Chair with arm and backrest

申请号 JP27401291 申请日 1991-10-22 公开(公告)号 JPH0937882A 公开(公告)日 1997-02-10
申请人 Firma Urgen Weis; フィルマ ユルゲン ヴァイス; 发明人 ARUNO FUOTSUTERAA;
摘要 PURPOSE: To provide chair furniture easily and quickly removable from a using place and capable of saving an occupying space. CONSTITUTION: This chair is provided with a seat surface 5, two front legs provided on the side faces of the seat surface 5 and two back legs 3 similarly provided on the side faces of the seat surface in the form of being extended above the seat surface. An arm and backrest is formed by a semicircular bent part 1 and the bent part 1 is connected to the upper part of the back legs 3 through joining pieces 2 so as to preferably position the ends 4 of the semicircular bent part 1 above the centroid of the chair. Also, the bent part 1 is provided with inclination to the horizontal direction of the seat surface 5. As a result, the space between the seat surface 5 and the ends 4 of the bent part 1 is smaller than the space between the center of the bent part 1 used as the backrest and the seat surface 5.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】1つの座面、該座面の側面に設けられた2
    つの前脚、そして、同様に座面の側面に設けられ、座面より上に延長された2つの後脚を有する腕・背もたれ付き椅子において、 上記腕・背もたれが、閉じられていない、好ましくは半円状の湾曲部(1)によって形成され、接合ピース(2)を介して後脚(3)の上部に、上記湾曲部の端(4)が好ましくは椅子の重心の上方に位置するように連結されており、また、上記湾曲部(1)には座面(5)の水平方向に対して勾配が与えられており、その結果、座面(5)と湾曲部の端(4)との間隔は、背もたれとして使われる湾曲部(1)中央と座面(5)との間隔よりも小さく構成されていることを特徴とする腕および背もたれ付き椅子。
  • 【請求項2】前記接合ピース(2)が台形に形成され、
    その長手延長方向において、背もたれに向いている側が、後脚に向いている側より幅広く加工されていることを特徴とする請求項1記載の椅子。
  • 【請求項3】椅子の全支持部品が木製の場合、前記台形の接合ピース(2)は、合板が加工されて構成され、湾曲部及び後脚の上部に嵌め込まれたスリットの中でにかわ付けにより接着されていることを特徴とする請求項1
    あるいは請求項2記載の椅子。
  • 【請求項4】基本的にリング状に形成され、これに嵌め込まれたプレートより成る、座面(5)に、連結ピース(6)を介して、該座面(5)の側面に椅子脚が間隔を置いて配設されることを特徴とする請求項1記載の椅子。
  • 【請求項5】前記連結ピース(6)は、連結ピースによりもたらされる、椅子脚と座面とを隔てる間隔を設けるための厚さを与えるが、その厚さは椅子脚の最大の厚さを超えないことを特徴とする請求項1あるいは請求項4
    記載の椅子。
  • 【請求項6】好ましくは半円状に仕上げられた背もたれは、少なくとも座面に向いている側の端において当り面(7)を備え、その硬度が腕・背もたれの硬度よりも低いことを特徴とする請求項1記載の椅子。
  • 【請求項7】当り面(7)がプラスチック製であることを特徴とする請求項6記載の椅子。
  • 【請求項8】座面(5)の縁辺あるいは連結ピース(6)に、下からクッションが装着されることを特徴とする請求項1あるいは請求項4記載の椅子。
  • 【請求項9】腕・背もたれないしは椅子脚の断面が好ましくは楕円で形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の椅子。
  • 【請求項10】背もたれの最も高い点と座面(5)上縁との最大間隔寸法は、座面(5)下縁と椅子立上り面との間隔寸法よりも小さいことを特徴とする請求項1記載の椅子。
  • 【請求項11】腕・背もたれの垂直方向の厚い部分が、
    座面(5)縁辺厚さを含む座面厚さよりも小さいか、同じであることを特徴とする請求項1あるいは請求項10
    記載の椅子。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、1つの座面、該座面の側面に設けられた2つの前脚、そして、同様に座面の側面に設けられ、座面より上に延長された2つの後脚を有する腕および背もたれ付き椅子に関する。

    【0002】

    【従来の技術】本発明の対象は、特に、レストランや事務所、会議室やレジャー施設で使われる椅子(家具)である。 この方面の用途では、床の清掃時には、椅子はなるべく簡単に、早く、省スペース的に使用場所から撤去する必要がある。

    【0003】この種様式の椅子は公知のものがかなりある。 例えば、DE-G8322356.8 (ドイツ国実用新案登録出願番号83 22 356.8 号) はガーデンソファについて述べているが、この椅子は、他の多くの公知のタイプと同様、基本的にスチールパイプ製であり、積み上げ可能な構造を有する。

    【0004】積み上げ可能なシリーズ式の椅子は、別の先行技術のものとしてDE-PS3.805.206(ドイツ国特許番号3.805.206 号) に記載されているが、この椅子は、メカニカルな機構を備えていることに起因して製造コストが高い。 それは、多くのいわゆるキャンプ用椅子にもえることである。

    【0005】また、全ての積み上げ式の椅子は、メカニカルに変形させなければならないので、使用場所から運び出すとき、とりわけ、多数の椅子を撤去しなければならないとき、時間がかかり、人手が要求されるので、単に掃除のみしたいような場合、椅子の配置に関してコスト的に引き合わないという欠点を有する。

    【0006】他の単純な積み上げ椅子はどうかと云えば、合理的な製作が必要であること、また、積み上げ機能を得るため形状的な制約を受けること、しかも通常は、腕もたれは省かれてしまうので、大抵、座り心地は快適でない。 また、外観も余りよくない。

    【0007】本発明は、上記現況のもとにおこなわれたもので上述の問題のない椅子を提供することを目的とする。

    【0008】

    【課題を解決するための手段および作用】本発明の腕および背もたれ付き椅子は、「特許請求の範囲」の請求項1から請求項11に記載されるとおりの特徴を有する。 この発明を構成する椅子の基本的な特徴は、主クレーム(「請求項1」)に記載されるように、例えば、腕もたれを形成する湾曲部の端をテーブル板もしくはその他の食卓備品に素早く吊り下げることができ、従って、床の掃除のときなど必要な床空けが確実におこなわれることである。 腕・背もたれは一体で形成され、組立てられるが、この形態により、座り心地の良さばかりでなく、上記の機能を有する状態を維持しつつ、且つ美的に構成された椅子が提供される。 例えばビヤホールなどに効果的に適合する。

    【0009】本発明の基本的特徴は、椅子をテーブル板に吊り下げることを可能にし、且つ積み上げをも可能にするために、腕・背もたれの内縁の突起が、座面の外側の縁辺の外側に、略椅子脚の厚さに相当する間隔を保って配置されていることである。 このように形成された椅子において、請求項2以下に記載される特徴が本発明のより具体的な構成となる。

    【0010】本発明の椅子の使用者にとって最も快適な構造としては、請求項2及び3に記載される木製椅子である。 しかし、本発明はこの材料による構成だけに限定されるものではない。 台形接合ピースはプラスチックもしくは金属により構成させてもよいし、その場合、椅子全体をこれらと同じ材料で構成することもできる。

    【0011】また、積み上げ可能な形態を確保するために、椅子脚を座面縁辺から隔てるため、上記の連結ピースを完全に椅子脚ないしは座面縁辺と一体に製作することも、本発明の権利範囲に入る。

    【0012】

    【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面(図1)にもとづいて詳しく説明する。

    【0013】図面には本発明の基本的特徴を具備した椅子が示される。 ここに示された円形状座面5は、リングにプレートがはめ込まれることによって構成されるが、
    本発明はこの様態だけに限定されるものではない。 本発明の特徴を実現する寸法であれば、他の座面も同様に使用できる。 椅子の後脚3は上方に延長されており、その上部にスリットを有し、このスリットには台形状の接合ピース2の幅の狭い側が嵌め込まれる。 接合ピース2の幅の広い側は、腕・背もたれを形成している円形の湾曲部1側の、図面には明示されていないスリットの中に嵌め込まれ、この部分は「にかわ」付けによって接合される。 この湾曲部1には座面5に対し、図1に示すように少なくとも5°の勾配が与えられている。 その場合、テーブル板に引っかけて吊り下げたとき、椅子が安定して縦方向に吊り下がるように、湾曲部1の端4は、椅子の重心の上方に位置するように定められる。

    【0014】この状態において、例えばテーブル板に傷ができることを防ぐため、上記端4には例えばプラスチックの当て面7が装着される。

    【0015】本発明の椅子の最適の積み上げ状態を確保するため、背もたれの最も高い点と座面5上縁との間隔は、座面5下縁と椅子立ち上がり面(椅子の下端面)との間隔よりも小さくなければならない。 更に、腕・背もたれの垂直方向の厚さ拡大部分(厚くなっている部分)
    は、垂直方向の座面5厚さ、すなわち座面5縁辺厚さを含むはめ込みプレートの厚さよりも小さいか、最大でも同じでなければならない。

    【0016】積み上げられた状態において椅子を保護するために、座面5ないしは連結ピース6の縁辺には、下から、図面には明示されていない適切なクッションが装着される。

    【0017】本発明に従って製作された椅子においては、腕・背もたれも、脚部も、楕円の断面であれば、より好ましい。

    【0018】上述の説明および上記特許請求の範囲、及び図面に示される全ての特徴は、個別に存在しても、あるいはこれらを自由に相互に組み合せた構成でも、本発明の基本的な技術思想に属するものである。

    【0019】

    【発明の効果】本発明によれば、本発明にかかる椅子が上述のように構成され且つ作用するため、使用者にとって座り心地が良く、且つ床等の清掃に際し、簡単に使用場所から撤去でき又簡単に元の状態に戻すことができる。 また、美的面でも、美しくすることができる。

    【0020】しかも、構成的にメカニカルな機構を具備しないため、コスト的にも安価に提供することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の実施例にかかる椅子の構成を示す斜視図である。

    【符号の説明】

    1…湾曲部(腕・背もたれを形成する湾曲部) 2…接合ピース 3…後脚 4…湾曲部の端 5…座面

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