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フレイル草刈機およびフレイル草刈機用のリンク機構

阅读:760发布:2020-06-21

专利汇可以提供フレイル草刈機およびフレイル草刈機用のリンク機構专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且【解決手段】昇降/移動システムを有するフレイル草刈機が開示される。昇降/移動システムは、前輪及び後輪と、カッターデッキと、前記カッターデッキ内に収容される軸と、前記軸の周囲に設けられた少なくとも一つの切断具と、前記カッターデッキを昇降/移動させるためのリンク機構とを有する。リンク機構は、操作部の近傍に配置された把持部として機能する第1リンクと、第2リンクと、前記カッターデッキ上に設けられたブラケットと、前記前輪に設けられた取付部材とを有する。加えて、各リンクは、第2リンクが前記ブラケットを介して前記取付部材に接続/連動するように互いに配置される。【選択図】図1,下面是フレイル草刈機およびフレイル草刈機用のリンク機構专利的具体信息内容。

フレイル草刈機であって、 昇降/移動システムを備え、前記昇降/移動システムは、 前輪と後輪と、 カッターデッキと、 前記カッターデッキ内に収容された軸と、 前記軸の周囲に設けられた少なくとも一つの切断具と、 前記カッターデッキを昇降/移動するためのリンク機構とを備え、 前記リンク機構は、 操作部の近傍に位置して把持部として機能する第1リンクと、 第2リンクと、 前記カッターデッキ上に設けられたブラケットと、 前記前輪に取り付けられた取付部材とを備え、 各リンクは、前記第2リンクが、前記ブラケットを介して前記取付部材に接続/連動するように互いに配置されることを特徴とするフレイル草刈機。請求項1に記載のフレイル草刈機であって、前記リンク機構は、さらに対向する端部を有する第3リンクを含み、前記第3リンクの一方の端部は前記第1リンクに接続され、前記第3リンクの他方の端部は前記第2リンクに接続されることを特徴とするフレイル草刈機。請求項1に記載のフレイル草刈機において、前記リンク機構は前記把持部の操作により駆動し、前記カッターデッキは前記操作により移動することを特徴とするフレイル草刈機。請求項1に記載のフレイル草刈機において、前記把持部は前記操作部の側面に配置されることを特徴とするフレイル草刈機。請求項1に記載のフレイル草刈機において、前記第2リンクの長さが選択的に調整可能であることを特徴とするフレイル草刈機。請求項1に記載のフレイル草刈機において、前記第2リンクは前記第1リンクから前記取付部材に延び、前記第2リンクが直線状であることを特徴とするフレイル草刈機。フレイル草刈機であって、 昇降/移動システムを備え、前記昇降/移動システムは、 少なくとも前輪と後輪と、 上面を有するカッターデッキと、 前記カッターデッキの前記上面の下に配置された軸と、 前記軸上に配置された少なくとも一つの切断具と、 前記カッターデッキを昇降/移動するためのリンク機構とを備え、 前記リンク機構は、 対向する端部を有し、一方の端部がユーザにより把持部として把持可能な第1リンクと、 前記第1リンクの反対端に接続された第2リンクと、 前記カッターデッキに取り付けられたブラケットと、 前記前輪に取り付けられた取付部材とを備え、 各リンクは、前記第2リンクが、前記ブラケットを介して前記取付部材に接続/連動するように互いに配置されることを特徴とするフレイル草刈機。請求項7に記載のフレイル草刈機であって、前記リンク機構は、さらに対向する端部を有する第3リンクを含み、前記第2リンクは前記第3リンクを介して前記第1リンクに接続され、前記第3リンクの一方の端部は前記第1リンクに接続され、前記第3リンクの他方の端部は前記第2リンクに接続されることを特徴とするフレイル草刈機。請求項7に記載のフレイル草刈機において、前記リンク機構は前記把持部の操作により駆動し、前記カッターデッキは前記操作により移動することを特徴とするフレイル草刈機。請求項7に記載のフレイル草刈機において、さらに操作部を有し、前記一方の端部は前記操作部の近傍に配置され、前記一方の端部は前記操作部の側面に配置されることを特徴とするフレイル草刈機。請求項7に記載のフレイル草刈機において、前記第2リンクの長さが選択的に調整可能であることを特徴とするフレイル草刈機。請求項7に記載のフレイル草刈機において、前記第2リンクは曲折部を有することを特徴とするフレイル草刈機。昇降可能なカッターデッキと前輪及び後輪とを有するフレイル草刈機用のリンク機構であって、 対向する端部を有し、一方の端部がユーザにより把持部として把持可能な第1リンクと、 前記第1リンクの反対端に接続された第2リンクと、 前記カッターデッキに取り付け可能なブラケットと、 前記前輪に接続可能な取付部材とを備え、 各リンクは、前記ブラケットが前記カッターデッキに取り付けられ、前記取付部材が前記前輪に接続された時に、第2リンクが前記ブラケットを介して前記取付部材に接続/連動するように互いに配置されることを特徴とするリンク機構。請求項13に記載のリンク機構であって、前記リンク機構は、さらに対向する端部を有する第3リンクを含み、前記第2リンクは前記第3リンクを介して前記第1リンクに接続され、前記第3リンクの一方の端部は前記第1リンクに接続され、前記第3リンクの他方の端部は前記第2リンクに接続されることを特徴とするリンク機構。請求項13に記載のリンク機構において、前記リンク機構は前記把持部の操作により駆動し、前記カッターデッキは前記操作により移動することを特徴とするリンク機構。請求項13に記載のリンク機構において、前記フレイル草刈機は操作部を有し、前記一方の端部は前記操作部の近傍に配置され、前記一方の端部は前記操作部の側面に配置されることを特徴とするリンク機構。請求項13に記載のリンク機構において、前記第2リンクの長さが選択的に調整可能であることを特徴とするリンク機構。請求項13に記載のリンク機構において、前記第2リンクは曲折することを特徴とするリンク機構。請求項13に記載のリンク機構において、前記第2リンクは前記第1リンクから前記取付部材に延び、前記第2リンクが直線状であることを特徴とするリンク機構。

说明书全文

本発明は、植生を刈る機械、より具体的に、フレイル草刈機として知られる種類の草刈機に関する。

フレイル草刈機は、植生、特に凹凸ないし障害物のある面上の芝生及び雑草を刈るのに多く用いられる。垂直方向で回転する軸の端部の、地表面と平行な面内で回転する刃を用いる草刈機と異なり、フレイル草刈機は平方向で回転する軸を有する。具体的に、この水平方向で回転する軸は、その表面に取り付けられた複数の切断具を有し、この切断具が軸の回転とともに植生に高速で衝突して植生を切断し、これにより植生を刈り取る。

垂直方向で回転する軸構造の問題点は、水平に回転する刃が地面ないし凹凸面上の障害物に強く衝突しやすいことである。水平方向で回転する軸を用いると、軸を地面の変化に応じて移動させやすい。加えて、切断具が地面ないし障害物に衝突しても、切断具は軸に可動に取り付けられて回動ないし旋回可能とされ、したがって損傷しにくい。さらに、切断具が損傷したり、切れ味が鈍ったりした場合でも、水平に回転する刃を用いる草刈機と比較して多くの切断具があることから、刈り取り性能に対して悪影響が少ない。

にもかかわらず、凹凸面、障害物ないし植生密度及び地表面の高さの変化に対応して、フレイル草刈機により刈り取り高さを調整することが望ましい。先行技術においては、このような調整のためには、操作者がフレイル草刈機による刈り取り作業を一時停止して、刈り取り高さ調整を行う必要があった。従来、この調整作業は、車輪/タイヤ高さを調節したり、何回にもわたりクランクを回して軸の支持構造を動かすことにより行われている。草刈り中に刈り取り作業を中断する必要がなく、あるいは少しの間だけ中断するように、刈り取り高さ調整をより便利かつ迅速に行うことが望まれている。

本発明の一側面において、昇降/移動システムを有するフレイル草刈機が設けられる。昇降/移動システムは、前輪及び後輪と、カッターデッキと、前記カッターデッキ内に収容される軸と、前記軸の周囲に設けられた少なくとも一つの切断具と、前記カッターデッキを昇降/移動させるためのリンク機構とを有する。リンク機構は、操作部の近傍に配置された把持部として機能する第1リンクと、第2リンクと、前記カッターデッキ上に設けられたブラケットと、前記前輪に設けられた取付部材とを有する。加えて、各リンクは、第2リンクが前記ブラケットを介して前記取付部材に接続/連動するように互いに配置される。

第二の側面において、前記リンク機構は、さらに対向する端部を有する第3リンクを含み、前記第3リンクの一方の端部は前記第1リンクに接続され、前記第3リンクの他方の端部は前記第2リンクに接続される。前記リンク機構は前記把持部の操作により駆動し、前記カッターデッキは前記操作により移動する。把持部は、前記操作部の側面内又は側面上に配置されるのが好ましい。さらに、第2リンクは、選択的に長さ調整可能である。更に別の側面において、第2リンクは曲折している。

さらに別の側面において、カッターデッキを有するフレイル草刈機用のリンク機構が設けられ、フレイル草刈機は前輪及び後輪を有する。前記リンク機構は前記カッターデッキを昇降/移動するためのものである。前記リンク機構は、対向する端部を有し、一方の端部がユーザにより把持部として把持可能な第1リンクを有する。リンク機構はさらに前記第1リンクの反対端に接続される第2リンクと、前記カッターデッキに取り付け可能なブラケットと、前記前輪に接続可能な取付部材とを有する。各リンクは、前記ブラケットが前記カッターデッキに取り付けられ、前記取付部材が前記前輪に接続された時に、第2リンクが前記ブラケットを介して前記取付部材に接続/連動するように互いに配置される。

さらに別の側面において、リンク機構はさらに対向する端部を有する第3リンクを備える。第2リンクは、第3リンクを介して第1リンクに接続される。加えて、第3リンクの一方の端部は第1リンクに接続され、第3リンクの他方の端部は第2リンクに接続される。

さらに別の側面において、前記リンク機構は前記把持部の操作により駆動し、前記カッターデッキは前記操作により移動する。フレイル草刈機は操作部を有し、ユーザはこの操作部の背後に立ってフレイル草刈機の操作を制御する。ユーザにより把持部として把持可能な第1リンクの端部は、操作部の近傍にあり、操作部の側面に配置される。さらに、第2リンクは、選択的に長さ調整可能であるのが好ましい。更に別の側面において、第2リンクは曲折部を有する。

上述の側面はいくつかの利点を有する。この点、これによりユーザが中断なしに刈り取り高さを便宜に調整可能となる。さらに、選択的に調整可能なリンクを介して刈り取り高さを微調整することができる。加えて、これにより構成が簡略化される。本発明の別の側面及び利点は、以下の明細書、並びに本発明の原理を例示的に図示する添付の図面に照らして明らかとなろう。

本発明は、その目的及び効果と合わせ、下記の好ましい実施形態の説明並びに添付の図面を参照することで最大限に理解可能である。

本発明のフレイル草刈機の好ましい実施形態の概略を示す全体斜視図である。

図1のフレイル草刈機を説明する部分側面図であり、リンク機構のハンドルが垂直に位置した状態を示す。

図1のフレイル草刈機を説明する部分側面図であり、リンク機構のハンドルをフレイル草刈機の前輪に向けてできるだけ前方に押した状態を示す。

図1のフレイル草刈機を説明する部分側面図であり、リンク機構のハンドルをフレイル草刈機の後輪に向けてできるだけ後方に引いた状態を示す。

図1のフレイル草刈機の、曲折リンクを有するリンク機構を備えた別の好ましい実施形態を説明する部分側面図であり、このリンク機構のハンドルが垂直に位置した状態を示す。

図3aのフレイル草刈機を説明する部分側面図であり、リンク機構のハンドルをフレイル草刈機の前輪に向けてできるだけ前方に押した状態を示す。

図3aのフレイル草刈機を説明する部分側面図であり、リンク機構のハンドルをフレイル草刈機の後輪に向けてできるだけ後方に引いた状態を示す。

図1のフレイル草刈機の、より数の少ないリンクを有するリンク機構を備えた更に別の好ましい実施形態を説明する部分側面図であり、このリンク機構のハンドルが垂直に位置した状態を示す。

図4aのフレイル草刈機を説明する部分側面図であり、リンク機構のハンドルをフレイル草刈機の後輪に向けてできるだけ後方に引いた状態を示す。

図4aのフレイル草刈機を説明する部分側面図であり、リンク機構のハンドルをフレイル草刈機の前輪に向けてできるだけ前方に押した状態を示す。

図1のフレイル草刈機の、切断具が取り付けられた軸を示す斜視図である。

図1は、本発明のフレイル草刈機10の好ましい実施形態を示す。具体的に、フレイル草刈機10は、昇降/移動システム12を有する。この昇降/移動システム12は、フレイル草刈機10を地面上に支持し、地面上で転動する前輪(タイヤ)14と、後輪(タイヤ)16とを含む。参照符号10は、フレイル草刈機全体を広く示すのに用いられるのに対し、参照符号12は、この草刈機の昇降/移動システム12を示すのに用いられる。

この昇降/移動システム12は、さらに前輪14が接続されるカッターデッキ18を有する。カッターデッキ18は、上面20を有する。昇降/移動システム12は、カッターデッキ18の上面20の下に配置された軸22(図5参照)を含む。したがって、軸22は、カッターデッキ18内に収容されることから、図1では視認できない。

図5は、フレイル草刈機10から取り外された軸22を示す図である。軸22に沿ってその周囲に離隔配置されるのが切断具24である。それぞれの切断具24はY字状であり、このY字の基部において軸22に取り付けられる。具体的に、各Y字の基部は、軸22の外周面28上のブラケット26内に収容される。より具体的に、各ブラケット26は、2本の脚部を有し、各Y字状切断具24の基部がその間に収容される。ボルト30が各ブラケット26の脚部の双方に挿通され、切断具24のY字の基部がその間に収容されて、切断具24を軸に止着する。これにより、各切断具24は、各ボルト30を中心として枢動可能とされる。

フレイル草刈機10は、内燃機関(エンジン)32を備える。このエンジン32は、搭載されたタンク中に蓄えられたエンジン32駆動用の液体燃料を用いる。燃料は、燃料キャップ34を外して、燃料キャップ34に覆われていた開口から注ぎ込むことにより、搭載タンクに供給される。

エンジン32の動は、軸22を高速、すなわち一分あたり数千回(rpm)、通常およそ3,000rpmで回転させるのに用いられる。この高速回転によって生じた遠心力により、切断具24が軸22の表面28から直交方向に延出する(すなわち、軸回転時、切断具24がボルト30から外方に向けて回動する)。エンジン32からの動力は、後輪16を回転して、フレイル草刈機を地面上で駆動するのにも用いられる。この点で、後輪16はエンジン32の下方に配置される。フレイル草刈機10が植生が生い茂った地表面を通過し、エンジン32が軸22を回転させている場合、切断具24はこの植生に衝突し、植生を地面に近いところで切断し、これにより植生を刈り取る。

昇降/移動システムは、カッターデッキ18を昇降/移動させるため(すなわちカッターデッキ18を上昇させたり下降させたりするため)のリンク機構36を備える。カッターデッキは、植生を刈り取る高さを調整し、岩や地表面の凹凸などの障害物を避けるために上下に昇降/移動される。

リンク機構36は、ユーザの操作時の把持部として機能する第1リンク38を有する。具体的に、フレイル草刈機10は、エンジン32の背後に操作部40を有する。エンジン32始動後、ユーザは、レバー42、44を動かすなどしてフレイル草刈機10を操作・制御する操作部40の位置に立ち、エンジン変速機を係合させて、後輪の一つ以上を回転させてフレイル草刈機を地面上で駆動する。操作部40により、後輪を独立又は同時に選択的に駆動可能となり、フレイル草刈機10をターンさせやすくなる。

リンク機構36の第1リンク38が、操作部40の近傍に取り付けられる。この第1リンク38は、その幅に対して著しく大きな長さを有するものとされる。第1リンク38は、フレイル草刈機10の右側に、長さ方向が略垂直となるように取り付けられる。第1リンク38は、第1ピボットピン46によってフレイル草刈機10の上記側面に取り付けられ、この第1ピボットピン46により前輪(タイヤ)14と近接/離隔するように回動可能とされる。第1リンク38の上端部には、ユーザが操作部40の位置に立つ時に把持可能なハンドル48が設けられる。カッターデッキ18を昇降/移動するため、ユーザはハンドル48上部のボタン50を親指で押下する。これにより、掛け金が外れ、第1リンク38が第1ピボットピン46を中心として垂直の両側2−3度の範囲で右前輪14に近接/離隔するよう回転可能となる。カッターデッキ18がユーザの所望の高さまで昇降/移動されたら、ユーザはボタン50から指を離し、これにより第1リンク38のそれ以上の動作を防止する掛け金が機能し、これにより、ボタン50が再度押下されるまでカッターデッキ18が地面に対して現状位置で固定される。

第1ピボットピン46は、第1リンク38の長手方向中心からオフセットされている。具体的に、第1ピボットピン46は、第1リンク38の上端よりも下端に近く配置される。さらに具体的に、第1ピボットピン46は、第1リンク38の底部に向かって、第1リンク38の全長のおよそ3分の2から4分の3の位置に配置される。これにより、ユーザが第1リンク38を右前輪(タイヤ)14に近接・離隔するように動かす際に、てこの量が増すこととなり、カッターデッキ18の昇降/移動が容易となる。

図2aに示されるように、第1リンク38の下端52は、第3リンク56を介して第2リンク54に接続される。図3a−3c及び4a−4cに示される他の好ましい実施形態においては、第1リンク38は、直接第2リンク54に接続される。本実施形態に戻ると、第2リンク54と第3リンク56との双方は、第4リンク58に接続される。

具体的に、第2ピボットピン60により、第4リンク58の下端と、エンジン32を支持するフレームとが接続される。第2リンク54の一端は、第4リンク58の反対端62に回動自在に接続される。第3リンク56の一端は、第1リンク38の下端に回動自在に接続される。第3リンク56の反対端は、第4リンク58の上端62よりも下かつ第4リンク58の中央よりも上端62に近い位置64で第4リンク58に接続される。

第4リンク58は第1リンク38よりも短く、第1リンク38と同様略垂直に取り付けられる。しかし、第4リンク58は、第1リンク38のハンドル48の方向に対応する方向とは反対側に動く。図2bに示されるように、第1リンク38は、右前輪14にできるだけ近づくようにハンドル48を動かすように回動されている。これにより、第4リンク58の上端62が、右前輪14から離れる方向に回動する。この逆が図2cに示される。すなわち、第1リンク38は、右前輪14からハンドル48ができるだけ離れるように回動されている。これにより、第4リンク58の上端62が、右前輪14に近づく方向に回動する。

リンク機構36は、さらにカッターデッキ18上に設けられた(すなわち、カッターデッキ18の右側に接続された)ブラケット66を備える。具体的に、このブラケットの下端68が、カッターデッキ18に取り付けられる。ここから、このブラケットは上前方に傾斜する。バランスをとるため、別のブラケット66が、第1のブラケット66と鏡像をなす形で、カッターデッキ18の左側に設けられるのが好ましい。

リンク機構36は、さらに右前輪14を有する(すなわち、右前輪14に接続された)取付部材70を備える。具体的に、取付部材70には、ブラケット66、すなわち、カッターデッキ18の右側のブラケット66と左側のブラケット66とが取り付けられる。この点に関し、取付部材70はカッターデッキ18の前方を横切って延び、双方の前輪14に取り付けられる。具体的に、取付部材70は、第2リンク54の他端が接続されるクロスバー72を有する。L字状リンク76が取付部材70から延び、各前輪14に対応するビーム80に接続される。具体的に、クロスバー72はカッターデッキ18の前方を横切って延び、その各端部と各前輪14に対応するビーム80とにL字状リンク76が接続される。各ビーム80の先端に、回動自在に各前輪14を支持するフォークの揺動可能支持部材82が設けられる。この揺動可能支持部材82は、前輪14を地面に沿って任意の方向に回転可能として、フレイル草刈機10の操作を容易にする。

図2bは、ユーザが第1リンク38のハンドル48を前輪14に向けてできるだけ前方に押した状態を示す。具体的に、第1リンク38は、第1ピボットピン46を中心として回動する。これにより、第1リンク38の下端52が、前輪14から離れる方向に回動する。結果として、第3リンク56が前輪14から離れる方向に引かれ、これにより第4リンク58の上端62も前輪14から離れる方向に引かれる。後輪16に最も近い第2リンク54の端部が第4リンク58の上端に接続されることから、第2リンク54も同様に前輪14から離れる方向に引かれる。

第2リンク54を前輪14から離れる方向に引くことで、ブラケット66の上部が、取付部材70を介して後輪16に向けて後方に回動する。ブラケット66の下端68がカッターデッキ18に取り付けられることから、カッターデッキ18の前端が回動し、地面に向けて下方向に押される。したがって、第2リンク54は、ブラケット66を介して取付部材70に接続/連動し、逆も同様である。したがって、図2bに示すように、ハンドル48を前方にできるだけ前輪14に向けて押すことにより、カッターデッキ18が地面にできるだけ近づくよう移動し、植生を近くで刈り取ることになる。

図2cは、ユーザが第1リンク38のハンドル48を前輪14からできるだけ離れる方向に引いた状態を示す。具体的に、第1リンク38は、第1ピボットピン46を中心として回動する。これにより、第1リンク38の下端52が、前輪14に近づく方向に回動する。結果として、第3リンク56が前輪14に近づく方向に押され、これにより第4リンク58の上端62も前輪14に近づく方向に押される。後輪16に最も近い第2リンク54の端部が第4リンク58の上端に接続されることから、第2リンク54も同様に前輪14に近づく方向に押される。

第2リンク54を前輪14に近づく方向に押すことで、ブラケット66の上部が、取付部材70を介して前輪14に向けて前方に回動する。ブラケット66の下端68がカッターデッキ18に取り付けられることから、カッターデッキ18の前端が回動し、地面から離れるよう上方に持ち上げられる。したがって、第2リンク54は、ブラケット66を介して取付部材70に接続/連動し、逆も同様である。すなわち、前輪14は取付部材70により回動して下側に押され、カッターデッキ18の前部は回動して持ち上げられる。したがって、図2cに示すように、ハンドル48を前輪14からできるだけ後方に引くことにより、カッターデッキ18が地面からできるだけ遠ざかるよう移動し、植生が近くでは刈り取られないことになる。

第2リンク54は、長さ調整可能であるのが好ましい。具体的に、一方向に回転して第2リンク54の長さを延伸可能とするナットを有する引き締めねじ86が設けられる。このナットを逆方向に回すと第2リンク54が短くなる。これにより、刈り取り高さをより微細に調整可能となる。

上述の実施形態は、先行技術の構成に対していくつかの利点を有する。第一に、これによりユーザが中断なしに刈り取り高さを便宜に調整可能となる。先行技術の構成では、ユーザが草刈機を停止し、クランクを何回か回して刈り取り高さを調整する必要があったが、これは時間もかかるし、不便でもあった。具体的に、ユーザは草刈機の走行を停止し、操作部40を離れ、所望の刈り取り高さになるまでクランクを数回転させることが必要だった。これに対し、本願構成によれば、ユーザは操作部40の位置に立ったまま、ハンドル48の上部のボタン50を押下して、ハンドルを押す、又は引いてからボタンを離すのみで刈り取り高さを調整可能である。したがって、ユーザが操作部40から離れることを要さず、刈り取り高さを迅速に調整可能である。加えて、第2リンク54の長さ調整用の引き締めねじ86を介して刈り取り高さの微調整が可能である。

図3a−3cは、別のリンク機構88を有する別の実施例を示す。この別のリンク機構88は、一つの大きな例外を除き、上述のリンク構造と同一である。すなわち、第3及び第4リンク56、58が省略されている。かわりに、曲折第2リンク90が設けられる。第2リンク90の一端は、第1リンク38の下端52に取り付けられる。曲折第2リンク90の他端は、取付部材70に接続される。その他の部材は、前述の実施形態と同一であり、上述の実施形態と同じ参照番号が双方の実施形態で同じ部材を示すのに用いられる。

図3bは、ユーザができるだけ前輪14に近づく方向にハンドル48を押した時にこの別の実施形態で起こることを示す。これにより、第1リンク38の下端52が、前輪14から離れる方向に回動する。第1リンク38の下端52が前輪14から離れる方向に回動すると、これにより曲折第2リンク90も前輪14から離れる方向に引かれる。結果として、取付部材70、及び対応してブラケット66の上端に上方向の力が加わることになる。ブラケット66の上部は、後輪16に向けて上方かつ後方に回動する(すなわち反時計回りに回動する)。ブラケット66の下端68がカッターデッキ18に取り付けられることから、カッターデッキ18の前端が回動し、地面に向けて下方向に押される。この点、曲折第2リンク90は、ブラケット66を介して取付部材70に接続/連動し、逆も同様である。したがって、図3bに示すように、ハンドル48を前方にできるだけ前輪14に向けて押すことにより、カッターデッキ18が地面にできるだけ近づくよう移動し、植生を近くで刈り取ることになる。

図3cは、ユーザができるだけ前輪14から離れる方向にハンドル48を引いた時にこの別の実施形態で起こることを示す。具体的に、第1リンク38は、第1ピボットピン46を中心として回動する。これにより、第1リンク38の下端52が、前輪14に近づく方向に回動する。結果として、曲折第2リンク90が前輪14に近づく方向に押され、これにより取付部材70が前方に押される。これにより、取付部材70を介して、ブラケット66の上部が、前輪12に向けて前方に回動する。ブラケット66の下端68がカッターデッキ18に取り付けられることから、カッターデッキ18の前端が回動し、地面から離れるよう上方に持ち上げられる。したがって、曲折第2リンク90は、ブラケット66を介して取付部材70に接続/連動し、逆も同様である。すなわち、前輪14は取付部材70により回動して下側に押され、カッターデッキ18の前部は回動して持ち上げられる。したがって、図3cに示すように、ハンドル48を前輪14からできるだけ後方に引くことにより、カッターデッキ18が地面からできるだけ遠ざかるよう移動し、植生が近くでは刈り取られないことになる。

曲折第2リンク90は、長さ調整可能である。具体的に、曲折第2リンク90は、上記実施形態で述べられた引き締めねじ86を有する。したがって、曲折第2リンク90の長さは、引き締めねじのナットを回転することによって調節可能である。これは、カッターデッキ18の高さの微調整、またはリンク機構88のゆるみを無くすための調整、又はその他の性能向上のための調整にあたり有用である。

別のリンク機構88の利点は、これがより少ない部品しか要しないこと、すなわち、上記実施形態に対してリンクが省略されていることである。これに対し、不利な点は、リンク機構88とフレイル草刈機10との間の接点が一つ少ないことから、支持機構が少ないことである。加えて、曲折リンク90は、ある程度たわんだり曲がったりする可能性があり、これにより、カッターデッキ18の高さ調整時にリンク機構88がゆるむ可能性がある。

図4a−4cは、更に別のリンク機構88を有するもう一つの実施例を示す。この別のリンク機構88は、いくつかの大きな相違点を除き、上述のリンク構造と同一である。上述の第一の実施形態と同じ部品には、上述の第一の実施形態で用いられたのと同じ参照符号が付される。

この別の実施形態と上記の第一の実施形態との大きな相違点に関し、第3及び第4リンク56及び58が省略されている。かわりに、この別の実施形態では、略直線状の第2リンク94が設けられる。加えて、この直線第2リンク94は、第1リンク38の下端52には取り付けられない。代わりに、この直線第2リンク94は、その上の位置96で第1リンク38に取り付けられる。この別の実施形態においては、第1リンクの下端52は、第1リンク38の回動点としてフレイル草刈機10に取り付けられる。直線第2リンク94の他端は、取付部材70に接続される。

以下の説明からわかるように、この直線第2リンク94を有する別の実施形態においては、上記実施形態と比較して、カッターデッキ18がハンドル48と反対の対抗関係をなして動作する。この点に関し、図4bは、ユーザが第1リンク38のハンドル48を前輪14からできるだけ離れる方向に引いた状態を示す。具体的に、第1リンク38は、その下端52を中心として回動する。結果として、直線第2リンク94が前輪14から離れる方向に引かれる。直線第2リンク94が取付部材70に接続されることから、これによりブラケット66の上部が、取付部材70を介して後輪16に向けて後方に回動する。ブラケット66の下端68がカッターデッキ18に取り付けられることから、カッターデッキ18の前端が回動し、地面に向けて下方向に押される。したがって、直線第2リンク94は、ブラケット66を介して取付部材70に接続/連動し、逆も同様である。したがって、図4bに示すように、ハンドル48をできるだけ後方に後輪16に向けて引くことにより、カッターデッキ18が地面にできるだけ近づくよう移動し、植生を近くで刈り取ることになる。

図4cは、ユーザが第1リンク38のハンドル48をできるだけ前輪14に向けて押した状態を示す。具体的に、第1リンク38は、その下端52を中心として回動する。結果として、直線第2リンク94が前輪14に近づく方向に押される。直線第2リンク94を前輪14に近づく方向に押すことで、ブラケット66の上部が、取付部材70を介して前輪14に向けて前方に回動する。

ブラケット66の下端68がカッターデッキ18に取り付けられることから、カッターデッキ18の前端が回動し、地面から離れるよう上方に持ち上げられる。したがって、第2リンク54は、ブラケット66を介して取付部材70に接続/連動し、逆も同様である。すなわち、前輪14は取付部材70により回動して下側に押され、カッターデッキ18の前部は回動して持ち上げられる。したがって、図4cに示すように、ハンドル48をできるだけ前輪14に向けて押すことにより、カッターデッキ18が地面からできるだけ遠ざかるよう移動し、植生が近くでは刈り取られないことになる。

この別の実施形態の利点は、リンク機構92が簡略化されることである。具体的に、より少ない二つのリンクしかない。他の別の実施形態に対し、本実施形態では、曲がりが少ないことから力をより効率的に加えることのできる直線第2リンク94が設けられる。直線第2リンク94の不利な点は、直線第2リンク94とフレイル草刈機10との間の隙間が、より制限されることである。具体的に、ハンドル48が図4cのように前輪14に向けて前方に押されると、直線第2リンク94も下側に移動する。にもかかわらず、直線第2リンク94は、他の実施形態のようなその長さ及び隙間を調整可能な引き締めねじ86を有する。

上述の説明からわかるように、本実施形態では、カッターデッキ18の前部が上下動して、カッターデッキ18の後部(後輪に最も近い部分)に対して刈り取り高さを調整する。すなわち、カッターデッキ18は、移動するとともに回動する。図5に示されるように、切断具24が軸22を中心として回転することから、植生はスムーズに刈り取られ、切断具24が地面に衝突することはない。加えて、本構成は、ハンドル48が操作部40の近傍に位置し、ユーザが操作部40の背後から離れることを要さずに刈り取り高さを調整可能である点で便宜である。

実施形態において、当業者に認識される本発明の精神及び範囲から逸脱しない限りで、様々な変更及び変形が可能である。例えば、第2リンク54、90及び94を選択的に調整可能とする引き締めねじ86を用いる代わりに、固定ピンないしクランプを有する摺動可能なテレスコープ構造を用いて第2リンクの長さを調整しても良い。さらに、長さ調整可能な第2リンクを設ける必要はない。その代わりに、フレイル草刈機に用いるのに適切な所定の長さの第2リンクを用いることが可能である。これにより、第2リンクが簡略化でき、第2リンクの剛性及び強度が増すという利点が得られる。

リンク機構36、88及び92を別の形で変形しても良い。例えば、上記第1の実施形態において、第3リンク56の端部を、第4リンク58の上端に揃え、接続しても良い。上述のように変更可能であることから、本願の実施例及び実施形態は、説明目的のものであり、限定的なものではなく、本発明は明細書中で示された詳細に限定されるべきではなく、添付請求項の範囲と等価物との範囲において変形可能である。

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