Boots surgical supported by the lock cylinder

申请号 JP54290798 申请日 1998-04-02 公开(公告)号 JP2002514110A 公开(公告)日 2002-05-14
申请人 ジ・オーアール・グループ・インコーポレーテッド; 发明人 ケセルマン,ユーリ; ナヴァロ,リチャード;
摘要 (57)【要約】 処置台のための調節可能な支持アームは、取付具と、前記取付具に回動可能に取り付けられた一端を有しかつ切石軸線回りに回動可能とされた支持ロッドと、前記支持ロッドに操作可能に取り付けられた切石ロック用シリンダと、を備える。 切石ロック用シリンダは、前記支持ロッドを前記切石軸線回りに上昇又は下降させるためにロック解除可能とされ、かつ支持ロッドを所要の切石 位置 に保持するためにロック可能である。 この切石ロック用シリンダは所定のレンジ内で調節自在であり、かつ補助的な引上げ 力 を提供する。 支持ロッドもまた外転軸線回りに回動可能であり、外転ロック用シリンダがこの支持ロッドに操作可能に取り付けられている。 外転ロック用シリンダは、支持ロッドを外転軸線回りに横方向に回動させるべくロック解除され、かつ支持ロッドを所要の外転位置に保持すべくロックすることができる。 外転ロック用シリンダは範囲内で自在に調節可能であり、かつ、最小外転位置への付勢力を付与することができる。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 取付具と、 前記取付具に回動可能に取り付けられた一端を有した支持アームと、 前記取付具に回動可能に取り付けられた第一の端部と前記支持アームに回動可能に取り付けられた第二の端部とを有する伸縮自在なロック用シリンダとを備え、 前記ロック用シリンダは前記支持アームを所要位置に回動させるべくロック解除可能であり、かつ前記支持アームを所定位置に保持すべくロック可能とされていることを特徴とする四肢を支持するための調節可能な支持アーム。 2. 請求項1記載の調節可能な支持アームにおいて、前記ロック用シリンダが流体式シリンダであることを特徴とする調節可能な支持アーム。 3. 請求項2記載の調節可能な支持アームにおいて、前記ロック用シリンダはバルブが一体に設けられたピストンを備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 4. 請求項2記載の調節可能な支持アームにおいて、前記ロック用シリンダは、伸張力を発生する気体バネを形成する分離ピストンを備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 5. 請求項2記載の調節可能な支持アームにおいて、前記ロック用シリンダは、伸張力を発生する機械的バネを備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 6. 請求項1記載の調節可能な支持アームにおいて、前記ロック用シリンダは機械式シリンダであることを特徴とする調節可能な支持アーム。 7. 請求項6記載の調節可能な支持アームにおいて、前記ロック用シリンダは伸張力を発生するための機械的バネを備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 8. 請求項1記載の調節可能な支持アームにおいて、前記ロック用シリンダは、該ロック用シリンダを伸張させるためのバイアス付与手段を備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 9. 請求項8記載の調節可能な支持アームにおいて、前記バイアス付与手段は気体バネを備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 10. 請求項8記載の調節可能な支持アームにおいて、前記バイアス付与手段は機械的バネを備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 11. 請求項1記載の調節可能な支持アームにおいて、駆動アッセンブリをさらに備えており、該駆動アッセンブリは、前記ロック用シリンダから離れた位置に設けられ、かつ前記ロック用シリンダを選択的にロックあるいはロック解除すべく前記ロック用シリンダに接続されていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 12. 請求項11記載の調節可能な支持アームにおいて、前記駆動アッセンブリは該支持アームの第二の端部に位置していることを特徴とする調節可能な支持アーム。 13. 四肢支持体と調節可能な支持アームとを備えて成る処置台用スターラップであって、 前記調節可能な支持アームが、 取付具と、 前記取付具に回動可能に取り付けられた一端を有した支持ロッドと、 前記取付具に回動可能に取り付けられた第一の端部と前記支持アームに回動可能に取り付けられた第二の端部とを有する伸縮自在なロック用シリンダと、 前記四肢支持体を前記調節可能な支持アームの前記支持ロッドに取り付ける調節可能な締付けアッセンブリと、 を備えてなることを特徴とする処置台用スターラップ。 14. 請求項13記載の調節可能な支持アームにおいて、前記ロック用シリンダが流体式シリンダであることを特徴とする調節可能な支持アーム。 15. 請求項14記載の調節可能な支持アームにおいて、前記ロック用シリンダは、伸張力を発生する気体バネを形成する分離ピストンを備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 16. 請求項13記載の調節可能な支持アームにおいて、前記ロック用シリンダは機械式シリンダであることを特徴とする調節可能な支持アーム。 17. 請求項16記載の調節可能な支持アームにおいて、前記ロック用シリンダは、伸張力を発生する機械的バネを備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 18. 請求項13記載の調節可能な支持アームにおいて、前記ロック用シリンダは、該ロック用シリンダを伸張させるためのバイアス付与手段を備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 19. 請求項13記載の調節可能な支持アームにおいて、駆動アッセンブリをさらに備えており、該駆動アッセンブリは、前記ロック用シリンダから離れた位置に設けられ、かつ前記ロック用シリンダを選択的にロックあるいはロック解除すべく前記ロック用シリンダに接続されていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 20. 手術中の患者の四肢を保持するための調節可能な支持アームであって、 取付具と、 前記取付具に回動可能に取り付けられた端部を有し、かつ切石軸線回りを回動可能とされた支持アームと、 前記取付具に回動可能に取り付けられた第一の端部と前記支持アームに回動可能に取り付けられた第二の端部とを有する切石ロック用シリンダと、を備え、 前記切石ロック用シリンダは、シリンダと、該シリンダ内に設けられかつバルブを一体に備えたピストンと、前記シリンダ内に位置する分離ピストンとを備え、前記ピストン及び前記分離ピストンが前記シリンダを第一部分、第二部分、及び第三部分に分離しており、前記第一及び第二部分は前記一体型バルブと選択的に流体連通可能とされているとともに各々剛性的なロックを施すように非圧縮性流体を含んでおり、さらに前記第三部分は前記支持アームに補助的な引上げ力を付与するために圧縮ガスを含んでいることを特徴とする、四肢保持用調節可能支持アーム。 21. 四肢を支持するための調節可能な支持アームであって、 取付具と、 前記取付具に第一の軸線回り回転可能に取り付けられた軸と、 前記軸に回動可能に取り付けられた一端を備え、かつ前記第一の軸線に対し実質的に垂直となる第二の軸線回りに回動可能とされた支持アームと、 前記取付具に回動可能に取り付けられた第一の端部と、前記支持アームに回動可能に取り付けられた第二の端部とを備えた第一の伸縮自在なロック用シリンダであって、前記支持アームを前記第一の軸線回りに所要の位置まで回動させるべくロック解除可能とされ、かつ前記支持アームを所定位置に保持すべくロック可能とされた第一のロック用シリンダと、 前記軸に回動可能に取り付けられた第一の端部と、前記支持アームに回動可能に取り付けられた第二の端部とを備えた第二の伸縮自在なロック用シリンダであって、前記支持アームを前記第二の軸線回りに所要位置まで回動させるべくロック解除可能とされ、かつ前記支持アームを所要位置に保持すべくロック可能とされた第二のロック用シリンダと、 を備えて成る調節可能な支持アーム。 22. 請求項21記載の調節可能な支持アームにおいて、前記第一のロック用シリンダ及び前記第二のロック用シリンダの少なくとも一方が流体式シリンダであることを特徴とする調節可能な支持アーム。 23. 請求項22記載の調節可能な支持アームにおいて、前記流体式シリンダが、一体型バルブを備えて成るピストンを有していることを特徴とする調節可能な支持アーム。 24. 請求項22記載の調節可能な支持アームにおいて、前記流体式シリンダが、伸張力を発生する気体バネを形成する分離ピストンを備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 25. 請求項22記載の調節可能な支持アームにおいて、前記流体式シリンダが、伸張力を発生する機械的バネを備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 26. 請求項21記載の調節可能な支持アームにおいて、前記第一のロック用シリンダ及び前記第二のロック用シリンダの少なくとも一方が機械式シリンダであることを特徴とする調節可能な支持アーム。 27. 請求項26記載の調節可能な支持アームにおいて、前記機械式シリンダが、伸張力を発生するための機械的バネを備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 28. 請求項21記載の調節可能な支持アームにおいて、前記第一のロック用シリンダ及び前記第二のロック用シリンダの少なくとも一方が、該ロック用シリンダを伸張させるためのバイアス付与手段を備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 29. 請求項28記載の調節可能な支持アームにおいて、前記バイアス付与手段は気体バネを備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 30. 請求項28記載の調節可能な支持アームにおいて、前記バイアス付与手段は機械的バネを備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 31. 請求項21記載の調節可能な支持アームにおいて、前記第二のロック用シリンダが該第二のロック用シリンダを伸張すべくバイアス力を付与するためのバイアス付与手段を備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 32. 請求項21記載の調節可能な支持アームにおいて、前記第一及び第二のロック用シリンダはそれぞれこれら第一及び第二のロック用シリンダを伸張させるためのバイアス力を付与するためのバイアス付与手段を備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 33. 請求項21記載の調節可能な支持アームにおいて、駆動アッセンブリをさらに備えており、該駆動アッセンブリは、前記第一及び第二のロック用シリンダから離れた位置に設けられ、かつこれら両ロック用シリンダを選択的にロックあるいはロック解除すべく前記ロック用シリンダのそれぞれに接続されていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 34. 請求項33記載の調節可能な支持アームにおいて、前記駆動アッセンブリは前記支持アームの第二の端部に位置していることを特徴とする調節可能な支持アーム。 35. 請求項33記載の調節可能な支持アームにおいて、前記駆動アッセンブリが前記第一及び第二のロック用シリンダのロックを同時に解除することを特徴とする調節可能な支持アーム。 36. 請求項33記載の調節可能な支持アームにおいて、前記駆動アッセンブリは、前記第二のロック用シリンダのロックを解除する前に前記第一のロック用シリンダのロックを解除することを特徴とする調節可能な支持アーム。 37. 処置台のためのスターラップであって、 四肢支持体と、調節可能な支持アームとを備えて成り、 前記調節可能な支持アームが、 取付具と、 前記取付具に第一の軸線回り回転可能に取り付けられた軸と、 前記軸に回動可能に取り付けられた一端を備え、かつ前記第一の軸線に対し実質的に垂直となる第二の軸線回りに回動可能とされた支持ロッドと、 前記取付具に回動可能に取り付けられた第一の端部と、前記支持アームに回動可能に取り付けられた第二の端部とを備えた第一の伸縮自在なロック用シリンダであって、前記支持アームを前記第一の軸線回りに所要の位置まで回動させるべくロック解除可能とされ、かつ前記支持アームを所定位置に保持すべくロック可能とされた第一のロック用シリンダと、 前記軸に回動可能に取り付けられた第一の端部と、前記支持アームに回動可能に取り付けられた第二の端部とを備えた第二の伸縮自在なロック用シリンダであって、前記支持アームを前記第二の軸線回りに所要位置まで回動させるべくロック解除可能とされ、かつ前記支持アームを所要位置に保持すべくロック可能とされた第二のロック用シリンダと、 前記四肢支持体を前記調節可能な支持アームの前記支持ロッドに取り付ける調節可能な締付けアッセンブリと、 を備えて構成されていることを特徴とする処置台のためのスターラップ。 38. 請求項37記載の調節可能な支持アームにおいて、前記第一のロック用シリンダ及び前記第二のロック用シリンダの少なくとも一方が流体式シリンダであることを特徴とする調節可能な支持アーム。 39. 請求項38記載の調節可能な支持アームにおいて、前記流体式シリンダが、伸張力を発生する気体バネを形成する分離ピストンを備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 40. 請求項37記載の調節可能な支持アームにおいて、前記第一のロック用シリンダ及び前記第二のロック用シリンダの少なくとも一方が機械式シリンダであることを特徴とする調節可能な支持アーム。 41. 請求項40記載の調節可能な支持アームにおいて、前記機械式シリンダが、伸張力を発生するための機械的バネを備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 42. 請求項37記載の調節可能な支持アームにおいて、前記第一のロック用シリンダ及び前記第二のロック用シリンダの少なくとも一方が、該ロック用シリンダを伸張させるためのバイアス付与手段を備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 43. 請求項37記載の調節可能な支持アームにおいて、前記第二のロック用シリンダが該第二のロック用シリンダを伸張すべくバイアス力を付与するためのバイアス付与手段を備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 44. 請求項37記載の調節可能な支持アームにおいて、前記第一及び第二のロック用シリンダはそれぞれこれら第一及び第二のロック用シリンダを伸張させるためのバイアス力を付与するためのバイアス付与手段を備えていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 45. 請求項37記載の調節可能な支持アームにおいて、駆動アッセンブリをさらに備えており、該駆動アッセンブリは、前記第一及び第二のロック用シリンダから離れた位置に設けられ、かつこれら両ロック用シリンダを選択的にロックあるいはロック解除すべく前記ロック用シリンダのそれそれに接続されていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 46. 手術の患者の四肢を支持するための調節可能な支持アームであって、 取付具と、 前記取付具に第一の軸線回り回転可能に取り付けられた軸と、 前記軸に回動可能に取り付けられた一端を有し、かつ前記切石軸線と実質的に垂直に設けられた外転軸線回りに回動可能とされた支持アームと、 前記取付具に回動可能に取り付けられた第一の端部と前記支持アームに回動可能に取り付けられた第二の端部とを有する切石ロック用シリンダであって、シリンダと、該シリンダ内に設けられかつバルブを一体に備えたピストンとを備え、 前記ピストンが前記シリンダを第一部分及び第二部分に分離しており、これら第一及び第二部分が前記一体型バルブと選択的に流体連通可能とされているとともに各々がロックするための流体を含んでなる、切石ロック用シリンダと、 前記軸に回動可能に取り付けられた第一の端部と前記支持アームに回動可能に取り付けられた第二の端部とを有した外転ロック用シリンダであって、シリンダと、該シリンダ内に設けられかつバルブを一体に備えたピストンと、前記シリンダ内に位置する分離ピストンとを備え、前記ピストン及び前記分離ピストンが前記シリンダを第一部分、第二部分、及び第三部分に分離しており、前記第一及び第二部分は前記一体型バルブと選択的に流体連通可能とされているとともに各々剛性的なロックを施すように非圧縮性流体を含んでおり、さらに前記第三部分は前記支持アームを最小外転位置に付勢するための圧縮ガスを含んだ、外転ロック用シリンダと、 を備えて成る調節可能な支持アーム。 47. 手術の患者の四肢を支持するための調節可能な支持アームであって、 取付具と、 前記取付具に第一の軸線回り回転可能に取り付けられた軸と、 前記軸に回動可能に取り付けられた一端を有し、かつ前記切石軸線と実質的に垂直に設けられた外転軸線回りに回動可能とされた支持アームと、 前記取付具に回動可能に取り付けられた第一の端部と前記支持アームに回動可能に取り付けられた第二の端部とを有する切石ロック用シリンダであって、シリンダと、該シリンダ内に設けられかつバルブを一体に備えたピストンと、前記シリンダ内に位置する分離ピストンとを備え、前記ピストン及び前記分離ピストンが前記シリンダを第一部分、第二部分、及び第三部分に分離しており、前記第一及び第二部分は前記一体型バルブと選択的に流体連通可能とされているとともに各々剛性的なロックを施すように非圧縮性流体を含んでおり、さらに前記第三部分は前記支持アームに補助的な引上げ力を付与するために圧縮ガスを含んでいる、切石ロック用シリンダと、 前記軸に回動可能に取り付けられた第一の端部と前記支持アームに回動可能に取り付けられた第二の端部とを有した外転ロック用シリンダであって、シリンダと、該シリンダ内に設けられかつバルブを一体に備えたピストンと、前記シリンダ内に位置する分離ピストンとを備え、前記ピストン及び前記分離ピストンが前記シリンダを第一部分、第二部分、及び第三部分に分離しており、前記第一及び第二部分は前記一体型バルブと選択的に流体連通可能とされているとともに各々剛性的なロックを施すように非圧縮性流体を含んでおり、さらに前記第三部分は前記支持アームを最小外転位置に付勢するための圧縮ガスを含んだ、外転ロック用シリンダと、 を備えて成る調節可能な支持アーム。 48. 四肢を支持するための調節可能な支持アームであって、 取付具と、 前記取付具に回動可能に取り付けられた一端を有した支持アームと、 前記支持アームを該支持アームに対する所要位置でロックするためのロック手段と、 前記ロック手段から離れて設けられかつハンドルアッセンブリを有した駆動アッセンブリであって、前記ハンドルアッセンブリがハンドルグリップを備え、かつ前記ロック手段に操作可能に接続されるとともに回動可能に取り付けられたハンドルレバーを備え、これらハンドルグリップ及びハンドルレバーが共に握られた際に協働して前記ロック手段を選択的に解除する、駆動アッセンブリと、 を備えて成る調節可能な支持アーム。 49. 請求項48記載の調節可能な支持アームにおいて、前記ロック手段が、前記取付具に回動可能に取付けられた第一の端部と前記支持アームに回動可能に取り付けられた第二の端部とを有した伸縮自在なロック用シリンダを備え、かつ該ロック用シリンダは、前記支持アームを所要位置まで回動させるべくロック解除可能であり、かつ前記支持アームを所要位置で保持すべくロック可能であることを特徴とする調節可能な支持アーム。 50. 請求項48記載の調節可能な支持アームにおいて、前記ハンドルレバーはケーブルアッセンブリによって前記ロック手段に接続されていることを特徴とする調節可能な支持アーム。 51. 請求項48記載の調節可能な支持アームにおいて、前記ハンドルアッセンブリは前記支持アームの端部に直線的に取り付けられることを特徴とする調節可能な支持アーム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 ロック用シリンダによって支持された手術用ブーツ 発明の背景 本発明は、概して、手術時に患者の脚を所定位置に保持するための、調節可能な支持体に関するものである。 より詳細には、ロック用シリンダを備えているような、そのような調節可能な支持体に関するものである。 従来技術においては、患者の脚を所定位置に保持するための調節可能支持体として、多数のものが公知である。 いくつかの調節可能脚支持体は、様々なラチェット機構を備えている。 しかしながら、これら調節可能脚支持体では、得られる配置状態の数が制限されている。 他の調節可能脚支持体は、様々なボールジョイントを備えている。 しかしながら、これら調節可能脚支持体では、患者に傷害を与えてしまいかねないような配置状態を引き起こし得るという比較的重大なリスクを、患者に対してもたらす可能性がある。 したがって、当該技術分野においては、患者に対してのリスクが少ない範囲にわたっての自在な調節可能性を有しているような、患者の脚を所定位置に保持するための調節可能脚支持体が要望されている。 発明の概要 本発明は、従来技術における上記問題点の少なくともいくつかを克服し得るような、手術時に患者の脚を支持するための調節可能支持アームを提供する。 本発明においては、調節可能な支持アームは、取付具と、この取付具に対して回動可能に取り付けられる端部を有した支持アームと、伸縮可能なロック用シリンダと、を備えている。 ロック用シリンダは、取付具に対して回動可能に取り付けられる第一端部と、支持アームに対して回動可能に取り付けられる第二端部と、を有している。 ロック用シリンダは、支持アームを所望位置にまで回転させ得るようロック解除可能とされているとともに、支持アームを所望位置に保持し得るようロック可能とされている。 調節可能な支持アームの好ましい実施形態においては、ロック用シリンダは、支持アームの移動を減衰させるようなガスタイプのシリンダである。 流体タイプのロック用シリンダは、例えば支持アームの上昇を補助するといったような延出力をもたらすよう、一体型ガススプリングを備えることができる。 本発明の第二実施形態においては、調節可能な支持体は、取付具と、この取付具に対して固定されているとともに第一軸線回りに取付具に対して回動可能な軸体と、この軸体に対して回動可能に取り付けられた端部を有しているとともに第二軸線回りに回動可能とされた支持アームと、を備えている。 第二軸線は、第一軸線に対して実質的に垂直である。 第一の延出可能かつ引込可能なロック用シリンダは、取付具に対して回動可能に取り付けられる第一端部と、支持アームに対して回動可能に取り付けられる第二端部と、を有している。 第一ロック用シリンダは、支持アームを所望位置にまで第一軸線回りに回転させ得るようロック解除可能とされているとともに、支持アームを所望位置に保持し得るようロック可能とされている。 第二の延出可能かつ引込可能なロック用シリンダは、軸体に対して回動可能に取り付けられる第一端部と、支持アームに対して回動可能に取り付けられる第二端部と、を有している。 第二ロック用シリンダは、支持アームを所望位置にまで第二軸線回りに回転させ得るようロック解除可能とされているとともに、支持アームを所望位置に保持し得るようロック可能とされている。 調節可能な支持アームの好ましい実施形態においては、各ロック用シリンダは、支持アームの移動を減衰させるようなガスタイプのシリンダである。 流体タイプのロック用シリンダは、延出力をもたらすよう、一体型ガススプリングを備えることができる。 図面の簡単な説明 本発明の上記特徴点及び他の特徴点は、以下の説明及び図面を参照することにより、明瞭となるであろう。 図1は、本発明による手術用ブーツアセンブリを示す斜視図である。 図2は、図1の手術用ブーツアセンブリにおける調節可能な支持アームを示す斜視図である。 図3は、図2の調節可能な支持アームを示す分解斜視図である。 図4は、図3の調節可能な支持アームにおけるロッドアセンブリを示す側断面図である。 図5は、図3の調節可能な支持アームにおけるロック用シリンダを示す側断面図である。 図6aは、図5のロック用シリンダの代替可能な実施形態を示す側断面図である。 図6bは、図5のロック用シリンダの他の代替可能な実施形態を示す側断面図である。 図6cは、図5のロック用シリンダのさらに他の代替可能な実施形態を示す側断面図である。 図7は、図3の調節可能な支持アームにおけるアクチュエータヘッドを示す側断面図である。 図8は、図3の調節可能な支持アームにおけるアクチュエータレバーを示す側面図である。 図9は、図3の調節可能な支持アームにおけるハンドルアセンブリを示す側面図である。 図10は、図2の調節可能な支持アームにおける遠隔駆動アッセンブリの一部を拡大して示す部分断面図であって、明瞭化のために、保護カバーが取り外された状態で図示されている。 図11は、図1の手術用ブーツアセンブリにおける調節可能な支持アームの第二実施形態を示す斜視図であって、明瞭化のために、保護カバーが取り外された状態で図示されている。 図12は、図11の調節可能な支持アームを示す分解斜視図である。 図13は、図11の調節可能な支持アームの下部の一部を拡大して示す平面図である。 図14は、図13における14−14に沿った断面図である。 図15は、図11の調節可能な支持アームにおける遠隔駆動アッセンブリの一部を拡大して示す部分断面図である。 図16は、図11の調節可能な支持アームにおける遠隔駆動アッセンブリの他の部分を拡大して示す部分断面図である。 発明の詳細な説明 図1は、本発明による手術用ブーツアセンブリすなわちスターラップ10を示している。 スターラップ10は、脚支持体12と、調節可能な固定アセンブリ1 4と、切石術を調節可能に行うための調節可能な支持アーム16と、を具備している。 図示実施形態における脚支持体12は、手術用ブーツ18及び取付ブラケット20を備えている。 ブーツ18は、通常、プラスチック材料から成型されている。 適切なブーツ18は、米国特許第385,040号明細書に詳細に開示されている。 この文献は、参考のため、その全体がここに組み込まれる。 取付ブラケット20は、ブーツ18の底部に固定されており、ブラケットから側方に延出した支持ロッド22を備えている。 調節可能な固定アセンブリ14は、調節可能な支持アーム16に対して脚支持体12を調節可能に固定している。 調節可能な固定アセンブリ14は、第一ブロック24及び第二ブロック26を備えている。 第一ブロック24は、脚支持体1 2の支持ロッド22のための通路を有しており、第二ブロック26は、調節可能な支持アーム16のための通路を有している。 また、各ブロック24,26は、 それぞれの通路からそれぞれの側部にかけて延在したスロットと、これらスロットに対して垂直にかつこれらスロットを貫通して延在している穴と、を有している。 締付ヘッド(compression head)28は、第二ブロック26の穴を貫通しさらにスロットを超えて第一ブロック24内のネジ山に対して係合しているネジ付き部材を備えている。 締付ヘッド28のハンドルを、ネジ付き部材を前進させるよう回転させたときには、両スロットが幾分狭められ、これにより、各通路内における各ロッドの移動が禁止されるとともに、両ブロック24,26間の相対移動が禁止される。 締付ヘッド28のハンドルを、ネジ付き部材を引き抜く向きに回転させたときには、各通路内における各ロッドは、ブロック24,26に対しての所望の相対位置へと移動することができ、また、両ブロック24,26は、互いに相対回転することができる。 適切な調節可能な締付けアセンブリ14は、米国特許第4,564,164号明細書及び第5,116,008号明細書に詳細に開示されている。 これら文献は、参考のため、それらの全体がここに組み込まれる。 本発明の範囲内においては、脚支持体12を調節可能支持アーム16に対して連結するに際しては、他のタイプの連結方式を使用することができることに注意されたい。 図2及び図3に明瞭に示すように、調節可能な支持アーム16は、取付具30 と、ロッドアセンブリまたはアームアセンブリ32と、切石術ロック用シリンダ(lithotomy locking cylinder)34と、支柱ピボット部材36と、ロッド回転部材38と、アクチュエータヘッド40と、遠隔駆動アッセンブリ42と、保護カバー44と、を備えている。 取付具30は、調節可能な支持アーム16を、手術室のテーブルまたはベッド(図示せず)の側部に対して、固定し得るよう構成されている。 図示実施形態における取付具30は、支柱46を備えている。 支柱4 6は、典型的には処置台の側部に設置された取付具であるソケットクランプ(図示せず)に対して、着脱可能にかつ回動可能に受領されて保持されるものである。 支柱46は、好ましくは、ソケットクランプに対しての相互作用性能を向上させるよう、凹凸付きの下端部を有している。 取付具30は、好ましくは、支柱46の下端部から所定距離のところにおいて支柱46に対して固定されたリング形状の係止カラー48を備えている。 係止カラー48は、支柱46が適切な距離だけ挿入されることを保証し得るよう、ソケットクランプ内に侵入できないようなサイズとされている。 支柱46の上端は、 トラニオン50を形成しており、このトラニオン50は、横方向に延在した開口52を有している。 開口52は、切石軸線53を形成する。 切石軸線53は、「 全体的には」平配置されている、つまり、水平面から約30°以内のものとされている。 好ましくは、切石軸線53は、詳細に後述するように、水平面から約20°の度とされている。 支柱46は、好ましくは、係止カラー48とトラニオン50との間に、曲げ部51を有している。 これにより、切石軸線53と実質的に垂直な外転軸線(abduc tion axis)55が、支柱46の上端部によって形成され、さらに、この外転軸線55が、支柱46が鉛直配置されたソケットクランプ内に取り付けられたときには、鉛直方向に対して所定角度を形成するようになっている。 曲げ部51 は、好ましくは、外転軸線55が鉛直方向に対して約10°〜約30°の範囲の角度をなすようなサイズとされている。 より好ましくは、外転軸線55が鉛直方向に対して約20°という角度をなすようなサイズとされている。 しかしながら、支柱46を他の角度で曲げても良いことに注意されたい。 支柱46は、調節可能な支持アーム16が処置台(手術室テーブル)の側部から上向きの角度で外方に突出するように(図1に明瞭に示されている)、側方に曲げられている。 つまり、調節可能な支持アセンブリは、詳細に後述するように、好ましくは約20°という鉛直方向から所定角度とされた平面内にお位置した切石軸線53回りに上下動される。 アームアセンブリ32が切石軸線53回りに回転するときに「自動外転」特性をもたらしているものは、このような、所定角度で配置された外転軸線55または所定角度とされた移動平面である。 調節可能な支持アーム16を処置台に対して連結するに際しては、例えばクランプといったような、他のタイプの取付具30を使用することができることに注意されたい。 図3及び図4に明瞭に示すように、ロッドアセンブリ32は、支持ロッド54 と、アダプタ56と、を備えている。 支持ロッド54は、全体的に長尺でありかつ円形断面のものとされている。 中央通路58が、支持ロッド54の一部分を貫通して、支持ロッド54の第一端部を起点としかつ支持ロッド54の中央点におけるスロット60を終点として、形成されている。 スロット60は、支持ロッド54の長さ方向長さを制限するよう、支持ロッド54を鉛直方向に貫通して延在している。 アダプタ56は第一の端部を有し、この第一の端部は支持ロッド54の第二の端部を受け入れる大きさとされたソケット62を形成している。 アダプタ56は支持ロッド54に堅固に固定され、アダプタ及び支持ロッド間の相対的な長手方向移動及び回転移動を防止している。 図示した実施形態において、一対のピン6 4は、アダプタ56のソケット62及び支持ロッド54を介して圧入されている。 アダプタ56は、取付支柱46のトラニオン50を回動可能に受け入れるよう形成された第二の端部を有している。 アダプタ56の第二の端部は、取付支柱4 6のトラニオン50を受け入れ、かつアダプタと取付支柱との間の相対的な回動を可能とするような大きさに形成された孔66を有している。 アダプタ56の第二の端部は、さらに、孔66を貫通して横断方向に延びた開口部68を有し、トラニオン50の開口部52と協動するような大きさで位置づけられている。 ピボット部材70は、トラニオン50の開口部52及びアダプタ56の開口部68を介して延びており、ロッドアッセンブリ32を取付支柱46に回動可能に結合している。 図示した実施形態において、ピボット部材70は頭付ネジ及びナットである。 しかしながら、例えば、圧入ピン(つまりリベット)といったその他のタイプの軸部材を使用することができる。 図2及び図3に最も良く示したように、石切ロック用シリンダ(lithotomy lo cking cylinder)34が、取付具30とアームアッセンブリ32との間に延び、 より詳しく後述されるように石切軸線53を中心とするアームアッセンブリ32 の回動を制御する。 本明細書及びクレームにおける「ロック用シリンダ」との用語は、本体(すなわちシリンダ)及びロッド(すなわちチューブ)を有する部材を示しており、この部材は、部材の長さを変えるために、シリンダ内に延びかつシリンダから引っ込むことができ、かつ所望の長さを得るために各位置にて選択的にロックすることができる。 好ましくは、ロック用シリンダを、2つの端部間における(すなわち一定範囲において)無数の位置にてロックすることができる。 よって、より詳細に後述するように、ロック用シリンダを、例えば、流体式ロック用シリンダ(図5,図6a,図6b)、あるいは機械式ロック用シリンダ( 図6c)とすることもできる。 適切な流体式ロック用シリンダは、Stabilus Inc . of Colmar(Pennsylvania)の商標BLOC-O-LIFTを、及び独国のHAHN-Gasfcdern G mbHを使用することができ、かつHahn Gas Springs(Melbourne,Florida)から購入することができる。 好適な機械式ロック用シリンダは、PL. Porter Company( Woodland Hills,California)の商標MECHLOKを使用することができる。 さらに、 ロック用シリンダは、より詳細に後述するように、伸張付勢力(すなわち引き上げ力)(図5,図6b,図6c)を与えることでき、あるいは伸張付勢力(すなわち引き上げ力)(図6b)を与えないものである。 この伸張付勢力は、好ましくは比較的大きな患者を持ち上げられるような大きさ(強さ)とされている。 好適な伸張付勢力は、約500(ニュートン)であるとされている。 好ましくは、ロック用シリンダ34は、流体式ロック用シリンダであり、一定区間において所望の位置に自在に位置づけられ、流体バルブロックにより所望の位置に堅固にブロック可能(すなわちロック可能)であり、ガススプリングにより伸張付勢力(すなわち引き上げ力)を提供し、かつ伸縮方向への動きを緩衝するものである。 図5は、一体型ガススプリングにより提供された伸張付勢力を有する流体式ロック用シリンダ34を示している。 ロック用シリンダ34は、中空本体(すなわちシリンダ)72、ピストン74,ピストンロッド76,及び分離ピストン78 を有している。 管状シリンダ72は中空内部空間80を形成している。 シリンダ72の第一の端部(すなわち後端部)は、閉鎖(すなわち密閉)され、横断方向に延びた開口部84を有するトラニオン82を有している。 トラニオン80は、 支柱ピボット部材36と協動するようなサイズ及び形状とされている。 シリンダ72の第二の端部(すなわち前端部)は、ピストンロッド76用の開口部86を形成し、かつ開口部86を密閉し、シリンダ76に対して回動するためのピストンロッド76を支持するための密閉・案内システム88を有している。 ピストン74は、シリンダ72内に位置づけられ、かつ密閉内部80空間を第一部分80aと第二部分80bに分割する。 環状シール部材90が、ピストン7 4の周縁に同軸上に設けられ、ピストン74とシリンダ72の内部表面との間のシールを形成している。 内部空間80の第一の部分80a及び第二の部分80b は、例えばオイルのような非圧縮流体で満たされている。 ピストンロッド76は、シリンダ72の前端部の開口部86を貫通し、かつ移動するためピストン74に固定されている。 ピストンロッド76の前端部は、アクチュータヘッド40と協動するサィズとされたネジ山部を有している。 このピストンロッド76は、シリンダ72の密着・案内システムによりシール及び支持されている。 分離ピストン78は、ピストン74とシリンダ72の後端部との間のシリンダ72内に位置づけられている。 この分離ピストン78は、第一の部分80aと第二の部分80bの後方に位置づけられた密閉内部空間80の第三の部分80cを形成している。 環状シール部材92は、分離ピストン78の周縁に同軸上に設けられ、分離ピストン78とシリンダ72の内部表面との間のシールを形成している。 内部空間80の第三の部分80cは、例えば圧縮された窒素のような圧縮ガスで満たされている。 好ましくは、さらに内部空間80の第三の部分80c内に少量のオイルを備え、適切に潤滑させる。 ピストン74は、通路96,バルブ98,バルブシート100,及び開放プランジャ102を有する一体バルブアッセンブリ94を備えている。 図示された実施形態の通路96は、内部空間80の第二の部分80bからピストン74内に同軸に延びている第一の部分、及び、通路96の第一の部分から内部空間80の第一の部分80aに半径方向に延びている第二の部分を有している。 バルブ98とバルブシート100は、ピストン74の後端部にて設けられ、通路96を選択的に開閉するように協動している。 バルブ98は、閉鎖されたピストン内に(好ましくはバネ部材により)付勢されている。 開放プランジャ102はバルブ98の前方側に固定され、ピストン74とピストンロッド76とを同軸上に貫通している。 この開放プランジャ102は、適切なシール部材104を具備し、通路を密閉する。 開放プランジャ102がバルブ98における密閉付勢力に打ち勝つ程の充分な力で作動する場合には、パルブ98は、シート100から同軸上の位置に移動され、かつ通路96は内部空間80の第一の部分80aと第二の部分80b との間で流通する流体流れを提供する。 バルブアッセンブリ94は、開放プランジャ102の前端部に対して軸方向力を作用させることにより開放する。 この開放プランジャは、密閉付勢力に抗し、 かつシート100から後方にバルブ98を移動させるものである。 バルブアッセンブリ94が開放した場合に、ロック用シリンダ34は、自在に位置づけることかでき、よって移動させることができる(すなわちロッド76を所望の位置に伸縮することができる)。 バルブアッセンブリ94は、開放プランジャ102から軸方向力を取り除くことで閉鎖することができ、このため閉鎖付勢力は、通路9 6を密閉状態に閉鎖するように、バルブ98をバルブシート100側に復帰させる。 バルブアッセンブリ94が閉鎖された場合に、ロック用シリンダ34がその位置にてブロックされる(すなわちロックされる)。 ピストン74が非圧縮性流体内のストロークの範囲内で移動を受けるので、堅固にブロックする効果が得られる。 堅固にブロックする効果は、設計に依存して伸張あるいは圧縮のいずれかの方向とすることができる。 圧縮されたガスの圧力は、ロック用シリンダ34に伸張力を供給するように作用する。 伸張力がピストンロッド76の前端部に作用する力よりも高く、かつバルブアッセンブリ94が開放している場合には、バルブアッセンブリ94が閉鎖し、あるいはロック用シリンダが充分に延びた位置に到達するまで、ロック用シリンダ34が延びる。 伸張率及び緩衝は、通路96の第二部分内に位置したノズル106の各特性により定められる。 図6aは、伸張付勢力を有しない別の流体式ロック用シリンダ34aを示している。 同一の参照符号が同様の構造に対して付されている。 ロック用シリンダ3 4aは、流体式ロック用シリンダには伸張付勢力は必要でなく、さらに弾性ロック効果を流体式ロック用シリンダにより得ることができることを示している。 ロック用シリンダ34aは、分離ピストン78(図5)を有していない点を除いて、図5のロック用シリンダ34と実質的に同様である。 圧縮されたガスが、非圧縮性流体よりもバルブアッセンブリ94を介して使用されるので、分離ピストン78は必要でない。 シリンダ内部空間80の第一の部分80a及び第二の部分8 0bは、何れも圧縮性ガスで満たされている。 ピストン74が圧縮可能なガス内でのストロークの範囲内で移動するので、弾性ブロック効果が得られる。 弾性ブロック効果は、伸張・圧縮方向の両方向に作用する。 図6bは、伸張機械的バネ108により供給された伸張付勢力を有する別の流体式ロック用シリンダ34bを示している。 同一の参照符号が同様の構造に対して付されている。 ロック用シリンダ34bは、内部及び/またはガスバネというよりも機械的及び/または外部バネを伸張力を得るために使用することができることを示している。 さらに、ロック用シリンダ34bは、弾性ブロックが伸張力と協動して得られることも示している。 ロック用シリンダ34bは、圧縮されたガスは伸張力を供給するために使用されないので分離ピストン78を有していない点を除いて、図5のロック用シリンダ34と実質的に同様である。 ロック用シリンダ34bも、伸張力を供給するための外部機械的バネ108を有している点を除いて、図6aのロック用シリンダ34aと実質的に同様である。 図示した実施形態の機械的バネ108は、アクチュエータヘッド40がピストンロッド76の前端部に結合した場合に、シリンダ72の前端部とアクチュエータヘッド40との間でピストンロッド76の範囲で延びるコイル状圧縮バネである。 機械的バネ108は、ロック用シリンダ34bに伸張力を供給するように作用する。 機械的バネ108により供給された伸張力が、ピストンロッド76の前端部に作用された力よりも高い場合、及び、バルブアッセンブリ94が開放している場合には、バルブアッセンブリ94が閉鎖するか、またはロック用シリンダ34bが充分に伸張した位置に到達するまで、ピストンロッド76が伸張する。 図6cは、機械式のさらに別のロック用シリンダ34cを示している。 同一の参照符号が同様の構造に対して付されている。 ロック用シリンダ34cは、調整可能支持アーム16の位置をロックするために、流体式ロックというよりもむしろ機械式ロックを使用することができる。 ロッド74が、一対の担持(支持)部材110によりシリンダ72内部で支持されている。 一対のコイル状トーションバネ112がロッド74を中心として巻回されている各バネ112は、各バネ112がシリンダ72内での並進運動に対してロッド76を把持するように、ロッド74よりも小さな内径を有している。 開放アッセンブリ114は、シリンダ72に対して運動するようロッド76を開放するために、部分的に巻回しない各バネ112に対して駆動する。 米国特許第4,577,730号明細書を参照されたい。 この文献に開示された内容は、本願発明に含まれるものであり、機械式ロックを有する適切なロック用シリンダ34cがより詳述されている。 さらに、ロック用シリンダ34cは、シリンダ72とロッド76とが反転配置にて使用することができることを示している。 この構成において、シリンダ72 はアクチュエータヘッド40と協動するネジ由部を有し、(あるいは、なおトラニオン82を有しており)、かつロッド76が支柱ピボット部材36と協動するようにトラニオン80を備えている。 アクチュエータ(すなわち開放アッセンブリ114)がロッド76よりもむしろシリンダ72により担持される(これにより概して固定された距離が、開放アッセンブリ114と遠隔駆動アッセンブリ4 2との間に維持される)場合に、この反転された配置は、特に望ましいものである。 もし伸張力が不用であれば、機械的ばね108を省いてもよい点に留意すべきである。また、もし減衰作用が必要であれば、ロック用シリンダ34cに平行な独立の減衰部材を用いることができる点にも留意されたい。図3において最もよく分かるように、支柱ピボット部材36は、取付支柱46 を受け入れる開口部116を有している。支柱ピボット部材36は、曲げ部51 とトラニオン50との間で取付支柱46に固定されている。図示の実施形態における支柱ピボット部材36は、取付支柱46に3個セットのネジ118で固定されている。支柱ピボット部材36はまた、左右方向に延びる開口部122を有するクレビス120を備えている。クレビス120は、ロック用シリンダ34のトラニオン82に合うサイズに形成されている。図3及び図7において最もよく分かるように、アクチェータヘッド40をピストンロッド76の端部に固定するために、アクチュエータヘッド40は、ロック用シリンダ34のピストンロッド76に合うサイズにネジ切りされた開口部12 4を備えている。ネジ切りされた開口部124は、アクチュエータヘッド40の後端部からスロット126へと延びている。スロット126は、アクチュエータヘッド40を貫通して鉛直方向に延びている。アクチェータヘッド40はまた、 左右方向に延びる開口部130を有するトラニオン128を備えている。トラニオン128は、ロッドピボット部材38に合うサイズに形成されている。ロッドピボット部材38は、支持ロッド54を受け入れるサイズに形成された開口部132を有している。ロッドピボット部材38は、スロット60からやや前方の位置で、支持ロッド54の中央部に固定されている。図示する実施形態のロッドピボット部材38は、取付支柱46に3個セットのネジ134で固定されている。ロッドピボット部材38はまた、左右方向に延びる開口部138を有するクレビス136を備えている。クレビス136は、アクチュエータヘッド40 のトラニオン128に合うサイズに形成されている。ピボット部材140は、シリンダートラニオン82及びピボット部材クレビス120の開口部84及び122を貫通し、ロック用シリンダ34と取付支柱46 とを回動可能に連結している。図示の実施形態において、ピボット部材140は、頭付きネジとナットの組合せである。しかし、例えば圧入ピンまたはリベットのような他のタイプのピボット部材を使用することもできる点に留意されたい。ピボット部材142は、アクチェータヘッドトラニオン132及びピボット部材クレビス136の開口部130及び138を貫通し、ロック用シリンダ34と支持ロッド54とを回動可能に連結している。図示の実施形態において、ピボット部材142は、頭付きネジとナットの組合せである。しかし、例えば圧入ピンまたはリベットのような他のタイプのピボット部材を使用することもできる点に留意されたい。ロック用シリンダ34はこのように固定され、アームアッセンブリ32の外側端部に下向き荷重が付加された際に、圧縮力を受けてアームアッセンブリ32を支持する。しかし、引張り力を受けてアームアッセンブリ32を支持するようにロック用シリンダ34を構成し、固定することもできる点に留意されたい。ロック用シリンダ34を取付支柱30及びアームアッセンブリ32それぞれ端部に回動可能に連結することによって、ロック用シリンダ34のロックが解除された際に、支持アーム16は、取付支柱30及びアームアッセンブリ82をアームアッセンブリ32の後端部で連結しているピボット部材70回りに回動し、ある範囲内で自在に上昇・下降することができる。回動範囲は、好ましくは水平を基準として、約−22°〜約+90°である。図2,図3及び図10において最もよく分かるように、遠隔駆動アッセンブリ42は、ケーブルアッセンブリ144と、アクチェータレバー146と、ハンドルアッセンブリ148とを備えている。アクチェータアッセンブリ42は、支持アームが望ましい位置で回動可能に支持されるようにロック用シリンダ32を解除する。好ましくは、アクチェータアッセンブリ42は、ロック用シリンダ34 がロック用シリンダ34から離れた位置で解除されることを許容する。図示の実施形態においてロック用シリンダ34は、ロッドアッセンブリ32の前方端部にあるハンドルアッセンブリ148を握ることによって解除される。ハンドルアッセンブリ148はロッドアッセンブリ32の端部に直線的に設けられるので、その操作は容易でありかつ違和感がない。図3及び図10において最もよく分かるように、ケーブルアッセンブリ144 は、ケーブル150と、丸み栓152と、ネジ端部部材154とを備えている。ケーブル150としは、ワイヤロープが好ましいが、その他の適当なケーブルまたは柔軟性のあるロッドを用いることもできる。特にロックシリンダの解除装置とハンドルアッセンブリ148との間に固定間隔がない場合には、ケーブル15 0を押し引きタイプのケーブルとすることが必要な場合もあることに留意すべきである。その場合、ケーブルは外側シースまたは外側管体と柔軟な内部ケーブルまたは内部コアを備え、内部ケーブルまたは内部コアは、管体を通じて押し引きされる。丸み栓152はケーブル150の後端部に固定され、アクチェータレバー146と合うサイズに形成されている。ネジ端部部材154はケーブル150 の前方端部に固定され、ハンドルアッセンブリ148と合うサイズに形成されている。図3,図8及び図10において最もよく分かるように、アクチュエータレバー146はフォーク形の端部を有してケーブル150を通すためのチャンネル15 6を構成し、また丸み栓152のための凹部158を有している。アクチュエータレバー146はまた、ロック用シリンダ34のリリースプランジャ102に合ったサイズのノッチまたは溝160を有している。図3,図9及び図10において最もよく分かるように、ハンドルアッセンブリ148は、支持ロッド54の前方端部を受け入れるようにサイズ決めされたソケット164を有するハンドルグリップ162を備えている。ハンドルグリップ1 62は支持ロッド54端部に直線的に取り付けられている。つまり、ハンドルグリップ162は、概略的に支持ロッド54の延長部材であり、支持ロッド54と概略的に同軸である。 2つのネジ穴166は、ソケット164の内部に向けて形成され、それらは互いに垂直になっている。ネジ穴166は、ハンドルグリップ162を支持ロッド54の端部に固定するためのネジ168を受容する。ハンドルアッセンブリ148はまた、ハンドルグリップ162にピボット部材172を用いて回動可能に連結されたハンドルレバー170を有している。ハンドルレバー170もまた、概略的に支持ロッド54と直線的に取り付けられている。ハンドルレバー170は、ハンドルレバー170とハンドルグリップ162とが握られた際に、支持ロッド54の中心軸線に実質的に垂直な軸線を中心として、第一位置または非作動位置(図9,図10に示す)と第二位置または作動位置(図示せず)との間で回動可能である。ハンドルレバーは非作動位置に付勢されていることが望ましい。ピボット部材172は、好ましくはリベットであるが、例えば圧入ピンまたは頭付きネジのような適切な他のタイプのピボット部材を用いることもできる。ハンドルレバー170は、ハンドルレバー170が非作動位置にある際に、ハンドルグリップ162のソケット164と概略的に同軸である開口部174を備えている。開口部174は、ケーブルアッセンブリ144のネジ端部部材154と合うサイズに形成されている。ネジ端部部材154は、好ましくはナット176を用いてレバー170に固定される。アクチェータレバー146の上端部は、チャンネル156を通るケーブル15 0及び凹部158にしっかりと固定されている丸み栓152と共に支持アーム5 4のスロット60内に配置される。アクチェータレバー146の下端部は、ロック用シリンダ34のリリースプランジャ102の前方で、アクチェータヘッド4 0のスロット126の内部へと延びている。機械式ロック用シリンダ34c(図6c)を用い、ケーブル150をリリースアッセンブリ114にまで延ばすことによって、アクチュエータレバー146を削除することができる点に留意すべきである。ハンドルアッセンブリ148のハンドルレバー170が非作動位置にあるとき、アクチュエータレバー146は、ロック用シリンダのリリースプランジャ10 2の端部に力を加えない位置をとる。しかし、ハンドルグリップ162とハンドルレバー170とが握られると、ハンドルレバー170が回動してケーブルアッセンブリ144を前方へ引く。ケーブルアッセンブリ144は、アクチェータレバー146の上端部を前方へ引き、アクチュエータヘッド40にあるスロット1 26の上端部178回りにアクチュエータレバー146を回動させる。アクチュエータレバー146の回動によって、アクチェータレバー146のノッチ160 は、ロック用シリンダのリリースプランジャ102と係合してこれを押し、リリースプランジャ102はロック用シリンダ34のパルブアッセンブリ94を開口させる。アクチェータヘッド40のスロット126は、アクチェータレバー14 6の回動作用に適したサイズと形状に形成される点に留意されたい。ハンドルアッセンブリ148が開放されると、ハンドル付勢手段がハンドルレバー170を非作動位置へ戻し、ロック用シリンダの付勢手段が、リリースプランジャ102 及び作動レバー146をそれぞれの非作動位置へ戻す。例えば、参考として、米国特許第5,560,577号明細書に開示されているカムを備えた回転ハンドルのような、他のタイプの遠隔アクチェータアッセンブリ42を利用することもできる点に留意されたい。しかしながら、本発明による“握り操作”は、例えば、ねじりあるいは回転と言った他のタイプの操作よりも好ましい。図2及び図3において最もよく分かるように、保護カバー44が、ロッドアッセンブリ32の少なくとも下部、ロック用シリンダ34の大部分、ロッドピボット部材38、アクチュエータヘッド40、及びアクチュエータレバー146を覆っている。保護カバー44は、好ましくは剛体であり、また好ましくはプラスチック材料を鋳込んで形成される。取付具30とロッドアッセンブリ32とが回動可能であるように、保護カバー44のサイズと形状が決められる。保護カバー4 4は、前方端部に開口部180を有している。開口部180のサイズは、支持ロッド54が通るように決められる。保護カバー44はまた、ロック用シリンダ3 4の回動を可能にするようにサイズが決められ全体的に開口した後部を有している。保護カバー44の上面には、締結部材用の一対の開口部182が形成されている。開口部182の前方側の1つは、ロッドピボット部材38を固定するセットネジ134に1つのために設けられ、開口部182の後方側の1つは、保護カバーをロッドアッセンブリ32及びロッドピボット部材38に固定するための取付ネジ184のために設けられる。ロッドアッセンブリ32のアダプタ56には、取付ネジのためのネジ穴186が設けられている。手術用ブーツアッセンブリ10は、処置台の側面にあるソケットクランプに取付支柱46を差し込むことにより、取り外し可能に固定される。取付支柱46の曲げ部51によって、調節可能支持アーム16は、処置台の側面から外方に向けある角度をもって突出している。典型的には、第二の手術用ブーツアッセンブリが、処置台の反対側に同様に取り外し可能に固定される。しかしながら第二の手術用ブーツアッセンブリの取付支柱は、反対側に曲げられている。このような形態で、患者は処置台に背を載せて横たわり、足を各手術用ブーツ18に載せる。各脚部の方向及び位置は、調節可能クランプアッセンブリ14及び調節可能支持アーム16によって調節できる。外科医は、調節可能支持アーム16の支持ロッド54を切石軸線回りに回動させて望ましい位置に上昇または下降させることによって、切石姿勢を自在に調節することができる。外科医は、ロック用シリンダ34を解除するためにハンドルアッセンブリ148を握り、支持ロッド54を望ましい位置へ再調節する。外転軸線55か鉛直からある角度傾いているので、 患者を傷つける危険を減少させるために切石姿勢が調節されると、患者の関節は自動的に外転する。伸張力が付与されると、外科医が支持ロッド54を持ち上げるのを補助する。伸張力は、支持ロッド54を下降させる力に打ち勝たなければならない点に留意する必要がある。また、ロック用シリンダ34のバルブアッセンブリ94による減衰作用が、支持アームを上昇・下降させる際の速度を制御し、従って急激な動き及び/または望ましくない動きが回避される点にも留意されたい。支持ロッド54が望ましい位置に再調節されると、外科医は、ハンドルアッセンブリ148 及びロック用シリンダ34を開放して支持ロッド54を望ましい位置にロックする。図11は、本発明による調節可能支持アーム216の第二の実施形態を示している。この第二の実施形態は、先に詳細に説明した第一の実施形態と実質的に同一である。単に一軸(の切石)より二軸(切石及び外転/内転)について調整可能である。外転の最低限界は以下でさらに詳細に説明するように機械的な停止によって制御されることが好ましい。図11及び図12で最もよく示したように、調節可能支持アーム216は、取付具218と、切石軸220と、ロッドあるいはアームアッセンブリ222と、 切石・外転ロック用シリンダ224,226と、切石ピボット部材228と、駆動装置あるいはシリンダヘッド230と、ボールジョイントあるいは球状ロッドエンド32,234,236と、外転ピボット部材238と、駆動アダプター2 40と、遠隔駆動アッセンブリ242とを含んでいる。調節可能支持アーム21 6は、明瞭性のため取り除かれる、第一の実施形態について先に説明したものと同様の保護カバーも含んでいることが望ましい。取付具218は、支柱244とベース246とを含んでいる。支柱244は、 通常外科あるいは手術台の側に配置されているタイプのソケットクランプ(図示していない)内に除去可能に支持され、かつ回転可能に固定されるように形成されている。例えば、クランプのような他のタイプの取付具を、調節可能支持アーム216を手術台あるいは処置台に固定するために利用することができることは注目される。支柱244は、ソケットクランプとの相互作用を改善するためにギザキザ形成した下端を有していることが好ましい。支柱244は、支柱244の最下端から所定距離離間して配置された環状停止カラー248を備えていることが好ましい。環状停止カラー248は、支柱がソケットクランプ内へ適切な距離だけ挿入されることを保証するために、ソケットクランプに入ることができないように、寸法が決められている。支柱244は、支柱244が垂直に延長するソケットクランプにあるとき、支柱244の上端によって形成された外転軸250が垂直からある角度で配向するように、停止カラー248と上端との間に曲がりを有していることが望ましい。曲がりは、外転軸250が垂直から約10°から約30°の範囲の角度、好ましくは、約20°で配向するように寸法が決められている。支柱244は他の適当な角度に曲げることが可能であることは注目に値する。支柱244は、調節可能支持アームが手術台の側から上側及び外側の角度に折り曲がるように側面方向に曲げられている(図1に最もよく示されている。) 図12,13,14に最もよく示したように、ベース246は,上方へ延びる内側及び背面壁254,256とともに底壁252を有している。底壁252は、支柱244の上端を密着して支持するように寸法が決められた貫通していない穴258を備えている。ベース246は、相対的な並進移動あるいは回転移動を防止するために支柱244に堅固に固定されている。図示した実施形態においては、一対のピン260はベース24及び支柱244に圧入されるか、代わりに他のタイプのファスナーを使用してもよい。側壁254は共軸開口262を備え、 以下にさらに詳細に説明するように、切石軸220を支持するために横方向に離間して配置される。開口262は、外転軸線250に対して実質的に垂直である切石軸線264を形成する。ベース246は、底壁252の一側から前へ延びる突出部266も含んでいる。突出部266は、横方向に延びたネジ付き穴266を備えている。突出部26 6は、外転ロック用シリンダ226が取り付けされるベースの横側に位置していることは注目に値する。従って、左右調節可能支持管216が反対側に位置している突出部266を有するだろう。切石軸220は、ベース246の側壁254の間に横方向に延びるように寸法が決められている。切石軸220は、横方向に延びる中央口径270と縦方向に延びるネジ付き穴272とを備えている。ネジ付き穴272の端には対向する穴を備えていることが望ましい。頭付きネジ274が、切石軸220をベース246に回転可能に取り付ける。頭付きネジ274は、密着して支持する側壁開口262に密着して支持された頭部と軸ネジ付き穴272内へ延びるネジ付き部とを有している。代わりに、ネジ付き部は、ベース側壁254のネジ付き穴へ延びうるのに対して、一方、頭部は切石軸220の穴で密着支持されている。他のタイプの軸部材として、例えば、 圧入ピンあるいはリベットのようなものが利用可能であることは注目に値する。頭付きネジ274の一つは、切石ロック用シリンダ224に取付られた球状ロッド端236と一体に形成されていることが望ましい。このように取付られると、 切石軸20は、外転軸250に対して実質的に垂直な切石軸線264に対して回動可能である。ロッドアッセンブリ222は、支持ロッド276とアダプター278とを含む。支持ロッド276は通常楕円断面を有している。中央通路は、支持ロッド27 6を介して支持ロッド276の第一のあるいは外側の端部から支持ロッド276 の中央部に位置する水平に延伸するスロットあるいは開口28まで延びている。スロット282は、支持ロッド276の限界長軸長のため支持ロッド276を介して延びる。さらに、垂直に延びるスロットあるいは開口284が、水平スロット282に沿った支持ロッド276の中央部で中央通路280に沿って備えている。アダプター278は、支持ロッド276の第二のあるいは内部の端部を支持するように寸法が決められたソケット286を形成する第一のあるいは外側の端部を有している。相対的な並進移動あるいは回転移動を防止するためにアダプター278に堅固に固定されている。図示された実施形態においては、一対のピン2 88が支持ロッド276及びアダプター278のソケット286に圧入されている。アダプター278は、切石軸220に回動可能に取付られるように適合された第二のあるいは内部の端部を有している。アダプター278の第二の端部は、 切石軸220を支持し、かつ外転軸250に関して相対回転を可能に寸法を決められたクレビス290を形成する。クレビス290は、一方の側に端ぐり開口2 92を、また他方の側にはネジ付き開口294を備えている。図14によく示されたように、頭付きネジ296は、アダプター278を切石軸220に回動可能に取り付ける。頭付きネジ296は、クレビス290の一側の端ぐり292内に支持されたヘッド部と、切石軸220の中央口径270で密着支持される頭部と、クレビス290の他側のネジ付き開口294に支持されたネジ付き部とを有している。他のタイプの軸部材として、例えば、圧入ピンあるいはリベットのようなものが利用可能であることは注目に値する。図11及び図12によく示したように、切石ロック用シリンダ224は、後にさらに詳細に説明したように、切石軸線264に関してアームアッセンブリ22 2の回転を制御するように、取付具218とアームアッセンブリ222との間に延びている。切石ロック用シリンダ224は、流体式ロック用シリンダ(図5, 図6a,図6b)あるいは機械式ロック用シリンダ(図6c)のような調節可能支持アーム216の第一の実施形態を参照して先に詳細に説明したよタイプのいかなるものでもよく、伸長バイアスあるいは吊り上げ力(図5,図6b,図6c )を供給することも可能であるし、しないことも可能である。切石ロック用シリンダ224は、流体式ロック用シリンダであり、所望の位置にへの範囲にわたって制限なく位置決めすることが可能であり、所望の位置で流体パルブロックによって堅固に閉塞可能あるいはロック可能であり、気体スプリングによって伸長あるいは吊り上げ力を供給し、後退及び伸長の双方における移動を低下させることが望ましい。従って、切石ロック用シリンダ224は、切石ロック用シリンダ224の後端にトラニオン82(図3)の代わりにネジ付きロッド298を備えた点を除いては、調節可能支持アーム216の第一の実施形態について先に詳細に説明したロック用シリンダと実質的に同一である。切石ロック用シリンダ224の後端が、球状ロッド端232によって取付具2 18のベース218に回動可能に取付される。球状ロッド端232は、ネジ付きロッド300を備えた第一の部分と、一般にネジ付きロッド300に対して垂直なネジ付き穴を有する第二の部分とを有している。ネジ付きロッド300はベース突出部266のネジ付き穴268と協働するように寸法が決められ、また、ネジ付き穴302は切石ロック用シリンダ224のネジ付きロッド298を支持するように寸法が決めらている。適当な球状ロッド端はM cM aster-C arr Supply 社から得ることができる。切石ロック用シリンダ224の前端は、切石ピボット部材228、球状ロッド端234及び駆動アダプター240によってアームアッセンブリ222に回動可能に取付られる。切石ピボット部材228は垂直スロット284のわずかに前進した位置において、支持ロッド276の中央位置に固定される。図示された実施形態の切石ピボット部材228は、3個のセットネジ304によって支持ロッド276に堅固に固定される。切石ピボット部材228は、支持ロッド276の下に位置したネジ付き開口306(図15)を有している。切石ピボット部材22 8のネジ付き開口306は、球状ロッド端234のネジ付きロッド300と協働するようにように寸法が決められている。図12及び図15において主に示したように、駆動アダプター240は、切石ロック用シリンダ224のピストンロッド76と協働するように寸法が決められたネジ付き開口308を有し、それによりピストンロッド76の端部に固定される。ネジ付き開口308は、駆動アダプター240の後端からスロット310へ延びている。スロット310は、先に詳細に説明したような駆動ヘッド40のスロット126(図10)と実質的に同じである。 、駆動アダプター240は、ネジ付き開口308と実質的に共軸のネジ付きロッド312も有している。ネジ付きロッド312は、球状ロッド端234のネジ付き穴302と協働するように寸法が決められている。このように固定されて、切石ロック用シリンダ224は、ロックされているときには、切石軸線264に関しての回転に反してアームアッセンブリ222を支持している。図示された切石ロック用シリンダ224では下方の荷重を圧縮して支持するように形成されているが、その代わりに切石ロック用シリンダ224が下方の荷重を伸張して形成され固定されてもよいことは注目に値する。取付具2 18とアームアッセンブリ222との間の各端部に回動可能に結合された切石ロック用シリンダ224によって、アームアッセンブリ222は、切石ロック用シリンダ224がロック解除されているときには、切石軸線について上限及び下限の間で無限に上昇及び下降されうる。切石は、水平に対して約−22°から+9 0°の範囲で調節可能である。図11及び図12において主に示したように、外転ロック用シリンダ226は、切石軸220とアームアッセンブリ222との間で延びて、以下に詳細に説明するように外転軸250についてのアームアッセンブリ222の回転を制御する。外転ロック用シリンダ226は、例えば、流体式ロック用シリンダ(図5,図6a,図6b)あるいは機械式ロック用シリンダ(図6c)のような調節可能支持アーム216の第一の実施形態を参照して先に詳細に説明したよタイプのいかなるものでもよく、また、外転ロック用シリンダ226は、伸長バイアスあるいは吊り上げ力(図5,図6b,図6c)を供給することも可能であるし、しないことも可能である。好適には、外転ロック用シリンダ226は、流体式のロック用シリンダーであり、所望位置に対する範囲を越えて無限に位置決め可能であって、流体バルブロックによって所望位置に堅固に抑制可能あるいはロック可能である。この外転ロック用シリンダ226は、ガススプリングによる伸張力あるいは揚程力を備え、 かつ伸縮及び伸張の両方向への動きを制動するものである。したがって、外転ロック用シリンダ226は、シリンダの後端にトラニオン82(図3)の代わりにネジ式のロッド314が設けられていること以外は、調節可能な支持アーム16 の第一実施形態に関して上述したロック用シリンダ34(図3)と実質的に同じであることが望ましい。外転ロック用シリンダ226の後端は、球形のロッドエンド236を備えた切石軸220に回動自在に取り付けられている。注意すべきことは、頭付ネジ27 4の一つは、球形のロッドエンド236と一体に形成されていることが望ましい。外転ロック用シリンダ226の前端は、アクチュエータヘッド230及び外転ピボット部材238によってアームアセンブリ222に回動自在に取り付けられている。図12及び図16に示すように、アクチュエータヘッド230には、ピストンロッド76の端部にアクチュエータヘッド230を取り付けるために、外転ロック用シリンダ226のピストンロッド76と合致するサイズのネジ部316が設けられている。ネジ部316は、アクチュエータヘッド230の後端からみぞ穴318まで延びている。みぞ穴318は、上述したアクチュエータヘッド40のみぞ穴126(図10)と実質的に同じものである。アクチュエータヘッド23 0はまた、横方向に延びる開口部320を備えたトラニオンを有している。このトラニオンは、外転ピボット部材238と合致するサイズを有するものである。外転ピボット部材238には、支持ロッド276を受け入れるサイズに形成された開口部322が設けられている。この外転ピボット部材238は、水平みぞ穴282及びその僅かに後ろ側に位置する垂直みぞ穴284に沿う位置で、支持ロッド276の中央部に取り付けられている。図示した実施形態の外転ピボット部材238は、3本の固定ネジ324で支持ロッド276に固定されている。外転ピボット部材238はまた、横方向に延びる開口部326を有するクレビスを備えている。このクレビスは、アクチュエータヘッド230のトラニオンと合致するサイズを有するものである。切石及び外転シリンダ224,226がともに機械式ロック用シリンダのように同じ有効長さを有する場合、外転ピボット部材238は、切石ピボット部材228と組み合わすことができることに注意が必要である。図12及び図16に示すように、一組のボルト・ナット328は、アクチュエータヘッド230のトラニオン及び外転ピボット部材238のクレビスとを回動自在に結合させるものである。ここで注意すべきことは、たとえば、プレス・フィットピンやリベットなどの他のタイプの軸部材が使用できることである。このような方法で固定された外転ロック用シリンダ226は、これがロックされた場合、外転軸250について回転しないようにアームアセンブリ276を支持するものである。外転ロック用シリンダ226が切石軸220とアームアセンブリ222との間で互いに回動自在に連結されているので、外転ロック用シリンダ226がロックされていない場合、アームアセンブリ222は内側と外側との間で外転軸250について無限に回動させることができる。外転は、好適には垂直線に対して約10°から約45°の範囲で調節可能である。外転ロック用シリンダ226は、伸張力を備えることも備えないことも可能であるが、外転ロック用シリンダ226は好適には、最小限の外転あるいは下限になる方向にアームアセンブリ222を付勢する伸張力を備えていることが望ましい。この最小外転方向への付勢は、調節可能な支持アーム16の第一の実施形態に示す自動外転機能を有する調節可能な支持アーム216を備えている。しかしながら、この付勢は、外転調節が必要となった場合には、簡単に解くことができる。図12及び図13に示すように、最小限の外転あるいは下限は、好適には調節可能な機械的停止によって制御されている。図示した機械的停止は、アームアセンブリアダプタ278の側面に固定されたプレート330を備えている。プレート330は、アームアセンブリ22がの時に、ベース246の側壁254に接するように配置されている。したがって、外転の下限は、プレート330の厚みを変えることによって調節することができることが理解できる。図示した実施の形態のプレート330は、ネジの切られたファスナー332で取り外し可能に取り付けられているが、プレート330を取り外し可能に取り付けるための他の適当な手段がネジの切られたファスナー332の代わりに用いることもできる。また、プレート330にはみぞ穴334が設けられていることが望ましく、このみぞ穴は、外転下限を制御する位置と、外転下限を制御しない位置との間を摺動することができるものである。したがって、異なる多くのプレート330が外転下限を調節するための制御位置に移動可能となるように、多数のプレート330が使用できることが理解できる。図12、図15、及び図16に示すように、遠隔駆動アッセンブリ242には、ケーブルアセンブリ336、切石及び外転アクチュエータレバー146a,1 46b、及びハンドルアセンブリ148が設けられている。駆動アッセンブリ2 42は、アームアセンブリ222が所望位置に移動可能なように切石及び外転ロック用シリンダ224,226のロックを解除するものである。好適には、駆動アッセンブリ242は、ロック用シリンダ224,226から離れた場所でロック用シリンダ224,226ののロックを解除するものである。図示した実施の形態において、ロック用シリンダ224,226のロックは、アームアセンブリ222の前端でハンドルアセンブリ148を押し込むことによって解除される。ケーブルアセンブリ336は、メインケーブル338、第一及び第二伸張ケーブル340,342、連結部材344、半円プラグ346、及びネジ付ターミナル348を備えている。ケーブル338,340,342は、好適にはワイヤロープが望ましいが、他の適切なケーブルあるいは可撓性のロッドを使用することも可能である。外側に鎧装あるいは管、及びその内側に管を介して押したり引いたりできる可撓性のケーブルあるいはコアを有するプッシュ・プル式のケーブルを備えることは、特に、ロック用シリンダのロック解除位置とハンドルアセンブリ148との間の固定された位置にない場合には、伸張ケーブル340,342 にとって必要なことであることに注意されたい。第一及び第二の伸張ケーブル340,342の前端は、連結部材344によってメインケーブル338の後端にそれそれ連結されている。ケーブル338,3 40,342は、好適には互いにスエージ加工されている。第一及び第二伸張ケーブル340,342はそれそれ、切石及び外転アクチュエータレバー146a ,146bに達する長さを有している。機械式ロック用シリンダ34c(図6c )を備えるアクチュエータレバー146a,146bでは、リリースアセンブリ114まで延びる伸張ケーブル340,342が排除できることに注意すべきである。半円プラグ346は、第一及び第二の伸張ケーブル340,342の後端に固定され、かつアクチュエータレバー146a,146bと合致する大きさを有している。ネジ付ターミナル348は、メインケーブル338の前端に固定され、 かつ支持アーム16の第一の実施形態について上述したハンドルアセンブリ14 8と合致する大きさを有している。アクチュエータレバー146a,146b及びハンドルアセンブリ148は、調節可能な支持アーム16の第一の実施形態について上述したものと実質的に同じものである。ハンドルアセンブリ148が押し込まれたとき、第一及び第二の伸張ケーブル340,342の両方を備えるケーブルアセンブリ336は、前側方向に引っ張られる。第一伸張ケーブル340は、切石ロック用シリンダ224のロックを解除するために切石アクチュエータレバー146aの上端を前側方向に引っ張り、 かつ第二伸張ケーブル342は、外転ロック用シリンダ226のロックを解除するために外転アクチュエータレバー146bの上端を前側方向に引っ張る。ハンドルアセンブリ148が開放されたとき、ハンドルの付勢力がハンドルアセンブリ148を非作動位置に戻し、かつロック用シリンダ224,226の付勢力がロック用シリンダ224,226をロックあるいは非作動位置に戻す。遠隔駆動アッセンブリ242の他のタイプのものとして、たとえば、米国特許第5,560,57 7号明細書に開示されているようなカム付回転ハンドルを使用することも可能であり、カム付回転ハンドルが本発明に組み入れ可能であるとは明白なことである。しかしながら、本発明の“押し込み動作”は、たとえば、ねじりあるいは回転のような操作である方が好ましい。遠隔アクチュエーションアセンブリ242の上記記載から理解できるように、 切石及び外転ロック用シリンダ224,226の両方は、同じハンドルアセンブリ148を押し込むことによってロックが解除される。切石及び外転ロック用シリンダ224,226がロック解除のために同じ作動距離を要するとき、それらは同時にロックを解除することになる。しかしながら、より長い作動距離を有する外転ロック用シリンダ226を備える場合には、切石ロック用シリンダ224 は、外転ロック用シリンダ226より先にロックが解除されるのである。したがって、操作者は、ハンドルアセンブリ148を部分的に押し込むことによって、 切石ロック用シリンダ224のロックを解除できるが、外転ロック用シリンダ2 26のロックを解除できない。また、操作者は、ハンドルアセンブリ148を完全に押し込むことによって切石及び外転シリンダ224,226の両方のロックを解除できる。使用中、調節可能な支持アーム216は、切石と外転との両方で調節可能である。外科医は、所望位置になるよう、切石軸264について調節可能な支持アーム216のアームアセンブリ222を上昇あるいは下降させることによって切石を選択的に調節できる。外科医は、ロック用シリンダ224,226のロックを解除するためにハンドルアセンブリ148を押し込み、かつ所望位置になるようにアームアセンブリ222を移動する。切石ロック用シリンダ224が伸張力を備えている場合には、切石ロック用シリンダ224の伸張力は、外科医がアームアセンブリ222を持ち上げるのを補助し、かつアームアセンブリ222を下限に位置させる力に打ち勝たなければならない。外転ロック用シリンダ226が伸張力を備えている場合には、外転ロック用シリンダ226の伸張力は、切石が患者への傷害の危険を減らすように調節されるとき、患者が自動的に外転されることを確実にするためのものである。しかしながら、外転を調節する必要がある場合には、外科医は、外転軸250についてアームアセンブリを回動させるための外転シリンダの伸張力に打ち勝つことができる。ひとたびアームアセンブリ222が所望位置に置かれれば、外科医はハンドルアセンブリ148を開放し、かつロック用シリンダ224,226は所望位置でアームアセンブリ222をロックする。本発明のいくつかの実施の形態を詳細に述べてきたが、本発明はこれらの範囲に制限されるものではなく、本発明の趣旨及び特許請求の範囲に述べた事項内でなされる全ての変形及び実施形態を含むものである。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 09/053,332 (32)優先日 平成10年4月1日(1998.4.1) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AU,CA,C N,IL,JP,KR,NO (72)発明者 ケセルマン,ユーリ アメリカ合衆国 オハイオ 44122 ビー チウッド イースト ベイントリー ロー ド 24001

    QQ群二维码
    意见反馈