Application of vehicle trim using an adhesive instead of sewing

申请号 JP2011502003 申请日 2009-03-25 公开(公告)号 JP5499018B2 公开(公告)日 2014-05-21
申请人 ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニーJohnson Controls Technology Company; 发明人 デイビッド シム、; ジェフリー スーター、; ダニエル ジェイ. ケスター、; グレッグ ラフラムボイス、; テレサ エイ. ステープルトン、; マリー アール. ハウエル、; デュアン ポテス、; サンドラ エル. スミス、; リチャード ピー. ドエレール、;
摘要
权利要求
  • 車両の座席アセンブリを覆うトリムカバーであって、
    内面及び外面と、
    前記トリムカバー上の所定の位置において前記内面及び前記外面の少なくとも1方に貼り付けられる接着テープと を備え、
    前記トリムカバーが、端部を有する第1の開口を有し、
    前記接着テープが、前記第1の開口を覆いつつ前記第1の開口よりも小さな第2の開口を有するように形成され、且つ前記第1の開口の前記端部に縫い目なく接着するために前記第1の開口の前記端部に貼り付けられることを特徴とするトリムカバー。
  • 前記トリムカバーは、第1及び第2のパターン部材と、前記第1及び第2のパターン部材を縫い目なく互いに接着するために、前記第1のパターン部材の外面の少なくとも一部及び前記第2のパターン部材の前記内面の少なくとも一部に貼り付けられる接着テープとを有することを特徴とする、請求項1に記載のトリムカバー。
  • 前記接着テープが、前記座席アセンブリの構成要素を受け入れるための開口と共に形成されることを特徴とする、請求項1に記載のトリムカバー。
  • 前記構成要素が、座席ベルトであることを特徴とする、請求項3に記載のトリムカバー。
  • 前記接着テープが、前記トリムカバーの前記外面にポケットを取り付けるために使用されることを特徴とする、請求項1に記載のトリムカバー。
  • 前記接着テープが、前記トリムカバーの前記内面の所定の位置に加熱要素を貼り付けるために使用されることを特徴とする、請求項1に記載のトリムカバー。
  • 前記トリムカバーの外面及び前記 座席アセンブリの構成要素の間の相互作用によって引き起こされる振動及び雑音を低減するために、前記接着テープが、前記 構成要素に隣接する前記トリムカバー上の所定の位置における前記外面に貼り付けられることを特徴とする、請求項1に記載のトリムカバー。
  • 前記構成要素が、ヘッドレストであることを特徴とする、請求項7に記載のトリムカバー。
  • 前記接着テープが、装飾要素として形成され、且つ前記トリムカバーの前記外面の所定の位置に貼り付けられることを特徴とする、請求項1に記載のトリムカバー。
  • 前記装飾要素が、文字を含むことを特徴とする、請求項9に記載のトリムカバー。
  • 前記装飾要素が、縫い目状模様であることを特徴とする、請求項9に記載のトリムカバー。
  • フレームと、
    クッションと、
    前記クッション及び前記フレームを覆うトリムカバーと、
    前記トリムカバーの内面に接着される接着テープと を備える車両における座席アセンブリであって、
    前記接着テープは、弾性部材の一端部と接着され、且つ 前記弾性部材は、前記座席アセンブリのフレームに取り付けるために反対端部において環部を有することを特徴とする座席アセンブリ。
  • 说明书全文

    (関連出願への相互参照)
    このPCT特許出願は、“Vehicular Trim Applications Using Film Adhesive In Lieu Of Stitching”と題された2008年3月25日付けで提出の米国出願第61/039,229号の利益を主張し、その出願の開示の全ては、本出願における開示の一部と見なされ且つここでの参照によって組み込まれる。

    本発明は、車両座席アセンブリをトリム付けするための改良された方法、及びより詳細には、多様な目的を達成するための座席用途におけるフィルム接着剤の多様な適用及び使用に関する。 接着テープ(すなわち、フィルム接着剤)技術は、トリム用途のための現在の縫製工程と平衡して機能することが可能な置換物/代用品の対象とされている。 接着テープは、機能させるために熱、時間及び圧を必要とする感熱性接着剤である。 テープ技術は、現在、衣装産業で使用されており、裁断及び縫製工程に取って代わっている。 観念的には、接着テープ技術によって、快適性を損なわずに増加したスタイル柔軟性を有する(より賢明な材料の利用によって)より軽量なトリムカバーが生み出されるであろう。 接着テープは、トリム表面のA及びBの両面で使用されることが可能であり、装飾及び構造の両方を解決する。

    典型的な車両座席は、発泡又は他のサスペンションシステムが支持される鋼鉄又は他の構造材料から製造される骨格フレームで構成される。 座席における発泡及び/又はサスペンションシステムは、魅力的な外観、乗員のための快適性、さらには耐久性及び保全をもたらすために、典型的には、織物、皮革又は他の敷布型ロール材料で作られるトリム部材で覆われる。

    典型的な車両座席は、座席の多様な外形に適用するために特別に裁断される複数のパターン化部材から成るトリム材料で覆われる。 こうしたパターン部材は、典型的には、フレーム及び座席サスペンション要素が配置される3次元外郭構造を形成するために縫合される。 各トリムパターン部材は、織端(selvage)として知られる周縁部分を有する。 織端は、部材を互いに結合するために縫合が行われるトリム化織物又は他の被覆材料の特別に画定される端部である。 典型的には、8から10ミリメートルの織端が縫合される縫い目の各側に加えられる。 織端材料は、通例、可視面の下方に埋め込まれる。 それによって、織端材料は、任意の座席アセンブリに重量、費用及び不要な容積を加える材料を形成する。

    自動車の典型的な前列布地座席において、トリム部材の略16%は織端である。 織端は、それが費用、質量を加え、技巧及び快適性の争点を生み出すという点で、幾分やむを得ない弊害である。 織端を無くし又は減らすために、多様な試みが提案されている。 しかし、現在までの何れの代案も、妥当な量の織端によって補強される従来の方法の縫い目を適切に埋め合わせるのに十分であることが立証されていない。

    熱可塑性フィルム接着剤は、ボディウェア(body wear)用にデザインされた衣服において縫製を不要にするために開発されている。 この種類のフィルム接着剤はボディウェア型の衣服の用途に適用されているが、多様な織物結合作業の高度に専門化した性質のために、衣服産業以外の製品に用途を広げるための示唆又は動機は存在しなかった。

    本発明は、車両の座席アセンブリ用のトリムカバーに関する。 このトリムカバーは、内面及び外面、並びに内面又は外面の少なくとも1方に貼り付けられる接着テープを有する。 接着テープは、トリムカバーの一部を互いに接着し、トリムカバーに統合された追加の構造を提供し、且つトリムカバーの所定の領域を閉鎖する上での改良された技巧を提供するために使用される。

    車両の座席アセンブリに使用されるトリムカバーを組み立てる方法は、結合部を画定するために第2の構成要素の一部の上に第1の構成要素を配置するステップを有し、このような結合部に接着テープを配置するステップ並びに結合部に配置された接着テープに所定期間にわたって熱及び圧力を加えるステップを有し、結合部における接着テープと共に第1及び第2の構成要素を金型の中に配置するステップ並びにこうした第1及び第2のトリム要素に所定期間にわたって熱及び圧力を加えるステップを有し、一部材のトリムアセンブリを形成するために金型から第1及び第2の構成要素を取り出すステップを有する。

    本発明の別の態様は、トリムカバー及び座席フレームの間の取り付けを提供する、弾性部材が取り付けられる接着テープを含む。 弾性部材の大きさによって、このような取り付けが、トリムカバーに所定の外形を提供することが出来る。

    本発明のさらなる実施形態によれば、接着テープを使用して予備成形されるトリムカバーを生成する方法が提供される。 接着テープは、雄及び雌型の金型の中にパターン部材のアセンブリ全てを配置し、且つ最終的な予備成形トリムカバーを生成するために熱及び圧力を加える前に、少なくとも2つの異なるトリムカバーのパターン部材を互いに接着するために使用される。

    本発明のこうした及びその他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明及び添付の図面と共に検討されると、より容易に理解されるであろう。

    本発明によるトリムカバーを有する座席を含む例示の自動車の斜視図である。

    例えば車両内で使用され、本発明に従って製造される座席トリムカバーを有する座席の拡大図である。

    接着テープを使用して組み立てる前の図2で示される座席で使用される2つのトリム部材の斜視図である。

    互いに対して配置される接着テープを示す図3の2つのトリム部材の部分側面断面図である。

    接着テープを使用して既存のトリムカバーに加えられる追加のトリムパネルを有する座席の拡大図である。

    座席バックルがその中に伸張するトリムカバーにおける開口を有するトリムカバーを示す座席の拡大図である。

    図6の座席バックル及びトリムカバーの拡大図である。

    トリムカバーにおける開口の中に伸張し且つ接着テープで囲まれるISOFIXロッドの拡大図である。

    囲まれた異なる種類の座席バックルを有し且つ接着テープと共に切り出されたトリムカバーにおける開口を有するトリムカバーを示す拡大図である。

    図9の座席バックルの拡大上面図である。

    トリムカバーに対して非組立て位置にあるフラップ部分を示す座席の後部の拡大図である。

    接着テープで座席に取り付けられたポケットを示す座席の拡大斜視図である。

    接着テープでトリムカバーの内面に取り付けられた加熱装置によって加熱される領域である座席の2つのパネルを示す座席の拡大斜視図である。

    接着テープで内面に取り付けられた加熱要素を有する図13に示された2つのパネルのうち1方の内面の部分前方断面図である。

    接着テープで座席に取り付けられた座席を作動させるのに使用される制御パネルを示す座席の拡大斜視図である。

    接着テープでトリムカバーに取り付けられた図15の制御パネルの部分前方断面図である。

    背もたれ及びヘッドレストの間の相互作用の領域において背もたれトリムカバーに加えられる接着テープで作られた追加のトリムカバー部分を有する背もたれ及びそこから伸張するヘッドレストを示す座席の部分側面図である。

    磨耗が増大した座席の所定の部分に加えられる接着テープで作られた追加のトリムカバー部分を示す座席の拡大斜視図である。

    接着テープで作られた追加のトリム部分を有する座席フレームに最終的に組み立てられていないトリムカバーを示す座席の拡大斜視図である。

    締め具でフレームに組み立てられる図19の追加のトリム部分を有するトリムカバーの等図である。

    座席に貼り付けられる接着テープから作られる装飾要素を有する座席の拡大斜視図である。

    接着テープを使用したトリムカバーの内面から形成される座席における所定の窪みを示す座席の拡大斜視図である。

    所定の窪みを形成するために座席フレームに取り付けられるフックを有する接着テープの用途を示す図22の座席クッションの部分前面図である。

    拘束フラップを提供する1つ以上のトリムパネルと共に2つ以上のトリムパネルを接着する接着テープの用途を示す座席の拡大斜視図である。

    接着テープを使用して複数のトリムパネルから所定の形状に形成される座席の少なくとも1つの構成要素を示す座席の拡大斜視図である。

    雄雌の金型、複数のトリム部材及び接着テープを使用して所定の形状に成形される図25の構成要素の斜視図である。

    図面を参照すると、複数の図面を通じて同じ番号は同じ又は対応する部分を示しており、図1の10において例示の自動車が概略的に示される。 車両10は、座席アセンブリ12と共に示される。

    座席アセンブリ12は、図2に示される座席クッション14及び背もたれ16を有する。 座席クッション14及び背もたれ16の双方は、それぞれがフレームアセンブリ、クッション並びにクッション及びフレームを覆うトリムカバー18を有する。 一般に、座席トリムカバーは、車両の種類のよって、例えば皮革、ビニル又は布地等の織物で作られる。 トリムカバー18は、座席12の多様な外形に適用するために特別に裁断される複数のパターン化部材から構成され得る。 例えば、図2に示された座席12の背もたれ16は、前部20、2つの側部22及び24並びに後部26を含む4つの分離したパターン部材を有してもよい。 こうしたパターン部材は、典型的には、フレーム及び座席サスペンション要素がその中に配置される3次元外郭構造を形成するように縫合される。

    図2は、2つのパターン部材28及び30から作られる座席クッション14の少なくとも一部のためのトリムカバー18を有する座席12を示す。 通常、パターン部材28及び30は、互いに縫合される。 しかし、部材28及び30を互いに縫合する代わりに、本発明は、部材28及び30を互いに取り付けるために接着テープを使用する。 結果として生ずる部材28及び30を備える構造は、従来の縫合と比較して、簡潔で、費用効果が高く、恐らくはあまりかさばらない構造を提供する。 さらに、接着テープによって、快適性を損なわずに増加したスタイル柔軟性を有するより軽量なトリムカバーが生み出されるであろう。

    接着テープは、様々な長さ及び幅を有するロール形状であり又は所定のパターンに適合するように切り取られた打ち抜きパターンであってもよい。 接着テープは、”SewFree”の名称で、マサチューセッツ州シャーリーに位置するビーミス・アソシエーツ(Bemis Associates)UK社又はビーミス・マニュファクチャリング・カンパニー(Bemis Manufacturing Company)社によって商業的に販売される種類のものであってもよい。 接着テープは、結合される2つの部材の間の接着を遂行するために熱及び圧力との作用である接着剤を有する。

    図2のパターン部材28及び30は、図3において非組立て状態で示される。 各パターン部材は、内面及び外面を有する。 パターン部材28は、パターン部材30の内面に沿って形成される端部34と結合し係合するための部材28の外面に沿って形成される端部32を有する。 この実施形態では、部材30の外面は、部材28の内面との結合のために形成される。 しかし、強度及び耐久性のために必要であれば、端部32、34は、こうした端部に添って形成される増加した材料の厚みを得るために少なくとも部分的に折り重ねられてもよいことが理解されるべきである。

    図4には、パターン部材28及び30が、それらの間に配置される接着テープ35と共に端部32及び端部34において重なり合うように示される。 この図4において、端部32及び34は、折り重ねられて示されずに、非折り畳み位置で示される。 パターン部材28及び30の間の最終的なトリムカバー部分を形成するために、接着テープが端部32及び34の間に配置されて、端部32及び34の間の接着を発生させるために所定期間の間、熱及び圧力が加えられる。

    図5は、トリムパターン部材36を用いた接着テープの類似の用法を示す。 この実施形態において、接着テープは、既存の座席トリムカバーにおける裂け目又は不具合を修繕するために使用される。 トリム部材36は、元のトリムカバー素材と同じ素材から裁断されて、不具合を隠すために接着テープを使用して既存のトリムカバーに取り付けられ得る。

    図6は、座席アセンブリの別の構成要素がその中に伸張することを可能にするために、座席のトリムカバーが開口38を有する本発明の別の実施形態を示す。 このような構成要素は、ヘッドレストポスト、座席ベルト取り付け点、バックル、又はISOFIXロッドを含んでもよい。 図6は、トリムカバーにおける開口38を通って座席ベルト取り付け点が座席フレームから伸張することを可能にする開口38を有する座席トリムカバーを示す。

    実際には、開口38は、典型的にはトリムカバーを裁断することによって形成される。 最も一般的には、開口は、必要とされるよりも大きく、且つ切り出され(trimmed−out)又は閉鎖され(closed−out)なければ、未完成の様相を呈し得る。 図6及び7に示される例示において、座席ベルト取り付け点が座席ベルト自体の厚さに非常に近い小さな領域42から伸張するより大きな端部40を有するので、開口30は、必要とされるよりも大きく裁断される。

    この実施形態において、接着テープ44は、図7に示されるように、より小さな領域42の大きさにより近接して適合する大きさの開口46を有するように形成されてもよい。 しかし、接着テープ44は柔軟性を有するので、より大きな端部40は、接着テープ44を通って挿入されることが可能である。 また、テープは柔軟性を有するので、このような挿入の後、接着テープ44は、より小さな領域42に適合する大きさの元の開口に戻る。 トリム部材を閉鎖するための接着テープ44の用途は、トリムカバーを通って伸張するこのような構成要素の周囲でトリムカバーの技巧を改良することを可能にする。

    同様に、図8に示されるように、接着テープ44は、トリムカバーを通ってISOFIXロッド47が座席フレームから伸張することを可能にする開口46を有するように形成され得る。

    図9及び10は、トリムカバーを通って1組の座席ベルト取り付け点49が座席フレームから伸張することを可能にする開口48を有するように形成される接着テープ44を示す。 この実施形態では、座席ベルト取り付け点49は、トリムカバーの表面と同一平面の様相を呈するように設計される。

    本発明の別の実施形態では、図11において、トリムカバー50は、背もたれを部分的に覆って示される。 トリムカバー50が背もたれに組み立てられると、最終的な作業によって、トリムカバーのフラップ52がトリムカバー50に最終的に取り付けられることが可能になる。 フラップ52は、通常、このような最終的な作業で縫合され又はファスナで閉められる。 しかし、接着テープ54の使用によって縫合又はファスナ止めの代わりにこのような最終的な作業を遂行することを可能にするために、接着テープ54がフラップ52の端部56に貼り付けられる。

    図12は、少なくともその一方に配置されるポケット58を有する車両座席クッション14を示す。 本実施形態におけるポケット58は、接着テープを使用して座席クッションの側部に取り付けられる。 代替的に、ポケット58自体が、接着テープを所定の形状に打ち抜きして(die cutting)、座席クッションの側部にポケット58を縫い目なく接着することで完全に形成されてもよい。

    図13は、加熱されるトリムパターン部材60及び62を有する座席クッション14及び背もたれ16を有する車両座席12を示す。 図14に示されるように、トリム部材60は、接着テープ68を用いて加熱要素66が取り付けられる内面64を有する。 本発明のこの実施形態によれば、過度の費用、複雑さ又は時間を用いずに、トリムカバーの多くの異なる部分に加熱要素を容易に適用することが出来る。

    図15は、互いに及びフレームレール70に対して調節可能な座席クッション14及び背もたれ16を有する車両座席12を示す。 このような調節は、座席クッションの一方の側部に沿って座席フレーム又はトリムカバーに取り付けられる座席制御装置72を含むことで知られている。 この実施形態では、図16にも示されるように、座席制御装置72を座席クッション14に取り付けるために、接着テープ74がトリムカバーの外面及び座席制御装置72の内面に貼り付けられ得る。

    また、本発明は、別の構成要素又は乗員との何らかの相互作用によって生ずるより大きな磨耗を受ける座席トリムカバーの領域において座席12で使用され得る。 図17は、ヘッドレスト84の場所に隣接する座席クッション14の上方湾曲部82に貼り付けられる接着テープ80を示す。 実際に、ヘッドレスト及び背もたれ16の間の相互作用は、何らかの不快なうなり音、こすれ音及び/又はガラ音を引き起こし得る。 しかし、この実施形態では、接着テープ80は、打ち抜きによって所定の形状に予備成形されて、こうした雑音を減少させるために上方湾曲部82に接着され得る。

    より大きな磨耗又はより大きな雑音領域の別の例は、図18に示されるように、座席ベルト、又は座席ベルト取り付け点の周囲の領域を含む。 この実施形態では、接着テープ80は、所定の形状に予備成形され且つトリムカバーの高摩耗領域に増強した強度をもたらすと同時に座席ベルト取り付け点85を取り囲むために増強した厚みに作られ得る。 同様に、図19に示されるように、トリムカバーの所定の既定領域に加えられる接着テープ80は、締め具86を使用する取り付け点における寿命/耐久性を増強させるためにトリムカバー全体の厚みを増加させる。 図20は、締め具がトリムカバーを座席フレームに固定するために使用される領域において取り付けられる接着テープ80を有するトリムカバーを示す。

    図21は、トリムカバー上に装飾要素を生成するための本発明の別の実施形態を示す。 接着テープ90は、例えば文字92又は縫い目模様94等の所定の形状又はパターンに形成される。 接着テープ90は、トリムカバー上に費用の安い装飾要素を提供するためにトリムカバーの外面に接着される。

    図22は、座席クッション又は背もたれにおいて所望の外形102を生成するために接着テープ100を使用する本発明の別の実施形態を示す。 図22において、接着テープ100は、トリムカバーの内面に取り付けられて透視して示される。 トリムカバーを座席フレームに固定すると同時に乗員に快適性及び安全性を提供する多数の外形が、この実施形態で生成され得る。 図23は、座席クッションが外形102を生成するためにトリムカバーの内面104に貼り付けられる接着テープ100を示す。 接着テープ100は、トリムカバーの内面104と結合する第1の側面と、座席フレームに取り付けられるその上に形成される環又はフックを有する弾性部材106を有する第2の側面とを有する。 弾性部材106は、所望の外形102の形状によって長さを変化させて作られ得る。 組立ての際、その上に形成される弾性部材106を有する接着テープ100は、トリムカバーの内面104に接着され、トリムカバーは座席フレーム及びクッションの上に配置され、且つ弾性部材は、そこにトリムカバーを取り付けるために座席フレーム108の一部に向かって伸張される。 弾性部材106はクッションの高さより低い長さで提供され得るので、トリムカバーの外面上で様々な外形102が達成され得る。

    図24は、拘束フラップ108を有するトリムパネル107を別のトリムパネル109に接着するための接着テープの使用を示す。 この実施形態では、トリムパネル107には、トリムパネル107の座席フレームへの取り付けを可能にするために、フラップ108が設けられる。 この実施形態は、座席フレームへの従来の取り付けのためにフラップ108を提供すると同時に、2つのパネル107、109を結合させる接着テープ105の使用を容易にする。

    図25は、座席12の背もたれ16のために予備成形されたトリムカバー110を示す。 予備成形されたトリムカバー110は、所定の形状に事前に裁断された4つのパターン部材112、114、116、118を有する。 パターン部材112、114、116及び118は、平坦に置かれて、接着テープ120で他方を覆うこのような各パターン部材の端部の少なくとも一部と接着され、このような接着テープ120が貼り付けられて、それにより結合部122を形成する。 図25の124で概略的に示される4つのパターン部材全てを有する単一の平坦パターンを形成するために、所定期間にわたって、熱及び圧力が結合部に加えられる。 単一の平坦パターン124は、雄型の金型表面126上に配置され且つ雌型金型表面128の内側に配置される。 所定の期間にわたって、熱及び圧力が平坦パターン124に加えられる。 平坦パターン124は、予備成形されたトリムカバー110を形成するために4つのパターン部材が互いに接着される金型表面から取り出される。

    上述の検討は、本発明の例示の実施形態を開示し且つ記載している。 当業者であれば、以下の請求項によって定義される発明の真の精神及び正当な範囲から逸脱することなく、様々な変更、修正及び変化が行われ得ることを、こうした検討から並びに添付の図面及び請求項から容易に認識するであろう。

    QQ群二维码
    意见反馈