Damping device

申请号 JP2006543313 申请日 2004-10-25 公开(公告)号 JP2007514105A 公开(公告)日 2007-05-31
申请人 コンペルデル・スポルタルテイケル・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング; 发明人 ロワザー,トマス;
摘要 スキー・ポールのようなスポーツ用ポールのハンドルとポール・チューブの間に設けられる減衰装置で、らせん状圧縮スプリング(17)とガス圧縮スプリングの作用を組合わせ、それにより、ロッド状物体(5)がチューブ(3)内で移動できる。 弾性挿入体(13)がロッド状の物体(5)の端部に設けられて、らせん状圧縮スプリング(17)の作用を受ける。 例えば、ポールが地面に置かれたとき、ロッド状物体(5)はチューブ(3)内に押され、挿入体(13)が変形して、内側からチューブ(3)に密に当たり、それによりガス圧縮スプリングを形成する。 変形可能な挿入体(13)の摩擦によりチューブ(3)内で減衰作用が次第に強くなる。
权利要求
  • お互いに相対運動を行なえる2個の物体間の、特にポール(20)の2部分間の、好ましくはポール(20)のハンドル(24)とロッド(22)の間の相対運動を減衰するための装置で、お互いに相対運動を行なえる物体の間に、ガス圧縮スプリングとらせん状圧縮スプリング(17)が有ることを特徴とする装置。
  • ロッド状物体(5)の下端が一方の側を閉じたチューブ(3)内で保持され、かつ、その場合、チューブ(3)を保持している端部には、ロッド状物体(5)とチューブ(3)の間にシール(13)があり、そのシールがチューブ(3)内への移動方向でロッド状物体(5)への圧力により機能することを特徴とする請求項1に記載された装置。
  • らせん状圧縮スプリング(17)が、チューブ(3)内に保持されているロッド状物体(5)の端部とチューブ(3)の底部(19)の間にクランプされていることを特徴とする請求項2に記載された装置。
  • チューブ(3)内に保持されたロッド状物体(5)の端部上に、弾性材料の挿入材(13)があり、その上に、らせん状圧縮スプリング(17)が、ロッド状物体(5)と相対運動を行なえる中間ディスク(15)を介して保持されることを特徴とする請求項2又は3に記載された装置。
  • チューブ(3)内に保持された部分の外側でロッド状物体(5)の上にリング状エンド・ストップ(9)があることを特徴とする請求項2から4のひとつに記載された装置。
  • チューブ(3)の開放端の上にエンド・ストップ・ダンパー(11)があることを特徴とする請求項5に記載された装置。
  • ロッド状物体(5)がチューブ(3)内に押し込まれたときに、リング状エンド・ストップ(9)がエンド・ストップ・ダンパー(11)に隣接し、かつ、チューブ(3)の開放端とエンド・ストップ(9)の間でそれをクランプすることを特徴とする請求項6に記載された装置。
  • チューブ(3)が(アスレチック)ポール(20)のポール・チューブ(22)であることを特徴とする請求項1から7のひとつに記載された装置。
  • チューブ(3)が(アスレチック)ポール(20)のポール・チューブ(22)の間に位置していることを特徴とする請求項1から7のひとつに記載された装置。
  • 減衰装置(1)のロッド状物体(5)が、お互いに伸縮できる2部分(26、28)から成るポール・チューブ(22)のハンドル側部分(26)に結合されていることを特徴とする請求項9に記載された装置。
  • ロッド状物体(5)とポール・チューブ(22)の部分(26)の間の結合部(32)を解除できることを特徴とする請求項10に記載された装置。
  • 说明书全文

    本発明は、特にポール(pole)の2部分の間で、好ましくはポールのハンドル(handle)とロッド(rod)の間でお互いに相対的に移動できる2物体の間での相対運動を減衰するための装置に関する。

    これらの減衰装置は特にハンドル付きのポールのために用いられ、その場合、ポールが特に固い地面に下ろされた時に衝撃エネルギーを低振動で吸収するために、スプリング(spring)のに抗してポールに対する軸方向の相対運動をハンドルが行なえる。

    ポールとハンドルの間のこの種の公知の装置は鋼製のらせん状圧縮スプリングを有していて、鋼製ロッドで案内され、ポールの長手方向に伸びている。

    他の提案は鋼製らせん状圧縮スプリングとそのスプリングの両側に位置する弾性体の組合わせを用いていて、それにより、減衰作用の改善を行っている。

    本発明の目的は、最初に示したタイプで、改善された減衰機能を有する装置を工夫することである。

    この目的は、本発明で請求しているように、お互いに相対運動を行なえる物体間にガス圧縮スプリングとらせん状圧縮スプリングが存在することを特徴とする装置により達成できる。

    本発明で請求している減衰装置の好ましく、有利な実施例が本発明の対象になっている。

    本発明で請求している減衰装置で、(金属製の)らせん状圧縮スプリングの作用とガス圧縮スプリングの作用を有利に組合わされている。 これにより、最初は小さくて、最終的に減衰装置のストローク(stroke)端部に達するまで、減衰装置の圧縮が高まると共に、減衰作用が増大する。

    一実施例で、ロッド状物体を一端が閉じられているチューブ内の下端で保持して、又、その端部で、そこで保持されているチューブがロッド状物体とチューブの間のシール(seal)になり、チューブ内への移動方向にそのロッド状物体に圧力を加えることによりシールが機能する。 この実施例で、ガス圧縮スプリングのピストンには自動的に機能するリング・シール(ring seal)が設けられ、そのリング・シールにより形成された弁としても機能し、そのリング・シールはガス圧縮スプリングが圧縮されたときに(棒材が下りたときに)閉じて、ガス圧縮スプリングが離れるように動くときに開く。

    一実施例で、チューブの開放端に、エンド・ストップ・ダンパー(end stop damper)が設けられている。 ここでは、ロッド状物体がチューブに押し込まれたときに、リング状エンド・ストップがエンド・ストップ・ダンパーに隣接して、それをチューブの開放端とエンド・ストップの間に好ましくクランプ(clamp)する。 これには、その減衰装置を突然ではなく、穏やかにそのストロークの端部で捕捉され、停止するという利点がある。

    本発明の他の詳細と特徴は図面を用いた好ましい実施例についての以下の説明から明らかになる。

    本発明で請求している減衰装置はチューブ3内に保持され、その上端にリング・フランジ(ring flange)7を保持したロッド状物体5から成っている。 ロッド状物体5の上端から離れた距離で、リング状ストップ9があり、チューブ3に対するロッド状物体5のストロークを制限する。

    ロッド状物体5は、ゴム製スプリングの形でエンド・ストップ・ダンパー11の下に位置する領域を有し、ポール例えばスキー・ポール又は歩行用杖のチューブ3の中に保持されている。 (図6参照)
    チューブ3内に保持されたその端部上に、ロッド状物体5がディスク(disk)の形で弾性的に変形可能なシール13を保持していて、そのディスクの形のシール13はロッド状物体5の自由端の上でロッド5に対して軸方向に移動できる中間ディスク15によりカバー(cover)されている。 中間ディスク15の下に、らせん状圧縮スプリング17があり、中間ディスク15に隣接し、その他端はチューブ3の閉鎖端19上に保持され、チューブ3の中にロッド5が保持されている。

    図1に示した矢印21の方向のこの位置でロッド状物体5に圧力が加えられた場合、それはチューブ3の中へ動く。 スプリング17が中間ディスク15に加える圧力により弾性挿入体13が変形して、最初は実質的に円筒ジャケット(jacket)の形をしていたその側面がアーチ(arch)状になり、外側がビード(bead)の形になり、チューブ3の内面を押すように配置される(リング・シール(ring seal))。 この方法で、ガス(空気)がらせん状スプリング17内の領域でチューブ3内に閉じ込められて、ガス圧縮スプリングとして機能し、らせん状スプリング17のスプリングの力を支える(図2)。 ロッド状物体5の下向きの動きが続くので(図3)、中間ディスク15へのスプリング17の力は大きくなり、弾性挿入体13がその周辺面でより強くチューブ3の内面に対して押されるので、挿入体13の外側とチューブ3の内面との摩擦力は継続的に増大するので、減衰作用は摩擦の増大により順次強くなっていく。

    ロッド状物体5の下向き移動の終わりに、ストップ9はエンド・ストップ・ダンパー11の上に静止する。 ダンパー11は例えば弾性的に変形可能な物体で、ベローズ(bellows)のような方法で作成できる。

    図1に示された矢印21の方向での圧力が停止するとき、弾性的に変形可能な挿入体13が元の円筒形に戻る。 らせん状圧縮スプリング17がチューブ3からロッド状物体5を押し上げる。 そして、減衰装置が図5に示す最初の位置に戻る。

    ロッド状物体5が下に動くとき、チューブ3に対するロッド状物体5の相対的運動の減衰が、以下により本発明の中で請求されている減衰装置について記述されている設計により実現する:
    a) ガス圧縮スプリングの作用(チューブ3の下部でのガス・クッション(gas cushion)の圧縮)
    b) ロッド状物体5とチューブ3の底部19の間で、らせん状圧縮スプリング17の圧縮、
    c) チューブ3の内面と弾性材料の挿入体13の外面周囲の間での摩擦、その挿入体の表面はビードの形に変形する。

    図6はスキー・ポール20を示す。 図7は、その構造と機能に関して図1から5を用いて説明した減衰装置が本発明の実施例に基づいてどのようにハンドル24が付いたポール20内に組み込めるかを軸方向の断面内に示している。

    図6はポール・チューブ22付きのスキー・ポール20を略図的に示していて、ポール・チューブ22は部分的にハンドル24に部分的に接続していて、お互いに相対運動を行なえる2部分、特に、伸縮する上部26と伸縮する中間部28から成っている。

    図7は、部分的に断面図になっている図6からのスキー・ポール20の一実施例を示しているが、図6に特に詳細1で示されている。

    図7は、ポール・チューブ22の伸縮する上部26がポール・チューブ22の伸縮する中間部28の上に置かれる。 伸縮する上部26の下端はスリーブ30と位置合わせされている。

    スキー・チューブ22の伸縮する上部26が、図1から5に示す減衰装置のロッド状物体5に結合していて、例えば、ポール20が地面に下ろされたとき、ハンドル24を介して伸縮する上部26に加えられる圧力は、図1から3に示すように、ロッド状物体5を押し下げる。

    伸縮する上部26と減衰装置のロッド状物体5の間の結合部32は、種々の長さのアスレティック・ポール(athletic pole)用で知られている半径方向に拡大可能で、伸縮する部分26及び28の相対的回転により作動しうるクランプ部分と同様に作ることができる。

    ポール・チューブ22の伸縮する中間部28の上端で、本発明で請求されている減衰装置がそのチューブ3により保持される。 そのチューブ3は伸縮する中間部28の自由端状で上端フランジ4により保持される。

    要約すると、本発明の一実施例を以下のように説明できる。

    スキー・ポールのようなアスレティック・ポール20のポール・チューブ22とハンドル24の間に位置している減衰装置が、らせん状圧縮スプリング17の機能とガス圧縮スプリングの作用を組合わせていて、チューブ3内でロッド状物体5が移動可能になっている。 ロッド状物体5の端部に、らせん状圧縮スプリング17により荷重を加えられた弾性挿入体13がある。 ロッド状物体5がチューブ3内に押し込まれた場合、例えば、ポール20が地面に下ろされたとき、挿入材13が変形し、かつ、チューブ3に対して内側からシール(seal)し、ガス圧縮スプリングを形成する。 その減衰作用はチューブ3内の変形可能な挿入体13の摩擦により次第に強くなる。

    本発明の請求項に基づく減衰装置の種々の位置を示している。

    スキー・ポール示している。

    スキー・ポール内の減衰装置の実施例である。

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