飾りうちわ

申请号 JP2014004560 申请日 2014-08-27 公开(公告)号 JP3194135U 公开(公告)日 2014-11-06
申请人 株式会社エンスカイ; 发明人 浩一 染谷; 浩一 染谷;
摘要 【課題】扇部に描かれた絵柄等が正しい姿勢で壁面等に飾ることのできる飾りうちわを提供する。【解決手段】飾りうちわ1aの外周縁を形成する外枠上にあって把持部200aと反対側の 位置 に、孔を有する突起体を一体に突設する。飾りうちわ1aを壁面等に展示するときは、予め壁面等に設けたフックに掛けるか、固定用のピン等を孔に通しながら壁面等に刺して飾りうちわ1aを固定する。通常扇部10a上の絵柄等は、把持部200aを下にしたとき直立するように描かれていることから、前記飾りうちわ1aの固定方法によれば、扇部10aに描かれた絵柄等は、正しい姿勢で飾られることになる。【選択図】図1
权利要求
  • 薄板状の面から形成される絵柄等が表示された扇部と、この扇部の外縁を支持する合成樹脂製の外枠と、この外枠と一体に形成された把持部と、前記外枠と一体に形成された扇骨とからなる飾りうちわであって、前記把持部と反対側の位置に、孔を有する少なくとも一つの突起体を前記外枠の外周縁と一体に突設したことを特徴とする飾りうちわ。
  • 前記外枠に突設された突起体が、複数個であることを特徴とする請求項1に記載の飾りうちわ。
  • 前記外枠に、前記把持部が外側に向かって延設されていることを特徴とする請求項1もしくは2に記載の飾りうちわ。
  • 前記把持部が、前記外枠の一部とこの外枠の内側に設けられた指挿入孔とから構成されていることを特徴とする請求項1もしくは2に記載の飾りうちわ。
  • 说明书全文

    本考案は、孔を有する突起体が設けられた飾りうちわに関するものである。

    市販等されているうちわには、扇ぐことで風を誘起する薄板状の面からなる扇部が備わっており、その表面には絵柄や文字等が描かれていることが多い。 このうち、アニメーションのキャラクターやアイドルグループメンバーの肖像等が扇部表面に描かれたうちわは、単に扇いで使用する一般的なうちわとしての用途の他に、キャラクターグッズやブロマイドとしてのいわゆる飾りうちわとして飾ることも考えられる。

    この飾りうちわを部屋の壁面等に飾るにあたり、扇部に描かれた絵柄等を正しい姿勢で固定することが求められるものの、従来のうちわには所望の位置で固定するための装備が設けられていない。 そこで、飾りうちわを所望の位置に配置して固定する方法として、飾りうちわに描かれた絵柄を正しい姿勢としたうえで扇部上部を直接ピン留めする方法や、透明なカバーに入れた飾りうちわを所望の位置に配置したのちカバーの上からピン留めするといった方法が考えられる。

    前記飾りうちわに描かれた絵柄を正しい姿勢で固定する従来の方法のうち、扇部を直接ピン等で刺して固定する方法においては、飾りうちわに描かれたキャラクターやアイドルグループメンバーの肖像を傷つけるといった問題がある。 また、カバーで覆った飾りうちわをカバーの上からピン留めする方法においては、面倒な手間がかかるといった問題がある。

    本考案では、これらの問題を解決することを課題とするものであり、扇部を直接ピン等で刺したり、扇部をカバーで覆わなくとも、扇部に描かれた絵柄等を正しい姿勢で壁面等に固定することのできる飾りうちわを提供することを目的とする。

    前記課題を解決するための本考案は、薄板状の面から形成される絵柄等が表示された扇部と、この扇部の外縁を支持する合成樹脂製の外枠と、この外枠と一体に形成された把持部と、前記外枠と一体に形成された扇骨とからなる飾りうちわであって、前記把持部と反対側の位置に、孔を有する少なくとも一つの突起体を前記外枠の外周縁と一体に突設したことを特徴とするものである。

    また、前記課題を解決するための本考案は、前記外枠に突設された突起体が、複数個であってもよい。

    また、前記課題を解決するための本考案は、前記特徴に加え、前記外枠に、前記把持部が外側に向かって延設されている飾りうちわであってもよい。

    また、前記課題を解決するための本考案は、前記特徴に加え、前記把持部が、前記外枠の一部分とこの外枠の内側に設けられた指挿入孔とから形成されている飾りうちわであってもよい。

    本考案に係る飾りうちわによれば、孔を有する突起体が外枠に突設されていることから、壁面等のフックに直接掛けたり、固定用のピンをこの孔に通しながら壁面等に刺すことで、扇部に傷を付けることなく飾りうちわを壁面等に固定することができる。 また前記孔を有する突起体は、把持部と反対の位置に突設されているため、この孔を上に把持部を下にして飾りうちわを固定することができる。 ここで、扇部上の絵柄や肖像等は、通常把持部を下にしたとき直立するように描かれていることから、飾りうちわを前記位置関係で壁面等に固定すれば、扇部に描かれた絵柄等を正しい姿勢で飾ることができる。

    前記突起体が外枠に複数個設けられている場合には、複数のピン等を用いてより強固に固定することができる。

    また、前記突起体が外枠に複数個設けられている場合には、複数の位置をピン留めすることができるため、扇部に描かれた絵柄や肖像等を様々な度に傾けるなどの多様な飾り方ができる。

    さらに、本考案に係る飾りうちわは、前記孔を有する突起体をはじめとする全ての構成要素が、適度な強度と弾性を有しかつ加工性に優れ素材原価が低廉な合成樹脂によって一体に成形されている。 したがって、前記効果を有する飾りうちわを従来品と大差のない価格で提供することができる。

    本考案に係る第一の実施の形態における飾りうちわの正面図である。

    本考案に係る第一の実施の形態における飾りうちわの骨組の正面図である。

    本考案に係る第二の実施の形態における飾りうちわの正面図である。

    本考案に係る第二の実施の形態における飾りうちわの骨組の正面図である。

    以下に、本考案に係る飾りうちわの実施の形態について説明する。 なお、図1および図2に基づき孔を有する1つの突起体が設けられた第一の実施の形態を説明し、図3および図4に基づき孔を有する2つの突起体が設けられた第二の実施の形態を説明する。

    また、説明中の上下左右および前後の関係については、特に記載のない限り、扇部に描かれている絵柄等が正面を向いて直立する位置に飾りうちわを配置した状態を基準に定めるものとする。

    図1において符号1aで示す飾りうちわは、通常よく知られているうちわと同様に、薄板状の面から形成される扇部10aと、この扇部10aが容易に撓まないように支持する骨組100aと、手で把持するための把持部200aとを主要な要素として構成されている。

    扇部10aは、例えば糊によって骨組100aの表裏に貼り付けられている。 また、図1および図2に示すように、骨組100aの下部中央から下方に向かって把持部200aが延設されている。 骨組100aと把持部200aとは、適度な強度・剛性と弾性を兼ね備え、かつ加工性に優れて素材原価が低廉な合成樹脂からなり、例えば射出成形によって一体に成形されている。

    前記扇部10aは、例えば薄紙からなり、その形状は、図1に示すように、上方がやや広がった略円形状を呈し、表面には猫のキャラクターAが描かれている。

    前記骨組100aは、図2に示すように、前記扇部10aの外縁を支持する外枠110aと、この外枠110aの内側に設けられ前記扇部10aの腹部を支持する扇骨120aとから構成されている。

    前記外枠110aは、図1および図2に示すように、前記扇部10aの形状に倣った外形を呈し、飾りうちわ1aの外周縁を形成している。 また、外枠110a上部の略中央には突起体111aが外側に向かって一体に突設されている。 この突起体111aは、半リング状を呈しており、内側に直径が略10mmの円形の孔112aが形成されている。 なお、突起体111aの形状としては、上記半リング状の他に、完全リング形状や山形をした薄板片に孔が空けられたものであってもよい。 突起体111aの厚みは、外枠部110aの厚みと同じである。

    前記扇骨120aは、図2に示すように、外枠110aの内側下部から上方に向かって放射状に広がる37本の細い棒状扇骨121aと、この棒状扇骨121aの下部を束ねるように円弧状を呈する1本の円弧扇骨122とから一体に形成されている。 棒状扇骨121aの先端および円弧扇骨122aの両端は、いずれも外枠110aと一体に連結しており、これによって骨組100aの強度・剛性が高められている。

    また、37本の棒状扇骨121aは、図2に示すように、各々の下方端が一つにまとまることで扇骨収束部123を形成している。 この扇骨収束部123の下部と、前記外枠110aの下部中央と、前記把持部200aの上端とは略同じ位置で相互に一体となって連結している。 これにより、把持部200aを把持しながら扇部10aを威勢よく扇いでも、前記骨組100aと把持部200aとの連結部が容易に折れ曲がることのない十分な強度が確保されている。

    上記構成からなる飾りうちわ1aを室内の壁面等に飾るには、突起体111aを壁面等のフックに掛けたり、突起体111aを上に把持部200aを下にして飾りうちわ1aを配置したのち、突起体111aの孔112aに固定用のピン等を通しながらこれを壁面等に刺す。 これにより、飾りうちわ1aの扇部10aに描かれた猫のキャラクターAは、逆さになることなく正しい姿勢である直立した状態で壁面等に固定される。

    なお、把持部200aの下部に孔201が設けられている場合には、この孔201と上記突起体111aに設けられた孔112aとを用いて固定することにより、猫のキャラクターAを任意の角度に傾けて飾ることができる。

    別の実施の形態として、前記孔112aを有する一対の突起体111aを外枠110aの上部に突設した飾りうちわであってもよい。

    図3中の符号1bで示される飾りうちわは、本考案の第二の実施の形態における飾りうちわである。 以下、前記第一の実施の形態に係る飾りうちわ1aとの相違点を中心に説明する。

    飾りうちわ1bは、図3に示すように、扇部10bと、骨組100bと、把持部200bとを主な要素として構成されている。

    前記扇部10bは、図3に示すように、略円形状を呈しており、表面には猫のキャラクターBが描かれている。

    前記骨組100bは、図4に示すように、外枠110bと、扇骨120bから構成されている。

    外枠110bは、飾りうちわ1bの外周縁を形成する枠であり、その形状は、前記扇部10aの形状に倣った略円形状を呈している。 また、外枠部110bの上部には、図4に示すように、左右線対称となる位置に外側へ向かって一対の突起体111bが突設されている。 この突起体111bは、前記第一の実施の形態と同様に半リング状を呈しており、内側に直径が略10mmの円形の孔112bが形成されている。 突起体111bの形状としては、上記半リング状の他に、完全なリング形状や山形をした薄板片であってもよい。

    外枠110bの下部には略楕円形状を呈した平坦部113が内側に向かって盛り上がるようにして形成されている。 この平坦部113の略中央には、図3および図4に示すように、直径が略30mmの略円形状を呈した指挿入孔210が空けられている。 この指挿入孔210が空けられた平坦部113によって把持部200bが形成され、手で把持しながら扇ぐことができる。

    前記扇骨120bは、28本の棒状扇骨121aから構成されており、この棒状扇骨121bの下端は、前記平坦部113において外枠110bと一体に連結している。 また、棒状扇骨121bの上端は、前記平坦部113以外の外枠110bと一体に連結している。 外枠110bと扇骨120bとが一体に連結することで、骨組100bの強度・剛性が高められている。

    上記構成からなる飾りうちわ1bを室内の壁面等に固定して飾るには、一対の突起体111bが上に指挿入孔210が下にくるように飾りうちわ1aを配置したのち、突起体111bに空けられた一対の孔112bに固定用のピン等を通しながらこれを壁面等に刺して飾りうちわ1bを固定する。 2つのピンを用いていることから、1つのピンを用いるときよりも強固に固定することができる。 さらに、扇部10bに描かれた猫のキャラクターBを、直立した状態から任意の角度に傾けた状態まで、様々な形態で飾ることができる。

    なお、別の実施の形態として、前記孔112bを有する一つの突起体111bを外枠110aの上部中央に突設した飾りうちわであってもよい。

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