびバックワードデータB iが、上記条件2を満たすか否かを判定し、条件2の判定結果と、他の条件(条件1−1,条件1−2)の判定結果とのタイミングを合わせて論理積回路246に対して出力する。

    【0067】符号反転回路200、加算器202,20
    4、絶対値回路206,208、加算器218,22
    2、遅延回路220,224および比較回路226,2
    28は、デコーダ回路10から入力されるカレントデータC i 、フォワードデータF iおよびバックワードデータB iが、上記条件1−1を満たすか否かを判定し、判定結果を論理積回路246に対して出力する。

    【0068】符号反転回路200、加算器202,20
    4、加算器230,232、遅延回路234,236、
    絶対値回路238,240および比較回路242,24
    4は、デコーダ回路10から入力されるカレントデータC i 、フォワードデータF iおよびバックワードデータB iが、上記条件1−2を満たすか否かを判定し、判定結果を論理積回路246に対して出力する。

    【0069】加算器260,262,264、丸め回路266およびFIFO268は、デコーダ回路10から入力されるカレントデータC i 、フォワードデータF i
    およびバックワードデータB iの加重平均値A(式5)
    を算出することによりカレントデータC iをフィルタリングし、論理積回路246の出力信号(条件1−1、条件1−2および条件2の判定結果)とのタイミングを合わせてセレクタ回路28の入力端子aに対して出力する。 FIFO270は、デコーダ回路10から入力されるカレントデータC iと、論理積回路246の出力信号とのタイミングを合わせてセレクタ回路28の入力端子bに対して出力する。

    【0070】論理積回路246は、上記条件1−1、条件1−2および条件2の全てが満たされている場合にのみ出力信号を論理値1としてセレクタ回路28を制御して、入力端子aに入力される加重平均値Aを選択させ、
    これ以外の場合には入力端子bに入力されるカレントデータC iを選択させ、フィルタリングデータS20として出力させる。

    【0071】以上説明したように、フィルタ装置20によれば、マクロブロックごとに上記条件1−1および条件1−2を判定することにより、マクロブロックそれぞれに対してフィルタリングを行うか否かを決定することができ、正しい動き補償がなされ、フィルタリングに適したカレントデータC iのマクロブロックに対してのみ、適応的にフィルタリングを行うことができるので、
    動き量が偶然にDCTブロック(マクロブロック)の整数倍となる等の非常に稀な場合を除き、正しく動き補償されたマクロブロックのみをフィルタリングすることができる。

    【0072】また、フィルタ装置20によれば、画素ごとに上記条件2を判定することにより、画素それぞれがフィルタリングに適しているか否かを判断して、適応的にきめ細かいフィルタリングを行うことができる。 この結果、DCT処理により生じる映像のモスキートノイズを軽減することができ、映像のS/N比が向上し、さらに、シーンチェンジ部分でのフィルタの誤動作を防ぐことができる。

    【0073】なお、本発明に係るフィルタ装置20の各閾値および係数の値は例示であり、実験等により得られた他の数値に置換することができる。 また、フィルタ装置20の各構成部分は、同等の機能および性能を実現可能であるかぎり、ハードウェア的に構成されるかソフトウェア的に構成されるかを問わず、他の手段に置換可能である。

    【0074】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るフィルタ装置およびフィルタリング方法によれば、伸長復号後の映像データを時間的にフィルタリングすることにより映像品質を向上させることができる。 また、本発明に係るフィルタ装置およびフィルタリング方法によれば、
    動画のシーンの境界部分の映像データに対して時間的なフィルタリングを行っても、異なるシーンの不連続な映像データが混じり合うことに起因する映像品質の劣化が生じない。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】第1の実施形態における本発明に係るフィルタ装置が適応される伸長復号装置の構成を示す図である。

    【図2】図1に示したフィルタ装置の構成を示す図である。

    【図3】第2の実施形態における本発明に係るフィルタ装置の構成を示す図である。

    【符号の説明】

    1…伸長復号装置、10…デコーダ回路、12,20…
    フィルタ装置、120,122…減算回路、124,1
    26…絶対値回路、128…境界値算出回路、130,
    132…判定回路、134,136…カウンタ回路、1
    38…動き補償判定回路、142…フィルタ、144…
    制御回路、22…判定部、200…符号反転回路、20
    2,204,218,222,230,232,26
    0,262,264…加算器、206,208,23
    8,240…絶対値回路、214,216,268,2
    70…FIFO、226,228,242,244…比較回路、246…論理積回路246、266…丸め回路、28…セレクタ回路。

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈