折り畳みベッド

申请号 JP2016541778 申请日 2014-07-11 公开(公告)号 JP6089153B2 公开(公告)日 2017-03-01
申请人 浙江泰普森創意設計有限公司; 发明人 楊宝慶;
摘要
权利要求

ベッド布(9)と; 前記ベッド布(9)の第1の縁部に連結される第1の支持側棒(10)、及び前記ベッド布(9)の前記第1の縁部とは反対側の第2の縁部に連結される第2の支持側棒(20)と、 を備える折り畳みベッドであって、 第1端が前記第1の支持側棒(10)に蝶着される第1のL型支持棒(1)と; 第1端が前記第2の支持側棒(20)に蝶着される第2のL型支持棒(2)と; 前記第1のL型支持棒(1)の第2端に連結される歯車(3)と; 前記第2のL型支持棒(2)の第2端に連結される歯車ロック具(4)であって、前記歯車ロック具(4)が歯を有し、当該歯が前記歯車(3)上の歯に対して、前記第1のL型支持棒(1)の第2端と前記第2のL型支持棒(2)の第2端とが前記ベッド布(9)から遠ざかるように回動する際に、互いに係止し、前記第1のL型支持棒(1)の第2端と前記第2のL型支持棒(2)の第2端とが前記ベッド布(9)に近づくように回動する際に、相対的に摺動する歯車ロック具(4)と をさらに備えることを特徴とする折り畳みベッド。請求項1に記載の折り畳みベッドにおいて、 歯車固定具(5)であって、前記歯車(3)が前記歯車固定具(5)内に位置しており且つ前記歯車固定具(5)に対して周方向には固定されており軸方向には移動可能であり、前記歯車(3)との間に圧縮ばね(6)が取り付けられており、前記歯車(3)の歯は前記歯車(3)の端面に前記歯車(3)の周方向に沿って設けられており、前記歯車(3)の歯が第1の係止歯面(32)と第1の摺動歯面(31)とを有する歯車固定具をさらに備え、 前記歯車ロック具(4)は前記歯車固定具(5)に軸方向に連結されており、前記歯車ロック具(4)の歯は前記歯車ロック具(4)の端面に前記歯車ロック具(4)の周方向に沿って設けられており、前記歯車ロック具(4)の歯が、前記第1の係止歯面(32)と互いに密着して互いにロックすることができる第2の係止歯面を有し、前記第1の摺動歯面(31)と互いに密着可能であり且つ相対的な摺動を生じることができる第2の摺動歯面を有することを特徴とする折り畳みベッド。請求項2に記載の折り畳みベッドにおいて、 前記歯車固定具(5)の内面に位置規制凹部が開設されており、前記歯車(3)の外周面上に、前記位置規制凹部に適合する位置規制突起(33)を有することを特徴とする折り畳みベッド。請求項2に記載の折り畳みベッドにおいて、 前記第1の係止歯面(32)は90°の歯面であり、前記第1の摺動歯面(31)は45°の歯面であり、前記第2の係止歯面は90°の歯面であり、前記第2の摺動歯面は45°の歯面であることを特徴とする折り畳みベッド。請求項2に記載の折り畳みベッドにおいて、 リベット(7)をさらに備え、前記歯車固定具(5)に、前記リベット(7)に適合する第1のリベット孔(51)が設けられており、前記歯車ロック具(4)に、前記リベット(7)に適合する第2のリベット孔(41)が設けられていることを特徴とする折り畳みベッド。請求項2に記載の折り畳みベッドにおいて、 前記歯車(3)を前記歯車固定具(5)に向けて押し、前記歯車(3)を前記歯車ロック具(4)から外すことができる押しボタン(8)をさらに備えることを特徴とする折り畳みベッド。請求項6に記載の折り畳みベッドにおいて、 前記押しボタン(8)は:前記歯車ロック具(4)の外に位置する押しボタン面(81)と; 記押しボタン面(81)に連結され、前記歯車(3)を押さえつけることができる押さえ脚(82)とを備え、前記歯車ロック具(4)に、前記押さえ脚(82)に適合する押さえ脚孔(42)が開設されており、前記押さえ脚(82)の下端に、前記押さえ脚(82)が前記押さえ脚孔(42)から抜け出るのを防止する押さえ脚突起(83)を有することを特徴とする折り畳みベッド。請求項2に記載の折り畳みベッドにおいて、 前記歯車固定具(5)は第1の連結管(53)を有し、前記第1のL型支持棒(1)の一端が前記第1の連結管(53)内に挿入されることを特徴とする折り畳みベッド。請求項2に記載の折り畳みベッドにおいて、 前記歯車ロック具(4)上に第2の連結管(43)を有し、前記第2のL型支持棒(2)の一端が前記第2の連結管(43)内に挿入されることを特徴とする折り畳みベッド。請求項1に記載の折り畳みベッドにおいて、 前記第1のL型支持棒(1)の第1端に、前記第1の支持側棒(10)に係着する第1のC型留め具(11)が設けられており、前記第2のL型支持棒(2)の第1端に、前記第2の支持側棒(20)に係着する第2のC型留め具(21)が設けられていることを特徴とする折り畳みベッド。

说明书全文

本出願は、2014年4月3日に中国特許局に提出され、出願番号が201410134674.0であり、発明の名称が「折り畳みベッド」である中国特許出願の優先権を要求しており、その全ての内容が、引用によって本出願に結合される。

本発明は生活用品の分野に関し、より具体的には、折り畳みベッドに関する。

折り畳みベッドは、折り畳み可能であって、携帯や運搬に便利である等の長所を有しているため、アウトドアレジャー用品の第一選択となっているが、ほとんどの折り畳みベッドには、折り畳んだ後の体積が大きすぎる、組み立てが煩わしい、折り畳みにくい等の欠点が存在しており、人々の生活に不便をもたらしている。

このため、折り畳んだ後の体積が小さく、しかも組み立てやすく、折り畳みが簡単な折り畳みベッドをどのようにして設計するかが、本分野の技術者が早急に解決すべき重要な問題である。

本発明の目的は、折り畳んだ後の体積が小さく、しかも組み立てやすく、折り畳みが簡単な折り畳みベッドを提供することである。

上記の目的を果たすため、本発明は以下の技術案を提供する: ベッド布と; 前記ベッド布の第1の縁部に連結される第1の支持側棒、及び、前記ベッド布の前記第1の縁部とは反対側の第2の縁部に連結される第2の支持側棒と を備える折り畳みベッドであって、 第1端が前記第1の支持側棒に蝶着される第1のL型支持棒と; 第1端が前記第2の支持側棒に蝶着される第2のL型支持棒と; 前記第1のL型支持棒の第2端に連結される歯車と; 前記第2のL型支持棒の第2端に連結される歯車ロック具であって、前記歯車ロック具(4)が歯を有し、当該歯が前記歯車上の歯に対して、前記第1のL型支持棒の第2端と前記第2のL型支持棒の第2端とが前記ベッド布から遠ざかるように回動する際に互いにロックされ、前記第1のL型支持棒の第2端と前記第2のL型支持棒の第2端とが前記ベッド布に近づくように回動する際に相対的に摺動する歯車ロック具と をさらに備える折り畳みベッド。

好ましくは、 歯車固定具であって、前記歯車が前記歯車固定具内に位置しており且つ前記歯車固定具に対して周方向には固定されており軸方向には移動可能であり、前記歯車との間に圧縮ばねが取り付けられており、前記歯車の歯は前記歯車の端面に前記歯車の周方向に沿って設けられており、前記歯車の歯が第1の係止歯面と第1の摺動歯面とを有する歯車固定具をさらに備え、 前記歯車ロック具は前記歯車固定具に軸方向に連結されており、前記歯車ロック具の歯は前記歯車ロック具の端面に前記歯車ロック具の周方向に沿って設けられており、前記歯車ロック具の歯が、前記第1の係止歯面と互いに密着して互いにロックすることができる第2の係止歯面を有し、前記第1の摺動歯面と互いに密着可能であり且つ相対的な摺動を生じることができる第2の摺動歯面を有する。

好ましくは、前記歯車固定具の内面に位置規制凹部が開設されており、前記歯車の外周面上に、前記位置規制凹部に適合する位置規制突起を有する。

好ましくは、前記第1の係止歯面は90°の歯面であり、前記第1の摺動歯面は45°の歯面であり、前記第2の係止歯面は90°の歯面であり、前記第2の摺動歯面は45°の歯面である。

好ましくは、リベットをさらに備え、前記歯車固定具に、前記リベットに適合する第1のリベット孔が設けられており、前記歯車ロック具に、前記リベットに適合する第2のリベット孔が設けられている。

好ましくは、前記歯車を前記歯車固定具に向けて押し、前記歯車を前記歯車ロック具から外すことができる押しボタンをさらに備える。

好ましくは、前記押しボタンが:前記歯車ロック具の外に位置する押しボタン面と; 前記押しボタン面に連結され、前記歯車を押さえ付けることができる押さえ脚とを備え、前記歯車ロック具に、前記押さえ脚に適合する押さえ脚孔が開設されており、前記押さえ脚の下端に、前記押さえ脚が前記押さえ脚孔から抜け出るのを防止する押さえ脚突起を有する。

好ましくは、前記歯車固定具は第1の連結管を有し、前記第1のL型支持棒の一端が前記第1の連結管内に挿入される。

好ましくは、前記歯車ロック具上に第2の連結管を有し、前記第2のL型支持棒の一端が前記第2の連結管内に挿入される。

好ましくは、前記第1のL型支持棒の第1端に、前記第1の支持側棒に係着する第1のC型留め具が設けられており、前記第2のL型支持棒の第1端に、前記第2の支持側棒に係着する第2のC型留め具が設けられている。

上記技術案から、折り畳みベッドを組み立てる際には、第1のL型支持棒の第1端を第1の支持側棒に蝶着させ、第2のL型支持棒の第1端を第2の支持側棒に蝶着させた後、第1のL型支持棒の第2端と第2のL型支持棒の第2端を、ベッド布に近づく方向に向かって回動させると、第1のL型支持棒の第1端と第2のL型支持棒の第1端との距離が次第に大きくなるように変わり、ベッド布を張らせるに至れば、折り畳みベッドの組み立てを完了することができ;折り畳みベッドを折り畳む際には、第1の支持側棒を第1のL型支持棒から取り外し、第2の支持側棒を第2のL型支持棒から取り外した後、第1のL型支持棒の第2端又は第2のL型支持棒の第2端を、ベッド布に近づく方向に向かって回動させ続けて、第1のL型支持棒1と第2のL型支持棒2が合わされば、折り畳みベッドの折り畳みを完了することができることが分かる。本発明における折り畳みベッドは、折り畳んだ後の体積が小さく、しかも組み立てやすく、折り畳みが簡単である。

図1は、本発明の一具体的実施例が提示する第1のL型支持棒、第2のL型支持棒、歯車ロック具、歯車、圧縮ばね、歯車固定具、及び押しボタンの分解図である。

図2は、本発明の一具体的実施例が提示する歯車の構造概略図である。

図3は、本発明の一具体的実施例が提示する歯車固定具、圧縮ばね、歯車、歯車ロック具、リベット及び押しボタンの分解図である。

図4は、本発明の一具体的実施例が提示する押しボタンの構造概略図である。

図5は、本発明の一具体的実施例が提示する折り畳みベッドの使用状態の図である。

図6は、本発明の一具体的実施例が提示するベッド布が張っているときの第1のL型支持棒と第2のL型支持棒の概略図である。

図7は、本発明の一具体的実施例が提示するベッド布がたるんでいるときの第1のL型支持棒と第2のL型支持棒の概略図である。

図8は、本発明の一具体的実施例が提示する第1のL型支持棒と第2のL型支持棒が合わさっているときの構造概略図である。

図9は、本発明の一具体的実施例が提示する第1のL型支持棒と第2のL型支持棒が完全に合わさっているときの構造概略図である。

ここで、1は第1のL型支持棒であり、11は第1のC型留め具であり、2は第2のL型支持棒であり、21は第2のC型留め具であり、10は第1の支持側棒であり、20は第2の支持側棒であり、3は歯車であり、31は第1の摺動歯面であり、32は第1の係止歯面であり、33は位置規制突起であり、4は歯車ロック具であり、41は第2のリベット孔であり、42は押さえ脚孔であり、43は第2の連結管であり、5は歯車固定具であり、51は第1のリベット孔であり、53は第1の連結管であり、6は圧縮ばねであり、7はリベットであり、8は押しボタンであり、81は押しボタン面であり、82は押さえ脚であり、83は押さえ脚突起であり、9はベッド布である。

本発明は、折り畳んだ後の体積が小さく、しかも組み立てやすく、折り畳みが簡単な折り畳みベッドを開示する。

以下、本発明の実施例中の図面を参照しながら、本発明の実施例の技術案について明確かつ全面的に記述するが、もちろん、記述する実施例は本発明の一部の実施例であるに過ぎず、全ての実施例ではない。本発明の実施例に基づき、当業者が創造的労働を行わない前提の下で得る他の実施例は全て、本発明が保護する範囲に属する。

図1〜図9を参照されたい。図1は、本発明の一具体的実施例が提示する第1のL型支持棒、第2のL型支持棒、歯車ロック具、歯車、圧縮ばね、歯車固定具、及び押しボタンの分解図である。図2は、本発明の一具体的実施例が提示する歯車の構造概略図である。図3は、本発明の一具体的実施例が提示する歯車固定具、圧縮ばね、歯車、歯車ロック具、リベット、及び押しボタンの分解図である。図4は、本発明の一具体的実施例が提示する押しボタンの構造概略図である。図5は、本発明の一具体的実施例が提示する折り畳みベッドの使用状態の図である。図6は、本発明の一具体的実施例が提示するベッド布が張っているときの第1のL型支持棒と第2のL型支持棒の概略図である。図7は、本発明の一具体的実施例が提示するベッド布がたるんでいるときの第1のL型支持棒と第2のL型支持棒の概略図である。図8は、本発明の一具体的実施例が提示する第1のL型支持棒と第2のL型支持棒が合わさっているときの構造概略図である。図9は、本発明の一具体的実施例が提示する第1のL型支持棒と第2のL型支持棒が完全に合わさっているときの構造概略図である。

本発明の一具体的実施例においては、折り畳みベッドは、ベッド布9と、第1の支持側棒10と、第2の支持側棒20とを備え、第1のL型支持棒1と、第2のL型支持棒2と、歯車3と、歯車ロック具4とをさらに備える。

このうち、第1の支持側棒10はベッド布9の一縁部と連結され、第2の支持側棒20はベッド布9の他の縁部と連結されており、第1の縁部及び第2の縁部は、ベッド布9の向かい合う2つの縁部である。第1のL型支持棒1の第1端が第1の支持側棒10に蝶着され、第2端が歯車3に連結されている。すなわち、第1のL型支持棒1における「I」構造の端部と第1の支持側棒10が蝶着され、第1のL型支持棒1における「一」構造の端部と歯車3が連結されている。第2のL型支持棒2の第1端が第2の支持側棒20に蝶着され、第2端が歯車ロック具4に連結されている。すなわち、第2のL型支持棒2における「I」構造の端部と第2の支持側棒20が蝶着され、第2のL型支持棒2における「一」構造の端部と歯車ロック具4が連結される。

歯車ロック具4は、正方向で歯車3上の歯と相対的に摺動可能であり、逆方向でロックされる歯を有している。すなわち、歯車ロック具4又は歯車3は、回転できるのは1つの方向のみであり、逆の方向ではロックされ回転できない。本実施例においては、歯車3に連結された第1のL型支持棒1の第2端と、歯車ロック具4に連結された第2のL型支持棒2の第2端とが、ベッド布9に近づく方へ回動する時には、歯車3と歯車ロック具4が相対的に摺動する、すなわち、第1のL型支持棒1と第2のL型支持棒2の間の回動が許容される。また、第1のL型支持棒1の第2端と第2のL型支持棒2の第2端が、ベッド布9から遠ざかるように回動する時には、歯車3上の歯と歯車ロック具4上の歯とが互いに係止されるため、第1のL型支持棒1と第2のL型支持棒2の回動が阻止される。

折り畳みベッドを組み立てる際には、第1のL型支持棒1の第1端を第1の支持側棒10に蝶着させ、第2のL型支持棒2の第1端を第2の支持側棒20に蝶着させた後、第1のL型支持棒1の第2端と第2のL型支持棒2の第2端を、ベッド布9に近づく方向に向かって回動させ、図7のように矢印の方向にを加えると、第1のL型支持棒1の第1端と第2のL型支持棒2の第1端の間の距離が次第に大きくなり、ベッド布9を張らせるに至れば、折り畳みベッドの組み立てを完了することができ、ベッド布9が張った後、図5に示すように、このときベッド面9の引っ張り力が存在するため、第1のL型支持棒1の第2端と第2のL型支持棒2の第2端にはベッド布9に近づく方向に引き続き回動する傾向はなく、ベッド布9から遠ざかる方向に回転する傾向だけを持つが、第1の係止歯面32と第2の係止歯面との間の係止作用のため、第1のL型支持棒1と第2のL型支持棒2は回転できず、これにより折り畳みベッドの使用の安定性を保障している。

折り畳みベッドを折り畳む際には、第1の支持側棒10を第1のL型支持棒1から取り外し、第2の支持側棒20を第2のL型支持棒2から取り外した後、第1のL型支持棒1の第2端又は第2のL型支持棒の第2端を、ベッド布9に近づく方向に向かって回動させ続けて、第1のL型支持棒1と第2のL型支持棒2が合わされば、折り畳みベッドの折り畳みを完了することができる。本発明における折り畳みベッドは、折り畳んだ後の体積が小さく、しかも組み立てやすく、折り畳みが簡単である。

本発明の一具体的実施例においては歯車固定具5と圧縮ばね6をさらに備え、歯車3は、歯車固定具5内に位置しており、且つ歯車固定具5に対して周方向に固定され、軸方向に移動可能であり、圧縮ばね6は、歯車3と歯車ロック具4の間に設けられ、歯車固定具5と歯車ロック具4は軸方向に連結されており、すなわち、歯車固定具5と歯車ロック具4は軸方向において相対的に固定されている。歯車3の歯は歯車3の端面に歯車3の周方向に沿って設けられており、歯車3上の歯はいずれも、第1の係止歯面32と第1の摺動歯面31とを有する。歯車ロック具4上の歯も、歯車ロック具4の端面に歯車ロック具4の周方向に設けられており、歯車ロック具4上の歯が、第2の係止歯面と第2の摺動歯面とを有する。歯車3の第1の係止歯面32と歯車ロック具4の第2の係止歯面とが互いに密着し、歯車3の第1の摺動歯面31と歯車ロック具4の第2の摺動歯面とが互いに密着する。

第1のL型支持棒1の第2端と第2のL型支持棒2の第2端が、ベッド布9に近づく方向に向かって回動する時に、第1の摺動歯面31と第2の摺動歯面とが、両者間の摩擦に打ちかって相対的に摺動し、摺動すると同時に、歯車3が第2の摺動歯面の押圧作用を受け、さらに圧縮ばね6を押圧し、歯車固定具5に近づく方向に移動することにより、第1の摺動歯面31が第2の摺動歯面から外れて、歯車3上の歯が歯車ロック具4上の次の歯に入ることを保証する。

第1のL型支持棒1と第2のL型支持棒2が、ベッド布9から遠ざかるように回動する傾向を有する場合、歯車3上の第1の係止歯面32と歯車ロック具4上の第2の係止歯面とが互いに押し合うが、第1の係止歯面32と第2の係止歯面が互いにロックされ、両者は相対的に摺動することができず、よって第1のL型支持棒1と第2のL型支持棒2の回動が阻止される。

本実施例では、圧縮ばね6、係止歯面、及び移動可能な歯面を巧みに利用することにより、歯車3又は歯車ロック具4の正方向の回転と逆方向のロックとを実現している。

本発明の一具体的実施例においては、歯車固定具5の内面に位置規制凹部が開設されており、歯車3の外周面上に、位置規制凹部に適合する位置規制突起33が設けられている。このように歯車3上の位置規制突起33が歯車固定具5中の位置規制凹部内に係合して、歯車固定具5に対する歯車3の周方向の位置決めが実現されている。もちろん、位置規制の信頼性を保障するため、歯車固定具5の内面上で、その周方向に沿って、複数の、例えば2、3、4個の位置規制凹部を開設し、対応して、複数の位置規制突起を歯車3の外周面に設けることができる。

好ましくは、本発明の一具体的実施例においては、歯車3の第1の係止歯面32は90°の歯面であり、第1の摺動歯面31は45°の歯面である。歯車ロック具4の第2の係止歯面は90°の歯面であり、第2の摺動歯面は45°の歯面である。明らかに、2つの90°の歯面は互いに係止され、両者は相対的に摺動することができず、2つの45°の歯面は互いに摺動可能である。もちろん、90°の歯面と45°の歯面は好ましい係止歯面と摺動歯面とであるに過ぎず、本明細書は係止歯面と摺動歯面との度について具体的な限定は行わず、係止と摺動可能性とを満たすことさえできれば、いずれも本明細書の保護範囲に含まれる。

本発明の一具体的実施例においては、リベット7を備え、歯車固定具5には、このリベット7に適合する第1のリベット孔51が設けられており、歯車ロック具4に、当該リベット7に適合する第2のリベット孔41が設けられており、リベット7が第1のリベット孔51と第2のリベット孔41とを貫通して、歯車固定具5と歯車ロック具4の軸方向における固定を実現する。もちろん、歯車固定具5と歯車ロック具4は、周方向においては、リベット7周りに回動することができる。

本発明の一具体的実施例においては、押しボタン8をさらに備え、この押しボタン8は歯車3を押圧することができ、さらには、歯車3に圧縮ばね6を押圧させ、歯車3を歯車固定具5に近づくように移動させることにより、歯車3を歯車ロック具4から遠ざけ、歯車3と歯車ロック具4の間の係止を解除し、このようにすれば、歯車3と歯車ロック具4は自由に回動することができる、つまり、第1のL型支持棒1の第2端と第2のL型支持棒2の第2端がベッド布9に近づくように回動でき、ベッド布9から遠ざかるように回動することもできる。図5はベッド布面が張っている状態であり、折り畳みベッドを折り畳もうとする場合、まず押しボタン8を押して、歯車3と歯車ロック具4の間のロックを解除した後、第1のL型支持棒1の第2端と第2のL型支持棒2の第2端を、ベッド布9から遠ざかる方向に回動させることができ、このようにすれば、第1の支持側棒1の第1端と第2の支持側棒2の第1端との間の距離が小さくなり、ベッド布9もゆるみ、これにより第1の支持側棒10と第2の支持側棒20を取り外しやすくなる。

具体的には、上述の押しボタン8は、押しボタン面81と、押しボタン面81に連結される押さえ脚82とを備える。押しボタン8は歯車ロック具4の外に露出しており、歯車ロック具4に、押さえ脚82に遊嵌される押さえ脚孔42が開設されており、押さえ脚82の下部に押さえ脚突起83が設けられており、この押さえ脚突起83は、押さえ脚82が押さえ脚孔42から抜け出るのを防止する。このようにして、押しボタン8と歯車ロック具4の連結が実現される。

本発明の一具体的実施例においては、歯車固定具5に第1の連結管53が設けられ、歯車ロック具4に第2の連結管43が設けられている。第1のL型支持棒1の一端が第1の連結管53内に挿入され、第2のL型支持棒2の一端が第2の連結管43内に挿入される。図8が示すのは、第1のL型支持棒1と第2のL型支持棒2が合わさった後の状態であり、折り畳んだ後の体積をさらに縮小するため、第2のL型支持棒2を第2の連結管43内で180°自転させて第1のL型支持棒1に合わせる。もちろん、第1のL型支持棒1を第2のL型支持棒2に合わせてもよい。

本発明の一具体的実施例においては、第1のL型支持棒1における「I」構造の端部に第1のC型留め具11が設けられており、第2のL型支持棒2における「I」構造の端部に第2のC型留め具21が設けられている。第1のC型留め具11は、第1の支持側棒10に係着するために用いられ、第2のC型留め具21は、第2の支持側棒20に係着するために用いられる。C型留め具を利用して第1のL型支持棒1と第1の支持側棒10との間の取り外し可能な連結及び蝶着を実現すれば、便利であり堅固である。

開示した実施例に関する上記説明は、当業者が本発明を実現したり使用したりするのを可能にする。これらの実施例についてのさまざまな修正は、当業者には明らかであり、本明細書において定義された一般的原理は、本発明の趣旨や範囲から逸脱しない場合において、他の実施例において実現可能である。このため、本発明は、本明細書が示すこれらの実施例に制限されることはなく、本明細書が開示する原理及び新規な特徴と一致する最も幅広い範囲に適合しなければならない。

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