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草刈り機

阅读:1发布:2021-03-20

专利汇可以提供草刈り機专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且【課題】利用者が疲労しにくく、効率良く草刈りができると共に、刈り取った草が車輪に絡みにくくした歩行式の草刈り機を提供する。【解決手段】草刈り手段5が配置されている先端2a側が重い棒状の本体2の中間2cと後端2bとの一方または双方を利用者の手で掴んだ際に、該手と先端2aとの間において、車輪W1,W2を下端に有する支持脚20がほぼ垂直な姿勢の 支点 として上記本体2を支えられる。そのため、本体2の中間2cあるいは後端2bを回転中心として、本体2の先端2a側を平面視で円弧形、ほぼ半円形、あるいはほぼ円形の軌跡を描くように揺動ないし旋回することで、先端2aに取り付けた草刈り手段5によって、雑草を広範囲に効率良く刈り取ることができる。しかも、座金26の厚肉部によって、車輪W1,W2の側面と支持脚20の脚片24との間に、5mm以上の隙間を設けているため、刈り取った草が車輪W1,W2の側面と脚片24との間に挟まらなくなる。【選択図】図1,下面是草刈り機专利的具体信息内容。

  • 棒状の本体(2)と、係る本体(2)の先端(2a)側に取り付けた駆動源(M)を含む草刈り手段(5)と、該草刈り手段(5)の後方における上記本体(2)から垂下した支持脚(20)と、該支持脚(20)の下端に回転自在に取り付けられた車輪(W1,W2)と、上記本体(2)の後端(2b)側および中間(2c)の少なくとも一方に設けた掴み部(7,9)と、を備え、
    上記車輪(W1,W2)は、該車輪(W1,W2)の中心に設けた貫通孔(25)に上記支持脚(20)の下端側に位置する一対の脚片(24,24)間または単一の脚片(24)に水平に取り付けられる回転軸(b,30)が貫通することで、支持脚(20)に回転自在に支持され、
    上記車輪(W1,W2)の側面と上記支持脚(20)の脚片(24)との間には、周辺側の薄肉部(28)と中心側の厚肉部(27)とからなる座金(26)を上記回転軸(b,30)が貫通することで介在させると共に、
    上記座金(26)の厚肉部(27)が脚片(24)側に接近することで、上記車輪(W1,W2)の側面と脚片(24)との間に少なくとも5mm以上の隙間(s)を形成し、且つ上記座金(26)の薄肉部(28)が上記車輪の側面(W1,W2)に個別に接近することで、上記車輪(W1,W2)の貫通孔(軸受け部)(25)を外部から離隔してなる、
    ことを特徴とする草刈り機(1)。
  • 前記支持脚(20)は、前記棒状の本体(2)に対し、昇降可能にして取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の草刈り機(1)。
  • 前記支持脚(20)および車輪(W1,W2)は、平面視で前記本体(2)の軸方向と車輪(W1,W2)の軸方向が平行な姿勢から水平方向に沿って少なくとも90度回転可能にして前記棒状の本体(2)に取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の草刈り機(1)。
  • 说明书全文

    本考案は、比較的少ない労で雑草などを効率良く刈り取れると共に、刈り取った草が車輪に絡みにくくした歩行式の草刈り機に関する。

    近年、兼業農家などが小規模の田畑や家庭菜園など、あるいはこれらの周囲に生い茂る雑草を刈り取るため、棒状の細長い本体を両手で支持したり、あるいは肩にベルト掛けした状態で、該本体の先端に配設したモータにより回転する丸い回転刃や樹脂コードカッタにより雑草を刈り取る歩行式の草刈り機が普及している。
    しかし、前記棒状の本体は、モータとバッテリを内蔵しているので、年配者や女性などの力の弱い利用者にとって重量が大きく、腕や肩などが疲労し易くなり、操作も鈍くなってくる。 そのため、ある程度の面積を連続して草刈りすることは、容易ではなかった。

    草刈り能率を高めるため、台座上に配置したモータにより駆動されるレシプロ刃を先端に備え、該モータの駆動をフレキシブルホースを介してレシプロ刃に動力伝達される一輪手押し式草刈機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
    しかし、上記一輪手押し式草刈機は、一般的な運搬用の一輪車にモータやレシプロ刃を搭載しており、車輪の直径が大き過ぎるため、前記歩行式の草刈り機に適用することは著しく困難であり、しかも、刈り取った草が車輪に絡むおそれもあった。
    また、運搬が容易で変形・分解が可能とするため、先端にモータと回転カッタを設けた第1アームと、後端に操作ハンドルを有する第2アームとを関節部により揺動自在に接続し、かかる関節部近傍の第1アームに扁平なドラム形の車輪ユニットを着脱自在に付設した草刈機も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
    しかし、上記草刈機では、運搬を容易にすべく扁平なドラム形の車輪ユニットを用いているため、凹凸がランダムに分布する場所で用いる前記歩行式の草刈り機に適用し難いと共に、刈り取った草が車輪ユニットに絡み易い問題もあった。

    特開2004−121057号公報(第1〜5頁、図1,2)

    特開2010−29071号公報(第1〜9頁、図1〜4)

    本考案は、背景技術において説明した問題点を解決し、利用者が疲労しにくく、効率良く草刈りできると共に、刈り取った草が車輪に絡みにくくした歩行式の草刈り機を提供する、ことを課題とする。

    課題を解決するための手段および考案の効果

    本考案は、先端側に駆動源を含む草刈り手段を内蔵した棒状の本体における該草刈り手段の後方から下端に車輪を有する支持脚を垂下し、該支持脚の脚片と車輪との間に所定幅以上の隙間を形成し且つ回転軸が貫通する車輪の貫通孔(軸受部)を外部から隔離する、ことに着想して成されたものである。

    即ち、本考案の草刈り機(1)(請求項1)は、棒状の本体(2)と、係る本体(2)の先端(2a)側に取り付けた駆動源(M)を含む草刈り手段(5)と、該草刈り手段(5)の後方における上記本体(2)から垂下した支持脚(20)と、該支持脚(20)の下端に回転自在に取り付けられた車輪(W1,W2)と、上記本体(2)の後端(2b)側および中間(2c)の少なくとも一方に設けた掴み部(7,9)と、を備え、上記車輪(W1,W2)は、該車輪(W1,W2)の中心に設けた貫通孔(25)に上記支持脚(20)の下端側に位置する一対の脚片(24,24)間または単一の脚片(24)に平に取り付けられる回転軸(b,30)が貫通することで、支持脚(20)に回転自在に支持され、上記車輪(W1,W2)の側面と上記支持脚(20)の脚片(24)との間には、周辺側の薄肉部(28)と中心側の厚肉部(27)とからなる座金(26)を上記回転軸(b,30)が貫通することで介在させると共に、前記座金(26)の厚肉部(27)が脚片(24)側に接近することで、上記車輪(W1,W2)の側面と脚片(24)との間に少なくとも5mm以上の隙間(s)を形成し、且つ上記座金(26)の薄肉部(28)が上記車輪の側面(W1,W2)に個別に接近することで、上記車輪(W1,W2)の貫通孔(軸受け部)(25)を外部から離隔してなる、ことを特徴とする。
    尚、上記各符号は、本考案の理解を容易にするために付したものである。

    これによれば、草刈り手段(5)が配置されている先端(2a)側が重い棒状の本体(2)の中間(2c)と後端(2b)との一方または双方を利用者の手で掴んだ際に、該手と先端(2a)との間において、車輪(W1,W2)を下端に有する支持脚(20)がほぼ垂直な姿勢の支点として上記本体(2)を支えられる。 そのため、本体(2)の中間(2c)あるいは後端(2b)を回転中心として、本体(2)の先端(2a)側を平面視で円弧形、ほぼ半円形、あるいはほぼ円形の軌跡を描くように揺動ないし旋回することで、先端(2a)に取り付けた草刈り手段(5)によって、雑草(w)を広範囲に効率良く刈り取ることができる。
    しかも、前記座金(26)の厚肉部(27)によって、車輪(W1,W2)の側面と支持脚(20)の脚片(24)との間に、5mm以上の隙間(s)を設けているため、刈り取った草が車輪(W1,W2)の側面と脚片(24)との間に挟まらなくなる。 更に、前記座金(26)の薄肉部(28)が車輪(W1,W2)の貫通孔(25)を外部から隔離しているので、当該貫通孔(軸受け部)(25)内に刈り取った草(w)が進入しにくくなり、車輪(W1,W2)自体の回転が不可能あるいは困難とならない。
    従って、利用者が疲労しにくく、効率良く草刈りできると共に、刈り取った草(w)が車輪(W1,W2)に絡みにくくした歩行式の草刈り機(1)を提供できる。

    尚、前記駆動源は、モータ(M)あるいはエンジンである。 該モータの付近には、充電可能な電池が配設され、上記エンジンの付近には、燃料容器が内設されている。
    また、前記草刈り手段は、円形の回転刃、直線形の往復(レシプロ)刃、またはロータ(4)の周面に取り付けた樹脂(ポリアミド)コードカッター(5)である。
    更に、前記支持脚(20)は、下端側に逆U字状を呈する左右一対の脚片(24)を有する形態か、あるいは単一の脚片(24)を当該支持脚(20)の中心線に対し、偏寄した位置に垂下させた形態を有する。 左右一対の脚片(24)の形態では、前記座金(26)も一対となり、片持ち式となる単一の脚片(24)の形態では、前記座金(26)は1個あるいは一対(2個)となる。
    加えて、前記車輪(W1,W2)は、硬質樹脂または合成ゴムからなる。 該車輪(W1,W2)の幅は、不規則な凹凸面である田畑や野原などにおいて、作業者を中心に草刈り手段を水平方向に確実に旋回させるため、少なくとも2cm以上、望ましくは4cm以上、より望ましくは6cm以上の幅広とすることが望ましい。 そのため、単一の車輪に限らず、一対の車輪(W1,W2)を併設しても良い。

    また、本考案には、前記支持脚(20)は、前記棒状の本体(2)に対し、昇降可能にして取り付けられている、草刈り機(1)(請求項2)も含まれる。
    これによれば、下端に車輪(W1,W2)を有する支持脚(20)が棒状の本体(2)に対し、昇降可能にして取り付けられているので、利用者の身長などに応じて調整することにより、かかる利用者にとって疲れにくい姿勢を保ちながら、最適の草刈り作業を比較的少ない労力で効果的に行うことが可能となる。
    尚、前記支持脚(20)の上部には、例えば、複数の貫通孔(21,22)または外部に開口する凹みが形成され、これらの何れかに前記本体(2)に固定したパイプ(17)をネジ結合して貫通するボルト(19)の先端を、選択的に進入することで、支持脚(20)と車輪(W1,W2)とを本体(2)に対して昇降可能としている。

    更に、本考案には、前記支持脚(20)および車輪(W1,W2)は、平面視で前記本体(2)の軸方向と車輪(W1,W2)の軸方向が平行な姿勢から水平方向に沿って少なくとも90度回転可能にして上記棒状の本体(2)に取り付けられている、草刈り機(1)(請求項3)も含まれる。
    これによれば、平面視で車輪(W1,W2)の軸方向と前記本体(2)の軸方向とを平行とすることで、本体(2)の中間(2c)あるいは後端(2b)を回転中心として、本体(2)の先端(2a)側を平面視で円弧形、ほぼ半円形、あるいはほぼ円形の軌跡を描くように揺動ないし旋回することで、先端(2a)に取り付けた草刈り手段(5)によって、雑草(w)を広範囲で効率良く刈り取れる。 一方、平面視で車輪(W1,W2)の軸方向と前記本体(2)の軸方向とを直交(90度)させる姿勢とすることで、路面に不規則な凹凸路面であっても、本草刈り機(1)を歩行可能な状態で前方(先端2a側)または後方(後端2c側)へ容易に搬送することができる。

    尚、前記車輪(W1,W2)は、その軸方向を前記棒状の本体(2)の軸方向と平面視で平行となる姿勢で当該本体(2)に前記支持脚(20)を介して取り付けられることで、利用者を中心に草刈り手段(5)を水平方向に沿って揺動・旋回できる。 一方、車輪(W1,W2)の回転軸が棒状の本体(2)の軸方向と平面視で直交する姿勢なるように、本体(2)に対する支持脚(20)の位置を変更することで、歩行式の本草刈り機(1)を前方または後方へ搬送し易くなる。

    本考案の草刈り機を示す斜視図。

    上記草刈り機における本体と支持脚との連結部を示す部分正面図。

    上記支持脚の下端に位置する車輪付近を示す拡大断面図。

    異なる形態の支持脚の下端に位置する車輪付近を示す拡大断面図。

    上記草刈り機の使用状態を示す概略図。

    上記草刈り機の搬送状態を示す概略図。

    以下において、本考案を実施するための形態について説明する。
    図1は、本考案の草刈り機(1)を示す斜視図である。 尚、図1において、左側を前(先)端側と称し、右側を後端側と称するものとし、図5以降でも同様とする。
    草刈り機(1)は、図示1に示すように、細長い棒状の本体(2)と、係る本体(2)の先端(2a)側に取り付けたモータ(駆動源)(M)、ロータ(4)、樹脂コードカッタ(5)を含む草刈り手段と、これらの後方における本体(2)から垂下した支持脚(20)と、該支持脚(20)の下端に回転自在に取り付けた一対の車輪(W1,W2)と、上記本体(2)の中間(2c)および後端(2b)に設けた前後一対の掴み部(7,9)とを備えている。
    本体(2)は、硬質樹脂からなり、先端(2a)側が若干ラッパ状に拡径しており、その内側にモータ(M)とその真上に充電式の電池(B)とを内蔵し、該モータ(M)の回転軸により回転するロータ(4)の外周面には、草刈り用の樹脂(ポリアミド)コードカッタ(5)が少なくとも1本突設されている。 ロータ(4)の後側の上方には、平面視がほぼ円弧形のカバー(3)が先端(2a)の外側に固定されている。

    図1に示すように、前記本体(2)の中間(2c)には、該中間(2c)が貫通する円筒部(6)から上側にほぼ三形状に立設し且つ掴み孔(7a)を内設する掴み部(7)が張り出している。 円筒部(6)には、前記モータ(M)のスイッチ(8)が配置されている。 一方、前記本体(2)の後端(2b)には、側面視でほぼ楕円形で且つ相似形の掴み孔(9a)を内設する掴み部(9)が水平方向に張り出している。
    図1,図2に示すように、本体(2)の先端(2a)の後方には、取付金具(10)を介して、支持脚(20)が垂直姿勢で且つ昇降可能に取り付けられている。 取付金具(10)は、本体(2)が貫通する円形孔(13)を形成する半円部を中央に有する上片(11),下片(12)の平板部(14,15)をボルト(b)・ナット(n)で締結することで、本体(2)の先端(2a)の後方に固定されている。 図2に示すように、下片(12)の平板(15)から垂下した縦片(16)には、円筒形のパイプ(17)が垂直に溶着され、該パイプ(17)の中空部(18)には、支持脚(20)の上部が昇降可能に貫通している。 パイプ(17)の中程には、ハンドル(h)付きのボルト(19)が外側から中空部(18)の中心部に向かって水平にネジ込まれている。

    支持脚(20)には、その軸方向に沿って、複数の孔21,22が1列ずつ開設されている。 図2に示す状態では、ハンドル(h)付きのボルト(19)が何れかの孔21に進入しており、これによって支持脚(20)および車輪(W1,W2)を本体(2)に対して、昇降可能にした固定することができる。 尚、孔(21)の列と孔(22)の列とは、支持脚(20)の径方向の断面で互いに向きが90度ずれている。
    図2,図3に示すように、支持脚(20)の下側には、ほぼ逆U字形を呈する分岐片(23)が固定され、該分岐片(23)から垂下した一対の脚片(24,24)間には、一対の車輪(W1,W2)が回転自在に支持されている。 車輪(W1,W2)は、硬質樹脂からなり、2個を隣接した全体の幅は、約4〜6cmである。

    図3に示すように、車輪(W1,W2)は、その中心部を通る貫通孔(25)にボルト(回転軸)(b)が貫通し、該ボルト(b)の頭は、図3で左側の脚片(24)の内側面に設けた六角柱形の凹部(24a)に嵌合され、上記ボルト(b)の雄ネジ部は、右側の脚片(24)の通孔(24b)を通過し、且つナット(n)とネジ結合している。
    一対の脚片(24)の内側面と車輪(W1,W2)の側面との間には、円盤形の厚肉部(27)と薄肉部(28)とを同心で一体に有する一対の座金(26)が、それらの厚肉部(27)を脚片(24)の内側面に接近させ、且つ中心部にボルト(b)を貫通させて個別に配置されている。 図3に示すように、脚片(24)の内側面と車輪(W1,W2)の側面との間には、各座金(26)の厚肉部(27)により、少なくとも5mm以上の隙間(s)が形成されている。 また、車輪(W1,W2)の貫通孔(軸受部)(25)は、各座金(26)の薄肉部(28)により、外部から離隔されている。

    図4は、異なる形態の車輪(W1,W2)の支持部を示す部分垂直断面図である。
    図4に示すように、支持脚(20)の下側には、水平片(23a)が固定され、該水平片(23a)の一端から垂下した脚片(24)を前記同様に貫通する六角頭付きの回転軸(30)に左右一対の座金(26)を通して、該回転軸(30)の先端に設けた雌ネジ孔(29)に締付ボルト(31)の雄ネジ部(32)をネジ結合することにより、一対の車輪(W1,W2)を回転自在に支持している。 上記脚片(24)とこれに隣接する車輪(W2)との間には、両者間に配設された座金(26)の厚肉部(27)によって、少なくとも5mm以上の隙間(s)が形成されている。 また、車輪(W1,W2)の貫通孔(軸受部)(25)は、各座金(26)の薄肉部(28)により、外部から離隔されている。
    尚、図4で車輪(W1)の左外側面に接して配設される座金(26)は、薄肉部(28)のみからなる形態としても良い。 また、前記支持脚(20)は、その軸心が一対の車輪(W1,W2)間付近を通過するように水平片(23a)に固定される。

    図5は、本草刈り機(1)の使用状態を示す概略図である。 尚、図5以降では、前記車輪(W1,W2)は、車輪(W)と略して示す。
    図5に示すように、利用者(H)は、斜め姿勢とした本体(2)の先端(2a)の後方にほぼ垂直姿勢とした支持脚(20)を介して車輪(W)を取り付けた本草刈り機(1)の中間(2c)および後端(2b)の掴み部(7,9)を両手(h1,h2)で個別に掴むことにより、垂直面での車輪(W)を支点として当該草刈り機(1)を支持できる。 この際、車輪(W)の軸方向は、平面視において本体(2)の軸方向とほぼ平行となるように、予め、支持脚(20)が取付金具(10)の前記パイプ(17)に固定されている。 しかも、支持脚(20)は、予め所定の長(高)さに調整されている。
    かかる姿勢で、前記モータ(M)によってロータ(4)を回転し、その外周面に取り付けた樹脂コードカッタ(5)を遠心力を付けて回転させる。 同時に、本体(2)の中間(2c)の掴み部(7)付近を水平面(平面視)における支点とし、図5中のカーブした二点鎖線の矢印で示すように、後端(2b)を水平方向に沿って円弧形状に繰り返し揺動ないし旋回する。

    これによって、本体(2)の先端(2a)側で回転するロータ(4)と樹脂コードカッタ(5)とが、図5中のカーブした実線の矢印で示すように、水平方向に沿って雑草(w)の根本付近を円弧形状にして繰り返し横切る。 その結果、雑草(w)は、樹脂コードカッタ(5)によって根本付近で切断されて刈り取られる。
    前記のように、掴み部(7,9)を両手(h1,h2)で掴み、且つ先端(2a)側の回転するロータ(4)と樹脂コードカッタ(5)とを水平方向に沿った揺動ないし旋回を繰り返ししつつ、図5中の白抜きの一点鎖線の矢印で示すように、本草刈り機(1)を少しずつ図5の左側(前側)に移動させていく。 その結果、雑草(w)を比較的少ない労力で広範囲にわたり効率良く刈り取ることができ、刈り取り後の地面(GL)上において本草刈り機(1)を容易且つ確実に操作することができる。

    図6は、前記草刈り作業の前後において、本草刈り機(1)を別の草刈り場所や、納屋あるいは軽トラックの荷台などに搬送する状態を示す概略図である。
    予め、前記ハンドル(h)付きボルト(19)を緩めて、支持脚(20)を取付金具(10)のパイプ(17)から引き抜き、水平(円周)方向に沿って90度回転した後、再度支持脚(20)をパイプ(17)の中空部(18)内に貫通させた後、上記ボルト(19)を支持脚(20)における何れかの孔(22)に進入させる。 その結果、図6に示すように、車輪(W)の軸方向は、平面視において本体(2)の軸方向とほぼ直交する向きとなる。

    かかる状態で図6に示すように、利用者(H)は、本体(2)の掴み部(7,9)を両手(h1,h2)で個別に掴み、且つ支持脚(20)および車輪(W)を介して本体(2)の重量の大半を移動可能に支持できる。 その結果、図6中の白抜きの一点鎖線の矢印で示すように、本草刈り機(1)を右(後)側に引っ張りつつ少ない労力で容易に搬送することが可能となる。
    尚、利用者(H)が、本体(2)の掴み部(7,9)を両手(h1,h2)で掴み、且つ掴み部(7,9)間の本体(2)の中間(2c)を脇に抱えることで、本草刈り機(1)を図6の左(前)側へ押しつつ少ない労力で容易に搬送することも可能となる。

    以上のような草刈り機(1)によれば、本体(2)の中間(2c)または後端(2b)を回転中心として、本体(2)の先端(2a)側を平面視で円弧形、ほぼ半円形、あるいはほぼ円形の軌跡を描くように揺動することで、先端(2a)に取り付けた草刈り手段(4,5)により、雑草(w)を広範囲に効率良く刈り取ることができる。
    しかも、前記座金(26)の厚肉部(27)によって、車輪(W)の側面と支持脚(20)の脚片(24)との間に、5mm以上の隙間(s)を設けられるため、刈り取った草が車輪(W1,W2)の側面と脚片(24)との間に挟まらなくなる。 更に、座金(26)の薄肉部(28)が車輪(W1,W2)の貫通孔(25)を外部から隔離しているので、かかる貫通孔(25)内に刈り取った草(w)が進入しにくくなり、車輪(W1,W2)自体の回転が不可能とならない。
    従って、利用者(H)が疲労しにくく、効率良く草刈りできると共に、刈り取った草(w)が車輪(W1,W2)に絡みにくい歩行式の草刈り機(1)が提供できる。

    本考案は、以上において説明した草刈り機(1)に限定されるものではない。
    例えば、前記支持脚(20)は、前記取付金具(10)に限らず、棒状の本体(2)の一部に固定可能な任意の治具を介して、該本体(2)に対し昇降可能に取り付けるようにしても良い。
    また、支持脚(20)の少なくとも上部と前記取付金具(10)のパイプ(17)と中空部(18)とは、断面を互いに相似形の四角形(正方形)としても良い。
    更に、支持脚(20)の前記2列の孔(21,22)に替えて、該支持脚(20)の周面で斜め方向に沿って開口する円弧形の長孔を複数個並列に形成しても良い。
    また、前記車輪(W)は、単一の車輪としたり、あるいは3個以上の車輪を併設した形態としても良い。
    更に、前記ロータ(4)は、エンジンにより回転されるものとしても良い。
    加えて、前記コードカッタ(5)に替えて、回転刃タイプのカッタとしても良い。

    本考案によれば、小規模の田畑付近に生い茂る雑草を、例えば、年配者や女性のような弱力者であっても、比較的少ない労力によって、広範囲にわたり連続して効率良く刈り取ることができると共に、刈り取った草が支持脚と車輪の側面との間に挟まったり、車輪の貫通孔に巻き込まれず、容易に操作できる草刈り機を提供することが可能となる。

    1……………草刈り機、 2……………本体、
    2a…………先端、 2b…………後端、
    2c…………中間、 M……………モータ(駆動源)、
    4……………ロータ、
    5……………樹脂コードカッタ(草刈り手段)、
    7,9………掴み部、 20…………支持脚、
    24…………脚片、 25…………貫通孔(軸受部)、
    26…………座金、 27…………厚肉部、
    28…………薄肉部、 30…………回転軸、
    b……ボルト(回転軸)、 W1,W2…車輪、
    s……………隙間

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