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申请号 JP2011514185 申请日 2009-06-18 公开(公告)号 JP5442725B2 公开(公告)日 2014-03-12
申请人 シャフィル・プロダクション・システムズ・リミテッドShafir Production Systems Ltd; 发明人 ロニ・シャフィル;
摘要
权利要求
  • 一連の容器(600,610)が配置される少なくとも1つの引出し(24)を備えた、分配可能な全物品を取り扱うためのキャビネットであって、
    前記容器は、2方向に配置され、X方向が前記容器の前面を横切るように規定され、Y方向が前記X方向に垂直となるように規定され、各容器は、その内部にアクセスするために遊離可能に固定された蓋(615)を使用し、
    前記容器のための蓋開放機構は、
    ロッキングフックが回転可能な前記容器の前面の前方露出軸と、
    駆動部(620A)を有するロッキングフック(620)と、
    多数の凹部を有するX座標スラット(720)と、
    多数の付属部を有するY座標スラット(710)と、
    前記X座標スラット(720)をプッシュプルするための電動アクチュエータ、及び、前記Y座標スラット(710)をプッシュプルするための電動アクチュエータと、
    を備え、
    前記付属部がX座標スラット(720)によって押圧されている間、前記ロッキングフックの駆動部に、Y座標スラット(710)の付属部(715)が係合することを特徴とするキャビネット。
  • 前記容器は、さらに、前記X座標スラットがスライド可能に配置されるスリット(635)を備えたことを特徴とする請求項1に記載のキャビネット。
  • 前記容器は、さらに、多数の付属部を有する前記Y座標スラットの拡張部に向かうように使用される傾斜面部(640)を備えたことを特徴とする請求項1に記載のキャビネット。
  • 说明书全文

    本発明は、分配システム、特に、多数の容器に適した引出しを有する分配キャビネットシステムに関するものである。

    一般に、分配キャビネットは、多数の容器にそれぞれに適した多数の引出しを備える。 各容器には、通常、薬剤、工具、事務用の備品等の1以上の部材が収容される。 公知のある分配システムは、引出し、容器、及び、容器内の部材の開閉を制御するコンピュータを備える。

    部材の収容に使用するのに適したキャビネットが公知であり、例えば、米国特許第7,142,944号公報には、多数の容器が収容された引出しを備えたキャビネットが開示されている。 各容器は、個々に、引出しの底面に対して略垂直方向に移動可能である。 多数のロック機構が容器の動きを抑制するために使用されている。 コントローラは、1以上のロック機構を駆動して容器の1つを容易に移動できるように動作可能である。

    米国特許第7,142,944号公報

    本発明は、前記課題を解決するための手段として、
    一連の容器(600,610)が配置される少なくとも1つの引出し(24)を備えた、分配可能な全物品を取り扱うためのキャビネットであって、
    前記容器は、2方向に配置され、X方向が前記容器の前面を横切るように規定され、Y方向が前記X方向に垂直となるように規定され、各容器は、その内部にアクセスするために遊離可能に固定された蓋(615)を使用し、
    前記容器のための蓋開放機構は、
    ロッキングフックが回転可能な前記容器の前面の前方露出軸と、
    駆動部(620A)を有するロッキングフック(620)と、
    多数の凹部を有するX座標スラット(720)と、
    多数の付属部を有するY座標スラット(710)と、
    前記X座標スラット(720)をプッシュプルするための電動アクチュエータ、及び、前記Y座標スラット(710)をプッシュプルするための電動アクチュエータと、
    を備え、
    前記付属部がX座標スラット(720)によって押圧されている間、前記ロッキングフックの駆動部に、Y座標スラット(710)の付属部(715)が係合するようにしたものである。

    本発明の一実施形態に係る分配システムの斜視図である。

    本発明の一実施形態に係る、開放した引出しを備えた分配システムの部分破断斜視図である。

    多数の容器を収容する1つの引出しの部分破断斜視図である。

    本発明の一実施形態に係る容器の斜視図である。

    本発明の一実施形態に係る引出しの斜視図である。

    本発明の一実施形態に係る、容器の受部を示す、下方側から見た引出しの底面の部分破断拡大図である。

    本発明の一実施形態に係る、容器及び支持側面を示す、下方側から見た引出しの部分破断斜視図である。

    閉鎖及びロックされた容器を備えた引出しの部分図である。

    開放した蓋を備えた容器を示す引出しの部分図である。

    容器の蓋が閉鎖及びロックされたときの拡張部の位置に於ける正面断面図である。

    容器の蓋が開放したときの拡張部の位置に於ける正面断面図である。

    キャビネットの部分破断側面図である。

    検出機構を示すためのキャビネットの側面断面図である。

    本発明の一実施形態に係る引出し底面の部分破断平面図である。

    本発明の一実施形態に係る引出し底部の部分破断平面図である。

    引出しのロック機構を示す部分破断斜視図である。

    本発明に係る緊急状態の場合でのバイパス開放システムを示す部分破断斜視図である。

    本発明の他の実施形態に係る引出し組立品の斜視図である。

    本発明の他の実施形態に係る開放した蓋を備えた容器の斜視図である。

    本発明の他の実施形態に係るアクチュエータに取り付けたシャフトの部分破断斜視図である。

    本発明の他の実施形態に係るシャフトに取り付けたアクチュエータの斜視図である。

    本発明の他の実施形態に係るシャフト及び側面要素の部分破断斜視図である。

    本発明の他の実施形態に係るシャフト及び側面要素の部分破断斜視図である。

    容器の蓋を開放するための機構を示す部分正面概略図である。

    容器の蓋を開放するための機構を示す部分正面概略図である。

    本発明に係る容器単体での斜視図である。

    本発明に係る容器単体での斜視図である。

    本発明に係る容器単体での斜視図である。

    本発明に係る、シャフトと平行で、このシャフトに吊された状態で容器に接離する制限された動作を行うことができるフックを示す容器単体での斜視図である。

    さらに、容器のロックを直立位置から傾斜位置へと傾けるために、スリットで移動するスラットを備えた特定の機構を示す容器単体での概略側面図である。

    さらに、容器のロックを直立位置から傾斜位置へと傾けるために、スリットで移動するスラットを備えた特定の機構を示す容器単体での概略側面図である。

    容器の前方に沿い、容器の前面に平行で下方側を移動し、フックの可鍛に係合可能な横断スラットの斜視図である。

    スラットの片側の2つの連続した平面の斜視図である。

    本発明の他の実施形態に係る容器組立品の正面図を示す。

    容器組立品の背面図を示す。

    蓋が開放しているときの容器組立品の正面図を示す。

    容器組立品の側面図を示す。

    他の形態での横断及び垂直スラットの組立品を示す。

    他の形態での横断及び垂直スラットの組立品を示す。

    容器組立品を載置した横断及び垂直スラットを示す。

    容器組立品を載置した横断及び垂直スラットを示す。

    (第1実施形態)
    本発明の実施形態に係る分配システムは、図1から図3に示されている。 分配システム20は、多数の引出し24を収容するキャビネット22を備える。 各引出し24は、キャビネット前面28に形成したキャビネット開口を介して両矢印によって示される方向に沿ってキャビネット22に出入れ可能にスライドする。 図2には、引出し24が引き出された状態で図示され、そこには容器30等の多数の容器に部材が収容可能となっている。 容器30の蓋は図示しない引出しアクセスコントロールシステム(DACS)によって制御される。 DACSは、例えば、ユーザが要求されたものを分配したり、充填したりできるタッチスクリーンディスプレイ32や、カードリーダや、生体アクセスコントロール装置等のユーザ認証手段を備えていてもよい。 システムはユーザを認証し、ユーザが特定の部材を引き出したり、補充したりする許可を与えるか否かを決定可能である。 通常、容器30は、樹脂、木材、金属、あるいはこれらを組み合わせたもので構成される。 再び、図1を参照すると、DACSが特定の部材の引出あるいは充填を許可した後、ユーザは、特定の部材に関係する特定の引出しを、両矢印26によって示される方向に、スライドして開放したり閉鎖したりすることができる。 好ましい実施形態では、引出しを開放して使用できるように、照明器具27が点灯される。 ユーザはハンドル29を掴んで引出し24を引き出す。 ユーザが引出しを引出位置に引っ張り出すと、それは再びロックされる。 本発明の一態様では、非常時であれば、バイパス開放システムが操作可能となる。 そのようなバイパスシステムについては後に詳述する。 図3では、前述の引出し内に、蓋を開放された容器が単体で示されている。 本発明に係る容器の斜視図が図4に示されている。 容器30は、ヒンジ42と、容器の後方近傍に配置される、図示しない付勢バネとを備える。 付勢バネは、開放位置に向かって蓋40を付勢し、その結果、仕切り44内のスペースにアクセス可能となる。 蓋40が閉鎖しているとき、その前方縁が整列してフラップ50の上面48に係合する。 突出ピン52は蓋40の前方縁の近傍に配置した垂直突部54から延びている。 ロック組立品56は、閉鎖位置に位置するとき蓋40をロックするために使用される。 閉鎖位置では、蓋40は容器30を覆い、アクセスを阻止する。 開放位置では、蓋40は容器30から旋回してアクセス可能となる。 ロック組立品56は旋回可能なラッチ部材58と、図示しない付勢バネ等の付勢手段とを備える。 通常、付勢手段はヒンジ60の周囲に配置され、ラッチ部材も又このヒンジ60の周囲で回転可能となっている。 付勢手段は、ロック位置に向かってラッチ部材58を付勢する。 下方に見える各容器30の底面の下方には1以上の受部62が取り付けられており、その機能については後に詳述する。

    本発明に係る空の引出しの斜視図を図5に示す。 引出し24は、さらに底面72に取り付けた1以上の台形要素70を備える。 台形要素70は、引出側壁74と平行に均等配置されている。 側壁74に沿って固定レール76が取り付けられている。 引出底面78は、多数の矩形開口80とT型開口82を有する。 T型開口は、2つ一組で、複数列に配置されている。 T型開口の役割は次に記載し、矩形開口の役割は後に詳述する。

    図6A及び図6Bは、容器が引出しの底部にどのようにして取り付けられているかを示す部分縦断面図である。 容器を引出の底部78に取り付けるために、容器をまず引出しの底部78に向かって下方側に押し込むことにより、1以上の容器受部62が対応するT型開口64にそれぞれ挿入される。 そして、容器及び連結された受部62が矢印66で示される方向に押圧され、容器を引出しの底に強固に取り付けられる。 図6Bを参照すると、全ての容器を引出し24に組み付けた後、U字状支持部86が、引出し24の後方側壁88と、引出し後方部に最も近い容器30の後方側面との間に形成された間隙に配置される。 U字状支持部86の目的は、容器30が引出し24から取り外されることを防止することにある。

    図7から図12に注目すると、ロック組立品56は、さらに、前端に軸方向及び側方に延び、そこに固定されるひづめ状の突出部92を有する1以上のシャフト90を備える。 各シャフト90の後方部(図示せず)にはアクチュエータ94が接続されている。 アクチュエータはソレノイド等の電気的に作動するもので、DACSによって個々に指示を受けて電を供給されるものであるのが好ましい。 シャフト90は、アクチュエータ94によって回転する。 シャフト90は側面要素70の下方部の上面と容器30の下面との間に形成される空間内に配置される。 図7、図9、図11及び図12を参照すると、蓋40が閉鎖されて容器30がロックされるとき、シャフト90に取り付けられたアクチュエータは作動せず、ひづめ状の突出部92は図7及び図9に示すようにそれぞれ位置決めされる。 図8、図10、図11及び図12を参照すると、容器30の蓋40を開放するために、まず、DACSは特定の引出しと各容器の特定の蓋の開放を許可する。 ユーザはその引出しを全開位置へと引き出すことができる。 図12を参照すると、ユーザによる引出しの引出中に、シャフト96の前端に取り付けたセンサ95が、ユーザによって引き出された引出しの位置を検出する。 シャフト96の後方部は、通常、金属、樹脂、木材、あるいは、これらの材料の組み合わせによって形成されるU字状側面98に取り付けられる。 U字状側面98は、キャビネットの後方部に横向きで取り付けられる。 収容手段100は引出し24の下方に取り付けられ、シャフト96を収容可能となっている。 シャフト96の長さは収容手段100の長さと同じであり、引出しの側壁の長さともほぼ同じである。 センサ95は電気光学タイプであるのが好ましい。 センサは、歯付きボード104に設けた開口102等の開口の数をカウントする。 歯付きボードは引出し24の底面に取り付けられ、引出しの側壁に沿って延びている。 センサの出力信号はDACSに電気的に送信され、そこで、ユーザによってキャビネットから所望の容器の列が引き出されたときを明らかにするためにデータを処理する。 再び図10を参照して、選択された容器がキャビネットの外側に現れた後、DACSは容器30のアクチュエータ94に命令を出し、主軸105の周囲で図示する位置の限界範囲までシャフト90を回転させる。 回転の結果、ラッチ部材58のひづめ状突出部92の衝突によって引き起こされた衝撃力により、スプリングの付勢とは反対の力が生成され、ラッチ部材58はピン52から離脱し、蓋40が開放する。

    再び図7及び図9を参照すると、容器30を閉鎖してロックするために、ユーザがキャビネットに向かって引出しを押し込むと、同時に蓋40が閉鎖される。 そして、DACSがシャフト90のアクチュエータに命令を出して主軸105の周囲でその位置まで回転させる。 この結果、ヒンジ60に取り付けた付勢バネがピン52に向かってラッチ部材58を付勢し、容器30の蓋がロックされる。

    図13には、引出しの底面の部分平面図が示されている。 開口80は、図示しないが、引出しの側壁と平行に列方向に連続して配置されている。 台形側面要素70は、点線96で示す各開口80の列の下方側に配置されている。 図7を参照すると、開口80の目的は、ラッチ部材58の底部とひづめ状突出部92との間で相互にアクセスするためである。

    本発明の一態様である図13及び図14を参照すると、容器が異なるサイズとなっている。 最も小さいサイズの容器が図13に示されている。 容器の概略平面図は四形120で示されている。 容器の他のサイズは、多数の四角形120で形成される寸法を有しており、引出しの底面に配置可能である。 例えば、図14を参照すると、容器は、容器120の4倍の大きさである、四角形122で示された容器の概略平面図によって示されている。

    図15は、本発明に係る引出しのロック機構を示す。 引出し24の後方側壁88から歯130が開口132に向かって外側に延びている。 U字状側面98の表面には、さらに、ある境界まで回転する係止要素136等のロック手段が取り付けられている。 係止要素136は、アクチュエータ138に固定されている。 引出しをロックするために、ユーザがキャビネットに向かって完全に引出しを押し込むと、歯130が開口132を通過し、係止要素138が突出要素138に係合し、引出しはロックされる。 引出しをアンロックとするために、DACSがアクチュエータに命令を出して反対方向のアンロック位置に回転させる。

    図16には、緊急状態の場合での、本発明に係るバイパス開口249のシステムを示す部分破断斜視図が示されている。 ロック250は、本体98の外表面に取り付けられている。 ロック250は、全ての動きを阻止するストリップ252をロックするために使用される。 拡張突起256は側面要素252から下方に延びており、等間隔に配置され、各アクチュエータ94に係合可能に対向している。 拡張突起260は、側面で下方に延びている。 突出要素264は本体98の外表面から突出し、開口266を挿通している。 ロック250がアンロックであれば、ストリップ252は押圧されることにより係止要素136へと移動可能である。 移動範囲は、ピン264と開口266の相互作用の自由度によって制限される。 図15を参照して、ストリップ252が動作すると、拡張突起260が係止要素136に係止し、歯130から押し出され、引出し24は手動で開放可能となる。 同時に、各突起256が対応するピン268に係止し、シャフト90を回転させ、その結果、容器の蓋が開放される。 本発明の一態様では、付勢バネがストリップ252に取り付けられ、ロック位置へと付勢している。

    (第2実施形態)
    本発明に係る他の実施形態の引出し組立品の斜視図が、図17に図示されている。 引出し300には、部材を収容する多数の容器304が収容されており、各容器304の蓋は、図示しない引出しアクセス制御システム(DACS)によって制御されている。 簡略化のため、引出しの底面305に付着した容器の1列だけが示されている。 容器304はサイズが相違する。 また、図18に注目すると、本発明の他の実施形態に係る開口蓋を備えた容器の斜視図が示されている。 容器304は、後方近傍に配置した、図示しないヒンジと付勢バネを備える。 付勢バネは、蓋310を開放位置へと付勢し、仕切り312内の空間へとアクセス可能とする。 円筒ピン318は蓋310の前方縁近傍に配置した棚320から延びている。 ロッキング組立品は、蓋310が容器304を覆い、アクセスすることを阻止する閉鎖位置に位置するとき、蓋310をロックするために使用される。 各容器のロッキング組立品は、係止部材322と、図示しない付勢バネ等の付勢手段とを備える。 付勢手段は、通常、ヒンジ324の周囲に配置され、係止部材はヒンジ324の周囲を回転可能である。 付勢手段は、係止部材322をロック位置へと付勢する。 各容器304の底部下方には、図4に記載したのと同様な1以上の受部が取り付けられている。

    再び図17及び図18を参照する。 引出組立品は、さらに、引出底面305の上面に取り付けられる1以上の側面要素330を備える。 側面要素330は、引出側壁332と平行に配置され、通常、均等に配置されている。 シャフト334は、側面要素330に設けられている。 シャフト334は、引出し300の後壁342の背後に配置したアクチュエータ341の一端に取り付けられている。 これらのシャフトは垂直なヒンジ340の周囲を側方に回転可能であり、ヒンジ340の周囲には図示しない付勢バネ等の付勢手段が配置されている。 また、図19を参照すると、シャフト334を、側面要素330の上面の垂直ヒンジ324の周囲を回転させるために使用するアクチュエータ341に取り付けたシャフトの部分斜視図が示されている。

    図21から図24を参照すると、ヒンジ340の周囲に配置された、図示しない付勢手段が、例えば、図21に示すように、側面要素330の側壁に向かってシャフト334を付勢している。 アクチュエータが駆動すると、シャフト334が、例えば、図22に示すように、側壁344の反対側に向かって側方へと回転する。 アクチュエータを駆動するタイミングと、ユーザが引出しを引っ張ることにより、所望の容器の列がいつキャビネットから引き出されるのかを判定する方法とが、前述のように、例えば、図12とその関連する記載に示されている。 図23及び図24に注目すると、容器の蓋を開放する機構を示す部分概略図が示されている。 容器304を開放するため、特定のシャフト334に取り付けた図示しないアクチュエータが駆動し、シャフトを係止部材322の底部に向かって矢印350で示す方向に移動させる。 シャフト334は、係止部材322の底部に衝突し、図24に示すように、ヒンジ324の周囲を回転して容器304の蓋を開放する。

    側壁332に沿って固定レール338が取り付けられている。 また、図13を参照すると、引出底面305は、例えば、開口82等の1以上のT字状開口を有しており、T字状開口の機能は図6Bに図示したのと同じである。

    (第3実施形態)
    一般に、キャビネットは、上下方向に積み重ねられた幾つかの引出しを備え、それぞれレールシステムを使用することにより引出可能となっている。 各引出しには、2次元に整列させた1セットの容器が配置されている。

    本発明に係る容器の斜視図を図25Aから図25Cに示す。 容器401は、スプリングによって開放位置へと付勢された回転及びロック可能な蓋408を有する。 容器401は、前面404に取り付けた前方露出短軸(支軸)410を有する。 ロッキングフック412はシャフト410に対して回転可能となっており、容器401の前面と平行である。 したがって、シャフト410は、回転軸406で示される支軸を構成する。 スプリングがロッキングフック412を付勢し、蓋408の係止伸長ピン(LEP)の方向に旋回させる。 図25Bに示すように、ロッキングフック412は支軸の周囲を僅かに回転し、LEPを殆ど露出させている。 図25Cでは、さらに回転させることにより、LEP416がロッキングフック412によって完全に露出され、付勢バネが作用することにより蓋408が開放する。

    容器401の前方の棚418は、ロッキングフック412が取り付けられる前面404と平行なスリットを有し、ロッキングフック412を容器の前面とほぼ平行にのみ旋回可能とする。 但し、ロッキングフック412は付加的な動作が可能である。 ロッキングフック412は、シャフト410からぶら下がり、その下端で、容器401に対してシャフト410と平行に接離可能となっている。 この動きは図26に示されている。 垂直位置のロッキングフック412が点線で示されている。 そして、同じロッキングフック412が、符号412Aで示すように、最大傾斜となるようにシャフト410の上部で旋回している。 ロッキングフック412の両位置では、LEP416を露出又はロックすることができる。 ロッキングフック412は、シャフト418のスリットのサイズによって移動範囲を制限される。

    ロッキングフック412を垂直位置から傾斜位置まで傾斜させるために、特定の機構を利用することができる。 この機構は、図27A及び図27Bを参照して次に説明するように、スリットを形成したスラットを備える。 容器401の下方には、容器の縦方向に主軸を有するスラットが配置されている。 スラットは、主軸に垂直なスリット504を有し、通常、スラット501の主軸に沿って規則正しい間隔で配置されている。 スリット504は両端で長さが制限されており、スラットを完全には横切っていない。 スラットの機能は後述する通りである。

    スラットによるロッキングフックの動作 図28と図27Aに示すように、横断スラット506はスラット501と垂直で、通常、スラット501の下方に配置されている。 スラット506は、容器の前面と平行に下方側で移動し、後述するような方法でロッキングフック412の下端に係合可能となっている。 スラット506の長手方向に沿って均等に、一端側でのみ凹部508が配置されており、係合したロッキングフック412(下端)が仮想境界を越えてスラット502内に延びている。

    図29に示すように、本発明の幾つかの実施形態では、スラット506の一方でのみ複合凹部540が、第1のレベル542とより深いレベル544の2つの連続したレベルでスラットに2段階で入り込んで形成されている。

    ロッキングフック412の動作 図27Aに示すように、スラット501は、両矢印512によって示される主軸に沿って往復移動可能である。 完全に組み立てられて状態では、ロッキングフック412の下端はスラット501のスリット504を貫通し、スラットの動きによりロッキングフック412を押したり、引っ張ったりする。 つまり、ロッキングフック412をその下端で、方向509に押したり、方向510に引っ張ったりする。 ロッキングフックの下端が(各スラットによって)横断スラット506に向かって移動すると、それは横断スラットに係合可能となる。 一方、スラット501がロッキングフック412の下端をスラット506から離れるように引っ張ると、それはスラット506と係合できなくなる。

    スラットの励磁 各スラットは湾曲、すなわち、一端、通常は上方で曲げられている。 上方傾斜部は電動アクチュエータ、一般には、ソレノイドのプッシュプルアームのための係止部として機能する。 各シャフトのためのソレノイドは全ての容器が配置される引出しの壁面に取り付けられている。

    容器の開放 引出し内の各容器は、XY座標のそれぞれによって規定されている。 スラット506は、(容器を横切る)X方向に合致しているので、X座標のスラットとして後述し、スラット501は、引出しの動きに合致しているので、Y座標のスラットとして後述する。 容器514の開放について記載すると、容器514に対するYスラットの動作により、ロッキングフック518がその下端で押圧される。 ロッキングフックの下端が横断スラット506に向かって(各スラットによって)押圧されると、横断スラットによって係合可能となる。 ロッキングフック518が凹部508にロックされている間、スラット506の動作によりLEP520から離れてロッキングフック518が旋回可能となり、その結果、図示しない容器514の蓋が開放される。 Yスラットが、各容器から離れるようにロッキングフック520を押圧すると、ロッキングフック520は凹部522内のロックされた位置から解放され、Xスラット506の動作によっては旋回不能となる。

    (第4実施形態)
    本発明の幾つかの実施形態に係る単一の容器組立品600の斜視図を図30から図32に示す。 容器610は、ヒンジ617の周囲を旋回し、スプリング618によって開放位置へと付勢された、旋回及びロック可能な蓋615を有する。

    旋回及びロック可能な蓋615は、蓋が開放しているときに目視可能な拡張ピン(LEP)619を有する。 容器610は、容器610の前面613に取り付けた前方ロック短軸(支軸)612を有する。 容器610は、シャフト612に嵌合する、背面630の短い円筒凹部を有し、その結果、多数の容器組立品600がワーキング組立品の前方に向かって後退可能となっている。

    ロッキングフック620は、容器610の前面と平行な平面で支軸612を中心として旋回可能となっている。 リーフスプリング614はロッキングフック620を付勢して蓋615のLEP619の方向へと移動させる。 ロッキングフック620は上部にロック部620Lを有し、底部に駆動部620Aを有する。 この構造では、ロッキングフック620LがLEP619に係合し、閉鎖位置で蓋615を保持する。 ロッキングフック620の駆動部620Aに荷重することにより、ロッキングフック620がスプリング614の付勢方向に逆らって支軸612の周囲を回転し、ロック部620Lは蓋615のLEP619から離れるように移動することにより、ロッキングフック620とLEP619とが離脱し、その結果、付勢バネ618が蓋615を開放する。 蓋615が開放すると、容器615にアクセス可能となる。

    幾つかの例では、付勢バネ610に代えて、あるいは、付加して、容器625を上方へと移動させる付勢手段(図示せず)を作用させることができ、その結果、蓋615が開放すると、容器625が上方に付勢され、容器615の内容物に容易にアクセス可能となる。

    容器610は、底部に前面613と平行なスロット(図示せず)を有し、そこには横断スラット(図示せず)が配置されるようになっている。 底部の容器610は、傾斜面(図示せず)を有し、後述するように、容器組立品600のロッキングフックを駆動して蓋を開放するために、垂直なスラット(図示せず)の付属部を動作可能とするために使用される。

    容器組立品600の底部が図33に示されている。 容器610は、横断スラット(図示せず)がスライド可能なスリット635を有する。 さらに、容器610は、後述するように、変形可能な付属部(図示せず)の形式で垂直スラットの上方延長部を方向付けるために使用される傾斜面部640を有する。

    駆動スラット 図34A及び図34Bは、付属部715と横断凹状スラット720を有する垂直(Y座標)スラット710を示している。 一般に、垂直スラット710は、横断(X座標)スラット720の下方に配置されている。 横断スラット720は容器の前面に沿って平行に延び、容器組立品の底部でスリット635内に位置している。

    垂直スラット710の組立品700と横断凹状スラット720は、後述するように、組立品700に載置した垂直容器組立品の開閉を制御する。

    スラット710及び720は各主軸に沿って移動可能である。 図34Aに示すように、組立状態では、スラット720は、付属部715がスラット720の動作の影響を受ける必要がないようにして、スラット710に対して相対的に移動可能であり、又、スラット710は、付属部715が凹状スラット720の各凹部から突出可能となるようにスラット720に対して相対的に移動可能である。

    ロッキングフック620の動作 図34A及び図34Bは、垂直スラット710と横断スラット720A及び720Bの組立品を示す。 図34Bに示す配置では、スラット710は、付属部715がスラット720A及び720Bの各凹部から突出する延長部に向かって軸方向に移動する。 しかしながら、横断スラット720Aの凹部は、横断スラット720Bの凹部に対して相対的に軸方向に捻れており、その結果、垂直スラット710の付属部715が凹状横断スラット720Aの肩部725によって曲げられている。 同時に、連続する付属部はそのままの状態を維持する。 このような付属部715の押圧及び曲げにより、ロッキングフックが作動し、容器が組み立てられ、その結果、後述するように蓋が開放する。 これに代えて、単一の垂直スラット710又は単一の横断スラット720がその主軸に沿って移動すれば、垂直スラット710の付属部715はそのような動きの影響を受けることはない。

    容器組立品600の開放 図35A及び図35Bは、垂直スラット710と、横断スラット720A及び720Bと、そこに載置される容器組立品600とからなる組立品800と、その拡大図を示す。 図35Bに示すように、付属部715がスラット720Aによって押圧されているとき、ロッキングフック620の駆動部620Aが垂直スラット710の付属部715に係合可能となるように、容器組立品600は関連するスラット710、720A、720Bで形成される。

    各容器組立品は、垂直スラット710及び横断スラット720によって形成された格子に、X及びY座標によって規定されている。 横断凹状スラット720はX座標スラットとして以下に言及され、それらは(容器の前面を横切る)X方向に一致しており、垂直スラット710はY座標スラットして以下に言及され、それらはX方向に垂直な方向に一致している。

    ロッキングフック620の駆動部620Aが垂直スラット710の付属部715によって押されると、凹状横断スラット720Aの肩部725によって押圧され、ロッキングフック620が回転し、ロック部が容器組立品600の蓋のLEPから離れるように移動し、ロッキングフック620及びLEPが係合を解除され、その結果、付勢バネが蓋を移動させて開放する。

    横断凹状Xスラットと垂直Yスラットの間の相互の配置関係により、このYスラットの軸方向の移動後のみに可能となるYスラットの特定の付属部を選択的に曲げることができ、付属部は垂直Xスラットの各凹部へと導かれ、さらにXスラットの軸方向の移動へと続き、その結果、Yスラットの付属部が押圧されてXスラットの各肩部によって曲げられる。

    20…分配システム 22…キャビネット 26…両矢印 27…照明器具 28…キャビネット前面 29…ハンドル 30…容器 32…タッチスクリーンディスプレイ 42…ヒンジ 48…上面 50…フラップ 52…突出ピン 54…垂直突部 56…ロック組立品 58…ラッチ部材 60…ヒンジ 62…容器受部 64…T型開口 66…矢印 70…台形側面要素 72…底面 74…側壁 76…固定レール 78…底部 80…開口 82…開口 86…U字状支持部 88…後方側壁 90…シャフト 92…突出部 94…アクチュエータ 95…センサ 96…シャフト 98…U字状側面100…収容手段102…開口104…ボード105…主軸120…容器122…四角形130…歯132…開口136…係止要素138…アクチュエータ138…係止要素138…突出要素249…バイパス開口250…ロック252…ストリップ256…拡張突起260…拡張突起264…ピン266…開口268…ピン304…容器305…引出底面310…蓋318…円筒ピン320…棚322…係止部材324…ヒンジ330…側面要素332…引出側壁334…シャフト338…固定レール340…ヒンジ341…アクチュエータ342…後壁344…側壁350…矢印401…容器404…前面406…回転軸408…蓋410…シャフト412…ロッキングフック412A…符号416…LEP
    418…シャフト501…スラット502…スラット504…スリット506…横断スラット508…凹部509…方向510…方向512…両矢印514…容器518…ロッキングフック520…ロッキングフック522…凹部540…複合凹部542…レベル544…レベル600…容器組立品610…付勢バネ612…シャフト613…前面614…スプリング615…蓋617…ヒンジ618…スプリング619…LEP
    620…ロッキングフック620A…駆動部620L…ロック部625…容器635…スリット640…傾斜面部700…組立品710…スラット715…付属部720…スラット720A…横断スラット720B…横断スラット725…肩部

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