Hotel guest room

申请号 JP2013209922 申请日 2013-10-07 公开(公告)号 JP2014077343A 公开(公告)日 2014-05-01
申请人 Six Continents Hotels Inc; シックス コンティネンツ ホテルズ, インコーポレイテッド; 发明人 ANDREW JAMES MCLOUGHLIN; TIMOTHY ROBERT JONES; RICHARD MATTHEW BOOTH; DAVID ALEXANDER HAMILTON;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a hotel guest room lessening a feeling of congestion by renovating the guest room, as the guests feel that the guest room is congested when the guest room is shared by multiple guests.SOLUTION: In a method to renovate a hotel guest room arrangement shared by multiple guests, walls to be renovated include: a pair of linear foundation walls for partitioning a space containing two original guest rooms; and a separating wall for separating the two original guest rooms. In the renovating method, the separating wall is removed first, then the linear foundation walls are removed. Then the linear foundation walls and the separating wall are replaced with a S-shaped foundation wall 154 in order to make the guest room arrangement 120 comprising two adjacent guest rooms, a guest room 122 on the left and a guest room 124 on the right, in different shapes from each other. An individual space is created for respective two new guest rooms, which have T shape and L shape, respectively. The S-shaped wall can be either structural or nonstructural.
权利要求
  • ホテルを改造する方法であって、該ホテルは、一対の構造壁であって、該一対の構造壁は、該構造壁の間で画定される二つのもとの客室を含む空間を有する、一対の構造壁と、該二つのもとの客室を分離している分割壁とを含み、該方法は:
    該分割壁を取り除く工程;および 該分割壁を構造体と置き換える工程を含み、該構造体は、該空間を二つの新しい客室に分離し、該二つの新しい客室の各々において個別の空間を画定し、
    該二つの新しい客室は、それぞれ、T字形およびL字形のような形状を有している、方法。
  • 請求項1に記載の方法であって、前記分割壁は、真っ直ぐな壁を含む、方法。
  • 請求項2に記載の方法であって、前記構造体は、S字形状の壁である、方法。
  • 請求項1に記載の方法であって、前記構造体が、S字形状の壁である、方法。
  • ホテルであって、該ホテルは:
    第一の構造壁;
    第二の構造壁;
    該第一の構造壁と該第二の構造壁との間で画定される空間;および 構造体を有する分割壁を含み、該構造体は、該空間を二つの客室に分離し、該二つの客室の各々において個別の空間を画定し、
    該二つの客室は、それぞれ、L字形およびT字形のような形状を有している、ホテル。
  • 請求項5に記載のホテルであって、前記L字形状の客室は、該L字形の下方部分に座席エリアを含み、該L字形の主要部分にスリーピング部分を含む、ホテル。
  • 請求項6に記載のホテルであって、前記T字形状の客室は、該T字形の基部に座席エリアを含み、該T字形の腕部のうちの一方にスリーピングエリアを含む、ホテル。
  • 請求項5に記載のホテルであって、該構造体は、S字形状の壁である、ホテル。
  • 請求項5に記載のホテルであって:
    前記客室のうちの少なくとも一つにおけるベッド;および ベッドのフットにおけるコンソールをさらに含み、該コンソールは、該ベッドからおよび該客室における個別の空間から視聴可能な回転するテレビスタンドを含む、ホテル。
  • 請求項9に記載のホテルであって、デスクをさらに含み、該デスクは、該デスクが前記コンソールに対し平行に延びている第一の構成と、第二の構成との間で構成可能であり、該第二の構成において、該デスクは、該コンソールに対し垂直であり、椅子が該デスクの対向する側に配置されることが可能なように、テーブルとして使用されることが可能である、ホテル。
  • ホテル客室であって、該ホテル客室は、
    該客室におけるベッド;
    該ベッドのフットにおけるコンソール;
    該コンソール上に回転可能に据え付けられたテレビ;および 該コンソールに隣接し、該ベッドと反対に配置された、デスクを含み、
    該ベッド、該テレビおよび該デスクは、該テレビが該ベッドの方を向いている場合、該テレビは該デスクから外れた方を向き、該テレビが該デスクの方を向いている場合、該テレビは該ベッドから外れた方を向くように配列されている、ホテル客室。
  • 請求項11に記載のホテル客室であって、前記デスクは、該デスクが前記コンソールに対し平行に延びている第一の構成と、第二の構成との間で構成可能であり、該第二の構成において、該デスクは、該コンソールに対し垂直であり、該デスクの対向する側においてテーブルとして使用されることが可能である、ホテル客室。
  • ホテルを改造する方法であって、該ホテルは、一対の構造壁であって、該一対の構造壁は、該構造壁の間で画定されている第一のもとの客室と第二のもとの客室とを含む空間を有する、一対の構造壁と、該第一のもとの客室と該第二のもとの客室とを分離している分割壁とを含み、該方法は:
    該分割壁を取り除く工程;および 該分割壁を構造体と置き換える工程とを含み、該構造体は、該空間を第一の新しい客室および第二の新しい客室に分離し、該第一の新しい客室および該第二の新しい客室の各々において個別の空間を画定し、
    該構造体は、該第一のもとの客室と比べた場合、空間を該第一の新しい客室に追加し、該第二のもとの客室と比べた場合、空間を該第二の新しい客室から取り去る第一の部分と、該第二のもとの客室と比べた場合、空間を該第二の新しい客室に追加し、該第一のもとの客室と比べた場合、空間を該第一の新しい客室から取り去る第二の部分とを含む、方法。
  • 請求項1に記載の方法であって、前記構造体は、第一のもとの客室と比べた場合、空間を前記第一の新しい客室に追加し、第二のもとの客室と比べた場合、空間を前記第二の新しい客室から取り去る第一の部分と、該第二のもとの客室と比べた場合、空間を該第二の新しい客室に追加し、該第一のもとの客室と比べた場合、空間を該第一の新しい客室から取り去る第二の部分とを含む、方法。
  • 請求項5に記載のホテルであって、前記二つの客室は、第一の客室および第二の客室を含み、前記分割壁は、該第二の客室から該第一の客室の個別の空間を分離する第一の部分と、該第一の客室から該第二の客室の個別の空間を分離する第二の部分と、該個別の空間を互いから分離する中間部分とを含む、ホテル。
  • 说明书全文

    ホテルは、有料の宿泊所を短期的に提供する施設である。 ホテルは、典型的に、各建物において複数の客室を有する単一の建物もしくは複数の建物から成る。 各客室は、ベッド、バスルーム、ならびに電話、アラームクロック、テレビ、金庫、ミニバー、および他のアメニティのような多くの文明の利器(modern conveniences)を含む。

    ホテル客室において見出だされる共通の特徴は、電話、アラームクロック、テレビ、金庫、スナックフードおよびドリンクを備えたミニバー、ならびに紅茶およびコーヒーを作るための設備である。 豪華な特徴としては、バスローブおよびスリッパ、枕のメニュー、二つのシンクがある洗面所、ならびにジャグジーバスタブが挙げられる。 しかしながら、これらの特徴にもかかわらず、客室が別の個人と共有される場合、特に一方のゲストが眠ろうとする際に他方のゲストがテレビを見ているか、作業をしているか、もしくは読書をしている場合、そのホテル客室は、混雑しているように感じられ得る。

    以下は、本発明のいくつかの実施形態の単純化された要約を、本発明の基礎的理解を提供するために提示する。 この概要は、本発明の広範な概観でない。 本発明の主要/重要な要素を同定すること、もしくは本発明の範囲を定めることは、意図されない。 その唯一の目的は、本発明のいくつかの実施形態を、単純化された形態において、後に提示されるより詳細な説明の前置きとして提示することである。

    本明細書における実施形態は、改善されたホテル構成に向けられている。 このホテル客室の構成は、二つの隣接した客室を含み、それらのうちの一方はT字形を形成し、それらのうちの他方はL字形を形成し、そのT字形の基部はL字形により形成され直部の中に嵌る。

    実施形態は、隣接して並んでいる客室を有する既存のホテルを、T字形およびL字形の構成に再構成することに向けられている。 加えて、新しい建築物は、このような構成を含み得る。

    追加の実施形態は、組み合わされたテレビスタンドおよびデスクのモジュールに向けられ、そのモジュールは、ベッドのフットボードの中に嵌るか、もしくはベッドのフットボードとして使用される。 テレビは、このコンソールの頂部の上に据え付けられ得、実施形態において、回転することによって、デスク、ベッド、もしくは客室の他の部分を向き得る。 デスクは、コンソールから離れて移動可能であり、その結果として、デスクは、コンソールを背にし、かつコンソールに対して平行に配置され得、それにより、コンソールがデスクの背部として使用されるか、もしくはデスクは、コンソールに対し垂直になるようにコンソールから離れて移動可能であり、その場合には、二つの椅子が、例えば食事のために、デスクの対向する側に配置され得る。

    追加の実施形態は、ゲストが眠りに就くこと、および/もしくは別のゲストが起きているときにゲストが眠ることを支援する複数の異なった特徴を有するスリーピングエリアに向けられる。 これらの快適にするものとしては、クッション付きのヘッドレストが挙げられ、そのヘッドレストは、例えば、テレビを見ているときにゲストがヘッドレストに対し寄りかかることを可能にする。 交換可能なリネンが、ヘッドレストの背部に提供され得る。 ヘッドレストは、より静かな体験をゲストに提供するために、パッシブ吸音材料および/もしくはアクティブ吸音材料を含み得る。

    実施形態において、ヘッドレストはまた、ベッドの対向する側にいる個々人のためのプライバシーを提供するために、特にベッドの対向する側へ向けられたノイズキャンセリング技術および/もしくは照明を含む。

    追加の実施形態において、スリーピングエリアは、ベッドの対向する側のための音響、照明および個別通気を制御するための制御パネルを提供される。 制御パネルは、制御センターの上に据え付けられ得、その制御センターは、電話、カップホルダー、誘導式充電(induction charging)、および充電器等を含む。

    実施形態は、ホテルを改造する方法に向けられ、そのホテルは、構造壁の間で画定された二つの客室を有する一対の構造壁と、二つの客室を分離する分割壁とを備え、その方法は:分割壁を取り除くこと;およびその分割壁を、空間を二つの新しい客室に分離し、二つの新しい客室の各々における分離された空間を画定する構造と置き換えることを含む。

    分割壁は、真っ直ぐな壁であり得る。 実施形態において、二つの新しい客室は、それぞれ、T字形およびL字形のような形状にされる。 加えて、実施形態において、構造は、S字形状にされた壁である。

    実施形態はまた、ホテルに向けられ、そのホテルは、第一の構造壁;第二の構造壁;第一の構造壁と第二の構造壁との間に画定される空間;および分割壁を有し、その分割壁は、空間を二つの客室に分離し、分離した空間を二つの客室の各々において画定する構造を備える。 二つの客室は、それぞれ、L字形およびT字形のような形状にされ得る。 L字形状の客室は、L字形の下方部分においてシッティングエリアを含み得、L字形の主部分においてスリーピング部分を含み得る。

    実施形態におけるホテルは、客室のうちの少なくとも一つにおいて、ベッド;およびベッドのフットにおけるコンソールを含み、そのコンソールは、ベッドからでも、客室における個別の空間からでも視聴することが可能な回転するテレビスタンドを備える。 実施形態におけるデスクは、第一の構成と第二の構成との間で構成可能であり、第一の構成において、デスクはコンソールに対し平行に延び、第二の構成において、デスクは、コンソールに対して垂直であり、テーブルとして使用され得るので、椅子は、デスクの対向する側に配置され得る。

    追加の実施形態は、客室の中のベッド;ベッドのフットにおけるコンソール;回転可能にコンソール上に据え付けられたテレビ;およびコンソールに隣接して配置されたデスクを含むホテル客室に向けられる。 さらなる実施形態において、デスクは、第一の構成と第二の構成との間で構成可能であり、第一の構成において、デスクはコンソールに対し平行に延び、第二の構成において、デスクはコンソールに対して垂直であり、そのデスクはデスクの対向する側においてテーブルとして使用され得る。
    (項目1A)ホテルを改造する方法であって、当該ホテルは、一対の構造壁であって、当該一対の構造壁は、当該構造壁の間で画定される二つの客室を有する、一対の構造壁と、当該二つの客室を分離している分割壁とを含み、当該方法は:
    当該分割壁を取り除く工程;および 当該分割壁を構造体と置き換える工程を含み、当該構造体は、当該空間を二つの新しい客室に分離し、当該二つの新しい客室の各々において個別の空間を画定する、方法。
    (項目2A)上記項目のいずれかに記載の方法であって、上記分割壁は、真っ直ぐな壁を含む、方法。
    (項目3A)上記項目のいずれかに記載の方法であって、上記二つの新しい客室は、それぞれ、T字形およびL字形のような形状を有している、方法。
    (項目4A)上記項目のいずれかに記載の方法であって、上記構造体は、S字形状の壁である、方法。
    (項目5A)上記項目のいずれかに記載の方法であって、上記二つの新しい客室は、それぞれ、T字形およびL字形のような形状を有している、方法。
    (項目6A)上記項目のいずれかに記載の方法であって、上記構造体は、S字形状の壁である、方法。
    (項目7A)ホテルであって、当該ホテルは:
    第一の構造壁;
    第二の構造壁;
    当該第一の構造壁と当該第二の構造壁との間で画定される空間;および 構造体を有する分割壁を含み、当該構造体は、当該空間を二つの客室に分離し、当該二つの客室の各々において個別の空間を画定する、ホテル。
    (項目8A)上記項目のいずれかに記載のホテルであって、上記二つの客室は、それぞれ、L字形およびT字形のような形状を有している、方法。
    (項目9A)上記項目のいずれかに記載のホテルであって、上記L字形状の客室は、当該L字形の下方部分に座席エリアを含み、当該L字形の主要部分にスリーピング部分を含む、ホテル。
    (項目10A)上記項目のいずれかに記載のホテルであって、上記T字形状の客室は、当該T字形の基部に座席エリアを含み、当該T字形の腕部のうちの一方にスリーピングエリアを含む、ホテル。
    (項目11A)上記項目のいずれかに記載のホテルであって、当該構造体は、S字形状の壁である、ホテル。
    (項目12A)上記項目のいずれかに記載のホテルであって:
    上記客室のうちの少なくとも一つにおけるベッド;および ベッドのフットにおけるコンソールをさらに含み、当該コンソールは、当該ベッドからおよび当該客室における個別の空間から視聴可能な回転するテレビスタンドを含む、ホテル。
    (項目13A)上記項目のいずれかに記載のホテルであって、デスクをさらに含み、当該デスクは、当該デスクが上記コンソールに対し平行に延びている第一の構成と、第二の構成との間で構成可能であり、当該第二の構成において、当該デスクは、当該コンソールに対し垂直であり、椅子が当該デスクの対向する側に配置されることが可能なように、テーブルとして使用されることが可能である、ホテル。
    (項目14A)ホテル客室であって、当該ホテル客室は、
    当該客室におけるベッド;
    当該ベッドのフットにおけるコンソール;
    当該コンソール上に回転可能に据え付けられたテレビ;および 当該コンソールに隣接し配置された、デスクを含む、ホテル客室。
    (項目15A)上記項目のいずれかに記載のホテル客室であって、上記デスクは、当該デスクが上記コンソールに対し平行に延びている第一の構成と、第二の構成との間で構成可能であり、当該第二の構成において、当該デスクは、当該コンソールに対し垂直であり、当該デスクの対向する側においてテーブルとして使用されることが可能である、ホテル客室。
    (項目1B)ホテルを改造する方法であって、当該ホテルは、一対の構造壁であって、当該一対の構造壁は、当該構造壁の間で画定される二つのもとの客室を含む空間を有する、一対の構造壁と、当該二つのもとの客室を分離している分割壁とを含み、当該方法は:
    当該分割壁を取り除く工程;および 当該分割壁を構造体と置き換える工程を含み、当該構造体は、当該空間を二つの新しい客室に分離し、当該二つの新しい客室の各々において個別の空間を画定し、
    当該二つの新しい客室は、それぞれ、T字形およびL字形のような形状を有している、方法。
    (項目2B)上記項目のいずれかに記載の方法であって、上記分割壁は、真っ直ぐな壁を含む、方法。
    (項目3B)上記項目のいずれかに記載の方法であって、上記構造体は、S字形状の壁である、方法。
    (項目4B)上記項目のいずれかに記載の方法であって、上記構造体が、S字形状の壁である、方法。
    (項目5B)ホテルであって、当該ホテルは:
    第一の構造壁;
    第二の構造壁;
    当該第一の構造壁と当該第二の構造壁との間で画定される空間;および 構造体を有する分割壁を含み、当該構造体は、当該空間を二つの客室に分離し、当該二つの客室の各々において個別の空間を画定し、
    当該二つの客室は、それぞれ、L字形およびT字形のような形状を有している、ホテル。
    (項目6B)上記項目のいずれかに記載のホテルであって、上記L字形状の客室は、当該L字形の下方部分に座席エリアを含み、当該L字形の主要部分にスリーピング部分を含む、ホテル。
    (項目7B)上記項目のいずれかに記載のホテルであって、上記T字形状の客室は、当該T字形の基部に座席エリアを含み、当該T字形の腕部のうちの一方にスリーピングエリアを含む、ホテル。
    (項目8B)上記項目のいずれかに記載のホテルであって、当該構造体は、S字形状の壁である、ホテル。
    (項目9B)上記項目のいずれかに記載のホテルであって:
    上記客室のうちの少なくとも一つにおけるベッド;および ベッドのフットにおけるコンソールをさらに含み、当該コンソールは、当該ベッドからおよび当該客室における個別の空間から視聴可能な回転するテレビスタンドを含む、ホテル。
    (項目10B)上記項目のいずれかに記載のホテルであって、デスクをさらに含み、当該デスクは、当該デスクが上記コンソールに対し平行に延びている第一の構成と、第二の構成との間で構成可能であり、当該第二の構成において、当該デスクは、当該コンソールに対し垂直であり、椅子が当該デスクの対向する側に配置されることが可能なように、テーブルとして使用されることが可能である、ホテル。
    (項目11B)ホテル客室であって、当該ホテル客室は、
    当該客室におけるベッド;
    当該ベッドのフットにおけるコンソール;
    当該コンソール上に回転可能に据え付けられたテレビ;および 当該コンソールに隣接し、当該ベッドと反対に配置された、デスクを含み、
    当該ベッド、当該テレビおよび当該デスクは、当該テレビが当該ベッドの方を向いている場合、当該テレビは当該デスクから外れた方を向き、当該テレビが当該デスクの方を向いている場合、当該テレビは当該ベッドから外れた方を向くように配列されている、ホテル客室。
    (項目12B)上記項目のいずれかに記載のホテル客室であって、上記デスクは、当該デスクが上記コンソールに対し平行に延びている第一の構成と、第二の構成との間で構成可能であり、当該第二の構成において、当該デスクは、当該コンソールに対し垂直であり、当該デスクの対向する側においてテーブルとして使用されることが可能である、ホテル客室。
    (項目13B)ホテルを改造する方法であって、当該ホテルは、一対の構造壁であって、当該一対の構造壁は、当該構造壁の間で画定されている第一のもとの客室と第二のもとの客室とを含む空間を有する、一対の構造壁と、当該第一のもとの客室と当該第二のもとの客室とを分離している分割壁とを含み、当該方法は:
    当該分割壁を取り除く工程;および 当該分割壁を構造体と置き換える工程とを含み、当該構造体は、当該空間を第一の新しい客室および第二の新しい客室に分離し、当該第一の新しい客室および当該第二の新しい客室の各々において個別の空間を画定し、
    当該構造体は、当該第一のもとの客室と比べた場合、空間を当該第一の新しい客室に追加し、当該第二のもとの客室と比べた場合、空間を当該第二の新しい客室から取り去る第一の部分と、当該第二のもとの客室と比べた場合、空間を当該第二の新しい客室に追加し、当該第一のもとの客室と比べた場合、空間を当該第一の新しい客室から取り去る第二の部分とを含む、方法。
    (項目14B)上記項目のいずれかに記載の方法であって、上記構造体は、第一のもとの客室と比べた場合、空間を上記第一の新しい客室に追加し、第二のもとの客室と比べた場合、空間を上記第二の新しい客室から取り去る第一の部分と、当該第二のもとの客室と比べた場合、空間を当該第二の新しい客室に追加し、当該第一のもとの客室と比べた場合、空間を当該第一の新しい客室から取り去る第二の部分とを含む、方法。
    (項目15B)上記項目のいずれかに記載のホテルであって、上記二つの客室は、第一の客室および第二の客室を含み、上記分割壁は、当該第二の客室から当該第一の客室の個別の空間を分離する第一の部分と、当該第一の客室から当該第二の客室の個別の空間を分離する第二の部分と、当該個別の空間を互いから分離する中間部分とを含む、ホテル。
    摘要
    改善されたホテルの構成。 ホテルの客室構成は、二つの隣接する客室を含み、そのうちの一方は、T字形を形成し、そのうちの他方は、L字形を形成し、T字形の基部は、L字形により形成される直角部の中に嵌る。 実施形態は、隣接し並んでいる客室を有する既存のホテルを、T字形およびL字形の構成に再構成することに向けられる。 追加の実施形態は、ベッドのフットボードの中に嵌るか、もしくはベッドのフットボードとして使用される組み合わされたテレビスタンドおよびデスクモジュールに向けられる。 テレビは、このコンソールの頂部の上に据え付けられ得、実施形態において、デスク、ベッド、もしくは客室の他の部分を向くように回転され得る。

    本発明の特質および利点のより完全な理解のために、次の詳細な説明および添付の図面に対する参照が、なされるべきである。

    図1は、先行技術の客室構成を表す上面線図である。

    図2は、実施形態に従い改造した後の図1の客室の上面線図である。

    図3は、実施形態に従うテーブル構成にデスクが再構成された、図2の客室構成のための右方の客室の上面線図である。

    図4は、実施形態に従う図3の客室とともに使用され得るデスクおよびモジュール組み合わせの側面斜視図である。

    図5は、図3の客室のためのスリーピングエリアおよびシッティングエリアの側面斜視図である。

    図6は、引き出しベッドが露出され示されている状態の、図5のシッティングエリアの側面斜視図である。

    図7は、様々な実施形態を組み込んだスリーピングエリアの側面斜視図である。

    図8は、実施形態に従う図7のスリーピングエリアのための制御パネルの側面斜視図である。

    図9は、実施形態に従う図7のスリーピングエリアのための制御センターの側面斜視図である。

    以下の説明において、本発明の様々な実施形態が、説明される。 例示の目的のために、特定の構成および詳細が、実施形態の完全な理解を提供するために述べられる。 しかしながら、当業者にとって、本発明が特定の詳細なしに実践され得ることもまた、明らかである。 その上、周知の特徴は、説明されている実施形態を曖昧にしないために、省かれ得るか、もしくは単純化され得る。

    本明細書における実施形態は、改善されたホテル構成に向けられている。 このホテル客室の構成は、二つの隣接した客室を含み、それらのうちの一方はT字形を形成し、それらのうちの他方はL字形を形成し、そのT字形の基部はL字形により形成され直角部の中に嵌る。

    実施形態は、隣接して並んでいる客室を有する既存のホテルを、T字形およびL字形の構成に再構成することに向けられている。 加えて、新しい建築物は、このような構成を含み得る。

    追加の実施形態は、組み合わされたテレビスタンドおよびデスクのモジュールに向けられ、そのモジュールは、ベッドのフットボードの中に嵌るか、もしくはベッドのフットボードとして使用される。 テレビは、このコンソールの頂部の上に据え付けられることが可能であり、実施形態において、デスク、ベッド、もしくは客室の他の部分に向くように回転することが可能である。 デスクは、コンソールから離れて移動可能であり、その結果として、デスクは、コンソールを背にし、かつコンソールに対して平行に配置され得、それにより、コンソールがデスクの背部として使用されるか、もしくはデスクは、コンソールに対し垂直になるようにコンソールから離れて移動可能であり、その場合には、二つの椅子が、例えば食事のために、デスクの対向する側に配置され得る。

    追加の実施形態は、ゲストが眠りに就くこと、および/もしくは別のゲストが起きているときにゲストが眠ることを支援する複数の異なった特徴を有するスリーピングエリアに向けられる。 これらの快適にするものとしては、クッション付きのヘッドレストが挙げられ、そのヘッドレストは、例えば、テレビを見ているときにゲストがヘッドレストに対し寄りかかることを可能にする。 交換可能なリネンが、ヘッドレストの背部に提供され得る。 ヘッドレストは、より静かな体験をゲストに提供するために、パッシブ吸音材料および/もしくはアクティブ吸音材料を含み得る。

    実施形態において、ヘッドレストはまた、ベッドの対向する側にいる個々人のためのプライバシーを提供するために、特にベッドの対向する側へ向けられたノイズキャンセリング技術および/もしくは照明を含む。

    追加の実施形態において、スリーピングエリアは、ベッドの対向する側のための音響、照明および個々の通気を制御するための制御パネルを提供される。 制御パネルは、制御センターの上に据え付けられ得、その制御センターは、電話、カップホルダー、誘導式充電(induction charging)、および充電器等を含む。

    ここで図面を参照すると、同様の参照番号は、いくつかの図を通して同様の形態を表し、図1は、先行技術の客室構成20を示す。 先行技術の客室構成20は、左方の客室22および右方の客室24を含む。 左方の支持壁26は、左方の客室22の左側面に沿って続き、右方の支持壁28は、右方の客室24の右側面に沿って続く。

    背中合わせのバスルーム30、32が、それぞれ、左方の客室22および右方の客室24に提供される。 クローゼット34,36は、バスルームに対向して配置され、ロビーエリアは、クロ―セットとバスルームとの間に形成される。 出入口38、40は、ロビーエリアに入れるように配置される。

    実施形態において、左方の客室22および右方の客室24は、デスク42、44、椅子46、48およびベッド50、52を含む。 図面において示される実施形態において、これらのベッドおよびデスクは、従来の方法において配置され、デスクおよびベッドのヘッドボードが同じ壁を背にして配置されている。

    図1において示される先行技術の客室構成20において、真っ直ぐな壁54は、左方の客室22および右方の客室24との間を延び、それらの客室を分割する。 この真っ直ぐな壁54は、典型的に、支持壁ではないが、その代わりに、二つの客室を分離した空間に構造的に分割するように提供される。

    示された先行技術の客室構成20に関して、バスルーム30、32は、背中合わせに配置され、クローゼットは、出入口38、40において配置される。 交互の構成が、たいていの場合、先行技術のホテル構造において使用されるが、交互の構成は、概して、大きな空間を画定する構造壁を含み、構造壁の間で二つの客室が画定される。 図1において示される壁54のような単一かつ真っ直ぐな壁が、空間を二つの客室に分割するために提供される。 この構成の問題は、形成される二つの客室が、概して、長方形であることである。 長方形の客室は、客室を大きく見せるための非常に良好な構造を提供するが、必ずしも分離された空間を画定するわけでない。 加えて、客室の容積が、客室の中央部においてデッドスペースであり、客室の全体的に長方形の形状は、二人のゲストの間の分離を、特に一方が眠ろうとしていて他方がそうでない場合、それほどもたらさない。

    図2は、再構成によって客室構成120を修正した後の図1の客室構成20の上面図の描写である。 図2における客室構成120は、図1における客室構成20と構造的に殆ど同じである。 この目的のために、図2において使用される参照番号は、図1における項目と類似の部分を、図1における参照番号に100を加えた番号で表すことにより、図2における類似の特徴もしくは同一の特徴を表す。 例えば、図1のバスルーム30、32は、図2において参照番号130、132により表わされる。

    図2において、真っ直ぐな壁54は、取り除かれ、S字形状の壁154と置き換えられている。 実施形態において、まっすぐな壁54のように、S字形状の壁154は、構造的なものではない。 一つの実施形態に従い、先行技術の客室構成20は、真っ直ぐな壁54を取り除き、その真っ直ぐな壁をS字形状の壁154と置き換えることにより、再構成される。 代替的な実施形態において、客室構成120のような客室構成は、ホテル建物の最初の建築の間に形成され得る。 このような実施形態において、S字形状の壁154は、構造的であっても、そうでなくてもよい。

    S字形状の壁154は、先行技術の客室構成20の真っ直ぐな壁54を超える利点を提供する。 図2において見られ得るように、二つの隣接する左方の客室122および右方の客室124は、異なった形状を有する。 左方の客室122は、T字形状であり、T字形の基部は、座席エリアもしくリビングゾーンを形成する。 このリビングゾーンもしくは座席エリアは、ベッド150が配置され得るスリーピングゾーンから離されている。 右方の客室124は、L字形状であり、スリーピングゾーンから離されたリビングゾーンおよび座席ゾーンを含む。 リビングゾーンは、L字形の基部において形成される。

    実施形態において、L字形状およびT字形状を活用するために、150、152は、客室122、124の端において配置され、ヘッドボードは、窓の下に配置される。 加えて、特別なデスクおよびコンソール156、158は、ベッド150、152のフットにおいて配置される。 デスクおよびコンソール156、158は、以下においてより詳細に説明される。

    客室122、124は、第二の椅子160、162もしくはスツール(図示せず)を含む。 加えて、実施形態に従うと、ソファ164、166が、客室122、124の着席ゾーン/リビングゾーンの各々において提供され得る。 例えば、図2において示されるように、ソファ164は、T字形の基部にソファの背部を対する状態で配置される。 実施形態において、ソファ164は、想像線(phantom line)で示される折りたたみベッド168を含み得、その折りたたみベッドは、さらなるゲストが客室122において滞在する場合に使用され得る。

    右方の客室124に関して、ソファ166は、ベッドのヘッドボードが配置されるのと同じ壁にその背部を対する状態で配置される。 このソファ166はまた、折りたたみベッド170を含み得る。 ベッド152とソファ166/折りたたみベッド170との間にプライバシーを提供するために、分離壁172が、これらのエリアの間に提供される得る。 分離壁172は、図5においてより良好に示される。

    上記で説明されたL字形およびT字形の構成は、分離された座席空間/リビング空間およびスリーピング空間を、ホテルのゲスト(単数もしくは複数)のために提供する。 この特徴は、二人のゲストが、同じ客室に滞在するが、互いに客室の異なる区域に分離されることを可能にする。 この目的のために、T字形状の客室およびL字形状の客室の両方は、スリーピングエリアから隔離された離れたエリアを客室内に画定する。 T字形状の客室は、三つのエリアを画定し、それらはT字形の頂部の各腕部に一つあり、その基部に一つある。 L字形は、側部客室エリアを備えた主要客室エリアを画定する。 これらの空間のうちの一つは、他の空間から個別に家具を備え付けられ得、他の空間から隔離され得る。 例えば、一方のゲストがベッドにいる際に、他方のゲストは、ソファに座りTVを視聴するか、もしくはプロジェクトに関する作業をし得、これらの二人の個人は、互いに離れた「客室」もしくはエリアに座り、これらのエリアは、個別に照明され得るか、または音響もしくは画像(例えば、テレビもしくはコンピュータによる)が、エリアのうちの一つに閉じ込められ得、別の一つへは制限され得る。 加えて、図1において示される先行技術の客室構成20を超えるさらなる空間を必要とせずに、図2において示される客室構成122は、いっそうの快適さと、より空間があるという認識とを提供する。

    上記で説明されたL−T構成以外の構成が、使用され得るが、概して、真っ直ぐな壁は、分離された空間を客室の各々において作り出す一つもしくはそれよりも多くの壁と置き換えられる。 ジグザグ歯の壁が、複数の空間を各客室において画定するために使用され得る。 斜めの壁、丸い壁、もしくは他の壁が、興味深い空間を画定し得る。 概して、二つの客室を分割する壁は、だいたい同じサイズの二つの客室をもたらすが、実施形態において、一方は、他方よりも大きくあり得る。

    実施形態に従うL字形およびT字形の客室122、124とともに使用され得るデスクおよびコンソール156の実施形態の詳細は、図3および図4において示される。 デスクおよびコンソール156は、分離されたコンソール190を背にして配置可能であるデスク186を含む。 図面において示される実施形態において、コンソール190は、ベッド150のようなベッドのうちの一つのためのフットボードを供する。 この目的のために、コンソール190は、ベッドの端150に取り付けられてもよく、ベッドの端を背にして配置されてもよい。 図面において示されるコンソール190は、引き出し194、デスク照明196、およびメディアハブ198を含むが、異なった特徴および/もしくは追加の特徴が、提供され得る。 メディアハブ198は、例えば、TVおよびメディア接続性のためのソケット、もしくは他の特徴を含み得る。 テレビ200は、コンソール190の頂部の上に据え付けられる。 実施形態において、テレビ200は、スイベル基部202を含む。

    図面において示される実施形態において、デスク186は、脚部206の底部に接続されたホイール204を含む。 テーブル頂部208は、脚部206の頂部の上に配置される。 図2において示されるように、デスク186は、第一の構成におけるコンソール190の中に部分的に嵌り得るように構成され得る。 この第一の構成において、デスク186は、コンソール190に対して平行に延びる。 この構成において、デスク186は、例えばラップトップコンピュータもしくは他のコンピュータを支えるために、デスクトップ作業面として使用され得る。 ゲストは、椅子146に座り、デスク186において作業しても、テレビ200を見てもよい。 電源は、ラップトップデバイスもしくは他のデバイスのためにメディアハブ198に提供される。

    実施形態に従い、図3および図4において示されるように、デスク186は、コンソールから引き出され、90度回転され、コンソール190を背にしかつコンソールに対して垂直に配置され得る。 この態様において、デスク186の両側は、図3において示されるように、露出され、二つの椅子がデスクの対向する側において配置されることを可能にする。 この構成において、デスク186は、ダイニングテーブルとして使用され得る。

    コンソール190はまた、フレキシビリティを提供し、ゲストは、ベッド150において、もしくはリビングゾーンにおいてテレビ200を視聴し得る。 例えば、左方の客室122のために、テレビ200は、回転させられることにより、デスク186の前に座っているゲスト、ベッド150の上で横になっているゲスト、もしくはソファ164に座っているゲストに向き得る。 同様に、テレビ200は、右方の客室124において回転させられることにより、デスク186におけるゲスト、ベッド152の上で横になっているゲスト、もしくはソファ166に座っているゲストに向き得る。 客室の中央におけるテレビの配置と、テレビの回転する能とは、テレビ視聴オプションにおける多大なフレキシビリティをゲストに提供する。

    それゆえ、デスクおよびコンソール156、158は、複数の機能をホテル客室のゲストのために提供し、それらの機能としては、テレビ視聴、食事、デスクでの作業、および他の機能が挙げられる。 上記で説明されたように、所望される場合、コンソール190は、ベッドのフットに統合され、ベッドのフットに隣接して配置され得る。 加えて、実施形態において、コンソール190は、ルーム内の他の位置において配置され得る。 しかしながら、コンソール190をベッドのフットにおいて中央に位置付けることにより、テレビは、客室における大部分の場所から視聴することが可能になり、デスク186は、テーブルとして快適に使用され得る。

    追加の実施形態に従い、図7において示されるように、独特なスリーピングエリア240は、ホテル客室124のようなホテル客室のために提供され得る。 このスリーピングエリアは、ベッド242におけるゲストのために睡眠を向上させるため、および/もしくは客室における別のゲストが睡眠していない際にゲストが睡眠することを支援するための特徴を含む。

    例として、ベッド242は、ヘッドボードに組み込まれた吸音クッション246を有するヘッドボード244を含む。 クッション246は、音を吸収することが可能な任意のタイプのパッシブ構造を含み得、その構造としては、発泡体、発泡ゴム(foam rubber)、もしくは他の適した材料が挙げられる。 加えて、セル(cell)もしくは他の構造が、音を捉えるため、もしくは音を制限するために提供され得、その音は、ベッド242におけるゲストにより伝達されるか、もしくはそのゲストに伝達される。

    音を吸収していることに加え、クッション246は、快適であり得、その結果として、ゲストは、ベッドに座っている際にそれに対して寄りかかり得る。 このような実施形態において、取り外し可能かつ洗濯可能なカバー248が、提供され得、その結果として、ヘッドボードは、異なったゲストのために清掃され得る。

    実施形態に従い、ヘッドボード244は、付加的に、オーディオ出力のため、および/もしくはアクティブノイズキャンセリング機能を提供するためにスピーカー250を含む。 ノイズキャンセリング機能は、例えば、当該分野において公知のアクティブノイズキャンセル技術を利用して、提供され得る。

    それゆえ、実施形態に従い、ヘッドボード244は、アクティブおよびパッシブ両方の吸音技術もしくはノイズ抑制技術を含む。 パッシブ技術に関して、任意の吸音パネルが使用され得、その吸音パネルは、防音発泡体もしくは上記で説明された他の構造を含む。 アクティブなノイズ低減に関して、逆の音波が、IsraelのRehovotにあるSilentium,Ltd. により提供されるようなチップ、マイクロフォンおよびスピーカーの組み合わせにより提供され得、もしくはBose Corporation noise−cancelling headphonesのようなものが、使用される。 実施形態において、スピーカー250は、個別に制御され得、その結果として、ノイズキャンセリングは、ベッドの一方の側に提供され得、他方には提供されない。 この態様において、ベッドの一方の側にいる一人のゲストは、ベッドの他方の側にいる第二のゲストが読書、TV視聴、もしくは作業をしている際に、ノイズ抑制を利用し得る。

    ベッド242の個別の側のための機能の制御を提供するために、制御パネル254が、ベッドの各側に提供され得る。 図8においてより詳細に示される制御パネル254は、ボタン256もしくはダイヤル256とディスクプレイ258とを、スリーピングエリア240において提供される多数の異なる機能それぞれのステータスを制御および表示するために含み得る。 これらの機能のうちの一つは、例えば、ヘッドボード244の対向する側にある個別のスピーカー250であり得る。 別の機能は、例えば、ベッド242の対向する側に向けられる照明259の制御であり得る。 これらの照明は、一方向性の照明であり得、その結果として、それらの照明は、ベッドの一方の側のみを照らす。

    加えて、実施形態に従うと、制御パネル254は、通気部260を提供され得、その結果として、使用者は、ベッドの彼もしくは彼女の側に隣接した温度ゾーンを個別に制御し得る。 この態様において、ベッドの一方の側は、他方よりも涼しくあり得る。 制御パネル254における通気部260の代替として、通気口が、ヘッドボード244のような異なった場所に提供される。 実施形態において、このような通気部は、スピーカー250のための開口部において配置される。 それゆえ、この開口部は、音響および冷房もしくは暖房を提供するために役立つ。

    制御パネル254は、単独で使用され得るか、図7において示されるように、制御センター270の上に据え付けられ得る。 制御センターは、統合された電話(integrated phone)272を含む。 グラスホルダー274は、液体が傾くこともしくはこぼれることを回避するために提供される。 柔らかい表面部276が提供され、それは、例えば、電話もしくは他の貴重品を配置するために使用され得る。 この柔らかい表面部276は、誘導充電を含み得る。

    制御センター270の前部分は、様々な充電ソケットを含み、それらのソケットは、USB、インターナショナルソケット(international socket)、もしくは他の充電構成であり得る。 ラジオもしくはラジオアラームクロックもまた、制御パネル254もしくは制御センター270のいずれかにおいて提供され得る。

    より良好な睡眠を提供するために、客室における天井から延び吊るされてベッドに近づく下方照明設備280が、利用され得る。 この下方照明設備は、人工的なスカイライトモビール(mobile)を提供し得、数種の異なる照明特徴を提供し得、それらの特徴は、時差ボケ調整(夜間に低い光レベル)照明、日没(ゆっくりと薄暗くなる)モード、起床(ゆっくりと明るくなる)モード、および他のモードを含む。 実施形態において、照明は、使用者が眠りに落ちることを支援するために、日没シークエンスにおいて時間とともに自動的に薄暗くなり得る。 同様に、逆のプロセスが、起床シークエンスにおいて提供され得、そこにおいて、照明は、薄暗い照明から脱し、より明るい設定になる。 加えて、実施形態において、カーテン(図示せず)が、ベッドを取り囲み、照明設備280により投射される照明を捉え、維持するために提供され得る。 この照明カーテンは、ベッド282および客室の他のエリアのために照らされたエリアもしくは暗いエリアの分離を提供し得る。

    他のバリエーションは、本発明の趣旨の内にある。 それゆえ、本発明は、様々な改変および代替的構築を受け入れ可能であり、それらの特定の説明的実施形態は、図面において示され、上記で詳細に説明された。 しかしながら、本発明を開示された特定の形態(単数もしくは複数)に限定する意図はなく、対照的に、添付の特許請求の範囲において定められるように、本発明の趣旨および範囲内にある全ての改変、代替的構築、および均等物をカバーする意図はあることが、理解されるべきである。

    用語「一つ(a)」および「一つ(an)」および「その/この(the)」ならびに本発明を説明する文脈における(特に添付の特許請求の範囲の文脈における)同様の指示対象の使用は、本明細書において別段の指示がない限り、もしくは文脈により明確に否定されない限り、単数形および複数形の両方をカバーするように解釈されるべきである。 用語「備える(comprising)」、「有する(having)」、「含む(including)」および「収める(containing)」は、別段の指示がない限り、オープンエンドな用語として解釈されるべきである(すなわち、「含むが、限定されない」ことを意味する)。 用語「接続された(connected)」は、介在するものがあったとしても、部分的もしくは全体的に、内に収められ、取り付けられ、もしくは一緒に繋がれているように解釈されるべきである。 本明細書における値の範囲の列挙は、本明細書において別段の指示がない限り、単に、各個別の値が範囲内にあることに個々に言及する簡潔な方法として供することを意図され、各個別の値は、本明細書において個々に挙げられるように本明細書に援用される。 本明細書において説明される全ての方法は、本明細書において別段の指示がない限り、もしくは別段に文脈により明確に否定されない限り、任意の適した順番において行わることが可能である。 本明細書において提供される任意の例および全ての例の使用、もしくは例示的な言葉(例えば「のような(such as)」)は、単に、本発明の実施形態をより良好に明らかにすることを意図され、別段の要求がない限り、本発明の範囲に限定を置かない。 本明細書における言葉は、特許請求されていないあらゆる構成要素を本発明の実施にとって必須であるように指示するようには、解釈されるべきではない。

    本発明の好ましい実施形態は、本明細書において説明され、それらは、本発明者らが知る本発明を実施するために最良の様式を含む。 それらの好ましい実施形態のバリエーションは、前述の説明を読むと、当業者にとって明らかになり得る。 本発明者らは、当業者がこのようなバリエーションを適切に用いることを見込み、本発明者らは、本発明が、本明細書において具体的に説明されたのとは別の方法で実施されることも意図する。 したがって、本発明は、適用法令により許可されるように本明細書へ添付される特許請求の範囲において挙げられる主題の、全ての改変および均等物を含む。 その上、上記で説明された構成要素の全ての可能なバリエーションにおける上記で説明された構成要素の任意の組み合わせは、本明細書において別段の指示がない限り、もしくは別段に文脈により明確に否定されない限り、本発明により包含される。

    本明細書において挙げられた全ての参考物(刊行物、特許明細書、および特許を含む)は、各参考物が本明細書において、個々および特定的に参考として援用されるように指示され、その全体が述べられるのと同じ程度にまで、本明細書により参考として援用される。

    120 客室構成130 バスルーム150 ベッド160 椅子170 折りたたみベッド190 コンソール

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