Fertilizer for coloring rush or the like

申请号 JP1361493 申请日 1993-01-29 公开(公告)号 JPH06219877A 公开(公告)日 1994-08-09
申请人 Yoshimura Kunihiro; 吉村 国弘; 发明人 YOSHIMURA GENICHI;
摘要 PURPOSE: To obtain the fertilizer capable of internally coloring rush simultaneously with its application and dispensing with mudding by mixing a powder consisting essentially of silicic acid and calcium and a colorant in an org. waste and treating the mixture with concd. sulfuric acid to cake it and fermenting the cake.
CONSTITUTION: A powder 2 (chemon) consisting essentially of silicic acid and calcium and an aq. soln. of colorant 3 are mixed with org. wastes 1 and 1' (e.g. a mixture of waste liq. 1 such as org. waste liq., sewage and livestock water and the livestock dung, sludge, garbage, etc., 1') in a mixer 6, an appropriate amt. of concd. sulfuric acid 4 is further introduced to bring about an exothermic reaction (at 80-90°C), and an almost sterile culture medium in which bacteria are practically extinguished. The liq. in the wastes 1 and 1' combines with chemon 2, however the wastes are caked, and the cake is agitated and granulated. A calcium silicate complex salt is formed by the reaction, and the colorant dissolved in water is brought into the complex salt. The cooled granular body is introduced into a fermenter 5 by a conveyor 7, culture microorganisms are inocculated to cause aerobic fermentation, and a fertilizer for coloring rush, etc., is produced.
COPYRIGHT: (C)1994,JPO&Japio
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 有機性廃棄物に珪酸・カルシウムを主成分とする粉末と着色料とを混合し、これを濃硫酸処理して固形化し、これを発酵させてなる藺草等の着色用肥料。
  • 【請求項2】 有機性廃棄物が汚水、畜水、血液、廃液、蓄糞、汚泥、食品粕、残滓等であり、着色料が水溶液である請求項(1) 記載の藺草等の着色用肥料。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は藺草等を着色する肥料に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来、一般の肥料に色素を混合し、施肥することによって藺草内に着色料を沈着させ藺草製品の褪色を防ぐ方法が考えられた。 ところが施肥すると肥料内の着色料が田面のに溶出して水を汚染し、かつ藺草への吸収が悪く着色率が低いという問題があった。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は水田に施肥して藺草が根から肥料分と共に着色料を吸収し、かつ吸収しない肥料分内の着色料が水に溶出することのない肥料を得ることを目的とする。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため本発明は有機性廃棄物に珪酸・カルシウムを主成分とする粉末と着色料とを混合し、これを濃硫酸処理して固形化し、これを発酵させてなる藺草等の着色用肥料有機性廃棄物が汚水、畜水、血液、廃液、蓄糞、汚泥、食品粕、残滓等であり、着色料が水溶液である上記発明記載の藺草等の着色用肥料によって構成される。

    【0005】

    【作用】本発明では有機性廃棄物1、1'に珪酸・カルシウムを主成分とする粉末2(ケモン)を混合して固形化する際、着色料3によって該固形化物は着色され、濃硫酸処理によって生成される珪酸カルシウム塩の包水性によって上記着色料3の水溶液が該カルシウム塩内に取込まれ、施肥によって田面水内に該着色料3が溶出することはない。

    【0006】そのため発酵させた固形肥料5'を田面に施肥することによって肥料分及び着色料3は根から茎を経て葉に吸収され葉に均等に沈着し、葉は着色料3によって内部から着色される。

    【0007】

    【実施例】有機性廃液、汚水、畜水又は血液等の廃液1
    のみ又はこれらの廃液1と蓄糞(鶏糞、豚糞、糞)、
    汚泥、食品粕、残滓等1'との混合物及び珪酸とカルシウムとを主成分とする粉末2(ケモン)とインジゴカーミン等の色素による着色料3の水溶液とを混合機6内に投入して混合し、さらに適量の濃硫酸4を投入することによって発熱反応(80〜90℃に昇温)し、殆どの雑菌が死滅し無菌に近い好適な培地が得られる。

    【0008】又上記廃棄物1、1'中の液分はケモン2
    と結合して固形化し撹拌により粒状化する。 そして上記反応によって珪酸カルシウム錯塩(主としてCaSiO
    3 )を生成し、水に溶解した着色料3は該錯塩内に取込まれる。

    【0009】上記発熱を冷却させた後上記粒状体をコンベヤ7で発酵槽5内に搬入し、培養生物を接種して約40cmに堆積し、1日2回天地返しを行い好気発酵を行う。 操作手順の一例を示すと次のとおりである。

    【0010】 焼酎発酵蒸留廃液;1000kg ↓←ケモン;170kg ↓←色素(インジゴカーミン)水溶液若干 撹 拌(2分) ↓←濃硫酸;90kg 混 合(1分) ↓ 固 化(粒状);PH=約6.5、温度80〜90℃ ↓ 放 冷 ↓ 植 菌;100kg ↓ 発 酵;床面40cm厚、2回/日 天地返し。 5日間 尚図中8で示すものは混合機6内の撹拌羽根、9は天地返し羽根車、10はその移動台車、11はレールである。

    【0011】

    【発明の効果】本発明は上述のように構成したので藺草圃場に施肥して藺草の生育を促進し得るばかりでなく、
    肥料内に取込まれた着色料3が根から吸収されて葉に沈着して葉の色を内部から着色し得て刈取後の泥染め染色を必要とせず、かつ変色、褪色を軽減し得るばかりでなく、肥料中の着色料3が施肥に際し水に溶解せず田面水や圃場を汚染するおそれがない。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の藺草等の着色用肥料の製造プラントフローチャートである。

    【符号の説明】

    1、1' 有機性廃棄物 2 ケモン 3 着色料 4 濃硫酸 5 発酵槽

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