Nursing bed with an improved lever

申请号 JP2007508749 申请日 2005-03-31 公开(公告)号 JP2007533380A 公开(公告)日 2007-11-22
申请人 バーセルト、ハンス−ピーター; 发明人 バーセルト、ハンス−ピーター;
摘要 高さ調節可能な介護用ベッドは、合計4つのトグルレバー対によって互いに接続された上部フレームと下部フレームを備える台に特徴がある、ベッドのそれぞれの側面に設置されたトグルレバー対は、更に 水 平方向且つ多 角 形に延びる結合支柱によって接続されている。 多角形状の結合支柱が、下部トグルレバーアームを上部トグルレバーアームに接続する場合、水平方向の結合支柱は、トグルリンクがなされた領域で、トグルレバーを接続する。 下部フレームに対して上部フレームを昇降させるモータは、トグルレバーと結合支柱とが、平行動作することが可能なようにこれら二つのフレーム内に直接設置される。
权利要求
  • 足端と頭端とを有する複数パーツのマットレス支持部(7)と、
    床上に配置された台(41)と昇降ヘッド(39)とに特徴を有し、前記マットレス支持部(7)が設置された、高さ調節が可能なベッド昇降機構(7)と、
    前記台(41)を前記昇降ヘッド(39)に接続し、前記昇降機構(7)のそれぞれの側面に特徴を有するレバー機構(42,43,48,50)と、を備え、
    前記レバー機構は、
    双方とも下側端部で台(41)に接合されており、足端の下部レバーと同様の頭端の下部レバー(45)と、
    両方の下部レバー(45)の上側の端に回転可能に接続された水平方向の結合支柱(48)と、
    上側の端で回転可能に昇降ヘッド(39)に接続されており、足端の上部レバーと同様の頭側の上部レバー(44)と、
    上部レバー(44)を下部レバー(45)に接続し、このレバーの両端の間の領域で、それぞれのレバーに回転可能に接続された多角形状に広がる結合支柱(50)と、
    前記台(41)から前記昇降ヘッド(39)に延びる線形駆動装置(51)と、
    から構成される介護用ベッド(1)。
  • 前記ベッド昇降機構(8)の二つの側面の対応する接合軸は、互いに同軸に設置されることを特徴とする請求項1に記載の介護用ベッド。
  • 斜め方向に延びる前記結合支柱(50)は、前記線形駆動装置(51)と同じ方向に傾斜することを特徴とする請求項1に記載の介護用ベッド。
  • 斜め方向に延びる前記結合支柱(50)は、前記線形駆動装置(51)に対して対向する方向に傾斜することを特徴とする請求項1に記載の介護用ベッド。
  • 前記ベッド昇降機構の一方の側面の少なくとも一つの前記レバー(44,45)と、前記ベッド昇降機構(7)の他方の側面の対応する前記レバー(44,45)とは、不均一な負荷において、互いに前記レバーの回転を最小化させるために、共通のトーション部材(52)によって接続されることを特徴とする請求項1に記載の介護用ベッド。
  • 前記レバー(44,45)は、前記台(41)の外側の輪郭と比較し後ろ側に設置されることを特徴とする請求項1に記載の介護用ベッド。
  • 前記台(41)は、方形のフレームからなることを特徴とする請求項1に記載の介護用ベッド。
  • 前記線形駆動装置(51)のアバットメントとして機能する交差支柱に特徴を有する方形のフレーム(41)を特徴とする請求項7に記載の介護用ベッド。
  • 前記線形駆動装置(51)はスピンドルモータから構成されることを特徴とする請求項1に記載の介護用ベッド。
  • スピンドルモータは、オートロック式であることを特徴とする請求項1に記載の介護用ベッド。
  • バネ装置は前記線形駆動装置(51)に対し水平に設置されることを特徴とする請求項1に記載の介護用ベッド。
  • バネ装置は空気バネから構成されることを特徴とする請求項1に記載の介護用ベッド。
  • 说明书全文

    独国特許出願公開第19854136号では、介護用ベッドの昇降機構が開示されている。 昇降機構は、昇降機構の台を構成するフレームと、上述したフレームにほぼ適合し昇降ヘッドとして機能する上部フレームと、を備える。 昇降機構の側面には合計4つのレバーが設けられており、二つのレバーは、それぞれトグルリンク(toggle link)によって互いに接続されている。 トグルリンクでは、二つのトグルレバー対が、平に連結支柱によって運動学的に互いに連結されている。 もう一つの連結支柱は、例えば、ベッドの足側の端の上部レバーを頭側の下部レバーへと接続させるように、上部レバーの一つをそれぞれの側面で下部レバーに接続する。 昇降機構を動かす為の駆動モータの一端は、枠の交差する支柱に接続されている。 もう一端は、二つの水平方向に延びる連結支柱を互いに接続する接続支柱に接続されている。

    側面からみると、二つの下部レバーと水平方向の連結支柱とは、ロッドからなる平行四辺形を構成し、この平行四辺形はスピンドルモータで起こされる。 二つの上部レバーも、同様に上部フレーム又は昇降ヘッドと共に平行四辺形を構成する。 この平行四辺形は、多形状に延びる連結支柱によって起こされる。

    運動学的にみて、極めて高い圧が延びた連結支柱にかかる。 そして、この圧力は、足側のレバー又は頭側のレバーの周辺に位置する患者の重心には全く依存していない。

    極めて強い圧力によって、昇降幅は低くされてしまう。

    下側の平行四辺形がスピンドルモータによって起こされるため、昇降機構が下げらている際にモータによって生ずる力は比較的高く、平行四辺形が起こされるにつれ大きく減少する。 低い昇降範囲では、変換比は、ほぼ2:1等であり、昇降機構はモータによって2倍延びる。 反対に高い昇降範囲では、昇降比は反転する。 これにより、高い昇降範囲では、とても遅くしか上昇させることができない。

    本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、より好ましい負荷分散を有する昇降機構を提供することを目的とする。

    本発明によれば、請求項1の特徴を有する昇降機構を特徴とする介護用ベッドを得ることを目的とする。

    本発明の介護用ベッドは、台(pedestal)と昇降ヘッドとから構成される昇降機構を特徴とする。 複数のパーツからなるマットレス枠は、昇降ヘッドに配置される。 昇降機構の両側には、頭側にレバーが、足側にレバーがそれぞれ設けられており、両方とも台に結合されている。 それぞれのレバーの上側の端は、それぞれの下側のレバーを昇降ヘッドへと接続する別のレバーに接続されている。 昇降機構のそれぞれの側面に設置されたレバー対は、水平結合支柱によって互いに結合されている。 他の結合支柱は、それぞれの側面の一つの下部レバーを、一つの上部レバーに接続しており、一つのレバーは、足側に設置され、もう片方のレバーは頭側に設置されている。 線形駆動装置は、台と昇降ヘッドとの間で延びる。

    これにより、従来技術とは全く異なる運動をする。 従来技術の昇降機構は、基本的に互いに上に積み重ねられた二つの平行四辺形を備える。 この二つの平行四辺形は線形駆動装置又は多角形状の結合支柱のいずれかからなる別々の駆動装置によって起こされる。 本願発明の構成では、レバー機構は平行な動作をする。 水平動作と似た昇降工程中に生ずる水平方向の力は吸収される。

    本発明の構成では、多角形状の結合支柱に生ずる力は、患者の重力の中心位置に依存する。 仮に患者が頭側の端の昇降対(lifting pair)と足側の端の昇降対との間の中心に横たわったとすると、多角形状の結合支柱に生じる力は、従来の構成の半分以下となる。

    これにより、多角形状の結合支柱と水平方向の結合支柱とをレバーに接続する接合部への負荷が効果的に減少する。

    仮に水平方向の結合支柱が線形駆動装置の方向と交差するように設置されている場合、負荷がかかった状態では、張力は水平方向の結合支柱に働く。 これに対応し、張力が水平方向の結合支柱に生ずる。 張力と圧縮力とが一旦入れ替わると、多角形状の結合支柱は線形駆動装置の方向にほぼ並行に横たわる。 負荷がかかった状態では、圧力は水平方向の結合支柱に働く。 にもかかわらず、上述した説明は、昇降ヘッドの線形駆動装置の結合によって圧力支柱(pressure brace)内に生ずる力の状態が改善される、換言すれば生ずる力が小規模となるように負荷分散にも適応することができる。 これは当然に接合部にも適用できる。 これは特に重要である。 なぜなら、多角形状の結合支柱とレバーとの結合は、支持されていない形、例えばヒンジ軸のような形式でなされるからである。 ヒンジ軸は、二つの構造の構成要素とを互いに接続し、せん断応力だけでなく曲げ応力にもさらされる。

    昇降機構が下げられている際の力と昇降機構が上げられている際の力とを比較すると、変化する運動が同様にモータ負荷の改良に帰結することが分かる。 従来技術に対応する結果と比較して、変換比は、高い非線形となり、速度増加比から速度減少比に変化する。 しかしながら、昇降機構が下げられている状態では、減少された力で、変換比は速度増加比を維持する。

    加えて、驚くことに到達する必要のある高さが同じである限り、従来技術に対応する同一の動作をする線形駆動装置を用いることが可能であることが分かっている。

    昇降機構の両側のレバー間においてねじれを抑制する部品に、少なくとも対応する二つのレバーが接続される場合、片側のみに横の負荷がかかっている状態において、台に対する昇降ヘッドの傾斜を、著しく減少させることができる。

    レバーが台と昇降ヘッドとのそれぞれから所定程度内側に離間して設置される場合、締め付け部を大きく省略することが可能である。 これにより、外側の被覆を用いずに新しい昇降機構を用いることが可能となる。

    台と昇降ヘッドはそれぞれ方形の枠によって形成され、長手部材と交差部材とはそれぞれ方形の枠状に形成され、長手部材と交差部材とは好ましくは方形のチューブからなると好ましい。

    台は、線形駆動装置のアバットメント(abutment)として機能する交差支柱を有する。

    線形駆動装置は好ましくはスピンドルモータのようなものと考えられる。 スピンドルモータは、モータへの電流が止められるとすぐに、調節された昇降位置において、昇降機構を停止させるようなセルフロック機能を有するという利点がある。

    別の観点からは、本発明のその他の構成は、従属項に示されている。

    図の説明を読めば、詳細については説明する必要はないが、様々な変形が可能である点が明らかとなる。

    図1は、倒された状態の介護用ベッド1を示す斜視図であり、図2は、着座状態、換言すれば椅子状態の介護用ベッド1を示す図である。

    介護用ベッド1は、側壁5及び6と同様に足部4と頭部3とを有するベッドフレーム2に特徴がある。 観察者に面する側壁5は、図示するように倒された状態の時、床から間隙を設けて設置されている。 この側壁5の下側と床との間隙によって、処置者は、その足の一部をベッドの下に置くことができる。 側壁5は移動可能に設置されており、図2に示すように介護ベッド1が着座状態にある際は、下側に位置する。 この側壁5の特別な内容は、独国特許出願公開第19912937号で詳細に説明されている。

    ベッド昇降機構7は、図3に示すようにベッドフレーム2の中に設置される。

    ベッド昇降機構7は、高さ調節台8と、高さ調節台8の上側に設置された垂直方向の回転軸を有する回転ヒンジ9と、マットレス12がその上に敷かれベッドフレーム11と同様の中間フレーム10と、を備える。 上方からみると、ベッドフレーム11は方形状である。

    ベッドフレームは、中間フレーム11に堅く接続された中心部13と、中心部13に対してヒンジで動く背部14と、同様に中心部13に対してヒンジで動く大腿部15と、同様の下肢部16とに分けられている。 下肢部16は、中心部13のように、大腿部15の対向する端に対してヒンジで動く。 各部14,15,16が中心部13に対して旋回するヒンジの軸は水平方向に延びている。 ベッドフレーム12は、同様に堅固に直接接続された足部分17に特徴がある。

    ベッドフレーム12の中心部13は、それぞれが平行に延び、介護用ベッド1の幅に対応する距離だけ相互に離間する二つの長手方向のレール18に特徴を有する。 この側面図では、視認可能な長手方向のレールに対応する長手方向のレールは、視認可能なレールの奥に設置されており、視認可能な長手方向のレール18と重なっている。 これらのレール18は、それぞれヒンジのヒンジブラケットまで延びている。 これらのデザインは、独国特許出願公開第10250075号に開示されている。 この文献を引用し、ここにその内容を取り込むこととする。

    それぞれのレール18は、内側を向いたピン21を備えており、このピンにはトーションバーに適合するモールド成型されたゴム片が取り付けられている。 トーション・バーに代えて、病院用のベッドとして一般に用いられている板状の支持具を用いることもできる。

    背部14は、レール19と、レール19に対して平行に延び図3では図示されていないもう一つのレールとによって定義される。 レール19はレール19に対してヒンジで動き、他の覆われたレールは長手方向のレール18と平行に延びる長手方向のレールに接続されている。 背部14の二つのレール19は、図では見えないが、クロスレールを用いて20の上端において互いに接続されている。 もう一つの交差支柱21は、下側で二つの長手方向のレール19に接続されている。

    大腿部15も、同様に二つの長手方向のレールによって定義され、長手方向のレール22のみが視認可能である。 他の長手方向のレールは、長手方向のレール22と重なっている。 二つの長手方向のレール22は、交差支柱23を用いて接続されている。 交差支柱26は、ほぼ下側で、長手方向のレール22の中心上を延びる。

    下肢部16も、同様に二つの長手方向のレールによって定義され、図では長手方向のレール24のみが視認可能である。 二つの長手方向のレール24は、図では視認できない交差支柱によって、25の下側の端で互いに接続されている。 二つの長手方向のレール24は、この交差支柱を用いて接続されているだけでなく、端25と同じ長さだけ広がる二つの平行するガイドレール27が載置された支柱26によっても接続される。 これらは、図示するように長手方向のレール24に対して傾斜しており、つまりこれらは足端(foot end)25の方向に収束するように傾斜している。 ガイドレール27間の距離は、二つの長手方向のレール24の離間する距離よりもかなり小さい。 これらの長手方向のレールと比較して、ガイドレール27は、ほぼ20cmほど内側に設置されている。

    全ての長手方向のレール19,22,24は、トーションバーが通常のように配置された間に、ベッドの中心を向き、モールドされたゴム片に長手方向のレール19,22,24を接続する機能を有するピンを有する。

    ベッド1のそれぞれの側面において、隣接する長手方向のレールをそれぞれ接続するヒンジは、29,30,31として図示されている。

    下肢部16は、図示しない電気モータによって上昇させられたり、下降されたりする。 電気モータは、ギアを介してレバー32に接続されており、中間フレーム10内に設置されている。

    もう一つの電気モータ33は、中間フレーム10内に保持されており、交差支柱21に向かって延びる。 これによって、背部14を起こす、又は倒すことが可能となる。

    中心部13の二つの長手方向のレール18は、堅固に中間フレーム10に接続されている。

    中間フレーム10は、方形のチューブから構成される。 方形のチューブは、互いに方形のフレームとなるよう溶接されている。 これらのチューブのうち、一つの方形のチューブ34のみが視認可能である。 平行する方形のチューブは、方形のチューブ34と重なっている。

    方形のフレームは、長手方向のレール18間の間隔よりも狭い。 四つの延長アーム35の全ては、平行の方形のチューブ34に溶接されており、これらの延長アームのうち2つは、それぞれ長手方向のレール18を保持する。 延長アーム35は、水平方向且つ、介護用ベッド1の長手方向の軸に対して垂直に延びる。

    回転ヒンジ9は、中間フレーム10を高さ調節台8へと接続する。 回転ヒンジ9は、リング36と、リング34内に旋回可能に保持された旋回受け台37と、から構成される。 旋回受け台37は、図示しないネジを用いて中間フレームに留められている。 回転ヒンジ9の正確なデザインは、独国特許出願公開第10250075号で述べられており、これを引用することにより内容を本明細書に取り込むこととする。

    回転ヒンジ9によって、中間フレーム10をベッドフレーム7とともに、回転軸に垂直に回転させることができる。 回転動作は、電気モータ38によって行われ、電気モータ38の一端は昇降機構8上に保持されており、他端は旋回受け台37に保持されている。

    高さ調節台8は、下部フレーム41と共に上部フレーム39とを備える。 これらのフレームは方形のチューブからなり、これらのチューブはそれぞれ互いに溶接によって接合されている。 これらの二つの方形のチューブは、それぞれ長手方向のレール39aと41aとから互いに平行に延びる。 上部フレーム39は、互いに接続された合計5つのトグルレバー対42と43とによって下部フレーム41上に支持される。 回転ヒンジは、上部フレーム39に接続されている。

    トグルレバー対42,43は、それぞれ台8の長手方向の側面に接するように設置される。 他の長手方向の側面の対応するトグルレバーペア42,43は図3の側面図では視認不能である。

    トグルレバーペア42,43は、上部トグルレバーアーム44と、下部トグルレバーアーム45と、から構成される。 それぞれのトグルレバー42,43は、それぞれベッドの対応する側面において、上側及び下側フレーム39,41に対して、ヒンジ46によって水平軸を中心とする関節のように接続されている。 ヒンジ46の全ての軸は、互いに平行となるよう設置されている。 ヒンジ46の軸は、図示しないトグルレバー42,43のヒンジの軸と同軸となるように設置されている。

    ヒンジ47は、トグルレバー対42,43を下部フレーム41へ接続する。 ヒンジ47の軸はヒンジ46の軸と平行になるように調節されており、ベッドの両側面において互いに対応するヒンジ46,47の軸は、互いに同軸となるよう調節されている。

    台8のそれぞれの側面の二つのトグルレバー対42,43は、それぞれ対応する水平結合支柱48によって互いに結合されている。 それぞれの結合支柱48は、図示するようにヒンジ形式でそれぞれのトグルレバー対42,43のトグルリンク49に接続されている。

    多角形に広がる結合支柱50は、台8のそれぞれの側面に設けられたトグルレバー対42の上部トグルレバーアーム44を、トグルレバー対43の下部トグルレバーアーム45に接続する。

    電気モータ33,38と似たスピンドルモータの形式の電気モータ51は、上部フレーム39と下部フレーム41との間に設置される。 これは、トグルレバー42の隣の破線で示す下部フレーム41の交差支柱52に接合されている。 その他の端は、上部フレーム39の覆われた交差支柱にヒンジで取り付けられている。 つまりトグルレバー43に隣接する。 これにより、モータは二つのフレーム39と41との間に設置され、つまり斜めの結合支柱50のように横向きに設置される。

    二つのフレーム39と41との間の相対的な動作を実現するため、トグルレバー42,43は、平行な動作の形式で水平結合支柱48と斜め結合支柱50と共動する。

    これは、独国特許出願公開第10250075号に開示されたベッド昇降機構の運動に対して基本的な違いがあることを意味する。 この昇降機構では、モータは、二つの水平結合支柱を互いに接続する交差支柱に結合されている。 この構成は、運動学的にみて、双方が共通の水平結合支柱を有する上部平行四辺形と、下部平行四辺形と、に帰結する。 この下部平行四辺形は、駆動モータによって上昇される。 そして、知られているように斜め結合支柱は、下部平行四辺形の昇降動作を上部フレームの動作へと変換する。

    開示された構成では、運動が全く異なる。 結合支柱と接続されているトグルレバーの構成では、駆動モータが下部フレーム39と上部フレーム41との間で延びる本発明の運動において、上昇、下降の動作をする際に生ずる水平方向のせん断力を吸収する必要がある。 運動学上、上部フレーム39の上昇に代えてモータにおいて発生するせん断力によって、上部フレーム39がベッドの長軸方向において下部フレーム41に対して位置ずれを生ずることを防ぐ必要がある。

    ある範囲において、下部フレーム41に対して上部フレーム39のかなり正確な平行動作が得られる。 例えば、上部ヒンジ46のヒンジ軸は、下部ヒンジ47の軸を通じて延びる垂直線上にほぼ維持される。 この範囲は、下部トグルレバーアーム47と水平線との間でほぼ12°と、同様に水平方向から計測した場合ほぼ80°と、の間である。 独国特許出願公開第10250075号に開示された内容と比較すると、スピンドルモータ41の長軸方向における他の同一形状のモータ41によって生ずる力は、2.5倍減少する。

    図3では、トグルレバーアーム44と43とは、上部フレーム39と下部フレーム41との長手方向のレール39aと41aとに、直接ヒンジで接続されている。

    下部フレーム39へトグルレバーアーム45を接続する他の方法の詳細は図4に示されている。

    図4は、ほぼ交差支柱52の中心における下部フレームの交差部を示す。 なお、視認方向は足端の方向に延びている。

    図4は、二つの下部長手レール41aの交差部を示す。 管状シャフト53は、二つの長手レール41aの間に延びており、管状シャフト53は、その端に視認不可能な軸受筒を有する。 シャフト53は、ベアリングジャーナル(bearing journal)54によって、二つの長手レール41a間に回転可能なように保持されている。 ベアリングジャーナル54は、長手レール41aの対応する開口を通じて延び、チューブ53の開放端に設置されたベアリング軸受筒内を向くように設置されている。

    足側の端に設置された右及び左のトグルレバー対42の二つの下部トグルレバーアーム45は、チューブ43の端から所定距離離間する位置のチューブ43に溶接されている。 トグルレバーアーム45の上端は、上述したように水平結合支柱48を介して、対応するトグルレバーアーム44に関節形式で接続されている。

    このような配置は、傾きの安定性、もしくは下部フレーム41に対する上部フレーム39の傾斜抵抗を向上させる。

    スピンドルモータ51は、長手方向のレール41a間のほぼ中心に配置されるため、椅子状態又は着座状態の際に生ずる片側だけの負荷は、下部フレーム51に対して傾いて上部フレーム39に生ずる非対称の負荷となる。 この偏った動作は、負荷側のトグルレバー対に、少ない負荷がかかる側よりも極めて大きい負荷を生じさせる場合がある。 トグルレバー対の少なくとも一つのうち下部レバー、例えば足端のトグルレバー対は、互いに耐ねじれ形式で接続されているため、トグルレバーペア42の下部トグルレバーアーム45は、互いに対してねじれることがない。 これにより、下部フレーム41に対して上部フレーム39はわずかに傾斜した動きをする。

    加えて、頭端においてトグルレバー対43の下部トグルレバーアームに対し、図4に示す下部トグルレバーアーム45を接続することによって、支えが改善される。 空間的な条件が許すのであれば、チューブによって、耐ねじれ形式でトグルレバーアーム44を互いに接続し、図4に示すように長手レール49a間にこのチューブを保持することも同様に可能である。

    高さ調節可能な介護用ベッドは、合計4つのトグルレバー対によって互いに接続された上部フレームと下部フレームを備える台に特徴がある、ベッドのそれぞれの側面に設置されたトグルレバー対は、更に水平方向且つ多角形に延びる結合支柱によって接続されている。 多角形状の結合支柱が、下部トグルレバーアームを上部トグルレバーアームに接続する場合、水平方向の結合支柱は、トグルリンクがなされた領域で、トグルレバーを接続する。 下部フレームに対して上部フレームを昇降させるモータは、トグルレバーと結合支柱とが、ヒンジ接合部によって模擬平行動作することが可能なようにこれら二つのフレーム内に直接設置される。 また、摺動手段を省略することができる。

    倒された状態の本発明のロータリー型ベッドを示す図である。

    椅子状態又は着座状態の図1に示すロータリー型ベッドを示す図である。

    介護用ベッドのベッド昇降機構の一部の側面を示す分解組立図である。

    異なる側面のトグルレバー対のトグルレバーアームの二つを示す上面図である。

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