Display device for lamp bulb for vehicle

申请号 JP2001071521 申请日 2001-03-14 公开(公告)号 JP2002272576A 公开(公告)日 2002-09-24
申请人 Mikku Works Kk; ミックワークス株式会社; 发明人 MATSUBARA MASARU; MATSUBARA MASANORI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a display device of a lamp bulb for a vehicle by which both of direct light and reflected light can be observed.
SOLUTION: This display device 1 of the lamp bulb for the vehicle is provided with a case 2 housing the lamp bulb 3 for the vehicle. On the case 2, a window part 4 for the direct light and a window part 5 for the reflected light for respectively guiding the light emitted from the lamp bulb 3 for the vehicle to the outside are formed. On the outside of the case 2, a reflector 6 for reflecting the light passed through the window part 5 for the reflected light is provided. Thus, the direct light passed through the window part 4 for the direct light and the reflected light passed through the window part 5 for the reflected light and reflected on the reflector 6 are observed.
COPYRIGHT: (C)2002,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 車両用電球を展示するための展示装置であって、 前記車両用電球を収容するケースと、 前記ケースに設けられ、前記車両用電球から発せられた光を前記ケースの外部にそれぞれ導く第1の窓部および第2の窓部と、 前記ケースの外部に設けられ、前記第2の窓部を通過した光を反射する反射面を有する反射部材と、を備えたことを特徴とする車両用電球の展示装置。
  • 【請求項2】 前記車両用電球は、一方向に延出するフィラメントを有し、前記第1の窓部、前記第2の窓部および前記反射部材は、前記フィラメントにより規定される前記車両用電球の中心軸に対して、互いに同じ側に形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用電球の展示装置。
  • 【請求項3】 前記車両用電球の前記中心軸と水平面とのなす角度が、37以上53度以下であることを特徴とする請求項2に記載の車両用電球の展示装置。
  • 【請求項4】 前記第1の窓部には、光を透過する部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1に記載の車両用電球の展示装置。
  • 【請求項5】 前記車両用電球、前記第1の窓部、前記第2の窓部および前記反射面をそれぞれ含むセクションを複数有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1に記載の車両用電球の展示装置。
  • 【請求項6】 前記反射部材には、前記車両用電球の点灯および消灯のための操作を行うスイッチが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1に記載の車両用電球の展示装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両のヘッドライトに用いられる電球を展示するための展示装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】一般に、自動車等(自動二輪車等も含む。)の車両のヘッドライトは、電球が交換可能になっているものが多い。 ユーザが電球を購入する際には、電球の光の状態(例えば色照度)を観察して、好みに応じた電球を選択するのが一般的である。 そのため、販売店では、窓部を有するケースに電球を収容し、その電球が発する光を窓部を通じて観察できるようにしている。 以下の説明では、ケースの窓部を通じて観察者に直接観察される光を、直接光と呼ぶ。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車等を運転している運転者は、自分の自動車等のヘッドライトの光を直接見ることはなく、路面で反射した反射光を見ることになる。 そのため、電球を購入する際には、直接光だけでなく、反射光も観察できることが好ましい。 しかしながら、上述した従来の展示装置では、直接光を観察することはできても、反射光を観察することはできないという問題がある。

    【0004】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、直接光と反射光の両方を観察することができる車両用電球の展示装置を提供することにある。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の車両用電球の展示装置は、車両用電球を収容するケースと、ケースに設けられ、車両用電球からの光をケースの外部にそれぞれ導く第1の窓部および第2
    の窓部と、ケースの外部に設けられ、第2の窓部を通過した光を反射する反射面を有する反射部材と、を備えたことを特徴とするものである。

    【0006】この場合、車両用電球は、一方向に延出するフィラメントを有し、第1の窓部、第2の窓部および反射部材は、フィラメントにより規定される車両用電球の中心軸に対して、互いに同じ側に形成されていることが好ましい。 さらに、車両用電球の中心軸と平面とのなす度が、37度以上53度以下であることが好ましい。 加えて、第1の窓部には、光を透過する部材が取り付けられていることが好ましい。 また、車両用電球、第1の窓部、第2の窓部および反射面をそれぞれ含むセクションを複数有することが好ましい。 さらに、反射板部材には、車両用電球の点灯および消灯のための操作を行うスイッチが設けられていることが好ましい。

    【0007】

    【発明の実施の形態】以下、図示した一実施形態に基いて本発明を詳細に説明する。 図1および図2は、本実施の形態に係る車両用電球の展示装置の側断面図および正面図である。 この車両用電球の展示装置(以下、単に展示装置とする。)1は、水平な載置台8上に設置され、
    図1において右側に位置する観察者Pによって観察されるものである。 以下の説明では、展示装置1の観察者P
    側を「前方」とし、その反対側を「後方」とする。 また、展示装置1の載置台8側を「下方」とし、その反対側を「上方」とする。

    【0008】展示装置1は、車両用電球としての電球3
    を収容するケース2を有している。 電球3は、一方向に延出した形状を有するフィラメント30を内蔵している。 このフィラメント30は、電球3の中心軸Cを規定するものである。 電球3は、その中心軸Cが水平面に対して角度Aだけ傾斜するように、後述する装着部7を介してケース2に取り付けられている。 この角度Aは、3
    7度以上53度以下(すなわち、45±8度の範囲)であることが好ましい。

    【0009】ケース2は、図1に示した略長方形断面における4つの辺を構成する天板21、前板22、底板
    3および背板24を有している。 前板22および背板2
    4は、電球3の中心軸Cに対して平行に形成されており、天板21および底板23は、電球3の中心軸Cに対して直交するように形成されている。 前板22および底板23は斜め下方を向き、天板21および背板24は斜め上方を向いている。 天板21と前板22との間には、
    天板21および前板22に対して所定角度だけ傾斜した傾斜板25が形成されている。

    【0010】ケース2の傾斜板25には、第1の窓部としての直接光用窓部4が形成されており、この直接光用窓部4には、半透明のガラス板40が取り付けられている。 この直接光用窓部4により、観察者Pが、電球3から発せられた光をガラス基板40を介して観察することが可能になる。 一方、ケース2の前板22には、第2の窓部としての反射光用窓部5が形成されている。 この反射光用窓部5には、ガラス基板は取り付けられていない。

    【0011】ケース2の外側には、反射光用窓部5を通過した光を反射する反射面60を有する反射部材としての反射板6が設けられている。 この反射板6は、ケース2の底板23と一体に形成されたものであり、底板23
    と前板22との間のコーナー部分Dから前方に向かって延出している。 反射板6と水平面(すなわち載置台8の上面)とのなす角度Bは、約5度である。 反射板6の前端縁には、下方に屈曲した屈曲部61が形成されており、この屈曲部61は、載置台8にねじ等により固定されている。 反射光用窓部5および反射板6により、観察者Pが、電球3から発せられた光の反射光を観察することが可能になる。 なお、反射板6の前端縁近傍には、電球3の点灯および消灯のための操作を行うスイッチ62
    が設けられている。

    【0012】電球3は、いわゆるハロゲンランプであり、上述したフィラメント30を収容した略円筒形状の容器部31と、この容器部31の軸方向一端部に取り付けられた軸部32とを有している。 軸部32には、この軸部32よりも大きな外径を有するフランジ部33が形成されている。 電球3は、ケース2の前板22に取り付けられた装着部7に装着されている。 この装着部7は、
    電球3の軸部32に係合する係合孔70と、軸部32のフランジ部33に当接する当接面71とを有している。
    電球3の軸部32を装着部7の係合孔70に係合させ、
    電球3のフランジ部33を装着部7の当接面72に当接させることにより、電球3が装着部7に装着される。 装着部7の係合孔70には、電球3のフィラメント30に電を供給するための図示しない端子部が形成されており、電球3を装着部7に装着することにより、フィラメント30への電力供給が可能になる。

    【0013】前板22の底板23側の端部には、直角に屈曲した屈曲部29が形成されている。 前板22は、この屈曲部29において、ねじ等により底板23に固定されている。 一方、天板21と背板24とは一体的に形成されている。 底板23の背板24側の端部には、支軸2
    6と、この支軸26により互いに揺動可能に支持された第1支持板27および第2支持板28とが設けられている。 第1支持板27は背板24に固定され、第2支持板28は底板23に固定されている。 これにより、天板2
    1および背板24は、前板22および底板23に対して、支軸26を中心として揺動可能になっている。 天板21および背板24を図中破線で示したように揺動させることにより、ケース2が開放され、装着部7に装着された電球3を交換することが可能になる。

    【0014】図2に示したように、ケース2は、矢印L
    で示した方向に長い形状を有している。 展示装置1は、
    5種類の電球3を観察することができるよう、ケース2
    の長手方向に沿って配列した5つのセクション11,1
    2,13,14,15を有している。 これらのセクション11〜15は、いずれも、電球3、直接光用窓部4、
    反射光用窓部5および反射面6を有しており、5種類の電球3の直接光・反射光を互いに比較できるよう構成されている。

    【0015】次に、このように構成された展示装置1の作用について説明する。 展示装置1のセクション11〜
    15には、5種類の電球3がそれぞれ装着されている。
    各セクション11〜15に設けられたスイッチ62を押すことにより、5種類の電球3が全て点灯する。 観察者P(すなわち、電球3の購入者)が図1に矢印Eで示した角度で展示装置1を観察すると、直接光用窓部4を通過した直接光を観察することができる。 これにより、観察者Pは、自分の自動車等のヘッドライトの光が対向車の視点ではどのように見えるかを知ることができる。 一方、観察者Pが視点を下方に移し、図1に矢印Fで示した角度で反射板6を観察すると、反射光用窓部5を透過して反射板6の反射面60で反射した光を観察することができる。 これにより、観察者Pは、自分の自動車等のヘッドライトの光が路面に反射した状態でどのように見えるかを知ることができる。 すなわち、観察者Pは、同じ位置に居ながら、視線を移すだけで、直接光および反射光の両方を観察することができる。 観察者Pは、展示装置1の各セクション11〜15において直接光・反射光を観察することにより、5種類の電球3を比較し、好みに合った電球を選択する。

    【0016】なお、展示装置1の電球3を交換する際には、ケース2の天板21および背板24を図1に破線で示した位置まで揺動させてケース2を開放し、装着部7
    に装着された電球3を取り外し、新しい電球3を装着する。

    【0017】以上説明したように、本実施の形態に係る車両用電球の展示装置1によれば、直接光用窓部4と、
    反射光用窓部5と、この反射光用窓部5を透過した光を反射する反射板6とを設けたので、観察者Pは、電球3
    による直接光および反射光を観察することができる。 これにより、より観察者の好みに合った電球を選択することが可能になる。

    【0018】また、直接光用窓部4と反射光用窓部5と反射板6とを、電球3の中心軸Cに対して、互いに同じ側(図1における右側)に設けるようにしたので、観察者Pが、ほぼ同じ位置で直接光および反射光を観察することができる。 加えて、電球3の中心軸Cと水平面とのなす角度を37〜53度としたので、観察者Pが、同じ位置に居ながら視線を動かすだけで、直接光および反射光をそれぞれ観察することができる。 また、直接光用窓部4に半透明のガラス板40を設けることにより、実際に対向車から見られるヘッドライトの光に近い状態で、
    直接光を観察することができる。 加えて、電球3、直接光用窓部4、反射光用窓部5および反射面60を有するセクションを複数設けたので、複数種類の電球3の直接光・反射光をそれぞれ比較することができる。

    【0019】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って説明した。 しかしながら本発明は実施形態に示した事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基いてその変更、改良等が可能であることは明らかである。 例えば、
    上述した実施の形態では、展示装置1において5個の電球3を展示することとしたが、展示する電球3の数は4
    個以下であってもよいし、6個以上であってもよい。

    【0020】

    【発明の効果】以上の如く本発明によれば、車両用電球を収容するケースに、車両用電球から発せられた光をケースの外部に導く第1の窓部および第2の窓部を設けるとともに、ケースの外部に第2の窓部を通過した光を反射する反射部材を設けたので、観察者は、車両用電球の直接光および反射光を観察することが可能になる。 これにより、より観察者の好みに合った電球を選択をすることが可能になる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施の形態にかかる車両用電球の展示装置の構成を示す断面図である。

    【図2】図1に示した車両用電球の展示装置の外形形状を示す正面図である。

    【符号の説明】

    1 展示装置 2 ケース 3 電球 30 フィラメント 4 直接光用窓部 5 反射光用窓部 6 反射板 60 反射面 7 装着部

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