Astronomical observation for supine equipment

申请号 JP50241697 申请日 1996-06-14 公开(公告)号 JPH10504226A 公开(公告)日 1998-04-28
申请人 クリストフアー アンドリユー ヘドレイ ブラウン; 发明人 クリストフアー アンドリユー ヘドレイ ブラウン;
摘要 (57)【要約】 天体観測用仰臥装置(10)は簡単に分解・組立ができる3つの組立体を備えている。 基枠組立体(11)は回転台(13,14)を支持する脚(12)と、基枠組立体(11)から直立する芯軸(15)を中心に回転するように動枠組立体(17)を支持する回転台(13,14)とを有し、さらに、回転台(13,14)は垂直方向に傾動しかつ簡単かつ迅速に分解できるリンク(70)により基枠組立体(11)に連結される。 動枠組立体は1対の上方へ突出するU型の支持部(19)を備えており、U型の支持部(19)に座席組立体が簡単に取外し可能に支持される。 座席組立体(21)は天体観測機を、天体観測機取付部(32,33)へ調整可能かつ摺動可能に支持する。 天体観測機取付部は簡単な伸縮枠(35,36)に連結され、伸縮枠の摺動動作により動枠組立体から外すことができる。 本構成は天体観測用仰臥装置を簡単かつ軽量化し、簡単に持ち運んで組立てができる。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 基枠組立体と動枠組立体と座席組立体と観測機取付部とを有する天体観測用仰臥装置において、前記基枠組立体は回転台の中心に直立する不動の芯軸と、該芯軸に結合した鎖車とからなり、前記動枠組立体は回転台の回転部分と、 前記動枠組立体を前記基枠組立体に対し前記鎖車を中心として駆動する回転駆動機構と、前記動枠組立体に対して前記座席組立体を傾動させる傾動機構とからなり、前記座席組立体は座部枠と前記観測機取付部を支持する背凭れ枠とからなり、さらに前記動枠組立体と前記座席組立体とを分解可能に連結する手段と、前記座部枠と前記観測機取付部とを分解可能に連結する手段とを備えていることを特徴とする天体観測用仰臥装置。 2. 前記芯軸は下端付近に軸受を備えており、前記回転駆動機構が前記動枠組立体を回転させる時、前記軸受が前記動枠組立体に前記鎖車を中心とする回転を与える、請求項1に記載の天体観測用仰臥装置。 3. 前記芯軸を中心として回転する前記動枠組立体は板からなり、前記回転台の回転部分は径内方へ突出するスポークを有し、前記板が止め具により前記スポークに結合される、請求項2に記載の天体観測用仰臥装置。 4. 前記芯軸は前記軸受の上方部分にねじ軸部と該ねじ軸部に螺合する2 つのナツトとを備えており、下側のナツトは前記板の軸方向移動を抑え、上側のナツトは前記鎖車を前記芯軸に固定する、請求項2に記載の天体観測用仰臥装置。 5. 前記回転駆動機構は電動機と、該電動機に結合されたウオーム軸と該ウオーム軸に噛み合う歯車からなる歯車機構と、さらに前記回転台の回転部分に前記ウオーム軸を支持する軸受と、前記ウオーム軸の鎖車と前記芯軸の鎖車とに架け渡したチエーンとからなる、請求項1に記載の天体観測用仰臥装置。 6. 前記動枠組立体は左右1対の直立した側枠からなり、該側枠の上端はU型の支持部を備えており、前記座席組立体は前記U型の支持部にそれぞれ係合し、かつ直線方向に並ぶ1対のトラニオン軸を備えており、さらに前記トラニオン軸を保持するクランプ板が前記U型の支持部へ取外し可能に結合される、請求項1に記載の天体観測用仰臥装置。 7. 前記傾動機構は電動機と、減速機と、該減速機の出力軸に結合されたねじ軸と、前記ねじ軸に螺合するサドルと、前記サドルを軸方向に移動案内する断面C字形の案内管と、一端が前記サドルに他端が前記座席組立体にそれぞれ連結されたピツトマンアームと、前記側枠に前記座席組立体を支持する軸とからなり、前記電動機は前記ねじ軸を回転して前記サドルを軸方向に移動させ、前記座席組立体を傾動させるようになつている、請求項1に記載の天体観測用仰臥装置。 8. 前記観測機取付部は前記背凭れ枠に伸縮枠により支持され、該伸縮枠は前記観測機取付部を取外し可能に支持する、請求項1に記載の天体観測用仰臥装置。 9. 前記座席組立体の座部枠は管からなり、該管は伸縮可能の足載台を支持する、請求項1に記載の天体観測用仰臥装置。 10. 添付図面に示しかつ明細書で述べたとおりの天体観測用仰臥装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 天体観測用仰臥装置 本発明は天体観測に限定されるものではないが、特に天体観測に適用される仰臥装置に関するものである。 発明の背景 従来公知のように、天体観測にはしばしば仰臥装置が使用される。 例えば、座部と背凭れからなる組立体がある程度傾動できかつ鉛直軸を中心として回転する座席がよく知られている。 また、双眼望遠鏡が1対の取付機構により背凭れに支持された構造のものもよく知られており、双眼望遠鏡を手にもつ苦労がなく、視点を変更して目標物を求める動作を軽減できる。 本出願人は運搬が容易で組立・ 分解が迅速かつ簡単な、例えばアマチユア天文家にとつて運搬が楽な天体観測用仰臥装置の必要性を痛感していた。 従来技術 本出願人は従来技術を調査したところ、本発明に直接関連するようなものは見当らなかつた。 しかし、ウオング氏の米国特許第4637536号には、双眼望遠鏡が観測者の肩に装着帯により支持されるものがある。 また、マリス氏の英国特許第2157555号には、傾動可能の座部と背凭れが鉛直軸を中心に回転可能であり、天体観測用双眼望遠鏡が保持されているものがある。 しかし、1974年1月発行の米国雑誌「空と望遠望遠鏡」の第51頁には上述の文献のいずれよりも近い天体観測用仰臥装置が開示されている。 すなわち、 背凭れを備えた傾動可能の座席が、天体観測のために調整可能の回転台の上に支持されている。 この装置は空港貨物運搬車の周囲に設置されたが、あまりにも重く簡単に分解して車両へ載せて運べるものではなく、トレーラに積んで運ばなければならないようなものであつた。 発明者ピアソン・メノハー氏はこの装置について、次のように述べている。 双眼望遠鏡の位置が座席に固定されるが、ヘツドレストは他の観測者を収容するように調整でき、観測位置へ頭部を出し入れできる。 観測点の高さを変更する傾動機構は、座席の足載台の継手に長さ3/4インチのねじ軸を螺合してなる。 この機構では長いねじ軸を回さないと動かないように、座席の上下位置が固く固定される。 昇降用電動機は回転用電動機と同様であり、可撓性のVベルトを用いた減速比が100分の1のベルト式減速機は動に無駄がなく、昇降用ねじ軸は僅かに位置が高くなるだけで座席が上がる仕組になつている点で重要である。 メノハー氏の装置が優れた観測性能を有するとしても、観測者が軽い部品を扱うだけで簡単に分解・組立できるようにするためには、本発明者はメノハー氏のものとは別の装置を提供する必要があると考えた。 発明の概要 本発明による天体観測用仰臥装置は簡単に組立・分解ができる3つの組立体からなる。 脚を有する基枠組立体は回転台を備えており、回転台は基枠組立体の中心から直立する芯軸を中心に、動枠組立体を回転可能に支持する。 さらに、動枠組立体は基枠組立体に傾動可能のリンクにより連結されており、該リンクは迅速かつ簡単に分解できる。 動枠組立体は1対の上方へ突出するU型の支持部を備えており、座席組立体はU型の支持部に簡単に分解できるように支持される。 背凭れ枠は観測機取付部を摺動可能かつ調整可能に支持しており、該観測機取付部は簡単な伸縮枠に連結されており、該伸縮枠の摺動により動枠組立体の背凭れ枠から取り外すことができる。 本発明では構成が簡単かつ軽量であり、手で簡単に分解して運ぶことができる天体観測用仰臥装置が提供される。 本発明による天体観測用仰臥装置は発明者の知る限り他の装置よりも比較的低価格で提供できる。 図面の簡単な説明 以下、本発明の好適な実施例について添付図面を参照して詳しく説明する。 図1は天体観測用仰臥装置の斜視図、図2は図1に示す天体観測用仰臥装置の背凭れに支持した双眼観測機取付部を示す背面斜視図、図3は方位方向の回転と仰角方向の傾動を得る機構を示す側面断面図、図3aはねじ軸に螺合するナツトと一体のサドルの軸方向移動を案内する断面C形の案内管を示す、図3の線3 a−3aによる側面断面図、図4は図3の線4−4による平面・底面断面図、図5は方位角方向の回転と仰角方向の傾動を得る各電動機の速度と回転方向を制御する制御装置の回路図である。 実施例の詳細な説明 図1に示すように、本発明による天体観測用仰臥装置10は、3本の脚12を有する基枠組立体11と、該基枠組立体11に底部13を支持され、かつ後述するように底部13に上部14を支持された回転台と、回転台の底部13に対し上部14を芯軸15を中心として回転可能に支持する複数のローラ16(図3)とからなる。 種々の構成部材を搭載する回転台の上部14は動枠組立体17を構成するものと言える。 上述の構成部材には上部14の上に直立する左右1対の逆Y 字形の側枠18が含まれ、第2の組立体すなわち座席組立体21を構成する。 各側枠18の上端部は、座席組立体21から外方へ突出するトラニオン軸20を係合するためのくぼみ、すなわちU型の支持部19に対向する。 座席組立体21はそれぞれパツドを詰め込まれた座部と背凭れ22とからなり、かつ平なトラニオン軸20を中心として傾動可能である。 トラニオン軸20は簡単に外せるような位置にクランプ板23(図3)により保持されている。 したがつて、座席組立体21はクランプ板23を外すことにより動枠組立体17から外すことができる。 座席組立体21は伸縮可能の足載台25を備えている。 足載台25は座席組立体21の座部枠の傾斜部26から前下方へ突出し、観測者の体格に適した位置に調節することができる。 管からなる傾斜部26の後方部分は、最初斜め下方へ湾曲して座部を支持する下方傾斜部と、次いで上方へ湾曲して背凭れ22を支持する上方傾斜部とからなる。 左右1対の下方傾斜部は肘掛け27を結合され、一方の肘掛け27はジヨイステイツク型のスイツチ28を支持している。 スイツチ28は座席組立体21を前後に傾ける作用と、動枠組立体17を方位角方向へ回転する作用をする。 スイツチ28の代りに、2分割されたスイツチを用いることができる。 図2は双眼観測セツトを伸縮可能に支持する第3の組立体すなわち観測機取付部31を示す。 観測機取付部31は標準的な形状と大きさをもつ取付棒32に支持される。 横方向に延びる取付棒32は1対の回動腕33に支持され、回動腕3 3により観測機取付部31の高さが調整される。 回動腕33は伸縮枠35の端部34から外方へ突出する。 伸縮枠35は背凭れ枠36の中心部に昇降可能に支持され、かつボルト37により背凭れ枠36に固定される。 図3は座席組立体21の方位角方向の(水平面での)回転と前後の傾動を得る機構を示す。 回転機構は電動機41により図示していない歯車機構を経てウオーム軸42を駆動されるようになつている。 ウオーム軸42は軸44の歯車43と噛み合い、軸44の鎖車45を駆動する。 鎖車45は無端チエーン47により鎖車46と連動連結される。 鎖車46は芯軸15に固定される。 軸44はスポーク56に軸受48により回転可能に支持される。 電動機41が駆動されると、鎖車45の回転は動枠組立体17を、不動の鎖車46を中心として回転させる。 鎖車45は芯軸15と一体であり、したがつて、回転台の底部13とも一体である。 図3,4から明らかなように、星形板50に周方向等間隔に形成された取付片( ラグ)は止め具(ボルト)51により、回転台の底部13から径内方へ突出する中空のスポーク52に結合される。 芯軸15は下端を星形板50に溶接される。 一方、止め具53は鎖車46を、芯軸15と一体の第2の環状板54へ結合する。 環状板54は芯軸15のテーパ軸部55 へ一体的に嵌合される。 しかし、環状板54は芯軸15へキーにより結合するか、溶接により結合するなどしてもよい。 同様にして、星形板50は回転台の底部13から径内方へ突出する中空のスポーク52へ結合される。 止め具57は回転板58を、回転台の上部14から径内方へ突出するスポーク56へ結合する。 したがつて、回転板58は回転台の上部14と一緒に、芯軸15の軸受59に対して回転する。 軸受59が芯軸15の表面をなす場合は、図示のように、軸受にはブツシユを用いるのが好ましい。 ブツシユは回転板58に芯軸15を中心とする回転を与える。 スポーク56と一体のブラケツト49は、鎖車45の軸受を支持する。 本発明の重要な構成は、いかなる運動に対しても振動やガタが最小限に抑えられることである。 この作用はナイロン製のロツクナツト61,62の採用により達成される。 ナツト61は図3aに示すように断面C字形の案内管64の脚部6 3を締結し、ナツト62は回転板58を軸受59のカラーに支持する。 基枠組立体11と動枠組立体17は、止め具51またはナツト61,62を外せば簡単に分解できる。 座席組立体21をトラニオン軸20を中心として傾動するための電動機66は、減速機67を経てねじ軸68を回転するようになつている。 ねじ軸68はピツトマンアームとして働くリンク70を介して座席組立体21に連結されたサドル69を駆動する。 連結手段として簡単に取り外せる蝶ねじ71を用い、蝶ねじ7 2をもU型の支持部19から外すと、側枠18から座席組立体21を引き上げることができる。 こうして、分解と再組立を簡単かつ迅速に行うことができる。 図3はまた回転台の上部14と一緒に回転する受け台76に支持されたバツテリ75と、2つの電動機41,66を示す。 バツテリ75は2つの電動機41, 66を駆動するのに、スリツプリングを使わずに電力を電動機41,66と制御装置へ供給することができる。 図5はスイツチ28により座席組立体21の傾動と回転を制御し、かつ緩急スイツチ部78により座席組立体21の回転と傾動の動作速度を制御する装置を示す。 リレーRL1は座席組立体21を回動する電動機41の緩急動作を制御し、 リレーRL2は座席組立体21を傾動する電動機66へ電力を供給する。 リレーRL3は座席組立体21を傾動する電動機66の回転方向を制御し、リレーRL 4は座席組立体21を回転する電動機41へ供給する電力を制御し、リレーRL 5は座席組立体21を回転する電動機41の正逆回転を切り換える。 必要によりエンコーダを基枠組立体11と動枠組立体17と座席組立体21の間に備えれば、天体観測用仰臥装置の繰返し動作を設定することができる。 座席組立体21の背凭れが後方へ倒れすぎたり、座席組立体21の前部が前下方へ傾きすぎるのを制限するために、常閉型の電磁スイツチ80,81がそれぞれ備えられる。 図4に示す回路の他の構成は一般的なものである。 基枠組立体11と座席組立体21の間の電気的な接続は6軸ケーブルにより達成され、6ピンのプラグとソケツトにより切り離すことができる。 上述の実施例による天体観測用仰臥装置は、非常に軽量で低価格に製造することができ、3つの組立体は分解または再組立を簡単に行うことができ、特に、組立のために重量部品を持ち上げる必要がない。 バツテリ75は消費電力量が非常に少いので、非常に小型であり、例えば容量が12V×60Ah程度のものでよい。 天体観測用仰臥装置の傾動量は理に適つたものであり、上述の実施例では9 0°以上も傾き、観測者の臀部とほぼ一致する軸線を中心として傾動する。

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