Desk, how to replace the Ashitan part structure and Ashitan cap, such as a chair

申请号 JP30645798 申请日 1998-10-28 公开(公告)号 JP2987629B1 公开(公告)日 1999-12-06
申请人 第一工業株式会社; 发明人 KAWAMURA YOSHIARI;
摘要 【要約】 【課題】 机や椅子等のパイプ脚端部を保護するキャップを改良して簡便に取り付けられる上、キャップ交換時は、キャップ自体の摩耗を利用して合理的に簡単に交換可能なキャップ等の構造を提供する。 【解決手段】 内側キャップ2の外径sはパイプ脚1に嵌合する大きさに形成し、その下端部は摩耗可能であって前記外径sより大きく且つ所定高さhを有する下端突出部3に形成した。 外側キャップ4の中空内部はパイプ脚1を挿入可能な内径mの挿入孔5に形成し、その直下部分はパイプ脚1の肉厚p分だけ小さい内径の段差状嵌挿部6に形成した。 外側キャップ4の下端部は摩耗可能であって内側キャップ2の下端突出部3と同じ高さh分だけ下方に膨出した下端嵌挿部7に形成し、その中空内部は少なくとも段差状嵌挿部6よりも大きい内径kに形成した。
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】机や椅子等のパイプ脚の端部に中空状の外側キャップが取り付けられ、その外側キャップとパイプ脚の内部に内側キャップが嵌合されている脚端部構造であって、 前記内側キャップの外径はパイプ脚に嵌合する大きさに形成され、その下端部は摩耗可能であって前記外径より大きく且つ所定高さを有する下端突出部に形成されており、前記外側キャップの中空内部は上方からパイプ脚を挿入可能な内径のパイプ脚挿入孔に形成され、当該パイプ脚挿入孔の直下部分はパイプ脚の肉厚分だけ小さい内径の段差状嵌挿部に形成されていると共に、当該外側キャップの下端部は摩耗可能であって前記内側キャップの下端突出部と同じ高さ分だけ下方に膨出した下端嵌挿部に形成され、当該下端嵌挿部の中空内部は少なくとも前記段差状嵌挿部よりも大きい内径に形成されていることを特徴とする机、椅子等の脚端部構造。
  • 【請求項2】パイプ脚の下端内周面に、嵌合された内側キャップの抜け落ちを防止する突起部が内向きに設けられていることを特徴とする請求項1に記載した机、椅子等の脚端部構造。
  • 【請求項3】外側キャップと内側キャップが合成樹脂又はゴムにより成形されていることを特徴とする請求項1
    に記載した机、椅子等の脚端部構造。
  • 【請求項4】外側キャップにおける下端嵌挿部の外周上端縁にキャップ交換の目印となる交換指示部が形成されていることを特徴とする請求項1又は3に記載した机、
    椅子等の脚端部構造。
  • 【請求項5】机や椅子等のパイプ脚の端部に取り付けられる合成樹脂又はゴム製で中空状の外側キャップと、その外側キャップ及びパイプ脚端部の中に嵌合される合成樹脂又はゴム製の内側キャップの交換方法であって、 a) 前記パイプ脚の下端内周面に、嵌合する内側キャップの抜け落ちを防止する突起部を内向きに設けること、 b) 前記内側キャップの外径はパイプ脚に嵌合可能な大きさに形成し、その下端部は摩擦可能であって前記外径より大きく且つ所定高さを有する下端突出部に形成すること、 c) 前記外側キャップの中空内部は上方からパイプ脚を挿入可能な内径のパイプ脚挿入孔に形成し、当該パイプ脚挿入孔の直下部分はパイプ脚の肉厚分だけ小さい内径の段差状嵌挿部に形成すると共に、当該外側キャップの下端部に前記内側キャップの下端突出部と同じ高さ分だけ下方に膨出した下端嵌挿部を形成し、その中空内部は少なくとも前記段差状嵌挿部よりも大きい内径に形成し、当該下端嵌挿部の外周上端縁に交換指示部を形成しておくこと、 d) 前記外側キャップのパイプ脚挿入孔にパイプ脚の下端部を挿入し、当該パイプ脚を段差状嵌挿部に当接させた状態で、内側キャップを外側キャップの下端嵌挿部内に嵌挿しパイプ脚内部の突起部に嵌合させること、 e) 使用により内側キャップと外側キャップが同外側キャップの交換指示部の付近まで摩耗した状態をキャップ交換の目安として、新たな内側キャップと外側キャップの交換を行うこと、 をそれぞれ特徴とする机、椅子等の脚端部キャップの交換方法。
  • 【請求項6】使用により外側キャップの交換指示部の付近まで摩耗した段階で、摩耗した前記外側キャップを離脱し、新たな外側キャップをパイプ脚端部に嵌挿した後、本体部分のみとなった内側キャップをパイプ脚の中に残置したままの状態で、新たな内側キャップをパイプ脚端部内に押し込んで内側キャップの交換を行うことを特徴とする請求項5に記載した机、椅子等の脚端部キャップの交換方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、机や椅子、棚、キャビネットなどのフレームを構成するパイプ脚端部を保護するために使用されるキャップ等の技術分野に属し、
    とりわけ、経年使用によって摩耗した前記キャップを合理的に簡単に交換する技術に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来、机や椅子等のフレームパイプの脚端部に使用される保護キャップを取り付けるには、使用中にパイプ脚から外れて床を傷付けたり、怪我をする恐れがないように、パイプ脚に圧入したり、ネジやリベット等で締結することによって固定するのが一般である。

    【0003】そして、前記の如くパイプ脚に強く固定したキャップを取り外す必要が生じたときは、カッターやプライヤー等で切断して引抜くしかなかった。

    【0004】

    【本発明が解決しようとする課題】机や椅子等のパイプ脚端部に使用される保護キャップは、前記のようにパイプ脚に強固に取り付ければ、しばらくの間使用には支障がない。

    【0005】しかし、長年の使用によりキャップが接地床面との間で摩擦を繰り返し、キャップが下方から徐々に摩耗し、パイプ脚の下端部が床面に当たりそうになった場合、キャップを素早く交換できなければ、机や椅子が事実上、使用不可能となってしまう。

    【0006】前記従来の方法では、キャップがパイプ脚端部に強固に固定しているが故に、そのキャップを取り外して交換するには、カッターやプライヤー等を使用して多大な労、時間を要し、この点が解決すべき課題となっている。

    【0007】したがって、本発明の目的は、机や椅子等のパイプ脚端部を保護するために使用されるキャップを改良して簡便に取り付けられる上、キャップ交換に際しては、当該キャップ自体の摩耗を利用して簡単に交換可能なキャップ等の構造とその合理的な交換方法を提供することである。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】前記課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明に係る机、椅子等の脚端部構造は、机や椅子等のパイプ脚の端部に中空状の外側キャップが取り付けられ、その外側キャップとパイプ脚の内部に内側キャップが嵌合されている脚端部構造であって、前記内側キャップの外径はパイプ脚に嵌合する大きさに形成され、その下端部は摩擦可能であって前記外径より大きく且つ所定高さを有する下端突出部に形成されており、前記外側キャップの中空内部は上方からパイプ脚を挿入可能な内径のパイプ脚挿入孔に形成され、当該パイプ脚挿入孔5の直下部分はパイプ脚の肉厚分だけ小さい内径の段差状嵌挿部に形成されていると共に、当該外側キャップの下端部は摩耗可能であって前記内側キャップの下端突出部と同じ高さ分だけ下方に膨出した下端嵌挿部に形成され、当該下端嵌挿部の中空内部は少なくとも前記段差状嵌挿部よりも大きい内径に形成されていることを特徴とする。

    【0009】請求項2記載の発明に係る机、椅子等の脚端部構造は、前記請求項1に記載した発明において、パイプ脚の下端内周面に、嵌合された内側キャップの抜け落ちを防止する突起部が内向きに設けられていることを特徴とする。

    【0010】請求項3記載の発明に係る机、椅子等の脚端部構造は、前記請求項1に記載した発明において、外側キャップと内側キャップが合成樹脂又はゴムにより成形されていることを特徴とする。

    【0011】請求項4記載の発明に係る机、椅子等の脚端部構造は、前記請求項1又は3に記載した発明において、外側キャップの下端嵌挿部の外周上端縁に溝等によりキャップ交換の目印となる交換指示部が形成されていることを特徴とする。

    【0012】請求項5記載の発明に係る机、椅子等の脚端部キャップの交換方法は、机や椅子等のパイプ脚の端部に取り付けられる合成樹脂又はゴム製で中空状の外側キャップと、その外側キャップ及びパイプ脚の端部の中に嵌合される合成樹脂又はゴム製の内側キャップの合理的な交換方法であって、 a) 前記パイプ脚の下端内周面に、嵌合する内側キャップの抜け落ちを防止する突起部を内向きに設ける。

    【0013】b) 内側キャップの外径はパイプ脚に嵌合可能な大きさに形成し、その下端部は摩擦可能であって前記外径より大きく且つ所定高さを有する下端突出部に形成する。

    【0014】c) 外側キャップの中空内部は上方からパイプ脚を挿入可能な内径のパイプ脚挿入孔に形成し、
    当該パイプ脚挿入孔の直下部分はパイプ脚の肉厚分だけ小さい内径の段差状嵌挿部に形成すると共に、当該外側キャップの下端部に前記内側キャップの下端突出部と同じ高さ分だけ下方に膨出した下端嵌挿部を形成し、その中空内部は少なくとも前記段差状嵌挿部よりも大きい内径に形成し、当該下端嵌挿部の外周上端縁に交換指示部を形成しておく。

    【0015】d) 前記外側キャップのパイプ脚挿入孔にパイプ脚の下端部を挿入し、当該パイプ脚を段差状嵌挿部に当接させた状態で、内側キャップを外側キャップの下端嵌挿部内に挿入しパイプ脚内部の突起部に嵌合させる。

    【0016】e) そして、長期間の使用により内側キャップと外側キャップが同外側キャップの交換指示部付近まで摩耗した状態をキャップ交換の目安として、新たな内側キャップと外側キャップの交換を行うこと、をそれぞれ特徴とする。

    【0017】請求項6記載の発明に係る机、椅子等の脚端部キャップの交換方法は、前記請求項5に記載した発明において、使用により外側キャップの交換指示部の付近まで摩耗した段階で、摩耗した前記外側キャップを離脱し、新たな外側キャップをパイプ脚端部に嵌挿した後、本体部分のみとなった内側キャップをパイプ脚の中に残置したままの状態で、新たな内側キャップをパイプ脚端部内に押し込んで内側キャップの交換を行うことを特徴とする。

    【0018】

    【発明の実施の形態】請求項1記載の発明の脚端部構造は、机や椅子、棚などのフレームを構成するパイプ脚1
    の下端部が接地床面9との間で擦れて傷付くのを保護するために、内側キャップ2と中空状の外側キャップ4を使用した下記の形態で好適に実施される(図1参照)。
    なお、外側キャップ4(特には後述の下端嵌挿部7)と内側キャップ2(特には後述の下端突出部3)は、摩耗可能なように合成樹脂又はゴムにより成形して実施することが好ましい(請求項3)。

    【0019】内側キャップ2は、図4Cに示したように、その外径sを図4Aのパイプ脚1に嵌合する大きさに形成されている。 また、その下端部は前記外径sより大きく、且つ摩耗を許容する所定の高さhを有する下端突出部3に形成されている。

    【0020】外側キャップ4は、図4Bに示したように、その中空内部は上方からパイプ脚1を挿入可能なように同パイプ脚1の外径gより若干大きい内径mのパイプ脚挿入孔5に形成され(よって、この挿入孔5とパイプ脚1との間には若干の隙間がある。)、それにつづく直下部分はパイプ脚1の肉厚p分だけ小さい内径の段差状嵌挿部6に形成されている。 また、当該外側キャップ4の下端部は上記合成樹脂又はゴム製のため摩耗可能であって前記内側キャップ2の下端突出部3と同じ高さh
    分だけ下方に膨出した下端嵌挿部7に形成されている。
    当該下端嵌挿部7の中空内部は、少なくとも前記段差状嵌挿部6よりも大きく、前記内側キャップ2の下端突出部3の内径tよりも若干大きな内径kに形成されている。

    【0021】また、前記外側キャップ4の下端嵌挿部7
    の外周上端縁に、図示例の溝部又は凸部等によって視覚により判断可能な交換指示部8を形成して実施すれば、
    その交換指示部8がキャップ交換の目安となり、キャップ交換の時機を逸してパイプ脚1が不意に床面9を傷付ける恐れがない(請求項4)。

    【0022】なお、請求項2記載の発明のように、パイプ脚1の下端内周面に、後述の如く嵌合する内側キャップ2の抜け落ちを防止する突起部1aを内向きに設けた形態で実施すことが望ましい(図4A)。

    【0023】したがって、パイプ脚1の下端部に、上記内外のキャップ2、4を取り付けるには、まず前記外側キャップ4のパイプ脚挿入孔5に上方からパイプ脚1の下端部を挿入させる。 挿入によって、当該パイプ脚1の下端部が外側キャップ4の段差状嵌挿部6の上端縁に当接するので、その当接状態で内側キャップ2を外側キャップ4の下端嵌挿部7内に嵌挿すれば、内側キャップ2
    の先端部は、前記パイプ脚1内の突起部1aに嵌合して当該内側キャップ2が抜け落ちることなくしっかりと嵌合される(図1参照)。

    【0024】そして、経年使用により前記キャップ2、
    4が摩耗してキャップを交換する場合も請求項5に記載した以下の要領で簡単に行える。

    【0025】図2に示したように、前記外側キャップ4
    の下端嵌挿部7と内側キャップ2の下端突出部3が前記交換指示部8の付近まで摩耗しても、パイプ脚1の下端部は、外側キャップ4において交換指示部8より上方に位置している段差状嵌挿部6の上端縁に係止されているので、床面9まで抜け落ちて同床面9を傷付けることがない。

    【0026】一方、外側キャップ4は、パイプ脚1との間に上述の隙間(クリアランス)があるため、下方へ抜け落ち可能な状態となる。 よって、キャップ交換時には、パイプ脚1を上方に持ち上げるだけで、前記外側キャップ4は簡単に取り外すことができる(図2参照)。

    【0027】そして、内側キャップ2の本体部分2a
    は、図3に示したようにパイプ脚1内に残置したままの状態で、新たな外側キャップ4を取り付けた後、新たな内側キャップ2をパイプ脚1の内部に押し込む。 そうすると、前記パイプ脚1内に残置した内側キャップ2の本体部分2aは、新たな内側キャップ2(本体部分2a)
    によって上方に押し込まれ、簡単に内側キャップ2の装着(交換)作業を行える(請求項6)。

    【0028】なお、前記の如く摩耗した内側キャップ2
    の本体部分2aをパイプ脚1の内部に残置しないで、通例のように取り外して前記要領によりキャップ交換を行うことももちろん可能である。

    【0029】

    【発明の効果】請求項1、5記載の発明に係る机、椅子等の脚端部構造とその脚端部キャップの交換方法によれば、机や椅子等のパイプ脚端部に外側キャップと内側キャップが簡便に取り付けられる。 その際、請求項2記載の発明のように、パイプ脚の下端内周面に突起部が内向きになるように設ければ、内側キャップ(及び外側キャップ)の不意な抜け落ちを防止でき、安全使用の向上に寄与する。

    【0030】キャップ交換に際しては、請求項3記載のように、合成樹脂又はゴム製で製作された外側キャップ(下端嵌挿部)と内側キャップ(下端突出部)自体の摩耗を利用して、合理的に簡単に交換作業を行える。 特に、摩耗してその下端突出部が滅失した内側キャップの本体部分は、請求項6記載の発明のように、パイプ脚内に残置したまま、新たな内側キャップを押し込むだけでキャップ交換が完了して至極便利である。

    【0031】また、請求項4記載の発明のように、外側キャップの下端嵌挿部の外周上端縁に交換指示部を形成すれば、摩耗によるキャップ交換の時期が一目で判断できるので、キャップ交換を看過して起こるパイプ脚による床面の傷や不意な事故を未然に防止することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】パイプ脚端部に取り付けた外側キャップと内側キャップを示した断面図である。

    【図2】図1におけるキャップの摩耗状態を示した断面図である。

    【図3】内側キャップの交換要領を示した一部切欠断面図である。

    【図4】Aはパイプ脚の端部構造を示した正面図、Bは外側キャップの正面図、Cは内側キャップの正面図である。

    【符号の説明】

    1 パイプ脚 1a 突起部 2 内側キャップ 2a 本体部分 3 下端突出部 4 外側キャップ 5 パイプ脚挿入孔 6 段差状嵌挿部 7 下端嵌挿部 8 交換指示部

    QQ群二维码
    意见反馈