Device imparting complementary spring action to support frame having elastic belt

申请号 JP12664892 申请日 1992-04-21 公开(公告)号 JPH05137628A 公开(公告)日 1993-06-01
申请人 Cintel Srl; チンテル・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ; 发明人 ANAKUREETO FUONTAANA;
摘要 PURPOSE: To generate spring action that ensures return by keying a plurality of elastic belts which form the shape of comb teeth to a base, securing a plurality of arms to a common horizontal member, curving the end of each arm into the shape of U, and clamping the elastic belts from above and below. CONSTITUTION: A plurality of elastic arms 12 (three in the figure), support frames 10 at both side ends, and the sides 10' of the support frames 10 are formed into the shape of comb teeth. The elastic arms 12 are keyed 14 to the sides 10'. A common horizontal member 18 and end members 26 are formed into the shape of U and secured to the support frames 10 at both side ends by rivets 28 via elastic parts 30. Each arm 16 is snap coupled to the common horizontal member 18. The end of the arm 16 is formed into the shape of U consisting of long sides 20, 22 and a short side 24, and the upper and lower surfaces of the elastic arm 12 are clamped by the long sides 20, 22. Thus, a spring mechanism that surely returns is formed.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】家具備品、車両シート等に使用され、弾性ベルトを備えた支持フレームに補足のばね作用を与える装置であって、少なくともばね作用を前記支持フレームに対して垂直に及ぼすようにして、ばね作用を支持フレームの少なくとも一側部及び支持フレームの平面上に対して及ぼす装置において、複数のアームと横部材とを包含し、各アームは、前記弾性ベルトに関して傾斜する状態で弾性ベルトに係合すると共に弾性的に戻ることができて、応力を弾性ベルトに対して平行に生じさせ、この応力がおさまった時に最初の位置に戻り、かつ前記横部材は前記応力が及ぼされる各アームの自由端に固定自在であることを特徴とする装置。
  • 【請求項2】請求項1記載の装置において、各アームは前記弾性ベルトに係合されると共にこの弾性ベルトに少なくとも2つの区域で接触しており、その第1の区域はアームが延びる弾性ベルトの一側部上にあり、また第2
    の区域は弾性ベルトの反対の側部上にあって、アームの方向と反対の方向へ前記第1の区域から間隔を置き、これにより弾性ベルトに曲げ作用を第1の区域と一緒に及ぼして、アームに応力を付与し、アームを弾性的に駆動して再び最初の位置に戻すようにすることを特徴とする装置。
  • 【請求項3】請求項1記載の装置において、前記アームは弾性的にたわみ自在であることを特徴とする装置。
  • 【請求項4】請求項1〜3のいずれか一項記載の装置において、前記横部材は前記アームの自由端にスナップ係合により固定自在であることを特徴とする装置。
  • 【請求項5】請求項1〜4のいずれか一項記載の装置において、前記横部材はアームを担持する弾性ベルトが締結されている堅固な支持フレームの側部の上を延びていることを特徴とする装置。
  • 【請求項6】請求項5記載の装置において、前記横部材は支持フレームに固定自在な端アームを担持することを特徴とする装置。
  • 【請求項7】請求項6記載の装置において、前記端アームは弾性的にたわみ自在であることを特徴とする装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】本発明は、家具備品、車両シート等に適用され、弾性ベルトを備えた支持フレームに補足のばね作用を与える装置に関する。 このような装置において、少なくともばね作用を支持フレームに対して垂直に及ぼすようにして、ばね作用が支持フレームの少なくとも一側部及び支持フレームの平面上に対しても平行に及ぼされる。

    【0002】ずっと昔から、伝統的な金属ばねを織物弾性ベルトに取り替えることが知られている。 これら弾性ベルトは、前述した用途への適用においてばね作用を得るために、堅固の支持フレームの対向する部分間に張られている。 弾性ベルトは、ばねと比較して多くの特徴を有しており、その1つの特徴として、弾性ベルトに接触する部品の劣化を長期にわたって少なくできることがある。 実際上、これら弾性ベルトの使用はばねに代わってますます広くおこなわれている。

    【0003】それにもかかわらず、これら弾性ベルトを備える支持フレームの使用には限界があった。 すなわち、支持フレームの縁、主として支持フレームの正面縁においてばね作用がないことである。 幾つかの具体例では、座る人間の腿部のためには特別のサポートが適当であり、このような特別のサポートはとにかくマーケットによって要求されている。 これは、特に、“クラシカル(classical)”と呼ばれている家具備品(特に、ソファ及びアームチェア)において生じており、これらの家具備品において、ばね作用はいまだ伝統的なうず巻きばねの使用によって得られている。 しかし、これらうず巻きばねを座る人間の脚部を支持するために支持フレームの正面縁に用いる場合には、うず巻きばねの剛性又は長さが増大する問題があった。

    【0004】本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたもので、どのようなベルトフレーム、すなわち弾性ベルトを備えた支持フレームにも適用でき、そして特にベルトフレームの少なくとも一側部及び座る人間の脚部のための支持区域の部分に補足のばね作用を与えることができる、前述した種類の装置を提供することを目的とする。

    【0005】この目的を達成するために、本発明によれば、家具備品、車両シート等に使用され、弾性ベルトを備えた支持フレームに補足のばね作用を与える装置であって、少なくともばね作用を前記支持フレームに対して垂直に及ぼすようにして、ばね作用を支持フレームの少なくとも一側部及び支持フレームの平面上に対して及ぼす装置において、複数のアームと横部材とを包含し、各アームは、前記弾性ベルトに関して傾斜する状態で弾性ベルトに係合すると共に弾性的に戻ることができて、応を弾性ベルトに対して平行に生じさせ、この応力がおさまった時に最初の位置に戻り、かつ前記横部材は前記応力が及ぼされる各アームの自由端に固定自在であることを特徴とする装置が提供される。

    【0006】本発明による装置の特徴は、添付図面を参照して詳述する下記の実施例についての説明から明らかになるであろう。 以下、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。

    【0007】図1において、例えば矩形状の木製支持フレームである通常の支持フレーム10は一定数の弾性ベルト12を備えている。 これら弾性ベルト12は、ベルト自体の弾性特性を利用し、締結する前に加えた張力の下で、支持フレーム10の2つの対向する側部に(符号14で示されるように)適当な手段で締結されている。
    これら弾性ベルト12は、多くの場合、一定した間隔又は異なる間隔で配列することができ、また90度に交差して配列することもできる。

    【0008】図面を簡単にするために、しかしながら、
    図1には、3つの平行で等しい間隔を置いた弾性ベルト12のみが示されている。 そして、これらの弾性ベルト12は引張られた状態で置かれ、かつシートの正面側で支持されている支持フレーム10の一方の側部10′に符号14で示すようにかぎ留めされている。 前述したばね作用を得るために、主要な構成要素として複数のアーム16を包含する装置が設けられている。 これらの各アーム16は、弾性ベルト12から開始して上向きに傾斜して延び、支持フレーム10の側部10′の上方の個所に到達するようにして、弾性ベルト12に締結されている。 各アーム16の上昇している自由端は、共通の横部材18に、例えばスナップ係合によって接続され、それ故、支持フレーム10の側部10′の方向への弾性力の付加によってすべてのアーム16が一緒に動かされ、各アーム16に及ぼされる異なる応力は補整される。

    【0009】弾性ばねの所望する作用を得るために、アーム16は固有の弾性を有しており、アーム16の少なくとも弾性ベルト12に接近する部分は、例えばハーモニック(harmonic)鋼又は他の適当な材料で作られる。

    【0010】しかしながら、本発明の好適な実施例は、
    所望するばね作用を得るために、本質的に硬いアーム1
    6に関連する弾性ベルト12の弾性を利用する。 このアーム16は、図2に良く示されているように、弾性ベルト12に2つの区域すなわち支持区域20と22とで連結されている。 支持区域20はアーム16が延びる側部(上面)に位置する。 また、支持区域22は、弾性ベルト12の下、すなわちアーム16が位置する弾性ベルト12の側部(上面)と反対の側部(下面)に係合し、かつ支持区域20に関してアーム16とは反対側の方向へ弾性ベルト12に沿って間隔を置いて位置する。 これら2つの支持区域20と22とは、小アーム24によって堅固に接続されている。

    【0011】この状態において、もし力F(図3参照)
    が横部材18及びそれ故複数のアーム16に及ぼされると、各アーム16は2つの支持区域20と22との間の弾性ベルト12の長さ部分に曲げモーメントを及ぼし、
    これにより図3に見られるように弾性ベルト12の曲がりが生じ、それから、この曲がりの戻りによる弾性ベルト12のテンションによって、アーム16は再び図2の静止位置に向い、それ故所望するばね作用が作られる。
    更に、これによって、弾性ベルト12のテンションが増大し、弾性ベルト12の働きが改良される。

    【0012】図1に示されるように、横部材18は、アーム16に締結されているばかりでなく、他のアームすなわち端アーム26によって支持フレーム10にも締結されている。 この端アーム26は、単に駆動機能のみを有し、支持フレーム10にヒンジ止めされ、その回転によりばね作用を及ぼすことができる。 例えば、端アーム26は、支持フレーム10にリベット28により固定され、かつ少なくとも弾性的に変形自在な曲り区域30を備えている。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】弾性ベルトを備えた支持フレームに適用した本発明による装置の一例を示す要部の斜視図である。

    【図2】図1のII−II線に沿って、図1に示した本発明装置の構成要素の作用を説明するための断面図である。

    【図3】図2に示した作用と異なる他の作用を説明するための断面図である。

    【符号の説明】

    10 支持フレーム 10′ 支持フレームの側部 12 弾性ベルト 14 支持フレームへの弾性ベルトの締結部分 16 アーム 18 横部材 20 支持区域 22 支持区域 24 小アーム 26 端アーム

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