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サスペンション・チェア、モジュール式家具構成、及びモジュール式家具キット

申请号 JP2016502689 申请日 2014-03-14 公开(公告)号 JP2016518163A 公开(公告)日 2016-06-23
申请人 ハーマン、ミラー、インコーポレイテッドHerman Miller Incorporated; ハーマン、ミラー、インコーポレイテッドHerman Miller Incorporated; 发明人 イヴス ベハール; イヴス ベハール; キン リ; キン リ; 直也 枝廣; 直也 枝廣; ラインハーツ ノア マーフィー; ラインハーツ ノア マーフィー; ダイアナ チャン; ダイアナ チャン; エリック クレイダー; エリック クレイダー; ケーシー ドラン ルイス; ケーシー ドラン ルイス; アンドリュー ジェイ クラッシュ; アンドリュー ジェイ クラッシュ; エリンド ジー ジュニア カストロ; エリンド ジー ジュニア カストロ;
摘要 サスペンション・チェアは、実質的に垂直な第1及び第2の方向にそれぞれ延びる第1及び第2のサスペンション要素を有する第1及び第2の背部支持部を含む。第1及び第2のサスペンション要素には、第1及び第2の身体支持部分に対して法線方向の付勢 力 がもたらされるように張力がかけられる。1つの実施形態において、チェアは、上側部分を定める固定支持体と、回動可能な側部支持体とを含む。布地層が、固定支持体の少なくとも一部と、側部支持体の前面とを覆う。1つ又はそれ以上のチェア、デスク、及び/又はテーブルを組み入れた種々の家具構成及びモジュール式家具キットが提供される。【選択図】図12
权利要求

第1の方向に沿って延びる第1の直線状支持面を有する第1の背部支持部と、 前記第1の方向に対して実質的に垂直な第2の方向に沿って延びる第2の直線状支持面を有する第2の背部支持部と、 前記第1の背部支持部と前記第2の背部支持部との間で移行する外向き凹面を含む第3の背部支持部と、 を含む、サスペンション・チェアであって、 前記第1及び第2の背部支持部は、それぞれ、前記第1及び第2の方向に延びる第1及び第2のサスペンション要素を含み、前記第1及び第2の身体支持部分に対する法線方向の付勢がもたらされるように、前記第1及び第2のサスペンション要素には張力が加えられていることを特徴とする、サスペンション・チェア。前記第1及び第2のサスペンション要素に、それぞれ前記第1及び第2の方向に張力が加えられることを特徴とする、請求項1に記載のサスペンション・チェア。前記第1及び第2の身体支持部のそれぞれの側縁に隣接して位置決めされ、かつ、前記第1及び第2の身体支持部のそれぞれの側縁に結合された、第1及び第2の側部支持体要素をさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載のサスペンション・チェア。前記第1及び第2の側部支持体は、それぞれ、前記第1及び第2の方向に延びる第1及び第2の軸線の周りで回動可能であることを特徴とする、請求項3に記載のサスペンション・チェア。中央支持体を含む剛性フレームをさらに含み、前記第1及び第2のサスペンション要素は、それぞれ、前記第1及び第2の側部支持体と前記中央支持体との間に延びることを特徴とする、請求項4に記載のサスペンション・チェア。前記第1及び第2の側部支持体に結合され、前記第1及び第2の側部支持体を前記第1及び第2のサスペンション要素から加わる張力に対して前記第1及び第2の方向で補強する、第1及び第2のブレース部材をさらに含むことを特徴とする、請求項5に記載のサスペンション・チェア。前記第1及び第2の側部支持体の上側部分に隣接して位置決めされた固定支持体をさらに含み、前記上側部分は、前記固定支持体に向かう方向及び前記固定支持体から離れる方向に移動可能であることを特徴とする、請求項4に記載のサスペンション・チェア。前記固定支持体は、アームレストを定める平支持面を含み、前記固定支持体の前縁は、前記第1及び第2の方向に延びる第1及び第2の直線状縁部分と、前記第1の直線状縁部分と前記第2の直線状縁部分とを接合する湾曲縁部分と、を有することを特徴とする、請求項7に記載のサスペンション・チェア。前記第1及び第2の直線状支持面並びに前記凹面支持面は、前記第1及び第2のサスペンション要素を覆うとともに前記第1及び第2のサスペンション要素に支持され、かつ前記固定支持体を覆う、布地層を含むことを特徴とする、請求項8に記載のサスペンション・チェア。前記布地層は、前記第1及び第2のサスペンション要素と直接接触することを特徴とする、請求項8に記載のサスペンション・チェア。座部支持部分及びシェルフ部分を含む座部をさらに含み、前記シェルフ部分は前記アームレストから垂直方向に離間して前記アームレストの下に重なることを特徴とする、請求項8に記載のサスペンション・チェア。前記座部の平面図におけるフットプリントが実質的に正方形であることを特徴とする、請求項11に記載のサスペンション・チェア。前記座部支持部分の、前記第3の背部支持部から対線方向外方に離間した角部が、平面図において湾曲形状を有することを特徴とする、請求項12に記載のサスペンション・チェア。前記座部支持部分の、前記第3の背部支持部分から対角線方向外方に離間した角部が、平面図において直角を定めることを特徴とする、請求項12に記載のサスペンション・チェア。基部と、 前記基部により支持され、背部の上側部分を定める固定支持体と、 前記基部により支持され、水平軸線の周りで回動可能な側部支持体であって、前面と、前記固定支持体の前記上側部分に向かう方向及び遠ざかる方向に移動可能な上側部分とを有する、側部支持体と、 前記固定支持体の少なくとも一部と前記側部支持体の前面とを覆う布地層と、 を含むことを特徴とする、サスペンション・チェア。前記側部支持体に結合されて前記布地層を支持するサスペンション要素をさらに含み、前記サスペンション要素に張力が加えられることを特徴とする、請求項15に記載のサスペンション・チェア。前記固定支持体の前記上側部分は、アームレストを定めることを特徴とする、請求項15に記載のサスペンション・チェア。前記側部支持体は、前記水平軸線の周りで屈曲可能な可撓性部材を含むことを特徴とする、請求項15に記載のサスペンション・チェア。前記側部支持体の前記上側部分の前記前面は、凸湾曲を有することを特徴とする、請求項15に記載のサスペンション・チェア。第1の実質的に鉛直な面内にある第1の側面を有する第1のチェアであって、前記第1の側面が、第1の背部の上側部分を定める第1の固定支持体と、水平軸線の周りで回動可能な第1の側部支持体とによって部分的に定められ、前記第1の側部支持体が、前記第1の固定支持体の前記上側部分に向かう方向及び遠ざかる方向に可動の上側部分を有する、第1のチェアと、 第2の実質的に鉛直な面内にある第2の側面を有する第2のチェアであって、前記第2の側面が、第2の背部の上側部分を定める第2の固定支持体と、水平軸線の周りで回動可能な第2の側部支持体とによって部分的に定められ、前記第2の側部支持体が、前記第2の固定支持体の前記上側部分に向かう方向及び遠ざかる方向に可動の上側部分を有する、第2のチェアと、 を含む家具構成であって、 前記第1及び第2のチェアが、前記第1及び第2の側面が隣接するように位置決めされることを特徴とする、家具構成。前記第1の固定支持体と前記第1の側部支持体の前面とを覆う第1の布地層、及び、前記第2の固定支持体と前記第2の側部支持体の前面とを覆う第2の布地層をさらに含むことを特徴とする、請求項20に記載の家具構成。前記第1の側部支持体に結合されて前記第1の布地層を支持する第1のサスペンション要素をさらに含み、前記第1のサスペンション要素に張力が加えられることを特徴とする、請求項20に記載の家具構成。前記第1の固定支持体の前記上側部分が第1のアームレストを定め、前記第2の固定支持体の前記上側部分が第2のアームレストを定めることを特徴とする、請求項20に記載の家具構成。前記第1及び第2のアームレストが同一平面を定めることを特徴とする、請求項23に記載の家具構成。前記第1及び第2の側部支持体が、各々、前記水平軸線の周りで屈曲可能な可撓性部材を含むことを特徴とする、請求項20に記載の家具構成。前記第1及び第2の側部支持体の前記上側部分の前記前面が、各々、凸曲面を有することを特徴とする、請求項20に記載の家具構成。側縁と、対向する前縁及び後縁とを有し、前記前縁及び前記後縁の各々の下に脚部空間を定めるように垂直方向に離間された作業面と、 前記後縁に隣接して位置決めされたチェアであって、第1及び第2の方向に延びる第1及び第2の背部支持部によって定められる背もたれを有し、前記第1及び第2の背部支持部が実質的に垂直である、チェアと、 を含む家具構成であって、 前記第1の背部支持部は端部を有し、前記端部は、前記第2の背部支持部が前記後縁から離間され、前記第2の背部支持部と前記後縁との間に出入り開口部を定めるように、前記後縁に隣接して位置決めされ、 前記第1及び第2の背部支持部並びに前記後縁が、平面図においてU字形占有空間を定めることを特徴とする、家具構成。前記側縁及び前記後縁は実質的に直線状であり、前記第1及び第2の背部支持部の各々の裏面は実質的に直線状であり、前記第1の背部支持部の前記裏面は、前記側縁に実質的に位置合わせされ、前記第2の背部支持部の前記裏面は、前記後縁と実質的に平行であることを特徴とする、請求項27に記載の家具構成。前記第1及び第2の背部支持部の上面は、前記作業面の上面と実質的に同一平面上にあることを特徴とする、請求項28に記載の家具構成。前記第1及び第2の背部支持部の前記上面は、平坦なアームレスト面を含むことを特徴とする、請求項29に記載の家具構成。前記背もたれは、前記第1の背部支持部と前記第2の背部支持部との間に延びる湾曲した背部支持部をさらに含むことを特徴とする、請求項27に記載の家具構成。前記作業面の下に重なるとともに前記作業面に結合された第1のシェルフをさらに含み、前記チェアは、前記第1の背部支持部の前記アームレスト面の下に重なる第2のシェルフをさらに含み、前記第1及び第2のシェルフが実質的に同一平面上にあることを特徴とする、請求項30に記載の家具構成。モジュール式家具キットであって、 第1及び第2の方向に延びる第1及び第2の背部支持部によって定められる背もたれを各々が有する、少なくとも4つのチェアを含み、 前記第1及び第2の方向は実質的に垂直であり、前記第1及び第2の背部支持部の各々の裏面は、それぞれ前記第1及び第2の方向において実質的に直線状であり、前記第1及び第2の背部支持部の各々の上面は、平坦なアームレスト面を含み、前記少なくとも4つのチェアは、少なくとも第1及び第2の構成の各々で配置することが可能であり、 前記第1の構成は、前記平坦なアームレストが平面図においてT字形を定めるように、前記裏面を隣接させて配置された一対のチェアを含み、 前記第2の構成は、前記平坦なアームレストが平面図においてX字形を定めるように、前記裏面を隣接させて配置された4つの前記チェアを含む、 ことを特徴とするモジュール式家具キット。前記少なくとも4つのチェアは、前記平坦なアームレストが平面図においてU字形を定めるように前記裏面を位置合わせして配置された一対の前記チェアを含む第3の構成で配置することができることを特徴とする、請求項33に記載のモジュール式家具キット。直線状の裏面と平坦なアームレスト面を含む上面とを有する第1の背部支持部を含む、少なくとも1つのベンチをさらに含み、第4の構成は、前記少なくとも1つのベンチを前記第4の構成を定める前記一対のチェアの間に配列することを含み、前記裏面は、前記平坦なアームレストが平面図において第2のU字形を定めるように位置合わせされることを特徴とする、請求項34に記載のモジュール式家具キット。前記第3の構成を定める前記一対のチェアの前記平坦なアームレストの前記上面と実質的に同一平面上にある上側作業面を有する少なくとも1つのテーブルをさらに含み、第4の構成は、前記第3の構成の前記一対のチェアの間に前記テーブルを配列することを含むことを特徴とする、請求項34に記載のモジュール式家具キット。前記第1の構成を定める前記一対のチェアの前記平坦なアームレストの前記上面と実質的に同一平面上にある上側作業面を有する少なくとも1つのテーブルをさらに含み、第3の構成は、前記一対のチェアの間に前記テーブルを配列することを含むことを特徴とする、請求項33に記載のモジュール式家具キット。第3の構成をさらに含み、ここで、一対のチェアは、前記平坦なアームレストが平面図においてZ字形を定めるように、前記裏面を隣接させて配置されることを特徴とする、請求項33に記載のモジュール式家具キット。第3の構成は、前記チェアのうちの1つの前記平坦なアームレストの前記上面と実質的に同一平面上にある上側作業面を有する少なくとも一対のテーブルをさらに含み、前記テーブルは、前記チェアのうち前記1つと前記一対のテーブルとが平面図においてV字形を定めるように、前記第1及び第2の背部支持部の各々の前記裏面に隣接して位置決めされることを特徴とする、請求項33に記載のモジュール式家具キット。第3の構成は、前記チェアの1つの前記平坦なアームレストの前記上面と実質的に同一平面上にある上側作業面を有する少なくとも一対のテーブルをさらに含み、前記テーブルの一方は前記第1の背部支持部の裏面に隣接して位置決めされ、前記テーブルの他方は前記チェアの前記1つの座部の前縁に隣接して位置決めされ、前記チェアのうち前記1つと、前記一対のテーブルとが、平面図においてV字形を定めることを特徴とする、請求項33に記載のモジュール式家具キット。各々の前記4つのチェアの前記背もたれは、布地層を支持するように張力がかかったサスペンション要素を含むことを特徴とする、請求項33に記載のモジュール式家具キット。前記チェアのうち少なくとも1つは、前記第1の背部支持部と前記第2の背部支持部との接合部から対角線方向に離間した角部を有する座部を含み、前記角部は平面図において湾曲していることを特徴とする、請求項33に記載のモジュール式家具キット。

说明书全文

(関連出願) 本出願は、その開示の全体が引用により本明細書に組み入れられる、2013年3月15日付で出願された米国仮特許出願番号第61/791,874号の利益を主張するものである。

(技術分野) 本出願は、サスペンション・チェアに関し、それとは別に、チェアを組み入れたモジュール式家具構成、並びにその配置及び組立てのための方法に関する。

様々な型式のサスペンション座席構成が公知である。典型的には、このような構成は、2つ又はそれ以上の支持部材の間に張がかけられる可撓性サスペンション部材を備える。サスペンション部材はユーザの身体を直接支持する場合又は布地層で覆われる場合もある。このようなサスペンション部材にかかる張力ベクトルの直線状性質により、このような構成は、一般に、直交する背部支持部を備えた座席システムには適切ではなく、そのような支持体の間に何らかの移行支持体を備えていない。

さらに、支持部材は、典型的には、座席構成の側縁に「硬い」箇所をもたらす。そのため、このような座席構成が互いに隣接して配置された、任意の構成は、この構成の快適性及び用途を制限する断続的な硬い箇所をもたらす。

別の態様において、オフィス用「サイド」チェアは、典型的には、一対のアームレスト付きで又はアームレストなしで構成される。いずれの場合でも、オフィス用チェアは、デスクのような作業面に関連付ける場合には、作業面に近づけるためにユーザが移動させなければならず、その場合、ユーザはアームレストで閉じ込められることになり、又は、そのようなアーム部分がない場合には、作業面の傍らに位置付けた場合にユーザの腕の支えをなんら提供しない。さらに、アームレストの上面は、そのように構成された場合、典型的には作業面と一致せず、又は作業面に移行せず、それにより、挟まる箇所(pinch point)、一様でない表面、及び/又は他の障害をもたらすことになる。

作業面と共に使用することに適さないこと以外に、このようなオフィス用チェアはまた、例えば様々なコミュニティの座席装置を提供するための、モジュール方式の使用に適さない場合もある。

米国特許出願公開第2005/0279591号

米国特許出願公開第2012/0237719号

簡単に述べると、1つの態様において、サスペンション・チェアの1つの実施形態は、第1の方向に沿って延びる第1の直線状支持面を有する第1の背部支持部と、第1の方向に対して実質的に垂直な第2の方向に沿って延びる第2の直線状支持面を有する第2の背部支持部と、を含む。第3の背部支持部は、第1の背部支持部と第2の背部支持部との間で移行する外向き凹面を含む。第1及び第2の背部支持部は、それぞれ、第1及び第2の方向に延びる第1及び第2のサスペンション要素を含む。第1及び第2のサスペンション要素には張力がかけられて、その結果、第1及び第2の身体支持部分に対する法線方向付勢力がもたらされるようになっている。

別の態様において、サスペンション・チェアの1つの実施形態は、基部と、基部により支持され、背部の上側部分を定める固定支持体と、基部により支持され、平軸線の周りで回動可能な側部支持体と、を含む。側部支持体は、前面と、固定支持体の上側部分に向かう方向及び遠ざかる方向に可動の上側部分とを有する。布地層は、固定支持体の少なくとも一部と、側部支持体の前面とを覆う。

別の態様において、家具配置の1つの実施形態は、第1の実質的に垂直な面内にある第1の側面を有する第1のチェアを含む。第1の側面は、第1の背部の上側部分を定める第1の固定支持体と、水平軸線の周りで回動可能な第1の側部支持体とによって部分的に定められる。第1の側部支持体は、第1の固定支持体の上側部分に向かう方向及び遠ざかる方向に可動の上側部分を有する。第2のチェアは、第2の実質的に垂直な面内にある第2の側面を有し、第2の側面は、第2の背部の上側部分を定める第2の固定支持体と、水平軸線の周りで回動可能な第2の側部支持体とによって部分的に定められる。第2の側部支持体は、第2の固定支持体の上側部分に向かう方向及び遠ざかる方向に可動な上側部分を有する。第1及び第2のチェアは、第1及び第2の側面が隣接するように位置決めされる。

さらに別の態様において、家具構成の1つの実施形態は、側縁と、対向する前縁及び後縁とを有する作業面を含む。作業面は、前縁及び後縁の各々の下に脚部空間を定めるように垂直方向に離間される。後縁に隣接してチェアが位置決めされ、このチェアは、第1及び第2の方向に延びる第1及び第2の背部支持部により定められる背もたれを含み、第1及び第2の背部支持部は実質的に垂直である。第1の背部支持部は、後縁に隣接して位置決めされる端部を有し、その結果、第2の背部支持部は、後縁から離間され、第2の背部支持部と後縁との間に出入り開口部を定める。第1及び第2の背部支持部並びに後縁は、平面図においてU字形占有空間を定める。

さらに別の態様において、モジュール式家具キットは、第1及び第2の方向に延びる第1及び第2の背部支持部により定められる背もたれを各々が有する少なくとも4つのチェアを含み、第1及び第2の方向は実質的に垂直であり、第1及び第2の背部支持部の各々の裏面は、第1及び第2の方向において実質的に直線状である。第1及び第2の背部支持部の各々の上面は、平坦なアームレスト面を含む。チェアは、少なくとも第1及び第2の構成の各々で配置することが可能である。第1の構成は、平坦なアームレストが平面図においてT字形を定めるように、裏面を隣接させて配置された一対のチェアを含む。第2の構成は、平坦なアームレストが平面図においてX字形を定めるように、裏面を隣接させて配置された4つのチェアを含む。

種々の態様及び実施形態は、他のチェア、家具構成及びモジュール式家具キットに勝る著しい利点を提供する。例えば、限定することなく、1つの実施形態において、チェアは、対線方向に付勢力をもたらす独特のサスペンション背部を伴って構成される。さらに、1つの実施形態において、チェアを作業面に対して相対的に配置して、チェアを移動させる必要をなくした、支えになる一体化された境界面を提供することができる。さらに、種々のチェアを容易に再構成して、所望の環境に適した異なる座席構成を提供することができる。

本発明の本実施形態、並びに更なる目的及び利点は、添付の図面と併せて解釈される以下の詳細な説明を参照することで最も良く理解されるであろう。

オフィス環境の1つの実施形態の斜視図である。

オフィス環境の別の実施形態の斜視図である。

図2に示すオフィス環境の平面図である。

デスク及びチェア構成の部分斜視図である。

デスクの1つの実施形態の右側斜視図である。

図5に示すデスクの左側斜視図である。

4つのチェア及び1つの作業面を有する家具構成の正面図である。

図7に示す家具構成の平面図である。

1つのチェア及び一対のデスクを含む家具構成の正面図である。

図9に示す家具構成の平面図である。

チェアの1つの実施形態の正面斜視図である。

図11に示すチェアの背面斜視図である。

図11に示すチェアの分解斜視図である。

図11に示すチェアの背もたれの分解斜視図である。

スプラインを含む布地取付け装置の断面図である。

スプラインを含む布地取付け装置の断面図である。

J形フックを含む布地取付け装置の断面図である。

J形フックを含む布地取付け装置の断面図である。

左側部支持体の斜視図である。

図17に示す側部支持体の正面図である。

図17に示す側部支持体の側面図である。

図19の線20−20に沿った側部支持体の断面図である。

図19の線21に沿った布地取付け部材の拡大図である。

チェア・フレームの別の実施形態の斜視図である。

フレームに接続された第1及び第2のサスペンション要素を示すチェアの背面斜視図である。

分かりやすくするために第1及び第2のサスペンション要素を省いて第3のサスペンション要素を示したチェアの背面斜視図である。

側部支持体に接続されたサスペンション要素の1つの実施形態の部分図である。

図25に示すサスペンション要素及び側部支持体の部分拡大図である。

チェア・フレームの1つの実施形態の正面斜視図である。

図27に示すチェア・フレームの側面斜視図である。

図27に示すチェア・フレームの側面図である。

図27に示すチェアの底面斜視図である。

チェア及び仕切りの部分拡大斜視図である。

仕切りが固定された、図32に示すチェアの部分側面図である。

チェア及びテーブルの様々な構成を示すシステムの平面図である。

チェアの代替的な実施形態の部分側面斜視図である。

クッションを含む座部の部分斜視図である。

座部クッションを有するチェアの代替的な実施形態を示す。

座部クッションを取り外した、図36のチェアを示す。

背もたれフレームの実施形態を示す。

チェアの1つの実施形態の分解図である。

「上」、「上側」、「底」、及び「下側」という用語は、使用位置に配置されたチェア又はデスクを見る場合の方向を示すことを意図する。本明細書において用いられる「複数」という用語は、2つ又はそれ以上を意味すると理解されたい。「結合される」という用語は、直接的に又は例えば介在する部材を用いて間接的に接続される又は係合されることを意味し、係合は、固定的又は恒久的であることを必要としないが、固定的又は恒久的であってもよい。「横断する」という用語は、軸線を横切って延びることを意味し、限定されるものではないが、軸線に対して実質的に垂直であることを含む。本明細書で用いられる「第1の」、「第2の」、「第3の」等の数値的用語の使用は、構成要素のいずれかの特定の配列又は順序を指すものではなく、例えば、「第1の」及び「第2の」部分は、そのような部分の任意の配列を指すものとすることができ、特別の定めがない限り、特定の構成の第1の部分及び第2の部分に限定されないことを理解されたい。

チェア 図11〜図30を参照すると、サスペンション・チェア2は、座部部分4及び背もたれ部分6を有する。チェア2は、基部10を有するフレーム8と、基部から上方に延びる固定支持体12とを含み、固定支持体12は背もたれ部分の一部を定め、基部は座部部分の一部を定める。「固定」という用語は、可動ではないことを意味し、従って、支持体12は基部10に対して可動ではなく、静止したままである。基部10及び座部部分4は、平面図において実質的に正方形のフットプリント(footprint)を有し、その前方角部14、114は湾曲するか又は四角になっている。例えば、図2に示されるように、ユーザが例えばデスク200の下に脚を入れて座る場合、チェアの片側16からもう一方の側18に脚を滑らせる必要があり得る配置においては、前方角部14、114を湾曲させることができる。チェアがモジュール式構成の一部であり、他の座面がチェアに隣接して位置決めされ、その結果、その構成が、隣接する縁に沿って連続的な直線状の縁をもたらすような状況においては、前方角部を四角にして、平面図における直角を形成することができる。

固定支持体12は、基部に固定的に接続されてそこから上方に延びる一対の側方部材22、24を含む。側方部材は、垂直軸線に対して後方に角度αで角度を付けることもでき、又は垂直面内に方向付けることもできる。傾斜の角度αは9〜14度の範囲とされる。中間又は中央支持体26もまた、基部の前方角部から後方角部に延びる対角線方向に沿って角度を付けることもでき、又は垂直に方向付けることもできる。側方部材22及び中央支持体26に上側部分28が接続される。上側部分28は、1つの実施形態において、水平プラットフォームとして構成され、直線状の後縁30、32は直角を成し、直線状の前縁34、36は互いに垂直であり、それらの間に湾曲した移行部分38が延びている。上側部分表面は、後縁及び前縁30、34、32、36を接続する、互いに垂直な側縁40、42を含む。上側部分プラットフォーム28は、アームレストを定め、ユーザの腕を支えるのに適した幅Warを有し、又は別様に平坦な支持面を提供する。プラットフォーム28は加工された鋼フレームで形成することができる。プラットフォームは、さらに後述するように布地層で覆われるが、発泡材などのクッション層33、及び/又は付加的な半透明のスペーサ層を含むこともできる。

基部10は、上側部分又はアームレストから垂直に離間してその直下に重なる第2のプラットフォーム46又はシェルフを定め、1つの実施形態において、直線状の後縁48、50は、直角を成して上側部分の後縁30、32の直下に重なる。プラットフォーム、又は外周ブロックは、1つの実施形態では発泡ポリプロピレン(EPP)で製作することができ、又は板金フレームで製作することができ、クッション及び/又はサスペンションを支持してフレームに接続する。図36、図37、及び図39に示されるように、プラットフォーム46は、前方外周部分47を含み、この前方外周部分は、例えばリテーナ・ストラップ51によって、サスペンション部材を支持するか、又はクッションを直接支持することができる。プラットフォームは、外周フレーム49によって支持される。他の実施形態において、後縁は、上縁からオフセットすることもでき、又は湾曲させることもでき、又は他の輪郭を有することもできる。基部は、さらに座部部分4のフットプリントを定め、これは、第2のプラットフォーム46の前方に開口部54を定める座部フレーム52と、フレームの開口部にわたって張力をかける1つ又はそれ以上の可撓性サスペンション部材56とを含むことができる。座部及び背もたれのサスペンション部材は、その開示の全体が引用によりここに組み入れられる「Load Bearing Surface」という名称の米国特許出願公開第2005/0279591号(特許文献1)及び「Load Bearing Support Surface」という名称の米国特許出願公開第2012/0237719号(特許文献2)に開示されているように、複数のエラストマー・ストラップ58から形成することができる。ストラップ58は、フレームに固定される両端部分60、62を含む。座部は、サスペンション部材によって支持される発泡材又はその他のクッション部材64をさらに含むことができる。代替的に、クッションは、サスペンション部材なしでフレームによって支持することができる。クッション材料は、図35及び図36に示されるように後方斜端部分を有し、その結果、クッションは、後方に移行する、背もたれ支持面の底部と嵌合するようになっている。1つの実施形態において、クッションは、軟質発泡ウレタンで形成することができる。布地層66は、クッションを覆って延びることができ、フレーム52により定められる縁に、係合部材68により、例えば、限定されるものではないが、図16Aに示されるようなJ形フックにより固定することができる。基部は、その4つの角部において4本として示された、複数の脚部70によって支持される。

第1の背部支持部72は、第1の方向84に沿って延びる第1の直線状支持面78を有する。第2の背部支持部74は、第2の方向86に沿って延びる第2の直線状支持面80を有し、第2の方向86は第1の方向84に対して実質的に垂直である。第3の背部支持部76は、第1の背部支持部と第2の背部支持部との間で移行する外向き凹面支持面82を有する。第1、第2及び第3の背部支持部72、74、76は、座部4と固定支持体の上側部分28との間に延びている。図23に示されるように、第1及び第2の背部支持部72、74は、それぞれ第1及び第2の方向84、86に延びる第1及び第2のサスペンション要素88、90を含む。第1及び第2のサスペンション要素88、90には張力がかけられ、その結果、第1及び第2の身体支持部72、74に対して第1及び第2の法線方向の付勢力92、94が付与されるようになっている。1つの実施形態において、第1及び第2のサスペンション要素には、それぞれ第1及び第2の方向84、86に張力がかけられる。1つの実施形態において、サスペンション要素88、90は、複数のひし形開口部を有するエラストマー・ネットとして構成され、第1及び第2の端部96、98を有する。図25に示されるように、サスペンション要素88、90のループ100は、側部支持体要素104、106から延びるフック102に結合される。中央支持体もまた、図38に示されるように、サスペンション要素88、90に係合するフック102を有することができる。代替的に、サスペンション要素は、側部支持体要素104、106内に形成された開口部35に係合するフック部分を有することができる。他の実施形態において、サスペンション要素は、例えば熱可塑性ポリエステル・エラストマー製のストラップとして構成することができる。図24を参照すると、第3のサスペンション要素92が、第1及び第2のサスペンション要素88、90に結合され、湾曲背部支持部76の下に重なる。第3のサスペンション要素は、ユーザによって付勢されたときに第1及び第2のサスペンション要素に張力をかける。

第1及び第2の側部支持体要素104、106は、第1及び第2の身体支持部のそれぞれの側縁108、110を定めるように隣接して位置決めされ、それらは、チェアの側部16及び18並びに上側プラットフォーム28の側縁40、42と同一平面上にあってこれらを定める。この点に関し、背面要素及び座部要素を含むサスペンション要素は、幾つかの図面では、取り付けられていない分解された構成で示されており、従って、張力がかかっていないので引き伸ばされていないことを理解されたい。側部支持体要素104、106は、上述のように、サスペンション要素の一端96又は縁を支持する。サスペンション要素の反対側の端98は、中央支持体26に接続される。代替的に、サスペンション要素88、90、92のうちの2つ又はそれ以上を一体に形成することができ、このとき、その両端96は側部支持体要素104、106に結合され、中間領域は中央支持体26巻き付けられ、張力ベクトルは、中央支持体26と第1及び第2の側部支持体要素104、106との間で、垂直な方向84、86にかかる。

図34を参照すると、1つの実施形態において、第1及び第2の側部支持体要素は全て省くことができることを理解すべきであり、サスペンション要素は、この実施形態ではチェアの側部16、18に隣接して配置された側方部材522に結合される。この実施形態における側方部材は、例えば図13に示される実施形態の側方部材と側部支持体要素とを組み合わせた形状に近似する、異なる形状を有することができる。さらに、シェルフ28の底面を含めた背もたれの裏面524を、布地526で覆うことができ、側方部材と前面及び背面の布地層とを含む背もたれ全体の厚さは、隣り合うデスク200の壁222と同様の厚さ(例えば、1.5インチ)及び傾斜を有する。

1つの実施形態において、第1及び第2の側部支持体要素104、106は、それぞれ、第1及び第2の方向84、86に延びる第1及び第2の軸線の周りで回動可能である。回動可能という用語は、支持要素が、例えば支持要素の下端が基部に固定して取り付けされたままで屈曲する又は撓むことにより、ピンなどの軸の周りで直接回動可能であり、又は仮想軸の周りで回動可能であることを指す。第1及び第2のブレース部材108、110は、第1の端部124を有し、これは、第1及び第2の側部支持体104、106に結合され、これらを、第1及び第2のサスペンション要素88、90によってかかる張力に抗して第1及び第2の方向84、86で補強する。ブレース部材108、110は、中央支持体26及び/又は固定上側部分28に結合される反対側の端部126を有する。1つの実施形態において、端部の結合は、ブレース部材の反対側の端部が側部支持体と共に動いたときにブレース部材の回転を可能にする。例えば、ブレース部材の端部126は、固定上側部分に回動パッド120によって回動可能に結合することができる。1つの実施形態において、側部支持体要素104、106の上側部分130は湾曲しており、直線状支持面72、74と水平プラットフォーム28との間で湾曲した移行領域又は肩領域を定める。側部支持体要素は、ブレース部材と嵌合してこれにファスナ135で固定される湾曲フランジ133を含むことができる。また、プラットフォーム28は、前方湾曲リップ132を有することができる。側方部材22、24と側部支持体要素104、106とを、その間に間隙134が形成されるように位置合わせすることができ、その結果、側部支持体要素104、106を側部支持体22、24に向かって後方に回動させる(例えば、屈曲により)ことができるようになっている。ブレース部材108、110は、側部支持体要素の上側部分と係合するように、対応する湾曲部分124を有する端部を有しており、ブレース部材は複数のファスナによって側部支持体に固定される。部材は、溶接、タブ、又は他の公知の適切な接続装置によって接合することができることを理解されたい。背部は、底部フレーム部材136と、3つのストラップ又は支柱とを含み、これらは基部フレーム52に結合される。

編地などの布地層140は、第1及び第2のサスペンション要素88、90を覆うと共にこれらに支持され、そしてまた固定支持体プラットフォーム28を覆い、その結果、背部支持体に一様で連続的な外観を与えるようになっている。種々の実施形態において、布地層140は、第1及び第2のサスペンション要素に直接接触することもでき、又は、その間に挿入された発泡材又は透明なスペーサ材などのクッションを有することもできる。図15Aに示されるように、布地140は、側部支持体要素104、106の上に重なってこれらに巻き付き、側部支持体要素104、106の側面から外方に面した溝146内に配置される、縁部分144を有する。布地の縁144にスプライン142が取り付けられ、溝の中に挿入されて布地を確実に保持する。図15Bを参照すると、プラットフォーム28の後縁30、32に沿ってブラケット148が固定され、溝150を定める。布地の縁部分144に取り付けられたスプライン152が溝150の中に挿入され、布地を後縁30、32に沿って確実に保持する。図16bを参照すると、布地の下縁144は、フレームから延びるキャッチ部分156に係合するJ形フックのような係合部材154を含む。このようにして、布地がその全ての縁144に沿って固定される。側部支持体要素104、106の底面もまた、図21に示されるように、布地に固定されたJ形フックなどの係合部材154に係合するフック又はキャッチ部分158を含むことができる。

使用時、ユーザはチェア1に着席して、第1及び第2の背部支持部72、74に寄りかかることができ、このときサスペンション要素88、90がユーザをその法線方向に付勢する。側部支持体要素104、106は屈曲し又は撓み、すなわち仮想軸線の周りで回動し、その結果、側部支持体の上側部分130が固定支持体28に向かう方向及び遠ざかる方向に移動するようになっている。例えば、1つの実施形態において上側部分は約1インチ移動するが、種々の実施形態において上側部分は0.25インチと2.00インチとの間で移動することができる。

種々の実施形態において、チェア、又はベンチは、その両側が可撓性側部支持体要素104、106を有する直線状背部を有するように作製することができる。2つのチェアが横並びに配置される場合、隣接する可撓性側部支持体要素104、106は、退き(give way)、ユーザに硬い箇所が当たることを防ぐ。以下でさらに説明されるように、このことは、図3に示されるように一対のモジュール式チェアが横並びに配置されるか、又はそれらの間に挟まれたベンチ・ユニットを有するような状況において重要である。

図2、図3、図31、及び図32を参照すると、チェアの一方又は両方の裏側に仕切り160を固定することができる。仕切りは、チェアのフレームに固定された一対のブラケット166によって支持される底縁162を有する。ブラケットは、仕切りの裏面に巻き付いて係合するリップ168を有する。仕切りの中央の開口部164を貫通してピン170が挿入され、プラットフォーム28に固定されたブラケット172に、例えば押しピン戻り止め機構を用いて取り外し可能に結合される。仕切り160を持ち上げてブラケットから外すことができるように、ピン170を動かして取り外すことができる。一対の仕切りをチェアの裏側に取り付けることができる。

デスク及びテーブル 図1、図2、及び図4〜図10を参照すると、デスク200は、側縁204と、対向する前縁及び後縁206、208とを有する作業面202を含むものとして示されている。作業面202は、前縁及び後縁の各々の下に脚部空間210を定めるように垂直方向に離間される。作業面は、対向する両端で第1及び第2の支持構造体212、214によって支持される。第1の支持構造体は、作業面を支持する収納キャビネット216と、収納キャビネットを床に対して垂直方向に離間した関係で支持する一対の脚部218とを含む。収納部216は、中央脊梁組立体(central spine assembly)219の一部とすることができ、図4に示されるように、1つ又はそれ以上の作業面202がそれにより支持され、脊梁に直交して延びる。作業面202の上方に付加的な収納217を設置することができる。第2の支持体214は、垂直面に対して角度αで方向付けられた壁220を含み、この方向は、座部背面支持体72、74の傾斜と実質的に同一平面上にある。第2の支持体は、作業面の下に重なり、壁220から外方に延びる、第1のシェルフ222をさらに含む。シェルフ222は、作業面の縁204の下に重なってこれと位置合わせされる縁224を有する。1つの実施形態において、シェルフ222は、チェアのプラットフォーム46の厚さと実質的に同じ厚さT及び奥行Dを有する。他の実施形態において、シェルフ222、46は、異なる厚さ、高さ及び奥行を有することができ、直線状の縁部、湾曲した縁部、又はそれらの組合せを有することができる。

使用時、チェア2は、図4に示されるように、作業面の後縁208に隣接して位置決めされる。チェアは、後縁208に隣接して位置決めされる側面18を有する背部支持要素74を含み、その結果、背部支持部72が後縁208から実質的に平行関係で離間され、背部支持部72と後縁208との間に出入り開口部230を定めるようになっている。1つの実施形態において、作業面202の側縁204と、プラットフォーム28又はアームレストの後縁32とが実質的に位置合わせされ、同一平面上にある。チェアの基部により定められるシェルフ46の上面は、作業面のシェルフ222の上面と実質的に同一平面上に置かれる。1つの実施形態において、シェルフ46、222は、実質的に同じ奥行及び厚さを有する。壁220の外面は、背部支持部74の裏面と実質的に同一平面にある。アームレストプラットフォーム28の上面は、作業面の上面200と実質的に同一平面にある。

図1及び図2を参照すると、1つ又はそれ以上のテーブル300を1つ又はそれ以上のチェア2に隣接して位置決めすることができ、さらに後述するように、テーブルは、1つのチェア2の平坦なアームレストプラットフォーム28の上面と実質的に同一平面上に置かれた上側作業面302を有する。テーブル300は、図1、図2及び図7に示されるように正方形又は長方形とすることができ、又は任意のその他の形状を有することができる。テーブルは、作業面の下に重なり、チェアのシェルフ46と同一平面にあるシェルフ310を有することができる。

モジュール式家具構成 図1、図2、図4、及び図33を参照すると、モジュール式家具キットは、複数のチェア2を含む。1つの構成において、一対のチェア2は、平坦なアームレストプラットフォーム28が平面図においてT字形を定めるように、裏面30、48、32、50を隣接させて配置される。別の構成において、4つのチェア2は、平坦なアームレストプラットフォーム28が平面図においてX字形を定めるように、裏面30、48、32、50を隣接させて配置される。別の構成において、L字形のアームレストを有する一対のチェア2は、単独で、又は、直線状の後縁404と平坦なアームレスト面を定める上面402とを伴う背部支持部を有する第3のチェア若しくはベンチ400との組み合わせで、平坦なアームレストが平面図でU字形を定めるように裏面を位置合わせして配置される。

別の実施形態において、平坦なアームレストプラットフォーム28の上面と実質的に同一平面上にある上側作業面302を有する少なくとも1つのテーブル300が、T字形構成又はU字形構成で配置されたチェアの対の間に位置決めされる。

別の実施形態において、一対のチェア2は、平坦なアームレストが平面図においてZ字形を定めるように、裏面30、48、32、50を隣接させて配置される。別の実施形態において、テーブル400は、チェアのうちの1つと一対のテーブルとが平面図においてV字形を定めるように、第1及び第2の背面支持体の各々の裏面30、48、32、50に隣接して位置決めされる。別の実施形態において、一方のテーブル400は、第1の背面支持体の裏面30、48に隣接して位置決めされ、他方のテーブル400は、チェアの座部の側部16、18に隣接して位置決めされ、チェアと一対のテーブルとが平面図においてV字形を定めるようになっている。

図33に示されるように、チェア2とテーブル300とのその他の組合せが示される。さらに、種々の仕切り160は、異なる配置でチェアに固定することができる。

本発明を好ましい実施形態を参照して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態及び詳細に対して変更を行うことができることを認識するであろう。従って、上記の詳細な説明は例示のためのものであって限定するためのものではないと考えられるべきであり、本発明の範囲を定めるものとして意図されるのは、その全ての均等物を含む添付の特許請求の範囲であることが意図されている。

2:サスペンション・チェア 4:座部部分 6:背もたれ部分 10:基部 14、114:前方角部 16、18:チェアの側部 22、24:側方部材 26:中央支持体 28:固定支持体の上側部分(プラットフォーム、アームレスト) 30、32:固定支持体の上側部分の後縁 33、64:クッション 34、36:固定支持体の前縁の直線状縁部分 38:固定支持体の前縁の湾曲縁部分(移行部分) 40、42:固定支持体の上側部分の側縁 46、222、310:シェルフ 48、50:基部の後縁 56、88、90、92:サスペンション 66、140、526:布地 70、218:脚部 72:第1の背部支持部(身体支持部) 74:第2の背部支持部(身体支持部) 76:第3の背部支持部(身体支持部) 78:第1の直線状支持面 80:第2の直線状支持面 82:外向き凹面 84:第1の方向 86:第2の方向 92、94:法線方向の付勢力 104:第1の側部支持体 106:第2の側部支持体 108、110:身体支持部分の側縁 108、110:ブレース部材 130:側部支持体の上側部分 134:間隙 160:仕切り 200:デスク 202、302:作業面 204:作業面の側縁 206:作業面の前縁 208:作業面の後縁 210:脚部空間 212、214:支持構造体 216:収納キャビネット 219:中央脊梁組立体 220:壁 230:出入り開口部 300:テーブル 400:ベンチ

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