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Enzyme inhibitor

阅读:542发布:2021-09-03

专利汇可以提供Enzyme inhibitor专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To obtain a safe and useful enzyme inhibitor exhibiting action inhibiting melanogenesis and action suppressing digestion of starch, used for active ingredients of addition for cosmetics, diet foods, etc., by extracting from lees of rice wine produced in producing rice wine and sweet rice wine for seasoning. CONSTITUTION: This safe enzyme inhibitor is obtained by immersing lees of rice wine produced in producing rice wine and sweet rice wine for seasoning into ethanol, allowing the liquid to stand at a room temperature for a whole day and night while stirring sometimes to extract the lees of rice wine, filtering the extract by gauze, concentrating the filtrate under reduced pressure with enaglass on which a small amount of celite is laid, concentrating the resultant filtrate under reduced pressure at 50-60 deg.C to afford yellow syrup containing white solid content, subjecting the syrup to lyophilization. The inhibitor is an α-amylase inhibitor and a tyrosinase inhibitor comprising yellow-white powder and exhibits action inhibiting melanogenesis and action suppressing digestion of starch and is useful as an active ingredient of cosmetics and an additive for diet food and capable of largely contributing to reduction of pollution and an excess cost load followed by disposal of lees of rice wine.,下面是Enzyme inhibitor专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 日本酒およびみりんの製造時に生ずる酒粕から抽出して得られる酵素阻害剤。
  • 【請求項2】 酵素阻害剤がα−アミラーゼインヒビターである請求項1の酵素阻害剤。
  • 【請求項3】 酵素阻害剤がチロシナーゼインヒビターである請求項2の酵素阻害剤。
  • 【請求項4】 酒粕をアルコール系溶媒で抽出することにより得られる請求項1、2または3の酵素阻害剤。
  • 【請求項5】 アルコール系溶媒が、メタノール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコールおよびその混合物またはそれらと水との混合物から選択される請求項4の酵素阻害剤。
  • 【請求項6】 請求項1の酵素阻害剤を含有するダイエット食品。
  • 【請求項7】 請求項1の酵素阻害剤を含有する化粧品。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、化粧品用ならびにダイエット食品用素材として有用な、酒粕由来の酵素阻害剤に関し、さらに詳しくはチロシナーゼインヒビターならびにα−アミラーゼインヒビターを含有する組成物に関する。

    【0002】

    【従来技術と発明が解決すべき課題】メラニンは、メラノサイト中のチロシナーゼによりL−チロシンが酸化され、幾つかの中間体を経て形成される褐色ないし黒色の色素である。 美容上の観点のみならず、増加傾向にある皮膚がんの防止等の医学的な見地からも、メラニン形成の抑制が必要な場合があり、有効なメラニン形成阻害剤の開発が求められている。 また、肥満は、成人のみならず、若年層にもその弊害が多く認められており、安全かつ有効な抗肥満治療のための有効成分の開発が求められている。

    【0003】メラニン形成や肥満の防止は、それらに至る生体内の反応に関与する酵素の活性を阻害する物質を用いることにより、達成し得る。 即ち、メラニンは、L
    −チロシンのチロシナーゼによる酸化を含む酵素反応で生成され、他方、肥満は、例えば、澱粉のα−アミラーゼによる消化を発端としている。 従って、これらの酵素の活性を阻害するチロシナーゼインヒビターおよびα−
    アミラーゼインヒビターを用いることにより、上記の目的が達成できると考えられる。 具体的には、前者の例として、コウジ酸やアルブチンなどの物質が化粧品添加物として使用されており(機能性化粧品、213頁〜22
    3頁、日本化粧品科学研究会編、シーエムシー出版社)、後者の例として、小麦からの抽出物が抗肥満用ダイエット食品として示されている(白石、化学と生物
    27巻、491頁、1989年)。 しかしながら、多くの需要に応えるためには、より有効かつ安全な酵素阻害剤を大量に供給することが必要である。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】本発明者らは、有効かつ安全なチロシナーゼインヒビターおよびα−アミラーゼインヒビターを得ることを目的として鋭意研究を重ねた結果、日本酒やみりんの製造時に生ずる酒粕(以下、酒粕と称する)の抽出物にこれらの酵素阻害物質が多量に含有されていることを見い出し、本発明を完成するに至った。 即ち、本発明は、日本酒およびみりんの製造時に生ずる酒粕から抽出して得られる酵素阻害剤を提供するものである。

    【0005】本発明の酵素阻害剤は、酒粕を原料として、通常の方法で抽出することによっても得ることができるが、下記の本発明方法により抽出することが好ましい。 従来、酒粕は、各種のアミノ酸や無機成分等を豊富に含有する優れた食品であることは知られていたが、チロシナーゼインヒビターならびにα−アミラーゼインヒビターを含有することは、本発明以前には知られていなかった。 酒粕の年間生産量は約10万トン(例、平成4
    年7月から平成5年6月の1年間に97、350トン)
    にものぼるが、漬け物や粕汁などに利用されるのは僅か約50%にすぎず、残りは廃棄されていた。 酒粕の用途開発は、廃棄処理に伴う経費や公害問題を解決するばかりか、貴重な資源の有効利用という点で極めて重大な意義がある。 従って、本発明は、酒粕の有効利用を可能にするものでもある。

    【0006】本発明の酒粕由来の酵素阻害剤を得るには、清酒もしくはみりん由来の酒粕を適当な溶媒で抽出する。 酒粕の圧搾程度は任意であり、本発明を制限しない。 抽出効率を良くするためミキサーなどを用いて材料を粉砕しても良い。 抽出溶剤としては、アルコール系溶媒が好ましく、例えばメタノール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコールなどのアルコール類、これらの混合物あるいは、これらアルコール系溶媒ととの混合物が挙げられるが、抽出効率や人体への安全性を考慮してエタノールが良い。

    【0007】アルコール類は、無水アルコールから、含水率約50%まで、好ましくは0〜約20%までの含水率のものを用いる。 例えば、乾燥した酒粕製品を用いる場合、50〜80%程度のアルコールで抽出することが好ましく、圧搾程度が比較的弱い酒粕の場合、アルコールとともに水分がかなり含まれているので、無水アルコールで抽出するとよい。 材料に対する抽出溶剤の割合は材料の重量100に対して重量比でその3〜10倍程度である。 抽出温度、時間には特に制限はないが、室温ないし溶媒であるアルコール類の沸騰温度の範囲である。
    室温の場合数時間から1〜30日程度、沸騰温度の場合は1時間程度で行う。

    【0008】抽出した溶液を通常の方法で処理し、濃縮する。 例えば、抽出した溶液を、ガーゼなどで荒く濾過したのち、濾紙、ガラスフィルターなどを使用して濾過し、減圧にて溶媒を留去すれば、白色の固形分を含む黄色もしくは黄褐色のシラップが得られる。 必要に応じて、これを凍結乾燥すれば酵素阻害剤を含む黄白色の粉末が得られる。 よく圧搾された酒粕1kgから、通常、
    20〜50g程度の本粉末が得られる。 本粉末はさらにクロマトグラフィーなどの手段で精製することもできる。 ここに得られた粉末は、後述するように、α−アミラーゼインヒビター活性およびチロシナーゼインヒビター活性を有するので、ダイエット食品や日焼け防止クリームの有効成分として用いることができる。 即ち、食品たとえば菓子類に添加すればダイエット食品が得られ、
    皮膚適用のための軟膏、クリーム、乳液、ローションなどに添加すれば日焼け防止のための化粧品が得られる。

    【0009】

    【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
    これらは本発明を制限するものではない。 実施例1酒粕1kg(水分47.3重量%)を100
    %エタノール1000mlに浸漬し、ときどき撹拌しながら室温にて1昼夜放置して抽出を行う。 次にガーゼで濾過後、その濾液を少量のセライトを敷いたエナグラスにて減圧濾過を行う。 得られた濾液を減圧下、50〜6
    0℃で濃縮して白色の固形分を含む黄色シラップを得る。 このままでも使用可能であるが、便宜上、これを凍結乾燥し、黄白色の粉末50gが得られた。

    【0010】 実施例2みりん由来の酒粕(水分46.4%)1kgに100%
    メタノール10Lを加え,ミキサーにてよく粉砕する。
    粉砕後、室温にてときどき撹拌しつつ2日間放置して抽出を行い、以下実施例1と同様に処理すれば黄白色の粉末15gが得られた。

    【0011】 実施例3酒粕1kg(水分12.5重量%)を90%エタノール1000mlと共に1時間、加熱還流して抽出を行う。
    以下、実施例1と同様に処理すれば、黄白色の粉末75
    gが得られた。

    【0012】 実施例4酒粕(水分47.3重量%)1k
    gを100%イソプロピルアルコール500 mlに浸漬し、ときどき撹拌しながら室温にて1昼夜放置して抽出を行う。 以下、実施例1と同様に処理すれば、黄白色の粉末45gが得られた。

    【0013】実施例で得た酒粕抽出物のチロシナーゼインヒビター活性およびα−アミラーゼインヒビター活性を試験した。 試験例1酒粕抽出物のチロシナーゼインヒビター活性 L−チロシン水溶液(30mg/200ml) 10ml 緩衝液(pH 6.8マッキルベイン緩衝液) 10ml 蒸留水 20ml 実施例1で得られた粉末1%水溶液 0.9ml 上記組成の溶液を37℃で10分間加温した後、チロシナーゼ水溶液(1mg/ml、マッシュルーム由来、和光純薬)0.1mlを加え、30分酵素反応を行う。 対照として抽出物粉末溶液の代わりに蒸留水を同量用いて酵素反応を行う。 チロシナーゼによって生成するドーパクローム(メラニンが生成する場合の前段階の物質)の量を650nmの吸光度測定によって求め、次の計算式によって酒粕抽出物溶液の示すチロシナーゼインヒビター活性を算出した。 インヒビター活性=[(A−B)/A]×100 A:対照溶液の吸光度 (0.47) B:抽出物粉末含有試料の吸光度 (0.002) 結果を以下の表1に示す。

    【0014】

    【表1】

    表1から明らかなように、本発明にかかわる酒粕抽出物は優れたチロシナーゼインヒビター活性を有する。

    【0015】 試験例2酒粕抽出物のα−アミラーゼインヒビター活性 9本の試験管に水1mlずつを入れ、この最初の試験管に1mlのα−アミラーゼ(0.5%水溶液、細菌由来、和光純薬)を加えてよく混合し。 そのうち1mlを2番目の試験管に入れ混合し、その1mlをさらに3番目の試験管に加え混合する。 この操作を順次繰り返し、
    9本目の試験管までの希釈系列を作る。 9本目の液の1
    mlは捨てる。 水を加えずアミラーゼ溶液1mlのみの試験管も用意して0本目とする。 以上を氷水中に冷却しておく。 次に各試験管に1%可溶性澱粉液5mlずつを加え、全部加え終わった後一斉に40℃の恒温槽に置き、1時間酵素反応を行う。 次に試験管を氷水中に入れて冷却する。 冷却後、試験管の高さの80%程度まで水を加え、この上に0.1Nヨード液1滴を加えてヨード澱粉反応による呈色(青紫色〜赤色)を見る。 実施例で得られた粉末1%溶液1ml+水9mlの溶液を上記水1mlの代わりに各試験管に入れ、同様に酵素反応を行い、ヨード澱粉反応による呈色を見る。 結果を表2に示す。

    【0016】

    【表2】

    表2から明らかなように、本発明の酒粕抽出物は優れたα−アミラーゼインヒビター活性を有する。

    【0017】 実施例5美白クリームの調製実施例1で得られた粉末1gをとり、次の処方で美白クリームを調製した。 本発明にかかわる酒粕抽出物粉末 1.0g ステアリルアルコール 6.0ml ステアリン酸 1.0 水添ラノリン 5.0 オクチルドデシルアルコール 10.0 ポリオキシエチレン(20モル)モノセチル アルコールエーテル 4.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 プロピレングリコール 5.0 精製水 66.0 香料 適量 防腐剤 適量 上記成分を良く混合し、適当な容器に充填する。

    【0018】 実施例6ダイエット用クッキーの調製 ショートニング300g,乳20g,砂糖50g,アスパラテーム5gを泡立て器でよく混合する。 これに卵60gを少しずつ加えてさらによく混ぜ合わせる。 別に小麦粉300g,ベーキングパウダ1gおよび実施例1で得られた粉末50g相当分をよく練り合わせる。 これを先の混ぜ合わせたものとよく混合したのち、冷蔵庫で30分放置する。 次にこれを適当な型に成型し、約1
    70℃で20分間焼成して、目的のクッキーを約700
    g得る。

    【0019】

    【発明の効果】本発明の酒粕抽出物は優れたチロシナーゼインヒビターならびにα−アミラーゼインヒビター活性を有し、化粧品あるいはダイエット食品用などの有効成分として有用である。 また、多量の余剰酒粕の有効利用を可能にし、酒粕の廃棄に伴う公害、余分な経費負担を軽減することに大きく貢献することができる。

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