申请号 JP2009008162 申请日 2009-11-16 公开(公告)号 JP3157117U 公开(公告)日 2010-01-28
申请人 ラー ジェ−クン; ラー ジェ−クン; 发明人 ラー ジェ−クン; ラー ジェ−クン;
摘要 【課題】衝撃 力 を受ける面積を増大して衝撃力を分散させることで連結管とロック装置の損傷や変形を防止し、一方の連結部で一方のロック装置が作動しない場合でもこれを補完して、ロック装置の故障や変形に備えることができる杖を提供する。【解決手段】杖は、上部連結管100と、上記上部連結管の内部に挿入される下部連結管200と、を含み、上記下部連結管の両側面の対向する 位置 に第1、2の貫通孔202、204が形成され、上記第1、2の貫通孔には、それぞれ第1、2のボタン部材510、520が摺動自在に挿入する。上記第1、2のボタン部材の内側には、第1、2のボタン部材を半径方向の外側に付勢するスプリング600が設けられ、上記上部連結管には、上記下部連結管の第1、2の貫通孔に対応する位置に第3、4の貫通孔が形成され、上記第1、2、3、4の貫通孔から上記第1、2のボタン部材が出入りすることができる。【選択図】図3a
权利要求
  • 上部連結管と、
    前記上部連結管の内部に挿入される下部連結管と、を含み、
    前記下部連結管の両側面の対向する位置に第1、2の貫通孔が形成され、
    前記第1、2の貫通孔には、それぞれ第1、2のボタン部材が摺動自在に挿入され、
    前記第1、2のボタン部材の内側には、第1、2のボタン部材を半径方向の外側に付勢するスプリングが設けられ、
    前記上部連結管には、前記下部連結管の第1、2の貫通孔に対応する位置に第3、4の貫通孔が形成され、前記第1、2、3、4の貫通孔から前記第1、2のボタン部材が出入りすることを特徴とする杖。
  • 前記下部連結管の上端部には、内側スリーブが結合されており、
    前記内側スリーブには、前記第1、2のボタン部材を収容可能な収納領域が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の杖。
  • 上部連結管と、
    前記上部連結管の内部に挿入される下部連結管と、を含み、
    前記下部連結管の一側面を貫通する第1の貫通孔が形成され、前記第1の貫通孔と向かい合わない位置で前記下部連結管の他側面を貫通する第2の貫通孔が形成され、
    前記第1、2の貫通孔には、第1、2のボタン部材が相互に逆方向に摺動自在に挿入され、
    前記下部連結管の内部には、前記第1のボタン部材と第2のボタン部材をそれぞれ半径方向の外側に付勢する第1のスプリングと第2のスプリングが設けられ、
    前記上部連結管には、前記下部連結管の第1、2の貫通孔に対応する位置にそれぞれ第3、4の貫通孔が形成され、前記第1、3の貫通孔から前記第1のボタン部材が出入りし、前記第2、4の貫通孔から前記第2のボタン部材が出入りすることを特徴とする杖。
  • 前記下部連結管の上端部には、内側スリーブが結合されており、
    前記内側スリーブには、前記第1のボタン部材を収容可能な第1の収納領域と、前記第2のボタン部材を収容可能な第2の収納領域が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の杖。
  • 说明书全文

    本考案は、複数の連結管を結合してなる形態の支柱を有する杖に係り、より詳しくは、ロック装置の故障に能動的に備えることができ、衝撃を分散して連結管とロック装置の変形を最小化した杖に関する。

    一般に、杖は、登山やスポーツ競技または患者の歩行時における補助手段などとして使用される。 このような杖は支柱の端部に握り部を備えてなる。 上記支柱は、通常、複数の連結管を結合してなり、保管時と使用時に長さ方向に伸縮自在になっている。

    このような杖の一例が図1及び図2に示されている。

    図1及び図2に示されたように、杖は、その用途に応じて様々な形態を有する握り部2と、本体をなす支柱4と、地面に接触する杖先部6とからなる。

    上記支柱4は、複数の連結管10、20、30を長さ方向に伸縮自在に結合してなり、複数の連結管の各連結部にはロック装置40、40aが設けられ、杖を最大に伸長した位置でロックし、またはロック解除して収縮することができる。

    より具体的に、第1の連結管10には、それより小径の第2の連結管20が挿入され、第2の連結管20には、それより小径の第3の連結管30が挿入され、第1の連結管10と第2の連結管20との連結部、そして第2の連結管20と第3の連結管30との連結部には、ロック装置40、40aが設けられる。 必要に応じ、上記連結管10、20、30の本数を増減することで杖の長さを自在にすることができる。

    一方、上部連結管と下部連結管との連結部分、すなわち第1の連結管10の下端と第2の連結管20の上端、第2の連結管20の下端及び第3の連結管30の上端には、杖の使用時の揺れを防止するための揺れ防止具51、52、61、62が設けられる。

    上記ロック装置40、40aは、ボタン41、41aとスプリング42、42aからなる。 上記ボタン41とスプリング42は、第1の連結管10と第2の連結管20とをロックし、ボタン41aとスプリング42aは、第2の連結管20と第3の連結管30とをロックする。

    図2には、上記のようなロック装置の内部と外部の形状が示されている。 図1中の上側にある連結管を「上部連結管」と称し、下側にある連結管を「下部連結管」と称する。 また、上記ロック装置40、40aは、連結管の管径の大きさに応じてその大きさが変わるだけで技術的には同じ構成であるため、一つの例示的図面を挙げて説明する。

    ロック装置のボタン41は、下部連結管20に形成された穴21に頭部分が挿入された状態で下部連結管20と一緒に移動していき、伸長動作過程の最後の地点で上部連結管10の穴11に挿入されることで上部連結管10と下部連結管20とをロックする。

    このような杖を使用してみると、その保証・使用年限がまだ経過していないにもかかわらず様々な原因によって杖を使用し続けることができなくなったり、使用できるとしても大きな不便を強いられる場合が多い。

    例えば、杖の使用時、杖先部6(図1参照)が繰り返し地面に接触し、場合によっては使用者が杖で身を支えるため、連結管に繰り返し且つ不規則な衝撃が作用するようになる。 このような衝撃力は直接ロック装置に、またはロック装置を介して連結管に伝わり、杖の使用期間が増すにつれ、該衝撃力によりロック装置と連結管の多くの部位が破損されたりすることがある。

    すなわち、図2に示されたように、下部連結管20とボタン41には点線の矢印方向に衝撃が作用し、上部連結管10には実線の矢印方向に衝撃力が作用する。 ここで、下部連結管20に伝わる衝撃力は、ボタン41を介して上部連結管10の穴11に直接作用する。

    したがって、繰り返しの衝撃荷重を受けるようになり、これにより、上部連結管10及び下部連結管20の穴11、21が、図2に示されたように杖の長さ方向に損傷されることで穴径が大きくなったり、またはボタン41が潰れたりするようになる。 このようになれば、ボタン41と穴11、21との間の隙間が大きくなって連結管10、20が上下にがたがたしながら遊ぶようになることで、杖を正常に使用しにくくなり、ひいては、杖を使用できなくなる。

    一方、ボタンの内側に異物が侵透する場合、またはボタンが出入りする穴が鋭利な衝撃によって潰れる場合などのような予期しない状況によってスプリング42とボタン41の作動に問題が生じ、杖自体を使用できなくなることもある。

    万が一、山岳登山やスポーツ活動の時、または患者が介護者なしに杖に頼って歩行する時にこのようなことが発生すれば、杖をいきなり使用できなくなることで危険な状況に陥ってしまう場合がある。

    大韓民国登録実用新案第20−0162599号公報

    大韓民国登録実用新案第20−0183526号公報

    大韓民国登録実用新案第20−0425403号公報

    かかる衝撃による連結管とロック装置の損傷は、一つの連結部にボタンが一つだけ設けられることによって、全衝撃力がその一つのボタンに集中されることに起因するものと判断される。

    また、ロック装置が故障または作動しないことで杖を使用できなくなる問題もまた、一つの連結部にロック装置が一つだけ設けられ、当該ロック装置に問題が生じた場合にその代わりになれる手段がないため杖自体を使用できなくなるということに起因する。

    そこで、本考案は、衝撃力を受ける面積を増大して衝撃力を分散させることで連結管とロック装置の損傷や変形を防止し、一方の連結部で一方のロック装置が作動しない場合でもこれを補完して、ロック装置の故障や変形に備えることができる杖を提供することをその目的とする。

    上記目的を達成するための本考案の一実施形態による杖は、上部連結管と、上記上部連結管の内部に挿入される下部連結管と、を含み、上記下部連結管の両側面の対向する位置に第1、2の貫通孔が形成され、上記第1、2の貫通孔には、それぞれ第1、2のボタン部材が摺動自在に挿入され、上記第1、2のボタン部材の内側には、第1、2のボタン部材を半径方向の外側に付勢するスプリングが設けられ、上記上部連結管には、上記下部連結管の第1、2の貫通孔に対応する位置に第3、4の貫通孔が形成され、上記第1、2、3、4の貫通孔から上記第1、2のボタン部材が出入りすることができる。

    上記下部連結管の上端部には、内側スリーブが結合されており、上記内側スリーブには、上記第1、2のボタン部材を収容可能な収納領域が形成されてよい。

    本考案の他の実施形態による杖は、上部連結管と、上記上部連結管の内部に挿入される下部連結管と、を含み、上記下部連結管の一側面を貫通する第1の貫通孔が形成され、上記第1の貫通孔と向かい合わない位置で上記下部連結管の他側面を貫通する第2の貫通孔が形成され、上記第1、2の貫通孔には、第1、2のボタン部材が相互に逆方向に摺動自在に挿入され、上記下部連結管の内部には、上記第1のボタン部材と第2のボタン部材をそれぞれ半径方向の外側に付勢する第1のスプリングと第2のスプリングが設けられ、上記上部連結管には、上記下部連結管の第1、2の貫通孔に対応する位置にそれぞれ第3、4の貫通孔が形成され、上記第1、3の貫通孔から上記第1のボタン部材が出入りし、上記第2、4の貫通孔から上記第2のボタン部材が出入りすることができる。

    上記下部連結管の上端部には、内側スリーブが結合されており、上記内側スリーブには、上記第1のボタン部材を収容可能な第1の収納領域と、上記第2のボタン部材を収容可能な第2の収納領域が形成されてよい。

    本考案の杖によれば、二つのボタン部材が相互に逆方向に設けられ、ロック時これらの全てが同時に下部連結管と上部連結管に係合することにより、衝撃力が分散し且つそれぞれのボタン部材と貫通孔が受ける面圧も減少するため、ボタン部材と貫通孔(連結管)の変形を最小化することができる。

    また、二つのロック装置(ボタン部材)が相互に補完作用をすることにより、いずれか一方が故障しても他方を活用して杖を使用し続けることができるため、危急状況の発生を予防することができ、危急状況の発生時には容易に対処することができるようになる。

    従来の一般的な杖の一例を示した断面図である。

    図1のロック装置部分を拡大して示した図である。

    本考案の第1の実施形態によるロック装置部分を示す拡大断面図である。

    図3aの横断面図である。

    図3aにおけるボタン部材を押圧してロックを解除した状態を示す図である。

    図4aの横断面図である。

    本考案の第2の実施形態によるロック装置部分を示す拡大断面図である。

    図5aのA−A線に沿う横断面図である。

    図5aのB−B線に沿う横断面図である。

    図5aにおけるボタン部材を押圧してロックを解除した状態を示す図である。

    図6aのC−C線に沿う横断面図である。

    図6aのD−D線に沿う横断面図である。

    以下、添付された図面を参照して本考案の好適な実施形態を詳細に説明する。 以下の実施形態では、支柱をなす連結管の連結部部分及びロック装置の構成のみを図示して説明し、握り部や杖先部などに対する図示と説明は省略する。 また、連結管が3本以上備えられる形態では、2本の連結部とロック装置が存在するが、各連結部及びロック装置の構成は互いに同一である。

    (第1の実施形態)
    図3a、図3b、図4a、及び図4bは、本考案の第1の実施形態によるロック装置部分を示す図であって、図3aには断面図が示されており、図3bには横断面図が示されており、図4aにはボタン部材を押圧してロックを解除した状態の断面図が示されており、図4bには図4aの横断面図が示されている。

    先ず、図3a及び図3bに示されたように、上部連結管100には、該上部連結管の管径より小さい管径を有する下部連結管200が挿入される。

    上記下部連結管200の横方向(半径方向)の両側面には、第1、2の貫通孔202、204が形成されており、上記第1、2の貫通孔202、204には、それぞれ第1、2のボタン部材510、520が相互に逆方向に摺動自在に挿入される。 そして、上記第1、2のボタン部材510、520の内側には、一つのスプリング600が設けられ、上記第1、2のボタン部材510、520を半径方向の外側に付勢する。

    上記上部連結管100には、上記下部連結管200の第1、2の貫通孔202、204に対応する位置に第3、4の貫通孔102、104が形成され、第1、3の貫通孔202、102から第1のボタン部材510が出入りすることができ、第2、4の貫通孔204、104から第2のボタン部材520が出入りすることができる。

    また、本実施形態のように上記下部連結管200の上端部に内側スリーブ400が結合されている形態の杖であれば、上記内側スリーブ400には収納領域401が形成される。 上記収納領域401は、上記第1、2のボタン部材510、520を摺動自在に収容することで、上記第1、2のボタン部材510、520の摺動がより安定して行われるように案内する。

    上記内側スリーブ400と並行して外側スリーブ300が設けられてよい。 上記外側スリーブ300は、上記上部連結管100の下端に形成され、上記下部連結管200と密着して揺れを防止する。

    このように形成される本考案の杖において、二つのボタン部材510、520は相互に逆方向に設けられ、上記二つのボタン部材510、520は、一つのスプリング600によって付勢される。 このため、図3aに示されたように、ロック時には二つのボタン部材510、520の全てが同時に下部連結管200と上部連結管100の貫通孔202、204、102、104から突出している。 すると、ボタン部材510、520と連結管100、200の接触する面積が従来の2倍になり、個別のボタン部材510または520と個別の貫通孔102または104、202または204が受ける面圧は半分に減少するようになる。

    これにより、杖に長さ方向に作用する衝撃力は二つのボタン部材510、520と二つの貫通孔102または104、202または204に分散することで、それぞれのボタン部材510、520と貫通孔102、202、104、204に加えられる荷重と変形を大幅に減少することができる。

    また、使用中に上部連結管100の貫通孔102、104のいずれか一方が潰れてボタン部材が通過できないなど、いずれか一方のボタン部材の使用に問題が生じても他方さえ正常に作動すれば杖を使用し続けることができる。

    本実施形態による杖の使用に際する、連結管のロックを解除する時の状態を図4a及び図4bに示している。 すなわち、両方向に突出している第1、2のボタン部材510、520の頭部分を、親指と人差し指で同時に押圧して上部連結管100の貫通孔102、104から内側に押し入れるとロックが解除し、下部連結管200を摺動して収縮することができるようになる。

    (第2の実施形態)
    図5a〜図5c、図6a〜図6cは、本考案の第2の実施形態によるロック装置部分を拡大して示す図であって、図5aには断面図が示されており、図5bには図5aのA−A線に沿う横断面図が、図5cには図5aのB−B線に沿う横断面図が示されており、図6aには図5aにおけるボタン部材を押圧してロックを解除した状態を示す図が、図6bには図6aのC−C線に沿う横断面図が、図6cには図6aのD−D線に沿う横断面図が示されている。

    本実施形態による杖は、上記実施形態による杖に比べ、二つのボタン部材を離間配置して使用の便利性と作動の安定性を高めたものである。

    具体的に、図5aないし図5cに示されたように、下部連結管250には、長さ方向に所定の距離離間した地点に相互に逆方向に第1の貫通孔252と第2の貫通孔254が形成される。 すなわち、第1の貫通孔252は下部連結管250の一側面を貫通し、第2の貫通孔254は、上記第1の貫通孔252と向かい合わない位置で下部連結管250の他側面を貫通する。

    上記第1の貫通孔252と第2の貫通孔254には、それぞれ第1のボタン部材550と第2のボタン部材560、そして、第1のスプリング611と第2のスプリング612が独立して設けられる。

    そして、上部連結管200には、第3、4の貫通孔152、154が長さ方向に所定の距離離間した地点に形成される。 上記第3、4の貫通孔152、154は、上記下部連結管250の第1、2の貫通孔252、254と対応する位置に形成され、上記第1、2のボタン部材550、560が出入りすることでロックとロック解除が行われる。

    また、上記下部連結管250の上端部に内側スリーブ450が設けられた場合、上記内側スリーブ450には、上記下部連結管250の第1、2の貫通孔252、254と対応する位置に第1、2の収納領域451、452が形成される。 このような第1、2の収納領域451、452には、前述した第1、2のボタン部材550、560がそれぞれ摺動自在に収容される。

    このように構成される本実施形態の杖は、第1のボタン部材550と第1のスプリング611、そして、第2のボタン部材560と第2のスプリング612を相互に独立して設けることにより、ボタン部材550、560の長さを長く構成することができる。 これは、図5aないし図5cに示されたように、ボタン部材550、560のガイドフランジ552、562部分の長さの増大につながり、ボタン部材550、560が傾くことなく安定して摺動することができるようになる。

    また、本実施形態によれば、一つのボタン部材550または560に一つのスプリング611または612が設けられて対をなしているため、スプリング611、または612の長さも増大させることができ且つ圧縮余裕長さも十分に確保することができる。 したがって、第1の実施形態に比べ、小さい力でボタン部材550または560を押圧することができるようになる。

    本実施形態による杖の使用に際する、連結管のロックを解除する時の状態を図6aないし図6cに示している。 すなわち、杖の長さ方向に離間配置された二つのボタン部材550、560を、親指と人差し指を利用するか或いは両手を利用して同時に押圧して上部連結管150の貫通孔152、154の内側に押し入れるとロックが解除し、下部連結管250を摺動して収縮することができるようになる。

    以上、本考案の特定の好適な実施形態について図示しまた説明した。 しかしながら、本考案は上述した実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲において請求する本考案の要旨を逸脱することなく本考案の属する技術分野における通常の知識を有する者であれば誰でも種々の変形実施が可能であろう。

    100 上部連結管 102、104 第3、第4の貫通孔 200 下部連結管 202、204 第1、第2の貫通孔 300 外側スリーブ 400 内側スリーブ 401 収納領域 510、520 第1、第2のボタン部材 600 スプリング

    QQ群二维码
    意见反馈