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Device for spreading liquid chemical for pest control

阅读:22发布:2020-11-12

专利汇可以提供Device for spreading liquid chemical for pest control专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain structure capable of easily and safely performing work for attaching and detaching a frame provided with a liquid tank or the like to/from the rear deck of a lorry. SOLUTION: The device for spreading liquid chemicals for pest control is equipped with a lorry 6 having a loading deck 7 and with a frame 1 which is freely attached and detached to/from the deck 7. A liquid chemical tank 2, a spreading nozzle 12 and a starting part 5 having at least an engine and a pump for spraying liquid chemicals are placed on the upper face of the frame 1. Further, at least three pieces of liquid pressure cylinders 17 are vertically provided around the frame 1. In the liquid pressure cylinders 17, the above- mentioned liquid chemicals are freely supplied and discharged by the above- mentioned pump. Rods 18 becoming a supporting leg and supporting plates 19 freely come in and out according to supply and discharge of the liquid chemicals.,下面是Device for spreading liquid chemical for pest control专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 薬液を貯溜する薬液タンク(2)と、この薬液タンク(2)内の薬液を散布自在な散布ノズル(12)と、少なくとも薬液散布用のエンジン(3)及びポンプ(4)を有する起動部(5)とを搭載したフレーム(1)と、このフレーム(1)を搭載自在な荷台(7)を有する運搬車(6)とを備えた防除用薬液散布装置において、 上記ポンプ(4)によって上記薬液を給排自在で、この薬液の給排に伴って支持脚(18)(19)を出入自在な液圧シリンダ(17)を、上記フレーム(1)の周囲に少なくとも3本垂設したことを特徴とする、防除用薬液散布装置。
  • 【請求項2】 支持脚(18)(19)を突出させた状態におけるフレーム(1)の下方に、運搬車(6)の荷台(7)が入り込み自在であり、且つ、運搬車(6)の荷台(7)が入り込んでいない場合に、上記支持脚(1
    8)を没入させた状態で、薬液タンク(2)と散布ノズル(12)と起動部(5)とを搭載したフレーム(1)
    を保管自在とした、請求項1に記載の防除用薬液散布装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明の防除用薬液散布装置は、街路樹や果樹等の樹木に防除用の薬液を散布する防除用薬液散布装置に関し、特に、薬液を散布する部分を運搬車に着脱可能で、この着脱作業を容易且つ安全に行える防除用薬液散布装置を提供すべく考えたものである。

    【0002】

    【従来の技術】道路に沿って植えられている街路樹、或いは果樹園に植えられている蜜柑等の果樹等の樹木には、病害虫が付着することを防止すべく、定期的に或いは必要に応じて防除用薬液を散布する。 このような防除用薬液の散布は、従来から防除用薬液散布装置を用いて行っている。 従来から知られている防除用薬液散布装置として、例えば実開平6−29657号公報には本願の図5に示すような、防除用薬液散布装置が記載されている。 この防除用薬液散布装置は、フレーム1の上面に、
    薬液を貯溜する薬液タンク2と、この薬液タンク2内の薬液を散布自在な散布ノズル(この例の場合、ホースの先端を指す。図5には省略。)と、少なくとも薬液散布用のエンジン3及びポンプ4を有する起動部5とを搭載している。 そして、このフレーム1を運搬車6の荷台7
    に搭載自在としている。

    【0003】図示の防除用薬液散布装置を用いて、上記樹木に防除用薬液を散布する場合、上記フレーム1を運搬車6の荷台7に搭載した状態で、この運搬車6に設けたエンジン8を駆動することにより、1対のクローラ9
    を介して目的の樹木が植っている位置まで走行させる。
    そして、上記フレーム1上面に設けた薬液散布用のエンジン3を駆動して上記ポンプ4を作動させる。 これにより、上記薬液タンク2内の薬液が上記散布ノズルに向けて移送され、この散布ノズルから薬液が散布される。

    【0004】薬液の散布作業を終了し、この防除用薬液散布装置を倉庫内等に保管する場合は、上記運搬車6の荷台7からフレーム1を降ろし、上記運搬車6と薬液タンク2等を設けたフレーム1とを、分離した状態で保管する。 これは、薬液の散布を行わない間に、上記運搬車6を荷物の運搬等の別作業に使用できるようにするためである。 又、フレーム1の上方の収納空間を増大させる等、保管施設の利用効率を増大させる効果もある。

    【0005】上記公報に記載された防除用薬液散布装置は、上述したように、薬液タンク2等を設けたフレーム1と運搬車6とを、着脱自在に構成している。 このために、上記防除用薬液散布装置を構成するフレーム1は、
    上記運搬車6の荷台7よりも幅広に形成するとともに、
    フレーム1の四隅にそれぞれ高さ調節自在な支持脚10
    を設けている。 すなわち、上記支持脚10は、その上部に複数段に亙って通孔(図示せず)を設けるとともに、
    その下端に1つの通孔(図示せず)を設けており、上記フレーム1の四隅に設けた係止枠11に摺動自在に内嵌している。 又、この係止枠11にも通孔(図示せず)を設けている。 一方、上記運搬車6の荷台7は、図示しない昇降機構により昇降自在としている。

    【0006】従って、薬液を散布すべく上記運搬車6の荷台7に上記フレーム1を搭載するには、先ず、上記支持脚10をフレーム1の下方に向けて所望高さだけ突出させ、支持脚10の上部に複数段に亙って設けた通孔のうちの一の通孔と係止枠11に設けた通孔とを互いに整合させた状態で、これら通孔に係止ピン(図示せず)を挿入する。 次いで、上記運搬車6の荷台7をフレーム1
    の下方に入り込ませ、更に、この荷台7を上昇させる。
    上記荷台7がフレーム1を搭載した状態となったならば、この荷台7の上昇を停止させるとともに、上記係止ピンを外して上記支持脚10をフレーム1の上方に向け摺動させ、支持脚10を引き込ませた状態で上述と同様にして係止させる。 又、上記荷台7とフレーム1とは別途固定手段により固定し、フレームが荷台から脱落しないようにする。 上記フレーム1を荷台7から取り外す場合は、上述の場合とは逆に作業を行う。

    【0007】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記フレーム1の上面には、薬液タンク2、この薬液タンク2
    内の薬液を上記散布ノズルに移送するためのポンプ4、
    このポンプ4を駆動させるためのエンジン3、このエンジン3の燃料を貯溜するための燃料タンク(図示せず)
    等を設けている。 これら個々の部材の重量は大きいため、フレーム1全体としての重量はきわめて大きなものとなる。 従って、フレーム1を運搬車6の荷台7から着脱する作業は、上記支持脚10の出入作業を手動で行うことと相俟って、面倒且つ困難であり、しかも危険性も伴う。

    【0008】本発明の防除用薬液散布装置は、このような事情に鑑みて考えたもので、薬液タンク等を設けたフレームを運搬車の荷台に着脱させる作業を、容易且つ安全に行えるようにするものである。

    【0009】

    【課題を解決するための手段】本発明の防除用薬液散布装置は、前述した従来の防除用薬液散布装置と同様、薬液を貯溜する薬液タンクと、この薬液タンク内の薬液を散布自在な散布ノズルと、少なくとも薬液散布用のエンジン及びポンプを有する起動部とを搭載したフレームと、このフレームを搭載自在な荷台を有する運搬車とを備える。 特に、本発明の防除用薬液散布装置においては、上記ポンプによって上記薬液を給排自在で、この薬液の給排に伴って支持脚を出入自在な液圧シリンダを、
    上記フレームの周囲に少なくとも3本、垂設している。

    【0010】更に、本発明の防除用薬液散布装置においては、請求項2に記載したように、支持脚を突出させた状態におけるフレームの下方に、運搬車の荷台を入り込み自在とするとともに、上記フレームの下方に運搬車の荷台が入り込んでいない場合(すなわち、運搬車の荷台からフレームを分離させた状態)において上記支持脚を没入させた状態で、薬液タンクと散布ノズルと起動部とを搭載したフレームを保管自在とすることもできる。

    【0011】

    【作用】上述のように構成される本発明の防除用薬液散布装置を用いて、樹木に防除用薬液を散布する際の作用自体は、前述した従来の防除用薬液散布装置と同様である。 特に、本発明の防除用薬液散布装置においては、薬液散布用のポンプによって上記薬液を給排自在で、この薬液の給排に伴って支持脚が出入自在な液圧シリンダを、上記フレームの周囲に少なくとも3本、垂設している。 このため、上記フレームを運搬車の荷台に着脱する作業を容易且つ安全に行える。

    【0012】すなわち、上記フレームを荷台に搭載する場合、或いは荷台に搭載されているフレームを取り外す場合、薬液散布用のエンジンを駆動させることによって薬液散布用のポンプを作動させ、上記液圧シリンダ内に薬液を給排する。 この結果、支持脚が突出或いは没入し、フレームの上記運搬車の荷台への着脱を行える状態となる。 上述の作業は、作業者がエンジンを駆動させる以外、自動的に行われるため、フレームの荷台への着脱作業が容易になる。 しかも、支持脚の出入は、薬液タンク内に貯溜されている薬液によって行うため、重量の嵩む新たな部材を設置する必要がない。 この結果、全体としての重量を増大させることなく、フレームの運搬車への着脱を容易化することができる。

    【0013】更に、請求項2に記載したように、少なくとも運搬車の荷台を、支持脚を突出させた状態におけるフレームの下方に入り込み自在とすれば、運搬車の荷台へフレームを搭載する作業をより一層容易にできる。
    又、フレームを運搬車の荷台から分離させるとともに上記支持脚を没入させた状態で、このフレーム及びこのフレームに搭載されている薬液タンクと散布ノズルと起動部とを保管自在とすれば、フレーム上に搭載されているエンジン等の重量物を低い位置で保管でき、保管時の安全性を向上させられるとともに、フレーム上方の収納スペースの増大化を図れる。

    【0014】

    【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の1例について、図1〜4を参照しつつ説明する。 本例における防除用薬液散布装置は、前述した従来の防除用薬液散布装置と同様、薬液を貯溜する薬液タンク2と、この薬液タンク2内の薬液を散布自在な散布ノズル12と、少なくとも薬液散布用のエンジン3及びポンプ4を有する起動部5とを搭載したフレーム1と、このフレーム1を搭載自在な荷台7を有する運搬車6とを備えている。

    【0015】これらフレーム1と運搬車6とのうち、運搬車6は、図1〜3に示すように、本体部13上面に上記荷台7を設けるとともに、この本体部13の両側(図2の左右両側)にそれぞれクローラ9を設けている。
    又、上記本体部13の内側等には、このクローラ9を駆動するためのエンジン(図示せず)及び燃料タンク(図示せず)等を設置している。 更に、本体部13の一端側(図1、3の右端側)には、上記走行用のエンジン或いは薬液散布用のエンジン3やポンプ4等の起動及び起動停止、散布ノズル12の回動或いは傾動等を制御する操作部を設けている。 尚、上記クローラ9に代えて車輪を採用することもできる。

    【0016】一方、上記フレーム1は、その幅(図2の左右方向寸法)を上記運搬車6の荷台7の幅(図2の左右方向寸法)よりも大きく形成している。 このようなフレーム1の上面には、上述したように、薬液を貯溜する薬液タンク2と、この薬液タンク2内の薬液を散布自在な散布ノズル12と、少なくとも薬液散布用のエンジン3及びポンプ4を有する起動部5とを搭載している。 本例の場合、上記散布ノズル12は、上記起動部5の上面に設けられた昇降手段15に、送風機16と一体に設けている。 これとともに、この散布ノズル12を平方向の回動及び上下方向の傾動を自在としている。 従って、
    上記散布ノズル12は、昇降、回動、傾動を自在であり、しかも、この散布ノズル12から噴出する薬液が送風機16の風によって効率良く散布される。 尚、このような散布ノズル12の昇降、回動、傾動を行うための機構は、例えば、特開平8−173001号公報に記載されており、本発明の要旨ではないため、詳細な説明は省略する。

    【0017】又、上記ポンプ4は、薬液タンク2に貯溜されている薬液を、上記散布ノズル12に向けて移送するためのもので、上記エンジン3により駆動する。 尚、
    このポンプ4の流量調整は、図示しない電動機によって行われる。 又、この電動機は、上記エンジン3により駆動する発電機(図示せず)によって作動し、後述の操作部14若しくはエンジン3の近傍にて操作することができる。 更に、上記ポンプ4には、図示しない複数のホースを接続し、薬液タンク2とポンプ4との間での薬液の給排、及び散布ノズル12への薬液の移送、並びに後述する液圧シリンダ17への薬液の給排を自在としている。 更に、上記ポンプ4の駆動に伴って散布ノズル12
    と液圧シリンダ17とのいずれかに選択的に薬液を移送できるように弁装置(図示せず)を設ける。 これらの構造は、上記特開平8−173001号公報に記載されている構造等、従来知られた構造を採用する。

    【0018】更に、本例の場合、上記フレーム1の一端側(図1、3の右端側)に操作部14を、中間部に薬液タンク2を、他端側(図1、3の左端側)に、上記エンジン3やポンプ4等の重量の嵩む駆動する部材を寄せ集めた起動部5を、それぞれ配置することにより、このフレーム1、ひいては防除用薬液散布装置全体としてのバランスの安定化を図っている。 又、上記起動部5の上面に散布ノズル12を設けることにより、設置効率を向上させている。

    【0019】特に、本例の防除用薬液散布装置においては、上記フレーム1の両側面(図2の左右両側面)で長手方向(図1、4の左右方向)両端部に、合計4個の液圧シリンダ17を、垂設した状態で固定している。 この場合、液圧シリンダ17のロッド18の先端が下方に向くように固定している。 更に、上記ロッド18の先端(下端)には支持板19を設けている。 上記ロッド18
    と支持板19とは一体的に成形しても良い。 このロッド18及び支持板19が、特許請求の範囲に記載した支持脚である。 尚、これら4個の液圧シリンダ17は、同一形状であり、上記フレーム1の同一高さ位置に固定する。 そして、同一量の薬液が給排されることにより、同一長さだけロッド18が出入する。 本例の場合、上記液圧シリンダ17に薬液を供給することによりロッド18
    が突出し、液圧シリンダ17内の薬液を排出することによりロッド18が没入するようにしている。

    【0020】更に、上記ロッド18を最大限突出させた場合、上記運搬車6の荷台7上面の高さよりも、当該状態におけるフレーム1下面の高さ位置が高くなるようにしている。 従って、フレーム1の幅を運搬車6の荷台7
    の幅よりも大きくすることと相俟って、この荷台7部分を上記フレーム1の下方に入り込ませることが自在である。 又、上記ロッド18を最大限、没入させた場合、ロッド18に固定した支持板19の下面は、少なくともフレーム1下面よりも下方に位置するようにしている。 従って、液圧シリンダ17内から薬液を排出した状態で、
    各ロッド18に固定の支持板19により、このフレーム1を支持できるようにしている。 尚、本例においては、
    液圧シリンダ17を4個設けているが、これはフレーム1を上記荷台から取り外した場合に、このフレーム1を安定して立たせられるようにするためである。 従って、
    更に多くの液圧シリンダ17を設けることも可能である。 又、少なくとも3個の液圧シリンダを設ければ良い。 この場合、フレーム1の両側面で長手方向一端側に1対の液圧シリンダ17を、フレーム1の他端側で幅方向中央部に1個の液圧シリンダ17を、それぞれ固定する。

    【0021】上述のように構成される本例の防除用薬液散布装置を用いて、樹木に防除用薬液を散布する際の作用自体は、前述した従来の防除用薬液散布装置と同様である。 すなわち、図示しない走行用のエンジンを始動するとともに作業者がハンドル20を握って防除用薬液散布装置を走行させる。 この際、操作部14を適宜操作することにより、上記エンジンの回転数を調整し、所望の速度で走行させる。 このようにして目的の樹木の前に移動したならば、散布作業を開始する。 すなわち、薬液ノズル12を所望の高さ及び方向とし、薬液散布用のポンプ4を作動させて、散布ノズル12から薬液を散布させる。 この際、送風機16を作動させておく。 一の樹木に対する散布を終了したならば、次の樹木に対し、同様の手順で散布作業を行う。

    【0022】特に、本例の防除用薬液散布装置においては、上記フレーム1の周囲4個所に、薬液散布用のポンプ4によって上記薬液を給排自在で、この薬液の給排に伴って支持脚であるロッド18及び支持板19を出入自在とした液圧シリンダ17を垂設している。 このため、
    上記フレーム1を運搬車6の荷台7に着脱する作業を、
    容易且つ安全に行える。

    【0023】すなわち、運搬車6から取り外した状態にあるフレーム1を、上記運搬車6の荷台7に搭載する場合、先ず、薬液散布用のエンジン3を駆動させることによって薬液散布用のポンプ4を作動させ、上記液圧シリンダ17内に薬液を供給する。 この薬液の供給量は、上記弁装置により、全ての液圧シリンダ17で等しく、且つ供給速度もほぼ同一とする。 この結果、4本のロッド18がほぼ同時に同一量だけ突出し、図4に示す状態となる。 この図4に示す状態においては、フレーム1の下方に上記運搬車6の荷台7が入り込める。 従って、作業者は、走行用のエンジンを始動し、ハンドル20を握って上記運搬車6を上記フレーム1の下方に移動させ、上記荷台7の上面と上記フレーム1の下面とを対向させた状態とする。 上記各面が対向したならば、液圧シリンダ17内から一定量ずつ薬液を排出し、フレーム1を徐々に下降させる。 この過程において、フレーム1は荷台7
    に載置され、最終的に図1〜2に示すように、フレーム1が荷台に搭載した状態となる。 上記フレーム1上には起動部5や薬液タンク2等の重量の嵩む部材が存在するため、全体としての重量が大きい。 このため、慣性が大きく、荷台7から容易に脱落することはない。 従って、
    特にフレーム1と荷台とを結合することはせず、例えば凹凸係合等の簡単な係合装置(図示せず)にて係止させることができる。 但し、安全を期すべく、連結板をボルト止めする等により結合しても良い。 又、搭載終了後には、上記エンジン3等の制御を上記操作部14で行なえるように、上記操作部14側の接続部(コネクタ)とエンジン3等の起動部5側の接続部(コネクタ)とを接続させる。

    【0024】又、上述した図1〜2に示す状態から、フレーム1を取り外す場合は、上述した場合と同様にして、上記液圧シリンダ17内に薬液を供給して各ロッド18を突出させる。 上記ロッド18を最大限突出させることにより、フレーム1は運搬車6の荷台7から離れ、
    上記4本のロッド18によって立った状態となる。 この状態になった後、作業者は、走行用のエンジンを始動し、運搬車6のハンドル20を握った状態で運搬車6をフレーム1の下方から移動させる。 上記フレーム1を倉庫等に保管する場合は、図1〜2に示す状態で倉庫内に移動した後、上述した順序でフレーム1を取り外す。
    尚、上記接続部(コネクタ)同士は、予め外しておく。
    更に、フレーム1を取り外した後、上記ポンプ4を作動させて液圧シリンダ17内から一定量ずつ薬液を排出し、フレーム1を徐々に下降させる。 この結果、上記フレーム1は最も低くなる姿勢を取って保管されるため、
    フレーム1上方に広く収納スペースを確保でき、保管施設の有効な利用を図れる。 尚、フレーム1を荷台7上から取り外す際において、フレーム1と荷台7とを連結板等により連結していた場合には、取り外し作業に先立って、この連結板等による連結を解除しておく。

    【0025】上述したフレーム1の着脱作業は、作業者がエンジン3を駆動させる(連結板等によりフレーム1
    と荷台7とを連結する場合は、この連結に係る作業も含む。 又、上記接続部の接続に係る作業も含む。 )以外、
    自動的に行われる。 このため、フレーム1の荷台7への着脱作業が容易になる。 しかも、支持脚であるロッド1
    8の出入は、薬液タンク2内に貯溜されている薬液によって行うため、重量の嵩む新たな部材を設置する必要がない。 本例を構成するに当たり、例えば弁装置を新たに付設する必要があるが、弁装置自体の重量はごく小さいものであるため、無視できる。 この結果、全体としての重量を増大させることなく、フレーム1の運搬車6への着脱を容易化することができる。

    【0026】尚、上述した例においては、液圧シリンダ17に薬液を供給することによりロッド18が突出する構造について説明したが、これとは逆に、薬液を供給することによってロッド18が没入し、薬液を排出することによってロッド18が突出するように構成することもできる。 このような構成の場合、薬液の給排が逆になるのみで、その他の構成並びに作用は、上述した第1例の構造と同様である。 但し、この構造の場合、防除用薬液散布装置の使用時には、ロッド18を没入させておくべく液圧シリンダ17内に薬液を供給しておく。 このような構造の場合、フレーム1は、図4の示す状態で保管されるため、運搬車6の荷台7にフレーム1を搭載させる作業が簡易化される。 但し、保管時におけるフレーム1
    上方の収納スペースは小さくなる。 尚、特許請求の範囲の項には、図面との対応を容易にするため、符号を付したが、これによって本発明が図示の例に限定されるものではない。

    【0027】

    【発明の効果】本発明の防除用薬液散布装置は、上述のように構成され作用するため、薬液タンク等を設けたフレームを運搬車の荷台に着脱する作業を、容易且つ安全に行えるようになり、実用上の効果が大きい。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の実施の形態の1例を示す側面図。

    【図2】同正面図。

    【図3】運搬車のみを示す側面図。

    【図4】フレーム部分のみを示す側面図。

    【図5】従来構造を、フレームを運搬車から取り外した状態で示す略斜視図。

    【符号の説明】

    1 フレーム本体部 2 薬液タンク 3 エンジン 4 ポンプ 5 起動部 6 運搬車 7 荷台 12 散布ノズル 17 液圧シリンダ 18 ロッド 19 支持板

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