公共空間に配置することができる座席

申请号 JP2017207242 申请日 2017-10-26 公开(公告)号 JP2018012028A 公开(公告)日 2018-01-25
申请人 ゴースリープ オサケ ユキチュア; 发明人 ピースパネン ユシ; コイッカライネン エスコ;
摘要 【課題】コンバーチブル座席を提供する。 【解決手段】本発明の座席は、座部1と、この座部の下に設けられ、座部を持ち上げることによってアクセス可能な収納室19と、互いに距離を置いて配置された2つの垂直なプレート要素11であって、座部がプレート要素の間で調節されるプレート要素と、カバー装置16であって、プレート要素に設けられた溝7に沿って前方へ動くことにより、座部よりも上方の領域を覆って閉ざされた空間を形成すると共に、溝に沿って後方に動いて一部が座部の下に導かれているときに開状態にあるカバー装置と、座部の後部に設けられた支持プレート8であって、カバー装置が前方に動いて空間を閉ざした状態で座部の後部の保護部になる支持プレートと、を有し、カバー装置は、可撓性材料で作られ、折り畳みによって若しくは外形を形作ることよって横方向に剛性にされる。 【選択図】図3
权利要求

公共の場所に配置することができるコンバーチブル座席であって、 座部(1)と、前記座部(1)に対して回転させることができる背もたれ(3)と、 前記座席を本質的に平面に変換して休息用座面にさせるための機構(9)と、 ユーザの物品を守るための装備と、 使用料金を徴収するための装備と、 少なくとも休息用座面に変換された前記座席を覆って少なくとも部分的に閉ざされた休息用空間にするための装備であって、前記座席の後部から前方に動かすことができる標準的な幅のカバー装置(16)を含み、前記カバー装置が、必要とされる休息用空間が前記カバー装置(16)の下に形成される高さで前記座席の両側に設置された制御要素(7)を含む、前記休息用空間を覆うための装備と、を有し、 前記座席は、前記使用料金の支払いを認識するように調整されると共にそのことに基づいて前記座席を動かして休息用空間にすることを可能にするように調整された制御ユニット(27)を有し、前記休息用空間内で、前記ユーザの物品を保持する空間(19)が保護され、前記休息用空間は、前記カバー装置(16)で閉ざすことができ、前記制御ユニット(27)は、支払われた分の使用時間が終了すると、前記カバー装置(16)を調節ユニットによって前記休息用空間を閉ざす位置から遠ざかる方向に動かすように調整されることを特徴とする座席。公共の場所の壁際、戸棚の中、又はドア(29)の後ろに配置することができる座席であって、 横方向に倒して着座面/休息用座面(30)にすることができる座部(30)と、垂直方向に配置された背もたれ(31)と 前記座席を本質的に水平面にするための機構(9)と、 ユーザの物品を守るための装備と、 使用料金を徴収するための装備と、 少なくとも前記休息用座面/着座面(30)を覆って少なくとも部分的に閉ざされた休息用空間を形成するための装備であって、前記座席の後部から前方に動かすことができる標準的な幅のカバー装置(16)を含み、前記カバー装置が、必要とされる休息用空間が前記カバー装置(16)の下に形成される高さで前記座席の両側に設置された制御要素(7)を含む、前記休息用空間を覆うための装備と、を有し、 前記座席は、前記使用料金の支払いを認識するように調整されると共にそのことに基づいて前記座席を動かして休息用空間にすることを可能にするように調整された制御ユニット(27)を含み、前記休息用空間内で、前記ユーザの物品を保持する空間(19)が保護され、前記休息用空間は、前記カバー装置(16)で閉ざすことができ、前記制御ユニット(27)は、支払われた分の使用時間が終了すると、前記カバー装置(16)を調節ユニットによって前記休息用空間を閉ざす位置から遠ざかる方向に動かすように調整されることを特徴とする座席。前記カバー装置(16)は、電動式調節ユニット(12、22)などの制御ユニットによって動かすことができる請求項1又は2に記載の座席。前記カバー装置(16)は、常に、手動でも閉状態及び開状態になるように動かすことができる請求項1又は2に記載の座席。前記カバー装置(16)は、一部が前記座席の下に導かれているときに開状態にある請求項1記載の座席。可撓性材料で作られた前記カバー装置(16)は、折り畳みによって若しくは外形を形作ることよって、又は、より剛性の要素によって、横方向に剛性にされることを特徴とする、請求項1又は2に記載の座席。前記カバー装置(16)は、不透明材料で作られ、遮音する請求項1又は2に記載の座席。特定の座席の実装は、前記座席が着座位置にあるときに前記カバー装置(16)で前記座席を閉ざすことができる休息用空間形態をさらに含む請求項1又は2に記載の座席。ユーザが使用料金を支払った後に、前記座席が前記電動式調節ユニット(12、22)によって休息用空間に変換されるように調整されており、前記カバー装置(16)も、ユーザによる手動式で又は機械式で、閉ざされた空間になるように動かすことができる請求項1又は2に記載の座席。収納室(19)が前記座部(1)の下に調整され、前記座部(1,30)を持ち上げることによってしか前記収納室にアクセスすることができない請求項1又は2に記載の座席。ユーザが落としがちな物品を回収する、落下した物品を所望の位置に導くトレイ(28)又はプレートなどのシステムが下に配置されている請求項1記載の座席。本体が、互いに距離をおいて配置された2つの隣接する垂直プレート要素(11)で形成され、前記プレート要素は下部で互いに取り付けられており、前記座席が前記要素間に調整される請求項1記載の座席。壁際又は戸棚の中に配置され、前記戸棚は、前記座席が前記戸棚の前記ドア(29)を開くことで出てくるときには壁際に配置される請求項2記載の座席。壁際又は戸棚の中に配置され、前記保護装置(16)のガイドバー(7)が、度90°に回転したドア(29)によって、前記ドア(29)に取り付けられたままで前記壁から出てくるように調整されている請求項2記載の座席。前記カバー装置(16)は、摩擦又は歯部に基づく引っ張り機構(14、15)で可動に調整されている請求項1記載の座席。前記カバー装置(16)の駆動モータが前記座席の下部に配置され、前記保護装置(16)を動かすための動伝達部(22)が、シートカバー(23)の内側の前記プレート要素(11)の外側に配置される請求項1記載の座席。前記座席の前記制御ユニットに属する機構(21)が、前記座席の幅及び前記収納室(19)を最大にするために前記プレート要素(11)の外側に配置される請求項1記載の座席。空気循環が、前記カバー装置(16)に穴を開けることによって、及び/又は、前記座席の前部に形成された空気循環を確保する穴(26)によって作り出される請求項1又は2に記載の座席。

座席であって、 座部(1)と、 この座部(1)の下に設けられ、前記座部(1)を持ち上げることによってアクセス可能な収納室(19)と、 互いに距離を置いて配置された2つの垂直なプレート要素(11)であって、前記座部(1)が前記プレート要素(11)の間で調節される前記プレート要素(11)と、 カバー装置(16)であって、前記プレート要素(11)に設けられた溝(7)に沿って前方へ動くことにより、前記座部(1)よりも上方の領域を覆って閉ざされた空間を形成すると共に、前記溝(7)に沿って後方に動いて一部が前記座部(1)の下に導かれているときに開状態にある前記カバー装置(16)と、 前記座部(1)の後部に設けられた支持プレート(8)であって、前記カバー装置(16)が前方に動いて前記空間を閉ざした状態で前記座部(1)の後部の保護部になる前記支持プレート(8)と、を有し、 前記カバー装置(16)は、可撓性材料で作られ、折り畳みによって若しくは外形を形作ることよって横方向に剛性にされることを特徴とする座席。前記カバー装置(16)は、不透明材料で作られ、遮音するものである請求項1記載の座席。前記カバー装置(16)は、通気性材料で作られている請求項1又は2に記載の座席。さらに、前記座部(1)の下方に配置されてユーザが落としがちな物品を回収するシステムを有し、このシステムは、落下した物品を所望の位置に導くように構成されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の座席。

说明书全文

本発明は、公共の場所に配置することができるコンバーチブル座席に関し、この座席は、座部と背もたれとを含み、この背もたれは座部に対して回転させることができ、該座席は、座席を本質的に平面に変換して休息用座面にさせるための機構と、ユーザの物品を守るための装備と、使用料金を徴収するための装備と、少なくとも休息用座面に変えられた座席を覆って少なくとも部分的に閉ざされた休息用空間にするための装備とを含み、ここで、休息用の空間を覆うための装備は、座席の後部から前方に動かすことができる標準的な幅のカバー装置を含み、このカバー装置は、必要とされる休息用空間がカバー装置の下に形成される高さで座席の両側に設置された制御要素を含む。

上記の序文に従う座席は、特許文献1から既に知られている。特許文献1には、休息用座面に変換することができる座席に関連したスクリーンが示されており、このスクリーンは、ばねで引っ張られてロール状に巻き取られた状態で座席の後部に配置されている。スクリーンをロールから引き出して、座席を部分的に覆うことができる。スクリーンは、空気で加圧することにより剛性にすることができる。この装備は、操作パネルを含み、この操作パネルにより、座席を倒して水平面にすることができ、持ち上げて着座位置にすることもできる。スクリーンは、人の上半身のみを覆うことを意図しているのでかなり小さい。提示された解決法にスクリーン用の支持体は示されていないので、スクリーンをそれ以上大きくすることはできない。

特許文献1による座席の欠点は、サイズが比較的大きいにもかかわらず、ユーザが、主としてその人の顔しか覆わないどちらかといえば小さい被覆面積でしか保護されないことである。ユーザの身体は大部分が覆われないままであり、物品用の保護空間も施錠空間も存在しない。空気により補剛することができる可撓性スクリーンの取り付けはかなり弱いので、先端部が簡単に持ち上がってしまう。

特開2006−061309号公報

上述の欠点を解消するために、独立請求項1及び独立請求項2に示す特徴を有する新しいコンバーチブル座席を開発した。本発明の他の実施形態は、従属請求項に示される。

本発明によるコンバーチブル座席の利点は、可動の保護装置によって休息用空間の開放した上部を覆うことができる場合に達成できる十分なプライバシー保護である。休息用空間への空気循環は、覆われた領域であるにもかかわらず、座席の下部に位置する穴を通して、例えばカバー装置の通気性材料により整えることができる。座席は電化されており、その使用に課金することができる。この座席はまた、座席が休息用空間にあるときにはアクセスできない収納室を含む場合に安全に使用できる。ユーザに関しては、支払った分の時間が終了すると、制御ユニットで制御されたカバー装置が動いて開放状態になることもまた安全である。座席は、ホール区域/その内、壁際、又は開放可能なドアの後ろに配置することができる。 以下で添付の図面を参照することによって、本発明をより詳細に説明する。

側面部分を除去した状態で座席を横から見た側面図を示す。

休息用位置に変換された図1の座席を示す。

斜めから見た座席の本体部分を示す。

反対側から見た座席の本体部分を示す。

カバー装置の作動機構を示す。

カバー装置が閉じた状態の、本発明による座席の外観モデルを示す。

座席を壁際に配置することができる本発明による座席を示す。

着座面/休息用座面が横向きになった図7の座席を示す。

着座位置にあるコンバーチブル座席を図1に示し、図1では座席の主要部が見えている。座席は、座部1及び背もたれ3で形成される。さらに、座席は、座部1の延長部2を含み、この延長部は、背もたれ3が倒れて水平面になると、水平面になる。背もたれ3は、モータによって伸縮する機構9によって回転する。機構9は、接合アタッチメント6によって背もたれ3及び座席本体25に取り付けられている。座部1の下には、手荷物5を置くトランクがある。座席は足部4を含む。閉ざされた休息用空間を形成するカバー装置用の溝7が設けられ、この溝によって、カバー装置は、開放状態のときに一部は座席の下まで後方に動くことができ、また、閉ざされた状態になるまで前方に動くことができ、そのときカバー装置の先端部は隙間26に達する。座席の後部には支持プレート8が設けられ、この支持プレートは、カバー装置が前方に動いて休息用空間を閉ざした状態になったときには、同時に後部の保護部にもなる。図1には制御センター27も示されており、そこには、支払を実行する装置と、例えば座席を倒して休息用空間にすることを選択するか又は着座位置若しくは中間位置にすることを望む場合の機能を選択するスイッチとが設けられる。ヘッドフォン及びラジオ及び/又は音楽の再生装置を制御センター27に接続することができる。

休息用位置に変換された図1の座席を図2に示し、ここで、背もたれ3は、機構9の長さがモータによって短くなったときに倒されて水平面になっている。同時に、座部1の延長部2も水平面になっている。カバー装置は、溝7の中にあって座席上方の領域を隙間26からプレート8まで覆う。

図3及び図4には座席の本体部分が示され、ここで、垂直プレート要素11は、互いに距離をおいて配置された側部本体として機能する。プレート要素11同士は、固定の座席本体25によって下部で互いに取り付けられている。座部1の本体18、背もたれ3の本体、及び座部1の延長部の本体17は、可動の座席本体である。モータ12は、カバー装置16の作動装置14をストラップ22によって回転させる。カバー装置16の作動は、その両側でピンチロール14によって行われる。背もたれの本体13及び座部1の延長部2の本体17は、背もたれの回転運動が座部1の延長部2の回転運動としての役割も果たして作動するようにこれらを結合する、接合アーム及びバー21によって互いに接合されている。

ユーザが落とすかもしれない物品を回収するための樋形装置を図3に示す。ユーザが用いる物品は、座部1と背もたれ3との間、及び側部に配置された本体部分の間に落下したり嵌まったりすることがある。これを防ぐ1つの方法は、可能性のある隙間の下で物品を回収する樋28を配置するか、又は、落ちた物品を容易に見つけることができる特定の場所に導く誘導プレートを配置することである。

モータから導かれた動伝達によるカバー装置16の作動の例を図5に示す。動力伝達ベルト22(図4)がホイール15を回転させ、支持ロール14がカバー装置16をホイール15に押し付ける。カバー装置16が可撓性材料で作られている場合、カバー装置16を動かすには単に摩擦力で十分である。摩擦力を高めるために、ある種のホイール14、15は、短いスパイク又は交差溝若しくは類似した交差ハンドルを含むことができる。

図6は、閉ざされた休息用空間にある座席を示す。サイドカバー23は外すことができ、1つの実施形態において、サイドカバーは、異なる形態を有するように変更することもできる。

図7は、壁際に配置される本発明による座席を示す。機構のための部分を表す部分34が、壁に近接して配置される。壁から下方に倒すことができて休息用座面としての役割も果たす座部30が、開いたドアの後ろから出てくる。ドア29は90°開き、そのとき座部30を下方に倒すことができる。制御溝7などの制御要素がドア29に取り付けられており、この制御溝が、上方に配置された機構室から出てくるカバー装置を制御し、このカバー装置を引き出して、後部34及びドア29により形成される休息用空間を覆うことができる。プレート32が座部30の表面上にヒンジ33によって取り付けられており、このプレートは、座部30が下方に倒されると、座部30の下に収納室19を形成するために図8に従って下方に倒される。制御ユニット27がドア29に取り付けられており、このドアよって使用料の課金が行われ、座部30は支払った分の時間にわたって下に倒されたままになる。同様に、休息用空間を覆うためにカバー装置を引き出すことができる。

制御ユニット27は、座席が随意モードを有することを可能にする。支払いに対して座席として保持することができる。図1乃至図6の座席は、座部1を自動的に持ち上げて、支払いが無ければ着座できないようにすることができる。ユーザは、支払い後に背もたれ3の様々な度を選ぶことができる。カバー装置は、背もたれ3がほぼ水平面まで倒されたときだけ引き出して背もたれの保護部とすることができる。図7及び図8による座席に関しては、カバー装置は、支払後は座席が使用されているときには常に引き出して保護部とすることができる。

図1乃至図6による座席の側部本体の高さ、及びカバー装置16用の溝7が位置する高さは、この座席に関しても、着座位置が選択されているときでもカバー装置16を引き出して保護部とすることができるような高さにすることができる。

1,30 座部 2 延長部 3,31 背もたれ 4 足部 5 手荷物 6 接合アタッチメント 7 制御要素、制御溝、又はガイドバー 8 支持プレート 9 機構 11 垂直プレート要素 12 モータ 16 カバー装置又は保護装置 19 収納室 21 接合アーム及びバー 22 ストラップ又は動力伝達部 26 隙間 27 制御ユニット 29 ドア

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