Japanese cushion

申请号 JP2457391 申请日 1991-03-22 公开(公告)号 JPH0730806U 公开(公告)日 1995-06-13
申请人 光春 澤尾; 发明人 光春 澤尾;
摘要 (57)【要約】 【目的】 収納又は携帯時にはかさばらず携帯に便利で、使用するときは臀部を載置する部材より足を載せる部材の方の 位置 が低いので胡座を組んで座ったときでも正座と同様、背骨が真直になり長時間座っても疲れにくい座布団。 【構成】 底板 クッションの表面略半分に底板クッションと一体の臀部載置部があり、他の半分には折曲げ自在の複数のブロック状部材がある。 このブロック状部材を組替えると胡座を組んだとき両膝を載置する部材になり、更にブロック状部材を除いた底板クッションは臀部載置部より高さが低くなる。
权利要求 【実用新案登録請求の範囲】
  • 【請求項1】底板クッションの表面上の略半分に臀部を載置する臀部載置部と、他の半分に互いに隣接する縁片を支点に折曲げ自由で、底板クッション上に折畳んだときは前記臀部載置部と略同一の厚さとなり、新たに底板クッションの両側延長上に組み替えると、胡座を組んだとき両膝を載置できる複数のブロック状部材を備えた座布団。
  • 说明书全文

    【考案の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】

    本考案は座布団の改良に係り、特に胡座を組んで座ったときでも正座と同様背 骨が真直に伸びて腰に負担がかからないようにした座布団に関する。

    【0002】

    【従来の技術】

    従来の座布団は畳等に敷いてその上にすわる四で平坦な布団であり、使用目 的に合わせて素材や大きさ、形を選んで使い分けるのが普通であった。

    【0003】

    【考案が解決しようとする課題】

    この座布団に胡座を組んで長時間座った場合、腰の部分が痛くなるだけではな く、起き上がるとき足がしびれて急には立てなくなってしまうのが常であった。 これは胡座を組んで座ると、正座と異なり腰の部分の背骨が無理に内側に曲げ られるためである。 従って腰の下に適当な厚みをもったクッション等を敷いて、足の部分より腰の 部分を高くして座れば正座と同じく背骨が真直に伸びて腰に負担がかからないの であるが、そうすると膝が下がった分膝及び足首に体重がかかり、足がしびれた り痛くなる欠点があった。

    【0004】 この為従来の座布団に長時間胡座を組んで座る場合、臀部を載置するクッショ ンと、そのクッションより高さの低い足を載置するクッションの2つを用意する か、それらが一体となったクッションを用意する必要があるが、前者の場合一々 2つのクッションを準備する手間を要し、また使い勝手が悪く、後者の場合クッ ションに段差があって持運びに不便である欠点があった。 特に釣り等の屋外で使 用する場合にはかさばって極めて不便であった。 本考案は従来品の有する上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と するところは、常時は折畳まれてコンパクトな座布団であって、ブロック状部材 を展開すると両膝載置部となると共に、足を載せる底板クッションは臀部載置部 より高さが低くなる座布団を提供しようとするものである。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】

    上記の目的を達成するため、本考案における座布団は底板クッションの表面上 の略半分に臀部を載置する臀部載置部と、他の半分に互いに隣接する縁片を支点 に折曲げ自由な複数のブロック状部材であって、底板クッション上に折畳んだと きは前記臀部載置部と略同一の厚さとなる略直方体で、新たに底板クッションの 両側延長上に組み替えると、胡座を組んだとき両膝を載置できる両膝載置部とな るものである。

    【0006】

    【作用】

    本考案の座布団を用いて胡座を組むときは、第3図に示すように底板クッショ ン上のブロック状部材を展開して底板クッションの左右延長上に新たに折畳んだ 後、臀部を臀部載置部に、両膝をブロック状部材に載せる。 このときブロック状部材を除いた足を載せる底板クッションは、臀部載置部よ り低い位置になるので背骨が無理に曲がることなく真直になり腰が痛くならない 。 また両膝はブロック状部材に、足首は底板クッション上に載せているので膝や 足がしびれたりすることがない。 また収納又は携帯時には、ブロック状部材を折畳んで臀部載置部と該ブロック 状部材とを略面一とする直方体に組替えるので、かさばらず持ち運びに便利であ る。

    【0007】

    【実施例】

    以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図は本考案の座布団の収納又は携帯時の斜視図で、この図において符号1 は略直方体の座布団で、底板クッション2の表面上の略半分に臀部を載置し該底 板クッション2と一体の臀部載置部2aと、他の表面の半分に複数のブロック状 部材3が備えられている。 この臀部載置部2aとブロック状部材3は発泡ポリエチレン等の連続発泡体か らなる合成樹脂の充填剤を内包したものとする。

    【0008】 またブロック状部材3は、図示例の場合8個のブロック3a〜3hを二段3a 〜3d、3e〜3hに配列し、その8個の各ブロックは前記底板クッション2と 互いに隣接する縁片4a〜4hを支点に折曲げ自由に構成されていて新たに組替 えることが出来るようになっている。 第2図はその説明図で、左側の4つのブロック3a、3b、3e、3fについ て説明すると、ブロック3eを底板クッション2との間の縁片4aを支点に展開 して底板クッション2の延長上に位置させる。 次にそのブロック3eの上にブロ ック3fを縁片4bを支点に回動させて重ねる。 同様にブロック3b、ブロック3aを縁片4c、縁片4dを支点に回動させて ブロック3e、3fの上に重ねて4段にするものである。

    【0009】 また右側のブロック3c、3d、3g、3hもブロック3hを縁片4eを支点 に底板クッション2の延長上に回動させ、その上にブロック3g、3c、3dを 重ねるものである。 この左右4段に積み重ねたとき最上段のブロック3a、3dは膝を載置しやす いようにその上面を傾斜させるとよい。 また必要に応じて携帯時に便利なように臀部載置部2aの側面等に把手をつけ ても良い。 尚複数のブロック状部材は臀部載置部と略面一で底板クッションの延長上に組 み替えたとき臀部載置部より低い位置であれば良く、図示例の二段、8個のブロ ックに限定されない。

    【0010】

    【考案の効果】

    本考案は上記のように構成されているので、収納時や携帯時には折畳むことに より略直方体の形状になってかさばらず、また座布団として使用するときはブロ ック状部材を組替えることにより胡座を組んだとき両膝を載置できる両膝載置部 となるので膝や足がつかれない。 またこのときブロック状部材を除いた底板クッションは臀部載置部より高さが 低いので、臀部載置部に腰掛け、底板クッションに足を載せた場合、背骨が曲が ることがなく楽に座れる。 この為長時間座っても疲れることが少ない。 従来のように2つのクッションを用意したり段差のあるクッションではなく、 1つの持運びに便利な座布団なので、特に釣り等屋外で使用するときに実用的で ある。

    【0012】

    【図面の簡単な説明】

    【第1図】本考案の座布団の収納又は携帯時の斜視図である。

    【第2図】ブロック状部材を新たに組替えて別の形状とするときの一部説明図である。

    【第3図】使用状態を示す斜視図である。

    【符号の説明】

    1 座布団、 2 底板クッション、 3a〜3h ブロック状部材、 4a〜4h 縁片。

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