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Method for determining background gray levels of document

阅读:330发布:2020-12-31

专利汇可以提供Method for determining background gray levels of document专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To automatically determine the image background gray levels of a scanned document with a small calculation amount.
SOLUTION: This method determines, the background gray levels of a scanned document. A histogram of gray levels is generated from a document sampling window, and the histogram is smoothed. A rough curve of the smoothed histogram is determined, the standard deviation of the curve is determined, and a gain of the document and a maximum gray level of the histogram are determined, based on the standard deviation, and the background gray levels of the document is decided based on the gain.
COPYRIGHT: (C)1999,JPO,下面是Method for determining background gray levels of document专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 ドキュメントの背景グレイレベルを決定する方法であって、 ドキュメントのサンプリングウィンドウからグレイレベル値のヒストグラムを生成するステップを含み、 ヒストグラムを平滑化するステップを含み、 平滑化されたヒストグラムの形状に近似するカーブを決定するステップを含み、 カーブの標準偏差を決定するステップを含み、 標準偏差及びヒストグラムの最大グレイレベル値に基づいてドキュメントのゲインを決定するステップを含み、 ゲインに基づいてドキュメントの背景グレイレベルを決定するステップを含む、ドキュメントの背景グレイレベル決定方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、走査されたドキュメントの画像の背景内容を決定する方法及び装置に関する。 更に具体的には、本発明はドキュメントの背景を決定し、ドキュメントのコピーへの背景の影響を抑制する方法に関する。 また、本発明は画像のダイナミックレンジを調整する方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】コピー機システムにおいて、原稿の基体を抑制しながらドキュメント(より一般的には、原稿)をコピーすることは、
    原稿が着色用紙にプリントされる場合など多くの場合において必要である。 背景検出はドキュメントのリーディングエッジのみにおいて、或いはドキュメント全体においてなされ得る。 しかしながら、ページ全体の背景検出は、一般的に原稿全体の事前走査を必要とする。 検出された背景は走査された画像のゲインを調整し、システム処理値域を越える値を切り落とす(クリッピング)ことにより、除去され得る。

    【0003】原稿の背景値を推定するための1つのアプローチとしては、原稿の、背景のみの領域において移動平均(running average) をとることによるものがある。
    また、このアプローチは、選択された領域に非背景材料
    (non-background material)が含まれている場合においてのみ、選択可能なしきい値を下回るあらゆるビデオの使用を阻止する。 この移動平均アプローチは純粋に背景のみの部分でうまく作用するのであって、非背景材料が存在する場合、特に、非背景材料が最終平均に最も影響するウィンドウのエッジ部分に発生する場合にはうまくはたらかない。

    【0004】自動背景抑制(automatic background supp
    ression)は背景を感知して、最終プリンティングの前に自動的に背景を抑制する。 従来技術の自動背景抑制システムは標準的な方法を用いてドキュメントのヒストグラムを生成し、それから平均及び標準偏差を算出する。 この方法は多くの場合、背景のノイズを除去する際に必要なゲインを決定するために相当量の計算を伴う。

    【0005】入ドキュメントの画像の詳細の総損失(g
    ross loss)を更に防止するため、ダイナミックレンジの調整もなされるべきである。 図11(a)は背景のノイズを除去していない、或いはダイナミックレンジの調整を行っていない新聞写真の画像を示す。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明は、走査されたドキュメントの画像の背景グレイレベルを推定する改良された方法を提供する。

    【0007】また、本発明は、トーン再生曲線マップを介して画像のダイナミックレンジを調整する改良された方法を提供する。

    【0008】また、本発明は、単純だが背景値を決定するための必要に応える方法を提供する。 背景の平均値を推定することに加えて、本発明の1つの方法は背景制御が最適化されるよう背景の標準偏差を推定する。

    【0009】本発明の方法は、ゲインとよばれる1つの数を生成する。 ドキュメントの選択された領域における画像値のヒストグラムが入力される。 或いは、ヒストグラムを生成する前に画像値が予備サンプリング(sub-sam
    pling)される。 予備サンプリングアプローチはゲイン数の算出に影響を与えず、また、ハードウェアの必要物を減らすために用いられることができる。 それからヒストグラムは平滑化される。 一般的に、ヒストグラムのデータにはノイズが含まれていることが多く、データの平滑化を行うことが望ましい。

    【0010】ヒストグラムの平滑化はヒストグラムの4
    つの隣接するビン(bin) における発生頻度を合計し、その合計を新たなビンに配置し、その合計を4で割ることによって完了する。 256のビンを有するオリジナルヒストグラムは、その後圧縮されて64のビンを有するヒストグラムとなる。

    【0011】次に、ヒストグラムのおよその形状が決定される。 そこではビン頻度はビンの数の関数である。 この式の好適な実施の形態における係数の解を求めるには多くの方法が用いられるが、圧縮されたヒストグラムの3つの点を通るように調整される(当てはめられる)二次多項式が用いられる。

    【0012】選択された点は最も高い発生頻度を有するビンの頻度値及び、最も高い発生頻度を有するビンの両側に接するビンの頻度値を含む。 それから、圧縮されたヒストグラムの分布曲線の標準偏差が決定される。 最後に、標準偏差はゲインファクタ(gain factor) を決定するために用いられる。

    【0013】1つの代替の方法は、ドキュメント背景の統計値を推定する。 小さなサンプリングウィンドウがドキュメントのリードエッジに適用され、64−ビンのヒストグラムを生成する。 ヒストグラムのピーク発生頻度値及びその近接する点はグレイレベル値で示され、それに対応するヒストグラム頻度が決定される。 背景平均グレイレベルは、このようにして求められた3つのグレイレベル値の重み付き平均を用いて決定される。 3対のカルテシアン座標(Cartesian coodinates)及び決定された平均は正規分布式に直接利用され、標準偏差を決定する。 標準偏差は、その後ドキュメントのゲインファクタを決定するために用いられる。 ゲインファクタは走査されたドキュメントの画像の背景グレイレベルを推定するのに使用される。

    【0014】決定された背景グレイレベルはその後、トーン再生曲線マップを介して画像のダイナミックレンジを調整するために用いられる。 全体の入力グレイレベル空間はマッピングされずに、画像反射値から画像の設定背景レベルまでの入力グレイレベルのみがマッピングされる。 出力グレイレベル空間を制限せずに、入力グレイレベルは利用可能なダイナミックレンジ全体を用いて、
    ゼロからシステムの較正された”最も白い白”まで広がる範囲にマッピングされる。 このことは解像力を高め、
    ラインエッジノイズを減らす。 それにより1つのしきい値によってレンダリングされたハーフトーン画像でのシャドウ細部の解釈(レンダリング)をよりよくする。

    【0015】本発明のこれらの及び他の特徴並びに利点は、後述する好適な実施の形態の中に記載され、その詳細な説明から明らかとなる。

    【0016】

    【発明の実施の形態】図1は入力ドキュメントを示す。
    入力ドキュメントは走査され、分析されて図2に示すヒストグラムを生成する。 好ましくは、4本の走査線により約4000画素の小さなサンプリングウィンドウが入力ドキュメントのリーディングエッジに適用され、ヒストグラムを生成する。 図2に示される入力ドキュメントのヒストグラムは入力ドキュメントのグレイレベルの2
    56値のヒストグラムであり、グレイレベルの0が黒の画素に相当し、グレイレベルの255が白の画素に相当する。 サンプリングウィンドウ内で最も高頻度の画素値は背景の平均グレイレベルを表す。 例えば、図2及び図3に示すように、入力ドキュメントの背景の平均グレイレベルは”201”である。 図3は図2に示すヒストグラムのグラフ図である。

    【0017】生成されたヒストグラムはその後平滑化され圧縮される。 一般的に、ヒストグラムのデータにはノイズが含まれている傾向があるため、ヒストグラムのデータを平滑化することが望ましい。 ヒストグラムを平滑化するための1つの好ましいアプローチとしては、画素値を結合するものがある。 本発明の方法の好適な実施の形態において、グレイレベル値の値の範囲は、各々が4
    値の、オーバーラップしないサブセットに分割されている。 各サブセットにおける4つのグレイレベル値の頻度値は合算され、グレイレベル値の各サブセットの平均頻度値を得るために4で割られる。 これらの新しいグレイレベル値は入力ドキュメントにおける、最も暗いグレイレベル値から最も明るいグレイレベル値の範囲にわたって入力ドキュメントの異なるグレイレベルを示す。 従って、例えばグレイレベル値が256のオリジナルヒストグラムは図4に示すように圧縮され、64のグレイレベル値のヒストグラムとなる。 図5は図4に示す圧縮されたヒストグラムのグラフ図である。 特に、入力画像の背景の平均グレイレベルは、図4及び図5に示す圧縮されたヒストグラムにおいてグレイレベル50の値で表される。 この50という値は、平滑化処理により求められる背景の平均グレイレベル値の推定値である。 正確な平均グレイレベル値は以下に詳細に示される方法で決定される。

    【0018】入力ドキュメントを走査し、入力ドキュメントのヒストグラムを生成し、そのヒストグラムを圧縮することが可能なデバイスは当該技術でよく知られている。 従って、これらのデバイスの動作に関する詳細な説明は省略する。

    【0019】本発明の方法の第1の実施の形態では、次のような二次多項式を用いてヒストグラムのおよその形状を定める。 y=ax 2 +bx+c (1) ここで、yはグレイレベル値の頻度、即ち、そのグレイレベル値をもつ画素数であり、xはグレイレベル値である。

    【0020】二次多項式は圧縮されたヒストグラムの3
    つの点を通るように調整される。 選択される点は、最も頻度の高いグレイレベル値並びに圧縮されたヒストグラムにおいて最も頻度の高いグレイレベル値に近接するグレイレベル値のグレイレベル頻度を含む。 他の好適なアプローチでは、最も高頻度のグレイレベルが選択され、
    それに近接する、最も高い頻度のe -0.5倍に最も近い頻度をもつ2つのグレイレベル値が位置される。 それは2
    つの可能性のみに限定されるものではないので、これは結果として僅かに改善した予測となり、一般的な解となる。 3つの点を表す式を、最も高い発生頻度及びそれに隣り合う2つのグレイレベル値に対応して、以下に示す。 y 1 =ax 1 2 +bx 1 +c; y 2 =ax 2 2 +bx 2 +c;及び y 3 =ax 3 2 +bx 3 +c. ここで、y 1はヒストグラム上の第i番目の点のy座標(即ち、発生頻度)を表し、x 1はヒストグラム上の第i番目の点のx座標(即ち、グレイレベル値)を表す。

    【0021】係数a、b及びcを解を求めるために線形代数が用いられてもよい。 結果として求められる式によって生成される曲線は背景のビデオデータの圧縮されたヒストグラムを近似する。 その後曲線のピーク値及びその広がり、即ち、標準偏差が算出される。

    【0022】ヒストグラムが正規確率分布を有し、二次多項式の曲線と正規確率関数の曲線は曲線のピークに近い領域において等価であると仮定すると、分布曲線は次のようになる。

    【0023】

    【数1】

    【0024】ここで、x mは平均のx座標であり、kは平均のy座標であり、σは標準偏差である。 点を正規分布に近似すると、x mは二次多項式の曲線のx maxと等価であり、y mはy maxと等価である。

    【0025】x mからの1つの標準偏差でxの値は、下のようになる。 x=x m +σ (3) σを解くために次の式が与えられる。 σ=x−x m (4) その点におけるyの値は、 y=y m-0.5 (5) 二次多項式よりxの値は、 x=(−b+(b 2 −4a(c−y)) 1/2 )/2a (6) 式(3)及び式(5)を式(4)に代入すると次の式が得られる。 σ=((−b+(b 2 −4a(c−y m-0.5 )) 1/2 )/2a)−x m (7)

    【0026】ゲインファクタは最終出力であり、入力ドキュメントV wの背景の”白”画素値で割られる”白”
    画素値、即ち、255のグレイレベル値として定義される。 V wは次のように定義される。 V w =x m −nσ (8) ここで、nは任意の乗数である。 従って、ゲイン(G)
    は、次のようになる。 G=255/V w (9)

    【0027】ゲイン(G)はそれから図1に示すヒストグラムの0から255までのグレイレベル値を掛けられ、図6に示す入力ドキュメントの画像のヒストグラムを得る。 図7に示すように、入力ドキュメントの画像のヒストグラムのピークは201の値から225の値、即ち、255のグレイレベルの”白”値へと変わる。 従って、入力ドキュメントの画像の背景グレイレベル値(B
    KG)は225のグレイレベル値で表される。 入力ドキュメントの画像のヒストグラムでは、225を越えるグレイレベル値は全て切り落とされる。

    【0028】入力ドキュメントの圧縮されたヒストグラムの標準偏差を決定する方法の第2の好適な実施の形態は図8に示すように、最初、圧縮されたヒストグラムのピーク(x 2 、y 2 )及びその近接点(x 1 、y 1
    (x 3 、y 3 )の決定を含む。 ここでx 1 、x 2及びx
    3はグレイレベル値であり、y 1 、y 2及びy 3はそれらに対応するヒストグラムの発生頻度値である。

    【0029】次に、図9に示すように、背景の平均グレイレベルは予め得られた3つのグレイレベル値の重み付き平均を用いて次のように決定される。

    【0030】

    【数2】

    【0031】最後に、第1の好適な実施の形態の場合のように3つのサンプリング点を二次多項式に当てはめて、正規分布にその結果を近似する代わりに、3つのカルテシアン座標及び計算された平均値が正規分布式において直接用いられる。 正規分布式は、次に示される。

    【0032】

    【数3】

    【0033】ここで、μ及びσはそれぞれ分布の平均値及び標準偏差である。 これらの点を正規分布に近似することにより、以下の式が得られる。 μ=x m (12) K=y m (13)

    【0034】2つのカルテシアン対(Cartesian pairs)
    及びx mの値を用いると、分布の標準偏差は次のようになる。

    【0035】

    【数4】

    【0036】64値のヒストグラム値x iを256のグレイレベルに内挿するために必要な補間により、8のファクタが発生する。 正規分布の標準偏差の解を求めるためには、y mが未知の変数であるので、2点が必要である。 方法の第2の好適な実施の形態において、好適にはピーク(x 2 、y 2 )、及びx mの値に最も近いx軸座標xp及びそれに対応するy軸座標(x p 、y p )が用いられる。 例えば、図9において(x p 、y p )=(x
    3 、y 3 )である。 しかしながら、もしy軸座標に殆ど変動がなく、y 3とy 2との距離がy 1とy 2との距離よりも短いならば、(x p 、y p )は好ましくは(x 3 、y 3 )ではなく、(x 1 、y 1 )に設定される。

    【0037】ゲインファクタ(G)は次のように求められる。 G=255/(V w −V b ) (15) ここで、V bは入力ドキュメントのヒストグラムの最も低い、即ち”最も黒い”グレイレベル値である。 理想的にはV bはゼロに等しい。 V wは下のように定義される。 V w =x m −L w (3σ+0.108+0.0948x m ) (16) ここで、L wは定数である。

    【0038】画像を2値の情報へと変換するために、多くの場合1つの固定しきい値が適用される。 画像の中の画素(の濃淡レベル)がしきい値のレベルよりも高い場合には2値の”1”が生成され、それより低い場合には2値の”0”が生成される。 固定しきい値の決定はそれ故に重大である。 あまりに高いしきい値を用いると、情報の不必要な損失につながる。 対照的にあまりに低いしきい値は、好ましくない背景ノイズをもたらす。

    【0039】しかしながら、しきい値の選択は容易なことではない。 テストプリントやディスプレイ上で試行錯誤をすることによりしきい値を設定することはしきい値の選択に用いることができる。 けれども、この方法は不十分である。 しきい値は自動的に決定されることが好ましい。

    【0040】しきい値の自動選択法の1つに、利用可能なダイナミックレンジの半分の固定の、名目上のしきい値を用いるものがある。 この方法はそれから線形変換(即ち、トーン再生曲線マップ)を介して画像のダイナミックレンジを修正する。 理想的には、トーン再生曲線マップは画像の背景画素を再生させることなく、最適なシャドウと、詳細な解釈(描画)とを生成すべきである。

    【0041】ダイナミックレンジを修正するための1つの好適な方法を次に示す。

    【0042】

    【数5】

    【0043】ここで、P NEWは調整された画素のグレイレベル値であり、P OLDはもとの画素のグレイレベル値であり、(Z max −Z min )はシステムの最大可能ダイナミックレンジであり、R maxは画像反射率の値であり、そこにおいてR maxより上の反射率を含む画像領域の合計は総画像領域の規定の割合よりも少ない。 R min
    は画像反射率の値であり、そこにおいてR min未満の反射率を含む画像領域の合計は総画像領域の規定の割合よりも少ない。

    【0044】R min及びR maxは残りのグレイレベルを拡張するためにより大きい”値域”を可能とする。 しかしながら、R max及びR minは、画像内の最小及び最大の反射率の絶対値に関わらず、式(17)により、P
    OLDがR minより小さくR maxよりも大きいグレイレベルの範囲を、それらを飽和させる(saturate)ことにより効果的に圧縮する。 これらの範囲内にグレイレベルを有する画素は非常に少ないため、これは通常許容できる。
    従って、画像情報の損失は殆どない。

    【0045】ダイナミックレンジを修正するための第2
    の好適な方法を以下に示す。

    【0046】

    【数6】

    【0047】ここで、BKGは上で決定された画像背景のグレイレベルであり、”white”は白い紙の反射率、或いはスキャナ較正過程の間に決定される”最も白い白”である。

    【0048】式(18)は特定の画像の入力グレイレベル範囲全体がマッピングされる代わりに、R minとドキュメントの背景レベルとの間のグレイレベルのみが式(18)によってマッピングされる、という点で式(1
    7)と異なる。

    【0049】図10(a)及び10(b)は式(17)
    及び式(18)から得られるトーン再生曲線をそれぞれ表す。 ここで、R min =10、R max =217であり、
    画像背景は178として決定される。 これらの方法は共に、ヒストグラムのピークを左へ10グレイレベル(R
    min )までスライドさせる。 これは、より多くのグレイレベルを飽和した黒にマッピングして画像のコントラストと効果的な鮮鋭度とを増加させる。

    【0050】最大出力ダイナミックレンジが255である場合、第1の好適な方法はR minとR maxとの間の入力グレイレベルを0から255の出力グレイレベルにマッピングする線形マップを生成する。 この例において、
    minとR maxとの間の全てのグレイレベルは0から2
    55のグレイスケール値域全体にマッピングされる。 但し、その値域は255の代わりに最も白い白を用いて圧縮されることも可能であった。

    【0051】この例で、第2の好適な方法はR minと背景値との間に線形マップを生成する。 従って、グレイレベルのより小さなサブセットは、0から”白”、即ち、
    白い紙の反射率までの出力グレイスケール値域にマッピングされる。 背景グレイレベル値を越えるグレイレベル値を有する画素は飽和される。 しかしながら、より小さい数のグレイレベル値は第2の好適な方法を用いて利用可能なグレイレベルにマッピングされる。 第2の好適な方法はより多くの暗い入力グレイ画素を出力にマッピングし、それ故により多くのシャドウ細部が可視化される。 しかしながら、ハイライト領域における21のグレイレベル(R max −196)は白に飽和される。 このことは結果の画像にある程度の可視の、飽和した白の領域を生む。

    【0052】2つの方法によって生成されるトーン再生曲線マップは多くの場合、非常に類似している。 画像背景とR maxとの間の差が比較的小さい(20未満の)場合、第2の好適な方法により生成されるトーン再生曲線マップは第1の好適な方法により生成されるトーン再生曲線マップに近似する。 第1の好適な方法における最大のダイナミックレンジが減少すると、飽和点はR maxよりも高くなる。 R maxを越える入力グレイレベルは飽和される代わりにマッピングされるため、これはハイライト領域においてより多くの入力グレイレベルを効果的にマッピングするが、出力グレイレベルを衰えさせる。

    【0053】もしも式(18)において”white”
    という用語を”255”、即ち、最大可能出力グレイレベル値域、に変えるならば、その変形はR minと画像背景との間でシフトし及び線形拡張となる。 このことは図10(c)に示される。 従って、画像背景レベルを越えるグレイレベルを有する画素は全て白に飽和される。 また、これはより多くの暗い入力グレイレベルを利用可能な値域にマッピングするが、明るい入力グレイレベルはより少なくマッピングされる。 この改良されたダイナミックレンジ変更の方法は次の式によって与えられる。

    【0054】

    【数7】

    【0055】ここで、P NEWは調整された画素のグレイレベル値であり、P OLDはもとの画素のグレイレベル値であり、(Z max −Z min )はシステムの最大可能ダイナミックレンジであり、R minは画像反射率の値であり、R minを下回る反射率を有する画像領域の合計は総画像領域の規定の割合よりも少ない。 BKGは上で決定された画像背景グレイレベルである。

    【0056】図11(a)から図11(d)はしきい値レベルが128である写真の画像を示す。 図11(a)
    はダイナミックレンジの調整を行っていない画像である。 図11(b)は式(17)を用いてダイナミックレンジの調整を行った画像である。 図11(c)は式(1
    8)を用いてダイナミックレンジの調整を行った画像である。 図11(d)は式(19)を用いてダイナミックレンジの調整を行った画像である。

    【0057】図12及び図13は入力ドキュメントの背景グレイレベルを決定する1つの方法を示す。 ステップS100で開始後、制御はステップS110へ移行する。 ステップS110では、入力ドキュメントが走査され、256−グレイレベルのヒストグラムが生成され、
    該ヒストグラムが圧縮されて64−グレイレベルのヒストグラムとなる。 S120では、圧縮されたヒストグラムのピーク及びピークに近接する点が決定される。

    【0058】ステップS130では、圧縮されたヒストグラムの平均グレイレベル値が算出される。 第1の好適な方法では、x maxは平均値に等しい。 第2の好適な方法では、平均値は式(10)を用いて算出される。

    【0059】ステップS140では、圧縮されたヒストグラムの標準偏差が算出される。 第1の好適な方法では、式(7)を用いて標準偏差が算出される。 第2の好適な方法では、式(14)を用いて標準偏差が算出される。

    【0060】ステップS150では、入力ドキュメントの背景の白が算出される。 第1の好適な方法では、式(8)を用いて背景の白が算出される。 第2の好適な方法では、式(16)を用いて背景の白が算出される。

    【0061】ステップS160では、入力ドキュメントのゲイン(G)が算出される。 第1の好適な方法では、
    式(9)を用いてゲイン(G)が算出される。 第2の好適な方法では、式(15)を用いてゲイン(G)が算出される。

    【0062】ステップS170では、ゲイン(G)を用いて背景グレイレベル値が決定される。 この値は入力ドキュメントの画像の調整されたダイナミックレンジを決定するのに用いられる。

    【0063】次に、ステップS180では、最大可能ダイナミックレンジが決定される。 ステップS190では、画像反射率の値が決定される。 ステップS200では、入力ドキュメントの画素グレイレベル値が決定される。 ステップS210では、入力ドキュメントの出力画像の画素グレイレベル値が決定される。 ステップS22
    0では、制御ルーチンが入力ドキュメントの全ての画素が入力ドキュメントの出力画像の画素にマッピングされたかどうかを決定する。 全ての画素がマッピングされてはいなかった場合には、制御はステップS220ヘ戻る。 全ての画素がマッピングされた場合には、制御はステップS230へ移行する。 ステップS230では、入力ドキュメントの出力画像がプリントされる。 制御はその後S240へ移行し、そこで制御ルーチンが停止する。

    【0064】図14は本発明の好適な方法を実行するために用いられる、ドキュメント背景を決定し、ダイナミックレンジを調整するシステム100のブロック図を示す。 スキャナ300は入力ドキュメントを走査する。 ヒストグラムジェネレータ120は256−グレイレベルのヒストグラムを生成する。 ヒストグラムコンプレッサ130はこのヒストグラムを64のグレイレベルのヒストグラムへ圧縮する。 ヒストグラムピーク決定回路14
    0は圧縮されたヒストグラムのピーク頻度値を決定する。 平均グレイレベル決定回路150は圧縮されたヒストグラムの平均グレイレベル値を決定する。 標準偏差決定回路160は圧縮されたヒストグラムの標準偏差を決定する。 背景の白決定回路170は入力ドキュメントの”背景の白”を算出する。 ゲイン決定回路180は入力ドキュメントのゲインを算出する。 背景グレイレベル決定回路190は入力ドキュメントの背景グレイレベル値を決定する。 ダイナミックレンジ決定回路200は入力ドキュメントの画像のダイナミックレンジを決定する。 出力グレイレベル決定回路210は入力ドキュメントの出力画像の出力グレイレベル値を決定する。 メモリ220は入力ドキュメントの出力画像を記憶する。 コントローラ110は制御バス230を介して120から2
    10の種々の回路に制御信号を送る。 データはデータバス240を介して120から210の種々の回路、コントローラ110及びメモリ220の間で流れる。 プリンタ400は入力ドキュメントの画像を入力し、画像のハードコピーを生成する。 スキャナ300及びプリンタ4
    00はデータバス240を介して、ドキュメント背景を決定し、ダイナミックレンジを調整するシステム100
    に接続されている。

    【0065】図14に示すように、システム100はプログラム式汎用コンピュータで実行されることが好ましい。 しかしながら、システム100は特殊目的のコンピュータやプログラムされたマイクロプロセッサ、プログラムされたマイクロコントローラ及び周辺集積回路要素
    (peripheral integrated circuit elements)、即ち、A
    SICや他の集積デバイス、ディスクリート要素回路などのハードワイヤード電子デバイス及び論理機構、及びPLD、PLA、FPGAなどのプログラマブル論理デバイスなどにおいても同様に実行可能である。 一般的に、図12及び図13に示されるフローチャートを実行可能な有限状態機械を有するあらゆるデバイスが、ドキュメント背景を決定し、ダイナミックレンジを調整するシステム100を実行するために用いられ得る。

    【0066】図15はそれぞれ式(10)及び(14)
    を用いる平均グレイレベル決定回路S150及び標準偏差決定回路S160のハードウェアでの1つの実施を表す。 これらの回路への入力は図8に示される圧縮されたヒストグラムのピーク(x 2 、y 2 )及びその近接点(x 1 、y 1 )(x 3 、y 3 )である。 点はそれぞれ乗算器201、202及び203に送り込まれる。 個々の積(x 1 ×y 1 )、(x 2 ×y 2 )、(x 3 ×y 3 )が算出される。 その結果はそれから加算器205に送られ、(x 1 ×y 1 +x 2 ×y 2 +x 3 ×y 3 )を得る。
    同時に、(y 1 −y 3 )の値が加算器204を介して算出される。 求められた値(y 1 +y 2 +y 3 )及び先のステップで得られた結果が除算器208に送り込まれ、
    式(10)に示される平均グレイレベルx mを生成する。

    【0067】次に、平均グレイレベルx mは検出回路2
    13に送り込まれ、x 1及びx 2から最も近いグレイレベルのビン並びにそれに対応するビン値が決定される。
    これらの点は図15においてそれぞれx P及びy Pとして示される。 y P及びy 2はそれから除算器214に送られ、ピーク比率Kが得られる。 この比率Kは、比率検査回路215内の比率限度を越えているかどうかを調べるため検査される。 Kが比率限度を越えていた場合、
    (x P 、y P )は変更されない。 他方、Kが比率限度を下回っていた或いは比率限度に等しい場合、x Pは他の点で置き換えられ、y Pはそれに対応するビン値で置き換えられ、(x P' 、y P' )及び新たなピーク比率Kが得られる。 8ビット(3ビットの整数部と5ビットの小数部からなる)のピーク比率KはKLUT回路216への入力の役割を果たす。 KLUTは次の自然対数の逆関数
    (inverse natural logarithmic function)の平方根の2
    56×8ビットのルックアップテーブル(LUT)を含む。

    【0068】

    【数8】

    【0069】同時に、x 2及びx P'は連結回路(concate
    nating circuit) 206で先行ゼロと連結され、加算器回路207に送られる11ビットの数を得る。 平均グレイレベルx mは乗算器209で左へ1ビットシフトされ、加算器210で加算器回路207からの出力から減算される。 その結果(L=x 2 +x P −2x m )は切捨て回路211において7ビットの数(2ビットの整数部を含む)に減らされ、LLUT回路212へ送られる。
    LLUT回路212は単純な平方根関数√Lの128×
    8ビットのLUTを含む。 2つのLUT216及び21
    2からの出力はそれから乗算器217へ送られ、式(1
    4)で示した標準偏差σが得られる。

    【0070】図16はヒストグラムウィンドウを生成する回路を示す。 その回路は、入力ドキュメント上のあらゆる位置において、矩形のウィンドウ(WINDOW TOP、WI
    NDOWBOTTOM 、WINDOW LEFT 、WINDOW RIGHTの信号によって指定される)内にヒストグラムを集めるようプログラムされることができる。 ラインカウンタ回路301は画像入力端末(IIT)からページ同期(PSYNC)
    信号及びライン同期(LSYNC)信号を受け取る。 ラインカウンタ回路301は新たな入力走査線データ毎にカウンタを増分して、カレント(現在)のライン位置とのトラックを保つ。 IITはデジタルプラテンスキャナ或いは定速度移動デジタルスキャナであってもよい。 比較器回路303及び304は、所与の走査線がWINDOW T
    OPの座標信号とWINDOW BOTTOM の座標信号との間に位置しているかどうかを決定する。 画素カウンタ回路302
    はライン同期(LSYNC)信号、ビデオ有効信号及びクロック信号を受け取る。 画素カウンタ回路302は、
    新たな有効入力画素毎にカウンタを増分して、データの特定の走査線内の画素の位置のトラックを保つ。 比較器回路305及び306は、所与の走査線がWINDOW LEFT
    の座標信号とWINDOWRIGHTの座標信号との間に位置しているかどうかを決定する。 比較器303、304、30
    5及び306からの出力はANDゲート307に送られ、出力WINDOW信号を生成する。 WINDOW信号はそれ故に、処理されているカレント(現在)の画素が指定の矩形ウィンドウの中にあるときにだけハイ、即ち、有効である。

    【0071】本発明は特定の実施の形態に関連して記載してきたが、当業者がこれまでの説明を考慮すれば多くの代替、修正及び変更が容易になされるであろう。 それ故に、本発明は請求項の精神及び広くとらえられた請求項の範囲内にあるものであれば、それらの代替物、修正物及び変更物全てを含むことを意図する。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】図1は、入力ドキュメントである。

    【図2】図2は、入力ドキュメントのヒストグラムである。

    【図3】図3は、入力ドキュメントのヒストグラムのグラフ図である。

    【図4】図4は、図3のヒストグラムより生成した、入力ドキュメントを圧縮し、又は平滑化したヒストグラムである。

    【図5】図5は、図3のヒストグラムより生成した、入力ドキュメントを圧縮し、又は平滑化したヒストグラムのグラフ図である。

    【図6】図6は、入力ドキュメントの画像のもう1つのヒストグラムである。

    【図7】図7は、入力ドキュメントの画像の他のヒストグラムのグラフ図である。

    【図8】図8は、図7のヒストグラムより生成した、圧縮し、又は平滑化したヒストグラムのグラフ図である。

    【図9】図9は、圧縮し、又は平滑化したヒストグラムのより縮尺の大きいグラフ図である。

    【図10】(a)は、式(17)のトーン再生曲線マップであり、(b)は、式(18)のトーン再生曲線マップであり、(c)は、式(19)のトーン再生曲線マップである。

    【図11】(a)は、新聞写真の画像であり、(b)
    は、新聞写真の画像であり、(c)は、新聞写真の画像であり、(d)は、新聞写真の画像である。

    【図12】図12は、本発明の1つの方法のフローチャートである。

    【図13】図13は、本発明の1つの方法のフローチャートである。

    【図14】図14は、本発明に基づいて組み立てられた装置のブロック図である。

    【図15】図15は、平均グレイレベル及び標準偏差の計算回路のブロック図である。

    【図16】図16は、ヒストグラムウィンドウ生成回路である。

    【符号の説明】

    BKG 背景グレイレベル値

    ─────────────────────────────────────────────────────

    【手続補正書】

    【提出日】平成10年11月25日

    【手続補正1】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0005

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0005】入力ドキュメントの画像の詳細の総損失(g
    ross loss)を更に防止するため、ダイナミックレンジの調整もなされるべきである。

    【手続補正2】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0056

    【補正方法】削除

    【手続補正3】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0057

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0057】図11及び図12は入力ドキュメントの背景グレイレベルを決定する1つの方法を示す。 ステップS100で開始後、制御はステップS110へ移行する。 ステップS110では、入力ドキュメントが走査され、256−グレイレベルのヒストグラムが生成され、
    該ヒストグラムが圧縮されて64−グレイレベルのヒストグラムとなる。 S120では、圧縮されたヒストグラムのピーク及びピークに近接する点が決定される。

    【手続補正4】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0064

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0064】図13は本発明の好適な方法を実行するために用いられる、ドキュメント背景を決定し、ダイナミックレンジを調整するシステム100のブロック図を示す。 スキャナ300は入力ドキュメントを走査する。 ヒストグラムジェネレータ120は256−グレイレベルのヒストグラムを生成する。 ヒストグラムコンプレッサ130はこのヒストグラムを64のグレイレベルのヒストグラムへ圧縮する。 ヒストグラムピーク決定回路14
    0は圧縮されたヒストグラムのピーク頻度値を決定する。 平均グレイレベル決定回路150は圧縮されたヒストグラムの平均グレイレベル値を決定する。 標準偏差決定回路160は圧縮されたヒストグラムの標準偏差を決定する。 背景の白決定回路170は入力ドキュメントの”背景の白”を算出する。 ゲイン決定回路180は入力ドキュメントのゲインを算出する。 背景グレイレベル決定回路190は入力ドキュメントの背景グレイレベル値を決定する。 ダイナミックレンジ決定回路200は入力ドキュメントの画像のダイナミックレンジを決定する。 出力グレイレベル決定回路210は入力ドキュメントの出力画像の出力グレイレベル値を決定する。 メモリ220は入力ドキュメントの出力画像を記憶する。 コントローラ110は制御バス230を介して120から2
    10の種々の回路に制御信号を送る。 データはデータバス240を介して120から210の種々の回路、コントローラ110及びメモリ220の間で流れる。 プリンタ400は入力ドキュメントの画像を入力し、画像のハードコピーを生成する。 スキャナ300及びプリンタ4
    00はデータバス240を介して、ドキュメント背景を決定し、ダイナミックレンジを調整するシステム100
    に接続されている。

    【手続補正5】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0065

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0065】図13に示すように、システム100はプログラム式汎用コンピュータで実行されることが好ましい。 しかしながら、システム100は特殊目的のコンピュータやプログラムされたマイクロプロセッサ、プログラムされたマイクロコントローラ及び周辺集積回路要素
    (peripheral integrated circuit elements)、即ち、A
    SICや他の集積デバイス、ディスクリート要素回路などのハードワイヤード電子デバイス及び論理機構、及びPLD、PLA、FPGAなどのプログラマブル論理デバイスなどにおいても同様に実行可能である。 一般的に、図11及び図12に示されるフローチャートを実行可能な有限状態機械を有するあらゆるデバイスが、ドキュメント背景を決定し、ダイナミックレンジを調整するシステム100を実行するために用いられ得る。

    【手続補正6】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0066

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0066】図14はそれぞれ式(10)及び(14)
    を用いる平均グレイレベル決定回路S150及び標準偏差決定回路S160のハードウェアでの1つの実施を表す。 これらの回路への入力は図8に示される圧縮されたヒストグラムのピーク(x 2 、y 2 )及びその近接点(x 1 、y 1 )(x 3 、y 3 )である。 点はそれぞれ乗算器201、202及び203に送り込まれる。 個々の積(x 1 ×y 1 )、(x 2 ×y 2 )、(x 3 ×y 3 )が算出される。 その結果はそれから加算器205に送られ、(x 1 ×y 1 +x 2 ×y 2 +x 3 ×y 3 )を得る。
    同時に、(y 1 −y 3 )の値が加算器204を介して算出される。 求められた値(y 1 +y 2 +y 3 )及び先のステップで得られた結果が除算器208に送り込まれ、
    式(10)に示される平均グレイレベルx mを生成する。

    【手続補正7】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0067

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0067】次に、平均グレイレベルx mは検出回路2
    13に送り込まれ、x 1及びx 2から最も近いグレイレベルのビン並びにそれに対応するビン値が決定される。
    これらの点は図14においてそれぞれx P及びy Pとして示される。 y P及びy 2はそれから除算器214に送られ、ピーク比率Kが得られる。 この比率Kは、比率検査回路215内の比率限度を越えているかどうかを調べるため検査される。 Kが比率限度を越えていた場合、
    (x P 、y P )は変更されない。 他方、Kが比率限度を下回っていた或いは比率限度に等しい場合、x Pは他の点で置き換えられ、y Pはそれに対応するビン値で置き換えられ、(x P' 、y P' )及び新たなピーク比率Kが得られる。 8ビット(3ビットの整数部と5ビットの小数部からなる)のピーク比率KはKLUT回路216への入力の役割を果たす。 KLUTは次の自然対数の逆関数
    (inverse natural logarithmic function)の平方根の2
    56×8ビットのルックアップテーブル(LUT)を含む。

    【手続補正8】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0070

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0070】図15はヒストグラムウィンドウを生成する回路を示す。 その回路は、入力ドキュメント上のあらゆる位置において、矩形のウィンドウ(WINDOW TOP、WI
    NDOWBOTTOM 、WINDOW LEFT 、WINDOW RIGHTの信号によって指定される)内にヒストグラムを集めるようプログラムされることができる。 ラインカウンタ回路301は画像入力端末(IIT)からページ同期(PSYNC)
    信号及びライン同期(LSYNC)信号を受け取る。 ラインカウンタ回路301は新たな入力走査線データ毎にカウンタを増分して、カレント(現在)のライン位置とのトラックを保つ。 IITはデジタルプラテンスキャナ或いは定速度移動デジタルスキャナであってもよい。 比較器回路303及び304は、所与の走査線がWINDOW T
    OPの座標信号とWINDOW BOTTOM の座標信号との間に位置しているかどうかを決定する。 画素カウンタ回路302
    はライン同期(LSYNC)信号、ビデオ有効信号及びクロック信号を受け取る。 画素カウンタ回路302は、
    新たな有効入力画素毎にカウンタを増分して、データの特定の走査線内の画素の位置のトラックを保つ。 比較器回路305及び306は、所与の走査線がWINDOW LEFT
    の座標信号とWINDOWRIGHTの座標信号との間に位置しているかどうかを決定する。 比較器303、304、30
    5及び306からの出力はANDゲート307に送られ、出力WINDOW信号を生成する。 WINDOW信号はそれ故に、処理されているカレント(現在)の画素が指定の矩形ウィンドウの中にあるときにだけハイ、即ち、有効である。

    【手続補正9】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】図面の簡単な説明

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図面の簡単な説明】

    【図1】図1は、入力ドキュメントである。

    【図2】図2は、入力ドキュメントのヒストグラムである。

    【図3】図3は、入力ドキュメントのヒストグラムのグラフ図である。

    【図4】図4は、図3のヒストグラムより生成した、入力ドキュメントを圧縮し、又は平滑化したヒストグラムである。

    【図5】図5は、図3のヒストグラムより生成した、入力ドキュメントを圧縮し、又は平滑化したヒストグラムのグラフ図である。

    【図6】図6は、入力ドキュメントの画像のもう1つのヒストグラムである。

    【図7】図7は、入力ドキュメントの画像の他のヒストグラムのグラフ図である。

    【図8】図8は、図7のヒストグラムより生成した、圧縮し、又は平滑化したヒストグラムのグラフ図である。

    【図9】図9は、圧縮し、又は平滑化したヒストグラムのより縮尺の大きいグラフ図である。

    【図10】(a)は、式(17)のトーン再生曲線マップであり、(b)は、式(18)のトーン再生曲線マップであり、(c)は、式(19)のトーン再生曲線マップである。

    【図11】図11は、本発明の1つの方法のフローチャートである。

    【図12】図12は、本発明の1つの方法のフローチャートである。

    【図13】図13は、本発明に基づいて組み立てられた装置のブロック図である。

    【図14】図14は、平均グレイレベル及び標準偏差の計算回路のブロック図である。

    【図15】図15は、ヒストグラムウィンドウ生成回路である。

    【符号の説明】 BKG 背景グレイレベル値

    【手続補正10】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図1

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図1】

    【手続補正11】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図2

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図2】

    【手続補正12】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図3

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図3】

    【手続補正13】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図4

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図4】

    【手続補正14】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図5

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図5】

    【手続補正15】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図6

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図6】

    【手続補正16】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図7

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図7】

    【手続補正17】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図8

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図8】

    【手続補正18】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図9

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図9】

    【手続補正19】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図10

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図10】

    【手続補正20】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図11

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図11】

    【手続補正21】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図12

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図12】

    【手続補正22】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図13

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図13】

    【手続補正23】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図14

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図14】

    【手続補正24】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図15

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図15】

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラメッシュ ナガラジャン アメリカ合衆国 14450 ニューヨーク州 フェアポート クレセント ロード 82 (72)発明者 アンドレ エム. ブラックマン アメリカ合衆国 14580 ニューヨーク州 ウェブスター ヒルズ ポンド ロード 582 (72)発明者 リチャード エス. フォックス アメリカ合衆国 14618 ニューヨーク州 ロチェスター ルーズベルト ロード 110 (72)発明者 ジョージ ダブリュー. ラヒュー アメリカ合衆国 14424 ニューヨーク州 カナダイグア フォート ヒル アベニ ュー 145 (72)発明者 トーマス アイ. イエー アメリカ合衆国 14526 ニューヨーク州 ペンフィールド メドウラーク ドライ ブ 46

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