Round fan with illumination

申请号 JP18431299 申请日 1999-06-29 公开(公告)号 JP2001008721A 公开(公告)日 2001-01-16
申请人 Seiko Precision Inc; セイコープレシジョン株式会社; 发明人 KOJIMA HIROYUKI; YADA MITSUHISA; ICHIHARA EMI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a round fan which is of a thin type, is easily flexible and is capable of exhibiting a function as the round fan by forming the round fan in such a manner that the entire part of the designs disposed at the round fan makes surface light emission.
SOLUTION: At least part of a sectorial part 1 is provided with a flexible EL sheet 2. A drive circuit 4 of the flexible EL sheet 2, a switch 5 for controlling the on and off of the EL sheet 2 and a battery 6 which is a power source are disposed at the sectorial part 1. A control signal is supplied from the drive circuit 4 to the EL sheet 2 by lead wires 10 and 11 with bone parts 7 disposed at the sectorial part 1 as guides. The flexible EL sheet 2 is thin and is capable of embodying the multicolor light emission without increasing the number of the lead wires.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 扇部の少なくとも一部に設けた可撓性面発光部と、 上記可撓性面発光部の駆動回路と、 上記可撓性面発光部のオンオフを制御するスイッチと、 上記可撓性面発光部の電源である電池とを含むことを特徴とする照明付うちわ。
  • 【請求項2】 請求項1において、上記可撓性面発光部は、可撓性ELシートであることを特徴とする照明付うちわ。
  • 【請求項3】 請求項1または2において、上記扇部は一部に複数の骨部を有し、上記骨部は、上記可撓性面発光部のリード線のガイド部を兼ねていることを特徴とする照明付うちわ。
  • 【請求項4】 請求項3において、上記骨部は、その長さ方向に溝を有し、その溝中に上記リード線が挿通されていることを特徴とする照明付うちわ。
  • 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかにおいて、上記扇部は一部に複数の骨部を有し、上記骨部の所望の箇所に上記可撓性面発光部を収容する凹部が形成されていることを特徴とする照明付うちわ。
  • 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、上記駆動回路、上記スイッチ及び上記電源は、上記扇部に配設してあることを特徴とする照明付うちわ。
  • 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかにおいて、上記駆動回路、上記スイッチ及び上記電源は、上記扇部のかなめ部の近傍に形成された枠体内に配設してあることを特徴とする照明付うちわ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の技術分野】本発明は、照明付うちわに関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、うちわに発光部を設け、スイッチによりその発光部をオンオフするものが特開平7−32
    7720号公報に開示されている。 具体的には、発光部として光源と光ファイバーを用い、光源をうちわの柄に設け、光ファイバーをうちわの骨部に挿通し、柄に設けたスイッチで光源のオンオフを制御することで、使用者の意志通りにうちわを光らせることを可能にしている。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】上記のものは、発光部として光ファイバーを用いているので、線状の発光形態しか実現できなかった。 よって、例えばうちわに設けた図柄全体、すなわち所望の面全体を発光させることができなかった。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】本発明は、扇部の少なくとも一部に設けた可撓性面発光部と、上記可撓性面発光部の駆動回路と、上記可撓性面発光部のオンオフを制御するスイッチと、上記可撓性面発光部の電源である電池とを含んでいる。 よって、例えばうちわに設けた図柄全体、すなわち所望の面を使用者の意図に合わせて発光させることができる。 また、発光部として可撓性面発光部を用いているので、うちわとして必要な可撓性を確保でき、うちわとしての機能も確保できる。

    【0005】上記可撓性面発光部を、可撓性ELシートとすれば、上記に加えて可撓性面発光部の薄型が図れ、
    また、1枚のシートで多色発光が可能となる。 よって、
    うちわ全体として構成の小型化が図れる。

    【0006】上記扇部は一部に複数の骨部を有し、上記骨部が上記可撓性面発光部のリード線のガイド部を兼ねれば、リード線の断線を防止できる。

    【0007】上記骨部がその長さ方向に溝を有し、その溝中に上記リード線が挿通されていれば、配線が容易となり、またリード線の断線をかなりの確率で防止できる。 また、リード線が骨部の溝に入るので、うちわの表面にリード線による凸部が形成されなくなり、不要な形状がなくなる。 また、リード線が骨部の溝に全て入らなくてもうちわの表面に形成されるリード線による凸部が小さくなり、不要な形状を少なくできる。

    【0008】上記扇部は一部に複数の骨部を有し、上記骨部の所望の箇所に上記可撓性面発光部を収容する凹部を形成すれば、うちわの厚みを薄くできる。 また、可撓性面発光部をフラットに配置できる。 また、可撓性面発光部の位置決めが容易になり、照明付うちわの組立工程の作業性が向上する。

    【0009】上記駆動回路と上記スイッチと上記電池とを上記扇部に設ければ、駆動回路や上記スイッチおよび上記電池などと可撓性面発光部との配線の引き回しが容易となり、接続部が断線する確率を低減できる。 特に、
    扇部のかなめ部の近傍に枠体を形成して上記の駆動回路等を配設すれば、枠体がうちわ使用時にあまり変形しないので、断線などの防止をより確実にできる。

    【0010】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。 図1は、本発明の実施の一形態である照明付うちわの外観図を示している。 同図において、扇部1の少なくとも一部には、可撓性面発光部としての可撓性ELシート2が設けてある。 扇部1のかなめ部Oの近傍に枠体3が形成してあり、この枠体内に可撓性ELシート2の駆動回路4、可撓性ELシート2のオンオフを制御するスイッチ5および可撓性ELシート2と駆動回路4の電源である電池6が配設してある。 駆動回路4と可撓性ELシート2との間は後述のリード線等によりそれぞれ接続されている。

    【0011】扇部1は、図3(a)に示しているように、例えば、かなめ部Oからの放射線に沿って複数の骨部7…が設けてあり、この骨部7上に可撓性ELシート2を設けた上で被覆紙8で覆ってなるものである。 被覆紙8には透明もしくは透光性を有するものを用いているので、可撓性ELシート2は本来破線で示すべきものであるが、説明を判り易くするために図面上は実線で示している。

    【0012】図2は、本発明の実施の他の形態である照明付うちわの外観図を示しており、ここでは扇部1のかなめ部Oから外方に柄部9を延伸して設けている。 柄部9内に、先の例と同様の可撓性ELシート2の駆動回路4、可撓性ELシート2のオンオフを制御するスイッチ5および可撓性ELシート2と駆動回路4の電源である電池6が配設してある。 柄部9の上端から骨部7が放射状に延伸し、上例と同様な扇部1が形成され、扇部1の一部に可撓性ELシート2が配設してある。 扇部1のかなめ部Oの近傍には被覆紙8が形成されておらず、骨部7が露出状態になっている。 駆動回路4と可撓性ELシート2との間は、先の例と同様にリード線等でそれぞれ接続されている。 尚、実質的に同一構成の個所には同一の符号を付してある。 このように、扇部1に可撓性面発光部を設け、その発光のオンオフを制御するスイッチ等を有したうちわとしているので、例えばうちわに設けた図柄、すなわち所望の面を使用者の意図に合わせて発光させることができる。 また、発光部として可撓性面発光部を用いているので、うちわとして必要な可撓性を確保でき、うちわとしての機能も確保できる。

    【0013】図3(a)は、可撓性ELシート2を多色発光させるもので、図3(b)に図3(a)のA−A線断面を拡大して示している。 可撓性ELシート2は薄型をしており、平面が均一に面発光する。 最上層にPET
    等による表面層21が形成され、その下面にITO等による電極層22が形成され、電極層22の下面に、発光色の異なる複数の発光層23a、23bが所望のパターンに合わせた位置に形成され、その下面に絶縁層24、
    カーボン層25、保護層26が順次積層形成されてEL
    シート2が形成されるものである。 この可撓性ELシート2では、ITO電極層22とカーボン層25との間に電圧が印加されるもので、発光層23aと発光層23b
    との間の間隙は0.05mm程度である。 多色に発光させるために、発光色の異なる発光層を所望の色の数だけ形成する。 この場合、加えられる電圧は、ITO電極層22とカーボン層25とを共通電極として電圧を印加すれば良く、発光色が増加しても電圧印加のためのリード線10、11の数が増加することはない。 なお、リード線10、11も被覆紙8で覆われているので、本来破線で示すものであるが、説明を判りやすくするために図面(図3、図4、図5、図6、図7、図9、図11)では実線で示してある。 このように、可撓性面発光部として可撓性ELシートを用いているので、面発光部の薄型が図れ、1枚のシートで多色発光が可能となり、多色発光させた場合にリード線の数が増加するのを防止可能となる。

    【0014】図4は、図1の例における枠体3の内部構成を説明するもので、図4(a)のB−B線断面を拡大して図4(b)に示すように、枠体ベース31に凹部3
    1aが形成してあり、凹部の中心に設けた突起31b上にスイッチ5を設けている。 スイッチ5の押圧により接片32がたわみ、電池6と接続してスイッチが閉じられ、リード線10,11を介してELシート2の電極層22とカーボン層25とに電圧を供給する。 凹部31a
    の上面は枠体カバー33で覆われている。

    【0015】図5は、図2の例における柄部9の内部構成を説明するもので、図5(a)のC−C線断面を拡大して図5(b)に示すように、柄ベース91に凹部91
    aが形成してあり、凹部内にスイッチ5を外部へ露出状態に支持し、スイッチ5の押圧により接片92が電池6
    に接続してスイッチが閉じられ、リード線10,11を介してELシート2の電極層22とカーボン層25とに電圧を供給する。 凹部91aの上面は柄カバー93で覆われている。

    【0016】図6及び図7は、それぞれ図1及び図2に対応する例におけるリード線10,11の部分を拡大して示している。 リード線10,11と骨部7との関係は、図8(a)(b)に示すように、1本の骨部7に長さ方向に溝7aを形成し、この溝7a中にリード線1
    0,11を挿通するようにし、溝7aをリード線のガイドとしている。 したがってリード線10,11の断線を防止でき、骨部7から突出することがなく容易に配線でき、リード線が挿通していない他の骨部7…との間に差を生じないので、扇部1の表面が均一になる。 骨部7の断面形状は、図8(a)に示す骨部7のように矩形状であっても良い。 その他、図8(b)に示す骨部71のように円形状等任意の形状であっても良い。 なお、溝の中にリード線が全て入らなくても、リード線の断線を低減でき、うちわの表面に形成されるリード線の凸部を小さくでき、不要な形状を少なくできる。

    【0017】図9及び図10は、可撓性ELシート2を配置する位置における骨部7の形状を説明するものである。 図10(a)に示している例は、骨部7の断面形状が全て円形状に形成してあり、このためにこの上に可撓性ELシート2を載置すると、骨部7のある所と無い所でシートが波打ち状態になっている。 これはELシート2を美しく発光させる点から好ましくない。 そこで図1
    0(b)に示すように、可撓性ELシート2を配設する個所の対応する骨部7の一部に、面取り等により凹部7
    aを形成し、図10(c)に示すような可撓性ELシート2を収容する凹部7aを形成する。 これによってうちわの厚みを最小限にできると共に、ELシートをフラットに配設でき、ELシートの位置決めが容易となる。

    【0018】図11は他の例を示すもので、図1及び図9に示した柄を有しないものに、必要に応じて柄部12
    を設けても良い。

    【0019】尚、可撓性ELシート2は、図示の例では扇部1の一部に設けてあるが、これに限られず全面に形成したものでも良い。 また、骨部7は、図示の例では扇部の外周端まで設けているが、これに限られず、例えば外周部を少し残して骨部を設けるものであっても良い。

    【0020】

    【発明の効果】本発明は、以上説明したように、可撓性面発光部をうちわに設けているので、図柄全体を使用者の意図に合わせて発光させることができ、うちわとして必要な可撓姓を有するので、うちわ使用時のしなりにも対応できてうちわの機能を十分に発揮することができる。 骨部をリード線のガイドとするので、リード線の断線が防止でき、信頼性の高いものにできる。 骨部に溝を設けてリード線を溝に挿通するので、配線が容易となり、表面の凹凸を無くすことができてうちわの美しさを損ねることがない。 骨部に可撓性面発光部を収容する凹部を設けるので、うちわの厚みを薄くでき、平坦にでき、位置決めが容易にできて組立の作業性が向上する。
    扇部に駆動回路等を配設するので、駆動回路等と可撓性面発光部の間のリード線の長さを短くでき、断線の危険を減少できる。 また駆動回路等を扇部のかなめ部の近傍に設けた枠体内に配設しているので、駆動回路等を外に対して保護でき、耐久性を向上させることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の実施の一形態を示す外観図である。

    【図2】本発明の実施の他の形態を示す外観図である。

    【図3】ELシートの構成を説明するもので、(a)は図1に示した例の切断線を示す外観図、(b)は(a)
    A−A線拡大断面図である。

    【図4】枠体の内部の構成を説明するもので、(a)は図1に示した例の切断線を示す外観図、(b)は(a)
    B−B線拡大断面図である。

    【図5】柄部の内部の構成を説明するもので、(a)は図2に示した例の切断線を示す外観図、(b)は(a)
    C−C線拡大断面図である。

    【図6】リード線の構成を説明するもので、図4(a)
    の例で切断線を示す一部拡大外観図である。

    【図7】リード線の構成を説明するもので、図5(a)
    の例で切断線を示す一部拡大外観図である。

    【図8】(a)は図6及び図7D−D線拡大断面図、
    (b)は他の骨部の形状の同位置における拡大断面図である。

    【図9】骨部の形状を説明するもので、図4の例で切断線を示す外観図である。

    【図10】(a)(b)はいずれも図9E−E線で断面した展開拡大断面図、(c)は図9F−F線で断面した拡大断面図である。

    【図11】図9の例に柄部を設けた外観図である。

    【符号の説明】

    O 扇部のかなめ部 1 扇部 2 可撓性面発光部(可撓性ELシート) 3 枠体 4 駆動回路 5 スイッチ 6 電池 7 骨部 7a 骨部の溝 7b 骨部の可撓性面発光部を収容する凹部 10,11 リード線

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市原 恵美 千葉県習志野市茜浜一丁目1番1号 セイ コープレシジョン株式会社内 Fターム(参考) 3B104 ZA01 ZC03 3K014 AA00 PF00

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