Module furniture assembly

申请号 JP2008515708 申请日 2006-05-08 公开(公告)号 JP2008545504A 公开(公告)日 2008-12-18
申请人 エスエーシー アクイジション リミテッド ライアビリティ カンパニー; 发明人 ディー.ネルソン ショーン; ナッピ ダニエル; アンダーウッド デビッド; ホワイト ザ サード ベルディ; リッチ マット;
摘要 本発明は、便利かつ多用途であるモジュール家具アセンブリに関する。 モジュール家具アセンブリの一実施形態は、基部と、結合具によって基部へと取外し可能に結合される、縦置き部材とを備える。 基部および縦置き部材は、規定された空間関係を有し、それにより、様々な異なるタイプ、構成、およびサイズの家具アセンブリを、基部および縦置き部材から形成することが可能になる。 さらに基部は、第1の家具アセンブリを形成するように、縦置き部材を第1の 位置 で基部へと結合させることができ、第2の家具アセンブリを形成するように、縦置き部材を第2の位置で基部へと結合させることができるように、構成される。
权利要求
  • 基部と、
    縦置き部材と、
    前記縦置き部材を前記基部へと取外し可能に結合させるように構成された結合具とを備え、前記縦置き部材は、第1の家具アセンブリを形成するように、前記基部に対する第1の位置で前記基部へと取外し可能に結合させることができ、前記縦置き部材は、第2の家具アセンブリを形成するように、前記基部に対する第2の位置で前記基部へと取外し可能に結合させることができることを特徴とする、モジュール家具アセンブリ。
  • 前記基部は、前記縦置き部材のほぼ平坦な部分に当接する少なくとも1つのほぼ平坦な部分を備えることを特徴とする、請求項1に記載のアセンブリ。
  • 前記縦置き部材および前記基部へとそれぞれ取外し可能に結合される、第1および第2の取外し可能なライナをさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のアセンブリ。
  • 前記縦置き部材は、長手軸が支持面の平面と直交するよう位置決めされるように構成されることを特徴とする、請求項1に記載のアセンブリ。
  • 前記縦置き部材は、背もたれまたは肘掛けとなるように位置決めすることができることを特徴とする、請求項1に記載のアセンブリ。
  • 前記結合具は、前記縦置き部材を前記基部へと取外し可能に結合させることを容易にするように構成された、少なくとも1つの足結合具を備えることを特徴とする、請求項1に記載のアセンブリ。
  • 前記基部のフレームおよび前記縦置き部材のフレームがそれぞれ、前記結合具の一部分をその中に受ける対応する開口を有することを特徴とする、請求項1に記載のアセンブリ。
  • 前記結合具は、ラチェット結合具を備え、前記結合具の前記各部分を互いに連結させると前記縦置き部材と前記基部とが結合されるように、前記ラチェット結合具の一部は、前記縦置き部材に結合され、前記ラチェット結合具の別の部分は、前記基部に結合されることを特徴とする、請求項1に記載のアセンブリ。
  • 前記結合具は、U字形部材を備え、前記U字形部材は、その間に前記縦置き部材の一部および前記基部の一部を挟むことを特徴とする、請求項1に記載のアセンブリ。
  • 前記結合具は、前記縦置き部材が少なくとも第1の方向に動くことを実質的に防止することを特徴とする、請求項1に記載のアセンブリ。
  • 前記縦置き部材が少なくとも第2の方向に動くことを実質的に防止する、第2の結合具をさらに備えることを特徴とする、請求項10に記載のアセンブリ。
  • 前記基部および前記縦置き部材は、前記基部の長さ(x)が、前記基部の幅(y)と前記縦置き部材の幅(z)の合計と実質的に等しいという規定された空間関係を有することを特徴とする、請求項1に記載のアセンブリ。
  • (i)前記基部が相互交換可能となるように、前記第1の基部部材と実質的に同一の構成を有する第2の基部、ならびに(ii)前記縦置き部材が交換可能となるように、かつ、様々な異なる家具アセンブリを形成することができるように、前記第1の縦置き部材と実質的に同一の構成を有する第2の縦置き部材の、少なくとも一方をさらに備えることを特徴とする、請求項12に記載のアセンブリ。
  • 前記縦置き部材が交換可能となるように、かつ、前記第1、第2、および第3の縦置き部材をそれぞれ背もたれおよび肘掛けの少なくとも一方として使用することができるように、前記第1および第2の縦置き部材と同一の構成を有する、第3の縦置き部材をさらに備えることを特徴とする、請求項13に記載のアセンブリ。
  • 前記基部が、
    フレームアセンブリと、
    前記フレームアセンブリ上に取り付けられたクッションとを備えることを特徴とする、請求項1に記載のアセンブリ。
  • 前記クッションが、様々なタイプの緩衝材料を含むことを特徴とする、請求項15に記載のアセンブリ。
  • 前記クッションの少なくとも一部が形状記憶発泡体であることを特徴とする、請求項16に記載のアセンブリ。
  • 前記クッションが、異なる密度を有する第1および第2の発泡体部材を備えることを特徴とする、請求項16に記載のアセンブリ。
  • 長さ(x)および幅(y)を有するように構成された基部と、
    長さ(x')および幅(z)を有するように構成された縦置き部材とを備え、前記基部および前記縦置き部材は、規定された空間関係を有し、前記規定された空間関係では、
    前記基部の前記長さ(x)が、前記縦置き部材の前記長さ(x')と実質的に等しく、
    前記基部の前記長さ(x)が、前記基部の前記幅(y)と前記縦置き部材の前記幅(z)の合計と実質的に等しく、そのため様々な家具構成を形成することができることを特徴とする、モジュール家具アセンブリ。
  • 前記基部および前記縦置き部材は、前記基部の前記長さ(x)が、前記基部の前記幅(y)と前記縦置き部材の前記幅(z)の合計と実質的に等しいという規定された空間関係を有することを特徴とする、請求項19に記載のアセンブリ。
  • 前記縦置き部材の高さ(h')が、前記基部の前記高さ(h)より実質的に大きいことを特徴とする、請求項19に記載のアセンブリ。
  • モジュール家具アセンブリであって、
    基部上に使用者が座る間に前記使用者の体重を支持するように構成され、複数の当接面を有する基部と、
    当接部材を有する縦置き部材とを備え、前記基部の前記当接面および前記縦置き部材の前記当接面は、前記基部を前記縦置き部材へと取外し可能に結合させることを容易にするようになされ、前記縦置き部材の前記当接面は、前記基部が前記縦置き部材と当接関係で配置されるときに、前記基部の少なくとも1つの前記当接面と対応するように構成され、前記モジュール家具アセンブリがさらに、
    結合具を備え、前記結合具は、前記縦置き部材の前記当接面が前記基部の前記当接面とほぼ位置合せされるときに、前記基部を前記縦置き部材へと取外し可能に手で結合させるように構成され、そのため、前記基部を、第1の位置で前記縦置き部材へと取外し可能に手で結合させることができ、前記基部を、第2の位置で前記縦置き部材へと取外し可能に手で結合させることができることを特徴とする、モジュール家具アセンブリ。
  • 前記基部および前記縦置き部材は、前記基部の長さ(x)が、前記基部の幅(y)と前記縦置き部材の幅(z)の合計と実質的に等しいという規定された空間関係を有することを特徴とする、請求項22に記載のアセンブリ。
  • 前記基部の前記当接面は、ほぼ平坦な表面を備えることを特徴とする、請求項22に記載のアセンブリ。
  • 前記縦置き部材の前記当接面は、ほぼ平坦な面を備えることを特徴とする、請求項22に記載のアセンブリ。
  • 前記基部の前記当接面は、前記基部のほぼ平坦な面を含み、前記縦置き部材の前記当接面は、前記縦置き部材のほぼ平坦な面を含むことを特徴とする、請求項22に記載のアセンブリ。
  • 前記結合具は、前記基部に連結される1つの部分と、前記縦置き部材に連結される別の部分とを有する、2部品の結合具を含み、前記結合具の前記部分は、互いに取外し可能に手で結合させることができることを特徴とする、請求項22に記載のアセンブリ。
  • モジュール家具アセンブリであって、
    基部と、
    第1の縦置き部材と、
    第2の縦置き部材と、
    第3の縦置き部材とを備え、前記縦置き部材は、相互交換可能となるように実質的に同一の構成を有し、前記モジュール家具アセンブリはさらに、
    前記第1の縦置き部材を前記基部へと取外し可能に結合させる第1の結合具と、
    前記第2の縦置き部材を前記基部へと取外し可能に結合させる第2の結合具と、
    前記第3の縦置き部材を前記基部へと取外し可能に結合させる第3の結合具とを備え、それによって椅子を形成することを特徴とする、モジュール家具アセンブリ。
  • 前記基部および前記縦置き部材は、前記基部の前記長さ(x)が、前記基部の前記幅(y)と前記縦置き部材の前記幅(z)の合計と実質的に等しいという規定された空間関係を有することを特徴とする、請求項28に記載のアセンブリ。
  • 第1の基部と、
    前記基部が相互交換可能となるように、前記第1の基部と実質的に同一の寸法を有する第2の基部と、
    第1の縦置き部材と、
    第2の縦置き部材と、
    第3の縦置き部材と、
    第4の縦置き部材とを備え、前記第1、第2、第3、第4の縦置き部材は、相互交換可能となるように実質的に同一の寸法を有し、
    前記基部および縦置き部材は、第1のソファアセンブリを形成するために第1の位置に位置決めすることができ、前記基部および縦置き部材は、前記第1のソファアセンブリと異なる構成を有する第2のソファアセンブリを形成するために、第2の位置に位置決めすることができることを特徴とする、モジュールソファアセンブリ。
  • 前記第1の基部を前記第2の基部に結合させるように構成された第1のU字形結合具と、前記第1、第2、第3、および第4の縦置き部材を、前記第1および第2の基部の少なくとも一方へとそれぞれ結合させるように構成された、第2、第3、第4、および第5のU字形結合具をさらに備えることを特徴とする、請求項30に記載のソファアセンブリ。
  • 前記基部および前記縦置き部材は、前記基部の前記長さ(x)が、前記基部の前記幅(y)と前記縦置き部材の前記幅(z)の合計と実質的に等しいという規定された空間関係を有することを特徴とする、請求項31に記載のソファアセンブリ。
  • 基部と、
    縦置き部材と、
    前記縦置き部材が少なくとも第1の方向に動くことを防止する、第1の結合具と、
    前記縦置き部材が少なくとも第2の方向に動くことを実質的に防止する、第2の結合具とをさらに備えることを特徴とする、モジュール家具アセンブリ。
  • 前記第1の結合具は、前記基部の当接面を前記縦置き部材の当接面へと結合させ、前記第2の結合具は、前記基部の少なくとも1つの足を、前記縦置き部材の少なくとも1つの足に結合させることを特徴とする、請求項33に記載のアセンブリ。
  • 说明书全文

    本発明は、家具の分野に関する。 特に、本発明は、モジュール家具アセンブリに関する。

    快適性および装飾を提供するために、様々な形状およびサイズの家具が長年にわたり開発されている。 消費者は、多数の目的にかない、多大の注意を必要とせずに毎日の使用による損耗に耐えることができる家具を評価する。 すなわち、多用途で、耐久性があり、保守の必要が比較的少ない家具が望ましい。

    消費者は、購入後に既に組み立てられているか、容易に組み立てることができる家具を期待する。 しかし、ほとんどの家具は、組立て後に容易に分解することができない。 ほとんどの家具は、釘、ステープル、エポキシ、または別のタイプの締結具を用いて組み立てられる。 さらに、様々なタイプの家具が、締結具を覆う張りぐるみ(upholstery)を有し、それにより家具の分解が困難となる。 このことは、特に家具を1つの場所から別の場所へと運搬する必要がある場合に、消費者にとって問題となる。

    さらに、消費者は、組立て後に容易に掃除することができる家具を評価する。 ほとんどの張りぐるみは、釘および/またはステープルを使用して家具に固定されており、汚れたり染みがついたときに、取り外して掃除することが難しい。

    輸送および梱包は、家具のコストを法外なものにする1つの側面である。 たとえば、大きい家具は、輸送時に多大な空間を必要とする。 ほとんどの家具は非連続的(non−solid)な形状を有するので、家具を梱包および輸送するときに、空間を最大限に利用することが困難になる。 これにより、必要とされる空間のすべてまたはほとんどを家具が満たすかどうかとは無関係に、家具が必要とする空間の大きさによって輸送コストが増大する。

    家具のコストを法外なものにする別の側面は、家具の積み重ねが難しいことである。 大きい家具が積み重ねられる場合、積重ねの底部の家具の損傷が頻繁に生じる。 この損傷は、梱包された家具の、形状および非連続的な性質から生じることがある。 積重ねを容易にするために家具が分解され箱詰めされる場合でも、大きな無駄な空間が依然存在することが多い。 無駄な空間は、輸送コストを増大させるだけでなく、別の家具を積み重ねるための基礎をより不安定にする。

    多数の家具を持つ余裕がない消費者にとっては、多数の機能を提供する家具を有することも望ましい。 たとえば、フトンベッド(futon bed)は、ベッドおよび長椅子の両方の機能を果たす。 しかし、フトンベッドはかさばり、したがって上記で説明したコスト要因を有する。 さらに、フトンマットレスは、長椅子としてもベッドとしても、薄く、快適でないことが多い。

    本発明は、迅速かつ効率的なやり方で、最小限の努で組み立て、分解し、再構成し、移動し、掃除することができる、モジュール家具アセンブリに関する。 例示的な実施形態では、モジュール家具アセンブリは、基部と、少なくとも1つの縦置き部材と、家具アセンブリが形成されるよう縦置き部材を基部へと取外し可能に結合させることを容易にするように構成された、結合具とを備える。

    例示的な一実施形態では、基部は、使用者がその上に座ることができる支持面として働き、縦置き部材は、使用者の背中または腕のための休息用表面として作用する。 結合具は、使用者が縦置き部材と基部を、工具を使用せずに、最小限の努力で迅速に結合または分離させることが可能になるように構成される。 縦置き部材と基部の結合が容易であることにより、消費者は、家具アセンブリの多くの構成を、容易に形成することができるようになる。

    基部は、様々な構成のモジュール家具アセンブリを提供するように、様々な方法で縦置き部材に隣接して位置決めし、取外し可能にそこに結合させることができるように構成される。 したがって、様々な異なる家具アセンブリを形成するために、多くの基部および縦置き部材を使用することができる。 たとえば一実施形態では、椅子を形成するために、互いに結合される1つの基部および1つの縦置き部材を使用する。 別の実施形態では、肘掛け椅子を形成するために、3つの縦置き部材が1つの基部に結合される。 さらに、様々な異なる椅子を形成するために、(1つまたは複数の)基部および(1つまたは複数の)縦置き部材を、様々な異なる位置に配置することができる。

    一実施形態では、基部および縦置き部材は、規定の空間関係でサイズ決めおよび構成される。 たとえば、そのような実施形態では、基部の長さ(x)が、縦置き部材の長さ(x')と実質的に等しく、基部の長さ(x)が、基部の幅(y)と縦置き部材の幅(z)の合計と実質的に等しい。 したがって、xは、y+zと実質的に等しい。 この関係は、様々な異なるタイプ、サイズ、および構成の家具アセンブリを、都合よく形成することを可能にする。

    使用に際しては、ほぼ同様の構成を有する1つまたは複数の基部を、ほぼ同様の構成を有する1つまたは複数の縦置き部材とともに使用することができる。 基部および縦置き部材の標準化された構成によって、使用者が、多数の異なるタイプおよび構成の家具アセンブリを形成することが可能になる。 これによってまた、製造が便利になる。 というのも、製造業者は、実質的に同様の構成を有する一連の基部、および実質的に同様の構成を有する一連の縦置き部材を製造し、基部および縦置き部材を、様々なタイプの家具を形成するように様々な構成に配列する(または最終使用者による配列を可能にする)ことができるからである。 使用者は、同一の構成を有する1つまたは複数の基部、および同一の構成を有する1つまたは複数の縦置き部材を購入し、それらを組み合わせて、多数の異なる家具アセンブリを形成することができる。

    たとえば、背もたれを有する椅子を形成するために、第1の基部および第1の縦置き部材を使用することができる。 肘掛け椅子を形成するために、第1の縦置き部材とほぼ同様の構成を有する、第2および第3の縦置き部材を追加することができる。 任意で、(i)第1の基部とほぼ同様の構成を有する第2の基部 、および(ii)第1の縦置き部材とほぼ同様の構成を有する、第2、第3、および第4の縦置き部材を追加することによって、長椅子を形成することができる。 標準化されたほぼ同様の構成をそれぞれ有する、基部および縦置き部材を使用することによって、無限に多様な家具アセンブリを形成することができる。

    空間関係は、製造業者が、サイズが異なる個人のための家具アセンブリを形成するために、基部および縦置き部材を比例的にサイズ決めすることを、さらに可能にする。 たとえば、基部および縦置き部材は、子供用の家具アセンブリを形成するために、比例的にサイズ決めすることができる。 同様に、基部および縦置き部材は、大人用、またさらには特に大きい大人用の家具アセンブリを形成するために、比例的にサイズ決めすることができる。 したがって、本発明の(1つまたは複数の)基部および(1つまたは複数の)縦置き部材を使用して、様々なサイズの家具を形成することができる。

    本発明の基部および縦置き部材の構成は、消費者および小売業者の両方に、多くの利益をもたらす。 たとえば本発明によって、消費者は、以前に別の家具を、それがかさばることにより、かつ/またはそのサイズにより動かすことできなかった離れた場所において、家具を有することが可能になる。 本発明は、容易に分解可能であり、したがって消費者が、そうでなければアクセス不可能な場所に、(1つまたは複数の)基部および(1つまたは複数の)縦置き部材を配置し、それらを組み立てて、家具アセンブリを形成することが可能になる。 さらに本発明によって、製造業者および/または小売業者が、2部片の家具、すなわち基部および縦置き部材の、在庫を有することが可能になる。 これは、輸送および保管に有利である。 たとえば、製造業者および/または小売業者は、2つの一次的な部片の保管のみを必要とし、荷積みまたは荷降ろしするときに、同一の構成をそれぞれ有する基部または縦置き部材を、互いに積み重ねることができる。 同様に、基部および縦置き部材は、保管時に整然としたやり方で積み重ねることができる。

    さらに、縦置き部材および基部は、取外し可能な外側ライナを備える。 取外し可能な外側ライナによって、消費者が、家具アセンブリを容易に洗濯することが可能になる。 さらに、取外し可能な外側ライナによって、消費者が、固有かつ特別注文の家具アセンブリを作り出すために、別々の色調およびスタイルのライナを相互交換することが可能になる。 したがって、本発明の家具アセンブリは、多用途であり、モジュールであり、相互交換可能であり、かつ便利である。

    本発明のこれらおよび別の目的および特徴は、以下の説明および添付の特許請求の範囲からより完全に明らかなり、あるいは、以下で説明するような本発明の実践によって知ることができる。

    本発明の上記および別の利点および特徴をさらに明確にするために、添付の図面に図示される本発明の特定の実施形態を参照することによって、本発明のより具体的な説明を行う。 これらの図面は、本発明の典型的な実施形態のみを示しており、したがって、本発明の範囲を限定すると考えられるべきではない。 添付の図面の使用により、本発明をさらに具体的かつ詳細に描写および説明する。

    本発明は、迅速かつ効率的なやり方で、最小限の努力で組み立て、分解し、再構成し、移動し、掃除することができる、モジュール家具アセンブリに関する。 本発明はさらに、多数の異なる家具アセンブリを使用者が形成することを可能にする、空間的関係を有するモジュール家具アセンブリに関する。 例示的な実施形態では、モジュール家具アセンブリは、基部と、少なくとも1つの縦置き部材と、椅子が形成されるように縦置き部材を基部へと取外し可能に結合させるよう構成された結合具とを備える。 基部および縦置き部材の構成は、使用者が多数の異なる家具アセンブリを形成することを可能にする。

    基部は、使用者がその上に座ることができる支持表面として働き、縦置き部材は、使用者の背中または腕のための休息用表面として作用する。 基部は、異なるタイプの家具アセンブリを形成するために、縦置き部材を様々な位置で基部に隣接して位置決めし、取外し可能にそこに結合させることができるように構成される。 結合具は、使用者が縦置き部材と基部を、工具を使用せずに最小限の努力で迅速に結合または分離させることが可能になるように構成される。 縦置き部材と基部の結合が容易であることにより、家具アセンブリの多くの構成を、容易に形成することが可能になる。 多種多様な家具アセンブリを形成するために、多くの基部および縦置き部材を使用することができる。 さらに、基部および縦置き部材は、様々なサイズの個人を収容するように、比例的にサイズ決めすることができる。 したがって、本発明を利用することによって、様々なタイプ、サイズ、および構成の家具を、迅速かつ都合のよいやり方で製作することができる。

    図1は、モジュール家具アセンブリ10の例示的な一実施形態を示す。 図示の実施形態では、モジュール家具アセンブリ10は、基部12と、結合具15(図4)によって基部12に取外し可能に結合された、縦置き部材14とを備える。 基部12および縦置き部材14は、様々な固有かつ特別注文の家具アセンブリを形成するように、様々な方法および構成で、互いに取外し可能に結合されるようになされる。 さらに、基部12および縦置き部材14は、規定された空間関係に従って、サイズ決めおよび構成される。 以下でより完全に説明するような、基部12と縦置き部材14の間の規定された空間関係は、(i)様々なタイプの家具アセンブリを都合良く形成すること、(ii)様々な異なる構成の家具アセンブリを都合良く形成すること、および(iii)製造業者が、子供用または大人用などサイズが異なる個人のための基部および縦置き部材を、比例的にサイズ決めすることを可能にする。

    基部12は、消費者のための快適な座面を提供するように構成される。 基部12はまた、再構成、移動、保管、および/または輸送のために、容易に分解されるように構成される。 本実施形態では、基部12は、フレームアセンブリ16、クッション18、およびフレームアセンブリ16に取り付けられた複数の足20a〜20dを備える。 フレームアセンブリ16は、消費者が基部12上に座っている間に、消費者の体重を支持するように構成される。 クッション18は、消費者のための有用かつ快適な着座領域を提供するように、フレームアセンブリ16上に取り付けられる。 クッション18は、フレームアセンブリ16上に容易に取り付け、またはそこから容易に取り外すことができる。

    足20a〜20dは、フレームアセンブリ16の下面に結合させられる。 足20a〜20dは、様々な方法でフレームアセンブリ16に結合させられる。 一実施形態では、足20a〜20dは、ねじによって結合される。 この実施形態では、足20a〜20dは、梱包、輸送、保管、移動、および/または交換の容易さを促進するために、フレームアセンブリ16に容易に取り付けることができ、かつ/またはそこから容易に取り外すことができる。 ただし、足20a〜20dは、釘、エポキシ、または接着剤、あるいはそれらの組み合わせを用いるなど、より恒久的なやり方でフレームアセンブリ16に結合させることができる。 足20a〜20dは、足結合具34および/または34aなど足結合具と関連づけて使用されるとき、基部12への縦置き部材14の結合を容易にする。 足20a〜20dはさらに、消費者の体重を支持し、基部12を床の上方に持ち上げるように構成される。 足20a〜20dが、ねじによってフレームアセンブリ16に結合される場合、足20a〜20dの取外し可能性は、クッション18の取外し可能性と相まって、再構成、移動、保管、および/または輸送のための、基部12の容易な分解を可能にする。

    基部12は、縦置き部材14の当接面28に隣接および当接して位置決めすることができるように構成された、複数の当接面26a〜26dを備える。 本明細書でより完全に議論されるように、基部12は、様々な異なる家具アセンブリを形成するために、縦置き部材14をいかなる当接面26a〜26dに隣接させて位置決めすることもできるように構成される。

    図示の実施形態において、基部12および縦置き部材14は、規定された空間関係を有する。 基部12と縦置き部材14の間の空間関係は、様々なタイプ、サイズ、および構成の家具アセンブリの形成を可能にする。 本実施形態では、基部は、長さ(x)および幅(y)を有し、基部12の長さ(x)は、基部12の幅(y)より大きく、縦置き部材14は、長さ(x')および幅(z)を有し、縦置き部材14の長さ(x')は、縦置き部材14の幅(z)より大きい。 本実施形態では、基部12および縦置き部材14は、基部12の長さ(x)が縦置き部材14の長さ(x')と実質的に等しく、基部12の長さ(x)が、基部12の幅(y)と縦置き部材14の幅(z)の合計と実質的に等しくなるように、構成される。 したがって、(x)は、(y)+(z)と実質的に等しい。 基部12の長さ(x)が、基部12の幅(y)と縦置き部材14の幅(z)の合計と実質的に等しいというこの関係は、基部12と縦置き部材14の間の規定された空間関係である。 さらに、基部12を座部として用いる一方で、縦置き部材14を背もたれまたは肘掛けとして都合良く用いることができるように、縦置き部材14の高さ(h')は、基部12の高さ(h)よりも実質的に大きい。

    この規定された空間関係は、様々な異なるタイプの家具アセンブリを、使用者が都合良く形成することを可能にする。 たとえば、図示の実施形態では、第1の基部12および第1の縦置き部材14は、椅子を形成するために使用される。 図6cに示すような、第1の肘掛けおよび第2の肘掛けを有する肘掛け椅子を形成するために、第1の縦置き部材14とほぼ同様の構成を有する、第2および第3の縦置き部材14を追加することができる。 ここで使用するほぼ同様の構成という句は、基部および/または縦置き部材がそれぞれ、相互交換可能となるようにサイズ決めされ構成されることを意味することができる。 任意で、(i)第1の基部12とほぼ同様の構成を有する第2の基部12、および(ii)図6aおよび図6fに示すような、第1の縦置き部材14とほぼ同様の構成を有する第2、第3、および第4の縦置き部材14を加えることによって、長椅子を形成することができる。 様々なタイプの家具を形成するために、(1つまたは複数の)基部および/または(1つまたは複数の)縦置き部材を追加することができることにより、規定された空間関係は、様々な異なるタイプの家具を使用者が都合良く形成することを可能にする。

    図6e〜図6fにさらに示すように、この規定された空間関係は、様々な異なる構成の家具アセンブリを、使用者が都合良く形成することを可能にする。 たとえば、2つの基部12および4つの縦置き部材14を使用して形成される長椅子は、図6eに示すような2人がけの椅子(love seat)、または図6fに示すような奥行きのあるソファ(deep sofa)を形成するように構成することができる。 図6eの2人がけの椅子と図6fの奥行きのあるソファは、同一の基部12および縦置き部材14を用いるが、異なって構成される。 すなわち、本発明の規定された空間関係は、様々な異なる構成の家具アセンブリを、使用者が都合良く形成することを可能にする。

    規定された空間関係は、製造業者が、異なるサイズの個人を収容するように、異なるサイズの基部および縦置き部材を製造することも可能にする。 たとえば、製造業者は、基部および縦置き部材が互いに取外し可能に結合されるとき、子供用にサイズ決めされるが大人が快適に使用するには小さくなり過ぎることがある家具アセンブリが形成されるように、基部および縦置き部材を製造することができる。 一方、製造業者は、(1つまたは複数の)基部および(1つまたは複数の)縦置き部材が互いに結合されるとき、大人を快適に収容するようにサイズ決めされた家具アセンブリが形成されるように、空間関係を利用しながら(1つまたは複数の)基部および(1つまたは複数の)縦置き部材のサイズを拡大することができる。 したがって、基部12と縦置き部材14の間の空間関係により、様々な異なるサイズの家具アセンブリの形成が可能になる。

    図1を続けて参照すると、縦置き部材14は、基部12がそれに結合されるとき、横方向の支持を消費者に提供するように構成される。 縦置き部材14は、様々な家具アセンブリを形成するために、基部12のいかなる当接面26a〜26dに隣接して位置決めすることもできる。 複数の足30a、30bは、縦置き部材14の下面に結合させられる。 足30a、30bは、基部12への縦置き部材14の結合を容易にするように構成される。 足30a、30bはさらに、消費者の体重を支持し、縦置き部材14がその上に位置決めされる床の上方に、縦置き部材14を持ち上げるように構成される。 足30a、30bは、足20a〜20dを基部12に結合させるのと同様のやり方で、縦置き部材14に結合させることができる。

    一実施形態では、足30a、30bはそれぞれ、縦置き部材14の前面および後面ならびに隣接するそれぞれの側面から、等距離すなわち「偏位距離」だけ偏位するように、位置決めすることができる。 たとえば、縦置き部材の幅(z)が、10インチ(25.4cm)である場合、偏位距離は5インチ(12.7cm)である。 すなわち、足30a、30bは、縦置き部材14の前面から5インチ(12.7cm)および後面から5インチ(12.7cm)離して(すなわち前面と後面の中間に)それぞれ位置決めされ、かつ、縦置き部材14のそれぞれの隣接する側面からそれぞれ5インチ(12.7cm)離して位置決めされる。 同様に、基部12の足20a〜20dはそれぞれ、隣接する別々の当接面26a〜26dから偏位距離だけ離してそれぞれ位置決めされる。 したがって、そのような一実施形態において、(i)足20aは、当接面26aおよび当接面26bの両方から偏位距離だけ偏位し、(ii)足20bは、当接面26bおよび当接面26cの両方から偏位距離だけ偏位し、(iii)足20cは、当接面26cおよび当接面26dの両方から偏位距離だけ偏位し、(iv)足20dは、当接面26dおよび当接面26aの両方から偏位距離だけ偏位する。

    図示の実施形態では、モジュール家具アセンブリ10は、たとえば同一とすることができる、多数の足結合具34、35をさらに備える。 足結合具34、35は、基部12への縦置き部材14の結合を促進するようになされる。 足結合具34、35はさらに、基部12および縦置き部材14に結合されるときに、それらに支持を提供するようになされる。 足結合具34は、基部12の足20d、および基部の足20dに隣接する縦置き部材14の足30aを利用して、基部12への縦置き部材14の結合を促進する。 同様に、足結合具35は、基部12の足20cおよび隣接する縦置き部材14の足30bを利用して、基部12への縦置き部材14の結合を促進する。

    図示の実施形態では、縦置き部材14、フレームアセンブリ16、およびクッション18はそれぞれ、選択的に取外し可能な外側ライナ32、22、24をそれぞれ備える。 取外し可能な外側ライナ32、22、24は、本明細書でより完全に議論されるように、その洗濯が容易になるように、容易に取り外し、再び取り付けることができるように構成される。 さらに、外側ライナ32、22、24が選択的に取外し可能であることによって、消費者が、固有の特別注文家具アセンブリを作り出すために、色や設計を混在させ、組み合わせることが可能になる。

    図2は、基部12の分解破断図を示す。 図示の実施形態では、フレームアセンブリ16は、フレーム36、およびフレーム36に付随するクッションアセンブリ38を備える。 フレーム36は、モジュール家具アセンブリ10を使用する消費者の体重を支持するように構成および配列される。 フレーム36は、木材、金属、複合材料、プラスチック、または別の何らかの構造材料、あるいはそれらの組み合わせから製作される、複数の構造部材を含むことができる。 当業者には理解されるように、フレーム36を作り上げる構造部材およびそれらの向きは、サイズおよび/または重量要求など様々な規格に合うように、修正および再構成することができる。

    図示の実施形態では、フレームアセンブリ16は、フレーム36上に取り付けられる支持部材58をさらに備える。 支持部材58は、フレーム36の凹部44内に位置決めされる。 たとえば一実施形態では、支持部材58は、凹部44内に位置決めされた、4つの直立ポスト59および/または直立スラット61上に取り付けられる。 支持部材58は、複数の溝62a〜62fをその中に有する、木材または別の構造材料などの材料のシートから構成される。 溝62a〜62fは、支持部材58の外周に沿って位置決めされ、その中に結合具15の一部を受けることが可能になるようにサイズ決めされる。 溝62a〜62fは、縦置き部材14を基部12に結合するために、かつ/または基部12を別の基部12に結合するために、基部12上の様々な結合位置を提供するように支持部材58内に位置決めされる。

    支持部材58が、フレーム36の凹部44内に位置決めされるとき、溝62a〜62fはそれぞれ、フレームアセンブリ16内の開口の一部を形成する(図5b参照)。 図示の実施形態では、2つの溝62a、62b、および62d、62eが、それぞれの当接面26a、26cに隣接して位置決めされ、1つの溝62c、62fが、それぞれの当接面26b、26dに隣接して位置決めされる。 2つの溝62a、62b、および62d、62eは、各当接面26a、26cに隣接する別々の位置に縦置き部材14を位置決めすることを可能にするために、それぞれ当接面26a、cに隣接した2つの異なる位置に位置決めされる。 縦置き部材14を基部12に隣接する複数の位置に位置決めすることができることによって、様々な家具構成の形成が可能になる。 したがって、縦置き部材14は、基部12に対して少なくとも6つの異なる位置に位置決めし、結合具15によって基部12に結合させることができる。 これはたとえば、縦置き部材14の開口64(図3)を、溝62a〜62fのいずれかと位置合せし、結合具15の一部分を、開口64およびフレームアセンブリ16の所望の開口それぞれの内部に位置決めすることによって、達成することができる。

    すなわち、支持部材58内の溝62a〜62fの構成および位置決めによって、様々な形状および構成のモジュール家具アセンブリを製作することができるように、縦置き部材14を基部12に対して様々に位置決めすることが容易になる。 たとえば、縦置き部材14の開口64は、溝62a〜62fのいずれと位置合せすることもできる。 位置合せ後に、結合具15(図4)を使用して、図5bに示すように基部12を縦置き部材14に連結させることができる。

    同様に、図6bに示すように2つの基部を互いに結合させるように、第1の基部12の溝62cまたは62fを、第2の基部12の溝62cまたは62fと位置合せすることができる。 複数の基部12と縦置き部材14を互いに結合させることができるという融通性により、様々な異なる固有の家具アセンブリを製作することが可能になる。 第1の基部12は、第1の基部12の開口を第2の基部12の開口と位置合せし、結合具15の一部を第1の基部12の開口および第2の基部12の開口内に配置することによって、第2の基部12に結合させることができる。 図6a〜図6jは、図示のように、結合具15を用いて基部12を縦置き部材14および/または基部12へと結合させることによって、基部12および縦置き部材14から形成することができる、家具アセンブリの様々な例を示す。

    ここで図2に戻ると、クッションアセンブリ38は、フレーム36の外面に連結された複数の緩衝部材40a〜40cと、支持部材58がフレーム36内に取り付けられるときに支持部材58上に取り付けられる、追加の緩衝部材40dとを備える。 緩衝部材40a〜40c、40dは、モジュール家具アセンブリ10を使用する消費者のための緩衝面を提供するように構成される。 緩衝アセンブリ38を有するフレーム36の緩衝性によって、より快適な家具が提供される。

    緩衝部材40a〜40cはそれぞれ、フレーム36の外側部分を被覆するようフレーム36のそれぞれの外面上に位置決めされるようになされた、一片の矩形の発泡体を含む。 当接面26cに隣接するフレーム表面を緩衝するために使用される追加の一片の矩形発泡体は、図2には図示しない。 そのような緩衝部材40a〜40c(当接面26cに隣接する追加片を含む)は、フレームアセンブリ16の所望の弾性および詰め物に対応するために、様々なタイプの発泡体を含むことができ、また、そのような緩衝部材40a〜40cは、発泡体の単一片を含むことができ、または、ポリウレタン発泡体の層を覆って位置決めされる形状記憶発泡体(memory foam)層など、発泡体層の組み合わせを含むことができる。 図示の実施形態では、緩衝部材40a〜40cは、内側ライナ46によって被覆される。

    本実施形態では、緩衝部材40dもまた、ライナ42によって被覆される一片の発泡体を含む。 緩衝部材40dは、支持部材58の頂部上で、フレーム36の凹部44内に位置決め可能となるように構成される。 緩衝部材40dの発泡体片は、ポリウレタン発泡体の単一片、または様々なタイプの発泡体の組み合わせを含むことができる。 たとえば、緩衝部材40dは、ポリウレタン発泡体の単一片と、緩衝部材40dを形成するようにポリウレタン発泡体の単一片の頂部上に位置決めされる、同様に形状付けされた一片の形状記憶発泡体とを含むことができる。 緩衝部材40dは、モジュール家具アセンブリ10を使用する消費者のための、より快適な座面をもたらすように構成される。

    ライナ42および内側ライナ46は、フレームアセンブリ16の緩衝部材40a〜40dを被覆し、それらを保護するように構成される。 ライナ42および内側ライナ46は、透性または不透水性のいずれかの、織物材料を含むことができる。 不透水性ライナの1つの利点は、フレームアセンブリ16上にソーダなどの液体がこぼれた場合に、フレーム36および緩衝部材40a〜40dの保護にライナが役立つことである。

    フレームアセンブリ16はまた、取外し可能な外側ライナ22を備える。 取外し可能な外側ライナ22は、フレーム36および緩衝部材40a〜40c、ならびに美観をさらに保護するために、フレームアセンブリ16と共に使用するように構成される。 取外し可能な外側ライナ22は、その上にクッション24が取り付けられるとき内側ライナ46の露出部分を被複するように、内側ライナ46上に取り付けられる。

    図示の実施形態では、外側ライナ22は、たとえばVELCROなどのフックアンドパイル(hook and pile)機構など取外し可能な固定機構48によって、フレームアセンブリ16に取外し可能に結合される。 このやり方では、外側ライナ22が汚れ、かつ/または染みがついた場合に、外側ライナを選択的に取り外し、洗濯することができる。 また、たとえばVELCROなど取外し可能な固定機構48によって、消費者は、外側ライナ22をフレームアセンブリ16の内側ライナ46へと、容易、迅速、かつ効率的に再び取り付けやすくなる。 さらにまた、外側ライナ22が選択的に取外し可能であることによって、消費者は、彼らの要望および趣味に従った特別注文の独特のモジュール家具アセンブリを作りだすためにモジュール家具アセンブリ10の外側ライナの様々なスタイル、デザイン、および構成を、より容易に混在させて組み合わせることができる。

    上記のように、基部10は、複数の当接面26a〜26dを備える。 図示の実施形態では、当接面26a〜26dは、縦置き部材14のほぼ平坦な当接面28に隣接および当接して位置決めされるように構成された、別々のほぼ平坦な面である。 縦置き部材14の当接面28は、基部12が縦置き部材14と当接関係に置かれるときに、基部12の当接面26a〜26dのうちの少なくとも1つに対応するように構成される。 このやり方では、縦置き部材14を基部12に結合させるために、結合具15を使用することができる。

    クッション18は、基部12を形成するように、フレームアセンブリ16上に位置決めされ取り付けられるように構成される。 クッション18は、クッション18の外周がフレームアセンブリ16の外周と実質的に等しくなるようにサイズ決めされる。 本実施形態では、クッション18は、内側ライナ52によって被覆された一片の発泡体50を含む。 発泡体片50は、モジュール家具アセンブリ10に使用者が座るときに快適な座面がもたらされるように、十分な弾性および適当な特性を有する発泡体の単一片を含む。 ただし、発泡体片50は、ポリウレタン発泡体の層およびポリウレタン発泡体層上に取り付けられた形状記憶発泡体の層など、複数のタイプおよび構成の発泡体片を含むことができる。

    上述のように、内側ライナ52は、発泡体片50を被覆する。 内側ライナ52は、発泡体片50を実質的に被覆するのに十分な織物材料で構成することができる。 内側ライナ52は実質的に、内側ライナ46および/またはライナ42と同じ材料から製作することができる。

    図示の実施形態では、内側ライナ52は、使用者が座るための外観が美しく快適な緩衝面をもたらすように、取外し可能な外側ライナ24によって被覆される。 取外し可能な外側ライナ24、22は、類似性を有することができる。 取外し可能な外側ライナ22、24は、様々な異なる材料を含むことができ、様々な方法で取り付けることができる。 たとえば、取外し可能な外側ライナ22、24は、綿、革、超極細繊維(micro−fiber)、スエード革、または消費者が使用を望むことがある別のタイプの材料などの、材料から製作することができる。

    取外し可能な外側ライナ22、24は、たとえばVELCROなどのフックアンドパイル機構、1つまたは複数のジッパー、嵌込みスナップ部材、フックアンドラッチタイプの締結具、あるいは、外側ライナ22、24が選択的に取外し可能となることを促進する別の何らかのタイプの固定手段など、取外し可能な固定機構を使用して、取外し可能に結合することができる。 このやり方では、消費者は、彼らの要望および趣味に従った特別注文の家具アセンブリを形成するように、様々なタイプ、スタイル、および構成の取外し可能な外側ライナ22、24を、混在させて組み合わせるための選択肢を有する。

    図3は、縦置き部材14を示す部分破断図である。 縦置き部材14は、モジュール家具アセンブリ10を形成するよう、基部12に結合されるように構成される。 図3にさらに示すように、縦置き部材14は、地面または床など、縦置き部材14がその上に置かれる支持面の表面と、縦置き部材14の長手軸が実質的に直交するよう位置決めされるように、さらに構成される。

    図示の実施形態では、縦置き部材14は、フレームアセンブリ54、フレームアセンブリ54を被覆する内側ライナ56、取外し可能な外側ライナ32、フレームアセンブリ54の下面に結合された足30a、30b、および、基部12への縦置き部材14の結合を容易にするための、フレームアセンブリ54内に形成された開口64を備える。

    フレームアセンブリ54は、モジュール家具アセンブリ10を利用する使用者に、横方向の支持を提供するように構成される。 フレームアセンブリ54はさらに、消費者がその上で休息することができる、快適な表面を提供するように構成される。 図示の実施形態では、フレームアセンブリ54は、フレーム66、およびクッションアセンブリ68を備える。 フレーム66は、縦置き部材14が基部12に結合されるとき、モジュール家具アセンブリ10上に座る消費者に横方向の支持を提供するように構成される。 フレーム66は、木材、金属、複合材料、プラスチック、または別の何らかの構造材料、あるいはそれらの組み合わせから製作される、複数の構造部材を備えることができる。 当業者には理解されるように、フレーム66を作り上げる構造部材およびそれらの向きは、サイズおよび/または重量要求など様々な規格に合うように、修正および/または再構成することができる。

    クッションアセンブリ68は、詰め物がされた快適な表面を提供するための、フレーム66に付随する、複数の緩衝部材70およびウェッジ部76を備える。 図示の実施形態では、ウェッジ部76は、ウェッジ様に形状づけされた一片の発泡体を備える。 ウェッジ部76は、フレーム66と共に直方体を形成するよう、フレーム66の傾斜した前面上に取り付けられるように構成される。 緩衝部材70は、フレーム66およびウェッジ部76を、取り囲み被覆するように構成される。 緩衝部材70は、フレーム66およびウェッジ部76の両方を十分に被覆するようにサイズ決めされた、一片の発泡体で構成される。 被覆緩衝アセンブリ68は、内側ライナ56、および取外し可能な外側ライナ32である。 内側ライナ56は、内側ライナ46、52、およびライナ42と同様の特徴を有することができる。 同様に、取外し可能な外側ライナ32は、外側ライナ22、24と同様の特徴を有することができる。

    開口64は、基部12への縦置き部材14の結合を容易にするように、構成および位置決めされる。 開口64は、様々なタイプおよび構成の家具アセンブリを形成することができるように、縦置き部材14の当接面28に隣接して、中央に位置決めされる。 開口64は、縦置き部材14を基部12に対して様々な方法で位置決めすることができるよう、開口64を溝62a〜62fのいずれかと位置合せすることができるように、さらに位置決めされる。 開口64は、フレームアセンブリ54と、内側ライナ56および外側ライナ32とを貫通して延びる。 開口64は、それを通して結合具15の一部を受けることが可能になるように、十分にサイズ決めされる。

    図4は、結合具15および足結合具34、34aを含めた、いくつかの結合具を示す斜視図である。 結合具15は、縦置き部材14を基部12へと取外し可能に結合させるために、使用することができる。 図示の実施形態では、結合具15は、細長のU字形部材を備え、U字形部材は、縦置き部材14の開口64、および支持部材58の溝62a〜62fのうちの1つの内部、あるいは、2つの基部が互いに結合される場合、第1の基部12の溝62a〜62fのうちの1つおよび第2の基部12の溝62a〜62fのうちの1つの内部に、位置決め可能となるように構成される。 結合具15はさらに、図5bおよび図5cに示すように、縦置き部材14の一部および基部12の一部を共に結合具15の部分の間に挟むように、基部12のフレーム36および縦置き部材14のフレーム66の、内面に係合するように構成される。 結合具15は、基部12に対する縦置き部材14の上方部分の運動を、実質的に防止するように構成される。 このようにして、結合具15は、縦置き部材14の運動を、基部12に対して少なくとも第1の方向で実質的に防止する。

    結合具15は、金属材料、または別の何らかの構造材料で製作することができる。 結合具15は、結合具15の挿入および取外しを容易にしやすくするために、結合具15の頂面上に開口を備えることができる。 結合具15は、本体15bに結合された第1の脚部15aを有し、本体15bは、それに結合された第2の脚部15cを有する。 一実施形態では、基部12を縦置き部材14に都合良く結合することを容易にし、結合具15上に生じる力に抵抗するために、第1の脚部15aは、第2の脚部15cよりも長い。 別の実施形態では、第1の脚部15aは、第2の脚部15cと実質的に同じ長さである。

    結合具15および足結合具34、34aは、縦置き部材14を基部12に取外し可能に結合させることを容易にするために、使用することができる。 図示の実施形態では、足結合具34は、ブロックで構成され、ブロックは、それを貫通して形成された複数の開口74a、74bを有する。 開口74a、74bは、基部12または縦置き部材14の足を、その中に受けるようにサイズ決めおよび構成される。 足結合具34の開口74a、74bは、縦置き部材14からの足30が開口74a内に位置決めされ、基部12からの足20が開口74b内に位置決めされるときに、縦置き部材14と基部12が隣接し互いに接触するように、十分に離隔される。

    足結合具34、35は、基部12に対する縦置き部材14の底部の運動を、実質的に防止するように構成される。 このようにして、足結合具34、35は、縦置き部材14の運動を、基部12に対して少なくとも第2の方向で実質的に防止する。 たとえば、図5a〜図5cに示す実施形態では、結合具15は、少なくとも第1の方向、すなわち基部12から離れる、縦置き部材14の頂部の運動を実質的に防止し、足結合具34、35は、少なくとも第2の方向、すなわち基部12へと向かう、縦置き部材14の頂部の運動を実質的に防止する。

    足結合具34aのさらに別の実施形態を、図4に示す。 足結合具34aは、足結合具34と同様に機能することができる。 足結合具34aは、足結合具34を置換することができ、さらなるの足を連結させるためのさらなる開口を有する。 すなわち、足結合具34a、基部12に対する縦置き部材14の底部の運動を、実質的に防止するように構成される。

    足結合具34aは、図6c〜図6jに示すような家具アセンブリを形成するために、足結合具34aを、多数の縦置き部材14および/または基部12への基部12の結合に関連づけて使用することを可能にする、4つの開口74a〜dを有する。 たとえば、図6cの実施形態では、基部12の1つの脚部を、背もたれとして位置決めされた第1の縦置き部材14の1つの脚部、および肘掛けとして位置決めされた第2の縦置き部材14の1つの脚部と互いに結合させるために、1つの足結合具34aを使用することができ、第2の基部12の第2の脚部を、第1の縦置き部材14の第2の脚部、およびもう1つの肘掛けとして位置決めされた第3の縦置き部材14の脚部と互いに結合させるために、別の足結合具34aを使用することができる。 この例では、各足結合具34aの1つの開口は使用されないが、足結合具34aの対称構成によって、消費者が、様々な構成の家具アセンブリで足結合具34aを使用することが可能になる。

    当業者には理解されるように、本発明の足結合具は、その中に形成される開口74の数が限定される必要はない。 たとえば、本発明の足結合具は、ソファの形成を容易にするために、2つの基部12および4つの縦置き部材14の足を結合するように、適当な数の開口を備えるようサイズ決めおよび構成することができる。 任意で、足結合具は、何らかの構成において、基部12の足20を、縦置き部材14の足30または別の基部12の足20に結合するため、かつ/または、多数の基部12のそれぞれの足20を、多数の縦置き部材14のそれぞれの足30に結合するために必要な、いかなる数の開口を有することもできる。 別の実施形態では、開口74は、その中に消費者が足をより容易に挿入することが可能になるように、先細の開口を備えることができる。

    図5a〜図5cは、モジュール家具アセンブリ10の組み立て方を示す。 本実施形態で示す基部12のフレームアセンブリ16は、開口64が支持部材58内の溝62fに隣接し、それと位置合せされるように、縦置き部材14に接触して位置決めされる。 位置合せ後に、縦置き部材14の開口64内に、結合具15が位置決めされ、図5bおよび図5cに示すように、縦置き部材14のフレーム66の平坦な内面および基部12のフレーム36の平坦な内面に係合するように、消費者によって下向きに押される。 このようにして、結合具15は、基部12および縦置き部材14に連結される。

    さらに、基部12の足20dが、足結合具34の開口74b内で受けられ、縦置き部材14の足30aが、足結合具34の開口74a内で受けられる。 同様に、基部34と同様または同一とすることができる足結合具35が、足結合具34と同様のやり方で使用され、足20cが、足結合具35の開口74b内で受けられ、足30bが、足結合具35の開口74a内で受けられる。 したがって、結合具15および足結合具34、35の使用は、本発明の家具アセンブリ10を形成するために、縦置き部材14を基部12へと取外し可能に結合させるために役立つ。

    当業者には理解されるように、消費者は、結合具15、ならびに足結合具34、34aおよび/または35を容易かつ迅速に使用して、基部12を、縦置き部材14および/または別の基部12に、取外し可能に手で結合させることができる。 たとえば、消費者は、結合具15を基部12および縦置き部材14に連結させ、またはそれから分離するために、工具を必要としない。 工具が不必要であるので、消費者は、結合具15、および足結合具34、34a、35を、場合によっては、基部12ならびに縦置き部材14および/または別の基部12へと手で連結させ、またはそれらから手で分離させることができる。 すなわち、ここで使用する「取外し可能に手で結合する」という句は、結合具および足結合具によって、基部12と縦置き部材14および/または別の基部12とを、ハンマまたはねじ回しなどの工具や何か他の機械化された道具を使用せずに、都合良く結合および分解することを意味することができる。

    結合具15が基部12および縦置き部材14に連結された後に、家具アセンブリ10を形成するように、クッション18をフレームアセンブリ16上に配置することができる。 当業者には理解されるように、足結合具34、34a、および結合具15は、モジュール家具アセンブリ10を分解するために、容易に手で分離され取り外される。

    結合具5bは、縦置き部材14を基部12に取外し可能に結合させる結合具15を示す、モジュール家具アセンブリ10の斜視図である。 この図では、結合具15は、縦置き部材14の開口64、および基部12の開口を通して受けられる。 結合具15を受ける基部12の開口は、溝62fおよびフレーム36によって形成される。 このようにして、結合具15は、基部12への縦置き部材14の結合を容易にするために使用することができる。 さらに、足結合具34が、足20dおよび30a上に取り付けられ、足結合具35が、足20cおよび30b上に取り付けられる。

    図5cは、結合具15および足結合具34、35が、基部12および縦置き部材14に連結される場合の、モジュール家具アセンブリ10の断面図を示す。 図示の実施形態に示すように、結合具15が基部12および縦置き部材14に連結されるとき、結合具12は、フレーム36のほぼ平坦な部分およびフレーム66のほぼ平坦な部分を挟む。 結合具15は、基部12および縦置き部材14に連結されるとき、開口64および溝62f内で受けられる。 足結合具35も図示され、縦置き部材14の足30bおよび基部12の足20cが、どのように足結合具35内に受けられるかを示す。

    モジュール家具アセンブリ10は、基部12、縦置き部材14、結合具15、および足結合具34、35を使用して、迅速かつ効率的なやり方で、組立ておよび分解することができる。 同様に、結合具15および足結合具34、35の取外しを容易にすることによって、消費者は、モジュール家具アセンブリ10の移動および/または梱包のために、モジュール家具アセンブリ10を容易に取外しまたは分解することが可能になる。

    たとえば、消費者は、基部12、縦置き部材14、結合具15、および多数の足結合具34、35を購入し、その後それらを組み立てて、椅子などの、後部および基部を有するモジュール家具アセンブリを形成することができる。 消費者は、基部12を縦置き部材14に隣接して位置決めし、縦置き部材14のフレームと基部12のフレームとを係合させるために結合具15を挿入し、足結合具34、35を、基部12および縦置き部材14の対向する側部の足を覆って位置決めすることによって、モジュール家具アセンブリを容易に組み立てて、図1に示すような安全かつ快適な椅子を形成することができる。 消費者が椅子を動かす必要がある場合、結合具および足結合具を取り外し、それによって、容易に動かすことができ家具アセンブリを形成するために再び組み立てることができる2つの別々の部片を作り出すことによって、椅子は容易に分解される。

    家具アセンブリを動かすことに関して消費者にもたらされるのと同じ利点はまた、輸送および梱包にももたらされる。 たとえば、モジュール家具アセンブリの製造業者は、縦置き部材を、基部から分離して別々に梱包することができる。 縦置き部材および基部が均一な矩形形状であることによって、縦置き部材および基部を容易に梱包および輸送することが可能になる。 基部12および縦置き部材14を使用することによって、製造業者および/または小売業者は、多大な数の2つのタイプの家具部片を、製作、保管、および輸送することができ、それによって、製造、輸送、および保管プロセスが高度に効率的になる。 さらに、縦置き部材および基部上に足がねじ付けされる場合、足は、縦置き部材および基部の輸送および形の均一性を促進するために、縦置き部材および基部から容易に取外し、かつそれらに再び取り付けることができる。

    図6aから図6jは、本発明による、基部12および縦置き部材14を場合によって使用する、家具アセンブリの様々な構成を示す。 一実施形態では、図6a〜図6jに示す基部12はそれぞれ、基部12が相互交換可能となるように、これらの図に示す別の各基部12と実質的に同じ寸法を有し、図6a〜図6jに示す縦置き部材14は、縦置き部材14が相互交換可能となるように、別の各縦置き部材14と実質的に同じ寸法を有する。

    図6aは、クッション付き足置き(ottoman)を形成するための、基部12の単独での使用を示す。 図6bは、ベンチの構成を示し、ベンチを形成するために、2つの基部12が使用され結合される。 図6cは、肘掛け椅子の構成を示す。 この実施形態では、椅子を形成するために、3つの縦置き部材14が1つの基部12と関連づけて使用される。 図6dは、互いに結合された2つの基部12および2つの縦置き部材14によって形成された、長椅子の構成を示す。

    図6a〜図6jに示すそれぞれの家具構成のために、適当な数の結合具15を使用することができる。 たとえば、図6bのベンチを形成するように基部12を基部12に結合させるために、単一の結合具15を使用することができる。 あるいは、図6bのベンチを形成するように基部12を基部12に結合させるために、第1および第2の結合具15が使用される。 図6cの椅子を形成するようにそれぞれの縦置き部材14を基部12に結合させるために、第1、第2、および第3の結合具15が使用される。 一実施形態では、図6dの長椅子内で基部12を基部12に結合させるために、単一の結合具15が使用され、それぞれの縦置き部材14を基部12のうちの一方に結合させるために、第2および第3の結合具15が使用される。 図6e〜図6jに示すアセンブリも同様に、所望の構成を形成するようそれぞれの基部12と縦置き部材14を互いに結合させるために、結合具15などの結合具を使用することによって、互いに結合させることができる。

    図6eは、2つの基部12および4つの縦置き部材14によって形成された、ソファを示す。 図6fは、互いに取外し可能に結合された2つの基部12および4つの縦置き部材14によって形成された、奥行きのある2人がけの椅子を示す。 図6gは、6つの基部12およびそれに結合された7つの縦置き部材14を有する、組合せ式ソファ(sectional)の構成を示す。 図6hは、4つの基部12および4つの縦置き部材14を使用する、ツイスター設計(twister design)の構成を示す。 図6iは、ベビーサークルの構成を示し、この構成は、図6iに示すようなベビーサークルを形成するために取外し可能に結合された、4つの基部12および8つの縦置き部材14を使用する。 図6jは、ベッドの構成を示し、6つの基部12が、ベッドを形成するように互いに結合され、2つの縦置き部材14が、ベッドの頭板を形成するように2つの基部12に結合される。 このやり方で、6つの基部12は、その上で使用者が眠ることが可能になるように構成および配列される。 図6a〜図6jに示す実施形態において、結合具15は、各基部12と、縦置き部材14および/または別の基部12との間に連結部を形成するために使用される。

    図7は、一代替実施形態である基部112を示す。 図示の実施形態では、フレーム136は、支持部材158を傾斜させるように構成される。 支持部材158を傾斜させることによって、使用者は、基部112上に座りながら自然に寄りかかることが可能になる。 この実施形態では、緩衝部材140eは、平坦な頂面を形成するためにフレームアセンブリ116の凹部144内に受けられるように構成された、ウェッジ形状の一片の発泡体である。

    図示の実施形態では、クッション118は、その上に座る使用者が寄りかかることを容易にするクッションを形成するために、複数の発泡体部片を備える。 たとえば、クッション118は、第1の発泡体ウェッジ部片120と、直方体を形成するように第1の発泡体ウェッジ部片120に隣接して位置決めされる、第2の発泡体ウェッジ部片122を備えることができる。 使用者が上に座ることができるクッション118が形成されるように、第2の発泡体ウェッジ122上に、形状記憶発泡体124の層を位置決めすることができる。 当業者には理解されるように、形状記憶発泡体124の層は、基部112上に座る使用者に、さらなる快適性を提供する。 使用者がクッション118上に座るときなど圧力がその上に加えられるときに、第2の発泡体部片122がより大きくへこむことが可能になるように、第1の発泡体部片120を第2の発泡体部片122よりも高密度にすることができる。 2つの発泡体ウェッジ120、122の密度の不一致によって、消費者がクッション118上に座るときに消費者の自然な寄りかかりがもたらされる。

    図8は、基部および様々な結合具の、別の実施形態を示す。 この実施形態では、基部212は、フレーム236と、フレーム236上に取り付けられた複数の取付けプレート261とを有する、フレームアセンブリ216を備える。 フレーム236は、支持部材258を備え、その上にクッションまたは緩衝部材を取り付けることができる。 支持部材258は、中実の、ほぼ平坦な表面を備える。 この実施形態では、支持部材258は、溝を備えない。 結合具15が基部212と共に使用されるとき、結合具15の第1の端部15aを、支持部材258にぶつからないように短くすることができる。 当業者には理解されるように、基部12および基部212を、同一の家具アセンブリ内で使用することができる。

    取付けプレート261は、補強された、実質的に平坦な表面であり、結合具15、フレア状結合具215、および/またはラチェット結合具217によって、基部212を縦置き部材14へと、都合良く、手動で、取外し可能に結合させることを可能にするように構成および位置決めされる。 取付けプレート261は、溝62a〜62fが基部12に関して位置決めされるのと同じようなやり方で、フレーム236の外周に沿って位置決めされる。 取付けプレート261を基部212の外周に沿ってそれぞれ位置決めすることによって、縦置き部材14を基部212に対して、所望の家具アセンブリが形成されるように迅速かつ効率的に位置決めすることが可能になる。 取付けプレート261は、フレーム236の内面上および/または縦置き部材14上に取り付けられる。

    フレア状結合具215は、U字形部材を備え、U字形部材は、互いに対して外側に湾曲する、末端がフレア状の端部を有する。 フレア状端部は、縦置き部材14および基部212内への結合具215の挿入を容易にするように、湾曲している。 フレア状結合具215は、図6b〜図6jに示すように、基部212を縦置き部材14および/または別の基部212へと取外し可能に手で結合させるために、結合具15と同じまたは同様のやり方で使用することができる。 フレア状結合具215の脚部の長さは、たとえば実質的に同じとすることができ、または異なっていてもよい。

    図示の実施形態では、ラチェット結合具217は、第1の部分217a、第2の部分217b、および、基部212を縦置き部材14へと取外し可能に手で結合させることを可能にするように構成された、ラチェット部分217cを備える。 第1の部分217aは、ラチェット部分217c内で選択的に受けられ、それによって固定されるように構成される。 ラチェット部分217cは、第2の部分217bに結合されており、第1の部分217aをその中に選択的に受け、固定するように構成される。 ラチェット部分217cはさらに、ラチェット部分217cが作動されるときに、第1の部分217aをラチェット部分217c内で前進させるように構成される。 ラチェット部分217cはさらに、消費者が第1の部分217aを第2の部分217bから迅速かつ効率的に取り外すことを可能にするために、第1の部分217aをそこから選択的に解放するように構成される。

    図示の実施形態では、第1の部分217aが、基部212に結合され、第2の部分217bが、縦置き部材14に結合される。 たとえば、第1の部分217aは、どの取付けプレート261にも選択的に結合させることができる。 第1の部分217aは、基部212を縦置き部材14に取外し可能に手で結合させるように、第2の部分217bに固定される。 ラチェット結合具217は、基部12と共に使用することができる。

    1つのタイプのラチェット結合具217の有用な一例は、スノーボードのバインディングと関連づけて一般に使用される結合具である。 スノーボードのバインディングと共に一般に使用されるラチェット結合具は、ストラップの長さに対して垂直に形成された複数の溝を有する第1のストラップと、それに結合されるラチェットタイプの機構を有する、付属の第2のストラップとを備える。 第1のストラップは、ラチェット機構内で受けられ、それによって固定される。 ラチェット機構はレバーを備え、レバーは、把持され作動されると、第1のストラップ内の溝との接触により、第1のストラップをラチェット機構内で前進させる。 通常、ボタンまたはさらなるレバーなど、第1のストラップをラチェット機構から解放するための手段が設けられ、そのため、ボタンまたはレバーの作動によって、消費者が第1のストラップをラチェット機構から容易に取り外すことが可能になる。 このように、第1のストラップは、第2の固定ストラップに固定される。

    結合具または別の物品を、消費者がそう選択するときに保管するために、保管区画257を、フレーム236と関連づけて使用することができる。 保管区画257は、その中に多数の様々な結合具を収容するようにサイズ決めおよび構成することができる。 保管区画257は、支持部材258内に形成された嵌込みドア(trapped door)259を使用することによって、閉鎖することができる。 保管区画257は、消費者のいくつかの物品および/または家具アセンブリに付随する金具類を内部に保存するための、有用かつ都合の良い保管領域を提供する。

    結合具15、フレア状結合具215、脚部結合具34、35、およびラチェット結合具217は、基部212(または12)を縦置き部材14および/または別の基部212(または12)へと、取外し可能に手で結合させる、結合具の例である。 当業者には理解されるように、取外し可能に手で結合する様々なタイプおよび構成の結合具を、本発明の精神および範囲から逸脱することなく使用することができる。 たとえば、一実施形態では、結合具は、機械的なフックおよびラッチシステムとすることができる。 別の実施形態では、結合具は、腕時計上で使用されるような、クラスプ(clasp)とすることができる。 さらに別の実施形態では、結合具は、様々な異なるタイプの急速解放システムとすることができる。 さらに別の実施形態では、結合具は、複数の磁石を含むことができる。 さらに別の実施形態では、結合具は、留め金(snap)を含むことができる。 別の実施形態では、結合具は、ストラップおよびバックルの構成とすることができる。 そのような一実施形態では、第1のストラップの一端部が、縦置き部材14に結合され、第1のストラップのもう一方の端部が、そこに結合されたバックルの雌部分を有する。 第2のストラップの一端部は、基部12に結合され、もう一方の端部は、雄部分が雌部分内に受けられるときに部片を互いに堅く締めるために、第2のストラップを引っ張ることができるように、バックルの雄部分内に摺動可能に受けられる。

    本発明は、その精神または基本的な特徴から逸脱することなく、別の特定の形態で実施することができる。 記載された実施形態は、すべての点において、限定ではなく例示に過ぎないと考えられるべきである。 したがって、本発明の範囲は、上記説明によってではなく、添付の特許請求の範囲によって指示される。 特許請求の範囲の同等物の意味および範囲内にあるすべての変更は、特許請求の範囲の範囲内に包含されるべきである。

    椅子を形成するために縦置き部材に結合された基部を有する、モジュール家具アセンブリを示す斜視図である。

    基部を示す分解破断図である。

    縦置き部材を示す斜視図である。

    結合具および足結合具を示す斜視図である。

    モジュール家具アセンブリの組み立て方を示す斜視図である。

    縦置き部材および基部に対する結合具の位置決めを示す斜視図である。

    組み立てられたモジュール家具アセンブリを示す断面図である。

    足置きの構成のモジュール家具アセンブリを示す図である。

    ベンチの構成のモジュール家具アセンブリを示す図である。

    肘掛け椅子の構成のモジュール家具アセンブリを示す図である。

    長椅子の構成のモジュール家具アセンブリを示す図である。

    2人がけの椅子の構成のモジュール家具アセンブリを示す図である。

    ソファの構成のモジュール家具アセンブリを示す図である。

    組合せ式ソファの構成のモジュール家具アセンブリを示す図である。

    ツイスターの構成のモジュール家具アセンブリを示す図である。

    ベビーサークルの構成のモジュール家具アセンブリを示す図である。

    ベッドの構成のモジュール家具アセンブリを示す図である。

    基部の一代替実施形態を示す分解斜視図である。

    基部および結合具の別の実施形態を示す図である。

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