Magnetically assisted coupling for segmented shaft

申请号 JP2014036126 申请日 2014-02-27 公开(公告)号 JP2014173729A 公开(公告)日 2014-09-22
申请人 Edgewater International Inc; エッジウォーター インターナショナル,インクEdgeWater International,Inc.; 发明人 PAUL HOWARTH; ALAN GNANN; SHAWN BANNON SZCZESIUL;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a segmented shaft, and more particularly, a form of coupling for connecting segments of a folding type shaft for use as a staff, probe, support or the like.SOLUTION: A magnetically assisted coupling has at least two shaft segments, each shaft segment has a pair of end portions and a hollow core. Adjacent segment ends are configured in a probe/socket, one segment end receives the adjacent segment end. Magnets of opposite polarities are disposed in the hollow core of the adjacent segment, the magnet in the socket is disposed at a bottom of the socket, while the magnet disposed in the probe defines a probe end. When adjacent segment ends are brought into close proximity, the magnets attract each other and draw the probe end into the socket until the magnets are in contact.
权利要求
  • 磁気によってアシストされた連結部であり、前記連結部は:
    それぞれ一対の端部及び空洞の芯部を有し、隣接するセグメントの端部は雄継手/雌継手のいずれかの形態であり、セグメントの一端が隣接するセグメントを受け取るように形成される、少なくとも2つのシャフトセグメントと;
    前記隣接するセグメントの端部の前記空洞の芯部の内部に取り付けられ、各雌継手の底端部に配置されるとともに各雄継手の端部に配置され、極性が異なる磁石部と;を有し、
    前記隣接するセグメントの端部が接近することにより、前記磁石部が引きつけられ、前記磁石部が接触するまで前記雄継手の端部が前記雌継手の内側に引きつけられる、磁気によってアシストされた連結部。
  • 前記磁石部はレアアースの磁石である、請求項1に記載の磁気によってアシストされた連結部。
  • 前記磁石部はアルニコ磁石である、請求項2に記載の磁気によってアシストされた連結部。
  • 前記雄継手の端部及び前記雌継手の端部に配置される磁石部は、継ぎ手によって保持される、請求項1に記載の磁気によってアシストされた連結部。
  • 前記雄継手の端部は、前記雌継手の底部及び前記セグメントの端部の間に空間を形成する、請求項1に記載の磁気によってアシストされた連結部。
  • 張力を与える装置は、前記雄継手または前記雌継手の接続部が形成されていない前記シャフトセグメントの端部に固定される請求項1に記載の磁気によってアシストされた連結部。
  • 前記張力を与える装置は、前記シャフトの端部の少なくとも一方に、バネによって保持される伸張性が無いコードである、請求項6に記載の磁気によってアシストされた連結部。
  • ウェーディングスタッフであって、
    上段セグメントと、下段セグメントと、少なくとも1つの中段セグメントとによって構成され、それぞれ、空洞の芯部と、第一接続端部、第二接続端部を有するシャフトを有し、前記下段セグメントの第一接続端部と、前記上段セグメントの前記第二接続端部と、前記中段セグメントの第一接続端部と第二接続端部とには、開口部が形成された磁石部がそれぞれ配置されるセグメントと;
    前記上段セグメントの前記第一接続端部と前記下段セグメントの前記第二接続端部とに固定され、各セグメントの空洞の芯部を通り、前記中段セグメントの第一接続端部と第二接続端部との間における開口部によって受け取られるコードと;を有し、
    前記ウェーディングスタッフは、前記セグメントが分割され折りたたまれて保管される保管状態と、前記セグメントの前記第一接続端部と第二接続端部とが接続されることによって一本のウェーディングスタッフが形成される展開状態に変換可能であるウェーディングスタッフ。
  • 前記コードは伸張性が無いコードであり、前記下段セグメントの前記第二接続端部または上段セグメントの前記第一接続端部のいずれか1つは前記コードに張力を与えるバネが形成され、前記バネによって前記ウェーディングスタッフが展開状態となる、請求項8に記載のウェーディングスタッフ。
  • 前記磁石部は継ぎ手によって受け取られる、請求項8に記載のウェーディングスタッフ。
  • 隣接する各セグメントの前記磁石部、前記継ぎ手、及び前記芯部は接続部の雄継ぎ手及び雌継ぎ手を構成し、前記雄継ぎ手は前記第一端部または前記第二端部の一方から突出し、前記磁石部及び前記継ぎ手の凹んだ部分は前記雌継ぎ手を形成し、前記上段セグメントの前記一端部にはグリップが形成され、前記下段セグメントの第二端部には先端部が形成される、請求項10に記載のウェーディングスタッフ。
  • 前記磁石部はレアアースの磁石である、請求項8に記載のウェーディングスタッフ。
  • 前記磁石部はアルニコ磁石である、請求項12に記載のウェーディングスタッフ。
  • 上段セグメントと、下段セグメントと、複数の中段セグメントとによって構成され、各セグメントには、空洞の芯部を有するシャフトと、開口部が形成された磁石部を有する第一接続端部及び第二接続端部と;
    前記上段セグメントの前記第一端部及び前記下段セグメントの前記第二端部に固定され、前記セグメントの前記空洞の芯部を通過し、前記上段セグメントの第一端部及び前記下段セグメントの前記第二端部の間の前記開口部に受け取られるコードと;を有するウェーディングスタッフであり、
    前記ウェーディングスタッフは、各セグメントは分割されて折りたたまれた保管状態と、一本のウェーディングスタッフを構成するように各セグメントの第一接続端部及び第二接続端部が接続された自己展開された状態とに変換可能であり;
    さらに、
    前記保管状態のウェーディングスタッフを受け取る大きさのホルスターと;
    前記ウェーディングスタッフと前記ホルスターとを接続する調整可能なリーシュと、を有する、ウェーディングスタッフキット。
  • 前記コードは伸張性が無いコードであり、前記上段セグメントの前記第一端部には前記コードに張力を与えるバネが形成され、前記ウェーディングスタッフが前記ホルスターから取り出された際、前記コードによって前記ウェーディングスタッフが自己展開された状態となる、請求項14に記載のウェーディングスタッフキット。
  • 前記コードは伸張性が無いコードであり、前記下段セグメントの前記第二端部には前記コードに張力を与えるバネが形成され、前記ウェーディングスタッフが前記ホルスターから取り出された際、前記コードによって前記ウェーディングスタッフが自己展開された状態となる、請求項14に記載のウェーディングスタッフキット。
  • 前記第二端部の前記磁石部の前記継ぎ手は、前記中段セグメントの前記第二端部及び前記上段セグメントから突出し、前記中段セグメントの前記第一端部の前記継ぎ手及び前記下段セグメントは前記空洞の芯部の内側に凹みが形成され、前記第一端部には前記継ぎ手及び前記第一端部の前記磁石部を受け取る大きさに形成された襟部が形成され、前記上段セグメントの前記第一端部にはグリップが形成され、前記下段セグメントの前記第二端部には先端部が形成される、請求項14に記載のウェーディングスタッフキット。
  • 前記第一端部の前記磁石部の前記継ぎ手は前記中段セグメント及び前記下段セグメントから突出し、前記中段セグメントの前記第二端部の前記継ぎ手及び前記上段セグメントには前記空洞の芯部の内側に凹みが形成され、前記第二端部には前記継ぎ手及び前記第一端部の前記磁石部を受け取る大きさに形成された襟部が形成され、前記上段セグメントの前記第一端部にはグリップが形成され、前記下段セグメントの前記第二端部には先端部が形成される、請求項14に記載のウェーディングスタッフキット。
  • 前記磁石部はレアアースの磁石である、請求項14に記載のウェーディングスタッフキット。
  • 前記磁石部はアルニコ磁石である、請求項19に記載のウェーディングスタッフキット。

  • 说明书全文

    本発明は分割式シャフトに関し、より詳しくは、スタッフ、プローブ、支持用として使用される、折りたたみ式シャフトの接続部の連結の形態に関する。

    分割式シャフトは様々な用途において使用され、用途はハイキング用の杖、テントの杖、崩救助用のプローブ、ウェーディングスタッフ(Wading Staff)などがあるが、これに限られない。 いずれの用途においても、シャフトをセグメント毎に分割することにより、保管及び移動を楽にする。 セグメントを連結して組み立てることにより、縦方向に伸びるシャフトを形成する。 典型的には、シャフトは接続された状態が維持されるため、所望の目的における最大の長さのシャフトが使用される。

    公知例には、例えば空洞の筒体によるセグメントがゴム紐で連結されたテントの杖があり、使用時にはゴム紐の張がそれぞれのセグメントの連結状態を維持する。 この種類の分割式シャフトは圧縮された状態で使用され、連結部に張力または引張力がかかることによって簡単に分割される。 ウェーディングスタッフ及び雪崩救助用のプローブも、空洞の筒体によるセグメントを通るコードを使用している場合があり、連結部が組みたてられ、張力によって接続されたコードが維持され、杖やプローブの使用中に張力または引張力がかかっても接続状態が維持される。 この種類の分割式シャフトの組み立て、並びにシャフトの組立状態を保持するためには、2本の手で作業をする必要がある。

    釣人は、魚を釣るために、流れのある流や他の水面に移動することがある。 釣人は、典型的にはフェルト底の靴を履いて、水底や沿岸の石にグリップをかけていた。 フェルト底の靴は、滑りやすい環境でのグリップを目的としているが、非天然の植物や動物の卵や幼虫を付着することによって、釣人が水面を移動する際に外来種を運ぶ事がある。 外来種の繁殖を防ぐために、沢山の漁域がフェルト底の靴の使用を禁止している。 結果として、釣人がゴム底靴を履くことになり、足元が不安定になる。

    大勢の釣人は、水面での安定性の改善、並びに怪我や溺死のリスク、釣り道具を無くすリスクを下げるために、ウェーディングスタッフを使用している。 従来のウェーディングスタッフは折りたたみ式であり、ハイキング用の杖と同様、バヨネットや連結スレッドなどによって保持される。 従来のウェーディングスタッフの他例としては、伸張性でないコードの張力によって接続固定された空洞の筒体によるシャフトによって構成されており、使用中に先端が水流や水底にひっかかる等によって引っ張られた際に連結部が分割される状態を防ぐ。 従来のウェーディングスタッフは頑丈かつ安定性を提供しているが、従来のウェーディングスタッフは扱いづらいことがあり、2本の手を使って、杖を組み立てて安定させる必要がある。 一般的に、釣人は釣り竿を抱えているため、ウェーディングスタッフの分解及び組み立てに2本の手を使えないことがある。 従って、ウェーディングスタッフの組み立て時において、釣人が、例えば釣り竿など最も高価な道具を落とすリスクがある。

    加えて、従来のウェーディングスタッフは組み立てるために長い時間を要する。 釣人は、著しく水流が早い領域や足元が滑りやすい領域に入る際、即時に自身を安定する必要があるが、ウェーディングスタッフを組み立てる十分な時間が無い可能性がある。 さらに、魚が集まっている領域に釣人が早く移動する必要がある際に、ウェーディングスタッフを組み立てるために時間を要し、トロフィーを得られないリスクがある。

    特開2009−189666号公報

    従って、各連結部の間に強い接続作用を有し、かつ1本の手で分解及び組み立て展開ができる分割式シャフトが必要とされている。

    簡単には、本開示による折りたたみ式シャフトにおける磁気によってアシストされた連結部には、シャフトの連結部分が張力によって分解されるのを防ぐための磁石が含まれる。

    本開示による磁気によって連結がサポートされた折りたたみ式シャフトは、自己展開可能なウェーディングスタッフについて説明されているが、前記連結の使用方法に限られず、分割式シャフトが必要とされる様々な用途において使用可能である。

    一般的に、本開示の磁気によってアシストされた連結部には、極性が異なる磁石部が隣接する空洞のシャフトセグメントに埋め込まれている。 シャフトセグメントの一端がシャフトセグメントの他端を受け取ることにより、雄継手/雌継手の形態となる。 磁石部の1つは雌継手の底部に配置され、もう1つは保持されることにより、雄継手の端部を定義する。 互いが近接することにより、磁石部が互いに引きつけられ、磁石部が接触し、または最も接近する状態になるまで、雄継手の端部が雌継手に挿入される。 公知の雄継手/雌継手型のシャフトの連結とは異なり、本開示の磁石部によって連結がサポートされたシャフトは自立して組み立てられ、連結された磁石部同士の強い引きつけによって、手動で介入する必要なく引張または張力が保持される。

    本開示による、磁気によってアシストされた連結部を有する自己展開可能なウェーディングスタッフは、ハンドル部を含む上段セグメントと、先端を形成する下段セグメントと、少なくとも1つの中間セグメントと、を有する。 それぞれのセグメントには空洞の筒状が形成され、一方または両方が近隣するセグメントに接続されることにより、筒状のシャフトが形成される。 中間セグメントは、第1接続端部と第2接続端部とを有する。 接続端部は開口部が形成された磁石部を有しており、隣接するセグメントには磁石が両極で配置されることにより、隣接するセグメントの連結が促進される。

    隣接するシャフトセグメントは、連結状態及び分解された状態に変換可能である。 全てのセグメントが連結されて1本のウェーディングスタッフが形成された場合、ウェーディングスタッフは展開状態である。 それぞれのセグメントが分解され、セグメントがコンパクトな状態に折りたたみされた場合、ウェーディングスタッフは保管状態となる。 ウェーディングスタッフは保管用のポーチに収納され、釣人のベルトや手持ちなどで保持される。 保管状態のウェーディングスタッフは、釣人が即時に組み立てられるようになっている。

    伸縮性が実質的に無いコードは、上段セグメントのハンドル部と、下段セグメントの先端とにそれぞれ固定される。 コードは、ハンドルから、それぞれのセグメントの空洞の芯部及び開口部を通過し、先端にまで伸びる。 隣接するセグメントが分解された場合、複数のセグメントは、コードによって、ウェーディングスタッフの一部として保持される。 さらに、ウェーディングスタッフが保管時の状態にある場合においては、コードは第1接続端部及び第2接続端部を極めて近接させて保持される。

    本開示の1実施例として、コードは、静止(伸張性が無い)コードであり、比較的に硬いバネによって上段セグメントの第1端部と下段セグメントの第2端部とに固定されている。 静止(伸張性が無い)コード及びバネの構成によって、セグメントは追加操作を行うことなく連結された状態になる。

    ウェーディングスタッフを保管時の状態から展開状態に変換する際、釣人はハンドルを握り、保管用のポーチから分解された状態のウェーディングスタッフを引き抜くことにより、下段セグメント及び中間セグメントが重力によって下に落ちる。 下段セグメント及び中間セグメントが下に落ちることにより、バネ力がかかったコードがセグメントを互いに近づけ、隣接するセグメントの極性が異なる磁石部が第1接続端部と第2接続端部とを近づける。 使用時において、連結された近隣のセグメントの間に生じる強力な磁気的連結は、セグメントが引っ張られる力に抵抗する。

    ウェーディングスタッフを展開時から保管時の状態に変換する際、釣人は磁石部を引き離す力を与えることにより、それぞれのセグメントを分解する。 釣人は、それぞれのセグメントを分離した後、それぞれのセグメントを折りたたむことによってコンパクト化する。 全てのウェーディングスタッフが分離され、折りたたまれた後、釣人はウェーディングスタッフをホルスター、ポーチ、ポケットなどに保管しても良い。

    本開示によるウェーディングスタッフは、先行技術と比較して利点がある。 それぞれのセグメントを2つの手で組み立てる必要があるウェーディングスタッフと比較すると、本開示のウェーディングスタッフは、片方の手で組み立て可能である。 さらに、釣人は、片手で組み立てられる点、及び磁石部による強い接続引力の点によって、即時にウェーディングスタッフを組み立て及び分解できる。

    本発明の好ましい実施形態は図面を参照して説明される。

    本開示による磁気によってアシストされた連結部を有する自己展開可能なウェーディングスタッフの斜視図であり、保管時のウェーディングスタッフ、ホルスター、リーシュ(綱)が図示されている。

    本開示による磁気によってアシストされた連結部を有する自己展開可能なウェーディングスタッフの断面図を拡大した図であり、自己展開可能なウェーディングスタッフの隣接した第1接続部及び第2接続部が図示されており、特に、セグメントの第1接続部の継ぎ手及び磁石部と、隣接するセグメントの第2接続部の襟部とが強調されている。

    図2のシャフトの隣接するセグメントの端部の断面図であり、セグメントが接続されていない状態で図示され、静止(伸張性が無い)コードが図示されていない。

    図3に図示されているウェーディングスタッフの隣接するセグメントの端部の断面図であり、セグメントは接続された状態であり、静止(伸張性が無い)コードが図示されていない。

    図1の自己展開可能なウェーディングスタッフが展開状態になっている図である。

    自己展開可能なウェーディングスタッフの実施例の断面図であり、上段セグメントの第一端部に取り付けられているバネが強調されている。

    図面を参照すると、磁気によってアシストされた連結部を有する自己展開可能なウェーディングスタッフは図番10で図示されている。

    自己展開可能なウェーディングスタッフ10は、図1に図示されている保管時の形態と、図5に図示されている展開された形態とに変換可能である。 特に図5を参照すると、自己展開可能なウェーディングスタッフ10は、上段セグメント12と、下段セグメント14と、複数の中間セグメント16と、を有する。 それぞれのセグメント12、14、16は、空洞の芯部20を定義するシャフトセグメント18を有する。 シャフトセグメント18の断面は一般的に円状であるが、シャフトセグメント18の断面の形状が異なる場合であっても本開示の範囲である。 実施例の1つとして、シャフトは飛行機に使用される、A7075アルミニウム合金によって形成される。

    図2、3、4を参照すると、それぞれのシャフトセグメント18は、雄継手(probe)または雌継手(socket)に嵌合する少なくとも1つの接続端部22、24を有する。 中間のシャフトセグメントには2つの接続端部が形成され、隣接するそれぞれの接続端部に嵌合する。 開示されているウェーディングスタッフ10において、第1接続端部22及び第2接続端部24には、開口部28が形成された磁石部26が含まれる。 図2で最もよく図示されているように、磁石部26は円筒状であり、磁石部26の中央部に開口部28が形成される。 開示された磁石部は全て同じ素材で形成されており、同じ長さ、外径、内径を有しているが、構成はこれに限られない。 隣接する接続端部22、24に配置される磁石部26の極性は対となっている。 隣接する第1接続端部22及び第2接続端部24に配置される磁石部の異なる極性により、ウェーディングスタッフが図1に図示されている保管時の状態から、図5に図示されている展開状態となる。 実施例によると、磁石部26は、好ましくはアルニコ磁石(Al-Ni-Co)などのレアアースの磁石であるが、本発明の当業者は、他の種類の磁石を用いて、磁気によってアシストされた連結部を構成してもよい。

    図1及び図5に詳しく図示されているように、グリップ23は上段セグメント12の第1接続端部22に保持され、先端部25は下段セグメント14の第2接続端部24に保持される。 グリップ23は、例えば独立気泡フォームまたはコルクなど、屈曲性及び浮揚性がある素材によって形成され、先端部25は(剛性のある)カーバイド合金または(使用時のノイズを抑えるために)デルリン(登録商標)プラスチックなどの柔らかい素材で形成される。

    図2、3、4に最もよく図示されるとおり、開示されているシャフト10の磁石部26は、筒状の継ぎ手30に嵌合する。 隣接するシャフトセグメント18の第1接続端部22及び第2接続端部24は、互いに接続される連結27、29の雄継ぎ手(27)及び雌継ぎ手(29)を形成する。 磁石部26の外径は同じであるため、継ぎ手30は実質的に同一の筒によって構成されてもよい。 シャフトセグメント18は同じ寸法を有するアルミニウム製の筒材料によって構成されている。 同じ磁石部26及び筒材料を使用することによって、開示されているウェーディングスタッフ10の製造に係る備品、数量及び金型費用を削減することが可能となる。 磁石部26が継ぎ手30に保持されることにより、磁石部26の正しい極性(N極、S極)がそれぞれの継ぎ手30から突き出て配置される。 磁石部26は、継ぎ手を磁石部の周りに据え込むことにより、または粘着剤によって、継ぎ手30に保持される。 当業者は、これらの素材を接続する他の方法によって、磁石部の連結をサポートしても良い。

    図3に図示されている通り、継ぎ手30はシャフトセグメント18の第1接続端部22に保持されることにより、シャフトセグメント18の一端から突出する継ぎ手30及び磁石部26が雄継ぎ手27を構成する。 近隣のシャフトセグメント18の隣接する端部24については、継ぎ手30はシャフトセグメントの内側の凹んだ位置で保持されることにより、連結の雌継ぎ手29を構成する。 シャフトセグメント18の一部は継ぎ手30の凹んだ位置から伸び、磁石部26が襟部32を構成する。 襟部32は、第1接続端部22から突出する継ぎ手を受け取る大きさで形成されているため、接続部の雄継ぎ手は空洞の芯部の中で保持されつつも、無理な力を与えること無く引き出すことができる。 本開示の磁石部/継ぎ手/シャフトの構成には、容易に使用できるストレート形状の筒が使用される。 磁石部を第1継ぎ手に配置することにより、継ぎ手はシャフトセグメントの内部の異なる位置に保持され、筒状のシャフトセグメント18または継ぎ手30の分割された状態を変更することなく、連結の雄継ぎ手及び雌継ぎ手を定義する。

    開示された磁気によってアシストされた連結部においては、連結27の継ぎ手30は隣接するシャフトセグメント18の間を延伸することにより、展開されたシャフトを側面荷重に対して補強する。 図3、図4に図示されている通り、雄継ぎ手27の空洞の芯部20は継ぎ手30の長さの半分以上を受け取り、雌継ぎ手29の空洞の芯部20は雄継ぎ手27から突出する継ぎ手30の長さのうち半分以下を受け取る。 磁石部26はセグメント12、14、16の間を強い力で接続し、雄継ぎ手27のうちの最小限が雌継ぎ手29に向けて突出する。

    雄継ぎ手27及び雌継ぎ手29は逆であってもよく、もしくは、隣接するシャフトのセグメントの端部が対応する継ぎ手を有するのであれば、中間セグメント16は2つの雄継ぎ手27同士もしくは2つの雌継ぎ手同士によって構成されてもよい。

    静止(伸張性が無い)コード34は、ウェーディングスタッフ10の両端に固定されている。 コード34は、(グリップに隣接する)上段セグメント12の第1接続端部22、または下段セグメント14の第2接続端部24から伸びている。 図6の実施例によると、コード34は伸縮性が無い素材によって形成され、上段セグメント12の第1接続端部22に配置されるコイルバネ36によって張力が加えられる。 当業者は素材を変更してもよく、素材は金属ケーブルなどであってもよい。 図6の実施例において、バネは圧縮バネ36である。 第1円筒ストッパ35及び第2円筒ストッパ37は、圧縮バネ36のクッションとしての役割を持つ。 圧縮バネ36及びコード34が、コード34に対して張力を継続して付加する。

    第1円筒ストッパ35及び第2円筒ストッパ37は、シャフトセグメント18の芯部20に収納されている。 第1円筒ストッパ35は、継ぎ手30と接続し、固定ストッパとして機能し、第一端部39が上段セグメント12の第2接続端部24から突出するのを防ぐためのウォッシャ、円筒状インサートなどの部材が含まれる。 第2円筒ストッパ37はコード34を固定する役割を果たし、バネ36の第2端部41と接続する。 ウェーディングスタッフが保管時の状態においては、コード34と第2円筒ストッパ37とが、固定された第1ストッパ35及び継ぎ手30に対してバネ36を圧縮する。 開示された形態がコード34の張力を維持することにより、片方の手でウェーディングスタッフの組み立てが可能となる。 当業者は他の方法でコード34に張力を加えてもよく、またこれらの方法は請求の範囲に網羅される。

    ウェーディングスタッフ10は、コード34及びコイルバネ36によって、片方の手で保管状態から展開状態に変更することが可能となり、かつ、シャフトセグメント18同士のアライメントを維持することが可能となる。 継ぎ手27、29に埋め込まれている磁石部26同士が近づくことにより、継ぎ手27、29は磁石の引力によって結合され、シャフトセグメント18を分解する引力に耐えられる。

    図1及び図5は本開示の実施例のうちの1つを図示しており、ここで、ウェーディングスタッフ10はウェーディングスタッフキット100の一部として含まれる。 保管時の状態では、ホルスター102はウェーディングスタッフ10を受け取る。 ホルスター102は、水に濡れたり、もしくは乾いた場合において、膨張または損傷が与えられない素材によって形成される。 好ましい素材としては、ナイロン織物、革、コットン、膨張したPTFE織物が挙げられる。

    図1、5のキットの実施例によると、ウェーディングスタッフ10とホルスター102とは、上段セグメント12のリーシュ104によって接続されている。 リーシュ104の長さは調節可能であり、ホルスター102には、ループ状の素材(図示しない)、弾性のあるクリップ(図示しない)または、釣人のベストにホルスター102を保持する他の構造を有しても良い。

    本開示によるウェーディングスタッフ10は自己展開可能であり、釣人はそれぞれのセグメントを物理的に組み立てて、ウェーディングスタッフ10を保管時から展開時に変更する必要が無い。 釣人は上段セグメント12を握るだけでよく、中間セグメント14及び下段セグメント16は重力によって下に落ちる。

    中間セグメント14及び下段セグメント16が下に落ちることにより、コード34によって、隣接するセグメントの第1接続端部22及び第2接続端部24は近接して保持される。 コード34が静止(伸張性が無い)素材によって形成されてコイルバネによって固定される実施例においては、コードによって、隣接するシャフトセグメントの第1接続端部22及び第2接続端部24が互いの方向に向けて近づけられる。
    複数の磁石部26による磁場によって、それぞれの隣接するセグメントにおける第1接続端部22及び第2接続端部24が引きつけられて連結される。 雄継ぎ手27及び雌継ぎ手29を有する実施例においては、磁石部26によって雄継ぎ手27が雌継ぎ手29の襟部32に引きつけられる。 磁石部36の引力の強さは十分であり、雄継ぎ手27の継ぎ手30が雌継ぎ手29に保持される。 展開状態にある場合、先端部25が、泥、粘土、石にできた亀裂に挟まった場合にあっても、磁石部26及びコード34によって、上段セグメント12と、下段セグメント14と、複数の中間セグメント16との分解が防がれる。

    ウェーディングスタッフ10を展開状態から保管時の状態にする場合、釣人はそれぞれのセグメント12、14、16を分解する必要がある。 ウェーディングスタッフ10の形状が分割型であることにより、釣人は上段セグメント12と、下段セグメント14と、複数の中間セグメント16とを同数まで分解することができる。 上段セグメント12、下段セグメント14、及び中間セグメント16は互いに折り曲げられており、それぞれが分解されることによって全体の直径が大きくなり、長さが短くなる。 ウェーディングスタッフ10が好ましくない状況において自己展開されることを防ぐため、ウェーディングフタッフはホルスター102に保持されてもよく、またはセグメント12、14、16はストラップまたは紐などの素材によって保持されてもよい。

    本開示による磁気によってアシストされた連結部を有する分割式シャフトは、釣人のウェーディングスタッフとして使用されるが、使用用途は様々である。 例えば、ハイキング用の杖、テントの杖、雪崩救助用のプローブとして使用されてもよく、分割式シャフトの長さは伸びた状態及びコンパクトな状態であってよい。

    本開示の好ましい実施例は図示されているが、これらの開示内容は本発明の範囲を狭めるものではない。 従って、当業者は本発明の内容及び請求の範囲に基づいて様々な変形、変更を加えてもよい。

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