Leg cap and clothes-drying stand

申请号 JP2006257436 申请日 2006-09-22 公开(公告)号 JP2008073322A 公开(公告)日 2008-04-03
申请人 Lec Inc; レック株式会社; 发明人 TAKAHASHI MAKOTO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a leg cap enabling a touch-with-ground part to securely touch with the ground even when a leg part of a gear slants to an installation face.
SOLUTION: The leg cap 10 fitted on the leg part of the gear comprises a cylindrical and outer-insertion part 1 with the bottom and to be fit into the bottom of the leg part and the touch-with-ground part 2 provided on the bottom of the part 1. A recess 3a is provided on a joint part 3 of the parts 1 and 2 to provide the part 3 with flexibility.
COPYRIGHT: (C)2008,JPO&INPIT
权利要求
  • 器具の脚部に装着する脚キャップであって、
    前記脚部の端部に嵌着される筒状の外挿部と、繋ぎ部を介して当該外挿部の底部に設けられた接地部とで構成され、
    且つ、前記外挿部と前記接地部との繋ぎ部に括れ部が設けられていることを特徴とする脚キャップ。
  • 前記接地部の接地面に複数の環状溝部が同心状に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の脚キャップ。
  • 脚部に、請求項1または請求項2の何れかに記載の脚キャップを装着して成ることを特徴とする壁面立て掛け型の物干しスタンド。
  • 说明书全文

    本発明は、脚部が設置面に対して傾斜していても安定して接地できる脚キャップ、およびこれを用いた物干しスタンドに関するものである。

    従来より、設置面の傷つき防止や滑り止めに家具、椅子、スタンド等、各種器具類の脚端に被せて使用する有底筒状の外挿部と、底部の接地部とで構成される脚キャップが知られている(例えば、特許文献1)。

    ところで、このような脚キャップを使用するに当たり、器具類の脚部が設置面(床面や壁面)に対して垂直でなく幾分斜めに起立している場合は、接地部の接地面(接地部の裏面)の全面を設置面に接地できないため、安定性にか欠けるという問題があった。
    尚、特許文献1のように、脚キャップの接地面を脚部の起立度に合わせて傾斜させた専用の脚キャップを用意することも考えられるが、この方法は、脚キャップの品揃えを増やすことになり、汎用性に欠けるという欠点がある。

    実開昭58−164547号公報

    本発明は、上記問題に鑑み成されたもので、器具の脚部が設置面に対して傾斜していても接地部を安定して接地できる脚キャップ、およびこれを用いた物干しスタンドを提供することを目的としている。

    すなわち、請求項1に記載の発明は、器具の脚部に装着する脚ヤップであって、前記脚部の端部に嵌着される筒状の外挿部と、繋ぎ部を介して当該外挿部の底部に設けられた接地部とで構成され、且つ、前記外挿部と前記接地部との繋ぎ部に括れ部が設けられていることを特徴としている。

    また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の脚キャップにおいて、前記接地部の接地面に複数の環状溝部が同心状に設けられていることを特徴としている。

    また、請求項3に記載の物干しスタンドは、脚部に、請求項1または請求項2の何れかに記載の脚キャップを装着して成ることを特徴としている。

    請求項1に記載の発明によれば、外挿部と接地部と繋ぎ部に括れ部を設けたので、繋ぎ部に可撓性を持たせることができ、よって、器具の脚部が設置面に対して傾斜していても、可撓性のある繋ぎ部が脚部の起立角度に応じて自在に撓むことによって接地面の全面を設置面に対して確実に接地させることができるため、器具を安定して設置することができる。 ここで、設置面とは、器具が設置される床面や壁面を示す。

    また、請求項2に記載の発明によれば、脚キャップの接地面に複数の環状溝部を同心状に設けたので、接地部の全面に柔軟性が付与されることに加え、環状溝部による吸着作用より、設置面と接地部の接地面との密着性が向上し、器具をより安定した状態で設置することができる。

    また、請求項3に記載の発明によれば、物干しスタンドの脚部に、請求項1、請求項2に記載の脚キャップを装着したので、床側の脚キャップ、壁側の脚キャップの何れにおいても、各脚部の傾斜角度に対応して繋ぎ部が自在に撓むことに加え、接地部の柔軟性と接地面の吸着性により生じる優れた密着性により、物干しスタンドを安定した状態で立て掛けておくことができる。

    以下、図1〜図3に基づいて本発明の脚キャップの実施形態を説明する。
    図1は本実施形態による脚キャップの縦断面を示し、図2は同、脚キャップの裏面を示し、図3は同、脚キャップの装着状態を示している。

    図1、図2に示すように、本実施形態の脚キャップ10は、有底円筒状の外挿部1と、この外挿部1の底部に一体的に設けられ、中央部より周縁部に向けて徐々に薄肉と成される円板状の接地部2とで構成され、且つ、外挿部1と接地部2の繋ぎ部3に括れ部3a(狭窄部)を設けて、外挿部1と接地部2の繋ぎ部3に可撓性を持たせている。 また、接地部2の接地面2a(接地面と当接する接地部2の裏面)には、環状の凹溝4が複数同心状に設けられている。
    この脚キャップ10の素材としては、エラストマー、合成ゴム等の弾性部材が使用されている。

    上記構成の脚キャップ1を使用するには、図3に示すように、器具の各脚部5の端部に外挿部1を挿入して、脚キャップ10を器具の脚部5に嵌着する。

    この時、図3に示すように、器具の脚部5が床面に対して垂直に起立せずに幾分傾斜していて脚キャップ10の接地面2aと床面とが幾分角度を持って接触するような場合でも、可撓性のある繋ぎ部3が脚部5の起立角度に応じて自在に撓むため、接地面2aの全面を確実に床面に接地させることができ、その結果、器具を安定した状態に設置することができる。

    加えて、接地面2aには、環状の凹溝4が複数同心状に設けられているため、この凹溝4によって接地部2の全面に柔軟性が付与されることに加え、これら凹溝4の負圧作用による吸着効果で床面と接地面2aの密着性が向上し、器具をより安定的に設置することができるようになる。

    このように、本実施形態の脚キャップ10は、脚部5の起立角度に左右されることなく、器具を安定した状態で設置することができるものである。 よって、脚部5の起立角度に合わせて傾斜させた接地面2aを備える多種多様な脚キャップを品揃えすることなく、必要最小限の品揃えにて様々な脚付き器具に幅広く適用して使用することができる。

    また、本実施形態では、円筒状の脚キャップ10について説明したが、これに限定されるものではなく、角筒状の脚キャップ10に適用できることは勿論であり、この場合も、有底角筒状の外挿部1と、その底部の接地部2との繋ぎ部3に括れ部3aが形成されている。

    次に、本実施形態の脚キャップ10を使用した壁面W立て掛け型の物干しスタンド20を図4に基づいて説明する。
    図4に示すように、本実施形態の物干しスタンド20は、一定の間隔を持って縦方向に延設された一対のパイプ製の縦部材21、21と、これら縦部材21間に一定の間隔を持って橋架された複数(3本)のパイプ製の横部材22、22、22とで構成され、且つ、一対の縦部材21が上端部分において立て掛け方向(壁面W側)に湾曲されている。 縦部材21と横部材22の各端部は連結用のT型パイプ23により連結・固定されている。
    そして、この物干しスタンド20の縦部材21の各端部、すなわち、床面F側の脚部21a、21aおよび壁面W側の脚部21b、21bのそれぞれには、上述した本実施形態の脚キャップ10が装着されている。

    また、構造上、この種の壁面立て掛け型では、物干しスタンド20を壁面Wに立て掛けた状態で、脚部21a、21aが床面Fに対し、また、脚部21b、21bが壁面Wに対してそれぞれ幾分傾斜した状態となり、且つ、その傾斜の程度も壁面Wへの立て掛け角度によって様々に変わるものであるが、本実施形態の脚キャップ10では、これらの繋ぎ部3が各脚部21a、21bの傾き応じて自在に撓むため、接地面2aの全面を常に床面Fと壁面Wに確実に接地させることができると共に、接地面2aの凹溝4による接地部2の柔軟性に加え、接地面2aの奏する吸着性により、物干しスタンド20を安定した状態で設置することができる。

    本実施形態の物干しスタンド20では、図示のように、上部の湾曲部分に橋架された横部材22にハンガー等の吊下具30を引っ掛けておくと、壁面Fとスタンドとの間に生じたスペースを効率良く利用して衣類を吊り下げられるので都合が良い。 また、その下段の横部材22にはバスタオル等を引っ掛けておくことができるが、湾曲部の形成により、上記吊下具30に引っ掛けた衣類がこれらバスタオルに触れたりして、邪魔になることはない。

    本発明による脚キャップの縦断面図。

    図1の脚キャップの裏面図。

    本発明による脚キャップの装着状態を示す要部斜視図。

    本発明による脚キャップを用いた物干しスタンドの設置状態を示す斜視図。

    符号の説明

    1 外挿部 2 接地部 2a 接地面 3 括れ部 4 環状溝部(凹溝)
    5 脚部 10 脚キャップ 20 器具(物干しスタンド)

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