保護物品

申请号 JP2017534732 申请日 2015-05-14 公开(公告)号 JP2018504184A 公开(公告)日 2018-02-15
申请人 ガント・イノベーションズ・リミテッド; 发明人 ショー、ガイル;
摘要 第1の表面を有するシートと、第1の表面に配置された少なくとも1つの接着剤部分とを備える保護物品が開示される。接着剤は、シートが物体に非永久的に接着することを可能にする 水 性アクリル接着剤などの水性接着剤である。接着剤は、第1の表面に吹き付けられ、ローラで付けられ、印刷され、またはスタンプで付けられる。
权利要求

第1の表面を有するシートと、前記第1の表面に配置された少なくとも1つの接着剤部分とを備える保護物品であって、前記接着剤部分、またはそれぞれの接着剤部分が、シートが物体に非永久的に接着することを可能にする性接着剤を備える、保護物品。前記水性接着剤が水性アクリル接着剤を備える、請求項1に記載の保護物品。前記水性接着剤が、少なくとも水性アクリルエマルジョン40重量部、および/または、最大で水性アクリルエマルジョン90重量部を備える、請求項1または2に記載の保護物品。前記接着剤部分、またはそれぞれの接着剤部分が、前記シートの前記第1の表面に吹き付けられる、請求項1、2、または3に記載の保護物品。前記接着剤部分、またはそれぞれの接着剤部分が、前記シートの前記第1の表面にローラで付けられる、請求項1、2、または3に記載の保護物品。前記接着剤部分、またはそれぞれの接着剤部分が、前記シートの前記第1の表面に印刷される、請求項1、2、または3に記載の保護物品。前記接着剤部分、またはそれぞれの接着剤部分が、前記シートの前記第1の表面にスタンプで付けられる、請求項1、2、または3に記載の保護物品。前記接着剤部分、またはそれぞれの接着剤部分が、多形状、または1つもしくは複数の曲線状の辺を有する曲線から成る形状を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載の保護物品。前記接着剤部分、またはそれぞれの接着剤部分が、細長いストリップの形態を有する、請求項1から8のいずれか一項に記載の保護物品。前記細長いストリップの少なくとも一部分が、直線状、ジグザグ状、曲線状、または波状である、請求項9に記載の保護物品。前記水性接着剤が、1つまたは複数の着色剤、染料、および/または顔料を加えることによって着色される、請求項1から10のいずれか一項に記載の保護物品。前記シートは、可撓性、半剛性、または剛性である、請求項1から11のいずれか一項に記載の保護物品。前記シートが折り畳み可能である、請求項1から12のいずれか一項に記載の保護物品。前記第1の表面の第1の部分が前記第1の表面の第2の部分に面するように前記シートが折り畳まれるとき、第1の接着剤部分と第2の接着剤部分が互いに係合し、前記水性接着剤は、前記シートが使用に際して広げられるときに前記第1と第2の接着剤部分が分離するのを可能にし、前記シートが物体に接着されることを可能にするタイプのものであるように、選択される、請求項13に記載の保護物品。前記第1の表面の第1の部分が前記第1の表面の第2の部分に面するように前記シートが折り畳まれるとき、前記第1の表面の前記第1の部分に配置された少なくとも1つの接着剤部分が、接着剤部分のない位置にある前記第1の表面の前記第2の部分に係合し、前記水性接着剤は、前記シートが使用に際して広げられるとき前記第1の表面の前記第1の部分に配置された前記少なくとも1つの接着剤部分と、前記第1の表面の前記第2の部分とが分離するのを可能にし、前記シートが物体に接着されることを可能にするタイプのものであるように、選択される、請求項13または14に記載の保護物品。前記シートが、接着剤を塗布される前に折り畳まれる、請求項13から15のいずれか一項に記載の保護物品。前記シートが2回以上折り畳まれる、請求項13から16のいずれか一項に記載の保護物品。1つまたは複数の接着剤部分が、取り外し可能カバーによって少なくとも部分的に覆われる、請求項1から13のいずれか一項に記載の保護物品。1つまたは複数の接着剤部分が、前記シートの第2の表面に配置される、請求項1から18のいずれか一項に記載の保護物品。前記シートが、カード、布、織布、不織布、プラスチック、または単層もしくは多層の紙から作られる、請求項1から19のいずれか一項に記載の保護物品。前記保護物品が、ナプキン、歯科用ナプキン、医療用途のナプキン、手術用ナプキン、エプロン、前掛け、テーブルクロス、コースタ、ランチョンマット、屋内もしくは屋外で使用するための家具カバー、または車両用のフロントガラスカバーを備える、請求項1から20のいずれか一項に記載の保護物品。保護物品を製造する方法であって、 シートに第1の表面を準備するステップと、 前記第1の表面に少なくとも1つの接着剤部分を塗布するステップと、を備え、 前記接着剤部分、またはそれぞれの接着剤部分が、素材のシートが物体に非永久的に接着することを可能にする水性接着剤を備える、方法。前記接着剤部分が、前記シートのいずれかの側から前記第1の表面に塗布される、請求項22に記載の方法。前記第1の表面に前記少なくとも1つの接着剤部分を塗布するステップが、前記水性接着剤を吹き付けるステップを備える、請求項22または23に記載の方法。前記第1の表面に前記少なくとも1つの接着剤部分を塗布するステップが、前記第1の表面に前記水性接着剤をローラで付けるステップを備える、請求項22または23に記載の方法。前記第1の表面に前記少なくとも1つの接着剤部分を塗布するステップが、前記水性接着剤を印刷するステップを備える、請求項22または23に記載の方法。前記第1の表面に前記少なくとも1つの接着剤部分を塗布するステップが、前記水性接着剤をスタンプで付けるステップを備える、請求項22または23に記載の方法。前記水性接着剤が水性アクリル接着剤を備える、請求項22から27のいずれか一項に記載の方法。前記水性接着剤が、1つまたは複数の着色剤、染料、および/または顔料を備える、請求項22から28のいずれか一項に記載の方法。接着剤部分が前記第1の表面の接着剤のない部分に係合するように、または、第1の接着剤部分が第2の接着剤部分に係合するように、前記シートを折り畳むステップを備える、請求項22から29のいずれか一項に記載の方法。前記接着剤が塗布される前に前記シートを最初に折り畳むステップを備える、請求項22から30のいずれか一項に記載の方法。前記接着剤部分が、前記第1の表面に沿った距離に延在する接着剤のストリップを形成するように塗布される、請求項22から31のいずれか一項に記載の方法。前記少なくとも1つの接着剤部分を乾燥させるステップを備える、請求項22から32のいずれか一項に記載の方法。前記少なくとも1つの接着剤部分を乾燥させるステップが、熱源からの熱を加えるステップを備える、請求項33に記載の方法。前記熱源が赤外線熱源を備える、請求項34に記載の方法。前記水性接着剤を塗布する速度を変化させるステップを備える、請求項22から35のいずれか一項に記載の方法。前記水性接着剤の特性、例えば、化学的性質、組成、および/または色を変化させるステップを備える、請求項22から36のいずれか一項に記載の方法。シートに接着剤を塗布するための装置であって、前記シートの第1の表面に少なくとも1つの接着剤部分を提供するように前記シートの前記第1の表面に水性接着剤を吹き付けるように動作可能な接着剤塗布手段を備え、前記水性接着剤が、使用に際して前記シートが物体に非永久的に接着することを可能にする、装置。前記接着剤塗布手段が1つまたは複数のスプレーヘッドを備える、請求項38に記載の装置。前記接着剤塗布手段が、例えば所定のプログラムに応じて、またはオペレータからの要求により、前記水性接着剤を吹き付ける速度、ならびに/または前記水性接着剤の特性、例えば化学的性質、組成、および/もしくは色を変化させるように動作可能である、請求項38または39に記載の装置。シートに接着剤を塗布するための装置であって、前記シートの第1の表面に少なくとも1つの接着剤部分を提供するように前記シートの前記第1の表面に水性接着剤をローラで付けるように動作可能な接着剤塗布手段を備え、前記水性接着剤が、使用に際して前記シートが物体に非永久的に接着することを可能にする、装置。前記接着剤塗布手段が、1つまたは複数のローラを備える、請求項41に記載の装置。前記接着剤が、ローラに塗布される前に貯留部に保持されている、請求項42に記載の装置。前記接着剤が、前記ローラを前記貯留部に浸すことによって、前記ローラに塗布される、請求項43に記載の装置。前記接着剤が、前記貯留部からポンプで押し出され、前記ローラの表面に塗布される、請求項43に記載の装置。前記ローラから過剰な接着剤を取り除くように動作可能な接着剤除去手段をさらに備える、請求項42から45のいずれか一項に記載の装置。前記接着剤除去手段が掻き取りブレードである、請求項46に記載の装置。前記接着剤除去手段が別のローラである、請求項46に記載の装置。シートに接着剤を塗布するための装置であって、前記シートの第1の表面に少なくとも1つの接着剤部分を提供するように前記シートの前記第1の表面に水性接着剤を印刷するように動作可能な接着剤塗布手段を備え、前記水性接着剤が、使用に際して前記シートが物体に非永久的に接着することを可能にする、装置。シートに接着剤を塗布するための装置であって、前記シートの第1の表面に少なくとも1つの接着剤部分を提供するように前記シートの前記第1の表面に水性接着剤をスタンプで付けるように動作可能な接着剤塗布手段を備え、前記水性接着剤が、使用に際して前記シートが物体に非永久的に接着することを可能にする、装置。前記接着剤塗布手段が、例えば所定のプログラムに応じて、またはオペレータからの要求により、前記水性接着剤を塗布する速度、ならびに/または前記水性接着剤の特性、例えば化学的性質、組成、および/もしくは色を変化させるように動作可能である、請求項41から50のいずれか一項に記載の装置。水性接着剤を前記接着剤塗布手段に送達するための送達手段を備える、請求項38から51のいずれか一項に記載の装置。前記水性接着剤のための貯蔵容器を備える、請求項38から52のいずれか一項に記載の装置。前記シートの前記第1の表面を前記接着剤塗布手段に向けて提示するように前記シートを置くように構成されたシート送達手段を備える、請求項38から53のいずれか一項に記載の装置。前記シートを折り目に沿って折り畳むための1つまたは複数の折り畳み手段を備える、請求項38から54のいずれか一項に記載の装置。前記第1の表面の前記接着剤部分を乾燥させるように配置された乾燥手段を備える、請求項38から55のいずれか一項に記載の装置。前記乾燥手段が熱源を備える、請求項56に記載の装置。前記熱源が、乾燥速度を変化させるように制御可能である、請求項57に記載の装置。素材のシートを切断するための切断手段を備える、請求項38から58のいずれか一項に記載の装置。前記シートに表面質感または装飾を与えるためのエンボス手段、印刷手段、および/またはスタンプ手段を備える、請求項38から59のいずれか一項に記載の装置。請求項38から60のいずれか一項に記載の装置を備える、保護物品を製造するための装置。請求項1から21のいずれか一項に記載の保護物品を生産するように構成された、請求項61に記載の装置。請求項38から62のいずれか一項に記載の装置を備える製造ライン。第1の表面を有するシートと、前記第1の表面の第1の部分に配置された接着剤部分とを備える保護物品であって、前記第1の表面の前記第1の部分が、前記第1の表面の第2の部分に面するように前記シートが折り畳まれ、それにより、前記接着剤部分を前記第1の表面の前記第2の部分の接着剤がない部分に係合させ、前記接着剤は、前記接着剤部分が前記第1の表面の前記第2の部分から分離するのを可能にし、前記シートが物体に接着されることを可能にするタイプのものである、保護物品。

说明书全文

本発明は、物体またはその一部分を、損傷および/または汚れることから保護するための保護物品に関する。より詳細には、本発明は、保護される物体に取り外し可能に接着されるように構成された保護物品に関する。

また本発明は、そのような保護物品を製造するための製造方法、および装置に関する。

多くの場面で、保護物品は、例えば食べこぼしや汚れから、より高価な物体を保護するために便利に使用される。例えば、食事をする人の衣服を保護するために前掛けまたはナプキンが使用される。他の場合には、テーブルクロスやランチョンマットの場合のように家具などの物体が保護される必要がある。

一般的には、この保護は、典型的には紙または布のシートを、保護される物体全体にわたって、またはそれを覆うように置くこと、例えば、ナプキンを膝全体にわたって、またはテーブルクロスをテーブル全体にわたって置くことによって実現される。しかし、これらの素材のシートは、滑りやすく、または落ちやすく、物体の一部分を露出された状態にする。他の状況では、保護衣類は、前掛けの場合のように物体に結び付ける必要がある。このことは、可動性または器用さが低下した人々にとっては特に困難である。

ナプキンの場合、自分の膝から落ちたナプキンを拾い、取り替えることは、その人にとって不都合および/または困難である。このことは、例えばその人が野外で食事しており風が吹いている場合、または列車、バス、ボート、もしくは航空機内などの限られた空間にいる場合、または例えば病気や怪我によってその人の可動性もしくは器用さが限られている場合には、特に当てはまる。

別の例を挙げると、座って食事を取っている人は、典型的にはナプキンを膝の上の置く、またはナプキンを自分の衣服の中に折り込んで、何らかのこぼれた食べ物/飲み物が衣服に接触してそれによりしみが発生することを防止する。しかし、ナプキンは、すべてのタイプの衣服、特に、絹などの薄地の材料から滑り落ちやすく、したがって、最も必要なとき、例えばディナーパーティで高価なドレスを着用しているときに、上記で概説した保護を提供しない。

ナプキンに接着剤を塗布することによって、1つまたは複数のこれらの課題が緩和、軽減、もしくは解決される。

この点に関し、両面粘着テープをナプキンに付けることが知られている。しかし、両面粘着テープを付けることは、人間の器用さをある程度必要とし、この器用さは複雑な機械にしか模倣することができない。また、接着剤を露出させるために両面粘着テープから剥がされた材料を廃棄する必要があることから、この解決策を実施する間にごみが発生する。さらに、両面粘着テープは費用がかかる。これらの3つの要因によって、この知られている解決策を大規模に実施することが妨げられる。

US4306316、DE20306817、およびDE202004017373は、衣服に接着することができる接着剤部分を有するナプキンを開示している。

WO2011/039533は、ナプキンを開示している。第1の折り目に沿ってシートが半分に折られたとき、第1と第2の接着剤部分が互いに係合するように、ナプキンの第1の表面に第1および第2の接着剤部分が接着されている。接着剤は、第1と第2の接着剤部分の分離を可能にし、衣服などの物体にシートが接着されることを可能にするタイプのものである。

保護物品、例えばナプキンが、物体に接着されることが必要になるまで、接着剤を保護するための取り外し可能カバーまたは裏当てストリップを提供することが知られている。しかし、これらのカバーは、ナプキンなどを梱包、輸送、および/または保管するのに必要な体積を増加させ、それによりナプキンのコストを増加させる。紙ナプキンなどの安価な、廃棄可能な品物には、この追加コストは、製造コストのかなりの割合になる。この追加コストによって、消費者は、接着剤付きのナプキンを買わずに、より安価な、接着剤のない代替品を買おうと思うことにもなる。

接着剤付きのナプキンは、有用な品物のように見える。しかし、これまで商業的に成功した接着剤付きナプキンは開発されていない。

本発明の目的は、知られている保護物品、例えばナプキン、およびそれらの製造に関して、本明細書において述べられた欠点のうちの1つまたは複数に対処することである。

本発明の第1の態様によれば、第1の表面を有するシートと、第1の表面に配置された少なくとも1つの接着剤部分とを備える保護物品が提供される。接着剤部分は、シートが物体に非永久的に接着することを可能にする性接着剤を備える。

水性接着剤は、水性アクリル接着剤を備えてもよい。

水性接着剤は、エマルジョンを備えてもよい。実施形態では、水性接着剤は、少なくとも水性アクリル接着剤エマルジョン40重量部、または少なくとも50重量部を備えてもよい。実施形態では、水性接着剤は、最大で水性アクリル接着剤エマルジョン80重量部、または最大で90重量部を備えてもよい。

適切な水性アクリル接着剤は、Bostik社のAquagrip(登録商標)という一連の接着剤から入手可能である。

水性接着剤を使用することは、保護物品の製造および使用中にいくつかの利点をもたらし得る。有利なことには、水性接着剤は使用者にとって比較的安全である。例えば、水性接着剤は、肌に対して有害であったり刺激を与えたりせず、および/または、人もしくは動物に誤って舐められたり食べられたりした場合、またはその後食べられることになる食べ物に接触した場合でも、有害であったり刺激を与えたりしない。

水性接着剤は、例えば典型的には可燃性ではないことから、製造環境内での取り扱いが比較的安全であり、容易である。さらに、より揮発性の高い有害な溶剤を備える接着剤システムの場合であれば制御された雰囲気内でシートの表面に塗布されるが、水性接着剤はそうではなく、周囲空気内で塗布される。したがって、製造コストが比較的低くなる。

便利なことには、水性接着剤は、吹き付けによってシートの表面に塗布されるのに特に好適である。吹き付けを用いて、シートの第1の表面に接着剤を比較的急速に塗布することができる。したがって、接着剤部分を全く有していない同様の保護物品の生産速度に匹敵する保護物品の生産速度が維持される。

接着剤部分、またはそれぞれの接着剤部分は、シートの第1の表面に吹き付けられてもよい。

吹き付けの代替形態として、シートの表面に接着剤を塗布するためにローラで付けることが用いられてもよい。ローラで付けることは、特に接着剤が単一のストリップとして塗布されるとき、吹き付けよりもさらに容易でより急速な接着剤の塗布を可能にし得る。

シートの表面に接着剤を塗布するさらなる代替方法は、シートの表面に接着剤を印刷する、およびスタンプで付けることを含む。これらの方法は、接着剤をパターンで塗布することを可能にするという利点を有し得る。

これとは対照的に、吹き付け、ローラで付けること、印刷、およびスタンプで付けることは、表面にホットメルト接着剤を塗布するためには用いることができない。さらに、ホットメルト接着剤の欠点は、接着剤を取り扱う際に相対的な困難とリスクを伴い、その結果、より費用のかかる複雑な製造設備が必要になることを含む。

接着剤部分、またはそれぞれの接着剤部分は、任意の適切な形状、例えば多形状、または1つもしくは複数の曲線状の辺を有する曲線から成る形状を有してもよい。例えば、接着剤部分、またはそれぞれの接着剤部分は、三角形、四辺形、矩形、五角形、六角形、七角形、八角形、楕円形、円形、または半円形であってもよい。接着剤部分、またはそれぞれの接着剤部分は、細長いストリップの形態を有してもよい。細長いストリップの少なくとも一部分は、直線状、ジグザグ状、曲線状、または波状であってもよい。

複数の接着剤部分が、第1の表面に配置されてもよい。

1つまたは複数の着色剤、染料、または顔料を加えることによって、水性接着剤に色が加えられてもよい。有利なことには、色を加えることによって、接着剤部分が使用者にとってより気付きやすいものになり、および/または、接着剤部分を、シートの第1の表面の色またはパターンに合わせることが可能になる。

接着剤部分の色は、水性接着剤に含まれる任意の着色剤、染料、および/または顔料の割合および量を変えることによって制御される。

水性接着剤に着色可能であるということは、他の接着剤、特にホットメルト接着剤に勝る水性接着剤のさらなる利点である。ホットメルト接着剤には容易に着色することができない。

シートは、可撓性、半剛性、または剛性であってもよい。シートは、可撓性であることによって、および/または1つもしくは複数の折り目線があることによって、折り畳み可能であってもよい。

実施形態では、シートは折り畳まれてもよい。例えば、シートは半分に折り畳まれてもよい。

シートは、第1の表面の第1の部分が第1の表面の第2の部分に面するように折り畳まれてもよい。

第1の表面の第1の部分が第1の表面の第2の部分に面するようにシートが折り畳まれるとき、第1の接着剤部分と第2の接着剤部分が互いに係合するように構成されてもよい。水性接着剤は、シートが使用に際して広げられるとき第1と第2の接着剤部分が分離するのを可能にし、シートが物体に接着されることを可能にするタイプのものであるように、選択される。

あるいは、またはさらに、第1の表面の第1の部分が第1の表面の第2の部分に面するようにシートが折り畳まれるとき、第1の表面の第1の部分に配置された少なくとも1つの接着剤部分は、接着剤部分のない位置にある第1の表面の第2の部分に係合してもよい。水性接着剤は、シートが使用に際して広げられるとき、第1の表面の第1の部分に配置された少なくとも1つの接着剤部分と、第1の表面の第2の部分とが分離するのを可能にし、シートが物体に接着されることを可能にするタイプのものであるように、選択される。

有利なことには、折り畳みの後に、接着剤部分またはそれぞれの接着剤部分が、シートの第1の表面の接着剤のない部分に係合するという実施形態は、折り畳みの後に2つの接着剤部分が互いに係合する実施形態を製造するときよりも、接着剤を塗布する際の精度が低くても許容され得ることから、製造が比較的容易である。別の恩恵は、接着剤部分またはそれぞれの接着剤部分が、接着剤のない位置にあるシートの第1の表面の部分に係合するという実施形態を、使用に際して広げるために必要なが、2つの接着剤部分が互いに係合した実施形態を広げるよりも少なくて済むことである。

実施形態では、シートは、第1および第2の接着剤部分を備えてもよく、第1および第2の接着剤部分は、シートが例えば第1の折り目に沿って折り畳まれるときに、互いに係合するように構成される。実施形態では、接着剤部分は、折り目線、例えば第1の折り目周りに対称的に配置されてもよい。1つまたは複数の接着剤部分、例えば第1および第2の接着剤部分は、第1の表面に沿った距離に延在する接着剤のストリップを形成してもよい。実施形態では、接着剤のストリップは、第1の折り目に実質的に垂直に延在してもよい。接着剤のストリップは、第1の表面の縁部に、または縁部の隣に位置付けられてもよい。

上記のように素材のシートを折り畳むことによって、接着剤部分は、保護物品が使用される必要があるときまで、接着剤部分が保護される。したがって、取り外し可能カバーまたは裏当てストリップは必要ではない。

しかし、いくつかの実施形態では、1つまたは複数の接着剤部分が、取り外し可能カバーによって少なくとも部分的に覆われてもよい。取り外し可能カバー、またはそれぞれの取り外し可能カバーは、使用者によって把持されるように構成されたタブ部分を有してもよい。

シートは、接着剤を塗布する前に折り畳まれていてもよい。

実施形態では、シートは2回以上折り畳まれてもよい。

素材のシートは、第2の折り目を備えてもよい。このことは、例えば1つまたは複数の保護物品をひとまとめに梱包するために望ましいものである。梱包は、所与の保護物品のための標準的な販売サイズのものである。

実施形態では、1つまたは複数の接着剤部分は、シートの第2の表面に配置されてもよい。

シートは、任意の適切な材料、例えば、カード、布、織布、不織布、プラスチック、または単層もしくは多層の紙から作られてもよい。

保護物品は、保護衣類を備えてもよい。保護物品は、ナプキン、歯科用ナプキン、手術用ナプキンなどの医療用ナプキン、エプロン、前掛け、テーブルクロス、コースタ、ランチョンマット、屋内もしくは屋外で使用するための家具カバー、または車両用のフロントガラスカバーを備えてもよい。

本発明の第2の態様によれば、保護物品の製造方法であって、 シートに第1の表面を準備するステップと、 第1の表面に少なくとも1つの接着剤部分を塗布するステップと、を備え、 接着剤部分、またはそれぞれの接着剤部分は、素材のシートが物体に非永久的に接着することを可能にする水性接着剤を備える、方法が提供される。

実施形態では、接着剤部分は、第1の表面に任意の方向から塗布されてもよい。例えば、接着剤部分は、シートのいずれかの側から、例えば、上方からまたは下方から第1の表面に塗布されてもよい。

実施形態では、第1の表面に少なくとも1つの接着剤部分を塗布するステップは、水性接着剤を吹き付けるステップを備えてもよい。水性接着剤は、1つまたは複数のスプレーヘッドから吹き付けられてもよい。

代替的な実施形態では、第1の表面に少なくとも1つの接着剤部分を塗布するステップが、第1の表面に水性接着剤をローラで付けるステップを備えてもよい。さらに代替的な実施形態では、第1の表面に少なくとも1つの接着剤部分を塗布するステップが、水性接着剤を印刷する、またはスタンプで付けるステップを備えてもよい。

水性接着剤を塗布する速度は可変であってもよい。例えば、水性接着剤を塗布する速度は、「その場で」(すなわち、方法の実施を停止させることなく)変更されてもよく、または1回の製造運転ごとに変更されてもよい。

水性接着剤の特性、例えば、化学的性質、組成、および/または色は、可変であってもよい。例えば、水性接着剤の特性は、「その場で」(すなわち、方法の実施を停止させることなく)変更されてもよく、または1回の製造運転ごとに変更されてもよい。

水性接着剤は、水性アクリル接着剤を備えてもよい。水性接着剤は、1つまたは複数の着色剤、染料、および/または顔料を備えてもよい。

実施形態では、水性接着剤は、シートに塗布される前に混合されてもよい。あるいは、水性接着剤の2つ以上の成分が別々にシートに塗布され、塗布中および/または塗布後に混合可能であってもよい。

実施形態では、方法は、接着剤部分が第1の表面の接着剤のない部分に係合するように、または、第1の接着剤部分が第2の接着剤部分に係合するように、シートを例えば第1の折り目に沿って折り畳むステップを備えてもよい。

シートは、例えば第1の表面が、折り畳まれた素材のシートの外面を備えるように、接着剤を塗布する前に最初に折り畳まれてもよい。

第1および第2の接着剤部分を備える実施形態では、第1の表面に沿った距離に延在する接着剤のストリップを第1および第2の接着剤部分が形成するように、接着剤部分が塗布されてもよく、例えば吹き付けられ、ローラで付けられ、印刷され、またはスタンプで付けられてもよい。例えば、接着剤のストリップは、第1の表面の縁部に、または縁部の隣に位置付けられてもよい。

方法は、さらに、第1の表面において第2の折り目で折り畳むステップを備えてもよい。

方法は、少なくとも1つの接着剤部分を乾燥させるステップを備えてもよい。乾燥させるステップは、シートをある期間周囲空気に静置しておくこと、および/または、熱源からの熱を加えることによって達成される。例えば、熱源は、赤外線(IR)熱源を備えてもよい。

本発明の第3の態様によれば、シートに接着剤を塗布するための装置であって、シートの第1の表面に少なくとも1つの接着剤部分を提供するようにシートの第1の表面に水性接着剤を吹き付けるように動作可能な接着剤塗布手段を備える装置が提供される。水性接着剤は、使用に際してシートが物体に非永久的に接着されることを可能にする。

水性接着剤は、水性アクリル接着剤を備えてもよい。水性接着剤は、1つまたは複数の着色剤、染料、および/または顔料を備えてもよい。

接着剤塗布手段は、1つまたは複数のスプレーヘッドを備えてもよい。

接着剤塗布手段は、例えば所定のプログラムに応じて、またはオペレータからの要求により、水性接着剤を吹き付ける速度、ならびに/または水性接着剤の特性、例えば化学的性質、組成、および/もしくは色を変化させるように動作可能であってもよい。

本発明の第4の態様によれば、シートに接着剤を塗布するための装置であって、シートの第1の表面に少なくとも1つの接着剤部分を提供するようにシートの第1の表面に水性接着剤をローラで付けるように動作可能な接着剤塗布手段を備え、水性接着剤は、使用に際してシートが物体に非永久的に接着されることを可能にする、装置が提供される。

水性接着剤は、水性アクリル接着剤を備えてもよい。水性接着剤は、1つまたは複数の着色剤、染料、および/または顔料を備えてもよい。

接着剤塗布手段は、1つまたは複数のローラを備えてもよい。

いくつかの実施形態では、接着剤はローラに塗布される前に貯留部に保持されていてもよい。ローラを貯留部に浸すことによって、接着剤がローラに塗布されてもよく、または代替的な実施形態では、接着剤は貯留部からポンプで押し出され、ローラの表面に塗布されてもよい。

いくつかの実施形態では、装置は、ローラから過剰な接着剤を取り除くように動作可能な接着剤除去手段をさらに備えてもよい。過剰な接着剤は、接着剤が第1の表面にローラで付けられる前にローラから取り除かれる。接着剤除去手段は、例えば掻き取りブレード、または別のローラとすることができる。

本発明の第5の態様によれば、シートに接着剤を塗布するための装置であって、シートの第1の表面に少なくとも1つの接着剤部分を提供するようにシートの第1の表面に水性接着剤を印刷するように動作可能な接着剤塗布手段を備え、水性接着剤は、使用に際してシートが物体に非永久的に接着することを可能にする、装置が提供される。

水性接着剤は、水性アクリル接着剤を備えてもよい。水性接着剤は、1つまたは複数の着色剤、染料、および/または顔料を備えてもよい。

本発明の第6の態様によれば、シートに接着剤を塗布するための装置であって、シートの第1の表面に少なくとも1つの接着剤部分を提供するようにシートの第1の表面に水性接着剤をスタンプで付けるように動作可能な接着剤塗布手段を備え、水性接着剤は、使用に際してシートが物体に非永久的に接着することを可能にする、装置が提供される。

水性接着剤は、水性アクリル接着剤を備えてもよい。水性接着剤は、1つまたは複数の着色剤、染料、および/または顔料を備えてもよい。

本発明の第4、第5、または第6の態様による装置のいくつかの実施形態では、接着剤塗布手段は、例えば所定のプログラムに応じて、またはオペレータからの要求により、水性接着剤を塗布する速度、ならびに/または水性接着剤の特性、例えば化学的性質、組成、および/もしくは色を変化させるように動作可能であってもよい。

本発明の第3、第4、第5、または第6の態様による装置は、水性接着剤を接着剤塗布手段に送達するための送達手段を備えてもよい。

装置は、水性接着剤のための貯蔵容器を備えてもよい。送達手段、またはある送達手段は、水性接着剤を貯蔵容器から接着剤塗布手段に送達するように動作可能であってもよい。

装置は、シートの第1の表面を接着剤塗布手段に向けて提示するようにシートを置くように構成されたシート送達手段を備えてもよい。シート送達手段は、使用に際して、接着剤塗布手段に対してシートを移動させるように構成されてもよい。あるいは、またはさらに、接着剤塗布手段が、シートに対して移動可能であってもよい。シートの第1の表面は、任意の適切な向きで接着剤塗布手段に提示されてもよい。

実施形態では、装置は、シートを折り目に沿って折り畳むための1つまたは複数の折り畳み手段を備えてもよい。例えば、装置は、接着剤が塗布された後にシートを1つまたは複数の折り目に沿って折り畳むように構成された1つまたは複数の折り畳み手段を備えてもよい。あるいは、またはさらに、装置は、接着剤部分が塗布される前にシートを折り畳むように構成された初期折り畳み手段を備えてもよい。

装置の一実施形態では、第1の折り畳み手段は、少なくとも1つの接着剤部分が第1の表面の接着剤のない部分に係合するように、素材のシートを第1の折り目に沿って折り畳むように動作可能であってもよい。

装置の代替的な実施形態では、接着剤塗布手段は、少なくとも第1および第2の接着剤部分を第1の表面に吹き付ける、ローラで付ける、印刷する、またはスタンプで付けるように動作可能であってもよく、第1の折り畳み手段、またはある第1の折り畳み手段は、第1と第2の接着剤部分が互いに係合するように、素材のシートを第1の折り目に沿って折り畳むように動作可能であってもよい。接着剤塗布手段は、第1の表面に沿った距離に延在する接着剤のストリップを形成するように、第1と第2の部分を一緒に塗布するように動作可能であってもよい。接着剤のストリップは、シートの縁部に、またはシートの縁部に隣接して位置付けられてもよい。

装置は、第1の表面の接着剤部分を乾燥させるように配置された乾燥手段をさらに備えてもよい。乾燥手段は、接着剤塗布手段と一列に位置付けられていてもよい。実施形態では、乾燥手段は、接着剤塗布手段の下流で、1つまたは複数の折り畳み手段の上流に位置付けられてもよい。

乾燥手段は任意の適切な熱源、例えばIRランプなどの赤外線(IR)熱源を備えてもよい。熱源は、乾燥速度を変化させるように制御可能であってもよい。いくつかの実施形態では、製造速度を最速化するために接着剤部分の高速乾燥が望まれることがある。

装置は、素材のシートを切断するための切断手段をさらに備えてもよい。例えば、接着剤は、大きな素材のシートに装置によって塗布され、その後、その大きな素材のシートが、保護物品に適した寸法に切断されてもよい。あるいは、素材のシートは、接着剤が塗布される前に適切な寸法のシートに切断されてもよい。

使用に際して、大きな素材のシートは、装置に連続的に供給されてもよい。接着剤塗布手段は、必要とされる接着剤部分の配置に応じて連続的に、または不連続的に動作可能であってもよい。

装置は、シートに表面質感または装飾を与えるためのエンボス手段、印刷手段、および/またはスタンプ手段を備えてもよい。

接着剤を塗布するための装置は、保護物品を製造するための装置の一部分であってもよい。接着剤を塗布するための装置は、保護物品を製造するための既存の装置を改造されてもよい。

装置は、ナプキン、歯科用ナプキン、エプロン、テーブルクロス、または家具カバーなどの保護衣類を生産するように構成されてもよい。装置は、新しい機械を備えてもよく、または、ナプキン、歯科用ナプキン、エプロン、テーブルクロス、または家具カバーなどの保護衣類を生産するための既存の機械を改造されてもよい。

本発明の第7の態様は、本発明の第3の態様による装置を含む製造ラインを提供する。

本発明のさらなる態様は、 第1の表面を有するシートと、 第1の表面の第1の部分に配置された接着剤部分とを備える保護物品であって、 第1の表面の第1の部分が、第1の表面の第2の部分に面するようにシートが折り畳まれ、それにより、接着剤部分を第1の表面の第2の部分の接着剤がない部分に係合させ、接着剤は、接着剤部分が第1の表面の第2の部分から分離するのを可能にし、シートが物体に接着されることを可能にするタイプのものである、保護物品を提供する。

本発明のさらなる態様は、本発明による保護物品を製造するための命令を担持するコンピュータ可読媒体を提供する。実施形態では、命令は、3次元(3D)プリンタにおいて実行可能である。

本発明は、例として、添付図面を参照しながら、以下にさらに詳細に記載される。

本発明の第1の実施形態による保護物品の概略図。

本発明の別の例示的な実施形態による保護物品の概略図。

本発明の別の例示的な実施形態による保護物品の概略図。

本発明の別の例示的な実施形態による保護物品の概略図。

本発明の別の例示的な実施形態による保護物品の概略図。

本発明の別の例示的な実施形態による保護物品の概略図。

本発明の別の例示的な実施形態による保護物品の概略図。

図1は、本発明の例示的な実施形態による保護物品を概略的に示す。保護物品は素材のシート100を備える。保護物品は、ナプキン、歯科用ナプキン、エプロン、前掛け、テーブルクロス、または家具カバーなど、保護衣類として使用されることが意図される。素材のシート100は、可撓性であってもよく、および/または、カード、布、織布、プラスチック、または単相もしくは多層の紙を含む任意の適切な材料から作られる。

材料100のシートは、2つの接着剤部分102が配置された第1の表面101を有する。接着剤部分は、水性アクリル接着剤である水性接着剤を備える。

接着剤部分102は、第1の表面101に水性接着剤を吹き付ける、ローラで付ける、印刷する、またはスタンプで付けることによって、生成されていてもよい。水性接着剤は、素材のシート100の上方から、または下方から、吹き付けられ、ローラで付けられ、印刷され、またはスタンプで付けられていてもよい。水性接着剤は、第1の表面101に任意の適切な角度で吹き付けられていてもよい。

図2は、本発明による保護物品の別の実施形態を概略的に示す。保護物品は、単一の接着剤部分202を備えた素材のシート200を備え、単一の接着剤部分202は、素材のシート200の第1の表面201に塗布されている。接着剤部分202は、第1の表面201に吹き付けられ、ローラで付けられ、印刷され、またはスタンプで付けられてもよい。素材のシート200は、接着剤部分202が、第1の表面201の別の部分と係合するように、第1の折り目203に沿って(曲線状の矢印204によって示されるように)折り畳まれる。接着剤部分202は、素材のシート200を広げることによって第1の表面201から係合解除される。

図2に示される実施形態は、接着剤部分を覆う他の方法よりも有利である。折り畳まれた素材のシート200の厚さを増加させることになるカバーを、接着剤部分202に取り付ける必要がない。さらに、接着剤部分202は、第1の表面201のいずれの部分に係合してもよいので、素材のシート200を折り畳む際にそれほど精度を必要とせず、第1の折り目203の位置または長さに課せられる制限がない。さらに、素材のシート200が、例えばナプキンとして使用されているときに、接着剤部分202が必要ない場合には、第1の表面201の小さい一片を、接着剤部分202と係合するように折り畳むことができ、それにより、接着剤部分が覆われるが、素材のシート200の大部分は、なお意図する使用法のため、例えば、ナプキンの場合には食べ物が衣服に落ちることを防ぐために利用可能である。

図3は、本発明による保護物品の代替的な実施形態を概略的に示す。保護物品は素材のシート300を備える。この実施形態では、接着剤の第1の部分302a、および接着剤の第2部の分302bは、素材のシート300の第1の表面301に塗布される。接着剤部分302aおよび302bは、第1の表面301に吹き付けられ、ローラで付けられ、印刷され、またはスタンプで付けられる。素材のシート300は、第1の接着剤部分302aと第2の接着剤部分302bが互いに係合するように、第1の折り目303に沿って(曲線状の矢印304によって示されるように)折り畳まれる。接着剤部分302aおよび302bは、素材のシート300を広げることによって係合解除される。

いくつかの実施形態では、互いに係合される2つの接着剤部分302aおよび302bの接着強度は、(例えば図2に示される)第1の表面の接着剤のない部分に係合される1つの接着剤部分の接着強度よりも大きくてもよい。いくつかの場面では、このことは、所望されるときまで素材のシート300が広がらないようにするために好ましいものである。保護物品が、年配者によって使用されるナプキンである場合などの他の場面では、図2に示される実施形態が、ナプキンを開くためにそれほど力を必要としないので好ましい。いずれの場合にも、使用に際して保護物品が広げられ得る容易さは、接着剤部分の特性、例えば、接着剤の化学的性質、量、および/もしくは濃度、ならびに/または接着剤部分のサイズおよび/もしくは配置、を変えることによって変更可能、および/または制御可能であることが理解される。

図4は、本発明による保護物品の別の実施形態を概略的に示す。保護物品は素材のシート400を備え、接着剤のストリップ404が素材のシート400の第1の表面401にわたって第1の表面の縁部に平行に、比較的その縁部の近くに延在している。接着剤のストリップ404は、第1の表面401の縁部に、または縁部の隣に位置付けられてもよい。素材のシート400は、接着剤ストリップ404の1つの部分が、接着剤ストリップ404の別の部分と係合するように、接着剤ストリップ404に垂直な第1の折り目403に沿って(曲線状の矢印405によって示されるように)折り畳まれる。例えば、図4に示されるように、第1の折り目403は、素材のシート400が折り畳まれたときに、接着剤のストリップ404の半分が、接着剤のストリップ404の他方の半分を覆うように、接着剤のストリップ404を2等分してもよい。

いくつかの場面では、保護物品の使用者は、素材のシートを物体に接着させるための接着ストリップを、一時的に使用したくないことがある。接着剤のストリップを第1の表面の縁部の近くに位置付けることによって、接着剤ストリップは第1の表面によって覆われるが、第1の表面の大部分は物体を覆うために利用可能な状態のままであるように、シートを折り畳むことができる。

図5は、本発明による保護物品の別の例示的な実施形態を示す。保護物品は素材のシート500を備え、接着剤ストリップ504が、素材のシート500の第1の表面501の縁部に実質的に平行に、その縁部の近くに塗布されている。接着ストリップ504は、第1の表面501に吹き付けられる、ローラで付けられる、印刷される、またはスタンプで付けられる。第1の表面501の一部分505は、接着剤ストリップ504と、第1の表面501の縁部との間に位置付けられる。部分505は、部分505が第1の表面501の残りの部分を覆うことなく接着剤ストリップ504を覆うように、折り目506に沿って(曲線状の矢印507によって示されるように)折り畳まれてもよい。

保護物品の製造中に、接着剤部分を少なくとも部分的に覆うように第1の折り目が作られた後で、少なくとも1つのさらなる折り目、例えば第2の折り目が作られてもよい。

図6は、本発明による保護物品の別の例示的な実施形態を概略的に示す。保護物品は素材のシート600を備え、素材のシート600の第1の表面601に接着剤ストリップ604が吹き付けられている。接着剤ストリップ604は、第1の表面601に吹き付けられる、ローラで付けられる、印刷される、またはスタンプで付けられる。第2の表面607は、第1の表面601とは反対側の素材のシート600の面を備える。

素材のシート600は、図4に示される実施形態に関して記述されたように第1の折り目603に沿って折り畳まれる。この折り畳みの間に、第2の表面607がここで素材のシート600の外面になるように、第1の表面601が覆われる。

素材のシート600は、第2の表面607の1つの部分が、第2の表面607の別の部分に接触するように、第2の折り目608に沿って(曲線状の矢印609によって示されるように)実質的に折り畳まれる。示される例では、第2の折り目608は、第1の折り目603に垂直である。1つまたは複数のさらなる折り目、例えば第2の折り目は、梱包および輸送のために素材のシートの面積寸法を減らすために望ましいものであり得る。

第2の折り目は、保護物品の任意の他の実施形態、特に図2および図3に示される実施形態において作られてもよいことが理解されるべきである。

あるいは、第1の表面601に接着剤部分604を塗布する前に、第2の表面607がそれ自体と接触するように、折り目が作られてもよい。

このような実施形態では、接着剤部分が塗布される第1の表面は、折り畳まれた素材のシートの外面を備える。任意選択で、接着剤部分が塗布された後に、1つまたは複数のさらなる折り目が作られてもよい。

図7は、本発明による保護物品の別の実施形態を概略的に示す。保護物品は、2つの接着剤部分702a、702bが配置された第1の表面701を有する素材のシート700を備える。各接着剤部分702a、702bは、取り外し可能カバー708a、708bによって覆われている。各取り外し可能カバー708a、708bは、使用者によって把持されるように構成されたタブ部分709a、709bを有する。タブ部分709aを引くことによって、カバー708aが取り外され得、素材のシート700を物体に接着させるために使用され得る接着剤部分702aを露出させる。同様に、タブ部分709bを引くことによって、カバー708bが取り外され得、素材のシート700を物体に接着させるために使用され得る接着剤部分702bを露出させる。取り外し可能カバー708a、708bは、プラスチックまたは金属ホイルなどの任意の適切な材料から作られてもよい。

取り外し可能カバーは保護物品のかさを高くし得るが、いくつかの状況では取り外し可能カバーが望ましいことがある。例えば、取り外し可能カバーは、複数の接着剤部分のうちの1つまたはいくつかだけを露出させるように使用者が使用に際して選択することを可能にすることができる。

先行技術では、接着剤を塗布する際の遅延によって、物品の製造され得る速度が制限される傾向があった。例えば、いくつかの(非水)溶剤系接着剤は、長い乾燥時間を必要とし、それにより製造を遅らせることがある。さらに、またはあるいは、そのような(非水)溶剤系接着剤を乾燥させるときに、潜在的に有害な物質が放出されることから、複雑なおよび/または高価なガス排気装置を使用することが必要になり得る。

驚くべきことに、これらの課題の少なくともいくつかは、水性アクリル接着剤を使用することによって回避され得る、または少なくとも軽減され得る。典型的には、そのような接着剤は、吹き付ける、ローラで付ける、印刷する、またはスタンプで付けるために加熱されることを必要とせず、エネルギーコストを低減する。さらに、接着剤は、例えば周囲空気内で、または必要な場合には、エネルギー効率のよい赤外線(IR)ランプなどの熱源を使用することによって、急速に乾燥し得る。ガス排気装置は不要である。

水性接着剤を使用することによって、接着剤付きの保護物品は、接着剤の付いていない保護物品の製造速度に匹敵する速度で製造可能である。したがって、本発明による保護物品の製造は、商業的に実行可能である。

水性接着剤、例えば水性アクリル接着剤は、さらなる有益な特性を有する。水性接着剤は、(非水)溶剤系アクリルとは異なり不燃性であり、保護雰囲気、または制御雰囲気内で塗布する必要がない。水性接着剤は、ホットメルト接着剤とは異なり、着色可能である。接着剤に着色することは、保護物品が覆うことになる物体に保護物品を位置付けることを容易にすることを目的として、使用者にとって接着剤部分をより見やすくするために望まれる。あるいは、第1の表面上の色またはパターンに合わせるために着色が用いられてもよい。水性接着剤は、1つまたは複数の着色剤、顔料、および/または染料を加えることによって着色される。

水性接着剤、例えば、水性アクリル接着剤の、ホットメルト接着剤に勝るさらなる利点は、水性接着剤が、乾燥工程中にその体積のうちの比較的大きな量を失うことである。したがって、水性接着剤から形成される接着剤部分は、ホットメルト接着剤から形成される接着剤部分よりも薄く、および/または軽くなる。素材のシートが折り畳まれて、例えばナプキンが慣習的に梱包されているような通常の2回折り畳まれた正方形を形成するとき、接着剤部分によって生じる追加的な厚さを最小限にすることが望ましいことから、このことは有益である。追加的な厚さがあると、ともに梱包および輸送され得る素材のシートの数が少なくなる。したがって、接着剤部分の厚さを減らすことは、保護物品の輸送コストを低減する。水性アクリル接着剤を塗布することが、それによりもたらされる素材のシートの厚さに与える影響はごくわずかであり、したがって、保管および/輸送コストを著しく増大させることはないことがわかっている。

水性接着剤を第1の表面に吹き付ける、ローラで付ける、印刷する、またはスタンプで付けることによって、第1の表面上に接着剤の膜が形成される。乾燥後、接着剤の膜の第1の側は、第1の表面に永久的に接着している。第2の、接着剤の膜の反対側の側は、物体、第1の表面の別の部分、または別の接着剤部分に、取り外し可能に接着することができる。接着剤の膜の第2の側は、物体、第1の表面の他の部分、または他の接着剤部分からその接着剤部分を分離するように手動力を加えることによって、物体、第1の表面の他の部分、または他の接着剤部分から係合解除される。

素材のシートが物体から取り外されるとき、素材のシートは残留物を残すべきではない。典型的には、水性接着剤は残留物を残さず、したがって、水性アクリル接着剤部分が配置されたシートを備える保護物品は、他の形態の接着剤よりも使用者にとってさらに望ましいものであることを、出願人は見いだした。

適切な市販の水性アクリル接着剤は、Bostik社からの一連のAquagrip(登録商標)から入手可能である。

接着剤部分が乾燥した後、例えば接着剤部分に埃が付着するのを防止するために、接着剤部分を覆うことが望ましい場合がある。

本発明の実施形態では、水性の接着剤は、乾燥したときに、物体に、第1の表面の接着剤の付いてない部分に、および/または別の接着剤部分に取り外し可能に接着されるタイプのものである。

典型的には、水性接着剤を塗布することによって、素材のシートが生産される速度が遅くならないこと、および/または保護物品の製造に著しいコストが追加されないことが重要である。便利なことには、水性接着剤を使用することによって、シートの表面に水性接着剤を塗布するために、吹き付け、ローラで付けること、印刷、またはスタンプで付けることを用いることが容易になる。吹き付け、ローラで付けること、印刷、およびスタンプで付けることは、適切に迅速で安価な接着剤塗布方法の例である。

本発明による方法の例がここで記述される。紙はロールで提供される。紙のロールは、繰り出されて連続的に装置に供給され、ここで紙の表面がスプレーヘッドの方を向いて提示される。スプレーヘッドは、スプレーヘッドを通るように供給されている紙の表面に水性接着剤を吹き付けるように動作する。接着剤が紙の表面に吹き付けられた後、紙は、接着剤を乾燥させるように配置された赤外線ランプを通るように供給される。次いで紙は、1つまたは複数の折り畳み手段、および切断手段を通って供給されて、所望の物品、例えば接着剤付きの紙ナプキンが生産される。

代替的な例では、表面に接着剤を塗布するためにローラで付けることが用いられてもよい。ローラで付けることは、表面にわたるストリップとしての接着剤を塗布するのに特に有利である。この例では、紙の表面は、ローラの方を向いて提示される。ローラを接着剤の貯留部に浸す、または接着剤を貯留部からローラにポンプで押し出すことによって、接着剤がローラに塗布される。過剰な接着剤は、掻き取りブレードによってローラから取り除かれ、正確な接着剤の層をローラ上に残す。次いでローラは、紙の表面全体にわたって転がされて、例えば約3cm幅のストリップで紙に接着剤が塗布される。

本発明による装置の例が、ここで記述される。装置は、接着剤付き紙ナプキンなどの複数の保護物品を連続的に製造するように構成される。装置は、ロールから紙を繰り出し、紙の表面がスプレーヘッドの方を向いて提示されるようにその紙がスプレーヘッドを通るように供給するための手段を備える。スプレーヘッドは、スプレーヘッドを通るように供給される紙の表面に、水性アクリル接着剤を吹き付けるように動作可能である。赤外線ランプを備える直列の乾燥手段が、スプレーヘッドの下流に設けられる。使用中、紙は、接着剤を乾燥させるために配置された赤外線ランプを通るように供給される。さらに下流に、装置は、紙を切断して所望の物品、例えば接着剤付き紙ナプキンを生産する1つまたは複数の折り畳み手段、および切断手段を備える。

他の実施形態では、接着剤は、紙の表面に接着剤をローラで付ける、印刷する、スタンプで付けることにより、塗布されてもよい。例えば、上記の例示的な装置のスプレーヘッドは、接着剤をローラで付けるためのローラ、または、紙の表面に接着剤を印刷する、もしくはスタンプで付けるための手段に置換されてもよい。

保護物品の製造速度の低下を防止するために、接着剤部分を迅速に乾燥させることが重要である。装置の乾燥手段は、接着剤部分を急速に乾燥させるように動作可能である。乾燥手段は、IR源またはランプとすることができる。IRランプは、エネルギー効率が非常によく、したがって、乾燥ステップによって製造工程の電気コストが実質的に増大することはない。任意の適切な熱源が、乾燥手段として使用されてもよい。

実施形態では、装置は、乾燥手段を備えていなくてもよく、その場合には、接着剤部分は、接着剤部分が乾燥するのに適切な長さの時間だけ周囲条件に露出されてもよい。

しかし、紙ナプキンの製造においてなど、大量の連続した製造工程では、製造速度が確実に維持され得るように、直列の乾燥手段を提供することが好ましい場合がある。

接着剤の付いていない紙ナプキンは、1分当たり350メートル以上の速度で製造される。本発明は、接着剤付きの紙ナプキンの製造において、それに匹敵する生産速度の実現を可能にすることができる。

いくつかの実施形態では、装置は、シートを所望の寸法に切断するための切断手段を備えてもよい。典型的には、シートに接着剤部分が塗布され所望の折り目がすべて作られた後に、シートが切断される。このことは、接着剤が連続的に塗布されることを可能にする。例えば、図4に示された保護物品を生産するとき、接着剤の連続したストリップが、長い素材のシート400に塗布されてもよく、そのシートがその後、より小さく切断される。このことは、接着剤塗布手段に必要とされる制御および精度の量を低減するという利点を有する。

あるいは、材料の大きな供給源が、最初に所望の寸法の素材のシートに切断されてもよく、その後、接着剤部分がそれぞれの素材のシートに塗布されてもよい。

任意選択で、従来の接着剤の付いていない保護物品を生産するために装置を使用することができるように、接着剤塗布手段はオフにされてもよい。

便利なことには、装置は、接着剤部分のない保護物品を製造するための既存の装置に組み込むことができる。このように旧式のデバイスを改造することは、本発明による保護物品を生産するための新しい装置を購入するよりも、さらにコスト効果がよくなり得る。上記のように、改造されたデバイス内で水性アクリル接着剤を使用すると、新しい装置を加える前と同じ速度、または少なくともそれに匹敵する速度で、デバイスが運転することが可能になる。

有利なことには、水性アクリル接着剤を使用することによって、接着剤の加熱を必要とせずに、素材のシートに直接接着剤が吹き付けられる、ローラで付けられる、印刷される、またはスタンプで付けられることが可能になる。このことは、接着剤を塗布するコストを劇的に低減することができる。典型的には、水性アクリル接着剤は迅速に乾燥し、それにより生産速度を遅くすることなく、保護物品の製造に使用される。

本発明のいくつかの実施形態では、接着剤の2つの部分は、シートが折り畳まれたときにそれらが互いに係合するようにシート上に配置される。その結果、例えば本発明によるナプキンは、その後広げられ、人または人の衣服などの物体に接着される。

また、本発明を実現するのに、費用がかかる両面粘着テープを使用する必要がないので、裏当てストリップを廃棄する必要がなくなる。このことは、従来技術に見られる両面テープを使用する高いコストから、製造コストを著しく低下させるという利点をもたらすことができる。

さらに、裏当てストリップの必要がないことから、ナプキンに接着剤を塗布するのにそれほど器用さを必要としない。したがって、本発明は、既に知られている機械ほど複雑ではない機械を使用して、より迅速に実施することができ、それにより本発明による保護物品が製造され得るコストをさらに低減し、そのスピードを増すという利点を提供する。

ナプキンの生産における最も重大なコスト要因のうちの1つは、輸送である。その原因は、この製品を運搬する車両がその容積内ではるかに重い用品を運搬することが可能であることから、この製品の非常に軽量であるという性質により、輸送が非効率的になることである。したがって、ナプキンの輸送では、梱包された製品が可能な限り締め固められ圧縮された形態で輸送されることが重要である。両面テープ(または任意の他の補強テープ)を使用することによって、梱包内のナプキンのかさが高くなり、このことは単位容積当たりで輸送され得るナプキンの数が少なくなることを意味する。本発明のナプキンの体積および重量は、接着剤のない普通のナプキンの体積および重量とほとんど区別できないものであり、したがって接着剤の付いていない先行技術のナプキンと全く同様に処理される。実際、接着剤が塗布され、その後接着剤が覆われるように折り畳まれると、ナプキンは、接着剤の付いていないナプキンと全く同じやり方で取り扱われる。

より重い布は、それを着けている人の膝から吹き飛ばされる可能性が低いので、ずれ落ちる可能性を低減するために、重い織布の(使い捨てではない)ナプキンがよく使用されることもある。本発明は、重い布のナプキンにも同等に適用可能であり、滑り落ちる可能性をさらに低減するが、本発明は、そのような重い材料を使用する必要性が低いことを意味しており、それにより洗濯のコストが低減され、および/または使い捨てナプキンがより環境的に持続可能な代替品になる。さらに、例えば本発明をテーブルクロス、コースタ、およびランチョンマットに適用するとき、同じまたは同様の利点が実現される。

さらに、本発明は、可動性が制限されている人々のために、または可動性が制限されている場所で、特に使用されるものであってもよい。例えば、年配者、特定の動きに制限がある障害を有する人々、および子供は、容易にナプキンをなくすことがあり、それを回収することができない。同様に、航空機内などの窮屈な状態では、落ちたナプキンに手を伸ばして取るのが容易ではないことがある。弱視の人々、および弱視ではないが照明が暗い状態にある人々は、ナプキンが定位置にないことに気付きにくい。本発明は、ナプキンが確実に定位置にあるようにするので、この課題は回避される。

本発明が、接着剤付きナプキンまたは他の保護物品の普及および商業的な受け入れにおいて大きな変革を可能にし得ることが想像される。特に、本発明は、接着剤付きナプキンまたは他の保護物品のコスト効果的な製造に対する障害のうちの1つまたは複数を回避することができる。

本発明による保護物品は、多くの応用分野および環境で使用される。例えば、本発明による保護物品は、ナプキン、歯科用ナプキン、または医療用途のナプキンである場合には、人の衣服を保護するために使用される。あるいは、家具、またはその一部などの物体、例えばテーブル、サイドボード、作業台などが、本発明による保護物品を使用して保護される。

本発明によるナプキンおよび他のテーブルウエア、例えばコースタ、テーブルクロス、ランチョンマットは、ケータリングおよびサービス業、例えば、イベント用、ホテルおよびレストラン、病院、および航空機、バス、列車、もしくはクルーズ船などのボート内で特に有用である。

本発明は、特定の例示的な実施形態を参照して開示されたが、本発明の範囲から逸脱することなく多くの修正形態が、当業者にとっては明らかである。

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