支持コラム用の駆動装置

申请号 JP2016555884 申请日 2014-12-01 公开(公告)号 JP2017503735A 公开(公告)日 2017-02-02
申请人 エルエー (リニア アジャストメント) ディーイーブイ. リミテッドLa (Linear Adjustment) Dev. Limited; エルエー (リニア アジャストメント) ディーイーブイ. リミテッドLa (Linear Adjustment) Dev. Limited; 发明人 ダーク ヤン シュテリンガ,; ダーク ヤン シュテリンガ,;
摘要 机を支持するコラムのような関節式支持コラムのための駆動装置(1)に関する。この装置(1)は、ロープ(6)を巻き付けるための駆動可能なロープドラム(2)であり、ドラム支持フレーム(3)により支持されているロープドラム(2)と、このドラム(2)に結合されたエンドレスのロープ(6)とを備え、ロープ(6)は、ドラム(2)に対して接線方向に固定されるようにドラム(2)と結合されたドラム結合部分(11)を有している。【選択図】図1
权利要求

机を支持するコラムのような関節式支持コラムのための、長手方向中心軸線(5)を有する駆動装置(1)であって、 ロープ(6)を巻き付けるための駆動可能なロープドラム(2)であり、ドラム支持フレーム(3)により支持されているロープドラム(2)と、 ロープの方向を逆向きにするためのプーリー(4)であり、プーリーブラケット(7)により支持されているプーリー(4)と、 当該駆動装置の前記長手方向中心軸線に沿って延び、一端が前記ドラム支持フレームに結合され、前記ドラム支持フレームと前記プーリーブラケットとが互いに間隔を置いた配置となるように他端が前記プーリーブラケットと結合されている第1の長尺フレーム部材(8)であり、前記ロープドラムと前記プーリーとの間のロープに張をかけるように構成されている第1の長尺フレーム部材(8)と、 前記ロープドラム及び前記プーリーに結合されたエンドレスのロープ(6)であり、前記ロープドラムの回りに複数のロープ巻回部(9)が巻き付けられ、前記プーリーに巻き掛けられているロープ(6)と、 前記第1の長尺フレーム部材に対して移動可能に配置された第2の長尺フレーム部材(10)であり、退避位置と伸長位置との間での前記第2の長尺フレーム部材のストローク全体にわたり前記ロープと共に移動するよう前記ロープと結合された第2の長尺フレーム部材(10)と を備え、 前記ロープは、前記ロープドラムに対して接線方向に固定されるように前記ロープドラムと恒久的に結合されたドラム結合部分(11)を備え、前記ドラム結合部分は結合部片(12)を介して前記ロープドラムに結合されており、前記結合部片は前記ロープドラム内に径方向に延びており、複数の前記ロープ巻回部は前記第2の長尺フレーム部材の前記ストロークを定める、駆動装置。前記ドラム結合部分は中央ロープ巻回部(13)の一部である、請求項1に記載の駆動装置。複数の前記ロープ巻回部は、前記第2の長尺フレーム部材が退避位置又は伸長位置をとる場合、少なくとも1つの隣接のロープ巻回部が常に前記ロープの前記ドラム結合部分の各側に沿って延びるようになっている、請求項1又は2に記載の駆動装置。前記ロープドラムはドラム軸線(14)を中心として回転可能であり、前記プーリーはプーリー軸線(15)を中心として回転可能であり、当該駆動装置の前記長手方向中心軸線に沿って見た場合に、前記プーリーが前記ドラムの幅を概ね跨ぐように前記ドラム軸線と前記プーリー軸線とが度αをなしている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の駆動装置。前記角度αは約45度である、請求項4に記載の駆動装置。複数の前記ロープ巻回部は前記ロープドラムの幅(w)の概ね半分を覆っている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の駆動装置。前記ロープは、約1000Nのロープ力でプレストレスが与えられている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の駆動装置。前記第1の長尺フレーム部材及び前記第2の長尺フレーム部材は互いに隣接して平行に延びている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の駆動装置。前記第1の長尺フレーム部材及び前記第2の長尺フレーム部材は、単一の間隔保持フレーム(16)によって相互距離をもって配置されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の駆動装置。前記間隔保持フレームは、前記プーリーブラケットの近傍にて前記第1の長尺フレーム部材に固定的に結合され、前記第2の長尺フレーム部材に摺動可能に結合されている、請求項9に記載の駆動装置。前記第2の長尺フレーム部材は、前記ドラムフレームの方に向いている端部にて、前記ロープと結合され、前記第2の長尺フレーム部材は、摺動可能な態様で前記コラムと係合するための案内要素(24)を備え、該案内要素は前記端部の近傍に配置されている、請求項1〜10のいずれか一項に記載の駆動装置。当該駆動装置を関節式コラムに結合するための結合手段(19,25)を備える、請求項1〜11のいずれか一項に記載の駆動装置。

说明书全文

本発明は、机を支持するための伸縮式コラム(柱状体)のような関節式支持コラムのための駆動装置に関する。この駆動装置は、長手方向中心軸線を有しており、 ドラム支持フレームによって支持される、ロープを巻き付けるための駆動可能なロープドラムと、 プーリーブラケットにより支持される、ロープの方向を逆向きにするためのプーリーと を備えている。

かかる駆動装置は、テーブルの伸縮式脚部のための高さ調節システムを開示した独国特許出願公開第10253362号明細書から知られている。このシステムは、支持コラムに取り付けられたドラムを有する。これは、高さを調節するプーリーにエンドレスケーブルによって連結されている。独国特許出願公開第10253362号明細書は、テーブルの脚部の高さ調節を可能とするという目的があり、その目的は、高さ調節は遊びが殆どなく、同期性を有するというものである。この目的は、ドラムとプーリーとの間の距離を調節でき、ケーブルの少なくとも一方の端部が脚部の固定部分又は関連のコラムにばねによって連結されることで達成される。

しかし、独国特許出願公開第10253362号明細書により教示される解決手段は複雑であり、ドラムとプーリーとの間の距離の調節を可能とするために必要とされる部品の数が多い。加えて、この調節は設置及びメンテナンスを複雑にする。したがって、改善の余地がある。

本発明は、遊びがより少ない、関節式支持コラムのための駆動装置を提供することを目的としている。

本発明の他の目的は、部品の数が少ない、関節式支持コラムのための駆動装置の改善にある。

さらに本発明の他の目的は、既知の駆動装置が有する問題点を少なくとも一部でも解消する、関節式支持コラムのための駆動装置を提供することにある。

本発明の第1の態様によれば、前記目的は、机を支持するコラムのような関節式支持コラムのための、長手方向中心軸線を有する駆動装置であって、 ロープを巻き付けるための駆動可能なロープドラムであり、ドラム支持フレームにより支持されているロープドラムと、 ロープの方向を逆向きにするためのプーリー(4)であり、プーリーブラケット(7)により支持されているプーリーと、 当該駆動装置の長手方向中心軸線に沿って延び、一端がドラム支持フレームに結合され、ドラム支持フレームとプーリーブラケットとが互いに間隔を置いた配置となるように他端がプーリーブラケットと結合されている第1の長尺フレーム部材であり、ドラムとプーリーとの間のロープに張をかけるように構成されている第1の長尺フレーム部材と、 ドラム及びプーリーに結合されたエンドレスのロープであり、ドラムの回りに複数のロープ巻回部が巻き付けられ、プーリーに巻き掛けられているロープと、 第1の長尺フレーム部材に対して移動可能に配置された第2の長尺フレーム部材であり、退避位置と伸長位置との間での第2の長尺フレーム部材のストローク全体にわたりロープと共に移動するようロープと結合された第2の長尺フレーム部材(10)と を備え、 ロープは、ドラムに対して接線方向に固定されるようにドラムと恒久的に結合されたドラム結合部分を備える、 駆動装置によって達成される。

ドラムに対して接線方向に固定されるようドラムに結合されるドラム結合部分を含むロープによって確実に、遊びがなくなり、且つ、この駆動装置が設けられるコラム同士間の同期が可能となる。

ここで、第1の長尺フレーム部材に関連して張力をかけるように構成されるとは、第1の長尺フレーム部材がロープにプレストレスがかけられるような強さを有することを意味する。

ロープがエンドレスであるとは、力線が閉じられていることと理解されるべきである。この力線は、前記ロープの2つの端部を結合する結合部片を通るとよい。ライン、(編組)スチールケーブル、縄等の適当な手段が駆動装置において用いられ得ることを理解されたい。

ドラムと恒久的に結合されるロープのドラム結合部分は、ドラムを回した場合にその部分がドラムの関連の溝から脱落できないことを意味する。

ドラム結合部分は結合部片を介してドラムに結合されており、この結合部片はドラム内に径方向に延びている。これは、ドラム結合部分とドラムとの迅速な結合を可能とすると共に、ドラムに対するドラム結合部分の接線方向の拘束を確保するものである。

駆動装置の一実施形態において、ドラム結合部分は中央ロープ巻回部の一部である。ここで、中央とは、中央ロープ巻回部が配置されるドラムの中央をいう。この、ドラム結合部分が中央ロープ巻回部の一部であることによって、第2の長尺フレーム部材の所定のストロークでのドラムの幅を最小とすることができる。

複数のロープ巻回部は、第2の長尺フレーム部材のストロークを定める。

駆動装置の一実施形態において、複数のロープ巻回部は、第2の長尺フレーム部材が退避位置又は伸長位置をとる場合、少なくとも1つの隣接のロープ巻回部が常に、ロープのドラム結合部分の各側に沿って延びるようになっている。この態様においては、ドラム結合部分は両側で支えられ、ドラムとの結合の助けとなる。

駆動装置の一実施形態において、ロープドラムはドラム軸線を中心として回転可能であり、プーリーはプーリー軸線を中心として回転可能であり、当該駆動装置の長手方向中心軸線に沿って見た場合に、プーリーがドラムの幅を概ね跨ぐようにドラム軸線とプーリー軸線とが度αをなす。これは、駆動装置の長手方向中心軸線に対する、プーリーとドラムとの間における両ロープ部分の傾きを最少とするため、ドラムとプーリーの円滑な動作を助長し、内部摩耗を防止する。

駆動装置の一実施形態において、角度αは約45度である。

駆動装置の一実施形態において、複数のロープ巻回部はドラムの幅の概ね半分を覆う。

駆動装置の一実施形態において、ロープは、約1000Nのロープ力でプレストレスが与えられる。

駆動装置の一実施形態において、第1の長尺フレーム部材及び第2の長尺フレーム部材は互いに隣接して平行に延びる。

駆動装置の一実施形態において、第1の長尺フレーム部材及び第2の長尺フレーム部材は、単一の間隔保持フレームによって相互距離をもって配置される。

駆動装置の一実施形態において、間隔保持フレームは、プーリーブラケットの近傍にて第1の長尺フレーム部材に固定的に結合され、第2の長尺フレーム部材に摺動可能に結合される。

駆動装置の一実施形態において、第2の長尺フレーム部材は、ドラムフレームの方に向いている端部にて、ロープと結合され、第2の長尺フレーム部材は、摺動可能な態様でコラムと係合するための案内要素を備え、該案内要素は前記端部の近傍に配置される。

駆動装置の一実施形態において、この駆動装置は、関節式コラムと結合するための結合手段を備える。

本発明は、さらに、以下で説明され、及び/又は、添付図面に示される1つ以上の特徴を備える装置に関する。

また、本発明は、以下で説明され、及び/又は、添付図面に示される1つ以上の特徴を備える方法にも関する。

さらに、この特許明細書において述べられる種々の態様を付加的な利点を提供すために組み合わすことができる。

以下、図面に示された好適な実施形態を参照して本発明を説明する。

本発明による駆動装置の側面図である。

図1による駆動装置の詳細部を示す正面図である。

ドラムとプーリーの位置関係を示す図である。

結合部片を示す断面図である。

図2の詳細部の側面図である。

図1による駆動装置の他の詳細部を示す斜視図である。

図1の他の詳細部を示す斜視図である。

図1の他の詳細部を示す斜視図である。

以下、図1〜図6を参照して一実施形態を詳細に説明する。これらの図には、机を支持するためのコラムのような関節式支持コラムのための駆動装置1が示されている。図示の駆動装置1は、使用時、例えば机のための高さ調節可能な支持コラムに設置される。支持コラム及び机は図示していない。駆動装置1は、長手方向中心軸線5を有している。駆動装置1は長さ調節可能であり、長手方向中心軸線5に沿って支持コラムを駆動する。

駆動装置1は、ロープ6を巻き付けるための駆動可能なロープドラム2を備える。駆動可能とは、駆動装置が手動で駆動され又は電動モータにより駆動されることを意味する。通常、複数の駆動装置が平行に駆動される。駆動可能なロープドラム2は、適当な方法で、ドラム支持フレーム3により支持されている。

駆動装置1は、ロープ6の方向を逆向きにするためのプーリー4を備える。このプーリーは、適当な方法で、プーリーブラケット7により支持されている。

ロープドラム2はドラム軸線14を中心にして回転可能である。プーリー4はプーリー軸線15を中心にして回転可能である。ドラム2及びプーリーは、駆動装置1の長手方向中心軸線5に沿って見た場合に、ドラム軸線14とプーリー軸線15とがある角度をなすようにして、相互に配置されている。このなす角度αは、プーリー4がドラム2上にある複数のロープ巻回部9の、少なくとも概ね全幅にわたり延び又は跨るように、設定されている。この場合、なす角度αは約45度である。

駆動装置1は、第1の長尺フレーム部材8を備える。長尺フレーム部材8は、駆動装置1の長手方向中心軸線5に沿って延びている。長尺フレーム部材8の一端は、溶接のような適当な方法で、ドラム支持フレーム3に結合されている。長尺フレーム部材8の他端は、同様にして、プーリーブラケット7に結合されている。この態様において、ドラム支持フレーム3及びプーリーブラケット7は、長尺フレーム部材8により定まる相互距離で配置される。長尺フレーム部材8は、ロープ6が約1000Nのロープ力でプレストレスがかけられるよう構成されている。

駆動装置1は、ドラム2及びプーリー4に結合されたエンドレスロープ6を備えている。ロープは、ドラム6の回りに複数のロープ巻回部9で巻き付けられ、プーリー4の回りに、この実施形態では一回だけ巻き掛けられている。複数のロープ巻回部は、第2の長尺フレーム部材のストロークを定める。複数のロープ巻回部9は、ドラム2の幅Wの約半分を覆う。より正確には、ドラム2の自由溝23もまた、第2の長尺フレーム部材のストロークを定める。

ロープ6は、ドラム結合部分11を備えている。ドラム結合部分11は、それがドラム2に対して少なくとも接線方向に固定されるように、ドラム2と恒久的に結合されている。この態様において、そして、プレストレスがかけられたロープ6と関連して、駆動装置1は、実質的にバックラッシのない態様で、コラム(図示しない)を駆動することができる。ドラム結合部分11はドラム2に対して径方向にも固定されることが考えられる。ドラム結合部分は、中央ロープ巻線部の一部である。第2の長尺フレーム部材10が退避位置又は伸長位置にあるとき、常に、少なくとも1つの隣接のロープ巻線部9はロープ6のドラム結合部分11に沿って延び、ドラム結合部分11に横方向の支持を可能とする。

ドラム結合部分11は、結合部片12を介してドラム2と結合されている。結合部片12はドラム2内に径方向に延びている。結合部片12は図2aに示されるように矩形であってもよいが、適当な形状であればいかなるものも結合部片12には十分であることは明らかであろう。

駆動装置1は、第2の長尺フレーム部材10を備える。第2の長尺フレーム部材10は、第1の長尺フレーム部材8に対して移動可能に配置されている。第2の長尺フレーム部材10は、駆動装置1の長手方向中心軸線5に沿って移動可能である。第1の長尺フレーム部材8及び第2の長尺フレーム部材10は互いに対して平行に延びている。第1の長尺フレーム部材8及び第2の長尺フレーム部材10は、図4に明示されるように、単一の間隔保持フレーム16によって相互距離で配置されている。この場合、間隔保持フレーム16は、図5に示されるように、プーリーブラケット7の近傍で、第1の長尺フレーム部材8と固定的に結合されている。間隔保持フレーム16は、第2の長尺フレーム部材10と摺動可能に結合されている。

第2の長尺フレーム部材10は、退避位置と伸長位置との間の第2の長尺フレーム部材のストローク全体にわたって、ロープ6と共に移動するため、ロープ6と結合されている。図1には、第2の長尺フレーム部材10が退避位置と伸長位置との間の或る位置にある状態が示されている。第2の長尺フレーム部材10は、図3に明示されるように、ドラムフレーム3の方に向いている端部にて、ロープ6と結合されている。第2の長尺フレーム部材10は、摺動可能な態様で前記コラム(図示せず)と係合するための案内要素24を備えている。この案内要素24は、ドラムフレーム3の方に向く端部の近傍に配置されている。

駆動装置1は、この駆動装置1を関節式コラム(図示せず)に結合するための結合手段19,25を備えている。適当な結合手段であればどのようなものでもよい。

蒸気説明及び図面には本発明のいくつかの実施形態が示されているが、これが保護の範囲を限定しないことは明らかであろう。この開示に基づくならば、当業者にとり、 保護の範囲及び発明の本質内であり、また、この特許の開示と従来技術との明確な組合せである更なる実施形態は明白なものであろう。

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