Bed frame with rheumatoid

申请号 JP2000504769 申请日 1998-07-29 公开(公告)号 JP2001511380A 公开(公告)日 2001-08-14
申请人 パトマーク カンパニー,インコーポレイティド; 发明人 ダブリュ. ヘンスレー,デビッド;
摘要 (57)【要約】 ベッドフレーム(10)は、台座フレーム(12)と、関節を有する上部フレーム(40)を含む。 台座フレーム(12)は、頭側端部と、足側端部と、向かい合って配置され長手方向に延びた側面を含む。 関節を有する上部フレーム(40)は、上体用フレーム部材(42)と、座用フレーム部材(44)と、大体部用フレーム部材(46)と、下肢用フレーム部材(48)と、を備えている。 関節を有する上部フレーム(40)は、台座フレーム(12)に対し関節を有する上部フレーム(40)が長手方向に移動するように台座フレーム(12)に装着されている。 上体用フレーム部材(42)を昇降させるための第一駆動組立体(50)は、上体用フレーム部材(42)が傾斜すると台座フレーム(12)に対し関節を有する上部フレーム(40)が移動するように、上体用部材(42)に連結されるリンクを含んでいる。 大腿部用フレーム部材(46)を昇降させるための第二駆動組立体(52)は、大腿部用フレーム部材(46)が上方に傾斜すると下肢用フレーム部材(48)が下方に移動するように、下肢用部材(42)に連結されるリンクを含んでいる。
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 頭板側端部材と、足板側端部材と、向かい合って長手方向に延びた側面部材を設けた台座フレームと、 台座フレームに対して相対的にキャリッジを長手方向に移動させるため台座フレームの上に装着されたキャリッジと、 キャリッジの上に装着され、フレーム部材が長手方向に離間され横方向に延びたものであって、関節で折れ曲がる動作を提供するため少なくとも上体用部材が台座フレームに対して相対的に可動である上体用部材、座用部材、大腿部用部材及び下肢用部材を備えた関節を有する上部フレーム部材と、 台座フレームに対して上体用部材が相対的に昇降するためのものであって、関節を有する上部フレームに連結された第一リンク組立体を含み、上体用フレーム部材が傾斜する動きをすると上部フレームが台座フレームに対して相対的に長手方向に移動するような、第一駆動組立体と、 を備えたベッドフレーム。
  • 【請求項2】 前記第一リンク組立体は、上体用部材が上方に傾斜したときに、関節を有する上部フレームはベッドの頭側端部に向かって長手方向に移動し、上体用部材が下方に傾斜するときに、関節を有する上部フレームをベッドの足側端部に向かって移動させるように上体用部材と台座フレームの間に連結されたリンクを含む、請求項1のベッドフレーム。
  • 【請求項3】 前記台座フレーム、キャリッジ及び関節を有する上部フレームは、配達時に組立るために分離可能であり、第一駆動組立体は、台座フレームと関節を有する上部フレームに連結されるようにキャリッジに装着される、請求項1に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項4】 前記各上体用、座用、大腿部用及び下肢用部材が、マットレスを支持するためのプラットフォームを提供するために配達時にフレーム部材の中で組立られるフレーム部材と、取り外し可能なパネル部材を備え、アジャストフレーム部材が少なくとも上体用部材が関節を有する動作をするようにヒンジで連結されている請求項1のベッドフレーム。
  • 【請求項5】 前記上体用部材は、上体用部材と座用部材の間に配置された該部材と同一直線上の回動中心のまわりに座用部材とヒンジで連結された請求項4のベッドフレーム。
  • 【請求項6】 前記各フレーム部材が、それぞれ取り外し可能なパネル部材の一つを受承するための縦穴を形成する内側上方に開いたフレーム要素を備えた請求項4のベッドフレーム。
  • 【請求項7】 前記各上体用、座用、大腿部用及び下肢用部材は、パネル部材を備え、隣接したパネル部材は、マットレスを受承するためのプラットフォームを提供し、少なくとも上体用部材が折れ曲がる動作をさせるためにヒンジで連結される請求項4のベッドフレーム。
  • 【請求項8】 前記各パネル部材がOSBボードで作られた請求項1のベッドフレーム。
  • 【請求項9】 前記台座フレームは、従来のボックススプリングの代替として従来のベッドフレームの上に装着するために合わせられ設計された請求項1のベッドフレーム。
  • 【請求項10】 前記台座フレームは、床と係合する台座フレームを形成するために長手方向に延びた側面に固着された4つのコーナーポストを含み、床と係合する台座フレームと、キャリッジと、関節を有する上部フレームとは、配達及び据え付け時に組み立てられるように分離可能な請求項1のベッドフレーム。
  • 【請求項11】 各コーナーポストは、床と係合する台座フレームに固着された外側スリーブと、床と係合する台座フレームの高さを床から上昇させておくために選択的に下げていく外側スリーブにはめ込まれた内側スリーブと、を含む請求項10のベッドフレーム。
  • 【請求項12】 外側スリーブにはめ込まれた各内側スリーブは、中に鉛直な位置に開けられた複数の孔を有し、各外側スリーブは、外側スリーブに装着されたリーフスプリングの上に配置された選択ピンを含み、選択ピンは、床と係合する台座フレームの上部の高さ調節のために内側スリーブの中に開けられた選択された一の孔と係合する請求項11のベッドフレーム。
  • 【請求項13】 各コーナーポストにある各内側スリーブは、水平調節パッドを支持する請求項12のベッドフレーム。
  • 【請求項14】 各水平調節パッドは、各内側スリーブの端部に装着されたインサートに固定されたネジ山付の柄を含む請求項13のベッドフレーム。
  • 【請求項15】 各コーナーポストにある各内側スリーブは、床と係合する台座フレームを床から分離するための分離パッド組立体を担持する請求項12のベッドフレーム。
  • 【請求項16】 各分離パッド組立部品は、空洞を形成するハウジングと、
    空洞に配置されたエラストマー材料と、エラストマー材料に結合し、それぞれ内側スリーブに固着されたロードベアリングワッシャーを備えた請求項15のベッドフレーム。
  • 【請求項17】 前記座用部材は、座用部材とともに動かすようにキャリッジに固着された請求項1のベッドフレーム。
  • 【請求項18】 前記台座フレームの長手方向に延びた側面は、台座フレームに対して相対的にキャリッジを長手方向に移動させるために適合させるように、キャリッジの上に装着されたローラーのためのガイドラックとして役割を有する内側に開いたチャンネルを形成するために配列された請求項1のベッドフレーム。
  • 【請求項19】 前記大腿部及び下肢部用フレームは、また大腿部及び下肢部用フレームが関節で折れ曲がる動作をさせるように動かすことができ、ベッドフレームは、さらに台座フレームに対して相対的に大腿部用フレーム部材が昇降するための第二駆動組立体と、大腿部用フレーム部材が傾斜動作すると台座フレームに対し相対的に下肢用フレーム部材を傾斜させる関節を有する上部フレームに連結された第二リンク組立体と、を含む請求項1に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項20】 第二リンク組立体は、大腿部用部材が上方に傾斜されたときには、下肢用部材は下方に傾斜し、大腿用部材が下方に傾斜したときには、下肢用部材は水平位置に戻るように、キャリッジと下肢用部材の間が連結されたリンクを含む請求項19に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項21】 頭側端部と、足側端部と、向かい合って長手方向に延びた側面と、該各側面において長手方向に延びたガイドトラックと、を備えた台座フレームと、 台座フレームに対し相対的にキャリッジが長手方向に移動するように台座フレームのガイドトラックに装着されたキャリッジと、 キャリッジに装着され、上体用フレーム部材、座用フレーム部材、大腿部用フレーム部材及び下肢用フレーム部材を装着し、フレーム部材は少なくとも上体用、大腿部用及び下肢用フレーム部材が関節で折れ曲がる動きをするように該部材にヒンジで連結されるとともに長手方向に離間され横方向に延びた関節を有する上部フレームと、 上体用フレーム部材が傾斜すると、関節を有する上部フレームが台座フレームに対し相対的に長手方向に滑走するような台座フレーム及び関節を有する上部フレームを連結するリンクを含む、座用部材に対して相対的に上体用フレーム部材が昇降するための駆動組立体と、 を備えたベッドフレーム。
  • 【請求項22】 前記台座フレーム、キャリッジ及び関節を有する上部フレームは、配達し据え付ける時に組み立てられるために分解可能であり、キャリッジは、キャリッジが長手方向に移動するようにガイドトラックの中で係合し、ころがるローラーを備えた請求項21に記載のベッドフレーム。
  • 【請求項23】 前記各上体用フレーム部材、各座用フレーム部材、各大腿部用フレーム部材及び各下肢用部フレーム部材は、マットレスを担持するためのプラットフォームを提供するためにフレーム要素により把持された取り外し可能なパネル部材とフレーム要素とともに提供される請求項21に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項24】 前記台座フレームが、従来のボックススプリングの代替として従来のベッドフレームの上に装着するために調整し設計された請求項21に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項25】 前記台座フレームは、さらに床と係合する台座フレームを形成するために側面に固定された4つのコーナーポストを含み、床と係合する台座フレームと、キャリッジと、関節を有する上部フレームとは、配達し、据付ける時に組み立てられるように分離可能である請求項21に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項26】 各コーナーポストが、床と係合する台座フレームに固着された外側スリーブと、床に対して相対的に床と係合する台座フレームの高さを上げるために選択的に下方に移動させる外側スリーブにはめ込まれた内側スリーブと、を含む請求項25に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項27】 外側スリーブにはめ込まれた各内側スリーブは、鉛直方向に間隔を空けられた複数の孔を中に有し、各外側スリーブ各外側スリーブは、外側スリーブの上に装着されたリーフスプリングの上に配置された選択ピンを含み、選択ピンは、床と係合する台座フレームの上部の高さを調節するために内側スリーブの中の選択された一の孔と係合する請求項26に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項28】 各コーナーポストの内側スリーブは、床と係合する台座フレームを床から分離するために分離パッド組立体を担持する請求項27に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項29】 各分離パッド組立体は、空洞を形成するハウジングと、空洞の中に配置されたエラストマー材料と、エラストマー材料と結合され、それぞれの内側スリーブに固着されたロードベアリングワッシャーと、を備えた請求項28に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項30】 頭側端部と、足側端部と、向かい合って長手方向に延びた側面と、該側面において長手方向に延びたガイドトラックと、を備えた台座フレームと、 キャリッジが台座フレームに対して長手方向に移動するために台座フレームのガイドトラックの上に装着されたキャリッジと、 キャリッジの上に装着され、上体用フレーム部材と、座用フレーム部材と、大腿部用フレーム部材と、下肢用フレーム部材と、を備えた関節を有する上部フレームと、 長手方向に離間され横方向に延びたものであって少なくとも上体用、大腿部用及び下肢用フレーム部材が関節で折れ曲がる動きをするように当該部材とともにヒンジで連結された隣接のフレームと 台座フレームと上部フレームを連結するものであり、上体用フレーム部材が上方に傾斜すると上部フレームが台座フレームの頭側端部材に向かって長手方向に移動し、上体用フレーム部材が下方に傾斜すると上部フレームが台座フレームの足側端部材に向かって長手方向に移動する、座用フレーム部材に対し上体用フレーム部材と腿部用フレーム部材を昇降させるための駆動組立体と、 を備えたベッドフレーム。
  • 【請求項31】 台座フレームと、キャリッジと、関節を有する上部フレームとは、配達時に組み立てられるように分離可能であり、キャリッジは、ガイドトラックの中に係合し、ころがるローラーを有している請求項30に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項32】 各上体用フレーム部材と、各座用フレーム部材と、各大腿部用フレーム部材と、各下肢用部材とは、ベッドフレームが配達され、マットレスを担持するためのプラットフォームを提供するために、組み立てられたときにフレーム要素により把持される取り外し可能なパネル部材及びフレーム要素と、
    ともに提供される請求項31に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項33】 前記台座フレームは、従来のボックススプリングの代替として従来のベッドフレームの上に装着するために調整し設計された請求項30に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項34】 前記台座フレームは、床と係合する台座フレームを形成するために側面に固着された4つのコーナーポストを含み、床と係合する台座フレームと、キャリッジと、関節を有する上部フレームは、配達し据付ける時に組み立てられるように分離可能である請求項30に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項35】 各コーナーポストは、床と係合する台座フレームに固着された外側スリーブと、床に対して床と係合する台座フレームの高さを上げるために選択的に下方に移動される外側スリーブにはめ込まれた内側スリーブと、を含む請求項34に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項36】 外側スリーブにはめ込まれた各内側スリーブは、鉛直方向に間隔を空けられた複数の孔を中に有し、各外側スリーブは、外側スリーブの上に装着されたリーフスプリングの上に配置された選択ピンを含み、選択ピンは床と係合する台座フレームの上部の高さを調節するために内側スリーブの中にある選択された一の孔と係合する、請求項35に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項37】 各コーナーポストの内側スリーブは、床と係合する台座フレームを床から分離するための分離パッド組立体を担持する、請求項36に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項38】 各分離パッド組立体は、空洞を形成するハウジングと、空洞の中に配置されたエラストマー材料と、エラストマー材料と結合され、それぞれの内側スリーブに取り付けたロードベアリングワッシャーと、を備えた請求項37に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項39】 前記駆動組立体は、キャリッジに装着され、駆動できるように台座フレームに連結された第一駆動モーターと、キャリッジに装着され、駆動できるように大腿部フレーム部材に連結された第二駆動モーターと、を含む請求項30のベッドフレーム。
  • 【請求項40】 各ガイドトラックは、内側に開いたチャンネルであり、キャリッジは、前記関節を有する上部フレームが長手方向に移動できるようチャンネル内で回転するためのローラーに装着された複数のジャーナルを備えた、請求項30に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項41】 前記駆動組立体が、キャリッジに装着され、上体部用フレーム部材が傾斜するため上部フレーム部材に連結されるように第一モーターを備え、第二モーター及びリンク機構はまた、キャリッジに装着され、大腿部用フレーム部材が傾斜するように上部フレーム部材に連結された、請求項26に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項42】 前記第一モーター及びリンク機構は、上体用フレーム部材が傾斜するために配置され、ガイドトラックの上で長手方向に滑らかに移動する、請求項41に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項43】 前記座用部材は、上部フレーム部材が長手方向に移動したときには、上部フレームとともに移動するが、台座フレームに対しては回動しないように上部フレーム部材に固着される、請求項30に記載されたベッドフレーム。
  • 【請求項44】 前記座用部材は、上部フレーム部材の上に配置するようにマットレスの長手方向の中央部材を担持するプラットフォームを提供するために上部フレーム部材の中で組立られるように取り外し可能なパネル部材を備え、駆動組立体の制御装置は、座用部材のためのパネル部材に装着された請求項30のベッドフレーム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】 本発明の背景及び概要 本発明は、関節を有するベッドフレームに関し、詳細には、ベッドの上体用部材が上方に傾斜したときに、壁または定位置の頭板方向に直線移動し上体用部材が下方に傾斜したときには、ベッドの足方向に直線移動し、また、一人で配達人が購買者宅に移動させ、組み立てることが可能なベッドフレーム設備に関する。

    【0002】 関節を有するベッドフレームは、公知であり、しばしば、フレームが相対的に動かすことができる上体用、座用、大腿用、下肢用部材を有する”ホスピタルベッド”フレームと称される。 そのようなベッドは、1997年6月5日発行のP
    CT国際公開公報第WO97/19619においてに記載されている。 上記ベッドでは、ベッドに横になる人の頭部及び背中部を横方向に延びたシートパネルから、任意の選択された位置まで上方に傾斜させることができる。 一般に横方向に延びた座用パネルは移動せず平坦なままである。 大腿用部材は、患者のひざ及び大腿部を持ち上げるために座用パネルから上方に傾斜する。 その際、下肢用パネルは、大腿部用パネルから通常の方法で下方に傾斜する。

    【0003】 現場での操作、運搬、組立てを容易にするためには、半組立(semi-knocked do
    wn(SKD))状態で輸送されるような関節を有するフレームであることが好ましい。
    一人の配達人のみで半組立状態(SKD)の関節を有するフレームをベッドを据え付けるべき購入者の家まで運搬することが必要とされる。 また、ベッドの頭側部材が持ち上げられたときには、ベッドの頭側方向に、ベッドの頭側部材が下げられたときには、ベッドの足側方向に直線移動するような関節を有するフレームを有することが好ましい。 このことは、ベッドが、壁又は固定の頭板に接触して配置されることを許容するものである。 さらに、それはベッドの頭側部材が上方に傾斜されたときにベッドの上の人が隣接したナイトスタンドに近くにとどまることができるようにするものでもある。

    【0004】 本発明によれば、上記の関節を有するフレームは、従来の金属ベッドフレームの上、従来のウォータベッド、または頭板と足板の間に側面レールを両側に有する固定状態の頭板及び足板を含む従来のスレイフレームの内部にセットすることが可能である。 そのような関節のあるフレームを従来のボックススプリングの代替として従来のベッドフレームに使用する調節可能なフレームを提供することは市場原理にも適合する。 本発明の実施例は工業規格により定義されている種々のフレームに適合するように証明されている。 上述したような追加フレームを備えることは従来知られているかもしれないが、壁又は固定の頭板方向に直線的に移動し、各フレーム支持部材に取り外し可能なパネルを含み、かつ半組立(SKD
    )方式で運搬されるような追加の関節のあるフレームを与えることは知られていない。

    【0005】 それゆえ、本発明における一の実施例は、従来のベッドフレームに適合し、従来のベッドフレームに対して動くことができる関節を有するパネル部材を有し、
    一人の配達人により配達され、組み立てられる2部分の関節を有するベッドフレームを備えている。 本実施例は、関節を有する上部フレームから別個独立に移動する溶接体であり、長手方向に延びた側面においてガイドとして設けられた内部に向いたチャンネルを備えた台座フレームを含んでいる。 このチャンネルは、組立体が剛性は高いが軽量で運搬容易になるように長手方向に離間され横方向に延びた支柱で連結される。 上記内部に向いたチャンネルは、上部フレームの長手方向に直接的で直線的な運動をさせるローラーのためのトッラクまたはガイドとしての役割を有する。

    【0006】 本質的に、上部フレームは、上体用フレーム部材と座用フレーム部材と大腿用フレーム部材と下肢用フレーム部材とを備えたヒンジで連結されたフレームである。 これらのフレーム部材は長手方向に離間され、横方向に従来様式で延びている。 隣接したフレーム部材には少なくとも上体部用、大腿部用、下肢部用フレーム部材の関節で折れ曲がる動作ができるように互いにヒンジで連結するようにしても良い。 座用部材は、従来と同様に関節なき部材であり平坦で平なものである。 上体用部フレーム部材及び大腿部用フレーム部材の駆動機構の制御装置が設けられるのは、この座用部材の上である。 一般に、これらの駆動機構は従来の電気モーターとねじを用いた構成とすることができる。 下記の適切なリンクは、台座フレーム部材に対する上体部用フレーム部材の相対的な動作の制御並びに大腿部及び下肢部の相対的な動作の制御を提供する。

    【0007】 本発明によれば、上部フレームは取り外し可能なパネルを受承するために内部上方に度が開いた形にされている。 本発明の関節を有するフレームは、フレーム部材の中に受承されるマットレスを支持するためのプラットフォームを提供する4つに別けられた取り外し可能なパネルを備えている。 これらのパネルは軽量で剛性の高い木製部材で、部材の上部表面が装飾用の模様または材料で塗られまたは覆われたタイプでもよい。 これらの取り外し可能なパネルを有することによって、上部フレームは配達し、据え付けることがより容易になっている。 さらに、関節を有するフレームのための総ての電気制御及び駆動機構は座用パネルの下側に装着される。

    【0008】 本発明の実施例は、従来のボックススプリングの代替として従来のベッドフレームの上面に配置されるように設計がされているが、本発明は一人の配達人により分解と部品の配達が可能な独立型のフレーム組立体をも考慮している。 この本発明の実施例では、4本のコーナーポスト、長手方向に延びた側面レール、横方向に延びた端部レールを含んだ床と係合する台座フレームが提供される。 この床と係合する台座フレームは、各コーナーにおいて、鉛直に延びた外側スリーブと外側のスリーブの中でベッドの高さを調整するように下方に移動する外側スリーブにはめ込まれた内側のスリーブを備えた調節用のコーナーポストまたは足を含んでもよい。 このような外側スリーブ及び外側スリーブにはめ込まれた内側スリーブには、調節ピンを床と係合する台座フレームの高さ選択のために挿入することできる長手方向に離間された孔を設けるようにしても良い。 内側のスリーブは、その下端にローラーキャスターまたは分離パッドをつけてもよく、さらに分離パッドを用いて内側のスリーブに連結されたローラーキャスターをつけてもよい。 フレームの組立体上に配置されたマットレスがバイブレーターマッサージ機能を有するときに、分離パッドは特に有益である。

    【0009】 さらに、本実施例においては、チャンネルトラックは床と係合する台座フレームの側面レールの中に備えられる。 さらに、上記したような取り出し可能なパネルを有する関節を有する上部フレームは、直線運動をするように床に係合する台座フレームの上に装着される。

    【0010】 本発明の別の実施例においては、チャンネルトラックを有する床と係合した台座フレームは、従来のベッドフレームまたはスレイフレームの内側に配置されている。 キャリッジは長手方向に動くように床と係合した台座フレームに装着される。 長手方向に離間され横方向に延びた4つのパネル部材の組を備えている上部デッキは、キャリッジに装着される。 パネル部材は少なくとも上体部用、大腿部用及び下肢用パネル部材が関節で折れ曲がる動作をするようにヒンジで連結されている。 座用パネル部材はキャリッジとボルトで連結され、固定かつ水平な状態を維持する。 これらのパネルは、オリエンタルスタンドボード(Oriente
    dStandBoad)すなわちOSBのような軽量で丈夫な剛性ある木製品のタイプでもよい。

    【0011】 従って、本発明は台座フレーム及び関節を有する上部フレームを含んだベッドフレームである。 その台座フレームは、頭側端部材と足側端部材と向かい合って長手方向に延びた部材を備えている。 関節を有する上部フレームまたはデッキは、上体部用、座用、大腿部用及び下肢用部材を備えている。 これらの部材は長手方向に離間され横方向に延びており、かつ少なくとも上体部用、大腿部用部材及び下肢用部材は座用部材に対して関節で折れ曲がる動作をするよう動かすことができる。 上部フレームは、台座フレームに対して相対的に上部フレームの長手方向に移動するように台座フレームの上に装着される。 台座フレームに対し相対的に上体用部材を昇降させるための第一駆動組立体は、上体用部材が傾斜する動作をすると上部フレームが長手方向に移動するように上体用部材に連結されるリンクを含む。 上体用部材が上方に傾斜したときには上部フレームがベッドの頭板に向かって長手方向に移動し、上体用部材が下方に傾斜したときには上部フレームはベッドの足板に向かって長手方向に移動する。 台座フレームに対して相対的に大腿部用部材を昇降させるための第二駆動組立体は、大腿用部材が上方に傾斜するときには下肢用部材が下方に傾斜するように下肢用部材に連結されるリンクを含んでいる。

    【0012】 現在、発明者が認識している発明を実施するための最良の形態を例示する好ましい実施例の以下に述べる詳細な説明を考慮することにより当業者であれば、本発明の特徴と長所を容易に理解できるであろう。

    【0013】 図面の詳細な説明 図1に示すフレーム組立体10は、長手方向に離間され横方向に延びた4本の支柱部材18、20、22,24によって間隔を空けて側面に配置された内部に向き長手方向に延びた一対の側面レールすなわちチャンネル14、16を含んだ台座フレーム、すなわちチャンネルフレーム12を備えている。 台座フレーム1
    2は、一人の配達人が持ちあげ運搬でき、従来のベッドフレームの上の図1に示す位置にに置くように設計されたものである。 ローラー32を有するキャリッジ30は、直線運動をさせるため台座フレーム12の上に装着される。 台座フレーム12の内部に向いたチャンネル14、16は、ローラー32用の長手方向に延びたガイドまたはトラックとして機能するようにされている。

    【0014】 関節を有する上部フレーム40は、キャリッジ30の上に装着される。 この関節を有する上部フレーム40は、上体用フレーム部材42、座用フレーム部材4
    4、大腿部用フレーム部材46及び下肢用フレーム部材48を備えている。 図3
    から5で表示するようにこれらのフレーム部材は、上方内側に開かれたチャンネル部材から組み立てられ、従来の方法でヒンジで連結される。 本質的に上体用フレーム部材42及び大腿部用フレーム部材46は、従来方法で座用フレーム部材44から上方に回動する。 大腿部用部材46が上方に回動したときは、下肢用部材48は図4及び図5で表示されたように大腿部用部材から下方に傾斜する。

    【0015】 台座フレーム12、キャリッジ30及び関節を有する上部フレーム40はすべて、アルミニウム、鉄、強化プラスチックのような高い強度で軽量かつ剛性ある適切な材料または複合材料で作られる。

    【0016】 本発明によると、これら各フレーム部材42から48は、フレーム部材の上方内部に開いたチャンネルの内部に受承される取り出し可能なパネルまたはデッキを担持している。 これらの取り出し可能なパネルは図1aに、フレーム部材42
    、44、46、48それぞれに対応するパネル42a、44a、46a及び48
    aに示されている。 これらのパネルは剛性ある軽量のパネル材料であればどのような材料からも作ることができ、家具業界で従来から非常に良く知られているプライウッド、チップボード、オーヱスビーボード(OSB board)で作られてもよい。 これらのパネル42aと、44aと、46aと、48aとは、装飾的材料で覆われていても良く、また心地よい外観を有するための塗装が施されていてもよい。 各パネル42aと、44aと、46aと、48aとは、それぞれのフレーム部材に装着され、関節を有するフレームの上に装着されるパネル及びマットレスの重量によってそれぞれの位置に保持される。

    【0017】 座用フレーム部材44は図示されたように一組のボルトにより支持され、キャリッジ30に結合さ、支持されている。 座用フレーム部材44は、以下に記載した方法により、上体用フレーム部材42と、大腿部用フレーム部材46と、下肢用フレーム部材48とを動かす第一及び第二駆動機構50、52のための電気制御装置を付けるのが好ましい。 代わりに図1bに示したように2つの駆動機構を作動させるためにワイヤー付リモートコントローラー54を提供してもよい。 図1bでは、ワイヤー付リモートコントローラーが示されているが、替わりに利便性を考慮してワイヤレスリモートコントローラーを使用することもできる。

    【0018】 従来様式では、第一駆動機構50は上体用フレーム部材42の昇降のために提供され、第二駆動機構52は大腿部用フレーム部材36の昇降のために提供される。 これら2つの駆動機構50、52には、関節を有するフレーム部材の駆動に従来使用されたような電気モーター及びリードスクリューを備えることができる。 駆動機構50、52と共に使用する適切な電気モーターはデンマークのリナク社(Linak Company of Denmark)製のModel N
    o. LA31.1のリニアアクチエーターモーター(linear actua
    tor motor)である。 しかし、異なるタイプと数の駆動機構が本発明にしたがって使用可能であることが理解されよう。 駆動機構の駆動方式は空気圧式機構だけでなく油圧式でも良い。 好ましい方式では、ベッドに寝ている人はより快適な位置にベッドを移動できるように手持ちのリモートコントローラー54で操作する。

    【0019】 図1及び3に示されたように、第一駆動機構50の第一及び第二の端部50′
    、50″はキャリッジ30及び台座フレーム12の支柱部材22にそれぞれ回動できるように連結されている。第一駆動機構52は、キャリッジ30がチャンネル14、16の中で長手方向に移動するように備えられている。同様に、第二駆動機構52の第一及び第二端部材52′、52″は、キャリッジ30及び大腿部用フレーム部材46に取り付けられたブラケット56にそれぞれ回動できるように連結されている。 第二駆動機構52は大腿部フレーム部材を昇降するように備えられている。

    【0020】 上体用フレーム部材42は、リンク60により側面レール14、16の頭側端部にピン60′、60″を使って連結される。キャリッジ30が頭板方向にチャンネル14,16に沿って移動したときには、リンク60は上体用フレーム部材42を水平位置から上方に傾斜させる。キャリッジ30が足板方向に移動するときには、リンク組立体60は上体用フレーム部材42が水平位置から背中方向に移動させる。関節を有するベッドフレーム40が平坦または水平であるときに上体用フレーム部材42を支持するように一対の支柱部材62は側面レール14,
    16の頭側端部に溶接される。

    【0021】 一対のリンク70,72は、台座フレーム部材12に対する下肢用フレーム部材48の動作を制御するために提供される。 リンク70の第一及び第二の端部7
    0′,70″は、キャリッジ30及び下肢用フレーム部材48にそれぞれ回動できるように連結される。ローラー74を担持する一対の支持用ブラケット72は、下肢用フレーム部材48の下側に固定される。下肢用フレーム部材48が平坦な状態のときには、ローラー74は側面レール14,16の上で静止する。大腿部用フレーム46が駆動機構52によって持ち上げられたときには、図5に示されたようにリンク70は、下肢用フレーム部材48を下方に回動させる。

    【0022】 次に、本発明の第二の実施例を図6から8を参照して説明する(すべての実施例で同様の要素は同様の数字によって示されていることに留意する)。 フレーム組立体110は、長手方向に延びた側部レール114、116、横方向に延びた支柱部材118から124とベッドの4隅にある4本のコーナーポストまたは足126を有する独立の床と係合する台座フレームを備えている。 この床と係合する台座フレーム112は、上述した従来のベッドフレームに代わるものでもある。 希望する外観を与えるために装飾的なパッドパネル(図示されていない)をベッドの側部及び端部のレールから吊り下げることができる。

    【0023】 図7の斜視図では高さ調節の仕組みが最もよく表されている。 各足126は、
    床と係合する台座フレーム112に固着された外側スリーブ180と、床と係合する台座フレーム112の上部部材を持ち上げるために下方に選択的に移動させる外側スリーブにはめ込まれた内側スリーブ182と、を備えている。 一例として、内側スリーブには鉛直方向に連続して配置された孔184を提供しても良い。 外側スリーブ180にある孔180′から内側スリーブ182にある一の選択された孔184に通すために、選択ピン186は、硬いリーフスプリング188
    を付けても良い。 内側スリーブ182の下側端部は分離パッド組立体190で担持しても良い。

    【0024】 関節を有するフレームの使用者が上部フレームの上に配置されたマットレスにバイブレーター機能を作動させたときには、分離パッド組立体190は、床と係合する台座フレーム112を床から絶縁する役割を有する。 図7aで図解されているように、上記分離パッド190は、内側スリーブ192に固定された柄19
    2、ロードベアリングワッシャー194、振動防止用エラストマー材料196及びハウジング198を含んでいる。 柄192及びロードベアリングワッシャー1
    94は、適切な高強度鋼から作ることができる。 ハウジング198は、適切な高強度プラスチックから作ることができる。 エラストマー材料196としては、スチレンブタジエンゴムを使用しても良い。

    【0025】 いったんフレーム組立体110の床と係合する台座フレーム112が購入者の住居に搬入されると、キャリッジ130及び関節を有する上体用フレーム140
    (図1から5に関連して図示及び記述されたような)を、図1から5で説明したと同様な特徴を得るために床と係合する台座フレームの上に装着することができる。

    【0026】 本発明の第三の実施例は、図9から12に示されている。 フレーム組立体21
    0は、床と係合する台座フレーム212と、台座フレームに装着されたキャリッジ230と、キャリッジに装着された関節を有する上部デッキ240と、を備えている。 この実施例において、床と係合する台座フレーム212は従来のベッドフレーム200の内側に配置される。 従来のベッドフレーム200は、頭板20
    2、足板204、頭板と足板の間を連結している長手方向に延びた一対の側面レール206及び横方向に延びた一対の支柱部材208を含んでもよい。

    【0027】 第二の実施例の床と係合する台座フレーム112と同様に、第三の実施例の床と係合する台座フレーム212は長手方向に延びた一対の側面レール214,2
    16と、長手方向に間隔を空けて横方向に延びた一対の支柱部材218,220
    と、鉛直方向に調節可能な4本のコーナーポスト226と、を備えている。 支柱部材218,220の端部は、従来のベッドフレーム200の上方内部に開いた側面レール206により支持される。 ベッドフレーム200の側面レール206
    の中に支柱部材218,220を受け入れることにより床と係合する台座フレーム212は安定する。 とりわけ、床と係合する台座フレーム212がベッドフレーム200に対し相対的に回転し、側面方向に滑ること防止することができる。

    【0028】 一般的に、購入者宅では、ベッドの高さ及び構造上の完全な状態は変化していくものである。 したがって、高さ調節のためにコーナーポストに融通性を持たせることが望ましい。 図9aに示されたように、このコーナーポスト226の端部には水平調整スレッドパッド226′を提供する。 水平調節パッド226′は、
    スリーブ282の中の端部内側に装着された内部にねじ穴を切られた226″にネジで固着されてもよい。上記コーナーポスト226の構造物の台は図7aに示されたものと同様の形状を有している。作業的には、支柱218,220は、既成のベッドフレーム200の側面レール206の上に置き、その後コーナーポスト226は、ベッドを使用する人の荷重がコーナーポストを通して床にかかるようにするために調節される。

    【0029】 キャリッジ230に装着されたローラー232は、キャリッジに直線運動をさせるように側面レール214,216の内側に開いたチャンネルに受承される。
    第一及び第二の駆動機構250,252は、それぞれ関節を有する上部デッキ2
    40の上体用部及び大腿部用部の昇降のためにキャリッジ230の上に装着される。

    【0030】 図12に示されたように、関節を有する上部デッキ240は、上体用パネル部材242と、座用パネル部材244と、大腿部用パネル部材246と、下肢用パネル部材248と、を備えている。 長手方向に間隔をあけ横方向に延びたパネル部材242から248は、マットレスを乗せるプラットフォームの形成及び上部デッキ240が関節で折れ曲がる動作をするようにヒンジで連結されている。 そのパネル部材242から248は、OSBボードのような適当に高い強度がある軽量で剛性ある材料で作られる。 この実施例は初めの2つの実施例で使用された分離したフレーム要素を取り除いて表している。

    【0031】 上体用パネル部材242は、背中用バイブレーターマッサージユニット300
    を受承するための開口242′を備えている。 他方、下肢用パネル部材248は、2つの開口248′、248″を備えており、それぞれ一つは足のマッサージユニット302のため、その他の一つは電気制御ボックス304を受承するためのものである。マッサージユニット300,302は、それぞれのトランスミッションボードを通してベッドに寝ている人に振動を伝導する。スピーカーコイルのようなどのような適当な装置もマッサージユニット300,302の動伝導のため使用することができる。電気制御ボックス304には、種々の電子装置の作動制御のための電気回線を収納する。弾力あるフォーム材料(form material
    )から作られたマットレスパッド306は、デッキの感覚を和らげるためにパネル部材242から248の上面に配置される。 マッサージユニット300,30
    2からの振動は、フォームパッド306を通してベッドで寝ている人に伝動される。 さらに、フォームパッド306は、ベッドフレームへの振動の影響を軽減する効果を有する。

    【0032】 上記フォームパッド306は、電気制御ボックス304を点検または修理するときのアクセスを提供するために開口306′を備えている。 下肢用パネル部材248上の制御ボックスが便利な位置にあることにより、修理が必要なときにはベッドを上方に折りたたんだりせずに電気回線に簡単に接近できる。

    【0033】 また、弾力あるフォーム材料で詰め物をした装飾的なシュラウドまたはスカートは、パネル部材242から248の周囲に接着剤で留められる。 フォームシュラウド308は、上部デッキ240が周知のボックススプリングと似たように見えることに役に立つ。 それは、また上部デッキ240の下側に配置された機械装置及び電気回路を隠すことと、事故の危険性または損傷を軽減することと、に役立つ。 上体用パネル部材242及び大腿部用パネル部材246が関節で連結されているときには、複数のスリット308′は、フォームシュラウドを容易に曲げることができるようにフォームシュラウド308の中に提出されても良い。

    【0034】 第一駆動機構250の第一及び第二の端部は、それぞれキャリッジ230と、
    支柱部材220が回動できるように固定される。 同様に、第二駆動機構252の第一及び第二の端部は、それぞれキャリッジ230及びキャリッジの上に回動できるように装着されたリフトアームブラケット256を回動できるように固定させる。

    【0035】 図10及び11に示すように、上体用パネル部材242は、リンク260により台座フレーム212の側面レール214、216の頭側端部材に回動できるように連結されている。 各リンク260の一の端部は、上体用パネル部材242に固着されたブラケット260′に回動できるように連結されている。 各リンク2
    60の他の端部は、ピン260″により側面レール214、216の一つにそれぞれ回動できるように取り付けられる(図9参照)。キャリッジ230が頭板2
    02に向かってチャンネル214、216に沿って移動するときには、上体用パネル部材242は水平な位置から上方に傾斜される。 キャリッジ230が足板2
    04に向かって移動するときには、上体用パネル部材は水平な位置から下方に傾斜される。 上体用パネル部材242が水平または平坦なときには、上体用パネル部材は頭板202の近くに配置された2つのコーナーポスト226の上に静止する。

    【0036】 第二駆動機構252が動されたときには、図11に示されたようにリフトアームブラケット256は、その軸を中心として回転する。 リフトアームブラケット256が回動されたときには、リフトアームブラケットの腕に固定された一対のローラー258は、大腿部用パネルを上方へ傾斜させるために大腿部用パネル部材246の下側と係合する。 下肢用パネル部材は、リンク270によりキャリッジ230に連結される。 各リンク270の端部の一方は、下肢用パネル部材24
    8に固着されるブラケット270′に回動できるように連結される。 各リンク2
    70の他の端部は、ピン270″によりキャリッジに回動できるように取り付けられている。大腿部用パネル部材246が起こされたときには下肢用パネル部材248は下方に傾斜され、大腿部用パネル部材248が下げられたときには下肢用パネル部材248は通常の水平な位置に戻されるように、リンク270は、リンクの端部に回動できるように取り付けられている。

    【0037】 また、本発明のもう一つの特徴は、図13,13a,14,14aと関連して説明される。 図13は、代表的関節を有するベッドの構造である。 図示したように、マットレス400は基礎フォーム402の上に寝かされ、次に基礎フォームは関節を有する上部デッキ440の上に寝かされる。 デッキ440は、図示はされていないがリンクを通してデッキの下に配置された回動中心450を中心に折れ曲がる。 図13aに示されたように、上体用パネル部材442は上方に傾斜されたときに、そのパネルは回動中心450を中心に前方に折れ曲がり、それによって上体用パネル部材と座用パネル部材444の間の基礎フォーム402は圧縮される。 これにより、マットレス400が基礎フォーム402の長さよりも延びることと、上体用パネル部材442の外観を損なうだけでなく、擦り切れ、ノイズ、静電気を発生させる原因ともなる。

    【0038】 本発明に従って、図14、14aでベッド組立体の構造を説明する。 図14で例証するように、マットレス500は、関節を有する上部デッキ540の上に寝かされる。 図示されてはいないが、薄いフォームパッド(図12に示されたものと同様の)は、デッキ540とマットレス500の間に配置される。 かかるデッキ540は、上体用パネル部材542と座用パネル部材544の間にパネル部材と同一直線上の回動中心540を中心に折れ曲がる(図13、13aに示されたようにデッキの下に配置された回動中心を中心に上部デッキが回動することはしないで)。 デッキ540の上部支持面の出来る限り近くに回動中心550を設けることが好ましい。 詰め物をした装飾的なフォームシュラウド508は、パネル部材542から548の周囲に接着剤で取り付けられる。 このように、フォームシュラウド508は、パネル部材542から548の下にあり、上には出ない。
    図14aで説明するように、上体用パネル部材542が上方に傾斜されたときには、マットレス500よりも上体用パネル部材542が延びることなしに上記パネル部材と同一直線上の回動中心550を中心として回動する。

    【0039】 上述の説明から、本発明の関節を有するフレーム組立体(10,110又は2
    10)は、駆動機構(50及び52、150及び152,250及び252)を担持するキャリッジ(30,130または230)が装着された台座フレーム(
    12,112又は212)を備えていることが理解される。 キャリッジ(30,
    130または230)は、組立過程においてチャンネル(14及び16、114
    及び116または214及び216)に滑り込ませる。 その後、その関節を有する上部フレーム(40,140または240)は、座用フレーム部材(44,1
    44または244)をキャリッジ(30,130または230)にボルトで連結することにより装着される。 その後、駆動機構(50及び52,150及び15
    2、または250及び252)と、リンク(60及び70、166及び170、
    または260及び270)は、台座フレーム(12、112または212)と、
    関節を有する上部フレーム(40,140または240)にフックでひっかけられる。 その後、取り出し可能なパネル(42a、44a、46a及び48a、または142a、144a、146a及び148a)は最初の2つの実施例中のフレーム部材(42,44,46及び48、または142,144、146及び1
    48)に一致するようにはめ込まれる。 第三の実施例において、フレーム部材(
    42、44,46及び48または142、144,146及び148)は削除され、その代わりにパネル部材(242,244,246及び248)は関節を有する上部デッキ(240)を形成するためにヒンジで結合される。

    【図面の簡単な説明】

    上記詳細な説明は以下の添付図面を参照している。

    【図1】 従来のベッドフレームに装着可能な台座フレームと、直線移動をするようにため台座フレームに装着されたキャリッジと、キャリッジに装着された関節を有する上部フレームと、を備えた複数部分を有するSKDのフレーム組立体を示した本発明の一の実施例における底面左前方の斜視図である。

    【図1a】 マットレス用のプラットフォームを形成するため関節を有する上部フレームの中に配置される取り出し可能なパネルまたはデッキを示した略示図である。

    【図1b】 上体用フレーム部材と、大腿部用及び下肢用フレーム部材それぞれが昇降するように第一及び第二駆動を制御するための手持ちの電気コントローラーを示した略示図である。

    【図2】 台座フレームの内部に向いたチャンネルと、チャンネルに乗ったローラーを有するキャリッジと、さらにキャリッジに装着された第一及び第二の駆動体と、を示した図1の2−2線に沿ったフレームの組立体の端断面図である。

    【図3】 台座フレームと、台座フレームに乗せたキャリッジと、キャリッジに装着された関節を有する上部フレームと、を示した図1のフレーム組立体の上面図である。

    【図4】 関節を有する上部フレームが水平な状態での図1のフレーム組立体の正面断面図である。

    【図5】 上体用及び大腿部用フレーム部材が起こされた状態での図4のフレーム組立体と同様な図である。

    【図6】 チャンネルを設けた側面レールと、4本のコーナーポストまたは足を備えた床と係合する台座フレームと、床と係合する台座フレームに装着された長手方向に滑走するキャリッジと、キャリッジに装着された関節を有する上部フレームと、
    を示した図1の実施例と同様な本発明の第二の実施例を底面左前方から見た斜視図である。

    【図7】 図6のフレーム組立体の好ましい足の組立体の斜視図である。

    【図7a】 バイブレーターマッサージ機能付マットレスと共に使用するための分離パッドの断面図である。

    【図8】 図4と同様な、関節を有する上部フレームが水平な状態での図6のフレーム組立体の平面図である。

    【図9】 図6の実施例と類似するが従来ベッドのフレームにより形成される縦穴の内側に位置する床と係合する台座フレーム、床と係合する台座フレームに装着されるキャリッジ並びにキャリッジ上に装着される関節を有する上部デッキについて、
    本発明の第三の実施例を上部右前方から見た分解斜視図である。

    【図9a】 図9の床と係合する台座フレームの4本のコーナーポストに水平に固着させた調節パッドレベラーを示した斜視図である。

    【図10】 水平な状態で関節を有する上部デッキを示した図4及び図8と同様な図9のフレーム組立体の正面図である。

    【図11】 上体及び大腿部用パネル部材を起こして表示した図10と同様な図9の組立フレームの正面図である。

    【図12】 4片のパネル部材と、当パネル部材の周囲に接着された装飾的なスカートと、
    2個のマッサージユニットと、電気制御ボックスを表示した関節を有する上部デッキと、の部分組立分解斜視図である。

    【図13・13a】 典型的な関節を有する上部デッキの構造と、上部デッキ上に配置された基礎と、基礎の上に配置されたマットレスと、さらに上体用パネル部材の回動中心と、
    を示した略示図である。

    【図14】 本発明と一致する関節を有する上部デッキの構造と、上部デッキの上に配置されたマットレスと、さらに上体用パネル部材のパネル部材と同一直線上の回動中心を表示した略示図である。

    【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書

    【提出日】平成12年2月4日(2000.2.4)

    【手続補正1】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】特許請求の範囲

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【特許請求の範囲】

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U Z,VN,YU,ZW 【要約の続き】 るリンクを含んでいる。

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