Method of manufacturing a waterproof foam mattress

申请号 JP2003526239 申请日 2002-09-12 公开(公告)号 JP4160504B2 公开(公告)日 2008-10-01
申请人 ペルフォシステム, ソシエダード リミターダ; 发明人 チョペレナ, ベニト, マヌエル マルチネス,;
摘要
权利要求
  • 発泡材本体からなりかつ排気孔と防水カバーを有した防水発泡マットレスの製造方法であって、製造されるマットレスの寸法を具えた発泡材本体(1)を用意し、その大きな面間に中空筒状ドリルにより複数の透孔(2)を形成し、側面にもより小径の側孔(3)を形成し、これらの側孔にロッド(4)を挿通して操作用の支持フレーム(5)に固定し、本体(1)に防水材料(7)を施与し、本体を傾斜状態にして防水材料(7)をゲル化するまで流下させ、爾後オーブンで乾燥することを特徴とする防水発泡マットレスの製造方法。
  • 該防水材料(7)の施与に際して、圧力が3〜4Kg/cm 2 、好ましくは4Kg/cm 2を超えることなく、距離が15〜20cm、好ましくは20cmを超えることがないことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  • 施与後の該防水材料(7)の流下角度(a)が57〜60度、好ましくは57度であり、この状態を6〜7時間保持して該防水材料(7)をゲル化させることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  • オーブン中での最終乾燥が乾燥熱空気の連続流環境下で80〜120℃、好ましくは80℃で行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  • 該防水材料(7)でカバーされた該本体(1)の最終乾燥後、該支持フレーム(5)が外されて、側孔(3)内に弁(9)が接着配置されて、抜取り可能なプラグ(10)により閉塞されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  • 说明书全文

    この発明は外側を防材料でカバーされた発泡材本体からなるマットレスの製造方法に関するものである。

    発泡ゴム本体からなるマットレスはすでに公知であり、単片体またはサンドイッチ状に結合された層体である。 発泡材としてはポリウレタン、ラテックスまたはこれらの組合せまたは他の材料がある。

    マットレスの発泡ゴム本体に透通開口を形成することも公知であり、これにより使用者を支えている表面の排気を容易とする。 一例としてスペイン実用新案第8902662号、第9901047号および第200001179号などがある。

    スペイン実用新案第8902662号

    スペイン実用新案第9901047号

    スペイン実用新案第200001179号

    マットレスの発泡ゴム本体の外面を防水材料でカバーすることも上記の実用新案などから公知である。 これにより内部への使用者の汗や清掃時の湿気の侵入を回避している。

    この発明の目的に依れば、このような種類のマットレスの製造のために簡単で容易に実施できる方法であって、より高度の積極性を具えたものである。

    この方法においては、まず製造されるマットレスの寸法を具えた発泡本体を用意し、該本体の大きな面間に中空筒状ドリルにより複数の透孔を穿設し、さらに本体の側面間にはより小径の孔を形成し、これらにロッドを挿通して発泡本体を支持フレームに固定し、この状態でラテックス混合物を本体にスプレーし、発泡本体を傾斜状態にして過剰なラテックス混合物を流下せしめ、最後にこれをオーブン中で乾燥するものである。 乾燥後マットレス本体を支持フレームから取り外し、側面孔の一端に弁を取り付け、これをプラグで一時的に閉塞するものである。

    かくして得られたマットレスは使用に際して完全なる防水性を具えかつ発泡本体内に透孔があるが故によりふわふわした感じで快適である。 加えて使用者を支えている表面からの抜気が容易となる。 また側孔を使用中に開放状態にすると、使用者がマットレスの上に横たわると発泡本体内の空気が容易に抜気されて、快適さにも寄与する、またマットレスの清掃時には側孔をプラグで閉塞すると、水が発泡本体内に入り込むこともない。

    また製造プロセスは非常に簡単であり、プロセス中に直接接触する必要なしに表面に防水材料を施与することができる。

    この発明のプロセスは発泡材本体1を出発点とするもので、本体は製造されるべきマットレスのサイズを有しており、単なる片体であってもサンドイッチ状に結合された層体であってもよい。 材料はこの発明の目的のために発泡を受容するものならいかなるものでもよく、例えばラテックス、ポリウレタンなどまたはそれらの組合せでもよい。

    発泡材本体1の大きな面間には中空円筒状ドリルにより透孔2が形成されており、これらの透孔2の分布と個数と直径とは形成するマットレスにより異なってくる。

    発泡材本体1の一側面から他の側面には透孔と同様に形成されたより小径の側孔3が透通している。 側孔の個数も変わるが、例えば3〜4個である。 これら側孔の役目はロッド4を通すことにある。 これらのロッドは例えばステンレス製であり、図3に示すように発泡材本体1を支持フレーム5に固定するものである。

    発泡材本体1の操作は接触することなしにでき、プロジェクター6によりその上に防水材料7をスプレーする。 防水材料7に使用される材料としてはラテックス混合物であって、100%天然および/または合成ラテックス、加硫ペースト、シックナー、酸化防止剤、殺菌剤、チタン、ワックスおよび着色剤からなるものである。

    該混合物を施与するに際して、比率はラテックス87%、加硫ペースト6%、シックナー6%、チタン0.5%、殺菌剤0.25%および着色剤0.25%とする。

    防水材料7の施与には空気ポンプを使用し、圧は3〜4 Kg/cm 2 、好ましくは4 Kg/cm 2とするが、防水材料7の発泡材本体1への浸透を防止するにはこれを超えてはならない。 施与に際しては15〜20cm、好ましくは20cmの距離から行うが、防水材料7の発泡材本体1への浸透を防止するにはこれを超えてはならない。

    一旦防水材料7が施与されたら、図5に示すように支持フレーム5により発泡材本体1を傾斜状態にすると、防水材料7は流下して発泡材本体1の表面を完全に覆い、過剰分は滴下する。 流下のための傾斜は57〜60度であり、好ましい粘度500センチポイズに対しては57度である。 この角度だと防水材料7は滞ることなく発泡材本体1の表面に沿って流下し、下端で過剰分が滴下8するだけであり、滴下分は後刻手動で除去できる。 流下状態は6〜7時間維持され、この間防水材料7の予備乾燥が行われて防水材料7がゲル化する。

    流下と予備乾燥の後、オーブン中で連続乾燥熱空気流を使った環境下で80〜120℃、好ましくは約80℃で乾燥が行われる。 発泡材本体1上に施与された防水材料7が乾燥したら、ロッド4を外して側孔3を空にして発泡材本体1を支持フレーム5から降ろす。

    マットレスが完成したら側孔3のある端部に弁9を取り付け、プラグ10で閉塞する。 マットレスの使用時にはこのプラグ10は取り外し、使用者がマットレスに横になると発泡材本体1内部の空気が流出して快適になるようにする。 マットレスの清掃時には、プラグ10を取り付けて発泡材本体1の内部に水が入らないようにする。

    この発明の製造方法はマットレス、枕、クッションその他ふわふわした支持を提供する日用品に応用できるものである。

    この発明のマットレス製造開始前の発泡材料からなる発泡本体の斜視図である。

    透孔形成後の発泡本体の斜視図である。

    防水材料施与のために支持フレーム上に配置された発泡本体の斜視図である。

    発泡本体上への防水材料の施与状態を示す側面図である。

    発泡本体上に施与された防水材料の流下状態を示す側面図である。

    側孔に弁を取り付けた状態のマットレスを示す側面図である。

    符号の説明

    1:発泡材本体2:透孔3:側孔4:ロッド5:支持フレーム7:防水材料9:弁10:プラグ

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