Drive simulator

阅读:783发布:2020-10-31

专利汇可以提供Drive simulator专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a drive simulator ensuring a specially real simulation with consideration of characteristics of movement of a vehicle which runs in contact mainly with ground surface or water surface.
SOLUTION: The drive simulator is equipped with a carrier unit (10). The carrier unit is quipped with a strong ground pan (16) on which a testing vehicle (20) or a testing imitation can be mounted and at least one projection plane (A) and at least one projector (26). The carrier unit is equipped with at least three motion modules (30) and each of the motion modules is equipped with a wheel (33) which rotates and runs on the ground surface. The wheels are maneuverable relating to the axis perpendicular to the ground surface using a first driving device (32) and can be driven via a second driving device installed on each wheel.
COPYRIGHT: (C)2002,JPO,下面是Drive simulator专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】運転シミュレータ、主として地面や水面と接して進行する乗り物の運動をシミュレーションするための運転シミュレータにおいて、この運転シミュレータがキャリアユニット(10)を有し、このキャリアユニット(10)が、テスト用乗り物(20)又はテスト用模造品が据付可能である堅固なグラウンドパン(16)
    と、少なくとも1つの投影面(A)と、少なくとも1つの投影器(26)とを有し、並びにこのキャリアユニット(10)が少なくとも3つの運動モジュール(30)
    を含み、これらの運動モジュール(30)のうちの夫々がグラウンド面(62)上で回転して進行する車輪(3
    3)を有し、この車輪(33)が、第1駆動装置(3
    2)を用いてグラウンド面(62)に対する垂直軸線に関して操縦可能であり、夫々に付設されている第2駆動装置(36)を介して駆動可能であることを特徴とする運転シミュレータ。
  • 【請求項2】キャリアユニット(10)のグラウンドパン(16)が出来る限り堅固に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項3】4つ又は5つの運動モジュール(30)が設けられていることを特徴とする、請求項1または2に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項4】少なくとも1つの車輪(33)における第2駆動装置(36)に追加的に車輪制動装置が設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項5】運動モジュール(30)がキャリアユニット(10)の外縁またはグラウンドパン(16)の外縁に配設されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項6】車輪(33)の操縦角度の領域が垂直軸線を中心に+/−180°の領域、特に+/−90°の領域に位置することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項7】第2駆動装置(36)が夫々の車輪(3
    3)を両方の車輪回転方向にて加速および制動するために形成されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項8】各車輪(33)のための第2駆動装置(3
    6)が車輪ハブに設けられていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項9】キャリアユニット(10)のグラウンドパン(16)が実質的に円形状で形成されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項10】キャリアユニット(10)のグラウンドパン(16)が投影用上部構造体(18)により被われていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項11】投影用上部構造体(18)が実質的に半球形状で形成されていることを特徴とする、請求項10
    に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項12】複数の投影器(26)が設けられていて、特に投影用上部構造体(18)に配設されていることを特徴とする、請求項10または11に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項13】投影器が投影面または投影用上部構造体の外側に配設されていて、投影面に対して透過光投影の形式による投影が成され得ることを特徴とする、請求項10〜12のいずれか一項に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項14】投影器(26)が実質的に投影用上部構造体(18)の天頂に配設されていることを特徴とする、請求項10〜13のいずれか一項に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項15】投影器(26)が、実質的に360°投影を可能とするような数量および配置で選択されていることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項16】オーディオ装置が設けられていることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一項に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項17】可動の据付プレートにおける乗り物のために固定手段がキャリアユニット(10)のグラウンドパン(16)に設けられていることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか一項に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項18】運動モジュール(30)が他の駆動装置(34)を含み、この駆動装置(34)を用いて、夫々の車輪(33)が、グラウンドパン(16)に対して、
    特に垂直方向にて繰り出し又は引き込まれ得ることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか一項に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項19】乗り物の車輪または乗り物自体を上昇または下降させる装置がグラウンドパン(16)内に又はグランドパン(16)に接するように設けられていることを特徴とする、請求項1〜18のいずれか一項に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項20】キャリアユニット(10)がシミュレータ建造物内に収容されていて、このシミュレータ建造物内でキャリアユニット(10)が平坦なグラウンド面(62)上にて運動されることを特徴とする、請求項1
    〜19のいずれか一項に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項21】キャリアユニット(10)が平坦なグラウンド面(62)の外側に更に運動することを防止する安全装置(64)によって、平坦なグラウンド面(6
    2)が境界付けられていることを特徴とする、請求項2
    0に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項22】平坦なグラウンド面(62)が円形状または楕円形状で形成されていることを特徴とする、請求項20または21のいずれか一項に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項23】シミュレータ建造物が、キャリアユニット(10)の発進可能な方向に関して少なくとも1つの方向にてキャリアユニット(10)よりも明らかに大きいことを特徴とする、請求項20〜22のいずれか一項に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項24】シミュレータ建造物とキャリアユニット(10)との間の通信装置(24)が設けられていることを特徴とする、請求項20〜23のいずれか一項に記載の運転シミュレータ。
  • 【請求項25】シミュレータ建造物がルーフまたはドーム(60)を有し、このルーフまたはドーム(60)から、通信、又はエネルギー供給、又は通信およびエネルギー供給を可能とする接続ケーブル(24)がキャリアユニット(10)へと案内されていることを特徴とする、請求項20〜24のいずれか一項に記載の運転シミュレータ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、運転シミュレータ、主として地面や面と接して進行する乗り物の運動をシミュレーションするための運転シミュレータに関する。 地面や水面と接して進行する乗り物としては、道路車両およびレール車両のような表面車両、船舶、または、滑走路上の飛行機が考慮される。 この運転シミュレータの特殊な実施形態は、場合によっては、空中や宇宙空間を進行する乗り物、例えば航空機や宇宙船の運動をシミュレーションするためにも使用され得る。

    【0002】

    【従来の技術】運転シミュレータは以前から知られている。 例えば、特に航空分野におけるシミュレーションのためには「6脚運動システム」が使用され、これは、この使用分野における要求に応じている。 完全動的シミュレーションのために、この6脚運動システムはx方向とy方向に可動のキャリッジの周りにて拡張される。 しかしながら次のことが明らかになった。 即ち、これらの運動システムは、地面や水面と接して進行する乗り物の運動をシミュレーションするためには極めて複雑で重量が重く且つコストがかかってしまうということである。 更に、このシミュレーション方法では、地面や水面と接して進行する乗り物において生じるとモーメントの生成は莫大なエネルギー投入を用いてのみ成される。

    【0003】運転動力学上の限界領域の操縦を体験し得るためには、運転シミュレータの運動システムによる加速の表現が根本的な要素である。 地面や水面と接して進行する乗り物においてシミュレーション領域における並進的な加速の複写は実際の状況に対して変化を要求し、
    その理由は、並進運動が、比較的なものとしての「実際のルート網の無限大次元」から運動面の有限大次元へと投影されなくてはならないからである。 それに対して運動の回転自由度は、選択されている運動システムのコンセプトに応じて、並進自由度と異なり、多少なりとも制限された運動空間においても完全に実際の大きさで複写される。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、主として地面や水面と接して進行する乗り物の運動の特徴を考慮し且つ特にリアルなシミュレーションを保証する運転シミュレータを提供することである。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】本発明の出発点は、実質的に、乗り物または乗り物の模造品を収容し得る物体(自らが走行するキャリアユニット)を、要求に従って、実質的に水平なグラウンド面上で運動させるということにある。 本発明による運転シミュレータにおける運動面の構成のための合目的な出発点として、特に円形状または楕円形状に形成されている平坦な面が考慮され、
    その理由は、自動車分野ではタイヤと車道との間の摩擦接続が車両の縦方向および横方向にてほぼ同じ大きさの加速で認められるからである(カムの摩擦円)。 本発明は、実質的に、xキャリッジ及びyキャリッジを有する6脚に対して、追加的な遠心力が円形走行によって遥かに簡単に利用され得ることによって異なっている。

    【0006】本発明による運転シミュレータコンセプトの特徴は、キャリアユニット(キャリアプラットフォーム)の円形走行時に発生する遠心加速度が、次のことによって、長く持続する縦加速度を表現するためにも原則的に利用され得ることにある。 即ち、その都度にキャリアユニット上にあるテスト用乗り物(又は乗り物の模造品)の縦軸線がキャリアユニットの対応的な回転により円中心点に指向されることによってである。

    【0007】本発明に従い、前記課題は、請求項1に記載された特徴によって解決される。 上記の「6脚運動システム」と異なり、本発明のコンセプトは、前段にて既に示唆されているように、独立して案内される物体の運動システムに基づき、この際、地面や水面に接して進行する乗り物の本質的な運動は水平状態にて再生され、垂直次元は下位の役割を果たすだけである。

    【0008】本運転シミュレータは、パン(グラウンドパン)の形状の堅固なグラウンドを有するキャリアユニットを含み、このグラウンド上には、例えばその中央にて、テスト用乗り物がその自らの車輪を用いて又は乗り物の模造品が載置されている。 この際、乗り物の模造品は、所謂「モックアップ(Mock Up)」即ち機械的な乗り物の模倣品自体ないしは模造品自体として、または座席ボックスとして、または所謂「ケーブ(Cave)」即ち乗り物の3次元の仮想再現装置として形成され得る。 更に、
    キャリアユニットは少なくとも1つの投影面を有し、この投影面上に少なくとも1つの投影器を介して運転シミュレーションのための画像が投影され得る。 キャリアユニットの運動を少なくとも水平状態にて可能にする運動モジュールがキャリアユニットの主要部である。 好ましくはキャリアユニットの外縁またはグラウンドパンの外縁に配設されている各運動モジュールはグラウンド面上にて回転して進行する車輪またはツイン車輪を有し、この車輪は第1駆動装置を用いてグラウンド面の垂直軸線に関して操縦される。 更に、車輪自体を両方の回転方向にて駆動するための第2駆動装置が配設されている。 独立して案内されるキャリアユニットは少なくとも3つの運動モジュールを必要とする。 安定性の理由から、少なくとも4つ又は5つの運動モジュールが好ましくは互いに等間隔で使用されると有利であり得る。 車輪の操縦軸線に関して及び車輪の駆動装置に関して車輪を独立的に案内することにより、純粋な前進運動、純粋な後進運動、純粋な横運動、純粋な回転運動、並びにこれらの運動の組み合わせが達成され得る。 夫々の車輪のための駆動装置は好ましくは車輪ハブに配設されている。 このことは特に小さく構成される駆動装置を可能とする。 各車輪を介して駆動モーメント及び制動モーメントが生成され得る。 要求される制動モーメントに応じて、車輪ブレーキの追加的な装置が必要とされ得る。

    【0009】特に円形状に形成されているキャリアユニットは同時に投影用構造体または投影用上部構造体のために理想的な構脚を形成する。 実施形態に従い、投影用上部構造体は、球形状または球部分形状で形成されていて、その内側にて少なくとも1つの投影面を有する。 この投影面は360°の眺望シミュレーションのためにも形成され得る。 そのためには対応する投影器が配設されなくてはならない。 クローズ式の試験用乗り物において投影は半球面の水平リング上に制限され得て、この水平リングは、好ましくは、運転者の目の位置から全ての視野がカバーされるように寸法決定されなくてはならない。 オープン式の乗り物において投影は「オプティマックス(Optimax)」式の映画館の意味で使用される。 これらの投影器は、好ましくは、投影用上部構造体に、特に投影用上部構造体の天頂の領域に配設され得る。 透過光投影も考えられ、そこでは投影器が半球形状の投影面の外側に配設され、外部から半透明の投影膜上に投影が成される。 投影方式に応じて様々な数量および配置の投影器が設けられ得る。

    【0010】騒音シミュレーションは例えば乗り物自体のオーディオ装置を介して行われ得る。 追加的に、キャリアユニット内、テスト用乗り物内、または乗り物の模造品内には、原動機騒音、進行騒音、風騒音などの局部的なシミュレーションをシミュレーション方式で流すために、他のオーディオ装置が配設され得る。

    【0011】従って、実際には存在しない物理学的な値が、視覚的な印象(投影面)、触覚的な印象(振動)、
    音響的な印象(騒音シミュレーション)により模造され得る。

    【0012】上述したように、地面や水面に接して進行する乗り物における主動作は水平領域にて再生される。
    また、道路上の乗り物の運動においては、地面の非平滑性や走行運動性の変更に起因する垂直運動もある。 運転シミュレータの最初の拡充段階において上昇自由度の表現が排除される場合には、他の実施形態により上昇運動の補充が行われる。 そのために、個々の運動モジュールに、グラウンド面に対するキャリアユニットのグラウンドパンの垂直運動を可能とする他の駆動装置を設けることが可能である。 これらの駆動装置は、液圧式のリニアシリンダとして、または、液圧式または電気式の上昇スピンドル駆動装置として考案され得る。 選択的に又は追加的に、対応的な上昇または下降装置がキャリアユニット自体のグラウンドパンにも、例えばグラウンドパンの支持プレート上にてテスト用乗り物のタイヤが置かれる位置にて設けられ得る。 夫々の上昇装置の構成上の形態では、走行シミュレータとして使用する際の上昇振幅が1mの大きさを超過しないことが考慮され得る。 飛行シミュレータまたは宇宙飛行シミュレータとして使用する際には上昇振幅が対応的に更に大きく形成され得る。 グラウンドパン上に置かれている乗り物がこの乗り物に固有のシャーシと共に、加わる加速力により、上昇運動、
    横揺れ運動(ローリング運動)及び縦揺れ運動(ピッチング運動)をも発生させるために、乗り物の運動の横揺れ自由度および縦揺れ自由度が第1選択肢にて単にパッシブに実現される場合には、第2選択肢により上昇装置の追加的な補充を介して、アクティブな上昇励起、横揺れ励起、及び縦揺れ励起が可能となる。 この関連で重要なことは、非定常の上昇運動、横揺れ運動、及び縦揺れ運動では間違って指向された加速情報は運転者の内に供給されないので、横揺れ軸線と縦揺れ軸線が運転者の内耳の高さに配置されるということである。

    【0013】両方の実施形態において、加速力が加わった際にグラウンドパンに対してテスト用乗り物が意図せずに移動してしまうことを回避するために、テスト用乗り物の拘束が必要である。 この拘束は例えば保持湾曲部材または保持バンドにより行われ、これらは4つの車輪の輪縁をグラウンドパンの4つの起立プレート(即ち、
    据付プレート)と連結させる。

    【0014】乗り物に固有のシャーシのスプリング運動が車輪懸架装置を強制的に押し付けることなく広範囲に渡って適応され得るために、前記の車輪起立プレートは、これらの車輪起立プレート側にて+/−20mmの大きさである車輪起立面(車輪接地面)の縦移動および横移動を許容しなくてはならない。 従って、4つの車輪のためのこれらの起立プレートは、例えばスライドプレートまたは振子式プレートの形式で実施される必要があり、これらのプレートは、非線形の弾性体を介して、車輪起立面を、力の無い運動状態または運転シミュレータの停止が生じる際に常にホームポジションに戻す。

    【0015】特別な実施形態に従い、キャリアユニットはシミュレーション建造物の平坦なグラウンド面上にて発進し、このシミュレーション建造物は、好ましくは、
    ルーフ、ドーム、または、空気膨張ホールにより被われる。 この際、この平坦なグラウンド面は、円形状または楕円形状で形成され得て、少なくとも、発進可能な延長部に関して、即ち、キャリアユニットの発進可能な方向に関して、キャリアユニット(例えば、ほぼ8m)の寸法よりも明らかに大きく選択され得る。 更に、平坦な面の縁は、安全フェンスまたは安全クッションのような安全装置により補足され得て、これらはグラウンド面を超えるキャリアユニットの運動を防止する。

    【0016】本発明による運転シミュレータの構成上の形態において、様々な駆動装置、投影器などのためのエネルギーと情報をどのようにキャリアユニットに提供するかという問題点が解決されなくてはならない。 1つの形式において、このことは自給自足的に行われ得る。 即ち、キャリアユニットは自給自足的に形成され得て、この場合、エネルギージェネレータ(例えば内燃機関/ジェネレータ・ユニット)も計算機ユニットもキャリアユニット内に収容されていて、これらは対応的な運動を付属するシミュレータ効果と共に可能にする。 選択的に、
    キャリアユニットに外部から情報を供給することが可能である。 このことは例えば無線接続を介して行われる。
    この場合、エネルギー供給は更にキャリアユニット自体で行われる必要がある。 供給の他の実施形態は、キャリアユニットと、外部環境の要素、例えばシミュレータ建造物との間の接続ケーブルにより提供され、この場合、
    接続ケーブルを介してエネルギー供給も情報供給も実施され得る。

    【0017】また、キャリアユニットのためのエネルギー供給は(電気機関車やシティバスにおけるような)集電装置によっても行われ得て、これらの集電装置は、運動面を被う送電網から滑り接触部を介して電気エネルギーを取り出し、場合によっては、アース極として形成されているグラウンド面を介して返送する。

    【0018】

    【発明の実施の形態】次に、添付の図面を用いて本発明の実施形態を詳細に説明する。

    【0019】図1には運転シミュレータのキャリアユニット10が示されていて、このキャリアユニット10はグラウンドパン(底部受皿)16を有し、このグラウンドパン16上にはほぼ半球形状の投影面18が張り渡されている。 投影面18は、1つの側面にて、フード12
    により閉鎖可能な開口部14を有し、この開口部14を通じて車両20がキャリアユニット10内に入れられる。 図1に従い、車両20は、キャリアユニット10のグラウンド面16上にて中央に位置付けられていて、詳細には既に上記したように固定されている。 この際、図1では、保持バンドだけが見て取れる。 車輪起立プレートは詳細には図示されていない。

    【0020】キャリアユニット10の外縁には互いに同じ度間隔で4つの運動モジュール30が配設されている。 各運動モジュール30は車輪33を含み、この車輪33は、グラウンド面62(図2参照)上で回転して進行し、グラウンド面62に対する垂直軸線に関して操縦可能である。 ここで車輪は夫々の第1駆動装置32を用いて前記の垂直軸線を中心に+/−90°の領域で回転される。

    【0021】車輪33の各ハブの領域には、第2電動駆動装置36並びに車輪制動装置(詳細には図示せず)が夫々配設されていて、それらを用いて各車輪33が、その回転運動に関して、付勢、即ち加速、制動、または一定に駆動される。 本実施形態では更に各運動モジュール30にて他の駆動装置34が配設されていて、この駆動装置34を用いて車輪が垂直方向にて繰り出され又は引き込まれ、その結果、キャリアユニット10のグラウンドパン16は夫々の運動モジュール30の領域にて上昇可能または下降可能である。 運動モジュールの異なる駆動装置の駆動により、キャリアユニット10は、前方または後方に真直ぐに運動され、左方向に又は右方向に運動され、回転(偏揺れ角は左/右)され、並びに、これらの運動のそれぞれの組み合わせが導かれる。 当然のことであるが配位のためには計算および制御ユニットが必要であり、この計算および制御ユニットは、所望のシミュレーションのために、対応的に調整されるアクチュエータ稼動を変えて、前記の駆動装置を対応的に駆動する。 キャリアユニット10とシミュレーション計算機との間の通信は接続ケーブルを介して確立され、この接続ケーブルはグラウンドを被う投影用上部構造体18の天頂から外部のユニットに案内されている。 この接続ケーブル24を介して個々の駆動装置のためのエネルギー供給も行われる。 投影用上部構造体18内には、図1にて示唆されているように、5つの投影器26が、実質的に360°の周囲の眺望が画像的に示され得るように配設されている。 この周囲の眺望は、領域Aにおいて投影用上部構造体18の半球形面のほぼ水平に形成されているリング上にて展開される。 そのための技術は周知であるので、ここでは詳細な説明を省くものとする。

    【0022】ここでは図示されていないものとして、原動機騒音、進行騒音、風騒音のような様々な騒音をキャリアユニット10の内部空間内に流すキャリアユニットのオーディオ装置が挙げられる。 同様に図示されていないものとして、例えば、原動機/変速機ユニットの振動、排気ガス装置の振動、シャーシの振動が模倣され得るために、原動機/変速機ユニット、排気ガス系統、及びシャーシ構造部分に配置され得る振動励起装置が挙げられる。

    【0023】図2から、独立して案内される車両のコンセプトが見て取れる。 キャリアユニット10はシミュレータ建造物の平坦なグラウンド面62上にて運動される。 平坦なグラウンド面62はドーム60により被われていて、このドーム60の天頂から接続ケーブル24がキャリアユニット10へと案内されている。 ここでは平坦なグラウンド面62はほぼ40mの直径を有する円形として選択されている。 半径方向において平坦なグラウンド面62は安全ベローズ64で境界付けられていて、
    この安全ベローズ64は、キャリアユニット10がグラウンド面62を離れてしまうことを防止する。

    【0024】運転者と運転シミュレータとの間の相互作用を確立するために、車両も情報技術的にキャリアユニット10と接続される必要がある。 シミュレーションの経過が図3から見て取れる。 テスト車両内の運転者は、
    アクセルペダル(混合気)、ブレーキ、クラッチ、ギアシフト装置(ギヤ)、ハンドル(操)のような様々な操作装置を操作する。 これらの情報は、車両/キャリアユニットの接続部および接続ケーブル24を介して非図示の計算機に転送される。 この計算機は、運転者の行動に基づいて、駆動ユニット、音響ユニット、視覚ユニットのための命令を生成する。 1つには、グラフィック領域にて投影のための信号が算定されて接続ケーブル24
    を介して投影器に転送されるので、合致する外部眺望のシミュレーションが保証されている。 所謂「ワッシュアウト・フィルタ(Washout-Filter)」を介して、本当の車両の実際の運動がシミュレータの制限された運動面上に換算され、更に、計算機にて算定された駆動装置のための値がキャリアユニットに伝達され、その結果、キャリアユニットとその中に収容されている車両との運動シミュレーションが行われ得る。 更に、上述のオーディオ装置が計算機により操作されるので、付属する騒音シミュレーション(例えば、加速騒音、制動騒音、風騒音など)が行われ得る。 運転者のために実際の走行をシミュレーションするためには、車両内の計器も、伝達される運転フィーリングと合致されなくてはならない。 そのために、車両の計器は様々な接続部を介して適切な方式で付勢される。 最後に、車両部分自体における振動装置の上記したような好ましい配置の操作も行われるので、対応する自然な振動効果が同様に生成可能である。 この配置により、運転者にとって車両を操縦する際に決定的である全ての本質的な印象が再現されるので、運転者には様々な応答が供給される。 従って、調整に応じて、多少なりとも実際的な運転シミュレーションが保証され得る。 しかしながら核心は、特別な構成により本物に近い加速応答をもたらすキャリアユニットである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明によるキャリアユニットの実施形態を示す斜視図である。

    【図2】シミュレーション建造物内に収容されている図1によるキャリアユニットを示す斜視図である。

    【図3】シミュレーション経過を詳細に説明するブロック図である。

    【符号の説明】

    10 キャリアユニット 12 フード 14 開口部 16 グラウンドパン(グラウンド面) 18 投影用上部構造体(投影面) 20 車両 21 車輪起立プレートに設けられているサポート 22 保持バンド 24 接続ケーブル 26 投影器 30 運動モジュール 32 第1駆動装置 33 車輪 34 駆動装置 36 第2駆動装置 60 ドーム 62 グラウンド面 64 安全ベローズ A 投影面 B シミュレータ構造物の平坦なグラウンド面の直径

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈