Module chair structure and its assembly method

申请号 JP52514096 申请日 1996-02-15 公开(公告)号 JPH11500634A 公开(公告)日 1999-01-19
申请人 スティールケイス・インコーポレイテッド; 发明人 ヴァンスティ、グレッグ・エイ; クリステンセン、ブライアン・エル; シーパー、ロバート・エム; シュウェラー、パトリック・ピー; ステフェンス、ジェイムズ・ピー; セイヤーズ、デイヴィッド・ディ; ノブロック、グレン・エイ; ハイドマン、カート・アール; パラシオス、ノエ; ハン、マイケル・ダブリュ; マックルア、エリック・ティ; ルート、ブライアン・エイチ;
摘要 (57)【要約】 選択された特徴を有する椅子を組み立てる椅子構造体(20)と方法が提供されている。 構造体は、異なる基部組立体(31,31A,31B)、背もたれ組立体(24,27,27A,27B)、シート(26,27,27A,27B)、アーム(28,28A,28B)、および椅子制御器(30,30A,30B)から成る交換可能な異なる複数の構成要素から構成されており、これらは各種の特徴を“注文”椅子に付与するように選択される。 方法は、椅子の制御器を構成するように相互接続可能/相互交換可能なモジュールのメニューからモジュールを選択し、さらに選択された特徴を有する椅子を構成するように交換可能な構成要素のメニューからモジュールを選択することから成っている。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 固定ハウジングと、完全直立位置と完全傾斜位置との間の移動のために前記固定ハウジングに回転可能に接続された背もたれ直立支持ブラケットと、前記背もたれ直立支持ブラケットを前記完全直立位置へ向かって偏倚するエネルギー源とを有するエネルギーモジュールと; 前記固定ハウジング及び前記背もたれ直立支持ブラケットに共通接続点において軸回転取り付けのためにそれぞれ構成された交換可能なシート支持モジュールと を備え、前記交換可能なシート支持モジュールは、前記背もたれ直立支持ブラケットに回転可能に接続するように構成された調節不能シート支持ブラケット構造体を有する第一シート支持モジュールを含むと共に、前記背もたれ直立支持ブラケットに回転可能に接続するように構成された同期傾斜ブラケットと、前記同期傾斜ブラケットに接続された調節可能なシート支持ブラケットとを有する第二シート支持モジュールを含み、 前記調節可能なシート支持ブラケットが前記同期傾斜ブラケットに対する調節のために前記同期傾斜ブラケットに調節可能に支持されており、これにより、異なる機能を有する異なる種類の椅子制御器が共通部品から製作されることを特徴とする椅子制御構造体。 2. 前記第二シート支持モジュールが前記調節可能なシート支持ブラケットに接続されたシート角度調節機構を有することを特徴とする請求項1に記載の椅子制御構造体。 3. 第二の調節可能なシート支持ブラケットとこの第二の調節可能なシート支持ブラケットに接続されたシート深さ調節機構とを有する第三シート支持モジュールを有することを特徴とする請求項2に記載の椅子制御構造体。 4. 前記背もたれ直立支持ブラケットを前記完全直立位置にロックする背もたれロック機構を有する第二エネルギーモジュールを有し、前記第一エネルギーモジュールが前記背もたれ直立支持ブラケットを支持するロック不能な標準化モジュールであることを特徴とする請求項3に記載の椅子制御構造体。 5. 前記背もたれ直立支持ブラケットの後方回転を選択された停止位置において限定する多停止機構を有する第三エネルギーモジュールを有することを特徴とする請求項4に記載の椅子制御構造体。 6. シート角度調節とシート深さ調節との機構を有する第四シート支持モジュールを有することを特徴とする請求項3に記載の椅子制御構造体。 7. 前記背もたれ直立支持ブラケットを前記完全直立位置にロックする背もたれロック機構を有する第二エネルギーモジュールを有し、前記第一エネルギーモジュールが前記背もたれ直立支持ブラケットを支持するロック不能な標準化モジュールであることを特徴とする請求項1に記載の椅子制御構造体。 8. 前記固定ハウジングが前部フランジを有し、前記背もたれ直立支持ブラケットが一組のピボット形成フランジを有し、前記前部フランジと前記ピボット形成フランジが前記共通接続点を係合する接続構造を形成していることを特徴とする請求項1に記載の椅子制御構造体。 9. 前記ピボット形成フランジが前記背もたれ直立支持ブラケットの相対する側部に配置されたピボット形成穴を有し、前記ピボット形成穴が前記背もたれ直立支持ブラケットと、前記背もたれ直立支持ブラケットを通って伸長している前記交換可能なシート支持モジュールとの回転の共通軸を形成していることを特徴とする請求項8に記載の椅子制御構造体。 10. 前記ピボット形成フランジの前記ピボット形成穴と摩擦係合するために構成された取り外し可能なピボットピンを有することを特徴とする請求項9に記載の椅子制御構造体。 11. 前記交換可能なシート支持モジュールの選択された一つを前記エネルギーモジュールへ軸回転可能に固定するピボットピンを有することを特徴とする請求項1に記載の椅子制御構造体。 12. 基部組立と; 背もたれと; シートと; 前記基部組立への接続のために構成されると共に前記背もたれへの接続のために構成され且つ第一コネクター構造を有する椅子制御器と; それぞれ前記第一コネクター構造と組み合わせ係合するように構成された標準化コネクター構造を有すると共に前記シートを支持する標準化構造を有し、それぞれ異なるシート調節特徴を備えている注文生産の調節機構を有する複数の異なる交換可能なシート支持モジュールと を備え、これにより、異なる機能を有する異なる種類の椅子が共通部品から製作されることを特徴とする選択された特徴を有する椅子を組み立てるキット。 13. 前記椅子制御器が、前記基部組立を係合する第二コネクターを有する固定ハウジングを有すると共に、前記固定ハウジングへ軸回転可能に固定され且つ前記背もたれと係合する第三コネクターを形成している背もたれ直立支持ブラケットを有することを特徴とする請求項12に記載のキット。 14. 前記固定ハウジングが前部フランジを有しかつ前記背もたれ直立支持ブラケットがピボット形成フランジを有し、前記前部フランジと前記ピボット形成フランジとが前記第一コネクター構造を形成していることを特徴とする請求項1 3に記載のキット。 15. 前記複数の異なるシート支持モジュールが調節不能なシート支持部を有すると共に調節可能なシート支持部を有することを特徴とする請求項13に記載のキット。 16. 前記調節可能なシート支持部がシート角度調節機構を有することを特徴とする請求項15に記載のキット。 17. 前記複数の異なるシート支持モジュールがシート深さ調節可能な機構を備えた第三シート支持部を有することを特徴とする請求項16に記載のキット。 18. 前記調節可能なシート支持部がシート深さ調節機構を有することを特徴とする請求項15に記載のキット。 19. 前記ピボット形成フランジが前記背もたれ直立支持ブラケットの相対する側部に配置されたピボット形成穴を有し、前記ピボット形成穴が前記背もたれ直立支持ブラケットと前記交換可能なシート支持モジュールとの回転の共通軸を形成し、前記共通軸が前記背もたれ直立支持ブラケットを通り伸長していることを特徴とする請求項14に記載のキット。 20. 前記ピボット形成フランジと係合のため構成された取り外し可能なピボットピンを有することを特徴とする請求項14に記載のキット。 21. 固定ハウジングと; 前記固定ハウジングに回転可能に接続され且つ第一ピボット受け構造体を有する背もたれ直立支持ブラケットと; 前記背もたれ直立支持ブラケットに取り外し可能に取り付けられるように構成され且つ前記第一ピボット受け構造体と一直線に整列が可能な第二ピボット受け構造体を有するシート支持部と; 前記シート支持部を前記背もたれ直立支持ブラケットへ軸回転可能に固定するため前記第一と第二ピボット受け構造体と軸回転可能に係合する取り外し可能/ 締まりばめピボットピンと を備え、前記ピボットピンは前記シート支持部が容易に取り外されかつ交換されるようにこの同期傾斜椅子制御器から取り外されることを特徴とする同期傾斜椅子制御器。 22. 前記第一ピボット受け構造体が前記第二ピボット受け構造体を受ける空間を形成している内側と外側のフランジの組から間隔をおいて離れており、前記内側と外側のフランジの組のそれぞれが前記第二ピボット受け構造体の相対する側部に前記ピボットピンの一つを支持するU字形構造を形成していることを特徴とする請求項21に記載の同期傾斜椅子制御器。 23. 前記第一ピボット受け構造体が前記背もたれ直立支持ブラケットの相対する側部に配置されたピボット形成穴を有し、前記ピボット形成穴が前記背もたれ直立支持ブラケットと前記シート支持部との回転の共通軸を形成し、前記共通軸が前記背もたれ直立支持ブラケットを通って伸長し、前記ピボットピンが前記背もたれ直立支持ブラケットの外部から取り外されることを特徴とする請求項2 1に記載の同期傾斜椅子制御器。 24. 前記シート支持部が前記背もたれ直立支持ブラケットに接続された同期傾斜ブラケットと前記同期傾斜ブラケットに動作可能に接続されたシート調節機構とを有することを特徴とする請求項23に記載の同期傾斜椅子制御器。 25. 前記シート支持部がシート調節機構を有することを特徴とする請求項2 1に記載の同期傾斜椅子制御器。 26. 前記シート調節機構がシート角度調節機構を有することを特徴とする請求項25に記載の同期傾斜椅子制御器。 27. 前記シート調節機構がシート深さ調節機構を有することを特徴とする請求項25に記載の同期傾斜椅子制御器。 28. 固定ハウジングと; 完全直立位置と完全傾斜位置との間を背もたれ傾斜軸の回りで移動するため前記固定ハウジングに回転可能に接続された背もたれ直立支持ブラケットと; 前記背もたれ傾斜軸から間隔をおいて離れているシート傾斜軸の回りを移動するため前記固定ハウジングに回転可能に取り付けられると共に前記背もたれ直立支持ブラケットに回転可能に接続され且つ共通傾斜軸を形成する同期傾斜ブラケットを有するシート支持モジュールと を備え、前記背もたれ傾斜軸、前記シート傾斜軸及び前記共通傾斜軸の内の一つは前記背もたれ直立支持ブラケットが前記完全直立位置と完全傾斜位置との間を移動するときに並進移動し、前記背もたれ直立支持ブラケットが前記完全直立位置と前記完全傾斜位置との間を軸回転するとき、前記一つの軸の並進移動が最小になるように、前記共通傾斜軸が前記背もたれ傾斜軸と前記シート傾斜軸とを結ぶ線を通るように位置付けられていることを特徴とする同期傾斜椅子制御器。 29. 前記背もたれ直立支持ブラケットが前記背もたれ直立支持ブラケットの相対する側部に配置されたピボット形成穴を有し、前記ピボット形成穴が前記背もたれ直立支持ブラケットと前記シート支持モジュールとの回転の共通軸を形成し、前記共通軸が前記背もたれ直立支持ブラケットを通って伸長していることを特徴とする請求項28に記載の同期傾斜椅子制御器。 30. 基部組立体と; 背もたれと; 前記背もたれが完全直立位置と完全傾斜位置との間を背もたれ傾斜軸の回りで回転するように前記背もたれを前記基部組立体に回転可能に接続するエネルギーモジュールと; 完全直立位置に対応する第一位置と完全傾斜位置に対応する第二位置との間をシート傾斜軸の回りで回転し得るように前記エネルギーモジュールに回転可能に接続された同期傾斜ブラケットと; 共に回転するように前記同期傾斜ブラケットに動作可能に接続された調節可能なシート支持モジュールと; 前記シート支持モジュールに固定されたシートと を備えたことを特徴とする調節可能な椅子。 31. 前記調節可能なシート支持モジュールがシート角度調節機構を有することを特徴とする請求項30に記載の調節可能な椅子。 32. 人が椅子に腰掛けている間、人の重量が角度調節に必要な努力に悪影響を与えることなく、前記基部組立に対する前記シートの関係位置が調節されるように、前記調節可能なシート支持モジュールが、前記第一完全直立位置において前記シートに腰掛けている人の重量中心のほぼ下に位置しているシート角度調節軸を形成することを特徴とする請求項31に記載の調節可能な椅子。 33. 前記同期傾斜ブラケットがU字形状であることを特徴とする請求項32 に記載の調節可能な椅子。 34. 前記調節可能なシート支持モジュールがシート深さ調節機構を有することを特徴とする請求項33に記載の調節可能な椅子。 35. 前部フランジを有する固定ハウジングと; 前記前部フランジから間隔をおいて離れている背もたれ傾斜軸の回りを軸回転するように前記固定ハウジングに軸回転可能に取り付けられ、完全直立位置と完全傾斜位置との間を移動自在で且つ前記前部フランジと前記背もたれ傾斜軸とから間隔をおいて離れた第一開孔付きフランジを有する背もたれ直立支持ブラケットと; 前記前部フランジを受け且つ捕らえて、低摩擦非静止シート傾斜軸を形成する前部フランジ傾斜軸受けを有すると共に前記第一開孔付きフランジと整列しかつ共通軸を形成する第二開孔付きフランジを有する同期傾斜ブラケットと; 前記第一開孔付きフランジ及び第二開孔付きフランジと取り外し可能に係合し且つ前記同期傾斜ブラケットを前記背もたれ直立支持ブラケットに軸回転可能に固定する締まりばめピボットピンと を備えたことを特徴とする椅子等の同期傾斜制御器。 36. 前記同期傾斜ブラケットがU字形であることを特徴とする請求項35に記載の同期傾斜制御器。 37. 前記第一開孔付きフランジが前記背もたれ直立支持ブラケットの相対する側部に配置されたピボット形成穴を形成し、共通軸が前記背もたれ直立支持ブラケットを通って伸長するように、前記ピボット形成孔が前記共通軸を形成していることを特徴とする請求項36に記載の同期傾斜制御器。 38. 前記背もたれ直立支持ブラケットが前記完全直立位置と完全係合位置との間を軸回転されるとき、前記共通軸が前記背もたれ傾斜軸と前記シート傾斜軸とを接続する線に対し中心上方を移動することを特徴とする請求項37に記載の同期傾斜制御器。 39. 前記ピボットピンが締まりばめを形成している周囲の凹みを有することを特徴とする請求項35に記載の同期傾斜制御器。 40. 固定ハウジングと、前記固定ハウジングに回転可能に接続された背もたれ直立支持ブラケットと、エネルギー源とを有し、前記エネルギー源が前記背もたれ直立支持ブラケットを完全直立位置へ偏倚することにより前記背もたれ直立支持ブラケットが完全直立位置と完全傾斜位置との間を移動するエネルギーモジュールと; 前記固定ハウジングに回転可能に固定された一端と前記背もたれ直立支持ブラケットへ軸回転可能に固定された第二端とを有する同期傾斜ブラケットと; 人がシートに腰掛けている間、人の重量が調節を行うに必要な努力に悪影響を与えることなく、前記基部組立に対するシートの関係位置が調節されるように、 前記調節可能なシート支持部へ取り付けられたシートに腰掛けている人の重量中心のほぼ下に位置したシート角度調節軸を形成する前記角度調節可能なシート支持部と を備えたことを特徴とする同期傾斜椅子制御器。 41. 前記同期傾斜ブラケットがU字形であることを特徴とする請求項40に記載の同期傾斜椅子制御器。 42. 前記同期傾斜ブラケットを前記背もたれ直立支持ブラケットへ接続する取り外し可能なピボットピンを有することを特徴とする請求項41に記載の同期傾斜椅子制御器。 43. 固定ハウジングと、前記固定ハウジングに回転可能に接続された背もたれ直立支持ブラケットと、エネルギー源とを有し、前記エネルギー源が前記背もたれ直立支持ブラケットを完全直立位置へ偏倚することにより前記背もたれ直立支持ブラケットが完全直立位置と完全傾斜位置との間を移動するエネルギーモジュールと; 前記固定ハウジングに回転可能に固定された一端と前記背もたれ直立支持ブラケットへ軸回転可能に固定された第二端とを有する同期傾斜ブラケットと; 共に回転するため前記同期傾斜ブラケットに接続されると共にシートの前後調節を前記同期傾斜ブラケットに対し行う滑り調節可能なシート係合支持ブラケットを有する前記シート深さ調節可能なシート支持部と を備えたことを特徴とする同期傾斜椅子制御器。 44. 前記同期傾斜ブラケットを前記背もたれ直立支持ブラケットへ接続する取り外し可能なピボットピンを有することを特徴とする請求項43に記載の同期傾斜椅子制御器。 45. 前記同期傾斜ブラケットがU字形であることを特徴とする請求項44に記載の同期傾斜椅子制御器。 46. 固定ハウジングと; 完全直立位置と完全傾斜位置との間を背もたれ傾斜軸の回りで移動するように前記固定ハウジングに回転可能に固定された背もたれ支持ブラケットと; 前記背もたれ支持ブラケットを完全直立位置へ向かって偏倚するエネルギー源と; 前記固定ハウジングに軸回転可能に取り付けられ、ねじ付き部材を備えた第一脚と前記エネルギー源と動作可能に係合する第二脚とを有するベルクランクを有すると共に前記ねじ付き部材と係合し且つ前記固定ハウジングと回転可能に係合するねじ付きロッドを有する張力調節機構と を備え、前記ねじ付きロッドが回転して前記ねじ付き部材を前記ロッドに沿って移動し、従って前記ベルクランクを軸回転し、次に、前記エネルギー源の張力を変化することを特徴とする椅子制御器。 47. 前記エネルギー源がスプリングを含んでいることを特徴とする請求項4 6に記載の椅子制御器。 48. 前記スプリングがコイルスプリングを含んでいることを特徴とする請求項47に記載の椅子制御器。 49. 前記張力調節機構がスプリング係合ブラケットを有し、前記スプリング係合ブラケットが前記ベルクランクの前記第二脚を係合していることを特徴とする請求項46に記載の椅子制御器。 50. 前記エネルギー源が第二スプリングを有し、前記第一と第二スプリングが前記スプリング係合ブラケットの相対する側部に配置されていることを特徴とする請求項49に記載の椅子制御器。 51. 前記張力調節機構が前記ねじ付きロッドの端部を係合する前記固定ハウジングに配置された軸受けを有することを特徴とする請求項46に記載の椅子制御器。 52. 前記ねじ付きロッドの端部が前記軸受けと滑り可能および回転可能に係合していることを特徴とする請求項51に記載の椅子制御器。 53. 前記ベルクランクが前記エネルギー源の張力を変化するように、前記第一と第二脚が異なる長さを形成することを特徴とする請求項46に記載の椅子制御器。 54. 前記ねじ付きロッドがほぼ水平に置かれていることを特徴とする請求項46に記載の椅子制御器。 55. 固定ハウジングと完全直立位置と完全傾斜位置との間を移動するように前記固定ハウジングに回転可能に固定された背もたれ直立支持ブラケットとを有する椅子制御器の張力調節装置であって、 背もたれ直立支持ブラケットを完全直立位置へ向かって偏倚するねじれスプリングと; 前記スプリングの端部と係合し、自由端に発生した摩擦が最小になり、これにより、前記張力調節機構を調節するに必要な調節力が最小になるように、低摩擦接触で前記固定ハウジングと回転可能に係合するように使用された自由端を有する、ほぼ水平に配置された調節可能なロッドを含む張力調節機構と を備えたことを特徴とする椅子制御器の張力調節機構。 56. 前記調節可能なロッドの前記自由端は、前記固定ハウジングと突き合った係合をするように適合されており、前記スプリングの張力は前記調節可能なロッドを前記接触点において前記固定ハウジングヘ当てて動作可能に保持するように適合されていることを特徴とする請求項55に記載の張力調節装置。 57. 前記張力調節機構が前記接触点において前記固定ハウジングへ取り付けられるように適合された軸受けを有することを特徴とする請求項56に記載の張力調節装置。 58. 前記張力調節機構が前記調節ロッドと動作可能に係合する第一脚と前記張力スプリングと動作可能に係合する第二脚とを備えたベルクランクを有することを特徴とする請求項57に記載の張力調節装置。 59. 前記張力調節機構が前記ベルクランクと係合するスプリング係合ブラケットを有することを特徴とする請求項58に記載の張力調節装置。 60. 前記張力調節機構が前記調節可能なロッドに動作可能に接続された力低減器を有することを特徴とする請求項59に記載の張力調節装置。 61. 前記力低減器がレバーを有することを特徴とする請求項60に記載の張力調節装置。 62. 前記レバーがベルクランクを含んでいることを特徴とする請求項61に記載の張力調節装置。 63. 前記ベルクランクが固定ハウジングに軸回転可能に固定されるように構成されていることを特徴とする請求項62に記載の張力調節装置。 64. 基部と上部アクチュエータを有する垂直調節可能な脚部とを有する基部組立体と; 前記脚部と係合する固定ハウジングと; 垂直調節制御機構と を備え、前記垂直調節制御機構は、 前記固定ハウジングに軸回転可能に取り付けられると共に前記上部アクチュエータと係合する軸受け部、第一部分及び前記第一部分から間隔をおいて離れたハンドル形成第二部分を有するアームと; 前記固定ハウジングと前記第一部分を軸回転可能に支持する前記第一部分と係合すると共に、前記第一部分を再配置し、従って、前記固定ハウジングの前記アームのゆるみと遊びを除去するため前記上部アクチュエータに対し前記軸受けを再配置するように前記固定ハウジングの外部から調節可能な調節部材と を有し、前記ハンドル形成第二部分が軸回転されるときに前記軸受け部分が前記上部アクチュエータを起動するように、前記アームが前記固定ハウジングと前記調節部材の少なくとも一つと動作可能に係合することを特徴とする垂直調節可能な椅子。 65. 前記アームの前記第二部分が前記固定ハウジングと係合するピボット形成構造体を有し、前記ハンドルが第一方向へ移動されたとき、前記ピボット形成構造体が前記上部アクチュエータを起動するため前記アームを軸回転するように前記固定ハウジングと係合することを特徴とする請求項64に記載の垂直調節可能な椅子。 66. 前記アームが前記第一方向と反対の第二方向へ軸回転されるとき、前記アームが前記上部アクチュエータを起動するため軸回転されるように、前記調節部材が前記第一部分と係合することを特徴とする請求項65に記載の垂直調節可能な椅子。 67. 前記調節部材が前記固定ハウジングへスナップロックされるように構成されていることを特徴とする請求項64に記載の垂直調節可能な椅子。 68. 前記調節部材が前記アームの前記第一部分と滑り可能に係合する細孔を有し、前記細孔が前記アームの前記第一部分の所定の方向への移動を限定することを特徴とする請求項64に記載の垂直調節可能な椅子。 69. 前記調節部材が、前記細孔を形成している本体と、前記本体から伸長しているボスと、前記固定ハウジングを通って伸長し前記ボスと動作可能に係合する調節ねじとを有することを特徴とする請求項68に記載の垂直調節可能な椅子。 70. 前記固定ハウジングが、アクティブ穴と、前記調節ねじが前記アクセス穴を通る伸長可能なシャフトと、前記穴の回りで前記固定ハウジングと係合する拡大されたヘッドとを有することを特徴とする請求項69に記載の垂直調節可能な椅子。 71. 上部アクチュエータを備えた垂直調節可能な脚部と、この脚部に係合する固定ハウジングと、前記固定ハウジングに軸回転可能に取り付けられ且つ前記上部アクチュエータと係合するように適合されたアクチュエータ制御機構とを含む垂直に調節可能な椅子であって、 前記固定ハウジング及び前記アクチュエータ制御機構に係合すると共に、前記固定ハウジングの外部からの調節のために、前記上部アクチュエータに対し前記アクチュエータ制御機構を再位置づけして、前記上部アクチュエータに対し前記アクチュエータ制御機構の適切な調節を維持するように構成された調節機構を含んでいることを特徴とする垂直に調節可能な椅子。 72. 前記アクチュエータ制御機構が第一部分と前記第一部分から間隔をおいて離れているピボット形成構造体とを有するアームを有し、前記ハンドルが第一方向へ移動されると、前記第一部分及び前記ピボット形成構造体の一方が、前記アクチュエータ部材と前記固定ハウジングの一つと係合して、前記アームを軸回転し、前記上部アクチュエータを起動するように、前記第一部分が前記アクチュエータ部材と係合し、前記ピボット形成構造体が前記固定ハウジングと係合することを特徴とする請求項71に記載の椅子。 73. 前記調節部材が前記固定ハウジングへスナップ動作で取り付けられることを特徴とする請求項72に記載の椅子。 74. 前記調節部材が前記アームの第一部分を素縁可能に係合する細孔を有し、前記細孔が所定の方向への前記アームの前記第二部分の移動を限定するが、前記所定の方向への前記アームの移動を可能にすることを特徴とする請求項72に記載の椅子。 75. 固定ハウジングと、前記固定ハウジングに回転可能に接続された背もたれ直立支持ブラケットと、エネルギー源とを有すると共に、前記エネルギー源が前記背もたれ直立支持ブラケットを完全直立位置へ向かって偏倚することにより前記背もたれ直立支持ブラケットが完全直立位置と完全傾斜位置との間を移動する、エネルギーモジュールを用意し; 共通接続点において前記固定ハウジングと前記背もたれ直立支持ブラケットとへ軸回転可能な取り付けのためにそれぞれ構成された交換可能なシート支持モジュールであって、前記背もたれ直立支持ブラケットに回転可能に接続された調節不能なシート支持ブラケットを有する第一シート支持モジュールを有すると共に、前記背もたれ直立支持ブラケットに回転可能に取り付けられるように構成された同期傾斜ブラケットと前記同期傾斜ブラケットへ接続された調節可能なシート支持ブラケットとを備えた第二シート支持モジュールを有し、前記調節可能なシート支持ブラケットが前記調節可能なシート支持ブラケットの位置を前記同期傾斜ブラケットに対し変化させるため前記同期傾斜ブラケットに移動可能で調節可能に支持されている交換可能なシート支持モジュールを用意し; 前記交換可能なシート支持モジュールの一つを選択し; 前記一つの交換可能なシート支持モジュールを前記エネルギーモジュールに組み込み、 これにより異なる機能を有する異なるタイプの椅子制御器が共通部品から製作されることを特徴とする椅子制御器を構成する方法。 76.交換可能なシート支持モジュールを用意する工程が第三シート支持モジュールを用意することから成り、前記第三シート支持モジュールがシート深さ調節機構を有し、および前記第二シート支持部がシート角度調節機構を有することを特徴とする請求項75に記載の方法。 77.第二エネルギーモジュールを用意することを含み、前記第二エネルギーモジュールが背もたれ停止機構を含み、第一エネルギーモジュールがロック不能であり、選択と組み込みの工程が前記第一と第二のエネルギーモジュールの一つを選択することと、前記一つの交換可能なシート支持モジュールを前記選択されたエネルギーモジュールに組み込むことを含んでいることを特徴とする請求項7 5に記載の方法。 78.前記交換可能なシート支持モジュールの選択された一つを前記エネルギーモジュールへ相互接続する取り外し可能なピボットピンを用意することを含み、組み込みの工程が前記一つの交換可能なシート支持モジュールと前記エネルギーモジュールとにより前記ピボットピンを係合することを含んでいることを特徴とする請求項75に記載の方法。 79.基部組立体と、背もたれと、シートと、前記基部組立体を強固に係合する第一接続部、前記背もたれを動作可能に係合し且つ支持する第二接続部、及び第三接続部を有する椅子制御器とを用意し; それぞれ前記第三接続部と組み合わせて係合するように構成された標準化接続部を有すると共に前記シートを支持する標準化構造体を有し且つそれぞれ異なるシート調節特徴を備えている注文の調節機構を有する複数の異なるシート支持部を用意し; 前記複数の異なるシート支持部の一つを選択し; 前記基部組立体、前記背もたれ、前記シート、前記椅子制御器、および前記選択された一つのシート支持部を組み立て、 これにより、異なる機能を有する異なるタイプの椅子が共通部品から製作されることを特徴とする選択された特徴を有する椅子の組立方法。 80.複数の異なる背もたれ組立体を用意し、組立のために前記複数の異なる背もたれ組立体のうちの一つを選択することを含んでいることを特徴とする請求項79に記載の方法。 81.複数の異なるシートを用意し、組立のために前記複数の異なるシートの一つを選択することを含んでいることを特徴とする請求項79に記載の方法。 82.複数の異なる基部を用意し、組立のために前記複数の基部の一つを選択することを含んでいることを特徴とする請求項79に記載の方法。 83.複数の異なるアームを用意し、組立のために一組の前記アームを選択し、さらに前記アームを前記基部組立体、前記背もたれ、前記シート、前記椅子制御器及び前記選択された一つのシート支持部の前記組立体へ組み立てることを含んでいることを特徴とする請求項82に記載の方法。 84.固定ハウジングと、前記固定ハウジングに回転可能に接続された背もたれ直立支持ブラケットと、シート支持部と、前記シート支持部を前記背もたれ直立支持ブラケットに軸回転可能に固定する取り外し可能なピボットピンとを有する同期傾斜椅子制御器を用意し; 前記ピボットピンを取り外し; 前記第一シート支持部を第二シート支持部に交換し; 前記ピボットピンを再装着し、 これにより、同期傾斜椅子制御器が容易に修理又は品質向上されることを特徴とする方法。 85.前記第二シート支持部が前記第一シート支持部と異なる特徴を有し、かつ選択された特徴を得るために前記第二シート支持部を異なる特徴を有する複数の異なるシート支持部を選択することを特徴とする請求項84に記載の方法。 86.前記ピボットピンが、それぞれ溝および前記背もたれ直立支持ブラケットと摩擦係合する隆起のうちの一つを有し、前記再装着の工程が前記ピボットピンの偶然の分離を防止するため前記溝と前記隆起とを係合することを特徴とする請求項84に記載の方法。 87.固定ハウジングと; 完全直立位置と完全傾斜位置との間を背もたれ傾斜軸の回りで移動するため前記固定ハウジングに回転可能に取り付けられた背もたれ支持ブラケットと; 前記背もたれ直立支持ブラケットを前記完全直立位置へ偏倚するエネルギー源であって、ピボット管と前記ピボット管上に前記固定ハウジングへ向かって動作可能に取り付けられた一組のコイルスプリングとを有し、前記コイルスプリングが前記ブラケットを偏倚するため前記背もたれ直立支持ブラケットに動作可能に接続されているエネルギー源と; 前記ピボット管に軸回転可能に支持されたスプリング係合ブラケットを有し、 前記固定ハウジングに軸回転可能に取り付けられ且つねじ付き部材を備えた第一脚と前記スプリング係合ブラケットと動作可能に係合する第二脚とを有するベルクランクを有し、前記ねじ付き部材と係合し且つ前記固定ハウジングと回転可能に係合するほぼ水平に置かれたねじ付きロッドを有する張力調節機構と を備え、前記ねじ付きロッドが回転して前記ねじ付き部材を前記ロッドに沿って選択された軸方向へ移動し、従って前記ベルクランクを軸回転し、次に、前記スプリング係合ブラケットを軸回転して前記コイルスプリングの張力を変化することを特徴とする椅子制御器。 88.前記ねじ付きロッドが前記固定ハウジングを回転可能に係合する端部を有することを特徴とする請求項87に記載の椅子制御器。 89.前記ねじ付き端部が前記固定ハウジングとの点接触を形成していることを特徴とする請求項88に記載の椅子制御器。 90.固定ハウジングと; 完全直立位置と完全係合位置との間を背もたれ傾斜軸の回りで移動するため前記固定ハウジングに回転可能に固定された背もたれ支持ブラケットと; 前記背もたれ支持ブラケットを前記完全直立位置へ向かって偏倚するために前記固定ハウジングに動作可能に取り付けられると共に、前記背もたれ支持ブラケットを前記完全直立位置へ向かって偏倚するために前記固定ハウジングに動作可能に接続されたエネルギー源と; 前記固定ハウジングに軸回転可能に取り付けられ、ねじ付き部材を備えた第一脚と前記エネルギー源と動作可能に係合する第二脚とを有するベルクランクを有し、前記ねじ付き部材と係合し且つ前記固定ハウジングと回転可能に係合するほぼ水平に配置され且つ側方へ伸長しているねじ付きロッドを有する張力調節機構と を備え、前記ねじ付きロッドが回転して前記ねじ付き部材を前記ロッドに沿って選択された軸方向へ移動し、従って前記ベルクランクを軸回転し、次に、前記エネルギー源の張力を変化することを特徴とする椅子制御器。 91.前記ねじ付きロッドが前記固定ハウジングと回転可能に係合している端部を有することを特徴とする請求項90に記載の椅子制御器。 92.前記ねじ付きロッドの端部が前記固定ハウジングとの点接触を形成していることを特徴とする請求項91に記載の椅子制御器。 93.垂直調節可能な椅子の椅子制御器において、椅子高さ調節器の開放部材を起動する、前記椅子制御器へ動作可能に接続された垂直調節制御機構であって、 ハンドル支持第一端、中間部分、及び第二端を有するアクチュエータレバーと; 前記ハンドル支持第一端が第一方向へ移動されて開放部材を作動するとき、前記中間部分を所定の方向へ軸回転するために前記第一端と動作可能に係合する椅子の上の第一ピボットと; 前記ハンドル支持第一端が前記第一方向と反対の第二方向へ移動されて開放部材を作動するとき、前記中間部分を前記所定の方向へ軸回転するために前記第二端と動作可能に係合する椅子の上の第二ピボットと; 前記第一及び第二ピボットの一方は、その一方のピボットに対応する端部と動作可能に係合するように構成された本体を有すると共に前記本体を前記椅子制御器に対し調節可能に位置付けるため前記本体と係合する調節可能な部材を有する調節部材を含み、前記調節部材が調節可能な椅子を分解することなく調節を可能にするため前記垂直制御器の外部からアクセス可能であり、前記アクチュエータレバーが開放部材に対し非起動位置にあるとき、前記アクチュエータレバーの遊びを除去するように調節可能であることを特徴とする垂直調節制御機構。 94.前記調節可能な部材がスクリューを含んでいることを特徴とする請求項93に記載の制御機構。 95.前記アクチュエータレバーが前記第二ピボットを形成する材料を有することを特徴とする請求項93に記載の制御機構。 96.前記中間分部が開放部材と接触するように構成されていることを特徴とする請求項95に記載の制御機構。 97.前記中間部分が平坦な面を有することを特徴とする請求項96に記載の制御機構。 98.ハンドル形成第二部分が第一方向と反対の第二方向のうちの一方へ移動されて、軸受け部分を動かし、上部アクチュエータを作動するように、アームが第一と第二の間隔をおいて離れたピボットにおいて固定ハウジングに軸回転可能に取り付けられいることを特徴とする請求項64に記載の垂直調節可能な椅子。
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    【発明の詳細な説明】 モジュール椅子構造とその組立法発明の背景 本発明は、モジュール椅子構造と、モジュール制御構造を取り入れた椅子に腰掛けている人に調節可能性と適応可能性とを与える選択可能なモジュールシート調節機構を組み入れた方法に関する。 本発明はさらに、モジュール構成要素から組み立てられる椅子に関し、詳細には、同期傾斜などの移動可能なシート及び/ または背もたれを有するモジュール椅子構造と方法に関し、この場合、組立が選択された特徴を有する椅子を構成するように、構成要素が選択される。 また、本発明は、本発明は、現場組立、修理、および組立後の改良を容易にし、これにより、椅子が組み立てられるか、または購入されたとき始めに選択されなかった椅子へ特徴を追加することが出来る。 同期傾斜椅子は、比例的に異なる回転速度で背もたれとシートを軸回転するように構成された椅子制御器有しており、これは一般に、人が椅子で後方へもたれたり、反り返る時に、“シャツ引き”を低減するように釣り合わされている。 既知の椅子制御器は、同期傾斜運動を行い、かつシャツ引きを低減するように構成された複数の部品を有するが、結果として、既知の制御器は、比較的に高価で、機械的に複雑でありがちである。 少なくとも幾分部品の数と複雑性のため、同期傾斜椅子は普通、特定の特徴及びまたは調整機構を有する恒久的に組み立てられた装置として製造されてきた。 これにより、製造業者は、最小の組立費と所望の耐久性、統合性および信頼性で椅子制御器を量産することが出来る。 しかし、 これはまた、異なる一組の特徴を有する椅子が望まれるならば、完全に異なる椅子の制御器が取り付けられなければならない。 これは、椅子制御器が将来の注文を予測した計画に先行して組み立てられるコストを伴うかなりの在庫となる。 あるいは、これは、個々の椅子制御器が、十分な数の注文が受注されたときにのみ組み立てられるならば、長いリードタイムとなる。 なおさらに、完全に異なる椅子制御器は、部品の望ましくない急増となる。 “特別”なオプションを接続しないか、作動状態にしないで、生産出荷計画を満足させる努をして、低レベル椅子の代わりに“特別”なオプションを有する“高レベル”椅子制御器を使用することは時には可能である。 しかし、これは、無駄な部品の形で不要な費用を発生する。 さらに、恒久組立タイプの椅子制御器の部品が摩耗するか、または、欠陥があることが分かると、単に他の装置を備えるよりもその装置を修理することはより費用がかかるので、椅子制御器全体が廃棄される。 大抵の同期傾斜椅子制御器では、シートが椅子制御器へ調節不能に固定されている。 米国特許第5,328,242号(本譲受人へ譲渡)に開示された一つの既知の同期傾斜椅子制御器は、軸の回りを基部に対し、シートを角度調節する機構を有する。 しかし、特許第5,328,242号の椅子制御器はモジュール形でなく、さらに、椅子制御器を機械的に複雑にし、現場で修理するのを困難にする複数の部品を有する。 なお他に、特許第5,328,242号の椅子制御器は、将来の修正およびまたは調節を望まれるシートへ加えることを可能にするように、設計されていない。 さらに広く、椅子に腰掛けている人が、個々の物理的ニーズおよび好みに椅子を調節し及びまたは椅子制御器を調節することが出来、行われている仕事の個々のニーズを満足するように椅子及び又は椅子制御器を調節することが出来るように、椅子改善が調節可能性を備えることを望まれる。 好適に、調節機構は、椅子に腰掛けている間、使用者が椅子を調整するために繰り返し立ち上がる必要がないように、椅子の調整を出来るだけ小さい努力で出来なければならない。 改善は、調整機構のレバーの起動でゆるみまたは遊びを防止し、構成要素を交換するなどの、椅子の現場の点検修理が出来ることである。 さらに、多くの特徴が、美的感覚で満足され、比較的容易に椅子に組み込まれ、さらに、製造出来、組立出来る薄くてすっきりした外形を有するコンパクトな梱包に具現化されるように、改善がさらに、椅子制御機構に望まれる。 なおさらに、現在の組立体は、点検修理のために分解されると、多くのゆるみまたは損傷した個片を発生し、さらに、現場における分解と品質向上の部品の交換のために構成されていない。 従って、前述の問題を解決する椅子構造と組立の方法が望まれる。 特に、モジュール椅子制御器から成る椅子の構造が、望まれる特徴を有する選択されたモジュール構成要素の組立を可能にするが、美的にも十分に薄く、摩耗したか、または損傷した構成要素の交換が出来、他の特徴を取り入れる椅子の改善/品質向上を可能にすることが望まれる。 発明の概要 本発明は、一つには、選択された特徴を有する椅子制御器の組立を可能にするモジュール組立可能な椅子制御器構造と方法を提供することである。 椅子制御器構造は、固定されたハウジングを有するエネルギーモジュール、完全に直立した位置と完全に傾斜した位置との間を運動するため固定されたハウジングへ回転可能に接続された背もたれ直立支持ブラケット、および背もたれ直立支持ブラケットを完全直立位置へ向かって偏倚するエネルギー源から成る。 椅子制御器構造はさらに、固定ハウジングと背もたれ直立支持ブラケットとを共通の結合点において軸回転可能に取り付けるためそれぞれ構成された互換性のあるシート支持モジュールから成っている。 互換性のあるシート支持モジュールは、背もたれ直立支持ブラケットへ回転可能に接続するように構成された調整不能シート支持ブラケット構造体を有する第一背もたれ支持モジュールから成っている。 互換性のあるシート支持モジュールはさらに、同期傾斜ブラケットと同期傾斜ブラケットへ接続された調整可能なシート支持ブラケットとを有する第二シート支持モジュールから成り、調整可能なシート支持ブラケットは、エネルギーモジュールに対する調整のために同期傾斜ブラケットに移動可能で調整可能に支持されている。 従って、異なる機能を有する異なるタイプの椅子制御器は、共通部品から製作される。 他の態様において、調整可能な椅子は、基部組立、ブラケットおよびブラケットをブラケット傾斜軸の回りに完全直立位置と完全傾斜位置との間を回転するためブラケットを基部組立へ回転可能に接続しているエネルギーモジュールから成る。 調整可能な椅子は、さらに、完全直立位置に対応する第一位置と完全傾斜位置に対応する第二位置との間をシート傾斜軸の回りに回転するためにエネルギーモジュールに回転可能に接続された同期傾斜ブラケットを含んでいる。 また、調整可能な椅子は、それとともに回転するため同期傾斜ブラケットに動作可能に接続された調節可能なシート支持部と、このシート支持部に固定されたシートとを含んでいる。 他の態様において、椅子制御器と方法は、固定ハウジング、固定ハウジングへ回転可能に接続された背もたれ直立支持ブラケット、シート支持部、およびシート支持部を背もたれ直立支持ブラケットへ軸回転可能に固定する取り外し可能な締まりばめピボットピンを有する同期傾斜椅子制御器を備えることから成っている。 この方法はまた、ピボットピンを取り外し、第一シート支持部を第二シート支持部と交換し、ピボットピンを修復することからも成り、これにより、同期傾斜椅子制御器は、容易に修理され、品質が向上される。 もう一つの態様において、椅子制御器は、固定ハウジング、ブラケット支持背もたれ傾斜軸の回りで完全に直立した位置と完全に傾斜した位置との間を移動するため回転可能に固定された背もたれ支持ブラケット、および背もたれ支持ブラケットを前記完全直立位置へ向かって偏倚するエネルギー源から成っている。 ベルクランクを有する張力調節機構は、固定ハウジングへ軸回転可能に取り付けられ、ベルクランクは、ねじ山付き部材を有する第一脚およびエネルギー源と動作可能に係合している第二脚とから成っている。 張力調節機構はさらに、ねじ山付き部材と係合し、かつ固定ハウジングと回転可能に係合しているねじ山付きロッドから成っており、ねじ山付きロッドは回転されて、ねじ山付き部材をロッドに沿って選択された軸方向へ移動し、これにより、ベルクランクを軸回転し、続いて、エネルギー源により誘起された張力を変化するようになっている。 もう一つの態様において、垂直調節可能な椅子は、基部と上部アクチュエータ付き垂直調節脚とを有する基部組立、脚と係合する固定ハウジング、および垂直調節制御機構から成っている。 垂直調節制御機構は、固定ハウジングに軸回転可能に取り付けられたアーム、上部アクチュエータと係合する軸受け部を有するアーム、第一部分、および第一部分から間隔をおいたハンドルを形成している第二部分から成っている。 垂直調節制御機構は、さらに、固定ハウジングと第一部分と係合し、かつ第一部分を軸回転可能に支持している調節部材から成り、調節部材は、固定ハウジングの外部から調節可能であり、これにより、第一部分を再配置し、従って、上部アクチュエータに対して軸受け部分を再配置して、固定ハウジング内のアームのゆるみと遊びとを除去するようになっている。 ハンドルを形成している第二部分が軸回転されると、軸受け部分が上部アクチュエータを起動するように、アームは、固定ハウジングと調節部材との少なくとも一つと動作可能に係合している。 もう一つの態様において、同期傾斜椅子制御器は、固定ハウジング、背もたれ係合軸の回りを完全直立位置と完全傾斜位置との間で運動するため固定ハウジングに回転可能に接続された背もたれ直立支持ブラケット、およびシート支持モジュールから成っている。 シート支持モジュールは、ブラケット傾斜軸から離れたシート傾斜軸の回りを運動するため固定ハウジングへ回転可能に取り付けられた同期傾斜ブラケットから成っている。 同期傾斜ブラケットは、背もたれ直立支持ブラケットへ回転可能に接続されており、共通傾斜軸、ブラケット傾斜軸の一つ、シート傾斜軸、および背もたれ直立支持ブラケットが完全直立位置と完全傾斜位置との間を移動すると、並進運動する共通軸を形成している。 一つの軸の並進運動が最小になるように、背もたれ直立支持ブラケットが完全直立位置と完全傾斜位置との間で軸回転されると、共通傾斜軸が、背もたれ傾斜軸とシート傾斜軸とを結ぶ線を通過するように、これらの軸はさらに、配置されている。 本発明のこれらのおよび他の特徴、利点、および目的は、以降の明細書、請求の範囲、および添付図面を参照して、本技術に精通した専門家により一層理解されるであろう。 図面の簡単な説明 図1は、本発明を具現化している椅子の見取り図であり、椅子は、モジュール椅子制御器へ取り付けられたモジュール構成要素から構成されており、シートは、椅子制御器を示すために一部が剥離されている。 図2は、本発明を具現化している椅子の構造の説明図であり、椅子の構造は、 選択されたエネルギーモジュールと選択されたシート支持モジュールとから構成された椅子制御器から成っており、さらに、椅子制御器へ取り付け可能な複数のモジュールから構成している。 図3は、図2に示された椅子制御器へ取り付けるために構成された各種シートと背もたれ組立のメニューの説明図であり、そのそれぞれは、遠近法で個々に示されている。 図4は、図2に示されたシート又は椅子制御器へ取り付けるために構成された各種アームのメニューの説明図であり、そのそれぞれは、遠近法で個々に示されている。 図5は、図2に示された椅子制御器へ取り付けるために構成された基部組立のメニューの説明図であり、それぞれは、遠近法で個々に示されている。 図6は、図1に示された椅子の部分側面図であり、背もたれは完全直立位置にある。 図7は、図5に示された椅子の部分側面図であり、背もたれは完全傾斜位置にある。 図8は、図2に示された第一エネルギーモジュールの見取り図である。 図9は、図8に示されたエネルギーモジュールの分解見取り図である。 図10は、図8に示されたエネルギーモジュールの部分的に破断された平面図である。 図11は、図10に示されたエネルギーモジュールとシート支持部の側面図である。 図12は、図8に示されたエネルギーモジュールの部分的に破断された側面図である。 図13は、図12の平面XIII−XIIIに沿った断面図である。 図14〜16は、図9に示された固定ハウジングの直角投影図であり、図16 は、脚を傾斜する、固定ハウジング上のコネクターの一部を形成している穴を示すために、部分的に破断されている。 図17は、図9の平面XVII−XVIIに沿った断面図である。 図18〜20は、図9に示された高さアクチュエータロッド調節部材の拡大側面、前面、および背面の各図である。 図21は、図18の平面XXI−XXIに沿った調節部材の断面図である。 図22は、図12の平面XXII−XXIIに沿った固定ハウジングとアクチュエータ制御機構の断面図であり、この図はまた、垂直調節脚の上部部分から成っており、アクチュエータ制御機構のアクチュエータアームは、起動されていない位置で実線で、降下された起動位置で仮想線で示されている。 図23は、図22と比較する断面図であり、アクチュエータアームは、起動されていない位置で実線で、上昇した起動位置で仮想線で示されている。 図24は、図22と比較する断面図であるが、アクチュエータアームの固定ハウジングへの装着を示している。 図25は、図22に示された固定ハウジングとアクチュエータ制御機構の部分平面図である。 図26は、図9に示された固定ハウジングとベルクランクの平面図で、ベルクランクは固定ハウジングへ軸回転可能に取り付けられている。 図27は、図26の平面XXVII−XXVIIに沿った断面図である。 図28〜30は、図9に示されたスプリング係合張力調節ブラケットを直角方向から見た図である。 図31〜32は、図26に示されたベルクランクの平面図と側面図である。 図33は、図8に示されたエネルギーモジュールを上から見た見取り図で、スプリング張力調節機構とねじりスプリング組立から成っているが、背もたれ直立支持ブラケットは、後述の部品を露出するために除かれている。 図34は、図12の平面XXXIV−XXXIVに沿った断面図である。 図35は、図33に示されたスプリング張力調節機構の底面図で、固定ハウジングは、部品の関係を示すのを容易にするため除かれている。 図36は、図33に示された張力ロッド軸回転/スライド軸受けの平面図である。 図37〜38は、図36の平面XXXVII−XXXVIIとXXXVIII −XXXVIIIのそれぞれに沿った断面図である。 図39は、図9に示された背もたれ直立支持ブラケットの側面図である。 図40は、図39に示された背もたれ直立支持ブラケットの平面図である。 図41は、図39の矢印XLIの方向から見た立面図である。 図42は、図39に示された背もたれ直立支持ブラケットの前立面図である。 図43は、図39と比較する背もたれ直立支持ブラケットの平面図であるが、 状フランジの側壁への取り付け後である。 図44は、図43に示された背もたれ直立支持ブラケットの側立面図である。 図45は、図43の平面XLV−XLVに沿った断面図である。 図46〜47は、背もたれロック機構の平面図と前面図である。 図48は、図47に示された背もたれロック部材のロック要素の側面図である。 図49は、図47の線XLIX−XLIXに沿った断面図である。 図50は、図10の平面L−Lに沿った平面図であるが、エネルギーモジュールは完全直立位置で示されている。 図51は、図50と比較する断面図であるが、エネルギーモジュールは完全傾斜位置で示されている。 図52は、図49に示されたロック要素のほかの実施態様であり、修正されたロック要素が多段面を有する。 図53は、図52に示された修正されたロック要素を組み入れている修正エネルギーモジュールの側断面図である。 図54は、図2に示された調整不能シート支持モジュールの分解された見取り図である。 図55は、図54に示された調整不能シート支持モジュールの図8に示されたエネルギーモジュールへの組立を示す見取り図である。 図56〜58は、図54に示された調整不能シート支持ブラケットを直角方向から見た図である。 図59は、図54に示された同期傾斜ピボットブッシングの側面図である。 図60は、図59の平面LX−LXに沿った断面図である。 図61は、図54に示された取り外し可能な同期傾斜ピボットピンの側面図である。 図62は、図54の平面LXII−LXIIに沿った伸長した同期傾斜ブッシングの拡大断面図である。 図63〜65は、背もたれ直立支持ブラケットが完全直立位置(図63)から中間位置(図64)へ、さらに完全傾斜位置(図65)へ軸回転されたときの、 シート傾斜軸、背もたれ傾斜軸、および共通軸の関係位置を示す説明側面図である。 図66は、図55に示された調整不能シート支持モジュールとエネルギーモジュールとから成る椅子制御モジュールの平面図である。 図67は、図66に示された椅子制御器の側面図である。 図68は、図66に示された椅子制御器の部分的に破断された側面図であり、 調整不能シート支持のエネルギーモジュールへの組立を示している。 図69は、図2に示されたシート角度調節シート支持の見取り図である。 図70は、図69に示されたシート角度調整可能シート支持の分解見取り図である。 図71〜73は、図70に示された同期傾斜ブラケットを直角方向から見た図である。 図74〜75は、図70に示された前部ブッシングの平面図と背面図である。 図76は、図75の平面LXXVI−LXXVIに沿った断面図である。 図77〜78は、図71の平面LXXVII−LXXVIIに沿った断面図であり、図76に示された前部ブッシングと前部フランジとが固定ハウジングへ追加されており、図77は、背もたれ直立支持ブラケットが完全直立位置か、または完全傾斜位置にある時の前部フランジの関係位置を示し、図78は、背もたれ直立支持ブラケットが完全直立位置と完全傾斜位置との中間の中間位置にある時の前部フランジの関係位置を示している。 図79〜81は、図70に示されたシート角度調節レバーを直角方向から見た図である。 図82〜84は、図70に示されたシート角度調節機構の停止ブロックを直角方向から見た図である。 図85は、図82〜84に示された停止ブロック底面図である。 図86は、図85の平面LXXXVI−LXXXVIに沿った拡大断面図である。 図87〜88は、図70に示された角度調節シート支持ブラケットの前面図と底面図である。 図89は、図70に示された同期傾斜ブラケットとシート支持ブラケットとから成るシート角度調整可能なシート支持部の側面図であり、シート支持ブラケットは、下降された第一位置に示されている。 図90は、図89に示されたシート支持部の側面図であり、シート支持ブラケットは上昇された第二位置に示されている。 図91は、図69に示されたシート角度調節可能なシート支持部とエネルギーモジュールの平面図である。 図92は、図91に示された椅子制御器の側面図である。 図93は、図2に示された制御モジュールの見取り図で、エネルギーモジュールに取り付けられたシート深さ調節可能なシート支持部を組み入れている。 図94は、図93に示されたシート深さ調節可能なシート支持モジュールの分解見取り図である。 図95は、図93に示された制御モジュールの後方から見た見取り図であり、 シート深さ調節可能なシート支持ブラケットが、実線で後方へ調節された位置に、仮想線で前方へ調節された位置に示されている。 図96は、図93に示された制御モジュールに似た修正された制御モジュールの平面図であるが、修正されたシート深さ調節可能な シート係合ブラケットを有する。 図97は、図96に示された修正された制御モジュールの側面図である。 図98は、制御モジュールへ直立した背もたれの取り付けを示す見取り図である。 図98Aは、図98の平面XCVIIIAーXCVIIIAに沿った断面図である。 図99〜103は、エネルギーモジュールの背もたれ直立支持ブラケットに後部コネクターを係合する、他の直立背もたれの下部を示す見取り図である。 図104は、モジュール椅子構造を示す説明図で、自由選択の特徴が、放射状の線に沿って配置された言葉の説明により示されている。 図105は、組立法を示す流れ図である。 好適な実施の形態の詳細な説明 説明のために、用語“上部”、“下部”、“右の方”、“左の方”、“後部” 、“前部”、“垂直”、“平”、およびその派生語は、図1において指向しているように本発明に関するもので、前部は、椅子に腰掛けている人の右の方でその膝にほぼ位置している。 しかし、明らかに反対に指定されている場合を除いて、本発明が多様な他の向きを想定していることは理解されるであろう。 付属図面に示され、以降の明細書に説明されている特定の装置と方法は、添付請求の範囲に定義された発明性概念の単なる代表的実施態様として示されていることは、理解されるであろう。 従って、ここに開示された実施態様に関する特定の寸法と物理的特性は、請求の範囲が明確に他に述べていないならば、限定するものとして見なされるものではない。 選択された特徴を有する椅子20(図1)は、椅子構成キット22(図2)から構成される。 椅子構成キット22は、モジュールメニューから組み立てられるエネルギーモジュール32,32A,32B,および32C及びシート支持モジュール34,34Aおよび34Bから成る複数の可能な椅子制御器30,30A および30Bから構成している。 示された椅子制御器において、椅子制御器30 は、背もたれロック同期傾斜エネルギーモジュール32と調節不能シート支持モジュール34とから成り、椅子制御器30Aは、ロック不能同期傾斜エネルギーモジュール32Aとシート角度調節可能なシート支持部34Aとから成り、椅子制御器30Bは、多段位置背もたれ停止エネルギーモジュール32Bとシート深さ調節可能でシート角度調節可能なシート支持モジュール34Bとから成っている。 しかし、エネルギーモジュール32,32Aおよび32Bのそれぞれは、シート支持モジュール34,34Aおよび34Bのそれぞれへ組み付けられることを付記しておく。 さらに、他の特徴を有する他のエネルギーモジュール32Cとシート支持モジュール34Cは、将来に開発されることが考慮されている。 最適に、制御モジュールが、現場で組み立てられ及びまたは分解され、及びまたは使用場所で改善され、修理され、又は修正されるように、シート支持部は、エネルギーモジュールへ、外部へ取り外し可能なピボットピン44により接続される。 モジュール性は、ほかの又は異なる特徴、または選択された特徴の組み合わせを備えるように、他のシート支持モジュールと他のエネルギーモジュールなどの他のモジュールの開発にそれ自身適している。 このように、本発明の開示は、必ずしも限定するものではない。 さらに、モジュール単体は、部品がモジュール単体として実質的に事前に組み立てられるので、小さい部品の紛失の恐れがなく、ほんの限られた仕事が組立のために現場で必要とされる知識で、取り扱われ、保管され、出荷されることを付記しておく。 構成キット22は、さらに、椅子性器30,30A,および30Bへ取り付けられる、背もたれ組立24、シート組立26、背もたれ/シート組立27,27 Aおよび27B(図3)、および基部組立31,31Aおよび31B(図5)から成る複数の選択可能なモジュールから構成している。 アーム28,28Aおよび28B(図4)は、シート組立26,27,27Aまたは27Bへ選択的に取り付けられる。 各椅子制御器(図2)は、相手コネクター37,39および41 を関連構成要素に係合する標準化された結合点またはコネクター36,38および40から成り、さらに、個々の構成要素を選択することにより、多様な選択された“注文の”特徴が提供されるように、多様な調節機構から成っている。 標準化コネクターおよびモジュール椅子制御器のような複数の相互接続可能な構成要素は、将来に他の構成要素の開発にそれら自身適している。 椅子構成キット22において、モジュール性が、初期の構成を通して数個の部品の単なる共通性を超えて拡張された。 キット22において、個々のモジュールとそれらの特定の機能または機能のグループとの間は対応している。各モジュールは、分離独立した、自己内蔵、自己機能の単体である。モジュール間の接続は、標準化された結合点にある。レバー、回転可能なロッド、ハンドル、ケーブルアクチュエータなどから成る、与えられたモジュールに機能を起動するアクチュエータは、各モジュールに取り付けられ、その一部である。モジュールは単体であり、取り外したとき、多数の単片にバラバラにならない。さらに、モジュールは比較的に容易に取り付けられ、数個の個片と数個の道具で取り付けられ、再使用可能なピボットピン44などの、再使用可能な部品で取り付けられる。エネルギーモジュールへの前部の接続が、支持モジュールをエネルギーモジュールの前部フランジへ滑らすことにより行われるので、組立性は向上されており、後部接続は、ピボットピン44を、容易に分かりかつ心が合わせられている穴へ押し込むことにより行われる。また、モジュールにより、個々のモジュールを適合させることによる空間の変換は、望まれる機能と特徴だけを取り入れるようになる。図6〜7に示された椅子20は、背もたれ組立24、シート組立26、アーム28、同期傾斜椅子制御器30(エネルギーモジュール32とシート支持部34 から成る)、および基部組立31から構成されており、それぞれは、組立のために組み付け可能に相互に係合するように構成している。詳細には、基部組立31 は、標準化された雄コネクター37を形成している傾斜面のある脚50から成っている。エネルギーモジュール32は、固定ハウジング52と、背もたれ組立2 4を背もたれ傾斜軸54の回りを軸回転させるために、それへ軸回転可能に取り付けられた背もたれ直立支持ブラケット53とから成っている。固定ハウジング52は、雄コネクター37を脚50に組み合わせ可能に受け止める、標準化された雌コネクター36を形成している傾斜面〜成っている。背もたれ直立支持ブラケット53はさらに、雌コネクター38を形成している、後方に対面している四角形のスロットから成り、背もたれ組立24は、雌コネクター38と係合する雄コネクター39を形成している箱状の端部を有する背もたれ直立体350から成っている。固定ハウジング52は、前部フランジ又はノーズフランジ78を有し、背もたれ直立支持ブラケット53は、前部フランジ78から空間をおいて後方へ離れた一組の耳状フランジ57を有する。フランジ78と57は、シート支持部34と係合するコネクター構造を形成している。シート支持部34は、その前端に後方へ対面しているポケット59を有する、ノーズフランジ78と取り外し可能なピボットピン44により耳状フランジ57へ軸回転可能に接続された尾部フランジ60とを滑り可能で回転可能に係合するシート係合ブラケット58を有する。シート支持部34上のポケット59と尾部フランジ60とは、エネルギーモジュール32と係合する標準コネクター構成を形成している(すなわち、フランジ78と57)。ノーズフランジ78は、シート係合軸61を形成し、耳状フランジ57は、ピボットピン44に共通軸62を形成している。シート支持部3 4は、四角形のほぼ平坦なパターンの、穴を形成しているコネクター40を有し、シート組立26は、シート組立26をシート支持部34へ固定するためにねじを受容する、組み合わせパターンの、穴を形成しているコネクター41を有する。椅子20は、次のように同期傾斜運動を行う。人が椅子22で後方へ傾斜すると(図7)、背もたれ組立24が、後方傾斜軸54の回りを矢66に沿った第一回転角速度で後方へ軸回転する。シート26は、同時に、シート傾斜軸61の回りを矢67に沿って回転する。好適に、シート組立26は、背もたれ組立24の回転角速度の約半分の角速度で回転するが、各種の比率は、各種椅子制御モジュール構造を備えることなどの、軸54,61,および62の間の距離を変えることにより、達成されることを付記する。組立24,26,および30の相互接続により、背もたれ組立24が後方へ軸回転されると、背もたれ組立24とシート組立26のどちらも、共通軸62の回りを回転する。参考に、シート角度調節シート支持部(34A)を組み込んでいる椅子制御器は、背もたれ組立24の角度位置を変えることなく、矢68に沿った方向のシート角度調節軸回りのシートの角回転を可能にし(図6)、シート深さ調節シート支持部(34B)を組み入れている椅子制御器は、同様に背もたれ組立24の角度位置を変えることなく、矢69に沿った方向へのシートの直線運動を可能にする。詳細には、エネルギーモジュール32は、ねじりスプリング組立72、張力調節機構73、および脚コネクター37などのエネルギー源を受け入れる区画71 を形成している固定ハウジングまたはブラケット52を有する(図9)。具体的に、固定ハウジング52(図14〜16)は、床74、相対する側壁75と76 、および前壁77を有する。固定ハウジング52の後端は、一般に開いており、 後述のように、背もたれ停止機構及びまたは背もたれロック機構及びまたは背もたれ制限機構を係合するように適応した後部フランジ70を有する。固定ハウジング52の前部フランジ78は、前壁77から前方へ伸長し、強化フランジ79 と80は、側壁75と76の回りに伸長して、それらを強固にしている。固定ハウジング52は、前部81と後部82へ分割されている。前部81は、中心のくぼみ83と、床74の平坦で傾斜した部分85のくぼみ83の左側に配置されたベルクランクのピボット形成穴とを有する。側壁75と76は、以降に述べるように、引っ張りスプリング組立72の中空軸156(図9)を受けるために形成された位置合わせられたD形状の開口86と87をそれぞれ有する。後部82( 図14)は、床74から突出している、上方へ突起されたフランジ88'により形成された床74の中心にある穴88を有する。伸びた逆U字形の支柱89(図17)が、中心の穴88を越えて側壁75と76の間に溶接されている。支柱8 9は、穴88と整列したもう一つの中心の穴90を有する床74から間隔をおいて離れた上部水平ウェブ91を有する。管状部分92は、穴88と90を通って伸長しており、管92の端部93と94は、裾拡がりしているか、または環状部分92を所定の位置に固定するように形成されている。管状部分92の内面は、 雌コネクター36を形成している。脚50(図22)の上部外面95は、コネクター36と係合する組み合わせ雄コネクター37を形成している。脚50(図22)の上端には、押しつけられて、脚50内の高さ調節ガススプリング器を開放するアクチュエータボタン97がある。アクチュエータボタン9 7が押し下げられると、脚50は、伸縮自在に伸びるか、引っ込まれて、椅子を上昇するか、降下する。垂直調節制御機構100が、上のアクチュエータボタンと係合するために、固定ハウジング70へ動作可能に取り付けられている。垂直調節制御機構100は、調節部材101とアクチュエータアーム102とから成っている。調節部材101(図18〜21)は、調節ねじ105(図22)を受けるために一端から伸長している中空ボス104を有する本体103から成っている。一組のスナップロック指状部106が、ボス104の端から逆の角度で斜めに伸長しており、もう一組の張力のかかった指状部107が、本体103から斜めに伸長している。指状部106と107は、支柱89のウェブ91の相対する側面と係合するためにほぼ相互に向かい合って伸長している。ボス受け穴10 9は、中心穴90の片側の上部ウェブ91に位置しており、細穴110が、中心穴90の反対側の上部ウェブ91に位置している。キー穴111が、細穴110 の真下の、固定ハウジングの床に配置されている。ボス104は、ボス受け穴1 09へ伸長するような形状をなしている。挿入中に、指状部106は、挿入出来るように撓むが、挿入後、指状部106は、調節部材101を穴109に保持するように、外方へ弾性的にはね返る。取り付けられた位置において、引っ張り状態の指状部107はウェブ91の上面と係合し、指状部106はウェブ91の下面と係合する。指状部106と107の相対する相互作用により、調節部材10 1は、ねじ105が装着されるまで、ウェブ91で直立した位置のままである。その後、ねじ105は調節部材101を直立位置に保持し、上部指状部107と協働して、調節部材101をウェブ91上に垂直に配置する。本体103(図21)は、脚50(図22)に対面している本体103の側面に位置した、垂直に長く伸びた細穴112を形成している。アーム102は、ボタン受け中間部113、自由端114、およびハンドルを形成しているもう一つの端115から成っている。ボタン受け部113は、上部のアクチュエータボタン97と係合する平坦な面116を有する。取り付けられた位置において、アーム102の自由端114は、調節部材本体103の細穴112へ滑り込んで伸びている。アーム102が非起動位置にあるとき、調節部材101は、調節部材1 01の細穴の上端がアーム102の自由端114としっかりと係合するまで、ねじ105を回転することにより垂直に調節される。ハンドル形成端115は、ほぼ垂直に細穴110を通って伸長するように形成された、垂直に伸びた曲がった部分117を有する。一組のピボット形成フランジ118は、ウェブ91の下側の細穴110の狭い端部と係合するために、曲がった部分117に形成されている。ハンドル形成端115は、さらに、固定ハウジング52から側方へ伸長しているハンドル支持部119を有する。ハンドル支持部119の端は、押し込まれたポリマー製ハンドルを摩擦で受け、保持するように刻み目が形成されている。調節ねじ105(図24)は、ボス受け穴109と整列した、固定ハウジング床74の穴123を通って伸長しているねじ付きシャフト122を有する。シャフト172は、ボス104へ伸びて、これを強固に係合するに十分に長い。ねじ122がボス104へねじ込まれると、ねじは調節部材101の本体103を支柱89へ向かって(または、それを支柱から伸ばす)引っ張るように、ねじ12 2の頭124は、穴123より大きい。従って、アーム102は、ねじ122の調節により椅子制御器30の外部から容易に調節され、組立に存在しているか、 または将来部品が摩耗したときに発生するアーム102すべてのゆるみ、または遊びを除去することが出来る。調節ねじ122は、ノブ形状ヘッド又は他の構造のねじなどの、手で操作できるねじ付き部材と交換できる。アーム102を装着するため(図24)、自由端114は、穴111と110 を通って伸長し、フランジ118は、キー穴111の大きな端を通って伸び、ウェブ91の下側に当たって配置されている。支柱89の穴108へスナップロックされた調節部材101は、自由端114が調節部材101の本体103の細穴112へ挿入されるように、方向120へ傾斜される。次に、調節部材101は、ほぼ垂直な位置へ戻され(図22)、次に、底部97が、ガススプリングと接続部36との間の傾斜接続の寸法変動により発生した変化する位置に置かれることによる、アーム102のすべてのゆるみを除去するように、ねじ105は調節される。装着位置において、アームの受け部113の平坦な表面116は、脚9 6のアクチュエータボタン97に置かれている。また、ピボットを形成しているフランジ118は、細穴110の底面のウェブ91と係合する。さらに、自由端114は、調節部材101の本体103の細穴112の上端と係合する。従って、アーム102は、自由端114が一端において調節部材101により上方運動を拘束され、ハンドル形成端115が他端においてピボット形成フランジ118 により上方運動を拘束されるレバー構造を形成しており、受け部113は、アクチュエータボタン97による下方運動に抗して偏倚される。有利なことに、アーム102は、2方向のどちらにもアクチュエータボタン9 7を起動することが出来る。アームハンドル端115を方向125に下方へ移動することにより(図22)、アーム自由端114は、調節部材101により拘束され、従って、アームの受け部113は、アクチュエータボタン97を押し下げ、脚の高さ調節器96を作動する。あるいは、アームのハンドル形成端115を方向126に上方へ移動することにより(図23)、ピボット形成フランジ11 8はウェブ91と係合し、アームの自由端114は、調節部材101の細穴11 2内で滑り、従って、アームの受け部113は、アクチュエータボタン97を押し下げ、脚の高さ調節器96を作動する。スプリング張力調節機構73(図9)は、固定ハウジング床74の穴84に係合されたピボットピン131により固定ハウジング70へ軸回転可能に固定されたベルクランク又はレバー130を有する(図26〜27)。ベルクランク13 0は、第一脚132と、結合部134で接続されたほぼ直角な第二脚133とを有する二重壁のL字形部品(図31〜32)である。ピボット穴135は、ピボットピン131を受けるため、結合部134に形成されている(図27)。結合部134は、床74の平坦な傾斜部85と組み合わせ可能に係合するが、ベルランク130が容易に回転されるように、ピボットピン131により床74へ取り付けられている。第一脚(図31〜32)は、ピボットピン131により形成された回転軸に直角に伸長している溝137を形成している環状の端部136を有する。環136の両側面は、半円形の配列されたノッチ138を有する。円柱状ナット139は、回転可能にノッチ138と組み合わせられ、溝137を横切って側方へ伸びている。ナット139は、溝137とほぼ心合わせられたねじ付き穴140を有する。ナット139は金属又はプラスチック製で、インチ当たり約12のねじ山を有する。第二脚133は、第一脚132から離れて配置された縁にくぼみ141を有し、従って、第二脚133に釣り針状の小片142を形成している。スプリング159と160の張力を調節するとき、ベルクランク130 が機械的利点を有するように、第一脚132は、第二脚133より長く、従って、スプリング159と160の張力を調節するのに必要な労力を軽減する。詳細には、ロッド165(後に説明)とナット139のねじと、ベルクランク130 の脚の長さが等しくないこととのの組み合わせは、スプリング張力調節機構73 の起動力が約20インチポンドであるように、機械的利点を有する。スプリング張力調節機構73は、さらに、T字形スプリング係合張力調節ブラケット145(図28〜30)を有する。 T字形ブラケット145は、軸係合のピボットを形成している穴147を有する二重壁の中心ウェブ146と、中心ウェブ146から両方向へ伸長している直角なフランジ148とを有する。フック149が、中心ウェブ146の底に形成されている。フック149は、直角フランジ148の底側150から離れて伸びている。一組の穴151が、中心ウェブ146の両側のフランジ148に形成されている。ねじりスプリング組立72(図9)は、固定ハウジング52の側壁の整列した開孔86と87と係合可能な、一組のピボット受け155を有する(図33〜3 4)。一組の向かい合ったねじりコイルスプリング159と160が、T字形ブラケット145の両側に位置しており、スプリング159と160の内端161 と162がT字形ブラケット145の細孔151へ伸びている。スプリング15 9と160の外端174と175が、背もたれ直立支持ブラケット53の上部プレート180の下側と係合している。スプリング159、160およびT字形ブラケット145は、固定ハウジング52と背もたれ直立支持ブラケット53との間で、固定ハウジング52の内部区画71内に配置されている。軸受け155は、固定ブラケット側壁75と76の開孔86と87と係合されている。ピボット管又は中空軸156と軸受けスリーブ157とは、軸受け155と背もたれ直立支持ブラケット53の対応する孔158とを通り伸長し、背もたれ直立支持ブラケット53を固定ハウジング70へ軸回転可能に取り付けている。この組立は、 コイルスプリング159と160とが初期の組立中に引っ張られないので、容易に行われる。スプリング張力調節機構73(図33)は、固定ハウジング52の側壁75の前の部分の穴166を通り伸長している、水平に配置されたロッド165を有する。スリーブ受け164が、穴166と回転可能な支持ロッド165に配置されている。軸回転/滑り硬化金属の受け167が、第一穴と一直線に並んだ、側壁76の前部に位置付けられている第二穴168に配置されている。受け167( 図36〜38)は、その面に伸びたくぼみ170を有するヘッド169と、受け167を穴168に保持するため、第二穴168と回転不能に係合するような形状をなしている長方形の茎部171とを有する。ロッド165(図33)は、ベルクランク130のナット139のねじ付き穴140と係合するように構成されたねじ付き部分172を有する。ロッド165の先端173は、一般にとがっており、受け167のくぼみ170と係合する。受け167の先端173の点接触は摩擦を最小にし、従って、ロッド165は、受け167上を比較的自由に回転し、滑ることが出来る。ベルクランク130が、軸回転し、ロッドの先端173 を、固定ハウジング52に対し前後方向へ引くと、伸びたくぼみ170により、 ロッド先端173を受けヘッド169を横切って前後に並進して動くことが出来る。具体的には、ロッド165が回転され、従って、ナット139がロッド16 5に沿って軸方向へ移動すると、ベルクランク130は、ピボットピン131の回りを軸回転する。これにより、ベルクランク130の第二脚133は、T字形ブラケット145と係合し、T字形ブラケット145は、ピボット管156の回りを回転する。次に、T字形ブラケット145が軸156上で回転し、従って、 ねじり引っ張りスプリング159と160がピボット管156上で回転する。スプリング159と160の第二端174と175は、背もたれ直立支持ブラケット53の下側に当たる係合により拘束されるので(図35)、スプリング159 と160は、T字形ブラケット145が回転するにつれて、次第に引っ張られる。有利なことに、スプリング159と160の張力は、T字形ブラケット145 とベルクランク130を通して、ロッド165を偏倚して受け167に当て、ナット139を偏倚してベルクランク130に当てるように働く。従って、構成要素は、他の補助組立または別個の部品の動作無しで所定の位置に保持される。ロッド165を組み立てるために、ロッド165は、スリーブ受け164と穴166を通り、ベルクランク130のナット139の穴140とねじ係合へ伸ばされる。スプリング159と160は、ロッド先端173が受け167と係合するまで、引っ張られない。ロッド165がさらに軸方向へ回転されると、ナット139は、ロッド165のねじ部分172を前進させる。これにより、ベルクランク130は回転し、従って、T字形ブラケット145を回転する。従って、スプリング159と160は、T字形ブラケット145により引っ張られる。組み立てられると、ロッド先端173近くのねじは、偶発的分解を防止するため、変形されるか、充填される。背もたれ直立支持ブラケット53(図39〜42)は、固定ハウジング52へ組み合わせ可能で回転可能に接続されるように構成された逆の区画形成構造である。詳細には、背もたれ直立支持ブラケット53は、コネクター38を形成している上部パネル180の一部を横切った一体の側方強化リブ180を”有する上部パネル180を有する。一組の向かい合った側壁181と182は、上部パネル180から下方へ伸長し、側壁181と182は間隔を置いて離れ、固定ハウジング52の側壁75と76をまたぐように構成されている。開孔180'が背もたれ直立支持部53の上部パネル180に形成されており、これにより、椅子製器30が完全傾斜位置へ軸回転されると、脚50の上部は、開孔180'を通って伸長することが出来る(参照、図51)。ピボット管受け穴158が、背もたれ直立支持ブラケット53の側壁181と182の前端に配置されている(図39〜42)。開孔181'と182'は、ピボット受け155へのアクセスを行うため、穴158のほぼ上方の上部パネル180に配置されている。後述のように、一組の一直線に並んだピボット形成穴184が、共通軸60を形成するため、側壁181と182の後部に配置され、もう一組の一直線に並んだ穴185 が、背もたれ停止機構を回転可能に支持するピボットを形成するため、穴184 に最も近く形成されている。 側壁181と182の後部と上部パネル180は、コネクター38を形成するため、水平より僅かに上方へ鋭角に後方へ伸長している(図39)。フランジ1 87と188(図41)は、四角形のコネクター38を形成するため、側壁18 1と182の底部から内側へ伸長している。ねじ穴189と190(図40)は、背もたれをコネクター38に対し直立に固定するために、上部パネル180とフランジ187と188(図42)にそれぞれ形成されている。 一組のZ字形の耳状フランジまたはブラケット192と193(図43〜45 )が、相対する側壁181と182へ固定されている。耳状フランジ192と1 93は、それぞれ、背もたれ直立支持ブラケット53へスポット溶接されるように構成された第一端194を有し、さらに、第一端194から伸長している分岐した第二端195を有する。第二端195は、対応する側壁181と182から間隔をおいて離れるように分岐しており、穴184と一直線に並びかつそこから軸方向へ間隔を置かれた穴196を有する。各分岐第二端195と各対応する側壁の間の空間197は、シート支持ブラケット225の同期傾斜ブッシング19 8と尾状フランジ233と234を受けるため、Uリンク状構造に構成されている。図54〜61を参照して以降に説明するように、取り外し可能で、再使用可能なピボットピン44が穴184と196を通って伸長している。背もたれロック機構200(図46〜49)が、エネルギーモジュール32へ動作可能に接続されている。背もたれロック機構200は、ピボットロッド201とピボットロッド201 へ押しばめられたロック要素202とを有する。詳細には、ロック要素202は、ナイロン6/6などのポリマー材から型成形されており、ハブ203とハブ2 03から伸長している足部204とから成っている。足部204は、前部パネル205と複数の平行な強化リブ206とを有する。第一ノッチ207(図48) が足部204の端部に形成され、第二ノッチ208がハブ203の近くの位置に形成されている。ハブ203は、ハブ203から足部204と反対へ伸長しているタブ209を有する。リーフスプリング状部材210(図49,50)は、タブ209を係合する位置でスプリングハブ203の上方の背もたれ直立支持ブラケット53へ固定されている。スプリング部材210は、タブ209と係合する丸められた中心部211と、相対しているアーム状端部212と213とを有する。ハブ203の側方に形成された穴211'は、相対するノッチ215を有し、ロッド201は、ロッド201上のロック要素202の回転を防止するため、 ロック要素202をノッチ215(図48)において摩擦的に係合するフランジを有する。背もたれロック機構200を組み立てるために、ロック要素202が操作ロッド201により動作可能に回転されるように、ピボットロッド201は、背もたれ直立支持ブラケット53の穴185(図39)を通って伸長して、ロック要素202(図48)へ押しばめられる。装着位置において、スプリング210(図50)はハブ203と係合し、詳細に言えば、選択された位置において、ピボットロッド201を保持するため摩擦を発生するタブ214と、ロック要素202 と係合する。背もたれ直立支持ブラケット53が完全直立位置にあると、背もたれロック機構200は、背もたれロック位置(図50)と背もたれロック解除位置との間を回転される。ロック位置において(図50)、ノッチ207は固定ハウジング52の後部フランジ70と係合し、背もたれ直立支持ブラケット53の後方傾斜運動を防止する。ロック解除位置(図51)において、背もたれ直立支持ブラケット53は、さらに後方傾斜運動を防止するため、第二ノッチ208が後部フランジと係合する前に、完全傾斜位置へ回転される。背もたれロック機構200'が、複数の選択可能な停止位置を設定するため複数の足部204'のノッチ220を有する多段ロック要素202'を有することを除いて、エネルギーモジュール32B(図2)は、背もたれロック機構200 にほぼ似ている変形背もたれロック機構200'(図53)を有する。複数のタブ209'が、選択された位置においてロック要素202'を保持するハブ20 3'に配置されている。あるいは、摩擦発生器が、選択された位置において背もたれロック機構200'を保持するためにロック要素202'の軸端に背馳されることが考慮されている。エネルギーモジュール32A(図2)は、背もたれ直立支持ブラケット53にロック機構200または200'を有していない。シート支持モジュール34(図54〜55)は、調節不能シート支持ブラケット225を有する。シート支持ブラケット225(図56〜58)は、側壁22 6と227、前壁228、および開孔229'を有するシート係合上部プレート229を有する。シート係合上部プレート229は、シートを係合するコネクター40を形成している穴232のある、四角形の平坦な構造を形成している立ち上がって分岐した相対するフランジ230と231を有する。側壁226と22 7は、それぞれ、正方形の穴235を有する尾状フランジ233と234を有する。尾状フランジ233と234は、耳状フランジ192(および193)と対応する側壁181(および182)との間の空間197(図45)内に組み合わせ可能にはまるような形状である。正方形の穴235は、耳状フランジ192( および193)の穴196と対応する側壁の穴184と容易に一直線に並ぶ。シート支持ブラケット25が、シート組立の構造皿と一体に形成され、従って、茎状シート支持ブラケットが必ずしも限定されるものでないことは十分に考慮されている。具体的には、シート支持ブラケット225は、シート組立の一部として、鋳型成形されるか、押し成形されるか、または強固に取り付けられる。また、 調節不能なシート支持ブラケット225は、後述の同期傾斜ブラケット270と比較される状態で同期傾斜動作を行うことを付け加える。同期傾斜ブッシング240(図59〜60)は、中空部241とフランジ状端部242を有する。中空部241は、尾状フランジ233と234(図56,5 8)の正方形穴235を相互ロックで回転不能に係合する、正方形パターンを形成している放射状のフランジ242を有する。片側に形成されたノッチを有する丸い穴など、他のキー付き穴構造が、正方形の穴の代わりに使用することが出来ることを付記する。このような場合、同期傾斜ブッシング(240)は、新しい穴構造と相互ロックで係合するのに使用される。リング状の隆起部243(図6 0)が、中空部241の穴に沿った中間に形成されている。ピボットピン44( 図61)は、それぞれ、シャフト245とフランジ状端部246を有する。リング状凹み247がシャフト243の中間に配置されている。ブッシング中空部分241の隆起部243(図60)は、ピボットピン44をブッシング240内に保持するために、相互干渉はめ合いでピボットピン44の凹みと組み合わせ可能に係合する。しかし、ピボットピン44は取り外し可能であり、適切な道具で弛められる。装着されると、ピボットピン44は、共通の傾斜軸62を形成する( 図54)。ピボットピン44は、尾状フランジ233(および234)を、耳状フランジ192(および193)と直立壁181(および182)の間の空間に、ピボットピン44を共通傾斜軸62と平行に軸方向へ保持するUリンク状の配置で保持する。調節不能なシート支持ブラケット225(図57)の前壁228は、その下縁の近くに細長い開孔250を有する。 T字形断面の細長い同期傾斜ブッシング2 51(図62)は、シート支持ブラケット225の前壁228を開孔250において逆方向へ係合するための、顎253のある突出面252を有する。詳細には、フランジ状後端254とそれに相対する顎253とは、ブッシング251を開孔250に保持するため、相互に向かい合っている。突出面252は、開孔25 0を通って突き出るように形成されており、顎253は、フランジ状後端254 に抗して前壁228へスナップロックするように形成されている。凹み255が、固定ハウジング52の前部フランジ78を組み合わせ可能に受けるため、同期傾斜ブッシング251の後端に形成されている。ブッシングと251と前部フランジ78が係合することより、シート傾斜軸61が形成される。背もたれ傾斜軸54、シート傾斜軸61、および共通軸62の位置関係は、背もたれ直立支持ブラケット53が完全直立位置にあるとき、ほぼ直線である(図63)。これは、軸54と61を通って伸長している線260と、軸54と62 を 通って伸長している線261とにより示されている。背もたれ直立支持ブラケット53が完全傾斜位置へ向かって移動すると、共通軸62は、軸57と61 とを結ぶ線に対し中心を越えて移動する。これは、図64において、線260と261との位置整合(すなわち、背もたれ直立支持ブラケット53が中間傾斜位置にある)により、図65において、線260と261の逆転(すなわち、背もたれ直立支持ブラケット53が完全傾斜位置にある)により示される。この近似位置整合の構成は、凹み255内の前部フランジ78の最小の移動を行い、この移動は図62の矢262により表される。顕著なことは、共通軸62が、完全傾斜位置(図65)にある線260より下にある量と、完全直立位置(図63)にある線260の上にある量とがほぼ同じに位置していることである。この対称性は、並進運動262も最小にし、従って、上部フランジ78における摩耗を最小にする。共通軸62(すなわち、ピボットピン44の使用により)を背もたれ直立支持ブラケット53の両側に位置付けることにより、軸62は、エネルギーモジュール30の他の構成要素との干渉もなく、低いコンパクトな輪郭(すなわち、全垂直寸法が低い)を有するエネルギーモジュール30の中間位置に位置付けられる。従って、椅子制御器30は、低く、すっきりした美的感覚のある輪郭を備えている、比較的に薄い垂直寸法で設計することが出来る。制御モジュール、 特に、幾つかの調節特徴を有するこれらモジュールは、その上、複数の内部部品が収容されなければならないとしても、美感的に受け入れられるすっきりした外観を備えていなければならない。従って、ピボットピンの付加とその配置は重要でない。また、耳状フランジ192(および193)と直立側壁181(および182)との間に尾状フランジ233(および234)をUリンク状に配置する構造により、たとえ、ピボットピン44が比較的に長さが短くても、ピボットピン44の安定性が維持される。シート角度調節可能なシート支持部34A(図69〜70)は、固定ハウジング52(図92)の上部フランジ78に軸回転可能に取り付けられるように構成され、かつ耳部フランジ57(すなわち共通軸62)に軸回転可能に取り付けられるように構成された同期傾斜ブラケット270を有する。シート係合/角度調節可能なシート支持ブラケット272(図70)は、椅子組み込みシート支持部34A上で正規な完全直立位置に腰掛けている人の重量の投影中心の下に配置されたシート角度調節軸273における同期傾斜ブラケットへ軸回転可能に固定されている。これにより、シート支持ブラケット272は、椅子に腰掛けている人のから前後に偏倚することなく、実質的に角度調節される。シート角度調節機構274は、同期傾斜ブラケット270とシート支持ブラケットとの間の相対的角度を調節するために、同期傾斜ブラケット270とシート支持ブラケット272 との前部の間に動作可能に取り付けられる。詳細には、同期傾斜ブラケット270(図71〜73)は、U字形であり、アーム275と276の前端に配置された横断C字形部材277により接続された平行なアーム275と276を有する。アーム275と276は、シート支持ブラケット225(図56)の尾状フランジ233(および234)にほぼ似ている形状の後端部278と279を有する。整列した正方形の穴80(図73)は、同期傾斜ブッシング(240)を受けるために、後端部278と279に配置されている。同期傾斜ブラケットアーム275と276は、背もたれ直立支持ブラケット53(図92)の両側に組み合ってまたがるように、間隔をおいて離れており、横断部材277を前部フランジ56に配置するように十分に伸びている。一組の整列したピボット穴281(図73)が、シート角度調節軸273を形成するために、平行なアーム275と276に沿った中間に形成されている。同期傾斜ブラケット270の横断C字形フランジ部材277(図71〜73) は、C字形同期傾斜ブッシング283(図74〜76)を受けるために、後方へ向いているポケット282を形成している。ブッシング283が摩擦でポケット282に保持されるように、同期傾斜ブッシング283は、ポケット282と滑動的に組み合わせて係合するような形状をした外面を形成しているリブ284を有する。くぼみ285が、ブッシング283の後面に形成されており、くぼみ2 85は、図77と78に示されているように前部フランジ78を受けるように構成されている。図77に示されているように、間隙寸法D1が前部フランジ78 とポケット282の内面との間に形成されている。間隙寸法D1はまた、背もたれ直立支持ブラケット53が完全傾斜位置にあるときも形成される。背もたれ直立支持ブラケット53が中間位置にあるとき(図78)、間隙寸法D2が形成される。図77と78に示されているように、寸法D1は寸法D2より大きいが、 実際には、寸法D1とD2との差(即ち相対的運動)は、比較的に小さい。また、背もたれ直立支持ブラケット53が中間位置にある場合発生する実際の間隙寸法D2は、望むならば、締まりばめへ減少される。シート支持部34Aのシート係合シート支持ブラケット272(図87と88 )は、側壁287と288、前壁289、および開孔290'を有する上部パネル290を有する。シート支持ブラケット272は、シート支持ブラケット22 5(図54)と一般に似ているが、側壁287(および288)は、同期傾斜ブラケットアーム275(図92)を側壁287と背もたれ直立支持側壁181との間に組み合わせて受けるように、およびそのほかの同期傾斜ブラケットアーム(276)を対応する向かい合いの側壁(288)と背もたれ直立支持側壁(2 26)との間に組み合わせて受けるように少し広く間隔をおいて離れている。側壁87と288(図70)は、掛け金部材301の端を受けるように整列した細穴291を有する。シート支持ブラケット272は、同期傾斜アーム275と2 76の穴292と、シート支持ブラケット286の側壁287と288の対応する穴293と係合するピボットピン286により、同期傾斜ブラケット272へ軸回転可能に固定されている。回転のシート調節軸が人の重量により悪影響受けないように、ピボットピン286は、好適に、椅子20に腰掛けた人の重量の中心か、またはすぐ近くに配置されている。これにより、シートに腰掛けているときでも、シートの角度は比較的に容易に、安全に調節される。シート角度調節機構274(図70)は、同期傾斜ブラケット286の上部に強固に取り付けられた、型成形された角度を形成する停止ブロック300と、角度形成ブロック300と軸回転可能に係合するピボットピン295により、シート支持ブラケット286の内側ブラケット294へ回転可能に取り付けられた掛け金部材301とを有する。詳細には、ブロック300(図82〜86)は、底に形成された離散ノッチ303を有する階段面302を有しており、ノッチ30 3は、掛け金部材301により開放可能に係合されている。ブロック300は、 面305から本体部304へ直角に伸長している一組のねじ穴306のある底面305を有するほぼ四角形の本体部304を有する。ねじ307(図70)は、 階段ブロックを同期傾斜ブラケット270の上部へ固定するように、横断C字形部材277の上部ウェブ309を通り穴307へ伸長している。ブロック300 の端部のタブ310(図86)は、底面305の下方へ伸長して、横断部材27 7を捕らえる。溝312が、ブロック300の上面313に形成され、円弧状のリーフスプリング314(図70)が組み合わせて溝312へはまる中間部31 6を有するように構成されている。リーフスプリング314の湾曲した端部31 7と318は、シート支持ブラケット286の上部プレート290の下側と係合して溝312の上方へ伸張している。従って、リーフスプリング314は、シート支持ブラケット286を標準的に後方へ傾斜した位置へ偏倚する。階段付き面302は、ブロック300で後方へ向いている。階段付き面302は、後述するように、掛け金部材301の交代を行うように斜めになっている。掛け金部材301(図79〜81)は、掛け金ブラケット320と掛け金ブラケット320へ溶接された曲がったロッドハンドル321とを有する。掛け金ブラケット320は、ハンドルの離れた端部324に穴323を有する、伸びた掛け金プレート322を有する。ピボットピン275(図70)は、掛け金プレート322の穴323とブラケット294の穴295'(図88)とを通って、伸長し、伸びたプレート322をシート支持ブラケット壁287に沿ってシート支持ブラケット286へ軸回転可能に接続している。補強フランジ326(図80 )は、掛け金プレート322の後端に沿って伸長している。コイルスプリング3 27(図70)は、ピボット295に取り付けられ、スプリング端部を有し、前記端部は、フランジ326とシー誌支持ブラケット286と係合して、掛け金部材301を偏倚し、ブロック300の階段付き面302と掛け金係合させる。掛け金プレート322の前縁328(図80)は、階段付き面302(図82)と組み合わせ係合するように構成されたノッチ329を有する刃状前面を有する。階段ブロック301の表面を横切って形成された傾斜の起伏は、掛け金部材が係合解除位置へ軸回転されるとき、掛け金プレート322(図70)と表面302 との間に起こる望ましくない干渉を防止する。掛け金部材301は、固定ハウジング52に対しシート角度位置を調節する引っ込んだ係合解除位置と、掛け金プレート322が選択されたノッチ303と係合される係合位置との間を軸回転下、移動する。シート支持ブラケット286の側壁288の細穴291は、掛け金部材301のハンドル形成端部を受ける。細穴331は、掛け金301を水平面において安定させ、掛け金301の前後運動を制限し、さらに、掛け金プレート322をブロック300との係合から外して、傾斜させ、滑らせる掛け金部材3 01の望ましくない回転を防止する。シート角度調節機構274(図91)を作動するため、掛け金部材301のハンドル端部321は、方向296へ後方に移動されて、掛け金部材301を掛け金解除し、ブロック300との傾斜を解除する。次に、シート支持ブラケット2 72は、シート角度調節軸273(図92)の回りを所望のシート角度へ軸回転される。リーフスプリング314(図70)は、シート支持ブラケット272を上方へ偏倚するが、人には軸273の上方に位置する重量中心(GのC)がないので、スプリング314は人の重量を支持する必要はなく、スプリング314は、比較的低い力で製作されている。次に、掛け金スプリング327が掛け金部材301を偏倚して、ブロック300との係合へ戻すように、掛け金部材301は解除される。リーフスプリング314の上方偏倚は、シート角度調節機構299 内の望ましくないガタガタ音も防止し、さらに、許容出来る感じを椅子20を使用している人に調節中に与える。示されたシート深さ調節シート支持部34B(図94)は、変形され、強化された前部フランジ係合同期傾斜ブッシング283を有する同期傾斜ブラケット2 70、シート支持ブラケット333、シート角度調節機構274、および自動支持ブラケット333と滑り係合するシート係合深さ調節可能な機構を有する。このようにして、シート支持部34Bは、角度調節可能であり、深さ調節可能である。しかし、述べた部品は、機構74の一部又はすべてを除くことにより深さ方向にのみ(および角度でなく)調節出来るシート支持部を提供することは、容易に適応出来ることを付記しておく。特に、シート支持ブラケット333(図94)は、シート支持ブラケット27 2にほぼ類似しているが、シート支持ブラケット333は、シート支持ブラケット333の向かい合っている側部に沿って取り付けられたJ字形レール335を有するように変形される。 J字形レール335は、軌道337を形成している下方へ伸長している丸められたフランジ336を有する。シート係合ブラケット3 34は、剛性のある構造を形成するように一組の平行なトランスバース支柱33 9により相互に接続された一組の平行な側部部材338を有する。平行な側部部材338は、それぞれ、軌道337と組み合わせ係合するガイドを形成しているC字形縁340を有する。このようにして、シート係合ブラケット334は、前後の移動のため、に軌道337と伸縮自在に、滑り係合し、従って、背もたれ( 24)に対するシート(26)の深さを調節する(図1)。ストッパー340' (図94)は、シート支持ブラケット333の上部プレート333'から上方へ伸長し、シート支持ブラケット334の前後移動を限定するためにトランスバース部材339と係合する。上部プレート333'は、開孔333”を有する。 シート係合ブラケット334を選択された深さ位置にロックする深さ掛け金機構341(図94)は、ピボット形成部343へ曲げられたロッド342とハンドル受け部344とを有する。U字形ブラケット345(図95)は、シート支持ブラケット333の側壁287へ取り付けられている。U字形ブラケット34 5は、一組の水平に整列した穴346を有し、ロッド342のピボット形成部3 43は、穴346を通って伸長されている。歯状片347(図94)は、ロッド342の端に固定されている。一連のノッチ348が、軌道337の側部のフランジ336に形成されており、歯状片347がロッド342により立ち上がった係合位置へ軸回転されると、歯状片347は、選択されたノッチ348を開放可能に係合するように指向する。あるいは、歯状片347は、ロッド342を上方へ引き上げることにより、従って、歯状片347を一連のノッチ348から外れて下方へ回転することにより、開放された位置へ移動される。スプリング349 (図94)は、歯状片347に隣接したロッドピボット形成部343にも配置されている。スプリング349は、歯状片をノッチ348の選択された一つとの係合へ向かって偏倚するように、側壁287と歯状片347と係合する向かい合っているスプリングの端部を有する。 多くの背もたれ組立構成がよく考えられている。背もたれ組立24(図98) は、U字形直立部分組立350と、背もたれ直立部分組立350へ取り付けられたクッション部分組立352とを有する。詳細には、U字形直立部分組立350 は、トランスバース部分を形成するように曲げられた、連続した管353と、一対の上方へ伸長している部分354と355とから成っている。クッション部分組立352は、一対の上方へ伸長している部分354と355へ固定されている。C字形金属板製ブラケットの相対する脚358と359が突き当たって係合するように、箱357は、前記ブラケットをトランスバース部353の回りに曲げることにより、形成されている。脚358と359は、接触線360と361に沿って一体に溶接されている。中心部分362と363は、内方へ押し下げられて接触し、位置364に一体にスポット溶接されている。相対する脚358と3 59は、四角形パターンの隅365を有する断面を形成しており、このパターンは、雌コネクター38をエネルギーモジュール32の背もたれ直立支持ブラケット53に組み合わせ係合するコネクター39を形成する。取り付け穴370は、 組立を強固に一体に保持するようにねじを受けるため、取り付け穴371に対応するパターンで背もたれ直立支持ブラケット構造体53に設けられている。多数の異なる背もたれ直立コネクター構成が考慮されている。例えば、背もたれ直立組立376(図99)は、U字形背もたれ管353/354/355のトランスバース部分252へ取り付けられたU字形管部材377を有する。 U字形部材377の脚378は、正方形隅部365を形成しているコネクター390の四角形パターンを形成している正方形管部から間隔をおいて離れている。他の直立部380(図100)は、その四角形隅部365の形状において箱3 57と比較される箱状コネクター/構造381を有する。細穴382が、箱38 1の前壁383と後壁384に形成されている。背もたれ直立部385は、細穴382と滑り係合するように構成された、前方へ伸長している部286'のある刃状部を有する。穴386が、刃状部386を所望の位置に掛け保持するようにボルト(示されていない)を受けるため、上部壁387と底部壁388に形成されている。他の背もたれ直立部389は、正方形断面に形成された各端部393と394 を有する一組の平行なJ字形管391と392を有するコネクター構造体390 (図101)から成っている。正方形管の端部393と394は、支柱395により相互接続されている。端部393と394の隅は、雌コネクター38を背もたれ直立支持ブラケット53に係合するため、雄コネクター39を形成する形状の四角形パターンの隅部365を形成している。他の背もたれ直立部399は、J字形中心パネル403の各側部に沿って形成されたU字形強化フランジ401と402を有する金属板ブラケットを有するコネクター構造体400(図102)を有する。 J字形部は、成形工程中に強化フランジ401と402に沿って金属板の変形により堅固な部材を形成している。フランジ401と402の四角形の隅365は、構造体400が、雌コネクター38を背もたれ直立支持ブラケット52(図2)に組み合わせ係合するように構成された四角形パターンの隅365を形成するように、雄コネクター39を形成している。さらに他の背もたれ直立部404は、中空部353/354/355を有するU字形管407の回りに形成された箱406を有するコネクター構造体405( 図103)を有する。箱406は、直角に関係づけられた壁408,409,4 10,および411を有し、上下の壁408と410は、強化されず間隔をおいて離れている。これにより、上下の壁408と410は柔軟で、従って、構造体405へ取り付けられた背もたれクッション組立のある程度の弾性運動を行うが、この弾性運動は、椅子制御器へ取り付けられたときね箱406がコネクター3 8から伸長している伸長部の機能であり、コネクター38への上下の壁408と410との取り付けの剛性の機能であることを付け加えておく。箱406は、コネクター39を形成している隅365を有する。前述の一つ以上の背もたれ直立部を組み入れている多数の異なる背もたれとシート部分組立が、よく考慮されている。背もたれ組立24とシート組立26(図3)は分離した単体であり、背もたれ組立24は、コネクター38への接続のために使用されるコネクター39を背もたれ直立支持ブラケット53に形成している直立部350を有し、シート組立26は、コネクター40への接続のためのコネクター41をシート支持部34に形成している構造シート受け板414を有する。クッションと織物は、本発明の理解には必要ないが、従来の方法で背もたれ組立24とシート組立26とに施される。対照的に、背もたれとシートの組立の背もたれ24Aとシート26Aは、実質的に独立した単体であるが、接続の一段を備えている材料のウェブ420により相互に接続されている。また、背もたれとシート組立27(図3)は、背もたれ24Bを弾性的に支持するために使用される弾性構造外板425をシート26Bに組み入れている。このような外板は、 広く譲受された米国特許第5,385,388号、1995年1月31日発行、 フェイクス他、に開示されている。組立24B/26Bは、さらに、垂直調節の背もたれ24Bに動作可能に取り付けられた手動調節可能な腰部支持部426を有する。腰部支持部426は、並進腰当て427、トランスバース回転可能なロッド428、およびロッド428の調節ホィール429が選択された方向へ回転されると、腰当て427を垂直に移動するラックビニオン歯車装置などの摩擦係合構造を有する。背もたれを支持する直立部430は、直立構造体389(図1 01)と似ていないことはない。さらに他の背もたれとシート組立27B(図3 )は、直立構造体389に似た、背もたれを支持する直立構造体24Cを有する。一組のリーフスプリング437は、背もたれ24Cのさらに快適で弾力性のある支持を行うように背もたれ439を直立構造体436に支持するため、直立構造体436の上部438へ取り付けられている。シート26Cは、前述のように、選択された椅子制御器のシート支持ブラケットへ取り付けられている。アーム28,28A,および28B(図4)は、シート部分組立または固定ハウジング52の底部へ取り付けるように構成された下部445をそれぞれ有する各種のタイプから成っている。詳細には、アームは、T字形の垂直調節可能なアーム28、回転可能なパッド440と垂直伸縮自在で伸長可能な支柱441を有する多位置アーム28A、および構成された環状アーム28Bから成っている。アーム28は、前述の米国特許第5,385,388号に開示されている。基部組立31,31A、31Bは、次の脚のタイプから成っている:5脚キャスター支持基部451へ取り付けられた空気圧ガススプリング高さ調節可能脚5 0、5脚キャスター支持基部454へ取り付けられた機械的駆動スクリュータイプ高さ調節可能な脚453、および転動不能基部456へ取り付けられた固定高さ脚455。選択された特徴を有する無数の椅子が、図104に示されたように、共通部品により製作される。各種の背もたれとシート組立が、多様な選択されたアームと多様な選択された基部組立体と容易に組み合わせられる。重要なこととして、椅子制御器は、選択されたエネルギーモジュールと、選択されたシート支持モジュールとから選択的に組み立てられ、外観がただ美観的に異なることよりも多くのものを有するが、調節性と機能的性能において広く異なるものも有する椅子を提供することが出来る。その上さらに、椅子は、多様なニーヅを満足する組立の後でも、適合し、または品質向上することが出来る。有利なことに、さらに、モジュール組立により、製造者は量産の利点を得、一方で、共通部品の使用により在庫の投資を最小にし、さらに、製造工程の混乱を起こすことなく、実質的に絶え間ない再設計と改善を行うことが出来る。製造の方法(図105)は、エネルギーモジュールとシート支持モジュールとを含む椅子制御モジュールのメニューと、基部組立、背もたれとシートの組立、 およびアーム組立を組み合わせるメニューとを提供することから成っている。顧客が希望の特徴を選択すると(ステップ470)、適切なエネルギーモジュールとシート支持モジュールが、希望の特徴と性能特性を備えるように選択される( ステップ471)。これらの構成要素は、椅子制御器へ組み立てられる(ステップ472)。次に、選択された基部組立、アーム組立、およびシートと背もたれ組立が選択され(ステップ473)、品質管理と構成要素のコンパクトな出荷を容易にするように、希望の範囲に組み立てられる。次に、構成要素は、出荷され(ステップ475)、現場で組み立て、仕上げられる(ステップ476)。注目に値するほどに、修理及びまたは品質向上が、ピボットピン(44)を一時的に取り外し、要望通りに個々のモジュールを交換することにより、希望通りに行われる。本発明を説明したが、好適な実施の形態がここに開示されたとはいえ、他の変形と実施の形態が、本発明の精神から逸脱することなく活用されることは理解されなければならない。従って、本発明は、示された実施の形態にのみ限定されるものではない。

    【手続補正書】特許法第184条の8第1項【提出日】1997年6月10日【補正内容】 請求の範囲 19. 前記ピボット形成フランジが前記背もたれ直立支持ブラケットの相対する側部に配置されたピボット形成穴を有し、前記ピボット形成穴が前記背もたれ直立支持ブラケットと前記交換可能なシート支持モジュールとの回転の共通軸を形成し、前記共通軸が前記背もたれ直立支持ブラケットを通り伸長していることを特徴とする請求項14に記載のキット。 20. 前記ピボット形成フランジと係合のため構成された取り外し可能なピボットピンを有することを特徴とする請求項14に記載のキット。 21. 固定ハウジングと; 前記固定ハウジングに回転可能に接続され且つ第一ピボット受け構造体を有する背もたれ直立支持ブラケットと; 前記背もたれ直立支持ブラケットに取り外し可能に取り付けられるように構成され且つ前記第一ピボット受け構造体と一直線に整列が可能な第二ピボット受け構造体を有するシート支持部と; 前記シート支持部を前記背もたれ直立支持ブラケットへ軸回転可能に固定するため前記第一と第二ピボット受け構造体と軸回転可能に係合する取り外し可能/ 締まりばめピボットピンと を備え、前記ピボットピンは前記シート支持部が容易に取り外されかつ交換されるようにこの同期傾斜椅子制御器から取り外され、前記第一ピボット受け構造体が前記第二ピボット受け構造体を受ける空間を形成している内側と外側のフランジの組から間隔をおいて離れており、前記内側と外側のフランジの組のそれぞれが前記第二ピボット受け構造体の相対する側部に前記ピボットピンの一つを支持するU字形構造を形成していることを特徴とする同期傾斜椅子制御器。 22. 前記第一ピボット受け構造体が前記背もたれ直立支持ブラケットの相対する側部に配置されたピボット形成穴を有し、前記ピボット形成穴が前記背もたれ直立支持ブラケットと前記シート支持部との回転の共通軸を形成し、前記共通軸が前記背もたれ直立支持ブラケットを通って伸長し、前記ピボットピンが前記背もたれ直立支持ブラケットの外部から取り外されることを特徴とする請求項2 1に記載の同期傾斜椅子制御器。 23. 前記シート支持部が前記背もたれ直立支持ブラケットに接続された同期傾斜ブラケットと前記同期傾斜ブラケットに動作可能に接続されたシート調節機構とを有することを特徴とする請求項22に記載の同期傾斜椅子制御器。 24. 前記シート支持部がシート調節機構を有することを特徴とする請求項2 1に記載の同期傾斜椅子制御器。 25. 前記シート調節機構がシート角度調節機構を有することを特徴とする請求項24に記載の同期傾斜椅子制御器。 26. 前記シート調節機構がシート深さ調節機構を有することを特徴とする請求項24に記載の同期傾斜椅子制御器。 27. 固定ハウジングと; 前記固定ハウジングに回転可能に接続され且つ第一ピボット受け構造体を有する背もたれ直立支持ブラケットと; 前記背もたれ直立支持ブラケットに取り外し可能に取り付けられるように構成され且つ前記第一ピボット受け構造体と一直線に整列が可能な第二ピボット受け構造体を有するシート支持部と; 前記シート支持部を前記背もたれ直立支持ブラケットへ軸回転可能に固定するため前記第一と第二ピボット受け構造体と軸回転可能に係合する取り外し可能/ 締まりばめピボットピンと を備え、前記ピボットピンは前記シート支持部が容易に取り外されかつ交換されるようにこの同期傾斜椅子制御器から取り外され、前記ピボットピンは締まりばめのために不規則な外面を含むことを特徴とする同期傾斜椅子制御器。 28. 前記不規則な外面は凹部を含むことを特徴とする請求項27に記載の同期傾斜椅子制御器。 29. 基部組立体と; 背もたれと; 前記背もたれが完全直立位置と完全傾斜位置との間を背もたれ傾斜軸の回りで回転するように前記背もたれを前記基部組立体に回転可能に接続するエネルギーモジュールと; 完全直立位置に対応する第一位置と完全傾斜位置に対応する第二位置との間をシート傾斜軸の回りで回転し得るように前記エネルギーモジュールに回転可能に接続された同期傾斜ブラケットと; 共に回転するように前記同期傾斜ブラケットに接続され、椅子の上に座っているときに使用者が手動で調節し得るように構成され且つラッチとこのラッチを操作するための横方向に延びたハンドルを含む前記同期傾斜ブラケットに動作可能に接続された調節可能なシート支持モジュールと; 前記シート支持モジュールに固定されたシートと を備えたことを特徴とする調節可能な椅子。 30. 前記調節可能なシート支持モジュールがシート角度調節機構を有することを特徴とする請求項29に記載の調節可能な椅子。 31. 人が椅子に腰掛けている間、人の重量が角度調節に必要な努力に悪影響を与えることなく、前記基部組立に対する前記シートの関係位置が調節されるように、前記調節可能なシート支持モジュールが、前記第一完全直立位置において前記シートに腰掛けている人の重量中心のほぼ下に位置しているシート角度調節軸を形成することを特徴とする請求項30に記載の調節可能な椅子。 32. 前記同期傾斜ブラケットがU字形状であることを特徴とする請求項31 に記載の調節可能な椅子。 33. 前記調節可能なシート支持モジュールがシート深さ調節機構を有することを特徴とする請求項32に記載の調節可能な椅子。 34. 前部フランジを有する固定ハウジングと; 前記前部フランジから間隔をおいて離れている背もたれ傾斜軸の回りを軸回転するように前記固定ハウジングに軸回転可能に取り付けられ、完全直立位置と完全傾斜位置との間を移動自在で且つ前記前部フランジと前記背もたれ傾斜軸とから間隔をおいて離れた第一開孔付きフランジを有する背もたれ直立支持ブラケットと; 前記前部フランジを受け且つ捕らえて、低摩擦非静止シート傾斜軸を形成する前部フランジ傾斜軸受けを有すると共に前記第一開孔付きフランジと整列しかつ共通軸を形成する第二開孔付きフランジを有する同期傾斜ブラケットと; 前記第一開孔付きフランジ及び第二開孔付きフランジと取り外し可能に係合し且つ前記同期傾斜ブラケットを前記背もたれ直立支持ブラケットに軸回転可能に固定すると共に締まりばめを形成している周囲の凹みを含む締まりばめピボットピンと を備えたことを特徴とする椅子等の同期傾斜制御器。 35. 前記同期傾斜ブラケットがU字形であることを特徴とする請求項34に記載の同期傾斜制御器。 36. 前記第一開孔付きフランジが前記背もたれ直立支持ブラケットの相対する側部に配置されたピボット形成穴を形成し、共通軸が前記背もたれ直立支持ブラケットを通って伸長するように、前記ピボット形成孔が前記共通軸を形成していることを特徴とする請求項35に記載の同期傾斜制御器。 37. 前記背もたれ直立支持ブラケットが前記完全直立位置と完全係合位置との間を軸回転されるとき、前記共通軸が前記背もたれ傾斜軸と前記シート傾斜軸とを接続する線に対し中心上方を移動することを特徴とする請求項36に記載の同期傾斜制御器。 38. 前部フランジを有する固定ハウジングと; 前記前部フランジから間隔をおいて離れている背もたれ傾斜軸の回りを軸回転するように前記固定ハウジングに軸回転可能に取り付けられ、完全直立位置と完全傾斜位置との間を移動自在で且つ前記前部フランジと前記背もたれ傾斜軸とから間隔をおいて離れた第一開孔付きフランジを有する背もたれ直立支持ブラケットと; 前記前部フランジを受け且つ捕らえて、低摩擦非静止シート傾斜軸を形成する前部フランジ傾斜軸受けを有すると共に前記第一開孔付きフランジと整列しかつ共通軸を形成する第二開孔付きフランジを有する同期傾斜ブラケットと; 前記第一開孔付きフランジ及び第二開孔付きフランジと取り外し可能に係合し且つ前記同期傾斜ブラケットを前記背もたれ直立支持ブラケットに軸回転可能に固定すると共に締まりばめを形成している不規則な外面を含む締まりばめピボットピンと を備えたことを特徴とする椅子等の同期傾斜制御器。 39. 固定ハウジングと、前記固定ハウジングに回転可能に接続された背もたれ直立支持ブラケットと、エネルギー源とを有し、前記エネルギー源が前記背もたれ直立支持ブラケットを完全直立位置へ偏倚することにより前記背もたれ直立支持ブラケットが完全直立位置と完全傾斜位置との間を移動するエネルギーモジュールと; 前記固定ハウジングに回転可能に固定された一端と前記背もたれ直立支持ブラケットへ軸回転可能に固定された第二端とを有する同期傾斜ブラケットと; 人がシートに腰掛けている間、人の重量が調節を行うに必要な努力に悪影響を与えることなく、前記基部組立に対するシートの関係位置が調節されるように、 前記調節可能なシート支持部へ取り付けられたシートに腰掛けている人の重量中心のほぼ下に位置したシート角度調節軸を形成する前記角度調節可能なシート支持部と を備え、前記角度調節可能なシート支持部はラッチとこのラッチを操作するために横方向に延びたハンドルとを含み、使用者は座りながらラッチを操作できることを特徴とする同期傾斜椅子制御器。 40. 前記同期傾斜ブラケットがU字形であることを特徴とする請求項39に記載の同期傾斜椅子制御器。 41. 前記同期傾斜ブラケットを前記背もたれ直立支持ブラケットへ接続する取り外し可能なピボットピンを有することを特徴とする請求項40に記載の同期傾斜椅子制御器。 42. 固定ハウジングと、前記固定ハウジングに回転可能に接続された背もたれ直立支持ブラケットと、エネルギー源とを有し、前記エネルギー源が前記背もたれ直立支持ブラケットを完全直立位置へ偏倚することにより前記背もたれ直立支持ブラケットが完全直立位置と完全傾斜位置との間を移動するエネルギーモジュールと; 前記固定ハウジングに回転可能に固定された一端と前記背もたれ直立支持ブラケットへ軸回転可能に固定された第二端とを有する同期傾斜ブラケットと; 共に回転するため前記同期傾斜ブラケットに接続されると共にシートの前後調節を前記同期傾斜ブラケットに対し行う滑り調節可能なシート係合支持ブラケットを有する前記シート深さ調節可能なシート支持部と を備え、前記シート深さ調節可能なシート支持部はラッチとこのラッチを操作するために横方向に延びたハンドルとを含み、使用者は座りながらラッチを操作できることを特徴とする同期傾斜椅子制御器。 43. 前記同期傾斜ブラケットを前記背もたれ直立支持ブラケットへ接続する取り外し可能なピボットピンを有することを特徴とする請求項42に記載の同期傾斜椅子制御器。 44. 前記同期傾斜ブラケットがU字形であることを特徴とする請求項43に記載の同期傾斜椅子制御器。 45. 固定ハウジングと; 完全直立位置と完全傾斜位置との間を背もたれ傾斜軸の回りで移動するように前記固定ハウジングに回転可能に固定された背もたれ支持ブラケットと; 前記背もたれ支持ブラケットを完全直立位置へ向かって偏倚するエネルギー源と; 前記固定ハウジングに軸回転可能に取り付けられ、ねじ付き部材を備えた第一脚と前記エネルギー源と動作可能に係合する第二脚とを有するベルクランクを有すると共に前記ねじ付き部材と係合し且つ前記固定ハウジングと回転可能に係合するねじ付きロッドを有する張力調節機構と を備え、前記ねじ付きロッドが回転して前記ねじ付き部材を前記ロッドに沿って移動し、従って前記ベルクランクを軸回転し、次に、前記エネルギー源の張力を変化させ、前記張力調節機構がスプリング係合ブラケットを有し、前記スプリング係合ブラケットが前記ベルクランクの前記第二脚を係合していることを特徴とする椅子制御器。 46. 前記エネルギー源がスプリングを含んでいることを特徴とする請求項4 5に記載の椅子制御器。 47. 前記スプリングがコイルスプリングを含んでいることを特徴とする請求項46に記載の椅子制御器。 48. 前記エネルギー源が第一及び第二スプリングを有し、前記第一と第二スプリングが前記スプリング係合ブラケットの相対する側部に配置されていることを特徴とする請求項45に記載の椅子制御器。 49. 前記張力調節機構が前記ねじ付きロッドの端部を係合する前記固定ハウジングに配置された軸受けを有することを特徴とする請求項45に記載の椅子制御器。 50. 前記第一脚及び第二脚が互いに異なった長さを有し、前記ベルクランクは前記エネルギー源の張力を変化させることを特徴とする請求項45に記載の椅子制御器。 51. 前記ねじ付きロッドがほぼ水平に置かれていることを特徴とする請求項45に記載の椅子制御器。 52. 固定ハウジングと; 完全直立位置と完全傾斜位置との間を背もたれ傾斜軸の回りで移動するように前記固定ハウジングに回転可能に固定された背もたれ支持ブラケットと; 前記背もたれ支持ブラケットを完全直立位置へ向かって偏倚するエネルギー源と; 前記固定ハウジングに軸回転可能に取り付けられ、ねじ付き部材を備えた第一脚と前記エネルギー源と動作可能に係合する第二脚とを有するベルクランクを有すると共に前記ねじ付き部材と係合し且つ前記固定ハウジングと回転可能に係合するねじ付きロッドを有する張力調節機構と を備え、前記ねじ付きロッドが回転して前記ねじ付き部材を前記ロッドに沿って移動し、従って前記ベルクランクを軸回転し、次に、前記エネルギー源の張力を変化させ、前記張力調節機構が前記ねじ付きロッドの端部を係合する前記固定ハウジングに配置された軸受けを有し、前記ねじ付きロッドの端部は前記軸受けに滑動可能に且つ回転可能に係合することを特徴とする椅子制御器。 53. 固定ハウジングと完全直立位置と完全傾斜位置との間を移動するように前記固定ハウジングに回転可能に固定された背もたれ直立支持ブラケットとを有する椅子制御器の張力調節装置であって、 背もたれ直立支持ブラケットを完全直立位置へ向かって偏倚するねじれスプリングと; 前記スプリングの端部と係合し、自由端に発生した摩擦が最小になり、これにより、前記張力調節機構を調節するに必要な調節力が最小になるように、低摩擦接触で前記固定ハウジングと回転可能に係合するように使用された自由端を有する、ほぼ水平に配置された調節可能なロッドを含む張力調節機構と を備え、前記張力調節機構が前記ベルクランクと係合するスプリング係合ブラケットを有することを特徴とする椅子制御器の張力調節機構。 54. 前記調節可能なロッドの前記自由端は、前記固定ハウジングと突き合った係合をするように適合されており、前記スプリングの張力は前記調節可能なロッドを前記接触点において前記固定ハウジングへ当てて動作可能に保持するように適合されていることを特徴とする請求項53に記載の張力調節装置。 55. 前記張力調節機構が前記接触点において前記固定ハウジングへ取り付けられるように適合された軸受けを有することを特徴とする請求項54に記載の張力調節装置。 56. 前記張力調節機構が前記調節ロッドと動作可能に係合する第一脚と前記張力スプリングと動作可能に係合する第二脚とを備えたベルクランクを有することを特徴とする請求項55に記載の張力調節装置。 57. 前記張力調節機構が前記調節可能なロッドに動作可能に接続された力低減器を有することを特徴とする請求項53に記載の張力調節装置。 58. 前記力低減器がレバーを有することを特徴とする請求項57に記載の張力調節装置。 59. 前記レバーがベルクランクを含んでいることを特徴とする請求項59に記載の張力調節装置。 60. 前記ベルクランクが固定ハウジングに軸回転可能に固定されるように構成されていることを特徴とする請求項59に記載の張力調節装置。 61. 基部と上部アクチュエータを有する垂直調節可能な脚部とを有する基部組立体と; 前記脚部と係合する固定ハウジングと; 垂直調節制御機構と を備え、前記垂直調節制御機構は、 前記固定ハウジングに軸回転可能に取り付けられると共に前記上部アクチュエータと係合する軸受け部、第一部分及び前記第一部分から間隔をおいて離れたハンドル形成第二部分を有するアームと; 前記固定ハウジングと前記第一部分を軸回転可能に支持する前記第一部分と係合すると共に、前記第一部分を再配置し、従って、前記固定ハウジングの前記アームのゆるみと遊びを除去するため前記上部アクチュエータに対し前記軸受けを再配置するように前記固定ハウジングの外部から調節可能な調節部材と を有し、前記ハンドル形成第二部分が軸回転されるときに前記軸受け部分が前記上部アクチュエータを起動するように、前記アームが前記固定ハウジングと前記調節部材の少なくとも一つと動作可能に係合することを特徴とする垂直調節可能な椅子。 62. 前記アームの前記第二部分が前記固定ハウジングと係合するピボット形成構造体を有し、前記ハンドルが第一方向へ移動されたとき、前記ピボット形成構造体が前記上部アクチュエータを起動するため前記アームを軸回転するように前記固定ハウジングと係合することを特徴とする請求項61に記載の垂直調節可能な椅子。 63. 前記アームが前記第一方向と反対の第二方向へ軸回転されるとき、前記アームが前記上部アクチュエータを起動するため軸回転されるように、前記調節部材が前記第一部分と係合することを特徴とする請求項62に記載の垂直調節可能な椅子。 64. 前記調節部材が前記固定ハウジングへスナップロックされるように構成されていることを特徴とする請求項61に記載の垂直調節可能な椅子。 65. 前記調節部材が前記アームの前記第一部分と滑り可能に係合する細孔を有し、前記細孔が前記アームの前記第一部分の所定の方向への移動を限定することを特徴とする請求項61に記載の垂直調節可能な椅子。 66. 前記調節部材が、前記細孔を形成している本体と、前記本体から伸長しているボスと、前記固定ハウジングを通って伸長し前記ボスと動作可能に係合する調節ねじとを有することを特徴とする請求項65に記載の垂直調節可能な椅子。 67. 前記固定ハウジングが、アクティブ穴と、前記調節ねじが前記アクセス穴を通る伸長可能なシャフトと、前記穴の回りで前記固定ハウジングと係合する拡大されたヘッドとを有することを特徴とする請求項66に記載の垂直調節可能な椅子。 68. 上部アクチュエータを備えた垂直調節可能な脚部と、この脚部に係合する固定ハウジングと、前記固定ハウジングに軸回転可能に取り付けられ且つ前記上部アクチュエータと係合するように適合されたアクチュエータ制御機構とを含む垂直に調節可能な椅子であって、 前記固定ハウジング及び前記アクチュエータ制御機構に係合すると共に、前記固定ハウジングの外部からの調節のために、前記上部アクチュエータに対し前記アクチュエータ制御機構を再位置づけして、前記上部アクチュエータに対し前記アクチュエータ制御機構の適切な調節を維持するように構成された調節機構を含み、前記アクチュエータ制御機構が第一部分と前記第一部分から間隔をおいて離れているピボット形成構造体とを有するアームを有し、前記ハンドルが第一方向へ移動されると、前記第一部分及び前記ピボット形成構造体の一方が、前記アクチュエータ部材と前記固定ハウジングの一つと係合して、前記アームを軸回転し、前記上部アクチュエータを起動するように、前記第一部分が前記アクチュエータ部材と係合し、前記ピボット形成構造体が前記固定ハウジングと係合することを特徴とする垂直に調節可能な椅子。 69. 前記調節部材が前記固定ハウジングへスナップ動作で取り付けられることを特徴とする請求項68に記載の椅子。 70. 前記調節部材が前記アームの第一部分を素縁可能に係合する細孔を有し、前記細孔が所定の方向への前記アームの前記第二部分の移動を限定するが、前記所定の方向への前記アームの移動を可能にすることを特徴とする請求項68に記載の椅子。 71. 固定ハウジングと、前記固定ハウジングに回転可能に接続された背もたれ直立支持ブラケットと、エネルギー源とを有すると共に、前記エネルギー源が前記背もたれ直立支持ブラケットを完全直立位置へ向かって偏倚することにより前記背もたれ直立支持ブラケットが完全直立位置と完全傾斜位置との間を移動する、エネルギーモジュールを用意し; 共通接続点において前記固定ハウジングと前記背もたれ直立支持ブラケットとへ軸回転可能な取り付けのためにそれぞれ構成された交換可能なシート支持モジュールであって、前記背もたれ直立支持ブラケットに回転可能に接続された調節不能なシート支持ブラケットを有する第一シート支持モジュールを有すると共に、前記背もたれ直立支持ブラケットに回転可能に取り付けられるように構成された同期傾斜ブラケットと前記同期傾斜ブラケットへ接続された調節可能なシート支持ブラケットとを備えた第二シート支持モジュールを有し、前記調節可能なシート支持ブラケットが前記調節可能なシート支持ブラケットの位置を前記同期傾斜ブラケットに対し変化させるため前記同期傾斜ブラケットに移動可能で調節可能に支持されている交換可能なシート支持モジュールを用意し; 前記交換可能なシート支持モジュールの一つを選択し; 前記一つの交換可能なシート支持モジュールを前記エネルギーモジュールに組み込み、 これにより異なる機能を有する異なるタイプの椅子制御器が共通部品から製作されることを特徴とする椅子制御器を構成する方法。 72. 交換可能なシート支持モジュールを用意する工程が第三シート支持モジュールを用意することから成り、前記第三シート支持モジュールがシート深さ調節機構を有し、および前記第二シート支持部がシート角度調節機構を有することを特徴とする請求項71に記載の方法。 73. 第二エネルギーモジュールを用意することを含み、前記第二エネルギーモジュールが背もたれ停止機構を含み、第一エネルギーモジュールがロック不能であり、選択と組み込みの工程が前記第一と第二のエネルギーモジュールの一つを選択することと、前記一つの交換可能なシート支持モジュールを前記選択されたエネルギーモジュールに組み込むことを含んでいることを特徴とする請求項7 1に記載の方法。 74. 前記交換可能なシート支持モジュールの選択された一つを前記エネルギーモジュールへ相互接続する取り外し可能なピボットピンを用意することを含み、組み込みの工程が前記一つの交換可能なシート支持モジュールと前記エネルギーモジュールとにより前記ピボットピンを係合することを含んでいることを特徴とする請求項71に記載の方法。 75. 基部組立体と、背もたれと、シートと、前記基部組立体を強固に係合する第一接続部、前記背もたれを動作可能に係合し且つ支持する第二接続部、及び第三接続部を有する椅子制御器とを用意し; それぞれ前記第三接続部と組み合わせて係合するように構成された標準化接続部を有すると共に前記シートを支持する標準化構造体を有し且つそれぞれ異なるシート調節特徴を備えている注文の調節機構を有する複数の異なるシート支持部を用意し; 前記複数の異なるシート支持部の一つを選択し; 前記基部組立体、前記背もたれ、前記シート、前記椅子制御器、および前記選択された一つのシート支持部を組み立て、 これにより、異なる機能を有する異なるタイプの椅子が共通部品から製作されることを特徴とする選択された特徴を有する椅子の組立方法。 76. 複数の異なる背もたれ組立体を用意し、組立のために前記複数の異なる背もたれ組立体のうちの一つを選択することを含んでいることを特徴とする請求項75に記載の方法。 77. 複数の異なるシートを用意し、組立のために前記複数の異なるシートの一つを選択することを含んでいることを特徴とする請求項75に記載の方法。 78. 複数の異なる基部を用意し、組立のために前記複数の基部の一つを選択することを含んでいることを特徴とする請求項75に記載の方法。 79. 複数の異なるアームを用意し、組立のために一組の前記アームを選択し、さらに前記アームを前記基部組立体、前記背もたれ、前記シート、前記椅子制御器及び前記選択された一つのシート支持部の前記組立体へ組み立てることを含んでいることを特徴とする請求項78に記載の方法。 80. 固定ハウジングと、前記固定ハウジングに回転可能に接続された背もたれ直立支持ブラケットと、シート支持部と、前記シート支持部を前記背もたれ直立支持ブラケットに軸回転可能に固定する取り外し可能なピボットピンとを有する同期傾斜椅子制御器を用意し; 前記ピボットピンを取り外し; 前記第一シート支持部を第二シート支持部に交換し、ここで前記第二シート支持部が前記第一シート支持部と異なる特徴を有し、かつ選択された特徴を得るために異なる特徴を有する複数の異なるシート支持部から前記第二シート支持部を選択し; 前記ピボットピンを再装着し、 これにより、同期傾斜椅子制御器が容易に修理又は品質向上されることを特徴とする方法。 81.固定ハウジングと、前記固定ハウジングに回転可能に接続された背もたれ直立支持ブラケットと、シート支持部と、前記シート支持部を前記背もたれ直立支持ブラケットに軸回転可能に固定する取り外し可能なピボットピンとを有する同期傾斜椅子制御器を用意し; 前記ピボットピンを取り外し; 前記第一シート支持部を第二シート支持部に交換し; 前記ピボットピンを再装着し、ここで前記ピボットピンが、それぞれ溝および前記背もたれ直立支持ブラケットと摩擦係合する隆起のうちの一つを有し、前記再装着の工程が前記ピボットピンの偶然の分離を防止するため前記溝と前記隆起とを係合し、 これにより、同期傾斜椅子制御器が容易に修理又は品質向上されることを特徴とする方法。 82.固定ハウジングと; 完全直立位置と完全傾斜位置との間を背もたれ傾斜軸の回りで移動するため前記固定ハウジングに回転可能に取り付けられた背もたれ支持ブラケットと; 前記背もたれ直立支持ブラケットを前記完全直立位置へ偏倚するエネルギー源であって、ピボット管と前記ピボット管上に前記固定ハウジングへ向かって動作可能に取り付けられた一組のコイルスプリングとを有し、前記コイルスプリングが前記ブラケットを偏倚するため前記背もたれ直立支持ブラケットに動作可能に接続されているエネルギー源と; 前記ピボット管に軸回転可能に支持されたスプリング係合ブラケットを有し、 前記固定ハウジングに軸回転可能に取り付けられ且つねじ付き部材を備えた第一脚と前記スプリング係合ブラケットと動作可能に係合する第二脚とを有するベルクランクを有し、前記ねじ付き部材と係合し且つ前記固定ハウジングと回転可能に係合するほぼ水平に置かれたねじ付きロッドを有する張力調節機構と を備え、前記ねじ付きロッドが回転して前記ねじ付き部材を前記ロッドに沿って選択された軸方向へ移動し、従って前記ベルクランクを軸回転し、次に、前記スプリング係合ブラケットを軸回転して前記コイルスプリングの張力を変化することを特徴とする椅子制御器。 83.前記ねじ付きロッドが前記固定ハウジングを回転可能に係合する端部を有することを特徴とする請求項82に記載の椅子制御器。 84.前記ねじ付き端部が前記固定ハウジングとの点接触を形成していることを特徴とする請求項83に記載の椅子制御器。 85.固定ハウジングと; 完全直立位置と完全係合位置との間を背もたれ傾斜軸の回りで移動するため前記固定ハウジングに回転可能に固定された背もたれ支持ブラケットと; 前記背もたれ支持ブラケットを前記完全直立位置へ向かって偏倚するために前記固定ハウジングに動作可能に取り付けられると共に、前記背もたれ支持ブラケットを前記完全直立位置へ向かって偏倚するために前記固定ハウジングに動作可能に接続されたエネルギー源と; 前記固定ハウジングに軸回転可能に取り付けられ、ねじ付き部材を備えた第一脚と前記エネルギー源と動作可能に係合する第二脚とを有するベルクランクを有し、前記ねじ付き部材と係合し且つ前記固定ハウジングと回転可能に係合するほぼ水平に配置され且つ側方へ伸長しているねじ付きロッドを有する張力調節機構と を備え、前記ねじ付きロッドが回転して前記ねじ付き部材を前記ロッドに沿って選択された軸方向へ移動し、従って前記ベルクランクを軸回転し、次に、前記エネルギー源の張力を変化させ、前記ねじ付きロッドが前記固定ハウジングと回転可能且つ滑動可能に係合している端部を有することを特徴とする椅子制御器。 86.前記ねじ付きロッドの端部が前記固定ハウジングとの点接触を形成していることを特徴とする請求項85に記載の椅子制御器。 87.固定ハウジングと; 完全直立位置と完全係合位置との間を背もたれ傾斜軸の回りで移動するため前記固定ハウジングに回転可能に固定された背もたれ支持ブラケットと; 前記背もたれ支持ブラケットを前記完全直立位置へ向かって偏倚するために前記固定ハウジングに動作可能に取り付けられると共に、前記背もたれ支持ブラケットを前記完全直立位置へ向かって偏倚するために前記固定ハウジングに動作可能に接続されたエネルギー源と; 前記固定ハウジングに軸回転可能に取り付けられ、ねじ付き部材を備えた第一脚と前記エネルギー源と動作可能に係合する第二脚とを有するベルクランクを有し、前記ねじ付き部材と係合し且つ前記固定ハウジングと回転可能に係合するほぼ水平に配置され且つ側方へ伸長しているねじ付きロッドを有する張力調節機構と を備え、前記ねじ付きロッドが回転して前記ねじ付き部材を前記ロッドに沿って選択された軸方向へ移動し、従って前記ベルクランクを軸回転し、次に、前記エネルギー源の張力を変化させ、前記ロッドが前記固定ハウジングと回転可能且つ滑動可能に係合している部分を有することを特徴とする椅子制御器。 88.垂直調節可能な椅子の椅子制御器において、椅子高さ調節器の開放部材を起動する、前記椅子制御器へ動作可能に接続された垂直調節制御機構であって、 ハンドル支持第一端、中間部分、及び第二端を有するアクチュエータレバーと; 前記ハンドル支持第一端が第一方向へ移動されて開放部材を作動するとき、前記中間部分を所定の方向へ軸回転するために前記第一端と動作可能に係合する椅子の上の第一ピボットと; 前記ハンドル支持第一端が前記第一方向と反対の第二方向へ移動されて開放部材を作動するとき、前記中間部分を前記所定の方向へ軸回転するために前記第二端と動作可能に係合する椅子の上の第二ピボットと; 前記第一及び第二ピボットの一方は、その一方のピボットに対応する端部と動作可能に係合するように構成された本体を有すると共に前記本体を前記椅子制御器に対し調節可能に位置付けるため前記本体と係合する調節可能な部材を有する調節部材を含み、前記調節部材が調節可能な椅子を分解することなく調節を可能にするため前記垂直制御器の外部からアクセス可能であり、前記アクチュエータレバーが開放部材に対し非起動位置にあるとき、前記アクチュエータレバーの遊びを除去するように調節可能であることを特徴とする垂直調節制御機構。 89.前記調節可能な部材がスクリューを含んでいることを特徴とする請求項88に記載の制御機構。 90.前記アクチュエータレバーが前記第二ピボットを形成する材料を有することを特徴とする請求項88に記載の制御機構。 91.前記中間分部が開放部材と接触するように構成されていることを特徴とする請求項90に記載の制御機構。 92.前記中間部分が平坦な面を有することを特徴とする請求項91に記載の制御機構。 93.基部と上部アクチュエータを有する垂直調節可能な脚部とを有する基部組立体と; 前記脚部と係合する固定ハウジングと; 垂直調節制御機構と を備え、前記垂直調節制御機構は、 前記固定ハウジングに軸回転可能に取り付けられると共に前記上部アクチュエータと係合する軸受け部、第一部分及び前記第一部分から間隔をおいて離れたハンドル形成第二部分を有し、前記ハンドル形成第二部分が第一方向と反対の第二方向のうちの一方へ移動されて、軸受け部分を動かし、上部アクチュエータを作動するように、第一と第二の間隔をおいて離れたピボットにおいて固定ハウジングに軸回転可能に取り付けられいるアームと; 前記固定ハウジングと前記第一部分を軸回転可能に支持する前記第一部分と係合すると共に、前記第一部分を再配置し、従って、前記固定ハウジングの前記アームのゆるみと遊びを除去するため前記上部アクチュエータに対し前記軸受けを再配置するように前記固定ハウジングの外部から調節可能な調節部材と を有し、前記ハンドル形成第二部分が軸回転されるときに前記軸受け部分が前記上部アクチュエータを起動するように、前記アームが前記固定ハウジングと前記調節部材の少なくとも一つと動作可能に係合することを特徴とする垂直調節可能な椅子。 【手続補正書】 【提出日】1997年8月19日【補正内容】 【図91】

    【図92】

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),UA(AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM ),AL,AM,AU,BB,BG,BR,CA,CN ,CZ,EE,FI,GE,HU,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,L V,MD,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SG,SI,SK,TR,TT, UA,UZ,VN (72)発明者 ハン、マイケル・ダブリュ アメリカ合衆国、ミシガン州、バイロン・ センター、アイヴァンレスト・アベニュー 9580 (72)発明者 ノブロック、グレン・エイ アメリカ合衆国、ミシガン州、ケントウッ ド、サニー・クリーク・サウスイースト 1627 (72)発明者 マックルア、エリック・ティ アメリカ合衆国、ミシガン州、グランド・ ラピッズ、リッチモンド・ノースウエスト 2665 (72)発明者 パラシオス、ノエ アメリカ合衆国、ミシガン州、ロックフォ ード、ブッシュ・ノースイースト 7825 (72)発明者 ルート、ブライアン・エイチ アメリカ合衆国、ミシガン州、グランドヴ ィル、ホースシュー・コート 2864 (72)発明者 セイヤーズ、デイヴィッド・ディ アメリカ合衆国、ミシガン州、ケントウッ ド、ベントブルック・サウスイースト 5575 (72)発明者 シーパー、ロバート・エム アメリカ合衆国、ミシガン州、グランド・ ラピッズ、ウォーリンウッド・ノースイー スト 25 (72)発明者 シュウェラー、パトリック・ピー フランス国、57400 サルブール、リュ ー・ド・ファルズブール 14 (72)発明者 ステフェンス、ジェイムズ・ピー アメリカ合衆国、ミシガン州、ホプキン ス、ワンハンドレッドサーティセカンド・ アベニュー 2045 (72)発明者 ヴァンスティ、グレッグ・エイ アメリカ合衆国、ミシガン州、グランド・ ラピッズ、チャンバーレイン・サウスイー スト 3826

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