Centrifugal blower
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SOLUTION: A centrifugal blower is provided with an inlet damper 3 installed at the gas inflow port of an inlet box 2, a damper blade 4 situated at an inlet damper and regulating a gas flow rate, and an impeller 1 having a impeller vane 9 to boost gas, introduced from the inlet box, through centrifugal operation. A guide vane 11 is situated at the inlet box 2 in the vicinity of a gas introduction port to the impeller 1 and the guide vane 11 straightens a flow of gas flowing in the impeller 1 and gas revolution suited for the angle of the impeller vane 9 is exerted.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO，下面是Centrifugal blower专利的具体信息内容。
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠心式送風機の内部気体の流れと流量制御特性の改善に関する。
【０００２】
【従来の技術】遠心式送風機の流量制御方式の代表的なものとして入口タンパーによる絞り制御がある。 図３
は、入口ダンパーを使用した従来の遠心式送風機の概略構成を示す。 図３の矢印Ａは羽根車１の回転方向を示し、記号を符さない矢印は気体の流れを示す。
【０００３】羽根車１は回転の中心で車軸６に取り付けられ、車軸６は軸受７で支持される。 車軸６は駆動機８
に結合されて羽根車1を回転する。 また、羽根車１は車室５で覆われ羽根車の回転中心付近に入口箱２により気体が導入される。 導入された気体は羽根車１の回転による遠心作用で昇圧され車室出口１０より突出される。 入口ダンパー３は入口箱２の気体流入口に設置され、気体通路の断面上に設置したダンパー羽根４の角度を変えて気体の通路面積を変化させることで気体流量を調整する。
【０００４】入口ダンパーはその構造が比較的に簡素であるため、幅広い分野、用途の遠心式送風機の流量制御機構として使用されているが、送風機の低風量域においては送風機入口箱内に偏流が生じこれに起因して送風機の回転失速が発生していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】図１において、入口ダンパー３が送風機羽根車１への気体導入口より離れた位置にあるため、ダンパー羽根４が閉止に近い低風量域においては、ダンパー羽根４を通過した気体が入口箱２内で偏流し、羽根車１への気体の流入角度と羽根車１の羽根車角度とが合致せず流入気体が羽根車羽根９の羽根表面より剥離する。 剥離した気体は羽根表面上に周期的な剥離渦を形成し羽根車１に回転失速状態が生じる。
【０００６】この回転失速状態においては送風機内部の気体に低周波の圧力変動が発生し低周波騒音及び共振による送風機前後のダクト系の振動により、送風機の連続的な安定運転が出来ないなどの課題をも生じる。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために、本発明は次のような構成を採用する。
【０００８】入口箱の気体流入口に設置された入口ダンパーと、前記入口ダンパーに設けられて気体流量を調整するダンパー羽根と、前記入口箱から導入された気体を遠心作用で昇圧する羽根車羽根を有した羽根車と、を備える遠心式送風機であって、前記羽根車への気体導入口近傍の前記入口箱に案内羽根を設け、前記案内羽根は、
前記羽根車へ流入する気体の流れを整流して前記羽根車羽根の角度に適合した気体旋回を与える遠心式送風機。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係る遠心式送風機の回転失速防止機構について、図１と図２を用いて以下説明する。 図１は本実施形態の遠心式送風機の回転失速防止機構の断面図であり、図２は本実施形態の遠心式送風機の回転失速防止機構の見取図である。 ここにおいて、１は羽根車、２は入口箱、３は入口ダンパー、４
はダンパー羽根、５は車室、６は車軸、７は軸受、８は駆動機、９は羽根車羽根、１０は車室出口、１１は案内羽根、をそれぞれ表す。 また、矢印Ａは羽根車の回転方向、符号を符さない矢印は気体の流れを示している。
【００１０】本発明の実施形態の遠心式送風機は、図３
に示した従来技術の遠心式送風機との対比において、入口箱の羽根車１への気体導入口側に固定式又は半固定式の案内羽根１１を設置したことを特徴としている。 即ち、案内羽根１１は、送風機入口箱２から羽根車１への気体の円形導入口に通路に沿って放射状に、羽根車羽根９の入口角度に適合した角度で複数設置されている。 図３に案内羽根の設置状態を鳥瞰的に示す。
【００１１】以上のように、流量制御機構として入口ダンパー３を有する遠心送風機の入口箱２において、送風機羽根車１への気体導入口近傍に羽根車の回転方向及び羽根入口角度に適合した固定式又は半固定式の案内羽根を設置することにより、送風機入口箱内の気体が偏流する入口ダンパー低開度域（送風機の低風量域）においても羽根車１へ適当な流入角をもって流入気体に予旋回を与えることで羽根表面上の気体の剥離を防止して送風機が回転失速状態に陥ることを抑制している。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、送風機入口箱内の羽根車への気体導入口に、羽根車羽根の入口角度に適合した角度で、案内羽根を設置することにより、送風機羽根車への気体の流入角度を調整し、羽根車羽根の表面での気体流れの剥離を抑止する。
【００１３】これにより遠心送風機の回転失速が抑制され、回転失速で発生する気体の圧力変動に起因する雑音や構造物に与える振動が効果的に抑止できる。
【図１】本発明の実施形態に係る遠心式送風機の回転失速防止機構を示す断面図である。
【図２】本実施形態の遠心式送風機の回転失速防止機構を示す見取図である。
【図３】従来技術の遠心式送風機の構成を示す断面図である。
１ 羽根車 ２ 入口箱 ３ 入口ダンパー ４ ダンパー羽根 ５ 車室 ６ 車軸 ７ 軸受 ８ 駆動機 ９ 羽根車羽根 １０ 車室出口 １１ 案内羽根
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