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Video coding and decoding method

阅读:538发布:2022-02-03

专利汇可以提供Video coding and decoding method专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a video coding and decoding method by which PSNR is improved and video quality is improved as a whole. SOLUTION: The video coding method is realized in video data transmitter- receiver 10, 12 to transmit and receive video data via a communication channel and is provided with a step to input channel state information to indicate an error state of the communication channel and a step to adaptively insert redundant information into a data packet sectioned by each syntax by hierarchizing the information based on the channel state information.,下面是Video coding and decoding method专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 通信チャネルを介してビデオデータを送受信するためのビデオデータ送受信装置内で具現されるビデオコーディング方法であって、 通信チャネルのエラー状態を表すチャネル状態情報を入力するステップと、 前記チャネル状態情報に基づいて、シンタックス別に区分されたデータパケット内に冗長情報を階層化して適応的に挿入するステップとを備えることを特徴とするビデオコーディング方法。
  • 【請求項2】 通信チャネルを介してビデオデータを送受信するためのビデオデータ送受信装置内で具現されるビデオコーディング方法であって、 (a)チャネルのエラー状態を表す情報を含めたチャネル状態情報を生成させるステップと、 (b)前記チャネル状態情報に基づき、付加階層の要否を決定するステップと、 (c)前記ステップ(b)において、付加階層が必要でないと決定された場合、映像データ情報及び管理情報を含めた第1階層を構成させるステップと、 (d)前記ステップ(b)において、第2階層のみが必要であると決定された場合には、前記第1階層内の情報に相当する冗長情報を含めた第1補助情報を挿入して、
    第2階層を構成させるステップと、 (e)前記ステップ(b)において、第2階層及び第3
    階層が両方とも必要であると決定された場合には、前記第1階層内の情報に相当する冗長情報を含めた第1補助情報をビデオビットストリームに挿入して第2階層を構成させ、前記第1階層内の情報に相当する他の冗長情報を含めた第2補助情報をビデオビットストリームに挿入して第3階層を構成させるステップとを備えることを特徴とするビデオコーディング方法。
  • 【請求項3】 前記ステップ(b)において、第2階層のみが必要であると決定された場合、または第2階層及び第3階層が両方とも必要であると決定された場合には、第2階層を構成させるに当たって、該当パケットの先頭部分に特定のマーカを付加するステップをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のビデオコーディング方法。
  • 【請求項4】 前記ステップ(b)において、第2階層のみが必要であると決定された場合、または第2階層及び第3階層が両方とも必要であると決定された場合には、付加階層が存することを表す第2フラグビットを挿入するステップをさらに備えることを特徴とする請求項2または3のうちいずれかに記載のビデオコーディング方法。
  • 【請求項5】 前記第1補助情報は、前記第1階層内におけるピクチャデータのコーディング変数に関する情報を含むことを特徴とする請求項2に記載のビデオコーディング方法。
  • 【請求項6】 前記第1補助情報は、コーディングが施されたか否かを表す1つ以上のCODビットを含むことを特徴とする請求項2に記載のビデオコーディング方法。
  • 【請求項7】 前記CODビットは、各マクロブロック当り3ビットからなることを特徴とする請求項6に記載のビデオコーディング方法。
  • 【請求項8】 前記第1補助情報は、マクロブロックの色度の種類を表す1つ以上のMCBPCビットを含むことを特徴とする請求項2に記載のビデオコーディング方法。
  • 【請求項9】 前記MCBPCビットは、コーディングの施されたマクロブロック当り5ビットからなることを特徴とする請求項8に記載のビデオコーディング方法。
  • 【請求項10】 前記第2補助情報は、前記第1階層内におけるピクチャデータのコーディング変数に関する情報を含むことを特徴とする請求項2に記載のビデオコーディング方法。
  • 【請求項11】 前記第2補助情報は、マクロブロックの色度の種類を表すMCBPCビットの数を表示するビットを含むことを特徴とする請求項2に記載のビデオコーディング方法。
  • 【請求項12】 前記MCBPCビットの数を表示するビットは、QCIF当り4ビットからなることを特徴とする請求項11に記載のビデオコーディング方法。
  • 【請求項13】 前記第2補助情報は、コーディングが施されたか否かを表す1つ以上のCODビットを含むことを特徴とする請求項2に記載のビデオコーディング方法。
  • 【請求項14】 前記CODビットは、各マクロブロック当り1ビットからなることを特徴とする請求項13に記載のビデオコーディング方法。
  • 【請求項15】 前記第2補助情報は、マクロブロックの種類を表示するMBタイプビットを含むことを特徴とする請求項2に記載のビデオコーディング方法。
  • 【請求項16】 前記MBタイプビットは、各マクロブロック当り2ビットからなることを特徴とする請求項1
    5に記載のビデオコーディング方法。
  • 【請求項17】 ビデオコーディングを実行するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 (a)チャネルのエラー状態を表示する情報を含めたチャネル状態情報を生成させるステップと、 (b)前記チャネル状態情報に基づいて、付加階層の要否を決定するステップと、 (c)前記ステップ(b)において、付加階層が必要であると決定された場合、映像データ情報及び管理情報を含む第1階層を構成させるステップと、 (d)前記ステップ(b)において、第2階層のみが必要であると決定された場合には、前記第1階層内の情報に相当する冗長情報を含めた第1補助情報を挿入して第2階層を構成させるステップと、 (e)前記ステップ(b)において、第2階層及び第3
    階層が両方とも必要であると決定された場合には、前記第1階層内の情報に相当する冗長情報を含めた第1補助情報を挿入して第2階層を構成させるステップと、前記第1階層内の情報に相当する他の冗長情報を含めた第2
    補助情報を挿入して第3階層を構成させるステップとを備えることを特徴とするビデオコーディングを実行するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  • 【請求項18】 前記ステップ(b)において、第2階層のみが必要であると決定された場合、または第2階層及び第3階層が両方とも必要であると決定された場合には、第2階層を構成させるに当たって、該当パケットの先頭部分に特定のマーカを付加するステップを実行するプログラムをさらに格納することを特徴とする請求項1
    7に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  • 【請求項19】 前記ステップ(b)において、第2階層のみが必要であると決定された場合、または第2階層及び第3階層が両方とも必要であると決定された場合には、付加階層が存することを表す第2フラグビットを挿入するステップを実行するプログラムをさらに格納することを特徴とする請求項17に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  • 【請求項20】 前記第1補助情報は、前記第1階層内におけるピクチャデータのコーディング変数に関する情報を含むことを特徴とする請求項17に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  • 【請求項21】 前記第1補助情報は、コーディングが施されたか否かを表す1つ以上のCODビットを含むことを特徴とする請求項17に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  • 【請求項22】 前記CODビットは、各マクロブロック当り3ビットからなることを特徴とする請求項21に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  • 【請求項23】 前記第1補助情報は、マクロブロックの色度の種類を表す1つ以上のMCBPCビットを含むことを特徴とする請求項17に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  • 【請求項24】 通信チャネルを介してビデオデータを送信するためにビデオデータをエンコーディングするビデオコーディング装置であって、 チャネルのエラー状態を表す情報を含めたチャネル状態情報を入力するチャネル情報入力手段と、 前記チャネル状態情報に基づいて、付加階層の要否を決定する付加階層決定手段と、 映像データ情報及び管理情報を含めた第1階層データフィールドを生成させてビデオビットストリームに挿入し、前記付加階層決定手段で第2階層のみが必要であると決定された場合には、前記第1階層内の情報に相当する冗長情報を含めた第1補助情報を第2階層データフィールドとして第1階層データフィールドが挿入されたビットストリームに挿入し、前記付加階層決定手段で第2
    階層及び第3階層が両方とも必要であると決定された場合には、前記第1階層内の情報に相当する他の冗長情報を含めた第2補助情報を第3階層データフィールドとして第2階層データフィールドが挿入されたビットストリームに挿入するエンコーディング手段とを備えることを特徴とするビデオコーディング装置。
  • 【請求項25】 前記エンコーディング手段は、 第2階層のみが必要であると決定された場合、または第2階層及び第3階層が両方とも必要であると決定された場合に、該当パケットの先頭部分に特定のマーカを付加することを特徴とする請求項24に記載のビデオコーディング装置。
  • 【請求項26】 前記エンコーディング手段は、 第2階層のみが必要であると決定された場合、または第2階層及び第3階層が両方とも必要であると決定された場合には、付加階層が存することを表す第2フラグビットを挿入することを特徴とする請求項24に記載のビデオコーディング装置。
  • 【請求項27】 前記第1補助情報は、前記第1階層内におけるピクチャデータのコーディング変数に関する情報を含むことを特徴とする請求項24に記載のビデオコーディング装置。
  • 【請求項28】 前記第1補助情報は、コーディングが施されたか否かを表す1つ以上のCODビットを含むことを特徴とする請求項27に記載のビデオコーディング装置。
  • 【請求項29】 前記CODビットは、各マクロブロック当り3ビットからなることを特徴とする請求項28に記載のビデオコーディング装置。
  • 【請求項30】 前記第1補助情報は、マクロブロックの色度の種類を表す1つ以上のMCBPCビットを含むことを特徴とする請求項28に記載のビデオコーディング装置。
  • 【請求項31】 通信チャネルを介してビデオデータを送受信するためのビデオデータ送受信装置内で具現されるビデオデコーディング方法であって、 シンタックス別に区分されたデータパケット内に、冗長情報が階層化され適応的に挿入されたビデオビットストリームを入力するステップと、 付加階層の存否といかなる階層が付加されたかに関する情報を識別するステップと、 付加階層に関する情報に基づいて、該当階層をデコーディングするステップとを備えることを特徴とするビデオデコーディング方法。
  • 【請求項32】 通信チャネルを介してビデオデータを送受信するためのビデオデータ送受信装置内で具現されるビデオデコーディング方法であって、 シンタックス別に区分されたデータパケット内に、冗長情報が階層化され適応的に挿入されたビデオビットストリームを入力するステップと、 前記ビデオビットストリームから再同期マーカを検出して第1階層を限定し、且つ前記第1階層内における付加階層の存否を表す第1フラグビットを識別するステップと、 第1フラグビットが、付加階層が存しないことを表示した場合、第1階層をデコーディングするステップと、 第1フラグビットが、付加階層が存することを表示した場合、第2階層の開始を表すマーカを識別するステップと、 第3階層の存否を表す第2フラグビットを識別するステップと、 第2フラグビットが、第3階層が存しないことを表示した場合、第1階層及び第2階層をデコーディングするステップと、 第2フラグビットが、第3階層が存することを表示した場合、第1階層、第2階層及び第3階層をデコーディングするステップとを備えることを特徴とするビデオデコーディング方法。
  • 【請求項33】 ビデオデコーディング方法を実行するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 シンタックス別に区分されたデータパケット内に、冗長情報が階層化され適応的に挿入されたビデオビットストリームを入力するステップと、 前記ビデオビットストリームから再同期マーカを検出して第1階層を限定し、且つ前記第1階層内における付加階層の存否を表す第1フラグビットを識別するステップと、 第1フラグビットが、付加階層が存しないことを表示した場合、第1階層をデコーディングするステップと、 第1フラグビットが、付加階層が存することを表示した場合、第2階層の開始を表すマーカを識別するステップと、 第3階層の存否を表す第2フラグビットを識別するステップと、 第2フラグビットが、第3階層が存しないことを表示した場合、第1階層及び第2階層をデコーディングするステップと、 第2フラグビットが、第3階層が存することを表示した場合、第1階層、第2階層及び第3階層をデコーディングするステップとを備えた過程を実行するプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  • 【請求項34】 エンコーディング済みのビデオデータをデコーディングするビデオデコーディング装置であって、 シンタックス別に区分されたデータパケット内に、冗長情報が階層化され適応的に挿入されたビデオビットストリームを入力するビットストリーム入力手段と、 前記ビデオビットストリームから再同期マーカを検出して第1階層を限定し、前記第1階層内における付加階層の存否を表す第1フラグビットを識別し、第1フラグビットが、付加階層が存することを表示した場合、第2階層の開始を表すマーカを識別し、第3階層の存否を表す第2フラグビットを識別する識別手段と、 第1フラグビットが付加階層が存しないことを表示した場合、第1階層のデコーディングを行い、第2フラグビットが第3階層が存しないことを表示した場合、第1階層及び第2階層のデコーディングを行い、第2フラグビットが第3階層が存することを表示した場合、第1階層、第2階層及び第3階層のデコーディングを行うデコーディング手段とを含むことを特徴とするビデオデコーディング装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオコーディング及びデコーディング方法に係り、特にデータ分割構造を用いるビデオコーディング方法及びデコーディング方法に関する。 また本発明は、前記方法が実行されるビデオコーディング及びデコーディング装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】国際電気通信連合(International Tel
    ecommunication Union:ITU)内のビデオコーディンググループ、所謂スターディグループ16では、H. 32
    Xをはじめとする数多くのテレビ会議に関わった標準を定義してきており、またスターディグループ16下の課題15(Question 15)は最近、所謂H. 263++と呼ばれる進んだビデオコーディング構造に対する開発に取り組んでいる。 H. 263++における最も重要な特徴は、エラーの生じがちの無線チャネルに対するエラー復旧性(error resilient)にある。 今まで多種多様な技術的起案がITU−T内のQ. 15/SG16に提案されている。 中でも、UCLA大学と三星電子(株)が共同して提案したデータ分割及び逆可変長コーディング(reversible variable length coding:RVLC)方法は、H. 263++におけるエラー復旧性の機能を形成する上で有効であると裏付けられている。 このようにH. 263++は、結局エラー復旧性の分野で採択されなかったものの、ITU−T内のQ. 15/SG16のエラー復旧性に関わったセッションにおける最近の多種多様な技術的起案は、このデータ分割及び逆可変長コーディングをベースとしている。 本発明は、このデータ分割に基づく。

    【0003】

    【課題を解決するための手段】本発明が果たそうとする目的は、チャネル状態及びシンタックスの重要度に応じて、冗長ビットを適応的にビデオビットストリームに挿入してエンコーディングを行うビデオコーディング方法を提供することである。

    【0004】本発明が果たそうとする他の目的は、前記ビデオコーディング方法によってエンコーディングされたビデオビットストリームをデコーディングするビデオデコーディング方法を提供することである。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】前記目的を成し遂げるために、本発明の一態様によるビデオコーディング方法は、通信チャネルのエラー状態を表すチャネル状態情報を入するステップと、前記チャネル状態情報に基づき、シンタックス別に区分されたデータパケット内に冗長情報を階層化して適応的に挿入するステップとを含むことを特徴とする。

    【0006】前記目的を成し遂げるために、本発明の他の一態様によるビデオコーディング方法は、(a)チャネルのエラー状態を表す情報を含めたチャネル状態情報を入力するステップと、(b)前記チャネル状態情報に基づき、付加階層の要否を決定するステップとを備える。 前記ビデオコーディング方法は、前記ステップ(b)において、付加階層が必要でないと決定された場合、映像データ情報及び管理情報を含めた第1階層を構成させるステップを行い、前記ステップ(b)において、第2階層のみが必要であると決定された場合には、
    前記第1階層内の情報に相当する冗長情報を含めた第1
    補助情報を挿入して、第2階層を構成させるステップを行う。 また、前記ステップ(b)において、第2階層及び第3階層が両方とも必要であると決定された場合には、前記第1階層内の情報に相当する冗長情報を含めた第1補助情報をビデオビットストリームに挿入して第2
    階層を構成させるステップと、前記第1階層内の情報に相当する他の冗長情報を含めた第2補助情報をビデオビットストリームに挿入して第3階層を構成させるステップとを行う。

    【0007】また、前記ビデオコーディング方法は、前記決定ステップにおいて、第2階層のみが必要であると決定された場合、または第2階層及び第3階層が両方とも必要であると決定された場合には、該当パケットの先頭部分に特定のマーカを付加するステップをさらに備えることが好ましい。

    【0008】また、前記ビデオコーディング方法は、前記ステップ(b)において、第2階層のみが必要であると決定された場合、または第2階層及び第3階層が両方とも必要であると決定された場合には、付加階層が存することを表す第2フラグビットを挿入するステップをさらに備えることが好ましい。

    【0009】また、前記第1補助情報は、前記第1階層内におけるピクチャデータのコーディング変数に関する情報、及びコーディングが行われたか否かを表す1つ以上のCODビットを含むことが好ましい。 前記CODビットは、各マクロブロック当り3ビットからなることが好ましい。 また、前記第1補助情報は、マクロブロックの色度の種類を表す1つ以上のMCBPCビットを含むことが好ましい。 前記MCBPCビットは、コーディング済みのマクロブロック当り5ビットからなることが好ましい。

    【0010】また、前記第2補助情報は、前記第1階層内におけるピクチャデータのコーディング変数に関する情報を含むことが好ましい。 例えば、前記第2補助情報は、マクロブロックの色度の種類を表すMCBPCビットの数を表示するビットを含むことが好ましい。 前記M
    CBPCビットの数を表示するビットは、QCIF当り4ビットからなることが好ましい。 また、前記第2補助情報は、コーディングが行われたか否かを表す1つ以上のCODビットを含むことが好ましい。 前記CODビットは、各マクロブロック当り1ビットからなることが好ましい。 また、前記第2補助情報は、マクロブロックの種類を表すMBタイプビットを含むことが好ましく、さらに前記MBタイプビットは、各マクロブロック当り2
    ビットからなることが好ましい。

    【0011】前記他の目的を成し遂げるために、本発明の一態様によるビデオデコーディング方法は、シンタックス別に区分されたデータパケット内に、冗長情報が階層化され適応的に挿入されたビデオビットストリームを入力するステップと、付加階層の存否といかなる階層が挿入されたかに関する情報を識別するステップと、及び挿入階層に関する情報に基づき、該当階層をデコーディングするステップとを備えることを特徴とする。

    【0012】また、前記他の目的を成し遂げるために、
    本発明の他の一態様によるビデオコーディング方法は、
    シンタックス別に区分されたデータパケット内に、冗長情報が階層化され適応的に挿入されたビデオビットストリームを入力するステップと、前記ビデオビットストリームから再同期マーカを検出して第1階層を限定し、且つ前記第1階層内における挿入階層の存否を表す第1フラグビットを識別するステップとを備える。 また、前記デコーディング方法は、第1フラグビットが付加階層が存しないことを表示した場合、第1階層をデコーディングするステップと、第1フラグビットが付加階層が存することを表示した場合、第2階層の開始を表すマーカを識別するステップとを備える。 また、前記デコーディング方法は、第3階層の存否を表す第2フラグビットを識別するステップと、第2フラグビットが第3階層が存しないことを表示した場合、第1階層及び第2階層をデコーディングするステップと、及び第2フラグビットが第3階層が存することを表示した場合、第1階層、第2階層及び第3階層をデコーディングするステップとを備えることを特徴とする。

    【0013】

    【発明の実施の形態】以下、添付された図面に基づき、
    本発明による望ましい実施形態を詳細に説明する。 図1
    は、本発明によるビデオコーディング方法及び該方法が具現されるビデオデータ送受信システムを示す概略構成図である。 図1を参照すると、本発明によるビデオコーディング方法及び該方法が具現されるビデオデータ送受信システムは、大別して伝送端10と受信端12とで構成される。 送信端10は、H. 263エンコーダ102
    及び第1システム104を備え、また受信端12は、
    H. 263デコーダ126及び第2システム124を備える。

    【0014】かかるシステムの動作につき述べると、先ず伝送端10において、H. 263エンコーダ102はビデオデータをエンコーディングし、第1システム10
    4はエンコーディングされたビデオデータを受け取って、多重化(multiplexing)し、且つ制御情報の付加などを行うことにより、ビデオビットストリームをRF端を介して無線通信チャネルに上乗せる。 無線通信チャネルを介してビデオビットストリームを受け取った受信端12において、第2システム124は多重化解除(demu
    ltiplexing)及び制御情報の抽出を行う。 多重化解除されたエンコーディング済みのビデオビットストリームは、H. 263デコーダ126でデコーディングされる。 一方、例えば、H. 263デコーダ126のデコーディング過程中に、送られてきたビデオビットストリームのエラー情報を含めたチャネル状態情報が抽出される場合がある。 すると、受信端12から、別途のバックチャネルを介して前記チャネル状態情報が発せられる。

    【0015】これにより、伝送端10における第1システム104は、バックチャネルからエンコーディングされたビデオビットストリームの状態を含めたチャネル状態情報を受け取り、該情報に基づき、H. 263エンコーダ102へ、冗長情報の付加された構造を限定できるように制御するための階層制御情報を発する。 H. 26
    3エンコーダ102は、受け取った階層制御情報に基づいて適応的に冗長情報を挿入する。 これにより、チャネル状態に応じて冗長情報の挿入が制御でき、エラーの生じがちの無線チャネルにおけるエラー復旧性が改善される。

    【0016】次に、上記したビデオコデックにて具現可能な本発明によるビデオコーディング及びデコーディング方法について説明する。 図2は、本発明の実施形態によるビデオエンコーディング方法の主なステップを示すフローチャートである。 図2を参照すると、本発明のビデオエンコーディング方法は、チャネルのエラー状態を表す情報を含めたチャネル状態情報を入力するステップ(S202)と、前記チャネル状態情報に基づき、付加階層の要否を決定するステップ(S204)とを備える。 本実施形態においては、ベースラインストリームに対する第1階層と共に、第2階層及び第3階層の付加階層を限定できるようにした。

    【0017】次に、前記ステップ204において、付加階層が必要でないと決定された場合には、第1フラグビットを挿入して付加階層が存しない旨を表示(S21
    0)し、且つ映像データ情報及び管理情報を含めた第1
    階層を構成させる(S212)。 これに対し、ステップ204において、第2階層のみが必要であると決定された場合には、第1フラグビットに付加階層が存する旨を表示し(S224)、且つ第1階層及び第2階層を構成させる(S226、S244)。 また、ステップ204
    において、第2階層及び第3階層が両方とも必要であると決定された場合には、同じく第1フラグビットに付加階層が存する旨を表示し(S224)、且つ第1階層を構成させた後に(S226)、前記第1階層内の情報に相当する冗長情報を含めた第1補助情報、及び前記第1
    階層内の情報に相当する他の冗長情報を含めた第2補助情報を挿入して第3階層を構成させる(S264)。 ここで、第1補助情報及び第2補助情報は、前記第1階層内の情報に相当する冗長情報を含めた方が良い。 また、
    ステップ204において、第2階層のみが必要であると決定された場合、及び第2階層及び第3階層が両方とも必要であると決定された場合には、すなわち、付加階層が必要であると決定された場合には、該当する付加階層の先頭部分に特定のマーカを挿入すれば良い(S22
    2)。 また、第2階層のみを構成させる場合、及び第2
    階層及び第3階層を両方とも構成させる場合には、それぞれ第3階層が存しない旨や第3階層が存する旨を、該当パケットに第2フラグビットを付加することにより表示すれば良い(S242、S262)。

    【0018】以上の方法により、チャネル状態情報に基づいて、シンタックス別に区分されたデータパケット内に冗長情報が階層化され適応的に挿入され、該ビデオビットストリームが出力される(S282)。

    【0019】また、当業者によって予測可能なように、
    エラー復旧性は、パケット内に階層が含まれるにつれて、コーディング効率が犧牲にされながら次第に向上される。 これにより、階層モード(第1階層のみ、第1及び第2階層、第1、2、及び3階層)の選択は、チャネル状態をモニタリングすることによりシステムにおいて完壁に具現可能である。 いかにモードを選択して用いるかは、当業者によって適宜選択可能である。

    【0020】本発明による実施形態においては、単に、
    QCIFシーケンス及び各パケット内の11個のマクロブロックに対して実験を行った。 図3には、上記した本発明の実施形態によるビデオコーディング方法によってエンコーディングされたビットストリーム構造の一例を示してある。

    【0021】図3を参照すると、上記した本発明の実施形態によるビデオコーディング方法によってエンコーディングされたビットストリームは、第1階層のみ、若しくは第1階層+第2階層、若しくは第1階層+第2階層+第3階層の構成であり得る。 第1階層は、付加階層の存否を表す第1フラグビット(Flag1)と、DC、AC
    及びMVなどMPEGに係わる、当業者によく知られている圧縮映像データ情報及びコーディング変数に係わる情報を含めたヘッダビット(header)とで構成される。
    第2階層には、該当パケットの先頭部分に付加された特定のマーカ(marker)と、付加階層が存する旨を表す第2フラグビット(Flag2)が含まれる。 前記第2階層には、さらに前記第1階層内の情報に相当する冗長情報を含めた第1補助情報(Aux Info 1)が含まれる。 そして第3階層には、前記第1階層内におけるピクチャデータのコーディング変数に係わる情報を含めた第2補助情報(Aux Info 2)が含まれる。

    【0022】図4は、図3に示した第2階層に対する構造の一例である。 図4を参照すると、第2階層は、図2
    に基づき説明したように、付加階層が必要であると決定された場合に相当するため、該当する第2階層の先頭部分に特定のマーカ、例えば、この実施形態においては2
    2ビットのマーカ(0000 0000 000000
    00 1100 00)が付加される。 また、前記第2
    階層には、1ビット分の第2フラグビット、及びコーディングが施されたか否かを表す各マクロブロック当り3
    ビット、すなわち、合計33ビットのCODビットが含まれる。 また、第2階層には、マクロブロックの色度の種類を表す各マクロブロック当り5ビットのMCBPC
    (MaCro Block Pattern Chrominance)ビットが含まれる。 MCBPCは、コーディングが施されたか否かに応じて存在することもあれば、存在しないこともあるので、最大55ビットで構成される。

    【0023】図5は、図3に示した第3階層に対する構造の一例である。 図5を参照すると、第3階層は、第2
    補助情報としてマクロブロックの色度の種類を表すMC
    BPCビットの数を表示するビットを含む。 前記MCB
    PCビットの数を表示するビットはQCIF当り4ビットからなることが好ましい。 また、第3階層は、コーディングが施されたか否かを表す各マクロブロック当り各1ビットずつ、すなわち、合計11ビットのCODビットを含む。 また、第3階層は、マクロブロックの種類を表すMBタイプビットを含む。 ここで、前記MBタイプビットは、各マクロブロック当り2ビットからなることが好ましく、コーディングが施されたか否かに応じて存在することもあれば、存在しないこともあるため、最大22ビットで構成される。

    【0024】本発明の実施形態によるビデオコーディング及びデコーディング方法を評価するために、コンピュータシミュレーションを行った。 シミュレーション方法としては、1998年7月、ITU−T Q. 15/S
    G16により発表された、エラープロファイルと、ビットレート及びフレームレートなどのコーディング変数と、PSNR測定、及びエンコーディングされるべきフレームの最小長などに係わる技術的な寄与度を評価するための通常のシミュレーション条件を用いた方法を取った。 このシミュレーション実験では、通常の条件下で、
    48kbps/秒、10fps/秒を期する4つの実験手順に対して950フレームのエンコーディングを行った。 イントラ(INTRA)フレームに対する量子化器の量子化係数は15に設定され、且つスキップ(skip)フレームの枚数は10フレーム/秒に対して2に設定された。 前記実験においては、提案された数多くのエラープロファイルの内、3種類の広帯域CDMAエラープロファイルを選んで用いた。 その特性を下記の表1に示す。

    【0025】

    【表1】

    【0026】表2ないし表5には、初期500枚のデコーディングされたフレームに対して、平均的なピーク対ピーク信号対雑音比(PSNR)をデシベル(dB)単位にて示す。 それぞれの場合、フレーム損失は各エラープロファイルに対して略一定であった。

    【0027】

    【表2】

    【0028】表2には、32kbps/10fpsの第1サンプルシーケンス(Mother and daughter seque
    ncesとも呼ばれる)に対するチャネルのエラー特性別P
    SNRを示してある。

    【0029】

    【表3】

    【0030】表3には、32kbps/10fpsの第2サンプルシーケンス(Containersequencesとも呼ばれる)に対するチャネルのエラー特性別PSNRを示してある。

    【0031】

    【表4】

    【0032】表4には、48kbps/10fpsの第3サンプルシーケンス(Forman sequencesとも呼ばれる)に対するチャネルのエラー特性別PSNRを示してある。

    【0033】

    【表5】

    【0034】表5には、48kbps/10fpsの第4サンプルシーケンス(News sequencesとも呼ばれる)に対するチャネルのエラー特性別PSNRを示してある。

    【0035】表2ないし表5から明らかなように、全てのサンプルシーケンス、エラー特性に対し、H. 263
    +エンコーディングのみの場合、データ分割を適用したエンコーディングの場合、データ分割に第2階層を付加した場合、及びデータ分割に第2階層及び第3階層を付加した場合の順番でそのPSNR値が上がる。 例えば、
    表2の32kbps/10fpsの第1サンプルシーケンス(Mother and daughter sequencesとも呼ばれる)を用いた場合、エラー1の状況下におけるPSNR
    をシミュレーションした結果から明らかなように、既存のH. 263+エンコーディング処理を行った場合には27.34dBであり、データ分割を適用してエンコーディングを行った場合には29.10dBであったのに対し、データ分割に第2階層を付加した場合と、データ分割に第2階層及び第3階層を付加した場合にはそれぞれ30.26dB及び30.87dBに向上される。

    【0036】また、上記したエラー条件下でD1テープによる画質比較などを行った結果、良好なチャネル環境下ではH. 263+標準のみを用いても良好な画質が得られるのに対し、過剰のチャネルエラーが生じうる無線チャネル環境下では、該エラー復旧性が画質にさらなる影響を与えることになり、本発明によるコーディング及びデコーディング方法を適用した場合、エラー性のデコーディングによる致命的なエラー映像の発生頻度が格段に落ちることから、全体として映像品質が向上される。

    【0037】一方、圧縮率及びコーディング効率は、エラー復旧性と逆比例的な関係がある。 従って、一定のビット容量をもつチャネルが与えられると、エンコーディングされたストリームにさらなるエラー復旧性を持たせるには、コーディング効率を犧牲にしてソースエンコーディングされたビットストリームに冗長を付加する必要があり、この場合、圧縮率が落ちる。 ところが、本発明による方法は、上記した特性と共に、速度制御を行いつつも固定長の冗長が取れるという利点がある。 冗長に対するビット数の変化は、所望の速度制御に対する極めて良好な近似化を与える。

    【0038】

    【発明の効果】以上述べたように、本発明によるビデオコーディング及びデコーディング方法は、ビデオコデックにて具現でき、エラーの生じがちのチャネル環境下で、エラーのデコーディングを減少させることによりP
    SNRが改善され、その結果、全体として映像品質が向上される。

    【0039】さらに、上記した本発明によるビデオコーディング及びデコーディング方法は、それぞれビデオコーディング装置及びビデオデコーディング装置にて具現可能である。

    【0040】好ましくは、前記ビデオコーディング装置(図示略)は、チャネル情報入力部、付加階層決定部及びエンコーディング部を備える。

    【0041】前記チャネル情報入力部は、チャネルのエラー状態を表す情報を含めたチャネル状態情報を出力する。 前記付加階層決定部は、前記チャネル状態情報に基づいて、付加階層の要否を決定する。

    【0042】前記エンコーディング部は、映像データ情報及び管理情報を含めた第1階層データフィールドを生成させる。 また、前記エンコーディング部は、前記付加階層決定手段で第2階層のみが必要であると決定された場合、または第2階層及び第3階層が両方とも必要であると決定された場合には、前記第1階層内の情報に該当する冗長情報を含めた第1補助情報を第2階層データフィールドとして第1階層データフィールドに挿入する。
    また、前記エンコーディング部は、前記付加階層決定部で第2階層のみが必要であると決定された場合、または第2階層及び第3階層が両方とも必要であると決定された場合、第1補助情報の挿入された信号に前記第1階層内の情報に該当する他の冗長情報を含めた第2補助情報を挿入する。

    【0043】さらに、好ましくは、前記ビデオデコーディング装置(図示略)は、ビットストリーム入力部と、
    識別部及びデコーディング部を備える。

    【0044】ビットストリーム入力部は、シンタックス別に区分されたデータパケット内に冗長情報が階層化され適応的に挿入されたビデオビットストリームを入力する。 前記識別部は、前記ビデオビットストリームから再同期マーカ(Resync Marker)を検出して第1階層を限定し、且つ前記第1階層内における付加階層の存否を表す第1フラグビットを識別する。 さらに、識別手段は、
    第1フラグビットが付加階層が存する旨を表示した場合、第2階層の開始を表示するマーカを識別する。 さらに、識別手段は、第3階層の存否を表す第2フラグビットを識別する。

    【0045】前記デコーディング部は、第1フラグビットが付加階層が存しない旨を表示した場合、第1階層をデコーディングし、第2フラグビットが第3階層が存しない旨を表示した場合、第1階層及び第2階層をデコーディングする。 さらに、前記デコーディング部は、第2
    フラグビットが、第3階層が存する旨を表示した場合、
    第1階層、第2階層及び第3階層をデコーディングする。

    【0046】さらに、上記した本発明によるビデオコーディング及びデコーディング方法は、コンピュータで実行できるプログラムにて作成可能である。 前記プログラムは、コンピュータ読み取り可能な媒体に記憶可能である。 前記コンピュータ読み取り可能な媒体としては、磁気記録媒体、光記録媒体及びキャリアウェーブ媒体でありうる。 さらに、かかる機能的プログラム、コード及びコードセグメントは、本発明の属する技術分野のプログラマーによって容易に推論可能である。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明によるビデオコーディング及びデコーディング方法が具現されるビデオデータ送受信システムを示す概略構成図である。

    【図2】 本発明の実施形態によるビデオコーディング方法の主なステップを示す流れ図である。

    【図3】 本発明の実施形態によるビデオコーディング方法によってエンコーディングされたビットストリーム構造の一例を示した図である。

    【図4】 図3に示した第2階層に対する構造の一例を示した図である。

    【図5】 図3に示した第3階層に対する構造の一例を示した図である。

    【符号の説明】

    10 伝送端 12 受信端

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