テーブル機能を統合した椅子

申请号 JP2014527532 申请日 2012-02-29 公开(公告)号 JP5826396B2 公开(公告)日 2015-12-02
申请人 グスト・プロダクツ・アンド・サービスイズ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング; 发明人 トラウト・アンドレアス;
摘要
权利要求

背(11)と座面(12)を備え、背(11)の平面内に配置された2つの後の支持脚(13)と、座面(12)のそれぞれ前方外側のコーナー領域に配置された2つの前の支持脚(14)とを有するベンチ(10)の形態の椅子において、 座面(12)が、背(11)の平面に対して垂直に分割され、これにより構成される各座面部分(25)が、前の支持脚(14)に対して付加的に少なくとも1つの内側に位置する支持脚(16)を備え、両座面部分(25)が、それぞれ後の支持脚(13)を中心として、背(11)に対して横に配置される座位置に外方に旋回可能であり、基礎フレームに旋回可能に支承された背(11)が、その背位置から、外方に旋回された座面部分(25)の間へ、座面部分(25)の座面に対して垂直方向の間隔を備える平なテーブル位置に旋回可能で、このテーブル位置で、基礎フレーム(18)に支承された支持支柱(21)によって固定可能であること、を特徴とする椅子。背(11)が、基礎フレーム(18)の上端に配置された、座面(12)に対して平行に延在する横支柱(19)を中心として旋回可能であること、を特徴とする請求項1に記載の椅子。基礎フレーム(18)が、座面(12)に対して平行に延在する、背(11)を保持する横支柱(19)に対して間隔を置いて配置された付加的な横支柱(20)を備え、この横支柱に、背(11)をそのテーブル位置に固定する支持支柱(21)が旋回可能に支承されていること、を特徴とする請求項1又は2に記載の椅子。背(11)が、その背位置において座面(12)の下まで達する広がりを備えること、を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の椅子。後の支持脚(13)が、これに旋回可能に支承された背(11)を保持する基礎フレーム(18)の一体的な構成要素を構成すること、を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の椅子。各座面部分(25)が、1つの内側に位置する支持脚(16)を備え、この支持脚が、それぞれ、内方に旋回された位置で互いに当接する座面部分(25)の仕切り部材(15)の下の中心に配置されていること、を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の椅子。

说明书全文

本発明は、背と座面を備え、背の平面内に配置された2つの後の支持脚と、座面のそれぞれ前方外側のコーナー領域に配置された2つの前の支持脚とを有するベンチの形態の椅子に関する。

このような椅子が、一般に利用されることによって知られている限りでは、椅子として存在するベンチは、特に座面上に相並んで座っている2人以上の人によって占められる機能しか可能にしない。しかしながら、別個のテーブルの提供は、しばしば場所の理由から可能でなく、更に、別個のテーブルの前方での保持は、テーブルを保管するための場所の消費も、別個に製造すべきテーブルのための付加的な製造費用も意味する。

独国実用新案第20 2011 051005号明細書

米国特許第5 292 172号明細書

国際公開第2007/149863号パンフレット

米国特許出願公開第2002/140257号明細書

本発明の根底にある課題は、純粋な着座機能以外に少なくとも1つの別の機能を提供する冒頭で述べた形式の椅子を提供することにある。

この課題の解決策は、本発明の有利な形態及び発展形を含めて、特許請求の範囲の内容からわかる。

本発明では、その基本思想内で、背と座面を備えるベンチの形態の椅子において、座面が、背の平面に対して垂直に分割され、これにより構成される各座面部分が、前の支持脚に対して付加的に少なくとも1つの内側に位置する支持脚を備え、両座面部分が、それぞれ後の支持脚を中心として、背に対して横に配置される座位置に外方に旋回可能であり、基礎フレームに旋回可能に支承された背が、その背位置から、外方に旋回された座面部分の間へ、座面部分の座面に対して垂直方向の間隔を備える平なテーブル位置に旋回可能で、このテーブル位置で、基礎フレームに支承された支持支柱によって固定可能である。

本発明とは、本発明による椅子が、まず引き続き、特に座面上に相並んで座っている2人の人によって占められる機能を可能にするとの利点が結びついている。例えば載置面を提供すべき場合は、本発明により行われる座面の分割に基づいて前方に動かされる両座面部分を、90°外方に旋回させることができるので、ベンチもしくは背の幅に応じた中間スペースが自由になる。この中間スペース内に、背が、その背位置から基礎フレームにおけるその保持部を中心として跳ね上げられ、テーブル位置で、基礎フレームに保持された支持支柱によって固定されるので、これにより、通常のベンチから、その間にテーブルが位置する互いに向かい合う2つの座席から成る座席グループが提供されている。その点で、本発明とは、必要な場合に、テーブル板がベンチ構造から跳ね出させ、機能させることができ、これにより、付加的なテーブルを提供し、前に保持する必要がないとの利点が結びついている。この場合、本発明による使用法の範囲内で、当初のベンチの幅だけが拡大され、これにより、ベンチの前に設置すべきテーブルにための付加的なスペースが必要とならない。テーブル面は、むしろ、ベンチによって包囲されるスペース内に残っている。

本発明の一実施例によれば、背が、基礎フレームの上端に配置された、座面に対して平行に延在する横支柱を中心として旋回可能である。

本発明による利用のために必要な支持支柱を取り付けるために、基礎フレームが、座面に対して平行に延在する、背を保持する横支柱に対して間隔を置いて配置された付加的な横支柱を備え、この横支柱に、背をそのテーブル位置に固定する支持支柱が旋回可能に支承されている。

本発明の一実施例により、背が、その背位置において座面の下まで達する広がりを備える場合、これとは、テーブル板として使用される背の、外方に旋回された座面部分の間に生じた広がりが、大きいテーブル面を提供するとの利点が結びついている。しかしながら、本発明により、背が、その背の機能を満足して、椅子の座面にまで達する、この場合、背の上方への旋回時に、より小さい寸法を有するテーブル板が得られる実施例も含まれている。

本発明の一実施例によれば、後の支持脚が、これに旋回可能に支承された背を保持する基礎フレームの一体的な構成要素を構成する場合が、合目的である。

本発明の一実施例により、各座面部分が、1つの内側に位置する支持脚を備え、この支持脚が、それぞれ、内方に旋回された位置で互いに当接する座面部分の仕切り部材の下の中心に配置されており、これにより、3つの支持脚上でのそれぞれの座面部分の支持が得られる場合、これとは、最初は内側に位置する支持脚が、座面部分の外方に旋回された位置で、座面部分の前側に位置するようになるので、これにより、テーブル板によって覆われたスペースに対する座面部分のコーナー領域の解放に基づいて、座面部分とテーブル板の間に良好な入口が生じているとの利点が結びついている。

図面には、以下で説明する本発明の実施例が示されている。

ベンチとして形成された椅子のアイソメ図

図1によるベンチの側面図

背をテーブル位置に移動した図1によるベンチのアイソメ図

図2によるベンチの側面図

図2によるベンチの平面図

図1にまず図示したベンチ10は、背11と座面12を備える。この場合、ベンチは、2つの後の支持脚13と、座面12のコーナー領域にそれぞれ配置された2つの前の支持脚14を有する。図1には、更に、ベンチ10の座面12が、互いに当接する2つの仕切り部材15によって分割され、これにより、互いに分離された2つの座面部分25が得られることが認められる。図示した実施例の場合、各仕切り部材15の下のほぼ中心に、内側に位置する支持脚16が配置されているので、各座面部分25は、3つの支持脚によって支持され、座面部分25に付設されたそれぞれ3つの支持脚13,14及び16は、その下の接地部近傍の領域において、それぞれ補強材17によって互いに結合されている。

背11は、矩形の基礎フレーム18によって包囲されると共に、この基礎フレームに保持され、ベンチ10の後の支持脚13は、図示した実施例の場合、一体的に基礎フレーム18と結合されている。別の図からわかるように、基礎フレーム18は、その上端に、座面12に対して平行に延在する横支柱19を備え、この横支柱に、背11の上縁が、相応に形成されたメカニズムによって旋回可能に支承されている。図1から、更に、背11が、図示した背位置において座面12の下まで延在することが認められる。

図1に図示したベンチを、統合されたテーブル機能を有する状態にするために、仕切り部材15の配置に基づいて別々に操作すべき両座面部分25を、座面部分をそれぞれ支持する後の支持脚13を中心として90°外方に旋回させることが必要であり、これにより、外方に旋回された座面部分25の間に、少なくとも背11の幅に相当する中間スペースが生じる。図2で矢印24によって示したように、また図3の図からわかるように、背11は、座面部分25の外方への旋回後に、座面部分25の間に構成される中間スペースに、基礎フレーム18の上の横支柱19を中心として跳ね上げられ、跳ね上げられたこのテーブル位置で、基礎フレーム11の付加的な中央の横支柱20に旋回可能に支承された支持支柱21によって固定される。図3〜5からわかる機能位置で、図1に図示したベンチ10から、その間に背11によって構成されたテーブルが位置する座面部分25の形態の互いに向かい合う2つの座席から成る座席グループが提供されている。座面部分25の90°の外方への旋回に基づいて、最初は内側に位置する支持脚16が、構成された座席グループの前側に位置するようになるので、それぞれの座面部分25と、テーブル板として使用される背11によって覆われるスペースとの間のコーナー領域は空いており、これにより、前側から、座面部分25に着席しようとする相応の人にとって容易な入口が生じている。

前記の説明、特許請求の範囲、図面及び要約に開示されたこの書類の対象の特徴は、単独でも、互いに任意に組み合わせても、その種々の実施例において本発明を実施するために重要である。

10 ベンチ 11 背 12 座面 13 後の支持脚 14 前の支持脚 15 仕切り部材 16 支持脚 17 補強材 18 基礎フレーム 19 横支柱 20 横支柱 21 支持支柱 24 矢印 25 座面部分

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