Mattresses for pressure relief

申请号 JP2008508277 申请日 2006-04-13 公开(公告)号 JP2008541790A 公开(公告)日 2008-11-27
申请人 インバケア・ユーケー・オペレーションズ・リミテッド; 发明人 マーオニー,イアン,ロバート; ルイス,ジャン,アンソニー;
摘要 マットレス、とくにプロファイリング・ベッド用のマットレスにおいて、ベース部(11)、往復台部分(12)、上層部(13)、及び往復台部(12)と上層部(13)との間に配置された膨張可能な圧 力 軽減用下敷き(14)をマットレスに含める。 ベース部(11)及び往復台部分(12)の対向表面15及び16をそれぞれ摩擦係数の小さい材料で被覆し、両者を容易に相対的に滑り移動する。 その滑り移動を、ベース部(11)及び往復台部(12)の各々に設けた協働作用部位(17、18)の係合によって、それらの長手方向への移動のみに制限する。 この組合せは、マットレスの曲げ容易性を高め、折り曲げ変形させた時にマットレスの脚部側端が跳ね上がることを防止する。
【選択図】 図2
权利要求
  • ベース部とそのベース部に上敷きされた上層部とを有し且つその両部間にその両部が相互に長手方向に滑り移動可能となる小さな摩擦係数の境界面を設けたプロファイリング・ベッド用のマットレスにおいて、前記上層部を往復台部に載せ、前記境界面を往復台部とベース部との間に設けてなるプロファイリング・ベッド用のマットレス。
  • 請求項1のマットレスにおいて、前記上層部と往復台部との間に敷かれた膨張可能な圧力軽減用下敷きを含めてなるプロファイリング・ベッド用のマットレス。
  • 請求項2のマットレスにおいて、前記上層部を発泡体製の圧力軽減用上敷き又は中敷きとしてなるプロファイリング・ベッド用のマットレス。
  • 請求項1のマットレスにおいて、前記上層部を膨張可能な圧力軽減用マットレス又は上敷きとしてなるプロファイリング・ベッド用のマットレス。
  • 請求項1から4の何れかのマットレスにおいて、全体を包み込む弾性カバーを含めてなるプロファイリング・ベッド用のマットレス。
  • 说明书全文

    本発明はマットレスに関し、とくに圧軽減用マットレスに関する。

    本願と同時係属中の特許文献1に記載されているように、従来のマットレスは、プロファイリング・ベッド(例えば頭部・胸部・胴部・脚部等が相互に関節接合された折り曲げ変形可能なベッド)で使用した場合に、折り曲げ変形したベッドの断面形状(プロファイル)に素直に適合せず、少なくともマットレスの脚部側端が跳ね上がる傾向を生じて使用者の踵又はふくらはぎに不所望の圧力を及ぼすという問題点がある。 また、マットレスの患者に対する相対運動が剪断摩擦を生じるという問題点もある(特許文献1のFig.1参照)。

    英国特許出願公開第2405582号明細書

    国際公開第2006/106313号パンフレット

    これらの問題点に対して特許文献1の採用した解決策は、一般的に圧力軽減部であるマットレスの上層部とベッドに係合したマットレスのベース部との間に摩擦の小さい境界面を設けることにより、ベース部に対して長手方向に上層部を滑り移動可能としたことにある。

    この設計は、特許文献1に記載された形式のマットレスに対しては卓越した成功を収めている。 しかし他の形式、例えば従来の膨張可能な圧力軽減用上敷き(オーバーレイ)又はマットレスを使用することが望ましい場合、或いは例えば本願と同時係属中の特許文献2に記載されているような発泡体製の圧力軽減用中敷き(インサート)又は上敷きと膨張可能な圧力軽減用下敷き(アンダーレイ)との組み合わせを使用することが望ましい場合に、その何れの場合に対しても適用できないことが確認されている。 特許文献2は2005年4月5日出願の英国特許出願第0506876.2号に基づく優先権主張を伴うものであり、それら(特許文献2とその優先権の基礎出願)の内容を引用により本明細書に含める。

    一側面において本発明は、ベース部とそのベース部に上敷きされた上層部とを有し且つその両部間にその両部が相互に長手方向に滑り移動可能となる小さな摩擦係数の境界面を設けたプロファイリング・ベッド用のマットレスにおいて、上層部を往復台(キャリッジ)部に載せ、境界面を往復台部とベース部との間に設けたプロファイリング・ベッド用のマットレスを提供するものある。

    本発明の一実施例のマットレスでは更に、上層部と往復台部との間に敷かれた膨張可能な圧力軽減用下敷きを含める。 その場合は、上層部を発泡体製の圧力軽減用上敷き又は中敷きとすることができる。 またはそれに代えて、上層部を膨張可能な圧力軽減用マットレス又は上敷きとしてもよい。 好ましくは、往復台部を剛性が比較的大きい発泡体性製とする。

    往復台部は、例えば受け皿形状とすることができる。 また、それに加えて又はそれに代えて、往復台部にベース部上の構造部位と協働する構造部位を設け、その協働作用によって往復台部とベース部との間の滑り運動を長手方向のみに制限してもよい。

    境界面は、例えば適当な処理により往復台部又はベース部の一方又は両方の対向面の表面に張り付けたポリエチレン材料製シートとすることができる。 或いは、その対向面の表面に同様な材料を噴霧又は他の方法により堆積したものとしてもよい。 それらに代えて境界面を、例えば部分的に膨らませた空気袋又は袋群等の介在物により形成してもよい。

    以上のとおり本発明を定義したが、本発明は以上又は以下の説明に明示した諸特徴の任意の発明的組み合わせを包含することを理解すべきである。

    本発明は様々な態様で実施することができるが、特定の実施例につき添付図面を参照して説明する。

    図1及び2において符号10により包括に示すマットレスは、ベース部11、往復台(キャリッジ)部12、上層部13、及び往復台部12と上層部13との間に配置された膨張可能な圧力軽減用下敷き14を含む。

    ベース部11と往復台部12とは比較的高密度な発泡体製のものであるが、上層部13はより柔らかな発泡体を用いて従来慣用の圧力軽減特性を発揮させるように成形されたものである。 ベース部11及び往復台部12の対向表面15及び16はそれぞれ摩擦係数の小さい材料で被覆され、両者は容易に相対的に滑り移動することができる。 その滑り移動は、ベース部11及び往復台部12の各々に設けた協働作用部位17及び18の係合によって、それらの長手方向への移動のみに制限されている。

    摩擦の小さい対向表面15、16と協働作用部位17、18との組み合わせは、特許文献1に説明されたようにベッド19をプロファイリングする(すなわち、例えば頭部、胸部、胴部、脚部等の相互関節の折り曲げを調整する)際に、プロファイリング・、ベッド19の輪郭に沿ってベース部11を追従させつつ、そのベース部11に対して長手方向へ相対的に往復台部12を滑り移動可能とする。 特許文献1の内容を引用により本明細書に含める。 ただし、本発明と特許文献1との間の大きな相違は、往復台部12の使用により、そのようなプロファイリング・ベッド用のマットレスとして広範囲に亘る各種形状のマットレスが導入可能となる点にある。

    従って、図示例のように圧力軽減用下敷き14(図2参照)を用いることにより、常時は使用者に対して受動的なマットレスであるが、その空気流入管20(図2参照)へ単に適当なポンプを接続するだけで能動的な圧力軽減用マットレスに変換し得るマットレスとすることができる。 従来の膨張可能な圧力軽減用マットレスを用いた場合に比して、この選択は一般的に非常に安価である。

    しかし、膨張可能な圧力軽減用マットレスが希望された場合は、上層部13として、そのようなマットレスを往復台部12上(図示例では内部)に支持することもできる。 その場合は、当然に下敷き14は不要となる。 同様にして、他の形式の圧力軽減手段又は構造を往復台部12上(又は内部)に支持することができる。

    図3に示すように、上述した構成要素11、12、13及び14の全体を弾性カバー21内に包み込み、図1に示すようにベッド19が平坦な輪郭に戻った時は、その弾性カバーにより諸構成要素を図1に示すようなそれぞれの初期配置へ戻すことができる。

    下敷き14は、特許文献2に記載した態様のものとしてもよい。

    平坦なベッド上のマットレスを一端から見た図である。

    図示を明確にするためマットレスの諸要素が便宜上相対的に移動した状態を上から見た拡大図である。

    マットレスの諸要素を弾性カバーの中に収納した図1に対応する状態を示す図である。

    符号の説明

    10…マットレス11…ベース部12…往復台部13…上層部14…下敷き15、16…対向表面17、18…協働作用部位19…ベッド20…空気流入管21…弾性カバー

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