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Method for providing distribution contents including advertisement employing peer-to-peer network, and its management server, and user terminal

阅读:444发布:2022-06-17

专利汇可以提供Method for providing distribution contents including advertisement employing peer-to-peer network, and its management server, and user terminal专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method for providing distribution contents that prevents only contents separated from advertisement information from being distributed while protecting the copyright and obtains many advertisement contents providers. SOLUTION: Part of advertisement contents is defined as a decoding key in the case of browsing the contents body, the contents main body including the advertisement contents are encrypted and distributed by using the Web or a peer-to-peer network 10 so as to place a limitation to browsing of the contents in a way that the contents body cannot be available without using the decoding key (information intermediation server 11). Furthermore, users are analyzed based on information of the users received at their advertisement contents browsing (marketing information analysis section), and the result of analysis is fed back to advertisement contents providers so that sponsors and the contents providers can obtain the utilization state of the users as important marketing information.,下面是Method for providing distribution contents including advertisement employing peer-to-peer network, and its management server, and user terminal专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 ウェッブブラウジングと、ピア・ツー・
    ピアによるファイル交換可能な利用者端末装置とはウェッブを介して接続されるコンテンツ提供管理サーバであって、 広告コンテンツの一部をコンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義し、当該広告コンテンツを含むコンテンツ本体を暗号化して前記ウェッブもしくはピア・ツー・ピアを利用して流通させ、前記復号鍵を使用しないと前記コンテンツ本体を利用できないように制限するコンテンツ保護手段を備えたことを特徴とするコンテンツ提供サーバ。
  • 【請求項2】 前記コンテンツ保護手段は、 前記復号鍵に基づきコンテンツ本体に暗号化処理を施し、その暗号化コンテンツを前記ウェッブ上に公開するコンテンツ公開手段と、 前記利用者端末から前記コンテンツの閲覧要求、もしくは前記利用者端末同士によるピア・ツー・ピアによる前記コンテンツのファイル交換要求があったとき、前記広告コンテンツにおける特定のビット列の位置情報を送信する復号鍵情報送信手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ提供サーバ。
  • 【請求項3】 前記コンテンツ保護手段は、 前記復号鍵に基づきコンテンツ本体に暗号化処理を施し、その暗号化コンテンツを前記ウェッブ上に公開するコンテンツ公開手段と、 前記利用者端末から公開鍵、もしくは公開鍵証明書を含む公開鍵のセットを受信し、前記広告コンテンツにおける特定のビット列の内容を前記公開鍵で暗号化して送信する復号鍵送信手段を備えたことを特徴とする請求項1
    に記載のコンテンツ提供サーバ。
  • 【請求項4】 広告コンテンツ閲覧時に受信する利用者情報に基づき利用者分析を行ない、その分析結果を広告コンテンツ提供者にフィードバックするマーケティング情報分析手段を備えたことを特徴とする請求項1から3
    のいずれか1項に記載のコンテンツ提供サーバ。
  • 【請求項5】 広告コンテンツの一部をコンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義し、当該広告コンテンツを含むコンテンツ本体を暗号化して公開するコンテンツ提供サーバとはウェッブを介して接続され、ウェッブブラウジングと、ピア・ツー・ピアによるファイル交換可能な利用者端末装置であって、 前記ウェッブを介したコンテンツの閲覧要求、もしくは前記利用者端末装置同士によるピア・ツー・ピアによる前記コンテンツのファイル交換要求があったとき、希望するコンテンツのIDを送信することにより前記コンテンツ提供サーバから前記広告コンテンツにおける特定のビット列の復号鍵位置情報を受信する復号鍵情報受信手段と、 前記広告コンテンツから前記復号鍵位置情報に基づき特定される復号鍵を抽出し、前記希望するコンテンツ本体の復号化を行う復号化手段とを備えたことを特徴とする利用者端末装置。
  • 【請求項6】 前記コンテンツID送信時に公開鍵もしくは公開鍵証明書を含む公開鍵を送信する公開鍵送信手段と、 前記広告コンテンツにおける特定のビット列の内容を前記公開鍵で暗号化して得られる内容を秘密鍵で復号する復号化手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載の利用者端末装置。
  • 【請求項7】 ウェッブブラウジング、およびピア・ツー・ピアによるファイル交換可能な利用者端末と、コンテンツ提供サーバとがウェッブを介して接続されたコンテンツ提供システムに用いられ、 広告コンテンツの一部をコンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義し、当該広告コンテンツを含むコンテンツ本体を暗号化して前記ウェッブもしくはピア・ツー・ピアを利用して流通させ、前記復号鍵を使用しないと前記コンテンツ本体を利用できないように制限することを特徴とするピア・ツー・ピアネットワークを利用した広告を含む流通コンテンツの提供方法。
  • 【請求項8】 前記復号鍵に基づきコンテンツ本体に暗号化処理を施し、その暗号化コンテンツを前記ウェッブ上に公開し、 前記利用者端末から前記コンテンツの閲覧要求、もしくは前記利用者端末同士によるピア・ツー・ピアによる前記コンテンツのファイル交換要求があったとき、前記広告コンテンツにおける特定のビット列の位置情報を送信することを特徴とする請求項7に記載のピア・ツー・ピアネットワークを利用した広告を含む流通コンテンツの提供方法。
  • 【請求項9】 ウェッブブラウジングと、ピア・ツー・
    ピアによるファイル交換可能な利用者端末装置とはウェッブを介して接続されるコンテンツ提供管理サーバのためのサーバプログラムであって、 広告コンテンツの一部をコンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義し、当該広告コンテンツを含むコンテンツ本体を暗号化して前記ウェッブもしくはピア・ツー・ピアを利用して流通させ、前記復号鍵を使用しないと前記コンテンツ本体を利用できないように制限する第1のステップと、 広告コンテンツ閲覧時に受信する利用者情報に基づき利用者分析を行ない、その分析結果を広告コンテンツ提供者にフィードバックする第2のステップとをコンピュータに実行させるためのサーバプログラム。
  • 【請求項10】 前記第1のステップは、 前記復号鍵に基づきコンテンツ本体に暗号化処理を施し、その暗号化コンテンツを前記ウェッブ上に公開するステップと、 前記利用者端末から前記コンテンツの閲覧要求、もしくは前記利用者端末同士によるピア・ツー・ピアによる前記コンテンツのファイル交換要求があったとき、前記広告コンテンツにおける特定のビット列の位置情報を送信するステップをコンピュータに実行させるための請求項9に記載のサーバプログラム。
  • 【請求項11】 前記第1のステップは、 前記復号鍵に基づきコンテンツ本体に暗号化処理を施し、その暗号化コンテンツを前記ウェッブ上に公開するステップと、 前記利用者端末から公開鍵、もしくは公開鍵証明書を含む公開鍵のセットを受信し、前記広告コンテンツにおける特定のビット列の内容を前記公開鍵で暗号化して送信するステップとをコンピュータに実行させるための請求項10に記載のサーバプログラム。
  • 【請求項12】 広告コンテンツの一部をコンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義し、当該広告コンテンツを含むコンテンツ本体を暗号化して公開するコンテンツ提供サーバとはウェッブを介して接続され、ウェッブブラウジングと、ピア・ツー・ピアによるファイル交換可能な利用者端末装置のための端末プログラムであって、 前記ウェッブを介したコンテンツの閲覧要求、もしくは前記利用者端末装置同士によるピア・ツー・ピアによる前記コンテンツのファイル交換要求があったとき、希望するコンテンツのIDを送信することにより前記コンテンツ提供サーバから前記広告コンテンツにおける特定のビット列の復号鍵位置情報を受信する第1のステップと、 前記広告コンテンツから前記復号鍵位置情報に基づき特定される復号鍵を抽出し、前記希望するコンテンツ本体の復号化を行う第2のステップとをコンピュータに実行させるための端末プログラム。
  • 【請求項13】 前記コンテンツID送信時に、公開鍵もしくは公開鍵証明書を含む公開鍵を送信するステップと、 前記広告コンテンツにおける特定のビット列の内容を前記公開鍵で暗号化して得られる内容を秘密鍵で復号するステップとをコンピュータに実行させるための請求項1
    2に記載の端末プログラム。
  • 【請求項14】 ウェッブブラウジングと、ピア・ツー・ピアによるファイル交換可能な利用者端末装置とはウェッブを介して接続されるコンテンツ提供管理サーバのためのサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 広告コンテンツの一部をコンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義し、当該広告コンテンツを含むコンテンツ本体を暗号化して前記ウェッブもしくはピア・ツー・ピアを利用して流通させ、前記復号鍵を使用しないと前記コンテンツ本体を利用できないように制限する第1のステップと、 広告コンテンツ閲覧時に受信する利用者情報に基づき利用者分析を行ない、その分析結果を広告コンテンツ提供者にフィードバックする第2のステップとをコンピュータに実行させるためのサーバプログラムを記録した記録媒体。
  • 【請求項15】 広告コンテンツの一部をコンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義し、当該広告コンテンツを含むコンテンツ本体を暗号化して公開するコンテンツ提供サーバとはウェッブを介して接続され、ウェッブブラウジングと、ピア・ツー・ピアによるファイル交換可能な利用者端末装置のための端末プログラムを記録した記録媒体であって、 前記ウェッブを介したコンテンツの閲覧要求、もしくは前記利用者端末装置同士によるピア・ツー・ピアによる前記コンテンツのファイル交換要求があったとき、希望するコンテンツのIDを送信することにより前記コンテンツ提供サーバから前記広告コンテンツにおける特定のビット列の復号鍵位置情報を受信する第1のステップと、 前記広告コンテンツから前記復号鍵位置情報に基づき特定される復号鍵を抽出し、前記希望するコンテンツ本体の復号化を行う第2のステップとをコンピュータに実行させるための端末プログラムを記録した記録媒体。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、ピア・ツー・ピアネットワークを利用した広告を含む流通コンテンツの提供方法ならびにその管理サーバ、および利用者端末装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】一般的なネットワーク体系は、ホストコンピュータ−通信制御装置−端末装置といったツリーを核としたマスタスレーブ関係のネットワークである。 これに対して、ネットワークの分散化や高速化に伴い、例えば、パーソナルコンピュータ同士がホストコンピュータを介さずに対等の関係で通信を行う、ピア・ツー・ピアネットワークが出現してきた。 このピア・ツー・ピアネットワーク利用することにより、あるパーソナルコンピュータは、クライアントとサーバの両方になることが可能であり、ファイル交換により互いのリソースを利用可能になる。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のピア・ツー・ピアを利用したファイル交換の世界では、公序良俗に反する違法なコンテンツの流通が多い。 しかしながら、従来のピア・ツー・ピア技術によれば、コンテンツの著作権を無視した違法なコピーを防止できず、利用者を特定できないために、著作権が不当に侵害され、著作権者の不利益につながっていた。 従って、ファイルを交換するためのプラットフォームを運営する企業は、明確な収益源を確保することはできなかった。

    【0004】一方、現在、ウェッブ広告は、バナー広告等静止画形式のコンテンツが主流であり、映像、音声等マルチメディアを用いた広告はウェッブ等の制約から実現されていない。 また、バナー広告が表示されたページを閲覧した利用者がバナー広告をクリックして閲覧する割合は稀であり、広告主およびサイト運営者の双方にとって非効率的であった。

    【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、広告コンテンツの一部をコンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義し、当該広告コンテンツを含むコンテンツ本体を暗号化してウェッブもしくはピア・ツー・
    ピアを利用して流通させ、復号鍵を使用しないとコンテンツ本体を利用できないように制限することにより、著作権者の保護をはかりながら、広告情報のみを切り離してコンテンツのみの流通を防ぎ、多くの広告コンテンツ提供者を得ることのできる、ピア・ツー・ピアネットワークを利用した広告を含む流通コンテンツの提供方法ならびにその管理サーバ、および利用者端末装置を提供することを目的とする。 また、広告コンテンツ閲覧時に受信する利用者情報に基づき利用者分析を行ない、その分析結果を広告コンテンツ提供者にフィードバックすることにより、利用者の利用状況を広告主やコンテンツ提供者が重要なマーケティングの情報として得ることを可能にしたピア・ツー・ピアネットワークを利用した広告を含む流通コンテンツの提供方法ならびにその管理サーバ、および利用者端末装置を提供することも目的とする。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】上記した課題を解決するために本発明は、ウェッブブラウジングと、ピア・ツー・ピアによるファイル交換可能な利用者端末装置とはウェッブを介して接続されるコンテンツ提供管理サーバであって、広告コンテンツの一部をコンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義し、当該広告コンテンツを含むコンテンツ本体を暗号化して前記ウェッブもしくはピア・
    ツー・ピアを利用して流通させ、前記復号鍵を使用しないと前記コンテンツ本体を利用できないように制限するコンテンツ保護手段を備えたことを特徴とする。

    【0007】また、本発明のコンテンツ提供サーバにおいて、前記コンテンツ保護手段は、前記復号鍵に基づきコンテンツ本体に暗号化処理を施し、その暗号化コンテンツを前記ウェッブ上に公開するコンテンツ公開手段と、前記利用者端末から前記コンテンツの閲覧要求、もしくは前記利用者端末同士によるピア・ツー・ピアによる前記コンテンツのファイル交換要求があったとき、前記広告コンテンツにおける特定のビット列の位置情報を送信する復号鍵情報送信手段を備えたことを特徴とする。

    【0008】また、本発明のコンテンツ提供サーバにおいて、前記コンテンツ保護手段は、前記復号鍵に基づきコンテンツ本体に暗号化処理を施し、その暗号化コンテンツを前記ウェッブ上に公開するコンテンツ公開手段と、前記利用者端末から公開鍵、もしくは公開鍵証明書を含む公開鍵のセットを受信し、前記広告コンテンツにおける特定のビット列の内容を前記公開鍵で暗号化して送信する復号鍵送信手段を備えたことを特徴とする。

    【0009】また、本発明のコンテンツ提供サーバにおいて、広告コンテンツ閲覧時に受信する利用者情報に基づき利用者分析を行ない、その分析結果を広告コンテンツ提供者にフィードバックするマーケティング情報分析手段を備えたことを特徴とする。

    【0010】上記構成において、広告コンテンツの一部をコンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義し、当該広告コンテンツを含むコンテンツ本体を暗号化してウェッブもしくはピア・ツー・ピアを利用して流通させ、復号鍵を使用しないとコンテンツ本体を利用できないように制限することにより、著作権者の保護をはかりながら、広告情報のみを切り離してコンテンツのみの流通を防ぎ、多くの広告コンテンツ提供者を得ることができる。 また、広告コンテンツ閲覧時に受信する利用者情報に基づき利用者分析を行ない、その分析結果を広告コンテンツ提供者にフィードバックすることにより、利用者の利用状況を広告主やコンテンツ提供者が重要なマーケティングの情報として得ることを可能にする。 なお、ここでいうコンテンツ提供サーバとは、実施形態に示された情報仲介サーバ11のことをいうが、大容量コンテンツ提供者3が情報仲介者1の役割も同時に実現できるため、あえてコンテンツ提供サーバと表現した。

    【0011】上記した課題を解決するために本発明は、
    広告コンテンツの一部をコンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義し、当該広告コンテンツを含むコンテンツ本体を暗号化して公開するコンテンツ提供サーバとはウェッブを介して接続され、ウェッブブラウジングと、ピア・ツー・ピアによるファイル交換可能な利用者端末装置であって、前記ウェッブを介したコンテンツの閲覧要求、もしくは前記利用者端末装置同士によるピア・ツー・ピアによる前記コンテンツのファイル交換要求があったとき、希望するコンテンツのIDを送信することにより前記コンテンツ提供サーバから前記広告コンテンツにおける特定のビット列の復号鍵位置情報を受信する復号鍵情報受信手段と、前記広告コンテンツから前記復号鍵位置情報に基づき特定される復号鍵を抽出し、前記希望するコンテンツ本体の復号化を行う復号化手段とを備えたことを特徴とする。

    【0012】また、本発明の利用者端末装置において、
    前記コンテンツID送信時に公開鍵もしくは公開鍵証明書を含む公開鍵を送信する公開鍵送信手段と、前記広告コンテンツにおける特定のビット列の内容を前記公開鍵で暗号化して得られる内容を秘密鍵で復号する復号化手段を備えたことを特徴とする。

    【0013】上記した課題を解決するために本発明は、
    ウェッブブラウジング、およびピア・ツー・ピアによるファイル交換可能な利用者端末と、コンテンツ提供サーバとがウェッブを介して接続されたコンテンツ提供システムに用いられ、広告コンテンツの一部をコンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義し、当該広告コンテンツを含むコンテンツ本体を暗号化して前記ウェッブもしくはピア・ツー・ピアを利用して流通させ、前記復号鍵を使用しないと前記コンテンツ本体を利用できないように制限することを特徴とする。

    【0014】また、本発明のピア・ツー・ピアネットワークを利用した広告を含む流通コンテンツの提供方法において、前記復号鍵に基づきコンテンツ本体に暗号化処理を施し、その暗号化コンテンツを前記ウェッブ上に公開し、前記利用者端末から前記コンテンツの閲覧要求、
    もしくは前記利用者端末同士によるピア・ツー・ピアによる前記コンテンツのファイル交換要求があったとき、
    前記広告コンテンツにおける特定のビット列の位置情報を送信することを特徴とする。

    【0015】上記した課題を解決するために本発明は、
    ウェッブブラウジングと、ピア・ツー・ピアによるファイル交換可能な利用者端末装置とはウェッブを介して接続されるコンテンツ提供管理サーバのためのサーバプログラムであって、広告コンテンツの一部をコンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義し、当該広告コンテンツを含むコンテンツ本体を暗号化して前記ウェッブもしくはピア・ツー・ピアを利用して流通させ、前記復号鍵を使用しないと前記コンテンツ本体を利用できないように制限する第1のステップと、広告コンテンツ閲覧時に受信する利用者情報に基づき利用者分析を行ない、その分析結果を広告コンテンツ提供者にフィードバックする第2のステップとをコンピュータに実行させるためのサーバプログラムである。

    【0016】また、本発明のサーバプログラムにおいて、前記第1のステップは、前記復号鍵に基づきコンテンツ本体に暗号化処理を施し、その暗号化コンテンツを前記ウェッブ上に公開するステップと、前記利用者端末から前記コンテンツの閲覧要求、もしくは前記利用者端末同士によるピア・ツー・ピアによる前記コンテンツのファイル交換要求があったとき、前記広告コンテンツにおける特定のビット列の位置情報を送信するステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。

    【0017】また、本発明のサーバプログラムにおいて、前記第1のステップは、前記復号鍵に基づきコンテンツ本体に暗号化処理を施し、その暗号化コンテンツを前記ウェッブ上に公開するステップと、前記利用者端末から公開鍵、もしくは公開鍵証明書を含む公開鍵のセットを受信し、前記広告コンテンツにおける特定のビット列の内容を前記公開鍵で暗号化して送信するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。

    【0018】また、本発明の端末プログラムは、広告コンテンツの一部をコンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義し、当該広告コンテンツを含むコンテンツ本体を暗号化して公開するコンテンツ提供サーバとはウェッブを介して接続され、ウェッブブラウジングと、ピア・ツー・ピアによるファイル交換可能な利用者端末装置のための端末プログラムであって、前記ウェッブを介したコンテンツの閲覧要求、もしくは前記利用者端末装置同士によるピア・ツー・ピアによる前記コンテンツのファイル交換要求があったとき、希望するコンテンツのIDを送信することにより前記コンテンツ提供サーバから前記広告コンテンツにおける特定のビット列の復号鍵位置情報を受信する第1のステップと、前記広告コンテンツから前記復号鍵位置情報に基づき特定される復号鍵を抽出し、前記希望するコンテンツ本体の復号化を行う第2のステップとをコンピュータに実行させるための端末プログラムである。

    【0019】また、本発明の端末プログラムにおいて、
    前記コンテンツID送信時に、公開鍵もしくは公開鍵証明書を含む公開鍵を送信するステップと、前記広告コンテンツにおける特定のビット列の内容を前記公開鍵で暗号化して得られる内容を秘密鍵で復号するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。

    【0020】上記した課題を解決するために本発明は、
    ウェッブブラウジングと、ピア・ツー・ピアによるファイル交換可能な利用者端末装置とはウェッブを介して接続されるコンテンツ提供管理サーバのためのサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、広告コンテンツの一部をコンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義し、当該広告コンテンツを含むコンテンツ本体を暗号化して前記ウェッブもしくはピア・ツー・ピアを利用して流通させ、前記復号鍵を使用しないと前記コンテンツ本体を利用できないように制限する第1のステップと、広告コンテンツ閲覧時に受信する利用者情報に基づき利用者分析を行ない、その分析結果を広告コンテンツ提供者にフィードバックする第2のステップとをコンピュータに実行させるためのサーバプログラムを記録した記録媒体である。

    【0021】上記した課題を解決するために本発明は、
    広告コンテンツの一部をコンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義し、当該広告コンテンツを含むコンテンツ本体を暗号化して公開するコンテンツ提供サーバとはウェッブを介して接続され、ウェッブブラウジングと、ピア・ツー・ピアによるファイル交換可能な利用者端末装置のための端末プログラムを記録した記録媒体であって、前記ウェッブを介したコンテンツの閲覧要求、もしくは前記利用者端末装置同士によるピア・ツー・ピアによる前記コンテンツのファイル交換要求があったとき、
    希望するコンテンツのIDを送信することにより前記コンテンツ提供サーバから前記広告コンテンツにおける特定のビット列の復号鍵位置情報を受信する第1のステップと、前記広告コンテンツから前記復号鍵位置情報に基づき特定される復号鍵を抽出し、前記希望するコンテンツ本体の復号化を行う第2のステップとをコンピュータに実行させるための端末プログラムを記録した記録媒体である。

    【0022】

    【発明の実施の形態】図1は、本発明におけるピア・ツー・ピアネットワークを利用した広告を含む流通コンテンツの提供方法を実験するためのビジネスモデルならびにその利用主体の関係を説明するために引用した図である。 図1において、符号1は情報仲介者であり、検索情報の提供、コンテンツの暗号化、セキュリティ環境の提供、ユーザ分析情報の収集、提供等を行う。 符合2はスポンサー企業であり、広告コンテンツを作成して広告料の支払いを行う。 符号3は大容量コンテンツ提供者であり、コンテンツの作成、ビア・ツー・ピアネットワークへのコンテンツの流通を行う。 符号4、5、6は利用者であり、ウェッブを介してダウンロードしたコンテンツを、ピア・ツー・ピアネットワークを介して利用者間で交換する。

    【0023】以下、簡単にビジネスの流れについて説明する。 まず、スポンサー企業2が、大容量コンテンツ提供者に対して広告料を支払う()そして、スボンサー企業2が、情報仲介者1に対して制作した広告コンテンツを送る()。 更に、大容量コンテンツ提供者3は、
    コンテンツ本体を情報仲介者1に送る()。 大容量コンテンツ提供者3は、コンテンツ本体の暗号化等に関する処理の対価として手数料を情報仲介者1に支払い()、情報仲介者1は、先にスポンサー企業2が作成した広告コンテンツを結合して暗号化し、大容量コンテンツ提供者3に送信する()。

    【0024】利用者4は、大容量コンテンツ提供者3からコンテンツをダウンロードすることによりその暗号化コンテンツを利用することができる。 利用者4が暗号化コンテンツを閲覧する際には、情報仲介者1から復号鍵をダウンロードする必要がある()。 その際に情報仲介者1は利用者4の広告閲覧情報を取得する()。 また、利用者4、5、6は、利用者同士ピア・ツー・ピアネットワーク上でコンテンツをダウンロードしあうことができ(、a)、都度、広告閲覧情報が情報仲介者1
    に提供される(、b)。 情報仲介者1は、収集した広告閲覧情報から利用者の嗜好等マーケティングについて分析し、その結果をスポンサー企業2に提供する(c)。 スポンサー企業2はその対価としてマーケティング情報料を情報仲介者に支払う(d)。 なお、上記したビジネスモデルにおいて、コンテンツは、ピア・ツー・ピアネットワークを介して利用者間で交換され、そのコンテンツの閲覧には広告部分に埋め込まれた復号鍵が必要とされ、復号されたファイルは保存できない仕組みになっている。 この仕組みについては後述する。

    【0025】図2は、図1に示すビジネスモデルを実現するシステム構成を説明するために引用した図である。
    図2において、符号11は情報仲介者1が設置管理する情報仲介サーバ、符号13は大容量コンテンツ提供者3
    が設置管理する大容量コンテンツ提供サーバであり、いずれもネットワーク10を介して利用者端末装置14、
    15、16に接続されている。 利用者端末装置14、1
    5、16は、情報仲介サーバ11とデータ交換を行うときはネットワーク(ウェッブ)10を介し、利用者端末装置141516間でデータ交換を行うときはネットワーク(PtoP:ピア・ツー・ピア)10を介して行う。 すなわち、ここに示すネットワーク10は、ウェッブにもピア・ツー・ピアにも対応する。

    【0026】情報仲介サーバ11は、コンテンツデータベース(DB)20と、利用者データベース(DB)3
    0を備えている。 コンテンツDB20は、図3(a)に示されるように、コンテンツを特定するコンテンツID
    毎、広告コンテンツとコンテンツ本体が対になったコンテンツ情報、復号鍵情報、暗号化コンテンツの各データフィールドから成る。 また、利用者情報DB30は、図3(b)に示されるように、利用者を特定する利用者I
    D毎、その個人情報から成る。 詳細は後述する。

    【0027】図4は、図2に示す情報仲介サーバ11の内部構成を機能展開して示したブロック図である。 以下に示す各ブロックは、具体的には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成され、CPUがメモリに記録されたプログラムを読み出し、逐次実行することによりその機能を実現する。

    【0028】情報仲介サーバ11は、コンテンツ公開部111、復号鍵情報送信部A112で構成されるコンテンツ保護部110と、マーケティング情報分析部114
    から成る。 コンテンツ保護部110は、広告コンテンツの一部をコンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義し、当該広告コンテンツを含むコンテンツ本体を暗号化してウェッブもしくはピア・ツー・ピア(ネットワーク10)を利用して流通させ、復号鍵を使用しないとコンテンツ本体を利用できないように制限する機能を持つ。
    マーケティング情報分析部114は、広告コンテンツ閲覧時に受信する利用者情報に基づき利用者分析を行ない、その分析結果をスポンサー企業2にフィードバックする機能を持つ。

    【0029】コンテンツ保護部110は、復号鍵に基づきコンテンツ本体に暗号化処理を施し、その暗号化コンテンツをネットワーク10上に公開するコンテンツ公開部111と、利用者端末装置14〜16からコンテンツの閲覧要求、もしくは利用者端末装置同士によるピア・
    ツー・ピアによるコンテンツのファイル交換要求があったとき、コンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義される広告コンテンツの特定ビット列の位置情報を送信する復号鍵情報送信部A112を備える。 なお、コンテンツ保護部110は、上記したコンテンツ公開部111
    と、利用者端末装置14〜16のいずれからか公開鍵、
    もしくは公開鍵証明書を含む公開鍵のセットを受信し、
    上記広告コンテンツにおける特定ビット列の内容をその公開鍵で暗号化して送信する復号鍵情報送信部B113
    で構成しても良い。 その公開鍵を利用する利用者は、認証機関(CAセンタ:Certificate Authority)からC
    Aセンタの電子署名のついた相手方の公開鍵証明書を取得することによって信頼できる相手方の公開鍵を入手できる。 また、その際に認証を受けたい利用者は、CAセンタに氏名、住所他、本人を特定するために必要な情報を登録するため、これら情報を利用することで利用者分析を行う際の信頼できる元データとすることもできる。

    【0030】図5は、図2に示す利用者端末装置の内部構成を機能展開して示したブロック図である。 以下に示す各ブロックは、具体的には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成され、CPUがメモリに記録されたプログラムを読み出し、逐次実行することによりその機能を実現する。

    【0031】利用者端末装置14(15、16)は、コンテンツ受信部141、復号化鍵情報受信部A142、
    復号化部145、暗号化コンテンツ格納部(HDD)1
    46で構成される。 コンテンツ受信部141は、情報仲介サーバ11もしくは他の利用者端末から到来するコンテンツを受信する機能を持つ。 復号鍵情報受信部A14
    2は、ネットワーク10を介したコンテンツの閲覧要求、もしくは利用者端末装置14、15、16同士によるピア・ツー・ピアによるコンテンツのファイル交換要求があったとき、希望するコンテンツのIDを送信することにより情報仲介サーバ11から広告コンテンツにおける特定ビット列の復号鍵位置情報を受信する機能を持つ。 復号化部145は、広告コンテンツから復号鍵位置情報に基づき特定される復号鍵を抽出し、希望するコンテンツ本体の復号化を行う機能を持つ。 暗号化コンテンツ格納部146は、コンテンツ受信部141によって受信される暗号化コンテンツが保存されるHDDである。

    【0032】なお、よりセキュリティを高めるために、
    コンテンツID送信時に公開鍵もしくは公開鍵証明書を含む公開鍵を送信する公開鍵送信部144と、その公開鍵により暗号化された特定のビット列の復号鍵位置情報を受信する復号鍵情報受信部B143を備え、復号化部145で広告コンテンツにおける特定のビット列の内容を公開鍵で暗号化して得られる内容を秘密鍵で復号しても良い。

    【0033】図6は、本発明実施形態の動作を説明するために引用したシーケンスチャートであり、利用者端末14と、情報仲介サーバ11と、大容量コンテンツ提供サーバあるいはスポンサー企業間の動作の流れが示されている。 図6において、利用者端末14は、まず、コンテンツの検索条件を入して閲覧、あるいはファイル交換を希望するコンテンツのコンテンツIDをネットワーク10経由で情報仲介サーバ11に送信する(ステップS61)。 これを受けた情報仲介サーバ11は、そのコンテンツIDに相当するコンテンツ毎、付属の広告コンテンツに埋め込まれ、コンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義される特定のビット列の位置情報を送信する(ステップS62)。 この送信は、復号鍵情報送信部A
    112によって行なわれる。 なお、コンテンツIDの他に公開鍵が送信される場合、情報仲介サーバ11は、広告コンテンツに埋め込まれた上記特定ビット列の位置情報をその公開鍵情報で暗号化して復号鍵情報として要求のあった利用者端末装置14に送信する(ステップS6
    3)。 この送信は、復号鍵情報送信部B113によって行なわれる。

    【0034】復号鍵情報を受信した利用者端末装置15
    は、受信した広告コンテンツの中から復号化鍵情報を抽出し(ステップS64)、広告コンテンツと対で提供されるコンテンツ本体を復号化する(ステップS65)。
    この復号化は、復号化部145により、暗号化コンテンツ格納部146に保存されたコンテンツを読み出しながら行われる。 このことにより、コンテンツの再生、および閲覧が許可される(ステップS66)。 なお、暗号化コンテンツ格納部146には、暗号化された状態でコンテンツが保存され、再生時にのみ復号化部145で復号され閲覧に供される。 情報仲介者1が配布する復号鍵は複製できないものとする。

    【0035】一方、広告コンテンツの適当な場所に割り付けられる広告ボタンをクリックすることにより、広告閲覧情報が情報仲介サーバ11に送信される。 これを受信した情報仲介サーバ11は、マーケティング情報分析部114で利用者の嗜好等によるマーケティング情報の分析を行ない(ステップS67)、その結果を大容量コンテンツ提供サーバ13もしくはスポンサー企業に伝える。 なお、公開鍵の他に公開鍵証明書を送付することによって一層セキュリティが高まると共に、その際の個人情報を利用することによるマーケティング分析もより確実なものとなる。 また、ここでは、復号鍵として定義される広告コンテンツの特定ビットの位置情報をコンテンツ毎異なるものとし、利用者端末装置14は、都度、その内容を情報提供サーバ11から得ることとしたが、そのビット列の位置を固定すれば、コンテンツ本体の復号化は、利用者端末装置14内でのみ処理が可能である。

    【0036】図7に、本発明において使用されるコンテンツ保護の仕組みが模式図にて示されている。 ここでは、利用者端末装置A14から利用者端末装置B15にピア・ツー・ピア(PtoP)を用いてファイル転送する際のコンテンツ保護において、公開鍵を用い、復号鍵情報として定義された広告コンテンツの特定ビット列を暗号化して各利用者端末装置(14、15)に送信して復号化する例が示されている。 図7中、白枠は生データ、ハッチング枠は暗号化データ、白枠に鍵マークが付されたものは、復号鍵情報として定義される広告コンテンツC1の特定のビット列、利用者の公開鍵、あるいは秘密鍵とする。 なお、記号M1はコンテンツ本体である。

    【0037】まず、情報仲介サーバ11は、コンテンツ(広告コンテンツC1+コンテンツ本体M1)を広告コンテンツC1の特定のビット列によって暗号化すると共に、利用者5の公開鍵によってその特定のビット列を暗号化してネットワーク10(ウェッブ)経由で利用者端末装置B15に送信する。 利用者端末装置B15では、
    先に情報仲介サーバ11から入手した暗号化された特定ビット列の内容を利用者5の秘密鍵で復号化して広告コンテンツC1の特定のビット列情報に変換する。 そしてこの復号鍵情報を用いて利用者端末装置A14からネットワーク10(PtoP)を介して得た暗号化されたコンテンツ本体M1を復号化してコンテンツ本体M1を得る。

    【0038】以上説明のように本発明は、広告コンテンツの一部をコンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義し、当該広告コンテンツを含むコンテンツ本体を暗号化してウェッブもしくはピア・ツー・ピアを利用して流通させ、復号鍵を使用しないとコンテンツ本体を利用できないように制限することにより、著作権者の保護をはかりながら、広告情報のみを切り離してコンテンツのみの流通を防ぎ、多くの広告コンテンツ提供者を得ることができる。 また、広告コンテンツ閲覧時に受信する利用者情報に基づき利用者分析を行ない、その分析結果を広告コンテンツ提供者にフィードバックすることにより、利用者の利用状況を広告主やコンテンツ提供者が重要なマーケティングの情報として得ることを可能にする。

    【0039】なお、上記した情報仲介サーバ11を構成するコンテンツ公開部111、復号鍵情報送信部A11
    2、復号鍵情報送信部B113、マーケティング情報分析部114、および、利用者端末装置14を構成するコンテンツ受信部141、復号化鍵情報受信部A142、
    復号化鍵情報受信部B143、公開鍵送信部144、復号化部145で実行される手順をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の各部における機能を実行してもよい。 なお、ここでいうコンピュータシステムとは、OS
    や周辺機器等のハードウアを含むものとする。

    【0040】また、「コンピュータシステム」は、WW
    Wシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。 また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−
    ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。 さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(R
    AM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。

    【0041】また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。 ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。 また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。 さらに、
    前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。

    【0042】以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。

    【0043】

    【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、広告コンテンツの一部をコンテンツ本体閲覧の際の復号鍵として定義し、当該広告コンテンツを含むコンテンツ本体を暗号化してウェッブもしくはピア・ツー・ピアを利用して流通させ、復号鍵を使用しないとコンテンツ本体を利用できないように制限することにより、著作権者の保護をはかりながら、広告情報のみを切り離してコンテンツのみの流通を防ぎ、多くの広告コンテンツ提供者を得ることができる。 また、広告コンテンツ閲覧時に受信する利用者情報に基づき利用者分析を行ない、その分析結果を広告コンテンツ提供者にフィードバックすることにより、利用者の利用状況を広告主やコンテンツ提供者が重要なマーケティングの情報として得ることを可能にする他、以下に列挙する効果も得られる。

    【0044】(1)コンテンツの違法コピーを防止できる。 著作権を保護しながらファイル交換を行うことができるため、多くのコンテンツ提供者を獲得できる。 (2)利用者の利用状況等の把握が可能になり、広告主やコンテンツ提供者にとって重要なマーケティング情報として提供できる。 (3)利用者への無料ファイル交換のプラットフォームを提供しながら、広告主やコンテンツ提供者からサービス料を徴収できるため、明確な収入源を確保できる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明におけるピア・ツー・ピアネットワークを利用した広告を含む流通コンテンツの提供方法を実験するためのビジネスモデルならびにその利用主体の関係を説明するために引用した図である。

    【図2】 図2は、図1に示すビジネスモデルを実現するシステム構成を説明するために引用した図である。

    【図3】 図2に示すデータベースのファイル構造を説明するために引用した図である。

    【図4】 図2に示す情報仲介サーバの内部構成を機能展開して示したブロック図である。

    【図5】 図2に示す利用者端末装置の内部構成を機能展開して示したブロック図である。

    【図6】 本発明実施形態の動作を説明するために引用したシーケンスチャートである。

    【図7】 本発明において使用されるコンテンツ保護の仕組みを説明するために引用した模式図である。

    【符号の説明】

    1…情報仲介者、2…スポンサー企業、3…大容量コンテンツ提供者、4(5、6)…利用者、10…ネットワーク(ウェッブ、ピア・ツー・ピア)、11…情報仲介サーバ、13…大容量コンテンツ提供サーバ、14(1
    5、16)…利用者端末装置、20…コンテンツデータベース(DB)、30…利用者データベース(DB)、
    110…コンテンツ保護部、111…コンテンツ公開部、112(113)…公開鍵情報送信部A(B)、1
    14…マーケティング情報分析部、141…コンテンツ受信部、142(143)…復号化鍵情報受信部、14
    4…公開鍵送信部、145…復号化部、146…暗号化コンテンツ格納部(HDD)

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 7識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 512 H04L 9/00 601B (72)発明者 與田 正秀 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B085 AE29 BG07 5J104 AA01 AA16 EA01 EA04 EA19 NA02 PA07

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