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Soil improver of pulverized eggshell with good affinity to soil and production thereof

阅读:379发布:2022-03-03

专利汇可以提供Soil improver of pulverized eggshell with good affinity to soil and production thereof专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To obtain the subject soil improver with good soil affinity, drainage, water retaining property and properties for easy handling in bulk quantities, by burning, partially oxidizing and pulverizing egg shells. CONSTITUTION:The subject soil improver consists of the material which is obtained first by burning egg shells to remove organic components, together with oxidizing the part of them and then by pulverizing the resulting material. Further, this soil improver is favorably obtained by burning the egg shells in a rotary kiln at a temperature of 70-900 degree C for a resident period of 10-15min to remove organic components, and then pulvelizing them.,下面是Soil improver of pulverized eggshell with good affinity to soil and production thereof专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 卵殻を焼成し有機質成分を除去する一方、その少なくとも一部を酸化して、粉状化したものからなることを特徴とする土となじみのよい卵殻粉状物の土質改良剤。
  • 【請求項2】 卵殻をロ−タリ−キルンにより温度70
    0〜900℃、滞留時間10〜15分、焼成し、前記卵殻中に含まれる有機質成分を除去することにより、粉状化せしめることを特徴とする土となじみのよい卵殻粉状物の土質改良剤の製造法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は土となじみのよい卵殻粉状物の土質改良剤ならびにその製造法に係り、詳しくは、各種用途に使用されている鶏卵の卵殻を用いた土となじみのよい卵殻粉状物の土質改良剤ならびにその製造法に係る。

    【0002】

    【従来の技術】一般に、鶏卵の卵殻は卵の外部を包む無機質の被覆層であって、多くの気孔が存在し、その表面は薄いクチクラ層に覆われ、かつ無機質の被覆層の下面に接する膜からなっている。 更に、卵殻について説明すると、その厚さは平均0.3mm、主成分は無機物でその95%以上が炭酸カルシウムである。 無機物沈着の骨組みとなるのは蛋白質と少量の多糖類で全体の2%程度である。

    【0003】鶏卵は平成元年で240万トン使用され、
    その中卵殻は、鶏卵の10%約24万トン発生し廃棄されているが、その利用方法は少なく、そのまま粉砕して飼料とする以外は主として産業廃棄物として処分され、
    それ以外には一部食品の添加剤等に使用される程度である。

    【0004】例えば、特公昭57−31418号公報に示されるめん類のゆでのび防止剤、また、特開昭61−
    47158号公報には蛋白質粉末と卵殻焼成物とからなるフライ類製品打ち粉組成物、また、特開平5−763
    13号公報には卵殻を炉中で数分間焼成し、これを40
    0メッシュに粉砕して粉状の基体とし、これに各種添加剤を加えて健康食品とする方法が知られている。

    【0005】しかし、これらの方法では卵殻を焼成し、
    卵殻に含まれる有機質成分を除去し、卵殻の炭酸カルシウムの一部若しくは全部を酸化カルシウムにするために600〜1500℃の温度で6〜12時間焼成しなければならず、また、大量の卵殻を酸化処理するには設備等の規模を大きくする必要があるなどの問題があり、簡単に安価に処理でき、大量に処理できる用途開発が望まれている。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題を解決することを目的とし、具体的には、卵殻を焼成し有機質成分を除去すると共に、粉状化することにより得られる土となじみのよい卵殻粉状物の土質改良剤ならびにその製造法を提案することを目的とする。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は卵殻を焼成し有機質成分を除去する一方、その少なくとも一部を酸化して、粉状化したものからなることを特徴とし、また、卵殻をロ−タリ−キルンにより温度700〜
    900℃、滞留時間10〜15分、焼成し、卵殻中に含まれる有機質成分を除去し粉状化することを特徴とする。

    【0008】以下本発明の手段たる構成ならびにその作用について詳しく説明する。

    【0009】本発明者等は卵殻を大量に有効に利用できる用途について検討したところ、卵殻を卵割したままでは卵白、卵殻クチクラ、卵殻膜、無機質の沈殿して骨組を構成している蛋白質や多糖類など有機質成分が残存し、例え粉砕しても土となじみが悪いこと、また、保存中に腐敗して悪臭の元となることから卵割後すみやかに洗を行なった後、比較的低温例えば700〜900℃
    以下の温度で短時間焼成すれば、卵殻の骨組みを構成している有機質成分は焼成除去されると、特に、粉砕手段を用いて粉砕しなくても粒度300μm以下の白色の粉状物を得ることができることがわかった。

    【0010】更に、この粉状物を土質改良剤として酸性土壌に対し5〜20重量%好ましくは10〜15重量%
    添加し植物を育成したところ、土質改良剤の量や物性にもよるが、通常の使用量5〜20重量%程度で十分アルカリ性を示し、かつ水はけが良好で土質改良剤として有効であることが分った。

    【0011】本発明は以上のような知見に基づき本発明は完成されたものである。 以下さらにその構成について詳しく説明する。

    【0012】まず、本発明の第1の発明から説明する。
    本発明の土質改良剤は卵殻をロ−タリ−キルンにより焼成し、完全に酸化物とすることなくかつ有機質成分を含まず粉状化したものからなる土質改良剤である。 この土質改良剤のカルシウム成分は主として炭酸カルシウムから成り、その一部が酸化カルシウムから構成されたもので、その割合は炭酸カルシウムと酸化カルシウムの比がそれぞれ50〜90%と50〜10%程度のものから成る。

    【0013】この土質改良剤を土壌に対し5〜20%程度添加すると土壌は酸性のものからアルカリ性のものに変化すると共に排水性ならびに保水性が良好となり、植物をこの土質改良剤により育成すれば植物の生育が良好となる。

    【0014】次に、第2の発明の土質改良剤について説明する。 卵殻を割卵した後ロ−タリ−キルンにより温度700〜900℃、滞留時間10〜15分の焼成条件下焼成し、卵殻中の有機質成分を含まないように焼成すると共に粉状化する。

    【0015】本発明によれば、卵殻中に含まれる有機質成分が比較的低い温度約700℃程度のロ−タリ−キルンで焼成するにも拘らず完全に除去され、粉状化される。 また、卵殻粉状物のカルシウム成分は炭酸カルシウムと酸化カルシウムとからなり、しかも、その割合がそれぞれ50〜90%と50〜10%程度のものから成っており、土質改良剤として好適なものが得られる。

    【0016】以下実施例によりさらに本発明を説明する。

    【0017】図1は本発明を実施する際に用いられる装置の工程図である。 符号1は卵殻分離(2ツ割)、2はスクリュ−コンベア、3は横送りスクリュ−コンベア、
    4はスクリュ−コンベア、5はロ−タリ−キルン、6は焼殻、7はスクリュ−コンベア、8は焼殻受けタンク、
    9は冷却、10はフレコンバック、11は搬送を示す。

    【0018】

    【実施例】卵割処理工程で卵を二つ割りとし中身を分離した卵殻分離工程からスクリュ−コンベア2により8.
    55kg/分の速度で搬出し、この卵殻を横送りスクリュ−コンベア3で搬送しながら水洗を行ない、この水洗品をスクリュ−コンベア4によりロ−タリ−キルン5に供給する。 このロ−タリ−キルン5では温度750〜8
    50℃、滞留時間10〜15分の焼成条件下焼殻6した後、スクリュ−コンベア7により搬出し焼殻受けタンク8に投入する。 このタンクにおいて、エヤ−による冷却9した後、フレコンバック10に投入搬送11し土質改良剤を得る。

    【0019】この土質改良剤は焼成後粉砕せずに粉末状態(300μm以下)となったものであり、卵殻の主成分である炭酸カルシウムとその一部を酸化カルシウムに変化させたものから成り、有機質成分を全く含有しないものである。

    【0020】この土質改良剤を人工栽培土に対し10〜
    20%配合したところ、水はけならびに保水性が良く、
    pH8程度のアルカリ性を示した。

    【0021】

    【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明は卵殻を焼成し有機質成分を除去することにより、粉状化したものからなることを特徴とし、卵殻をロ−タリ−キルンにより温度700〜900℃、滞留時間10〜15
    分、焼成し、卵殻中に含まれる有機質成分を除去し粉状化することにより得られるものである。

    【0022】本発明は卵殻の骨組みを支持する有機質成分が存在しない程度に焼成するようにしたため、卵殻を酸化カルシウムまで完全に焼成するのでなく、得られる卵殻粉状物は主成分の炭酸カルシウムとその一部の酸化カルシウムからなり、300μm以下の粒径からなるもので、土質改良剤として優れた効果を示すものである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明を実施する際に用いられる装置の一例を示す工程図である。

    【符号の説明】

    1 卵殻分離(2ツ割) 2 スクリュ−コンベア 3 横送りスクリュ−コンベア 4 スクリュ−コンベア 5 ロ−タリ−キルン 6 焼殻 7 スクリュ−コンベア 8 焼殻受けタンク 9 冷却 10 フレコンバック 11 搬送

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