クッション

申请号 JP2017139068 申请日 2017-07-18 公开(公告)号 JP2018011956A 公开(公告)日 2018-01-25
申请人 チェン,シンーイ; CHENG,HSING−I; 发明人 チェン,シンーイ;
摘要 【課題】ユーザが座るためのクッションを開示する。 【解決手段】クッション1は、基層12、シート層14及び支持部16を含む。シート層は、ユーザが座るのに、基層上に形成される。支持部は、ユーザの坐骨結節を支持するために、基層とシート層との間に形成される。シート層は、良好な被覆形状の材料で作製され、その結果、ユーザの上半身、臀部及び脚にかかる応 力 を開放できる。更に、ユーザの坐骨結節を支持するのに硬い支持部を使用することによって、クッションは、ユーザの上半身の重さを、シート層に均等に伝達する。そのため、クッションは、ユーザの臀部及び脚の、長時間の部分的な応力による、痛み、 疼痛 、苦痛等、幾つかの肉体的苦痛を防止できる。 【選択図】図2
权利要求

ユーザを支持する支持部;及び 前記ユーザを支持する前記支持部上に形成される、シート層 を含むクッションであって、 前記シート層の硬度は、前記支持部の硬度より低く、前記支持部の幅は、前記ユーザの2坐骨結節間の距離より広く、前記シート層の幅は、前記ユーザの臀部の幅より広い、クッション。ユーザが座るための、クッションであり、該クッションは: 基層; 前記基層上に形成され、支持部及び圧開放補助部を含む支持層であって、前記支持部は、ユーザの坐骨結節を支持するのに使用され、前記圧力開放補助部は、中心穴を有し、前記支持部は、前記中心穴内に設けられる支持層;及び 前記ユーザが座るのに、前記支持層上に形成される、シート層 を含むクッションであって、 前記シート層の硬度は、前記支持部の硬度より低く、前記支持部の幅は、前記ユーザの2坐骨結節間の距離より広く、前記シート層の幅は、前記ユーザの臀部の幅より広い、クッション。前記支持部は、中央圧力開放部及び支持リングを含み;前記中央圧力開放部は、前記支持リング内に設けられ;前記ユーザの坐骨結節は、前記支持リングによって支持され;前記中央圧力開放部の硬度は、前記支持リングの硬度より低い、請求項2に記載のクッション。前記中央圧力開放部の幅は、前記ユーザの2坐骨結節間の距離より狭い、請求項3に記載のクッション。前記中央圧力開放部と前記シート層の材料は、同じであり、前記クッションは、円筒状の外形を示し、前記円筒状の外形の直径は、38cmである、請求項3に記載のクッション。前記支持部と前記シート層を支持する基層を更に含み、前記クッションは、前記ユーザが座るのに使用される、又は前記ユーザの腰、背若しくは首が寄り掛かるのに使用される、請求項1に記載のクッション。前記支持部の硬度は、前記基層の硬度より低い、請求項6に記載のクッション。前記基層は、一般発泡体で作製され、前記支持部は、一般発泡体で作製され、前記シート層は、形状記憶発泡体で作製される、請求項7に記載のクッション。換気及び蒸散するために前記シート層上に形成される通気層を更に含み、前記通気層は、パームワイヤ、麻糸又は人工の通気性のある蒸散繊維フィラメントで作製され、前記通気層の厚さは、1cmである、請求項2に記載のクッション。

说明书全文

本発明は、クッション、特に、ユーザの脊柱を真直ぐにし、坐骨結節を支持し、ユーザの上半身、臀部及び脚にかかる応を開放するためのクッションに関する。

現代生活が進歩したために、多くの現代人は、かなり長時間座ったままで仕事をしなければならない。休憩、瞑想、又はデスクトップパソコンで仕事するといった多くの状況で、人々は、支持や快適さを高めるためにクッションを利用するのに慣れている。支持及び圧力開放に関するクッションの効果により、ユーザの上半身、臀部、及び脚にかかる応力は開放されることができ、その結果、人体のエネルギ消費を抑えることができる。

更に、人間の腰椎への負荷は、主に上半身の重さ、上肢の運動、及びそれらにかかる他の外力又は重さから来ることが知られている。身体は、背筋が伸びた姿勢で座っていない限り、上半身の重さは、不均等に分散され、その結果、背筋が丸まり、それにより圧力がクッションに効果的に移ることができなくなる。上半身からの部分的な圧力は、腰椎への損傷を招き、痛み、疼痛、苦痛等の肉体的苦痛の原因になる。刺激や苦痛は、精神的な怠慢、不注意を齎す、即ち効率化の現代では、時間の浪費ということになる。

従来のクッションは、ユーザの上半身の重さを分散するのに良好な被覆形状のクッションにすることで、効果があるとされていた。しかしながら、ユーザは、長時間効果的に脊柱を真直ぐにはできず、その結果脊柱の歪みを招いた。脊柱は歪んだ状態になり、仙椎や尾骨にかかる力により、血行不良や神経伝導の低下が発生し、その結果、刺激や苦痛が生じる。

従来技術では、クッションは、ユーザの体幹を真直ぐにするために、シートと対になっており、シートの形状及び大きさは、クッションと合致しなければならない。ユーザの脊柱を真直ぐにし、仙椎や尾骨が圧迫されるのを防ぐという従来技術のクッションの効果にも関わらず、クッションは単独で使用できず、その結果、使いにくいだけではなく、瞑想者用に使用できない。

従って、上記技術には、依然として多くの短所があり、良好な設計ではない。そのため、改良される必要がある。結論として、本発明は、日常利用する又は瞑想用のクッションを提供する。本クッションは、ユーザの仙椎及び尾骨が圧迫されるのを防ぐために、ユーザが、快適に、脊柱を自然な真直ぐな姿勢をとれるようにする。

そのために、長年関連商品の製造と開発に携わり、設計経験もある本発明者は、本発明について詳細な設計を行い、慎重に評価した結果、実際に使用可能であることを最終的に確認した。

本発明の主な目的は、クッションを提供することである。本発明の一実施形態によると、クッションは、支持部及びシート層を含む。支持部は、ユーザを支持するのに使用される。シート層は、ユーザを支持する支持部上に形成され、シート層の硬度は、支持部の硬度より低い。更に、本発明のクッションは、支持部とシート層を支持する基層を含み、クッションは、ユーザの腰、背又は首が寄り掛かる際に使用される。

本発明の別の目的は、ユーザが座る際に使用するクッションを提供することである。本発明の別の実施形態によると、クッションは、基層、シート層、及び支持部を含む。シート層は、ユーザが座るのに、基層上に形成される。支持部は、ユーザの坐骨結節を支持するだけでなく、仙椎及び尾骨が圧迫されるのを防ぐために、基層とシート層との間に形成される。シート層の硬度は、支持部の硬度より低い。

支持部の幅は、ユーザの2坐骨結節間の距離より広く、シート層の幅は、ユーザの臀部の幅より広い。

支持部は、中央圧力開放部及び支持リングを含み、中央圧力開放部は、支持リング内に設けられ、ユーザの坐骨結節は、支持リングによって支持され、中央圧力開放部の硬度は、支持リングの硬度より低い。中央圧力開放部の幅は、ユーザの2坐骨結節間の距離より狭い。

本発明の別の実施形態によると、クッションは、基層、支持層、及びシート層を含む。支持層は、基層上に形成され、支持部及び圧力開放補助部を含む。支持部は、ユーザの坐骨結節を支持するのに使用され、圧力開放補助部は、中心穴を有し、支持部は、中心穴内に設けられる。シート層は、ユーザが座るのに、支持層上に形成される。シート層の硬度は、支持部の硬度より低い。

支持部の幅は、ユーザの2坐骨結節間の距離より広く、シート層の幅は、ユーザの臀部の幅より広い。

支持部は、中央圧力開放部及び支持リングを含み、中央圧力開放部は、支持リング内に設けられ、ユーザの坐骨結節は、支持リングによって支持され、中央圧力開放部の硬度は、支持リングの硬度より低い。中央圧力開放部の幅は、ユーザの2坐骨結節間の距離より狭い。

結論として、本発明のクッションのシート層は、柔らかく、均等なクッション性で、ユーザが座るのに良好な被覆形状物を提供する。それに加えて、ユーザの上半身の重さの殆どは、ユーザの坐骨結節を通して伝達されることができ、圧力は、硬い支持部によって均等に開放されることができる。そのために、クッションは、ユーザの臀部及び脚が、特に長時間に亘り瞑想又は座る者に対する、部分的な応力による、痛み、疼痛、苦痛等、幾つかの肉体的苦痛を防止できる。

本発明の効果及び精神は、添付図と共に、以下の記述によって、理解されるであろう。

実施形態の幾つかは、以下の図面を参照して、詳述されるが、図面では、同じ参照番号は、同じ部材を指すものとする。

従来技術における、人間の骨盤の図を示している。

本発明の一実施形態におけるクッションの図を示している。

本発明の一実施形態におけるクッションの分解図を示している。

本発明の一実施形態における支持部の分解図を示している。

本発明の別の実施形態におけるクッションの図を示している。

本発明の別の実施形態におけるクッションの分解図を示している。

本発明の別の実施形態における支持部の分解図を示している。

以下では、開示された装置及び方法の実施形態に関する詳細な記載が、例示目的で、限定目的ではなく、図面を参照して行われる。特定の実施形態について詳細に示され、記載されるが、当然ながら、付記されたクレームの範囲から逸脱せずに、様々な変更及び変形が行われてもよい。本発明の範囲は、当該構成部品数、部品の材料、部品の形状、部品の相対配置等に決して限定されるものではなく、これらは、単に本発明の実施形態の例として開示されている。

本発明の一実施形態では、クッションは、支持部及びシート層を含む。支持部は、ユーザを支持するのに使用される。シート層は、ユーザを支持する支持部上に形成され、シート層の硬度は、支持部の硬度より低い。更に、本発明のクッションは、支持部とシート層を支持する基層を含み、クッションは、ユーザの腰、背又は首が寄り掛かるのに使用される。

図1、図2、及び図3を参照されたい。図1は、従来技術における人間の骨盤の図を示している。図2は、本発明の一実施形態におけるクッション1の図を示している。図3は、本発明の一実施形態におけるクッション1の分解図を示している。本発明の幾つかの実施形態では、クッション1は、基層12、シート層14、及び支持部16を含む。シート層14は、ユーザが座るのに、基層12上に形成される。支持部16は、ユーザの坐骨結節を支持すると共に、仙椎及び尾骨が圧迫されるのを防ぐために、基層12とシート層14との間に、形成され、シート層14の硬度は、支持部16の硬度より低い。

支持部の幅W16は、ユーザの2坐骨結節間の距離Wiより広く、シート層の幅W14は、ユーザの臀部の幅Waより広い。支持部16の硬度は、基層12の硬度より低い。

また、本発明のクッション1は、円筒状の外形を示しており、円筒状の外形の直径W14は、38cmである。

当然ながら、本発明のクッション1の外形は、円筒形に決して限定されず、更に、楕円形、正方形、又は他の人間工学的若しくは特別なニーズの設計としてもよい。

更に、本発明のクッションは、ユーザが座るのに、又はユーザの腰、背若しくは首が寄り掛かるのに使用される。

幾つかの実施形態では、円筒状のシート層14は、予め所望される支持部16の空間がくり抜かれ、次に、支持部16の材料を上記空間に詰めることで充填される;その一方で、シート14と支持部16は、一緒に固定される。

他の実施形態では、支持部16は、予め製造されることができる。次に、円筒状のシート層14に、所望の空間がくり抜かれる。最後に、支持部16は、シート層14と基層12との間に、接着する方法で、固定される。また、基層12は、一般発泡体又は複合発泡体(aggregate foam)で作製され、支持部16は、一般発泡体で作製され、シート層14は、形状記憶発泡体で作製される。

図4を参照されたい。図4は、本発明の一実施形態における支持部16の分解図を示している。幾つかの実施形態では、支持部16は、中央圧力開放部161及び支持リング162を含む。中央圧力開放部161は、支持リング162内に設けられ、ユーザの坐骨結節は、支持リング162によって支持され、中央圧力開放部161の硬度は、支持リング162の硬度より低い。中央圧力開放部161の幅W161は、ユーザの2坐骨結節間の距離Wiより狭い。

従来技術では、女性の2坐骨結節間の距離は、約13.49cmであり、男性は、約11.65cmである。2坐骨結節の内端は、約8.5〜9.5cmである。従って、支持部の幅W16は、17.5cmに設定され、中央圧力開放部161の幅W161は、5.6cmに設定される。

また、シート層14及び中央圧力開放部161の材料は、同じである。

幾つかの実施形態では、クッション1は、食事コーナー(dinette)又はオフィス椅子領域に置かれ、支持部16は、ユーザの坐骨結節を支持するのに使用され、シート層14は、ユーザの体重を均等に分散するのに使用される。クッション1は、ユーザが脊柱を自然に真直ぐな姿勢をとれるようにでき、ユーザは、腰椎、胸椎及び頸椎を自然に真直ぐに維持するように、若干注意する必要があるだけである。

図1、図5、及び図6を参照されたい。図5は、本発明の別の実施形態におけるクッション2の図を示している。図6は、本発明の別の実施形態におけるクッション2の分解図を示している。幾つかの実施形態では、クッション2は、基層12、支持層22、及びシート層24を含む。支持層22は、基層12上に形成され、支持層22は、支持部221及び圧力開放補助部222を含む。支持部221は、ユーザの坐骨結節を支持するのに、且つ仙椎及び尾骨が圧迫されるのを防ぐために使用される。圧力開放補助部222は、中心穴を有し、支持部221は、中心穴内に設けられ、圧力開放補助部222の硬度は、支持部の硬度より低い。シート層24は、ユーザが座るのに、支持層22上に形成され、シート層24の硬度は、支持部の硬度より低い。

支持部の幅W221は、ユーザの2坐骨結節間の距離Wiより広く、シート層の幅W24は、ユーザの臀部の幅Waより広い。支持部221の硬度は、基層12の硬度より低い。

幾つかの実施形態では、支持部221は、予め作製されることができる。次に、圧力開放補助部222は、支持部221の周囲に固着される。最後に、支持層22は、シート層24と基層12との間に接着する方法で固定される。

また、本発明のクッション2は、換気及び蒸散のためにシート層24上に形成される通気層を含み、通気層の材料は、パーム(palm)ワイヤ、麻糸又は人工の通気性のある蒸散繊維フィラメントとしてもよく、通気層の厚さは、1cmである。

図7を参照されたい。図7は、本発明のクッション2の別の実施形態における支持部の分解図を示している。幾つかの実施形態では、支持部221は、中央圧力開放部2211及び支持リング2212を含む。中央圧力開放部2211は、支持リング2212内に設けられる。ユーザの坐骨結節は、支持リング2212によって支持される。中央圧力開放部2211の硬度は、支持リング2212の硬度より低い。中央圧力開放部2211の幅W2211は、ユーザの2坐骨結節間の距離Wiより狭い。

また、中央圧力開放部2211、圧力開放補助部222及びシート層24の材料は、同じである。

幾つかの実施形態では、中央圧力開放部2211は、中空領域である。

他の実施形態では、中央圧力開放部2211は、クッション2を換気及び蒸散するために、通気性の円柱で作製される。通気性の円柱の材料は、パームワイヤ、麻糸又は人工の通気性のある蒸散繊維フィラメントとされてもよく、材料は、ユーザにとって最大の快適さを提供するために出来るだけ薄くする。

幾つかの実施形態では、基層12は、一般発泡体又は複合発泡体で作製され、支持部221は、一般発泡体で作製され、シート層24は、形状記憶発泡体で作製される。

幾つかの実施形態では、クッション2は、座蒲座布団で、通常、慣例で瞑想用に使用される。シート層24は、瞑想者が座れるようになっている。それに加えて、基層12の高さH12は、2〜4cmであり、支持層22の高さH22は、5〜6cmであり、シート層24の高さH24は、6〜7cmである。また、クッション2は、円筒状の外形を示しており、円筒状の外形の直径W24は、38cmである。支持部221の幅W221は、17.5cmである。

当然ながら、本発明のクッション2の外形は、円筒形に決して限定されず、更に楕円形、正方形、又は他の人間工学的若しくは特別なニーズの設計としてもよい。

上記の性質により、クッション2は、瞑想者が座れるようになっている。硬い支持部221は、瞑想者の坐骨結節を支持するのに使用される。また、支持部221は、形状記憶発泡体が圧力開放する特性を有する、シート層24及び圧力開放補助部222によって被覆され、瞑想者の上半身の重さは、ユーザの仙椎及び尾骨が圧迫されるのを防ぐために、均等に分散されることができる。クッション2は、瞑想者が自然に脊柱を真直ぐにして胡坐姿勢をとれるようにでき、瞑想者は、腰椎、胸椎及び頸椎を自然に真直ぐに維持するように、若干注意する必要があるだけである。その結果、クッションは、瞑想者の臀部及び脚の、長時間の部分的な応力による、痛み、疼痛、苦痛等、幾つかの肉体的苦痛を防止でき、その結果、瞑想者が、快適で自然な胡坐姿勢を維持できるようにする。

結論として、本発明のクッションのシート層は、柔らかく、均等なクッション性を提供すると共に、ユーザが座るのに良好な被覆形状物を提供する。それに加えて、ユーザの上半身の重さの殆どは、ユーザの坐骨結節を通して伝達されることができ、圧力は、硬い支持部によって均等に開放されることができる。そのために、クッションは、ユーザの臀部及び脚が、特に長時間に亘り瞑想する又は座る者に対する、部分的な応力による、痛み、疼痛、苦痛等、幾つかの肉体的苦痛を防止できる。

上述した実施例及び説明で、本発明の特徴及び精神について、上手く記載されたものと期待したい。更に重要なことには、本発明は、本明細書に記載された実施形態に限定されない。当業者は、本装置に関する多くの変形及び変更が、本発明の教示を保持しつつ行われてもよいことに、容易に気付くであろう。よって、上記開示は、付記されたクレームの境界及び範囲によってのみ限定されるものと解釈されるべきである。

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