シート

申请号 JP2016017262 申请日 2016-02-01 公开(公告)号 JP2017136890A 公开(公告)日 2017-08-10
申请人 株式会社タチエス; 发明人 天野 智啓;
摘要 【課題】電気機器が取り付けられた着せ替えカバー(シート表皮)を着せ替える作業を簡便に行えるようにする。 【解決手段】シート1は、クッション材を含むシート部材2,3と、シート部材2,3の所定箇所に取り付けられる着せ替えカバー8と、着せ替えカバー8に設けられた電気機器9と、シート部材2,3に対して着せ替えカバー8を着脱可能とするファスニング部材50と、該ファスニング部材50を構成するエレメント513,514の一部を構成する導電性エレメント513C,514Cと、電気機器9に電気を供給する電源6と、導電性エレメント513C,514Cを介して電気機器9と電源6とを接続する配線61,62,63,64と、を備える。 【選択図】図1
权利要求

クッション材を含むシート部材と、 前記シート部材の所定箇所に取り付けられる着せ替えカバーと、 前記着せ替えカバーに設けられた電気機器と、 前記シート部材に対して前記着せ替えカバーを着脱可能とするファスニング部材と、 該ファスニング部材を構成するエレメントの一部を構成する導電性エレメントと、 前記電気機器に電気を供給する電源と、 前記導電性エレメントを介して前記電気機器と前記電源とを接続する配線と、 を備えることを特徴とするシート。前記導電性エレメントは、通電量を段階的に変化させる複数の導電性エレメントからなることを特徴とする、請求項1に記載のシート。前記複数の導電性エレメントに接続された配線の途中に抵抗が配置されていることを特徴とする、請求項2に記載のシート。前記抵抗はそれぞれ抵抗値が異なるものであることを特徴とする、請求項3に記載のシート。前記導電性エレメントの電気的開閉状態を検出する開閉検出部と、該開閉検出部による検出信号に基づき前記電気機器を制御する制御装置と、をさらに備えることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のシート。前記ファスニング部材はスライドファスナーである、請求項1から5のいずれか一項に記載のシート。前記ファスニング部材は導電性部材を含むボタンである、請求項1から5のいずれか一項に記載のシート。請求項1から7のいずれか一項に記載のシートを構成する着せ替えカバー。

说明书全文

本発明は、シート部材と、該シート部材の所定箇所に取り付けられる着せ替えカバーと、該着せ替えカバーを着脱可能とするファスニング部材と、着せ替えカバーに設けられた電気機器と、を有するシートに関する。

従来、座席形状にモールド加工した発泡体クッション材に対して表面のカバーを着脱自在とし(以下、本明細書では着せ替えカバーという)、該着せ替えカバーの着せ替えが簡単にできるようにしたシートが提案され、車両等において利用されている。

また、車両用のシートとして、乗員の着座を検知するセンサ、乗員が着座した部位を暖めるシートヒーター等の電気機器が組み込まれたものが利用されている。これら電気機器の配線は、車体側から、シート内部に組み込まれた当該電気機器まで取り回される(例えば、特許文献1参照)。

特開2007−307190号公報

しかしながら、着せ替えカバーに電気機器を取り付けると、該着せ替えカバーを着せ替える場合に、カバー着脱と配線接続の作業が煩雑になり、わずらわしい。また、専門的な知識や技量を有しないユーザー等にとっては非常に困難な作業になる。

本発明は、電気機器が取り付けられた着せ替えカバー(シート表皮)を着せ替える作業を簡便に行えるようにしたシートを提供することを目的とする。

かかる課題を解決するべく、本発明に係るシートは、 クッション材を含むシート部材と、 前記シート部材の所定箇所に取り付けられる着せ替えカバーと、 前記着せ替えカバーに設けられた電気機器と、 前記シート部材に対して前記着せ替えカバーを着脱可能とするファスニング部材と、 該ファスニング部材を構成するエレメントの一部を構成する導電性エレメントと、 前記電気機器に電気を供給する電源と、 前記導電性エレメントを介して前記電気機器と前記電源とを接続する配線と、 を備えることを特徴とする。

このシートによれば、ファスニング部材を使ってシート部材に着せ替えカバーを取り付ける際、導電性エレメントどうしを締結すると同時に、配線が接続されて電気機器への通電が可能な状態となる。このため、電気コネクターの組み替えといった配線接続の作業が不要であり、着せ替えカバー着脱の作業が煩雑でない。また、専門的な知識や技量を有しないユーザー等にとっても作業が簡便である。

前記導電性エレメントは、通電量を段階的に変化させる複数の導電性エレメントからなるものであってもよい。この場合には、複数のエレメントを順次締結していくにしたがって通電量が増加する。このため、強度調整スイッチを別途設けることなく、電気機器の強弱を調整できる。

前記複数の導電性エレメントに接続された配線の途中に抵抗が配置されていてもよい。

この場合の前記抵抗はそれぞれ抵抗値が異なるものであってもよい。

シートは、前記導電性エレメントの電気的開閉状態を検出する開閉検出部と、該開閉検出部による検出信号に基づき前記電気機器を制御する制御装置と、をさらに備えるものであってもよい。

前記ファスニング部材はスライドファスナーであってもよい。

あるいは、前記ファスニング部材は導電性部材を含むボタンであってもよい。

本発明によれば、電気機器が取り付けられた着せ替えカバー(シート表皮)を着せ替える作業を簡便に行えるようにすることができる。

本発明の第1の実施形態におけるシートの斜視図である。

図1のII-II線におけるシートの断面構造を示す図である。

スライドファスナーの構成例を拡大して示す斜視図である。

本発明の第2の実施形態におけるシートの配線構造を示す図である。

本発明の第3の実施形態におけるシートの斜視図である。

本発明の第4の実施形態におけるシートの配線構造を示す図である。

本発明の第5の実施形態におけるシートの配線構造を示す図である。

本発明の第6の実施形態におけるシートの斜視図である。

本発明の第6の実施形態におけるシートの配線構造を示す図である。

以下、図面を参照しつつ本発明に係るシートの好適な実施形態として、車両用のシートに適用した形態を詳細に説明する(図1〜図9参照)。

<第1の実施形態> シート1は、車両のフロアパネル上で前後に移動可能な座2、背もたれ3、ベースカバー7、着せ替えカバー8、送風機(電気機器)9、ECU10などを備える(図1、図2等参照)。

座2および当該座2に対してリクライニング可能な背もたれ3は、それぞれ、シート1を構成するシート部材であり、発泡体からなるクッション材4を備えている。また、座2および背もたれ3には、スライドファスナー(ファスニング部材)50を利用して着せ替えカバー8の着脱が可能となっている。背もたれ3にはヘッドレスト3Aが設けられている。

ここで、座2を例に挙げて説明する。座2を構成するクッション材4は、乗員の臀部ないし大腿部を下から支持するためのメインクッション部41と、臀部ないし大腿部を横から保持するためのサイドクッション部42とを有している(図2参照)。クッション材4にはベースカバー7が被されている。

ベースカバー7は、主面部71とサイド面部72とが縫合部74で縫合されて形成されている。主面部71は、例えばクッション材4のメインクッション部41およびサイドクッション部42の一部を覆い、サイド面部72はサイドクッション部42の側部を覆う(図2参照)。ただしこれは一例にすぎず、主面部71およびサイド面部72が覆う領域をこれと異ならせていてもよい。縫合部74には、スライドファスナー50のスライダー部52が取り付けられている(図2、図3参照)。

スライドファスナー50は、ベースカバー7に対して着せ替えカバー8を着脱可能とする部材である。本実施形態のスライドファスナー50は、ファスニング部51とスライダー部52とを含む(図3等参照)。スライドファスナー50は、工具を使わなくとも着せ替えカバー8を容易に着脱すること、シート1の座2や背もたれ3の所定の位置に着せ替えカバー8を確実に取り付けること等を可能にし、また、着せ替えカバー8を季節によって交換したり、クリーニングのため着脱したりする作業を行いやすくする。このようなスライドファスナー50によれば、着せ替えカバー8を頻繁に着脱したとしても、面ファスナーを用いた場合のようにファスニング機能を損なうことがない。

スライドファスナー50のファスニング部51は、ベース側テープ部511および着せ替えカバー側テープ部512からなる。ベース側テープ部511および着せ替えカバー側テープ部512は、互いに噛合するエレメント(務歯)513,514と、蝶棒(図3では着せ替えカバー側テープ部512の蝶棒516のみ図示)とを備えている(図3参照)。

スライドファスナー50のスライダー部52は、エレメント513,514が並ぶ方向(スライド方向)に沿ってファスニング部51上をスライドし、ベース側テープ部511のエレメント513と着せ替えカバー側テープ部512のエレメント514とを噛合してスライドファスナー50を締結状態とし、あるいは、噛合を解除してスライドファスナー50の締結を解く。

ベース側テープ部511は、縫合部74においてベースカバー7の主面部71およびサイド面部72とともに縫合され、ベースカバー7に固着されている(図2、図3参照)。この縫合部74において、ベースカバー7の主面部71とサイド面部72は、互いの表面どうしを向かい合わせた状態で縫合部74にて接合されており、表面が着座者の側、裏面がクッション材4側を向いてクッション材4に被せられたとき、縫合部74およびベースカバー7の該縫合部74から先の部分が表面側に露出しないようになっている(図2参照)。なお、ここでは縫合される場合を例示しているが、代わりに溶着等により固着されていても構わない。

着せ替えカバー側テープ部512は、着せ替えカバー8の折返し端部の表面側に対し、縫合部74で縫合されて固着されている(図2、図3参照)。ここでは縫合される場合を例示しているが、代わりに溶着等により固着されていても構わない。

着せ替えカバー8は、スライドファスナー50を利用して着脱可能であり、好みのデザインのカバーへの変更、当該カバーのクリーニングなどを可能ないしは容易にするものである。本実施形態の着せ替えカバー8は、座2においても、背もたれ3においても、ベースカバー7の主面部71に覆い被せられる。

送風機9は、着せ替えカバー8の裏面に取り付けられているもので、着座者がより快適な状態で着座できるよう、座2あるいは背もたれ3の内側の空気を循環させる。送風機9としては、嵩張りにくい小型ファンなどが好適である。

バッテリー6は、送風機9に電気を外部から供給する電源(外部電源)である。車両であれば、車載バッテリーが該当する(図1等参照)。

配線は、導電性エレメント513C,514Cを介して、バッテリー6と送風機9とを電気的に接続する。本実施形態のシート1における配線は、バッテリー6と導電性エレメント513Cとを接続する電源側配線61、導電性エレメント514Cと送風機9とを接続する電源側カバー配線62、送風機9と導電性エレメント514Cとを接続するGND側カバー配線63、導電性エレメント513Cとバッテリー6とを接続するGND側配線64とからなる(図1等参照)。

導電性エレメント513C,514Cは、スライドファスナー50を構成するエレメント513,514のうちの一部を構成するもので、金属などの導電性材料からなり、スライドファスナー50が閉じたときに互いに接触し合って電気的に接続される電極として機能する。これら導電性エレメント513C,514C以外のエレメント513,514は、絶縁材料や樹脂などの非導電性材料からなる(図1等参照)。

ベース側テープ部511に設けられる導電性エレメント513Cと、着せ替えカバー側テープ部512に設けられる導電性エレメント514Cは、ファスニング部51を締結状態としたとき、互いに噛み合って接触し合う位置に配置されている(図4等参照)。導電性エレメント513Cと導電性エレメント514Cは、噛み合って接触し合うことにより導電路を形成する。

なお、着せ替えカバー8側の導電性エレメント514Cは、当該着せ替えカバー8の性能を十分満足する位置、具体的には、スライドファスナー50を用いて着せ替えカバー8が座2あるいは背もたれ3に取り付けられた状態を維持できる位置にある。

このような配線構造を有するシート1によれば、座2や背もたれ3に着せ替えカバー8を取り付ける際、スライダー部52をスライドさせてスライドファスナー50のエレメント513,514を締結させれば、導電性エレメント513C,514Cどうしが締結され、電源側配線61と電源側カバー配線62、ならびにGND側カバー配線63とGND側配線64が接続されて送風機9に通電可能な状態となり、送風機9が起動する。このため、電気コネクターの組み替えといった配線接続の作業が不要であり、着せ替えカバー着脱の作業が煩雑でなくなる。

<第2の実施形態> 本実施形態では、導電性エレメント513C,514Cを複数設け、通電量を段階的に変化させるようにしている(図4参照)。以下、図4を参照しながら、上述の実施形態と異なる構成を中心に説明する。

導電性エレメント513C,514Cはそれぞれ複数たとえば4つずつであり、樹脂製のエレメント513,514を挟んだ状態で配置されている。また、スライドファスナー50を閉じたとき、1つ目の導電性エレメント513C,514C(図4中、丸数字1で示す)どうしが噛み合い、また、同様に2つ目の導電性エレメント513C,514C(図4中、丸数字2で示す)どうし、3つ目の導電性エレメント513C,514C(図4中、丸数字3で示す)どうし、4つ目の導電性エレメント513C,514C(図4中、丸数字4で示す)どうしが噛み合うように配置されている(図4参照)。

電源側配線61は1つ目の導電性エレメント513Cに接続され、電源側カバー配線62は1つ目の導電性エレメント514Cに接続されている。

また、GND側カバー配線63は途中で三叉に分岐し、支線の各々が、2つ目の導電性エレメント514C、3つ目の導電性エレメント514C、4つ目の導電性エレメント514Cに接続されている。GND側配線64は、3本の支線の各々が、2つ目の導電性エレメント513C、3つ目の導電性エレメント513C、4つ目の導電性エレメント513Cに接続されており、1本に合流してバッテリー6のマイナス端子(GND端子)に至る。また、三本の支線には、それぞれ抵抗値の大きい抵抗70L、抵抗値が中の抵抗70M、抵抗値の小さい抵抗70Sが配置されている(図4参照)。

このような配線構造を有するシート1によれば、スライダー部52をスライドさせ、2つ目の導電性エレメント513C,514Cを締結させ、3つ目の導電性エレメント513C,514Cを締結させ、さらに4つ目の導電性エレメント513C,514Cを締結させるというように、複数のエレメント513,514を順次締結していくにしたがって通電量が段階的に増加する。このため、強度調整スイッチを別途設けることなく、スライダー部52の位置に応じて送風機9の強弱(ファンの回転量)を調整することができる。

<第3の実施形態> 本実施形態では、電気機器として、ヒーター9’を着せ替えカバー8の裏面あるいは内部に取り付けている(図5参照)。ヒーター9’は座2および背もたれ3の少なくとも一方、本実施形態では両方に設けられる。ヒーター9’としては、熱線などからなる発熱体をヒーターマットに取り付けた面状ヒーターなどが用いられる。配線構造は、上述した第1の実施形態と同様であるので説明を省く。

<第4の実施形態> 本実施形態では、電気機器がヒーター9’であるシート1において、導電性エレメント513C,514Cを複数設け、通電量を段階的に変化させるようにしている(図6参照)。配線構造は、上述した第2の実施形態と同様であるので説明を省く。

<第5の実施形態> 本実施形態のシート1における配線構造は、ECU(制御装置)10と、開閉検出部20とをさらに備えている(図7参照)。開閉検出部20は、複数の導電性エレメント513C,514Cの電気的開閉状態を検出するもので、本実施形態においては、例えば4組の導電性エレメント513C,514Cと、これらを電気的に接続する信号線81,82,83を含む。ECU10は、開閉検出部20による検出信号に基づき電気機器(例えば送風機9)を制御する。本実施形態のECU10は、開閉検出部20の機能を併せ持つ。

信号線81は、ECU10と、1つ目の導電性エレメント513Cとを接続する。信号線82は、1つ目の導電性エレメント514Cから引き出され、途中で三叉に分岐し、2つ目の導電性エレメント514C、3つ目の導電性エレメント514C、4つ目の導電性エレメント514Cに接続されている。信号線83は3本からなり、それぞれが、2つ目の導電性エレメント513CとECU10、3つ目の導電性エレメント513CとECU10、4つ目の導電性エレメント513CとECU10を接続する。

送風機9は、別の導電性エレメント513C,514C、電源側配線61、電源側カバー配線62、GND側カバー配線63、GND側配線64を介してECU10と接続されている。さらに、ECU10にはバッテリー6が接続されている。

このような配線構造を有するシート1によれば、複数(本実施形態の場合、2つ目〜4つ目)の導電性エレメント513C,514Cの電気的開閉状態を開閉検出部20によって検出し、該検出結果に応じて送風機9の強弱(ファンの回転量)をECU10によって制御することができる。なお、本実施形態ではECU10が開閉検出部20の機能を併せ持ったが、開閉検出部20として機能する別の装置を採用しても構わないことはいうまでもない。

<第6の実施形態> 本実施形態では、導電性部材を含むボタン90をファスニング部材の一部として用いている。以下、図8、図9を参照しながら、上述した実施形態と異なる構成を中心に説明する。

ボタン90は、係脱可能なアタマ(上前/メス)91およびゲンコ(下前/オス)92の対(エレメント)によって構成されており、嵌まり合った状態で電気的に導通する金属部分(導電性エレメント)を含む。アタマ91はベース側テープ部511、ゲンコ92は着せ替えカバー側テープ部512に取り付けられているが(図9参照)、これと逆であってももちろん構わない。また、ベース側テープ部511や着せ替えカバー側テープ部512を介さず、ベースカバー7や着せ替えカバー8に直接アタマ91あるいはゲンコ92を取り付けてもよい。

また、本実施形態では、導電性部材を含むボタン90を複数設け、通電量を段階的に変化させるようにしている(図8、図9参照)。配線構造は、上述した第2、第4の実施形態と同様であるので詳しい説明を省く。

また、本実施形態のシート1では、ファスニング部材の大部分をスライドファスナー50で構成し、残りの一部をボタン90として、これら複数のボタン90の係脱状態(嵌まり合っているボタン90の組数)におうじて通電量を段階的に変化させるようにしているが、もちろん、ファスニング部材のすべてをボタン90としても構わない。

なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、本発明に係るシート1は各種車両などの乗り物用のシート(自動車用シートのほか、航空機用シート、旅客船用シートなど)に適用することができるのはもちろんのこと、乗り物用でないシートにも適用することができる。

また、上述の実施形態では、着せ替えカバー8に取り付けられる電気機器として送風機9、ヒーター9’を例示したがこれは好適例にすぎず、この他、電飾装置、スピーカー、消臭装置、ランバーサポート装置、マッサージ装置、サイドサポート装置(例えばエアを出し入れするもの)、生体情報取得用のセンサ(例えば乗員の心拍数を検出するもの)等の各種電気機器が用いられた場合にも本発明を適用することができる。

本発明は、シート部材と、該シート部材の所定箇所に取り付けられる着せ替えカバーと、該着せ替えカバーを着脱可能とするファスニング部材と、着せ替えカバーに設けられた電気機器と、を有するシートに適用して好適である。

1…シート 2…座(シート部材) 3…背もたれ(シート部材) 4…クッション材 6…バッテリー(電源) 8…着せ替えカバー 9…送風機(電気機器) 9’…ヒーター(電気機器) 10…ECU(制御装置) 20…開閉検出部 50…スライドファスナー(ファスニング部材) 61…電源側配線(配線) 62…電源側カバー配線(配線) 63…GND側カバー配線 64…GND側配線 70L、70M、70S…抵抗 90…ボタン(ファスニング部材) 513,514…エレメント 513C,514C…導電性エレメント

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