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Bed, mattress, adjusting device and an adjustable support device for use, such as in the armchair

申请号 JP2005505066 申请日 2003-07-10 公开(公告)号 JP2005532145A 公开(公告)日 2005-10-27
申请人 チモシス アクチエンゲゼルシャフトCimosys Aktiengesellschaft; 发明人 ヴィルミング、ミカエル; シュナイダー、ヨハネス; ファルモント、ロルフ;
摘要 本発明は、ベッド、マットレス、ひじ掛け椅子などに使用する調整装置(10)に関し、当該調整装置は、支持面(12A)を構成するべく変位方向(A)に対してある 角 度に延びる支持要素(12)と、前記支持面の傾斜を調節するための少なくとも1つの駆動装置(24)と、を備えており、当該駆動装置は、少なくとも1つの揺動可能な昇降レバー(14)を有している。 調整装置の構成の簡易化のために、少なくとも1つの昇降レバー(14)は、相互に相対的に揺動する複数のバー要素(16A〜16G)と組み合わせられており、その昇降動作が人間工学上の詳細な動作に調和するようにしている。
权利要求
  • ベッド、マットレス、ひじ掛け椅子などに使用する調整装置(10)であって、支持面(12A)を構成するべく変位方向(A)に対してある角度で延びる支持要素(12)と、前記支持面の傾斜を調節するための少なくとも1つの駆動装置(24)と、を具備しており、当該駆動装置(24)は少なくとも1つの揺動可能な昇降レバー(14)を備えており、当該昇降レバー(14)は、それとは個別に揺動する複数のバー要素(16A〜16G)を備えていることを特徴とする、調整装置。
  • ベッド、マットレス、ひじ掛け椅子などに使用する調整装置(10)であって、支持面(12A)を保持するべく変位方向(A)に対してある角度で延びるバー(16)と、前記支持面の傾斜を調整するための少なくとも1つの駆動装置(24)と、を具備しており、前記バーはリンクチェーンを形成する複数のバー要素(16A,16B,16C,16D,16E,16F,16G)からなり、当該バー要素の相対位置を調整するための実質的に剛性の揺動可能な昇降レバー(14)を完全に収容することを特徴とする、調整装置。
  • マットレス、クッション、ベッド、ひじ掛け椅子などに使用する調整可能な支持装置であって、揺動可能なバーと、支持面(12A)を構成するべくバーの間を延びる支持要素(12)と、を具備しており、前記各バーは実質的に剛性の少なくとも1つの昇降レバー(14)を備えており、前記昇降レバーは互いに揺動可能にリンクチェーン状に接続されたバー要素を支持していることを特徴とする、支持装置。
  • 前記揺動可能なバー要素はリンクチェーンを形成していることを特徴とする、請求項1または3に記載の調整装置。
  • 前記調整可能なバー要素は、長手方向および交差方向に、前記昇降レバー(14)に対して、かつ前記昇降レバーによって、移動可能であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1つに記載の調整装置。
  • 前記揺動可能なバー要素の少なくとも1つが、長手方向および交差方向の調整要素(18A)を少なくとも1つ有していることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1つに記載の調整装置。
  • 前記各バー要素は、前記昇降レバーの揺動によって、互いに別々に揺動可能であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1つに記載の調整装置。
  • 前記バー要素の少なくとも1つまたはすべてを揺動させるために、当該バー要素と前記昇降レバーとの間で動作する滑動リンクが設けられていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1つに記載の調整装置。
  • 少なくとも1つのバー要素またはバー要素対は、当該バー要素を昇降レバー(14)に対して揺動をさせる手段と一体的に構成されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1つに記載の調整装置。
  • 前記調整可能なバー要素がケース状であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1つに記載の調整装置。
  • 前記調整可能なケース状のバー要素は、一体のケース状調整手段を構成していることをを特徴とする、請求項10に記載の調整装置。
  • 前記調整可能なバー要素は、2つに分断されていることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1つに記載の調整装置。
  • 前記昇降レバー(14)は、バー要素(16A〜16G)内で案内されていることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1つに記載の調整装置。
  • 前記昇降レバー(14)と少なくとも1つのバー要素との間で強制的案内が行われることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1つに記載の調整装置。
  • 前記昇降レバー(14,14')は片持ちレバーであり、前記調整装置の中間部または基部側、すなわちバー要素(16E)、支持台(32)、及び/又はフレーム(30)等に揺動可能に備えられていること特徴とする、請求項1〜14のいずれか1つに記載の調整装置。
  • 少なくとも一対の隣接するバー要素の間に引掛り防止手段(26)を備えていることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1つに記載の調整装置。
  • ベッド、マットレス、ひじ掛け椅子などに使用する調整装置(10)であって、支持面(12A)を構成する支持要素(12)を連結するべく変位方向(A)に対してある角度で延びるバー要素(16)と、前記支持面の傾斜を調節するための少なくとも1つの駆動装置と、を具備しており、前記バー要素はリンクチェーンを構成しており、前記バー要素の1つは、当該バー要素を固定台に支持するための出退可能な突張り手段(20)を備えていることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1つに記載の調整装置。
  • 前記突張り手段(20)を備えている前記バー要素(16G)は、前記突張り手段の動作のための駆動力を伝える揺動部材(50)を備えていることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか1つに記載の調整装置。
  • 前記突張り手段(20)を備えている前記バー要素(16G)の一端は昇降レバー(14')により昇降されることを特徴とする、請求項17又は18に記載の調整装置。
  • 昇降レバー(14')が設けられており、当該昇降レバー(14')の揺動により前記揺動部材(50)を揺動させることを特徴とする、請求項18に記載の調整装置。
  • 前記揺動部材(50)は、前記突張り手段(20)を備える前記バー要素(16G)の内部又は外部に配置されることを特徴とする、請求項18〜20のいずれか1つに記載の調整装置。
  • 前記突張り手段(20)は、剛性の脚部(20A,20B)を備えた折曲レバーとして構成されており、前記バー要素(16G)に対して角部(20C)において揺動可能に接続されていることを特徴とする、請求項17〜21のいずれか1つに記載の調整装置。
  • ベッド、マットレス、ひじ掛け椅子などに使用する調整装置(10)、特に請求項1〜22のいずれか1つに記載の調整装置であって、支持面(12A)を保持するべく変位方向(A)に対してある角度で延びるバー要素(16)と、前記支持面の傾斜を調節するための複数の駆動装置と、を具備しており、前記バー要素は、頭部側(32A)と、脚部側(32B)と、中間部(32C)と、を有するリンクチェーンを構成しており、前記中間部(32C)を構成する2本のバー要素(16E)は、駆動装置としての一対のモータ(60A,60)を収容しており、そのシャフト(62A,62B)が前記バー要素(16E)に実質的に平行に延びており、かつ前記バー要素(16E)と同一面に配置されていることを特徴とする、調整装置。
  • 前記モータ(60A,60B)を備えた前記バー要素(16E)は、他のバー要素の幅よりも大きいケース状であることを特徴とする、請求項23に記載の調整装置。
  • 前記各バー要素(16E)にそれぞれ備えられた2つの第1のモータ(60A)と、前記各バー要素(16E)にそれぞれ備えられた2つの第2のモータ(60B)とは、同期制御手段、特にトーションチューブ(14A,14A')によって連動連結されていることを特徴とする、請求項23又は24に記載の調整装置。
  • 揺動手段、特に前記バー要素(16)の昇降レバー(14及び/又は14')は、前記モータ(60A及び/又は60B)の前記シャフト(62A及び/又は62B)に対して平行で且つオフセットして配置されていることを特徴とする、請求項23〜25のいずれか1つに記載の調整装置。
  • 前記頭部側あるいは脚部側の前記バーに連結している2本の昇降レバー(14,14')は、トーションチューブ(14A,14A')によって揺動可能であり、それぞれの端部において前記トーションチューブに連結されて、モータ(60A又は60B)の駆動力の伝達手段を作用させることを特徴とする、請求項23〜26のいずれか1つに記載の調整装置。
  • 说明书全文

    本発明は、ベッド、マットレス、ひじ掛け椅子などに使用する調整装置に関する。 この調整装置は、変位方向に対してある度に延びる支持要素およびバー要素と、支持面の傾斜を調節するための少なくとも1つの駆動装置と、を具備しており、当該駆動装置は少なくとも1つの揺動可能な昇降レバーを備えており、前記バー要素はリンクチェーンを構成している。 本発明は、揺動可能なバーと、当該バーの間を延びる支持要素で構成された支持面と、を有する、マットレスあるいはクッション、ベッド、ひじ掛け椅子などに使用するための、調整可能な支持装置にも関する。

    このような調整装置としては、例えば、ベッドのマットレスを支持するものが公知である。 ベッド枠、あるいは少なくとも横桟が、マットレスなどの支持面を形成する支持要素を保持している。 布製の支持材、金属製の格子などの他に、格子状の支持台を形成するバネストリップが使用される。 この調整装置は仰向けの姿勢や座った姿勢あるいは少し体を起こした姿勢において快適にリラックスできることを目的としている。

    モータ駆動あるいは手動で揺動可能な従来の昇降レバーは、例えば、病院のベッドの傾斜を調整するために使用されている。 この昇降レバーは通常、剛性であり、そのほとんどは、座った姿勢あるいは少し体を起こした姿勢のときに外から見えるため、美観を損なうという欠点があり、また、安全性の問題もあった。 さらに、この昇降レバーでは2つの部分(頭部側および脚部側)が、それぞれ直線性を保ったまま中間部を中心に揺動可能であった。 支持面を形成する横桟の形状を人間の背中および臀部に合うように変えることもできなかった。

    この解決案として、横桟をリンクチェーンとして設計して、相対的に揺動させるものが提案された。 この揺動動作は、圧手段や、好ましくはテンションベルトやプルロッドなどによって実行される。 しかし、このような調整装置は非常に複雑であるとともに、仰向けの位置から少し起こした姿勢や座った姿勢に起こす場合に非常に多種類の部品を必要とする。 この例は国際公開WO 01/26509(下記特許文献1)に開示されている。 このような調整装置は、支持、調整、および駆動手段をすべてバーあるいはマットレスやクッションの中に構成しているため、その完成品は非常に美しい外観をしている。 しかし、その複雑な構成に加えて、連続的に、あるいは同時に、様々なバー要素を互いに揺動させる操作が不正確になる。 実際には、仰向けの姿勢あるいは少し起こした姿勢と、まっすぐに座った姿勢との間の様々な姿勢において、背中、臀部、および脚、特に、脊柱を適正に支えられることが望ましい。

    国際公開WO 01/26509

    以上の背景から、本発明の目的は、簡易な構成の調整装置を実現することである。 本発明の他の目的は、調整装置の機械構成を頑丈に設計し、しかも、人間工学に基づいて多様な調整ができるようにすることである。 本発明のさらに他の目的は、調整装置を頑丈でありながら美しく設計し、頭部側や背もたれ部を突出させないことである。 安全性を高めることも望ましい。 そして、本発明のさらなる目的は、ユーザの仰向けの姿勢と座った姿勢の間のあらゆる傾斜においてバー要素の互いの配置を正確にあるいは必然的に特定することである。

    本発明は、請求項1または2に記載されている調整装置と、請求項3に記載された調整可能な支持装置とを提供する。 本発明の基本は、少なくとも1つの揺動可能な昇降レバーと、互いに揺動可能な複数のバー要素との組み合わせであり、これによって通常の持ち上げ動作と人間工学に基づいた細かい動作との組み合わせが可能となる。 このような調整装置は、頑丈かつ非常に簡易な構成であり、快適で、人間工学上の問題をすべて解決するものであり、後述の実施例により難なく実現される。

    従来の剛性のバーと揺動可能な昇降レバーにおいて、請求項1によれば、バーは複数のバー要素に分割され、各バー要素は昇降レバーから独立しているとともに、互いに違う方向に揺動することができる。 国際公報WO 01/26509に開示されているように、バーは2本のリンクチェーンである、ベッド、マットレス、ひじ掛け椅子等に使用する調整装置において、請求項2によれば、バーを調整するための実質的に剛性の揺動可能な昇降レバーを、バー要素は(略完全に)収容する。 請求項3によると、ベッドのマットレスあるいはクッション、ひじ掛け椅子等に使用する調整可能な支持装置のバーは、実質的に剛性の揺動可能な昇降レバーを備えられており、この昇降レバーは相互に揺動可能な支持要素のリンクチェーンを支持しているとともに、揺動可能な結合部を備えたチェーン状の要素が配置されて、この実施例においてバーの主要な部分を占める。

    脚部側が持ち上げられたときにその自由端にかかる力が大きいため、脚部側の突張り手段がこの力を受けて、ベッド枠などの固定台に向ける役割をする。 このような突張り手段は通常、簡易な連結棒であり、その一端を支持台に、他端をベッド枠などの固定台に揺動可能に取り付けられる。 病院のベッド等に使用されているこの構成では、美しくかつ簡素に設計することは困難であり、支持台とベッド枠等がぴったりと合う必要がある。 また、脚部側を手動で揺動させることが困難であり、実用に適さない。 簡易かつ簡素で扱いが複雑でない調整装置用の突張り手段を備えた、請求項1〜3に記載の内容から独立して重要な内容を特徴とする、調整装置が請求項17に記載されている。 すなわち、少なくとも1つのバー要素は、バー要素を固定台に固定するための、駆動可能な突張り手段を備えている。 この突張り手段の駆動は好ましくは、バー要素の調整動作と同時に、好ましくは、揺動動作のために駆動される昇降レバーによって行われる。 対応するバー要素内に形成された揺動部材は、突張り手段を出退させるための簡易な駆動手段の役割をする。

    このような調整装置の駆動手段において使用する電気モータを見えないように収容するために、モータを一対ずつ各バー要素に固定した調整装置が請求項23に記載されている。 この構成により、調整装置の頭部側あるいは脚部側の両側のバーが同時に上下されるときに、頭部側および脚部側のバー要素間のねじれが発生しない。 この結果、比較的幅の広いベッド、マットレス、ひじ掛け椅子などにも、コンパクトなモータと簡易なギアアセンブリを使用でき、高価なねじれ防止装置に代えることが可能である。 このような調整装置は、請求項1〜3に記載の内容から独立して重要な内容を特徴とする。

    本発明に使用する上記の構成と、請求の範囲および実施例において記載した構成とにおいて、寸法、形状、材料、および技術的概念は特定の条件に限定されず、当業界において公知の選択基準を適用することができる。

    本発明の他の詳細、特徴および利点については従属クレームと、添付の図面を参照して行う後述の実施例とによって明らかとなろう。

    図1Aおよび1Bは、本発明に係るベッドマットレス用支持台を示している。 剛性のベッドフレーム30は、木製等の平行な縦材30Aと平行な横材30Bとを備えている。 支持台32は縦材30Aの間で調整可能に設けられており、多重揺動可能な頭部側32Aと多重揺動可能な脚部側32Bとが中間部32Cを介して関節結合されている。 中間部32Cは、ベッドフレーム30の縦材30Aにネジなどで永久固定されている。 支持台32は、主に2本の関節型結合バー16と、これらバー16を連結するバネストリップ34とで構成されている。 本実施例において、2本のバー16はそれぞれ7つのバー要素16A〜16Gを含み、後述するように、これらの要素は互いに揺動可能に結合されている。

    図2は、バー16の頭部側を示している。 図によると、各バーは長手方向において垂直に分断されたケース状であり、バーの頭部側とほぼ等しい長さの実質的に剛性の昇降レバー14を、内側バー部材16'と外側バー部材16”との間に完全に収容している。ケース状のバー16すなわちケース状のバー要素16A〜16Dは、調整手段18Aを一体的に備えており、昇降レバー14の揺動によって頭部側32Aを上下動させるときに、各バー要素を互いに同じか又は違う方向に相対揺動させることができる。本発明による調整装置の他の特徴については、図3A〜5Dを参照して第2の実施例で説明する。

    図3A〜3Dの一連の図と合わせて、図4Aおよび4Bの斜視図から理解されるように、支持台32の頭部側32Aに使用する昇降レバー14はトーションチューブ14Aの軸を中心に揺動する。 この揺動のために、本実施例において、四半円形の歯車状部14Bが昇降レバーに形成されており、その端部の孔14Cによってリンクチェーンの一端部が係合される。 リンクチェーンの他端部は、図示されていないが、ドイツ特許出願10231290.7によれば、中間部32Cに位置するバー要素16Eに備えられた駆動モータに引っ張られている。 トーションチューブ14Aはその端部を、ベッドフレーム30の縦材30A及び/又はバー要素16Eの軸受部あるいは孔に支持してもよい。 歯車状部14Bは、ガゼット板の機能を果たすことができる。 剛性の昇降レバー14は金属あるいは同様の剛性の材料で形成されるのが好ましい。 本実施例において、昇降レバーには、横向きに突出したピン状の調整要素18Bが形成されており、後述するように、滑動部の機能を果たす。 また、昇降レバー14には角部14Dが少なくとも1つ形成されているため、その外形は直線状ではない。 好ましくは、角部14Dは通常変位方向Aに曲がっている。 このため、後述するように、特に頭部側の上端において比例的揺動よりも大きな揺動が可能でありながら、昇降レバー14がケース状または箱状のバー16内において一体的に収容されているということ自体は変わらない。

    バーの調整要素18Aは、バーの内側面部16'と外側面部16”との内部にそれぞれ一体的に形成されており、滑動リンクとして機能する。内側面部16'と外側面部16”の滑動リンクは、鏡面対称状に並んで形成されて、バー16の長手方向の接合部分に対して両側に位置しており、昇降レバーの調整要素18Bにおける対応する一対のピンの片方をそれぞれ滑動可能に収容する。

    調整要素の機能について、図3A〜3Dを参照して下記に詳細に説明する。 これらの図によれば、昇降レバーの揺動中心はトーションチューブ14Aの軸と一致し、後述するように、箱状またはケース状のバー16の脚部側、すなわち支持台32の中間部32Cに位置するバー要素16Eの端部(図の右側)に配置されている。 一方、隣接するバー要素16A〜16Eを互いに揺動させるための軸関節22は、バーの上面に近い位置に整列配置されている。 これは、図3Aの伸長図に特によく示されている。 昇降レバー14を図3Aの平位置から図3B〜3Dの揺動位置のいずれかまで揺動させると、バー要素と昇降レバー間との間に、長手方向の相対移動が生じる。 また、昇降レバーの調整要素18Bとバーの調整要素18Aとの間に作用する力のため、バー要素には、昇降レバーに対する長手方向の相対移動に随伴して、交差方向の移動も生じる。 本実施例において、バーの調整要素18Aは滑動リンクとして設計されており、その湾曲は各バー要素の長手方向に対して傾斜している。 本実施例においては、調整要素が傾斜角度が異なる滑動リンクとして構成されている。 滑動リンクの形状は所望の動作や傾斜角度に応じて変えることができる。 図3Bからわかるように、最上部のバー要素16Aは、昇降レバー14が上向きに揺動すると、他のバー要素に対して揺動する。 この揺動の角度は、バー要素16Bおよび16Cの調整要素18Aの傾斜角度に比例して大きくなる。 各バー要素が互いに上向きに少し傾斜することによって、昇降レバー14はバー要素16Bおよび16C内でその停止位置(図3A)から少し傾斜する。

    図3Cに示す位置に昇降レバーを揺動させると、隣接するバー要素16Bおよび16Cが互いに大きく揺動する。 この揺動は、昇降レバー14の上方調整方向Aに対して反対方向に起こり、いわゆるランバーサポートの状態となる。 このような反対方向の揺動は、調整要素18Aの傾斜面を工夫することで達成される。 これは、図3Cおよび3Dを比較すると明らかである。

    図3A〜3Dに示すように、昇降レバー14を収容しているバー要素は、昇降レバーの揺動と異なり、それぞれ個別に揺動可能である。 また、バー要素は連結して、実質的に剛性の昇降レバーの略全体を収容することによって、バー要素の互いの揺動を調整する。 さらに、バー要素かかる荷重はすべて、実質的に剛性の昇降レバーに支持され、互いに揺動可能なバー要素からなるリンクチェーンは、バネストリップを支持する。

    図3A〜4Bに示すように、バー要素の少なくとも1つは縦および交差方向のガイドを少なくとも1つ備え、これによって滑動リンクがバー要素と昇降レバーとの間で動くことができる。 さらに、詰まり防止手段26が隣接するバー要素の間に備えられている。 この詰まり防止手段は、軸関節22と反対側のバー側面に備えられるのが好ましく、図3Dの拡大図に示すように、例えば、隙間を埋める円弧状の部品として形成される。 横桟34またはその結合部分の組立ては、切欠28によって簡易化される。 図4A及び4Bに示すように、この切欠はバー要素の外側面部及び/又は内側面部の上面に溝状に形成されるのが好ましい。

    次に、図5A〜5Dに示す第2の実施例による、好ましくはケース状のバー要素16Fおよび16Gは、一体的に形成された調整要素18Aによって、昇降レバー14'に対して長手方向に可動であるとともに、この昇降レバーの調整要素18Bを滑動可能に受容して、一対の滑動部を形成している。 簡易化のために、縦材30Aに揺動可能に取り付けられた突張り手段20は、昇降レバーの端部でその負荷の一部を吸収するとともに、図5Dに示す休止位置においては、切欠20Eによって受容及び/又は連結される。

    図6A〜6Eは、本実施例によるバー16の脚部側を示している。 各バー要素は長手方向に垂直に分割されており、図示されているケース状の内側面部16'とそれに対応する外側面部とを含む。 図6A〜6Eにおいては、内側面部16'の側面図が示されている。 また、同様に図示されている剛性の昇降レバー14'は、バー16によって、内側面部16'と外側面部16”の間に完全に収容される。

    図6A〜6Eから理解されるように、昇降レバー14'は、支持台32の脚部側32Bおいて、トーションチューブ14Aの軸を中心に揺動可能である。 この揺動のために、図示されていないが、リンクチェーンを係合する四半円形の歯車状部が形成されている。 このリンクチェーンの他端部は、ドイツ特許出願10231290.7によれば、中間部32Cに位置するバー要素16Eに備えられた駆動モータに引っ張られる。 トーションチューブ14Aはその端部を、ベッドフレーム30の縦材30A及び/又はバー要素16Eの軸受部あるいは孔に連結してもよい。 歯車状部14Bは、ガゼット板の機能を果たすことができる。 剛性の昇降レバー14'は金属あるいは同様の剛性の材料で形成されるのが好ましい。 本実施例において、昇降レバーには、横向きに突出したピン状の調整要素18Bが形成されており、後述するように、滑動部の機能を果たす。 また、昇降レバー14'には少なくとも1つの角部14D'が形成されているため、その外形は直線状ではない。 好ましくは、角部14D'は通常変位方向Aに向かって曲がっている。 バー16の結合部を負荷から保護することとともに、後述するように、突張り手段を出退させるための駆動機能もまた本発明の重要な要素であり、請求項1〜3に示す特徴とは独立している。

    本実施例において、昇降レバーを動かすと臀部(バー要素16F)はカム機構によって昇降レバーに追随して移動し、バー要素16Fおよび16Gの間には座屈補償部40が備えられている。 さらに、脚部側32B(バー要素16G)は、隣接するバー要素16Fに近い上面において軸関節22を備えている。 この軸関節22はその一部を昇降レバー14'の一対のカム36で形成されており、このカムは対応するバー要素16Gの凹部に揺動可能に係合する。 この構成によって、接合部としての軸関節22とカム36は昇降レバー14'の上方向の揺動で持ち上げられる。 カム36による揺動可能な接合と脚部側の下部の重み、すなわち、2本の平行なバー要素16G、これらのバー要素を連結する支持要素12およびその上に敷かれるマットレスの重みとによって、バー要素16Gの最端部(図面の右側)は常に縦材30A等の固定台上に配置されている。 しかしこの状態では、縦材30A等の固定台に平行な方向Dへの移動が行われる。

    昇降レバー14'の上方向の揺動によってバー要素16Gを確実に持ち上げるために、出退可能な突張り手段20がフットレストとして備えられている。 本実施例において、出退可能な突張り手段20は、ある角度に開いている2本の脚20Aおよび20Bを有する継手であり、バー要素16Gの端部における接合部に、共通軸20Dの周囲を回転可能な態様で取り付けられている。

    図6Aに示すように、バー16が延長している状態では、突張り手段20はその脚部側に完全に収容されているが、その角において揺動すると脚20Aが下向きにはみ出して、バー要素16Fの図の右側の端部をバー要素16Gが持ち上げると、脚20Aの自由端部は縦材30A等の固定台に固定される。 この持ち上げ動作は、脚20Aの駆動機能によって達成される。

    この駆動機能のために備えられた揺動部材50は、その一端において昇降レバー14'の角部14D'を係合し、他端において突張り手段20の脚20Bの自由端を揺動可能に係合する。 揺動部材50は、ピン50Cの周囲を揺動可能な態様で、バー要素16G内に固定される。 図面に示すように、揺動部材50は直線状に延長した金属製の平板で、その両端に長孔50Aおよび50Bが形成されている。 昇降レバー14'のピン14Eと突張り手段20の軸20Dとはこれらの長孔にそれぞれ係合される。 昇降レバー14'が持ち上げられて角部14D'が、軸関節22およびカム36の周囲をバー要素16Gに対して揺動すると、揺動部材50がバー要素16G内でピン50Cの周囲を揺動する。 図6A〜6Eに示すように、この揺動部材50の動作によって、揺動部材に連結されている突張り手段20が揺動され、バー要素16Gの外にはみ出す。 昇降レバー14'が下げられると、突張り手段20はバー要素16G内に戻される。

    この構成により、突張り手段を他の要素に連結させる必要がなくなる。 代わりに、駆動装置が、バー16と一体に形成される。 また、固定台に支持されていなくても、単独で動作させることができる。 そのため、図6Eに示す最上部よりも上に脚部側を手動で移動させることもできる。 また、突張り手段20のはみ出し及び/又は支持面への接触を昇降レバー14の角度位置または角度範囲を変えるだけで行うことができる。

    本発明のバー要素は、頭部側、中間部、および脚部側に各1つでもよい。

    図7A〜8Bに示す第3の実施例において、上記と同一の動作を行う要素については同一の符号を使用している。 本実施例の構成は、上記の実施例においても適用することができる。 中間部32Cの剛性のバー要素16Eは、2つのモータ60A,60Bを備えており、バー要素16E内に互いに平行に収容されているこのモータは、バー要素16Eと略平行に延長しているシャフト62A,62Bを備えている。 2002年7月10日出願のドイツ特許出願第10231290.7に開示されているように、また図7Aまたは図8Aおよび8Bの双頭矢印で示すように、外側のモータ60Aは、直線ガイドキャリッジ63Aの出力軸を介して動作し、歯車状部14Bに係合しているリンクチェーン64Aを引っ張る。 トーションチューブ14Aまたは14A'に形成された四半円歯車状部14Bは、頭部側の2本の昇降レバー14と同面に、かつ、脚部側の2本の昇降レバー14'から離れた位置に配置されて、移動するバー要素が同一の垂直面に延長するように、このリンクチェーンに係合している。

    もちろん、対面する各バーに備えられた一対のモータ60A,60Bの動作は電気的手段によるものでもよいが、トーションチューブとの連結作用は簡易かつ効果的でなければならない。

    図1Aは、ベッドマットレス用の調整可能な支持台を起こした状態で示した斜視図である。

    図1Bは、調整可能な支持台を寝かせた状態で示した斜視図である。

    支持台の頭部側のバーを拡大した斜視図である。

    図3Aは、図2のバーを延長した状態でバーの内側を簡略して示した側面図である。

    図3Bは、バーを少し起こした状態でバーの内側を示した図である。

    図3Cは、バーをさらに起こした状態でバーの内側を示した図である。

    図3Dは、バーを直立させた状態でバーの内側を示した図である。

    図4Aは、図3A〜3Dのバーを(図2に関連して)示した拡大斜視図である。

    図4Bは、組みたてられた状態のバーの部分断面図である。

    図5A〜5Dは、図3A〜4Bのバーの脚部側の一連の動作を示した図である。

    図6Aは、ベッドマットレス用の調整可能な支持台の第2の実施例を示す側面図であり、脚部側を構成するバー要素の内側、特に、調整可能な支持台が休止位置で延長した状態を詳細に示しており、図6B〜6Eは、様々な調整位置にある同様のバー要素の内側を示している。

    図7Aは、ベッドマットレスやひじ掛け椅子用の調整可能な支持台の第3の実施例を示す平面図であり、支持台は無調整の休止状態にある。

    図7Bは、調整装置の一方の縦材に備えられたモータアセンブリを示す拡大図である。

    図8Aは、図7A,7Bの調整装置の頭部側に備えられた一対の昇降レバーの連結状態を示す斜視図である。

    図8Bは、図7A,7Bの調整装置の脚部側に備えられた一対の昇降レバーの連結状態を示す斜視図である。

    符号の説明

    A 通常変位方向D 平行方向10 調整装置12 支持要素12A 支持面14 昇降レバー14A トーションチューブ14B 歯車状部14C 孔14D 角部14D' 角部14' 昇降レバー16 バー16' 内側面部16” 外側面部16A−16G バー要素18 調整手段18A バーの調整手段18B 昇降レバーの調整手段20 フットレスト(突張り手段)
    20A 脚20B 脚20C 角20D 軸20E 切欠22 軸関節24 駆動装置26 引掛り防止手段28 切欠30 ベッドフレーム30A 縦材30B 横材32 支持台32A 頭部側32B 脚部側32C 中間部34 横桟40 座屈促進部50 揺動部材50A 長孔50B 長孔50C ピン60A モータ60B モータ62A シャフト62B シャフト63A キャリッジ63B キャリッジ64A リンクチェーン64B リンクチェーン

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