マットレス

申请号 JP2013096509 申请日 2013-05-01 公开(公告)号 JP2014217432A 公开(公告)日 2014-11-20
申请人 ヒクマ株式会社; Hikuma Kk; 发明人 ISHIGURO TOMOYUKI;
摘要 【課題】使用者が所望する部分を、使用者が所望するクッション性に簡単に設定できるマットレスを提供すること。【解決手段】第1シート体2と、第2シート体3とは、マットレス1の外面を形成すると共に、第1 波形 片6と、第2波形片7とを個別に収納する複数の収納空間5を形成する。第1波形片6と、第2波形片7とは、共に、山部と谷部とが、第1,第2シート体2,3の長手方向に交互に並ぶ波形に形成されている。また、第2波形片7は、第1波形片6よりも山部の単位長さ当たりのピッチが小さく、高さ方向の荷重に対する圧縮率が、第1波形片6よりも第2波形片7の方が小さく構成されている。よって、使用者が硬くしたい部分には、その部分に相当する収納空間5に第2波形片7が収納され、その他の収納空間5には、第1波形片6が収納される。【選択図】図1
权利要求
  • 使用者が横たわるのに用いられるマットレスにおいて、
    第1シート体と、
    その第1シート体と重ねられる第2シート体と、
    前記第1シート体と、前記第2シート体とが連結された部分であって、第1方向に所定間隔を空けて並列し、前記第1方向と交差する第2方向に延びる複数の連結部と、
    前記複数の連結部のうち隣合う2つの連結部と、前記第1シート体と、前記第2シート体とに囲まれて形成される複数の収納空間と、
    前記複数の収納空間の少なくとも1以上の収納空間に収納され、山部と谷部とが前記第1方向に交互に並ぶ波形に形成されている第1波形片と、
    前記複数の収納空間の少なくとも1以上の収納空間に収納され、山部と谷部とが前記第1方向に交互に並ぶ波形に形成され、前記波形の山部が押圧された場合の圧縮率が前記第1波形片よりも小さい第2波形片とを備えていることを特徴とするマットレス。
  • 前記第1シート体と、前記第2シート体との少なくとも一方は弾性を有し、
    前記第1波形片と、前記第2波形片とは、前記収納空間に圧入されていることを特徴とする請求項1記載のマットレス。
  • 前記第1シート体は、隣合う2つの連結部に挟まれている部分であって前記第2シート体とは反対側に突出した第1畝部を備え、
    前記第2シート体は、隣合う2つの連結部に挟まれている部分であって前記第1シート体とは反対側に突出した第2畝部を備え、
    前記第1波形片と、前記第2波形片とは、前記第1方向における両端部が前記第1シート体と前記第2シート体とに押圧され、前記両端部に挟まれる中央部が前記第1シート体の第1畝部と前記第2シート体の第2畝部とから離間して収納されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のマットレス。
  • 前記第2波形片の山部が前記第1方向に並ぶ単位長さ当たりのピッチは、前記第1波形片の山部が前記第1方向に並ぶ単位長さ当たりのピッチよりも小さいことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のマットレス。
  • 前記第2波形片の素材は、前記第1波形片の素材よりも硬質であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のマットレス。
  • 说明书全文

    本発明は、マットレスに関し、特に、使用者が所望する部分を、使用者が所望するクッション性に簡単に設定できるマットレスに関する。

    従来より、使用者が横たわるのに用いるマットレスが知られている。 このマットレスに関し、次の特許文献1には、略U字状に折り畳み、且つ、その折り目の方向が寝台の横幅方向と略同一になるように構成した通気性を有する保形部材12を、低反発性の表面材11で挟んで構成される寝台用マットレスが記載されている。

    特開平9−285365号公報

    しかしながら、特許文献1の寝台用マットレスは、保形部材12が一体に構成され、マットレス全体が同じクッション性を有している。 そのため、使用者が所望する部分を、使用者が所望するクッション性に設定できないという問題点があった。

    本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、使用者が所望する部分を、使用者が所望するクッション性に簡単に設定できるマットレスを提供することを目的としている。

    課題を解決するための手段および発明の効果

    請求項1記載のマットレスによれば、次の効果を奏する。 第1シート体と第2シート体との間には、隣合う2つの連結部と、第1シート体と、第2シート体とに囲まれて形成される複数の収納空間が第1方向に並列に形成される。 そして、少なくとも1以上の収納空間には第1波形片が収納され、少なくとも1以上の収納空間には第2波形片が収納される。 ここで、第1波形片と、第2波形片とは、共に、山部と谷部とが第1方向に交互に並ぶ波形に形成されているので、通気性と、クッション性とに優れるという効果がある。 また、第2波形片は、山部が押圧された場合の圧縮率が第1波形片よりも小さいので、第2波形片は、第1波形片よりもクッション性が小さく(硬く)構成されている。 そのため、例えば、使用者が頭部付近と、腰付近とは、他の部分よりもクッション性を小さく(硬く)設定することを所望しているとする。 この場合には、使用者が横たわった状態で頭部付近と、腰付近とに位置する収納空間に第2波形片を収納し、その他の収納空間には、第1波形片を収納すれば良い。 従って、使用者が所望する部分を、使用者が所望するクッション性に簡単に設定できるという効果がある。

    請求項2記載のマットレスによれば、請求項1記載のマットレスの奏する効果に加え、次の効果を奏する。 例えば、第1波形片と、第2波形片とを、収納空間内において接着剤などで固定することもできる。 しかし、この場合、接着した部分が硬くなり、クッション性が低下し、交換作業も手間となる。 これに対し、第1シート体と、第2シート体との少なくとも一方は、弾性を有し、第1波形片と、第2波形片とは、収納空間に圧入されている。 そのため、クッション性を低下させずに、第1波形片と、第2波形片との交換作業も簡単にできるという効果がある。

    請求項3記載のマットレスによれば、請求項1又は2に記載のマットレスの奏する効果に加え、次の効果を奏する。 第1波形片と、第2波形片とは、第1方向における両端部が第1シート体と第2シート体とに押圧され、その中央部が第1シート体の第1畝部と第2シート体の第2畝部とから離間して収納されている。 よって、中央部を含んだ全体が第1シート体と第2シート体とに押圧される場合よりも、第1、第2波形片の交換作業を一層、簡単にできる。 また、一層、通気性、クッション性を向上できるという効果がある。

    請求項4記載のマットレスによれば、請求項2又は3に記載のマットレスの奏する効果に加え、次の効果を奏する。 第2波形片の山部が第1方向に並ぶ単位長さ当たりのピッチは、第1波形片の山部が第1方向に並ぶ単位長さ当たりのピッチよりも小さいので、山部が押圧された場合の圧縮率を第1波形片よりも第2波形片の方を、簡単に小さくできるという効果がある。

    請求項5記載のマットレスによれば、請求項2又は3に記載のマットレスの奏する効果に加え、次の効果を奏する。 第2波形片の素材は、第1波形片の素材よりも硬質であるので、波形の山部が押圧された場合の圧縮率を第1波形片よりも第2波形片の方を、簡単に小さくできるという効果がある。

    (a)はマットレスの平面図であり、(b)はマットレスの側面図である。

    (a)は第1波形片の側面図であり、(b)は第2波形片の側面図である。

    第2波形片を、収納空間に収納する様子を示す斜視図である。

    マットレスの使用方法を示す模式図である。

    (a)は、第2実施形態の第1シート体と、第2シート体との一部を示す側面図であり、(b)第3実施形態のマットレスの一部を示す側面図である。

    以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。 図1(a)は、マットレス1の平面図であり、図1(b)は、マットレス1の側面図である。 マットレス1は、使用者が横たわるのに用いられ、特に、使用者が所望する部分を使用者が所望するクッション性に簡単に設定できるものである。 マットレス1は、主に、第1シート体2と、第2シート体3と、第1シート体2と第2シート体3との間に収納される第1波形片6と、第2波形片7とによって構成されている。

    第1シート体2と、第2シート体3とは、マットレス1の外面を形成すると共に、第1波形片6と、第2波形片7とを個別に収納する複数の収納空間5を形成する。 第1シート体2と、第2シート体3とは、元々、矩形の平板状に形成されているが、長手方向(第1方向)に所定ピッチPを空けた部分が糸4によって短手方向(第1方向に直行する第2方向)に縫製されている。 尚、糸4によって第1シート体2と第2シート体3とが連結されている部分が連結部分に相当する。

    そのため、図1(b)に示す通り、第1シート体2には、隣合う2本の糸4に挟まれている部分であって第2シート体3とは反対側に円弧状に突出した第1畝部2aが形成されている。 また、第2シート体3には、隣合う2本の糸4に挟まれている部分であって第1シート体2とは反対側に円弧状に突出した第2畝部3aが形成されている。

    第1シート体2と、第2シート体3とは、高融点繊維材料とその高融点繊維材料より融点が低い低融点繊維材料とを所定の割合で混合した綿状体を圧縮することにより、略平板状に形成したものであり、所定の弾性を有している。

    具体的には、綿状体はトウ(藤)状のポリエステル繊維(繊維太さ2〜100デニール、5〜10cm)からなる高融点繊維材料に、芯鞘型でトウ状のポリエステル複合繊維(繊維太さ1〜100デニール、3〜15cm)からなる低融点繊維材料を5〜40%混合したものである。 低融点繊維材料の鞘は、重縮合時にイソフタール酸を混合してパイプインパイプ等で製造した低融点共重合体ポリエステルである。

    また、第1シート体2と、第2シート体3とは、所定の厚さの綿状体を低融点繊維材料の融点以上に加熱された熱ローラで圧縮しつつ伸ばす(圧延する)ことで、綿状体の表面全体の低融点繊維材料の鞘が溶融してポリエステル繊維同士が接合されるとともに、綿状体の体積が減少して厚さ1.3mm程度の平板状に形成されている。

    第1波形片6と、第2波形片7とは、クッション材として機能するものであり、収納空間5の内部に圧入されている。 第1波形片6は、図1(b)の左側から第1,3,4,6〜10番目の収納空間5に収納され、第2波形片7は、図1(b)の左側から第2,5番目の収納空間5に収納されている。 第1波形片6と、第2波形片7とは、共に、山部と谷部とが、第1,第2シート体2,3の長手方向に交互に並ぶ波形に形成され、第1,第2シート体2,3の短手方向の長さは、第1,第2シート体2,3と同じ長さに構成されている。 また、第1波形片6と、第2波形片7とは、第1,第2シート体2,3と同様の材料で構成されている。 即ち、第1,第2シート体2,3と、第1,第2波形片6,7とは、共に、繊維材料によって構成されており、マットレス1の通気性を確保することができる。

    また、第1波形片6と、第2波形片7とは、その厚さが第1,第2シート体2,3よりも薄い0.4mm程度であるが、第1,第2シート体2,3よりも硬質に構成されている。 即ち、綿状体における高融点繊維材料と低融点繊維材料との混合割合は、低融点繊維材料の混合の割合が多いほど、融着の度合いが強くなり、低融点繊維材料の混合の割合が少ないほど、融着の度合いが弱くなる。 そのため、第1,第2波形片6,7は、第1,第2シート体2,3よりも、低融点繊維材料の混合の割合が多く、繊維材料間の隙間を少なくして、第1,第2シート体2,3よりも剛性が高められている。

    ここで、図2を参照して、第1波形片6と、第2波形片7との構成について、具体的に説明する。 図2(a)は、第1波形片6の側面図である。 第1波形片6は、山部6aと、谷部6bとが交互に並ぶ波形に形成され、無負荷状態において、高さhが略3.0cm、隣合う山部6aのピッチpが略2.5cm、全長Lが略10.0cmに構成されている。

    図2(b)は、第2波形片7の側面図である。 第2波形片7は、山部7aと、谷部7bとが交互に並ぶ波形に形成されており、無負荷状態において、高さhが略3.0cm、隣合う山部7aのピッチpが略1.25cm、全長Lが略10.0cmに構成されている。

    即ち、第1波形片6の隣合う山部6aの単位長さ当たりのピッチは、第2波形片7の隣合う山部6aの単位長さ当たりのピッチの略2倍に構成されている。 そのため、高さ方向の荷重に対するクッション性が第2波形片7よりも第1波形片6の方が高く構成されている。 換言すれば、高さ方向の荷重に対する圧縮率が、第1波形片6よりも第2波形片7の方が小さく構成されている。 尚、第1波形片6と、第2波形片7とは、例えば、板状に形成された原材料を熱しながら一対の歯車間に通すことで波形に形成できる。

    図3は、第2波形片7を、収納空間5に収納する様子を示す斜視図である。 上述した通り、第2波形片7は、山部7aと、谷部7bとが交互に並ぶ波形に形成されている。 そのため、第2波形片7は、山部7aと、谷部7bとが交互に並ぶ方向の両側から圧縮することで、全長Lを縮めることができる。

    一方で、第1シート体2と、第2シート体3とに挟まれて形成される収納空間5は、側面視、楕円形に形成されており、その長手方向の最大長さは、第2波形片7の全長10.0cmよりも短く、図3に示す通り、第2波形片7を圧縮した状態よりも長く構成されている。 また、上述した通り、第1シート体2と、第2シート体3とは、所定の弾性を有している。 そのため、第2波形片7を山部7aが並ぶ方向に圧縮すれば、第2波形片7をスムーズに収納空間5の内部に収納できる。

    また、図1に示す通り、第2波形片7を収納空間5に収納した状態において、第2波形片7は、第1,第2シート体2,3の長手方向において、その両端が第1シート体2と、第2シート体3とに接触し圧縮された状態になるが、その両端に挟まれた中央部は、第1シート体2と、第2シート体3とから離間し、第2波形片7の中央部と、第1,第2シート体2,3との間には、空間が形成される。 そのため、一層、通気性、クッション性を向上できる。 尚、第1波形片6を収納空間5に収納する場合にも、上述した第2波形片7と同様にできることは言うまでもない。

    図4は、マットレス1の使用方法を示す模式図である。 尚、本実施形態では、マットレス1に横たわる使用者が、頭部付近と、腰付近とが、他の部分よりもクッション性を小さく(硬く)設定することを所望しているとする。 そのため、本実施形態では、第2波形片7が、収納空間5のうち、左から第2,5番目の収納空間5に収納され、その他の収納空間5に第1波形片6gが収納されている。 即ち、使用者が、所望する頭部付近と、腰付近とが、他の部分よりもクッション性を小さく(硬く)設定されている。

    尚、本実施形態では、一例として、収納空間5のうち、左から第2,5番目の収納空間5に第2波形片7、その他の収納空間5に第1波形片6を収納する場合について説明した。 しかし、使用者の体系として、左から第2番目の収納空間5付近に頭部付近、左から6番目の収納空間5付近に腰付近が位置するのであれば、左から第2,6番目の収納空間5に第2波形片7、その他の収納空間5に第1波形片6を収納すれば良い。 更に言えば、例えば、ふくろはぎ部分に相当する部分も他の部分よりも硬くしたければ、左から第8番目の収納空間5にも第1波形片6に代えて、第2波形片7を収納すれば良い。

    このように、本実施形態のマットレス1によれば、使用者が硬くしたい部分には、その部分に相当する収納空間5に第2波形片7を収納し、その他の収納空間5には、第1波形片6を収納すれば良い。 また、第1,第2波形片6,7は、収納空間5に収納され易く構成されている。 従って、本実施形態のマットレス1によれば、使用者が所望する部分を、使用者が所望するクッション性に簡単に設定できる。

    また、クッション材としての第1,第2波形片6,7は、繊維材料で波形に形成されており、更に、第1,第2シート体2,3で形成される収納空間5内に空間を確保しつつ圧入されているので、マットレス1の通気性、クッション性を向上できる。

    図5(a)は、第2実施形態のマットレス200の一部を示す側面図である。 尚、図5(a)では、第1,第2波形片6,7の図示は省略している。 上述した第1実施形態では、第1シート体2と、第2シート体3とを、糸4によって縫製する場合について説明した。 第2実施形態では、糸4に代えて、第1シート体20を第2シート体30に熱溶着したものである。 このように構成することで、第2シート体30は平板状の形状が維持されるので、第2実施形態のマットレス100は、第1実施形態のマットレス1と同様の効果を奏する上、更に、床に設置した場合の安定感を向上できる。

    図5(b)は、第3実施形態のマットレス200の一部を示す側面図である。 上述した第1実施形態では、第1,第2波形片6,7を、収納空間5に圧入する場合について説明した。 第3実施形態は、第1,第2波形片6,7における第1,第2シート体2,3の長手方向の両端部を、第1シート体2の内面に熱溶着したものである。 これにより、第1,第2波形片6,7を収納空間5内に固定でき、第1,第2波形片6,7が収納空間5内でズレてしまうのを防止できる。

    以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。

    上述した実施形態では、第2波形片7の隣合う山部6aのピッチ(略1.25cm)を第1波形片6の隣合う山部6aのピッチ(略2.5cm)よりも小さくすることで、高さ方向の荷重に対する圧縮率が、第1波形片6よりも第2波形片7の方が小さくなるように構成する場合について説明した。 しかし、高さ方向の荷重に対する圧縮率が、第1波形片6よりも第2波形片7の方が小さくなるように構成する手段は、これに限定されない。 例えば、第1,第2波材片6,7の形状を同一にして、原自体を異なるものにして、第2波形片7の方が第1波形片6よりも硬質になるように構成しても良い。 また、原料は同じでも、例えば、両者を上述した綿状体で構成し、低融点繊維材料の混合の割合を第1波形片6よりも第2波形片7の方を多くして、第2波形片7の方が第1波形片6よりも硬質になるように構成しても良い。 更に、第2波形片7はシート体を2枚重ね合わせて波形とし、第1波形片6は、1枚のシート体で波形を構成するようにしても良い。

    上述した実施形態では、クッション性が異なる第1波形片6と、第2波形片7との2種類を使用する場合について説明したが、3種類以上であっても良い。 3種類以上用意すれば、より使用者が所望する部分を、使用者の所望するクッション性にし易くなる。 また、この場合、各波形片の高さを任意の高さにしても良い。 例えば、使用者の体系にフィットする高さに設定することで、一層、体圧が分散され、寝心地さを向上できる。

    また、上述した実施形態では、第1波形片6は同じクッション性、第2波形片7は同じクッション性に構成する場合について説明したが、これに限定されない。 例えば、第1波形片6の山部6aが延びる方向において、中央部のクッション性を、中央部を挟む両側のクッション性よりも高く構成しても良い。 この場合は、使用者が中央部に横たわると、第1波形片6が、使用者の側部を包み込むように変形し、フット感を向上できる。

    また、上述した第1,第2波形片6,7に通気孔を開口してしても良い。 かかる場合には、一層、通気性、クッション性を向上できる。

    また、上述した第1,第2波形片6,7に乾燥剤や、消臭剤を混入させても良い。 かかる場合には、収納空間5の内部が湿気、カビが発生するのを防止できると共に、悪臭を消臭できる。

    また、上述した実施形態では、側面から確認しなければ、どの収納空間5に、第1波形片6が収納され、どの収納空間5に、第2波形片7が収納されているかが分からない。 そこで、例えば、第2波形片7を収納する部分の第1シート体2の上面に目印を付けたり、第2波形片7を収納する部分の第1シート体2の上面の色と、第1波形片6を収納する部分の第1シート体2の上面の色とを異なるように着色しても良い。 かかる場合には、第1シート2の上面を見れば、いちいち、横方から確認せずに、どの部分が、他の部分よりも硬いかを把握できる。

    また、上述した実施形態で説明した寸法、収納空間5の数は、あくまでも、一例であって、如何様にも構成できることは言うまでもない。 例えば、収納空間5の数を、本実施形態よりも多くすれば、一層、使用者が所望する部分を、所望するクッション性に設定できる。

    また、上述した実施形態では、第1,第2シート体2,3と、第1,第2波形片6,7とをポリエステル繊維で構成する場合について説明したが、第1,第2シート体2,3と、第1,第2波形片6,7とを構成する原料は、ポリエステル繊維に限定されない。 例えば、ポリアクリルニトリル、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリビニールアルコール等の合成繊維綿で構成しても良い。 また、2種以上の合成繊維綿を混合しても良い。 また、不職布、フェルトなどであっても良い。

    1 マットレス 2 第1シート体 3 第2シート体 4 糸 5 収納空間 6 第1波形片 7 第2波形片

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