ステッキチェア

申请号 JP2014214377 申请日 2014-10-21 公开(公告)号 JP2015080724A 公开(公告)日 2015-04-27
申请人 永朔實業有限公司; 发明人 鮑 志廷;
摘要 【課題】ステッキチェアを提供する。 【解決手段】本発明に係るステッキチェアは、メインステッキ11と、メインステッキ11に設置される摺動部材22と、メインステッキ11に設置される受動部材21と、一端が摺動部材22と枢設する中間板31及び、中間板31と相対する両側縁部にそれぞれ取り付けられる2枚の側板32とを備えると共に、展開状態または収納状態に移行可能な着座ユニット3と、それらの側板32の底面に取り付けられる2つのレール33と、一端が受動部材21に枢設されると共に、他端が摺動可能且つ回転可能にレール33に取り付けられる2つの押上棒232と、底端124を地につけて支持すると共に、他端が受動部材21に枢設される収納可能な2本の脚部材12と、を有するものである。 【選択図】図1
权利要求

上端に接近端が設けられ、下端に離れ端が設けられる、軸方向(X)に沿って伸びるメインステッキと、 前記メインステッキ上に、且つ接近端に対して接近位置と離間位置の間で摺動可能に設置される摺動部材と、 前記メインステッキに設置される受動部材と、 一端に摺動部材と枢設する枢接端が設けられ、他端に自由端が設けられる、方向(L)に沿って伸びる中間板と、該中間板の相対する両側縁部にそれぞれ取り付けられる2枚の側板とを備えると共に、該摺動部材が離間位置から接近位置へ移動する時、該中間板が側板と同一平面となるように展開状態から中間板がそれぞれの側板と所定の度を形成しながら折畳まれて収納状態となる、着座ユニットと、 それぞれ、方向(L)に沿って伸びるように、側板の底面に取り付けられ、一端に遠い端が設けられると共に、他端に近い端が設けられる2つのレールと、 それぞれ、当接端及び押上端を備え、該当接端が受動部材に枢設されると共に、該押上端が摺動可能且つ回転可能にレールに取り付けられ、該押上端がレールの遠い端から近い端へ摺動すると、前記着座ユニットが展開状態から収納状態となる、2つの押上棒と、 それぞれ、地につけて支持するための底端、及び支え端を備え、該支え端が受動部材に枢設されると共に、前記摺動部材が離間位置から接近位置へ摺動すると、該底端がメインステッキと離れた支持位置から該メインステッキと接近した収納位置へ移動する、2本の脚部材と、を有することを特徴とするステッキチェア。前記受動部材は、摺動可能に該メインステッキに設置され、且つ、該メインステッキの上側位置と下側位置の間で摺動することを特徴とする請求項1に記載のステッキチェア。前記受動部材は、摺動不能にメインステッキに固定されることを特徴とする請求項1に記載のステッキチェア。一端に前記摺動部材に枢設される上枢設端を有すると共に、他端に前記押上棒の当接端と押上端との間に枢設される下枢設端を有する、2本の支持棒を有することにより、該押上棒の押上端をスムーズにレールの遠い端と近い端との間で摺動させることを特徴とする請求項1または2に記載のステッキチェア。前記受動部材を離れ端へ移動しないように、下側位置に保持する第二保持部材を有することを特徴とする請求項4に記載のステッキチェア。それぞれ、摺動座及び回動座を備え、該摺動座が、摺動可能かつ回転可能にレールに嵌め込まれ、該回動座の一端が枢転軸を中心として回転可能に摺動座に枢設されると共に、他端が押上棒の押上端に枢設される、2つのジョイントを有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のステッキチェア。前記摺動座は、ロッドと、ベースと、ヘッドと、押しばねとを備え、その内、該ベースに挿設穴が形成され、該ロッドは、軸方向(A)に沿って伸びるように挿設穴に嵌め込まれ、その一端に接着端が、他端に自由端が設けられ、該ベースは、軸方向(A)と垂直になるように設置され、該軸方向(A)を中心として回転可能であり、該ヘッドは、ロッドに設けられ、該押しばねは、ベースとヘッドとの間に位置するように、ロッドに環装され、これにより、ヘッドをレール側に押圧することを特徴とする請求項6に記載のステッキチェア。前記脚部材は、上段部及び下段部を有し、該上段部は下段部に枢設され、該上段部及び下段部は、該脚部材が支持位置に位置する時に、一直線となるように枢転し、該脚部材が収納位置に位置する時、上段部及び下段部が重なるように枢転することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のステッキチェア。前記摺動部材を受動部材側へ引っ張るための第三引き部材を有し、 該摺動部材を手動で、第三引き部材の引っ張りに抵抗するように、メインステッキに沿って接近位置に引き上げ、受動部材を上側位置に保持すると共に、摺動部材を接近位置に移動させて第三保持部材により接近位置に保持すると、着座ユニットが展開状態から収納状態になることを特徴とする請求項1、2、4乃至8の何れか1項に記載のステッキチェア。前記遠い端は中間板の縁部から離れた位置に設けられ、前記近い端は該中間板の縁部と接近した位置に設けられ、これにより、前記着座ユニットをスムーズに展開状態から収納状態にすることを特徴とする請求項1、2、4乃至8の何れか1項に記載のステッキチェア。前記着座ユニットを収納状態から展開状態にするために、中間板の枢接端と接近する箇所にサブバネが取り付けられることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載のステッキチェアの着座装置。一端に摺動部材と枢設する枢接端が設けられ、他端に自由端が設けられる、方向(L)に沿って伸びる中間板と、該中間板と相対する両側縁部にそれぞれ取り付けられる2枚の側板とを備えると共に、該摺動部材が離間位置から接近位置へ移動する時、該中間板が側板と同一平面となるように展開状態から中間板がそれぞれの側板と所定の角度を形成しながら折畳まれて収納状態となる、着座ユニットと、 それぞれ、方向(L)に沿って伸びるように、側板の底面に取り付けられ、一端に遠い端が設けられると共に、他端に近い端が設けられる2つのレールと、 それぞれ、当接端及び押上端を備え、該当接端が受動部材に枢設されると共に、該押上端が摺動可能且つ回転可能にレールに取り付けられ、該押上端がレールの遠い端から近い端へ摺動すると、前記着座ユニットが展開状態から収納状態となる、2つの押上棒と、 それぞれ、地につけて支持するための底端、及び支え端を備え、該支え端は受動部材に枢設されると共に、前記摺動部材が離間位置から接近位置へ摺動すると、該底端がメインステッキと離れた支持位置から該メインステッキと接近した収納位置へ移動する、2本の脚部材と、を有することを特徴とするステッキチェアの着座装置。一端に前記摺動部材に枢設される上枢設端を有すると共に、他端に前記押上棒の当接端と押上端との間に枢設される下枢設端を有する、2本の支持棒を有することにより、該押上棒の押上端をスムーズにレールの遠い端と近い端の間に摺動させることを特徴とする請求項12に記載のステッキチェアの着座装置。それぞれ、摺動座及び回動座を備え、該摺動座が、摺動可能かつ回転可能にレールに嵌め込まれ、該回動座の一端が枢転軸を中心として回転可能に摺動座に枢設されると共に、他端が押上棒の押上端に枢設される、2つのジョイントを有することを特徴とする請求項13に記載のステッキチェアの着座装置。前記着座ユニットを収納状態から展開状態にするために、中間板の枢接端と接近する箇所にサブバネが取り付けられることを特徴とする請求項13または14に記載のステッキチェアの着座装置。

说明书全文

本発明は、特にステッキチェアに関するものである。

既存の技術においては、米国特許第2380437号においてステッキチェアが記載されているが、この折畳み椅子を折畳んで収納する時は、脚などの部材がピッタリと組み合わせられないことから、多くの部材の間に隙間が生じて一部の部材が露出し、不注意により指を挟んでしまうなどの怪我をしてしまう虞もあった。 また、米国特許第3999565号には、伸縮可能な杖が記載されており、この構成によれば、膝や足の障害がある場合、杖を伸縮可能に調整して下肢を支えられるが、この杖を収納する時にも多くの部材の間に隙間が生じて、不注意により指を挟んでしまう虞もあった。

米国特許第2380437号

米国特許第3999565号

既存のステッキチェアまたは伸縮可能な杖を折畳んで収納する時は、一部の部材を完全に組み合わせることができないことから、指を挟んでしまうなどの怪我をしてしまう虞があるので、折畳み構造を改良する必要があった。

本発明に係るステッキチェアは、 上端に接近端が設けられ、下端に離れ端が設けられる、軸方向Xに沿って伸びるメインステッキと、 前記メインステッキに、且つ接近端に対して接近位置と離間位置の間に摺動可能に設置される摺動部材と、 前記メインステッキに設置される受動部材と、 一端に摺動部材と枢設する枢接端が設けられ、他端に自由端が設けられる、方向Lに沿って伸びる中間板と、該中間板の相対する両側縁部にそれぞれ取り付けられる2枚の側板とを備えると共に、該摺動部材が離間位置から接近位置へ移動する時、該中間板が側板と同一平面となるように展開状態から中間板がそれぞれの側板と所定の度を形成しながら折畳まれて収納状態となる、着座ユニットと、 それぞれ、方向Lに沿って伸びるように、側板の底面に取り付けられ、一端に遠い端が設けられると共に、他端に近い端が設けられる2つのレールと、 それぞれ、当接端及び押上端を備え、該当接端が受動部材に枢設されると共に、該押上端が摺動可能且つ回転可能にレールに取り付けられ、該押上端がレールの遠い端から近い端へ摺動すると、前記着座ユニットが展開状態から収納状態となる、2つの押上棒と、 それぞれ、地につけて支持するための底端、及び支え端を備え、該支え端が受動部材に枢設されると共に、前記摺動部材が離間位置から接近位置へ摺動すると、該底端がメインステッキと離れた支持位置から該メインステッキと接近した収納位置へ移動する、2本の脚部材と、を有するものである。

上述した構造によれば、その着座ユニットを収納状態から展開状態にすると、椅子として用いることができ、一方、その着座ユニットを展開状態から収納状態にすれば、杖として使用者の体を支えることができ、必要に応じて使い道を自由に変更できるので、実用性に優れている。

さらに、その着座ユニットを収納状態にすると、それらの押上棒及び支持棒が中間板とメインステッキとの間に収納されることから、それらの押上棒及び支持棒が外部に露出することがなく、指を挟んでしまうなどの危険はない。また、脚部材を折畳んで収納する時にも、着座ユニットの中間板と反対する側の隙間にピッタリと収納することができ、他の部材に完全に組み合わせられるので、使用者が怪我をすることはない。

本発明に係るステッキチェアの第一実施例における着座ユニットの展開状態を示す斜視図である。

本発明に係るステッキチェアの第一実施例における着座ユニットの収納状態を示す斜視図である。

本発明に係るステッキチェアの第一実施例において、一部の部材を省略する、部分拡大斜視図である。

本発明に係るステッキチェアの第一実施例において、一部の部材を省略する、部分拡大斜視図である。

本発明に係るステッキチェアの第一実施例において、一部の部材を省略する、下面視部分斜視図である。

本発明に係るステッキチェアの第一実施例における側面視斜視図である。

本発明に係るステッキチェアの第一実施例において、着座ユニットが展開状態から収納状態へ移行する操作状態を示す側面視斜視図である。

本発明に係るステッキチェアの第一実施例における着座ユニットの中間板及び側板を示す部分拡大斜視図である。

本発明に係るステッキチェアの第一実施例における受動部材の底面視拡大斜視図である。

本発明に係るステッキチェアの第一実施例におけるジョイント及びレールを示す部分拡大断面図である。

本発明に係るステッキチェアの第一実施例において、ジョイントが回転可能にレール上を摺動する状態を示す底面視斜視図である。

本発明に係るステッキチェアの第二実施例において、着座ユニットが展開状態から収納状態へ移行する操作状態を示す側面図である。

本発明に係るステッキチェアの第三実施例におけるジョイント及びレールを示す部分拡大断面図である。

本発明に係るステッキチェアの第四実施例におけるサブバネを示す部分拡大分解斜視図である。

本発明に係るステッキチェアの第一実施例の他のタイプにおける側面視斜視図である。

本発明に係るステッキチェアの第一実施例において、ロック部材を操作する状態を示す部分拡大斜視図である。

図16の拡大断面図である。

本発明に係るステッキチェアの第一実施例の他のタイプにおける側面視斜視図である。

図1乃至図7に示すように、本発明に係るステッキチェアの第一実施例は、ステッキユニット1と、折畳みユニット2と、着座ユニット3と、第一保持部材13と、第二保持部材14を有し、その内、ステッキユニット1は、メインステッキ11と、グリップ112と、2本の脚部材12を備え、該折畳みユニット2は、摺動部材22と、受動部材21と、2つのレール33と、2つの押上棒23を備える。

前記メインステッキ11は、軸方向Xに沿って伸び、上端に接近端113が設けられると共に、下端に離れ端114が設けられ、前記グリップ112は、メインステッキ11の接近端113に取り付けられる。

前記摺動部材22は、メインステッキ11上で摺動可能に、且つ接近端113に対して接近位置と離間位置との間に設置されると共に、前記受動部材21は、メインステッキ11上で摺動可能に、且つ上側位置と下側位置との間に設置される。この構成によれば、摺動部材22が接近位置に移動すると、受動部材21は上側位置に位置し、一方、その摺動部材22が離間位置に移動すると、受動部材21は下側位置に位置する。 一方、その受動部材21は、摺動不能にメインステッキ11に固定されてもよい(図15の如く)。

前記着座ユニット3は、中間板31及び2枚の側板32を備え、該中間板31は、方向Lに沿って伸び、一端に枢接端311が設けられると共に、他端に自由端312が設けられ、該枢接端311は、摺動部材22に枢設される。一方、各側板32は、蝶番構造により中間板31の相対する両側縁部313に取り付けられる。 この構成によれば、摺動部材22が離間位置から接近位置へ移動すると、着座ユニット3が展開状態から収納状態に移行する。また、展開状態とは、着座ユニット3の中間板31が側板32と同一平面となるように平坦状となり、椅子として使用できる状態のことを指し(図1、図5、図6の如く)、収納状態とは、着座ユニット3の中間板31がそれぞれの側板32と所定の角度を形成しながら折畳まれて収納状態となり、杖とすることができる(図2及び図4の如く)。

前記レール33は、方向Lに沿って伸びるように、側板32の底面に取り付けられ、一端に遠い端331が縁部313と離れるように設けられると共に、他端に近い端332が縁部313と接近するように設けられ、この構成によれば、着座ユニット3をスムーズに展開状態から収納状態に移行させることができる。

前記押上棒23の一端はそれぞれ、当接端231を介して受動部材21に枢設されると共に、他端はそれぞれ押上端232を介して摺動可能且つ回転可能にレール33に取り付けられ、この構成によれば、該押上端232がレール33の遠い端331から近い端332へ摺動すると、着座ユニット3が展開状態から収納状態へ移行する。

前記脚部材12は、底端124及び支え端125を備え、該底端124は床や地面と接触し、該支え端125は受動部材21に枢設される。その構造によれば、該脚部材12を折畳んで支持位置から収納位置に移行させることができる。すなわち、その摺動部材22を離間位置から接近位置へ移動させると、脚部材12が支持位置から収納位置へ移行する。該支持位置とは、底端124がメインステッキ11から離れて地につく位置であり(図1及び図6の如く)、該収納位置とは、底端124がメインステッキ11と接近して折畳んだ位置である(図2及び図4の如く)。

図1乃至図6に示すように、本発明の杖は椅子として使用することができ、その着座ユニット3が展開状態の時は、押上棒23及び脚部材12がメインステッキ11の反対側に収納される。

第一実施例においては、脚部材12が上段部121及び下段部122を含み、該上段部121が下段部122に枢設され、該上段部121の上端における支え端125が受動部材21に枢設され、該下段部122の下端に床または地面につくための底端124が設けられる。 その脚部材12を支持位置に位置させると、上段部121及び下段部122が一直線となるように枢転し、該脚部材12を収納位置に位置させると、上段部121及び下段部122が重なるように枢転する。

前記第一保持部材13は、摺動部材22を離れ端114へ移動しないように離間位置に保持させ、前記第二保持部材14は、受動部材21を離れ端114へ移動しないように下側位置に保持させることができる。 その受動部材21は、第二保持部材14に当接されることによって、下側位置に保持してもよい。 一方、図18に示すように、前記受動部材21に当接ロッド216が延設されてもよく、その受動部材21が当接ロッド216を介して第二保持部材14に当接することによって、該受動部材21からの圧を減少しながら分散することができる。 尚、そのメインステッキ11には第三保持部材28が取り付けられることが好ましく、該第三保持部材28を有する場合、摺動部材22を停止させて離れ端114への移動を阻止し、摺動部材22を接近位置に保持することができる。

図1及び図6に示すように、さらに第一引き部材27及び第二引き部材26を有し、通常の状態においては、該第一引き部材27が摺動部材22を第一保持部材13側に引っ張り、該第二引き部材26が受動部材21を第二保持部材14側に引っ張る。第一引き部材27の引っ張り力、第二引き部材26の引っ張り力、摺動部材22及び受動部材21の重力に抵抗するように、摺動部材22を手動でメインステッキ11に沿って上方へ引き上げると、着座ユニット3が展開状態から収納状態へ移行すると共に、摺動部材22が接近位置に移動して第三保持部材28によりそこに位置決めされ、受動部材21も上側位置に移動する。

前記メインステッキ11に長手方向に沿ってスリット111が形成され、前記第一引き部材27は、一端が摺動部材22に取り付けられると共に、他端がスリット111における第一保持部材13と第二保持部材14との間に接着されるように、スリット111に嵌め込まれる。 また、前記第二引き部材26は、一端が受動部材21に取り付けられると共に、他端がスリット111における第二保持部材14と離れ端114の間に接着されるように、スリット111に嵌め込まれる。 尚、第一実施例においては、メインステッキ11に4本のスリット111がそれぞれ所定の角度で形成され、該各スリット111にそれぞれ第一引き部材27及び第二引き部材26が設置されることが好ましい。

図1に示すように、着座ユニット3を展開状態にする時は、その摺動部材22が離間位置に位置し、受動部材21が下側位置に位置し、押上棒23の押上端232がレール33の遠い端331に位置し、脚部材12が支持位置に位置する。 一方、図2及び図4に示すように、着座ユニット3を収納状態にして杖とする時は、その摺動部材22が接近位置に位置し、受動部材21が上側位置に位置し、押上棒23の押上端232がレール33の近い端332に位置し、脚部材12が収納位置に位置する。

さらに、図1、図2、図16、図17に示すように、前記摺動部材22に脱着可能に第三保持部材28に係合するロック部材40が設置され、該ロック部材40を有すれば、摺動部材22が接近位置に摺動する時に、摺動部材22がロック部材40を介して第三保持部材28に係合して接近位置に保持することができる。 また、前記第三保持部材28は、メインステッキ11における接近端113の近傍に形成された係合口である。前記ロック部材40は、摺動部材22に結合されると共に、回転可能にメインステッキ11に環設され、係合突出部42を備え、該係合突出部42による脱着可能に摺動部材22に係合される。即ち、摺動部材22が接近位置に摺動する時に、ロック部材40を回転して係合突出部42によって第三保持部材28に係合すると、摺動部材22を接近位置に位置決めして保持することができる。 一方、摺動部材22を接近位置から解放する時は、そのロック部材40を回転して第三保持部材28から脱出させればよい。

図1に示すように、本発明に係るステッキチェアの第一実施例は、さらに2本の支持棒24及び2本の補助棒123を有し、該支持棒24における、一端に摺動部材22に枢設される上枢設端241を有すると共に、他端に押上棒23の当接端231と押上端232との間に枢設される下枢設端242を有する。これにより、押上棒23の押上端232を遠い端331と近い端332との間においてスムーズに摺動させる。なお、その下枢設端242と当接端231との距離は、下枢設端242と押上端232との距離より短い。 また、前記補助棒123における、一端に摺動部材22に枢設される上組立端126を有すると共に、他端に支え端125に枢設される下組立端127を有する。この構造によれば、脚部材12をスムーズに支持位置から収納位置へ移動させることができる。

図2及び図4に示すように、着座ユニット3を収納状態にする時は、それらの側板32をそれぞれ、メインステッキ11に対して所定の角度となるように中間板31に組み合わせ、また、その収納状態においては、それらの側板32の間かつ中間板31の反対側に隙間30が形成され、脚部材12を折畳んで収納位置にすると、該脚部材12が隙間30に収納される。更に、着座ユニット3を収納状態にする時も、それらの押上棒23及び支持棒24が中間板31とメインステッキ11との間に収納される。 つまり、本発明に係るステッキチェアにおいて、椅子として使用している着座ユニット3を折畳んで杖として使用する場合であっても、それらの部材はそれぞれ収納されることから、指を挟むなどの危険性はない。

図8に示すように、第一実施例においては、中間板31の両側縁部にそれぞれ、円弧状の接着縁部314が設けられ、その側板32における中間板31側の縁部に、円弧状の接着縁部321が設けられる(図8には中間板31の一部及び1枚の側板32を示した)。 この構成によれば、使用者が着座ユニット3を展開状態にして椅子として用いる時、中間板31と側板32との間に隙間が生じないようにピッタリと密着することから、使用者の衣服を挟むという問題はなく、指を挟む心配もない。

さらに、図8、図10、図11に示すように、本発明に係るステッキチェアの第一実施例は、2つのジョイント25を有し、該ジョイント25は、摺動座251及び回動座252を備え、該摺動座251は、摺動可能かつ回転可能にレール33に嵌め込まれ、該回動座252は、一端が枢転軸を中心として回転可能に摺動座251に枢設され、他端が押上棒23の押上端232に枢設される。なお、その枢転軸は、図10において矢印259で囲まれた部分である。

前記摺動座251は、ロッド253と、ベース254と、ヘッド256を備え、該ベース254に挿設穴255が形成され、該ロッド253は、軸方向A側に沿って伸びるように挿設穴255に嵌め込まれ、その一端に接着端257が、他端に自由端258が設けられ、該ベース254は、軸方向Aと垂直になるようにロッド253に環装され、軸方向Aを中心として回転可能であり、該ヘッド256は、ロッド253の接着端257に設けられ、且つ摺動可能にレール33に嵌め込まれる。

図1及び図9に示すように、前記受動部材21はハブ210を含み、該ハブ210は、内周面212を介して摺動可能にメインステッキ11に設置され、受動部材21の径方向における内周面212と反対する外側に外周面213が設けられ、該外周面213に押上棒23及び脚部材12がそれぞれ枢設される。 前記第二保持部材14の直径は、第一保持部材13の直径より長く、前記受動部材21の内周面212に通過溝214が形成され、第一保持部材13は通過溝214を介して受動部材21を通過することができ、また、内周面212に当接凹部211が凹設され、受動部材21が下側位置に位置する時に、その第二保持部材14が当接凹部211に当接する。

図12に示すように、本発明に係るステッキチェアの第二実施例は、殆ど第一実施例と同一であるが、第一引き部材27及び第二引き部材26を有しないと共に、止め部材15及び第三引き部材29を備える点において異なる。即ち、前記止め部材15は、受動部材21を上側位置に保持するために、メインステッキ11に設置され、該第三引き部材29がメインステッキ11に取り付けられることにより、摺動部材22を受動部材21側に引っ張る。 また、第三引き部材29の引っ張り力、受動部材21及び摺動部材22の重力に抵抗するように、摺動部材22を手動でメインステッキ11に沿って接近位置に引き上げ、止め部材15により受動部材21を上側位置に保持すると共に、摺動部材22を接近位置に移動させて第三保持部材28により接近位置に保持すると、着座ユニット3を展開状態から収納状態に移動させることができる。なお、本実施例における第三引き部材29は、摺動部材22を受動部材21側に引っ張るように、受動部材21と摺動部材22との間に装着される。

図13に示すように、本発明に係るステッキチェアの第三実施例は、殆ど第一実施例と同一であるが、ジョイント25の構造において異なり、即ち、該摺動座251はさらに押しばね250を備え、該押しばね250は、ベース254とヘッド256との間に位置するように、ロッド253に環装され、該押しばね250によりヘッド256をレール33へ押圧する。そのため、着座ユニット3を収納状態とする時、押しばね250によりヘッド256がレール33へ押圧されながらレール33に沿って摺動することから、ジョイント25のヘッド256が揺動することはなく、穏やかに且つスムーズにレール33に沿って摺動することができる。

図14に示すように、本発明に係るステッキチェアの第四実施例は、殆ど第一実施例と同一であるが、さらにサブバネ35を有する点において異なり、即ち、該サブバネ35は、中間板31の枢接端311と接近するように、摺動部材22と着座ユニット3の中間板31との間に取り付けられ、該サブバネ35は、着座ユニット3を収納状態から展開状態に移行させるための一部の力を提供できる。

1 スタンドユニット 11 メインステッキ 111 スリット 112 グリップ 113 接近端 114 離れ端 12 脚部材 121 上段部 122 下段部 123 補助棒 124 底端 125 支え端 126 上組立端 127 下組立端 13 第一保持部材 14 第二保持部材 15 止め部材 2 折畳みユニット 21 受動部材 210 ハブ 211 当接凹部 212 内周面 213 外周面 214 通過溝 22 摺動部材 216 当接ロッド 23 押上棒 231 当接端 232 押上端 24 支持棒 241 枢設端 242 下枢設端 25 ジョイント 250 押しばね 251 摺動座 252 回動座 253 ロッド 254 ベース 255 挿設穴 256 ヘッド 257 接着端 258 自由端 259 矢印 26 第二引き部材 27 第一引き部材 28 第三保持部材 280 ばね 29 第三引き部材 3 着座ユニット 31 中間板 311 枢接端 312 自由端 313 縁部 314 接着縁部 32 側板 321 接着縁部 33 レール 331 遠い端 332 近い端 35 サブバネ 40 ロック部材 42 係合突出部

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