Super-mini umbrella

本考案は一種の折り畳み傘、特に超ミニ傘に関する。

図１に示すように、これは従来のミニ傘である。 こんな傘の主な訴求点は、それをたたんだ際、最も短い長さとなり、携帯に便利な事である。 そのため、通常の場合は簡潔な構成で、傘骨(1) 、下ろくろ(2) 、多節中棒(3) を包含する。 また、最下節の中棒(31)を柄(4) 内部の結合柱(41)内に挿し込ませ、ピン(42)或いはネジを利用して一体と組み合わせ、下ろくろ(2) の上下移動により、傘の開閉ができるものである。

上記の従来のミニ傘は最適のデザインとは言えず、本考案ではその中の構造に、更なる改良を加えて更に短いミニ傘とし、製造的にもより簡単で、進歩性と実用性を持っている。

本考案ではその中の構造に、更なる改良を加えて更に短いミニ傘とし、製造的にもより簡単で、進歩性と実用性を持っている。

請求項１の考案は、傘骨、下ろくろ、多節中棒ユニット、及び柄を包含する超ミニ傘において、最下節の中棒下端外周に多くの細溝が設けられ、該中棒下端外周に接着剤が塗布され柄の結合柱の内穴中に挿入されて、結合固定され、該結合柱の外径は下ろくろの内径より小さく、傘の折り畳み時に、下ろくろが下へ移動し結合柱の外部を完全に覆うよう形成されたことを特徴とする、超ミニ傘。

請求項２の考案は、請求項１記載の超ミニ傘において、その中の結合柱の外径が多節中棒ユニットの最上端の内径より小さく、傘を畳むと、中棒の最上端の下段が結合柱の外部覆うよう形成されたことを特徴とする、超ミニ傘としている。

本考案の超ミニ傘は、最下節の中棒下端外部に設けられた細溝を利用すると共に、接着剤を塗布する事で、結合柱と互いに組み合わされて固定され一体となる。 そして、下ろくろが結合柱の外側に沿って移動する事ができ、傘の総長さを短縮する効果を達成する。

図２から図４に示すように、本考案では主に超ミニ傘を提供し、傘骨(1) 、下ろくろ(2) 、多節中棒(3) 、及び柄(4) を包含する。 そして、本考案の主な特徴は、多節中棒(3) の最下端の中棒管(31)の下部外周に多数の細溝(311) を設け、細溝(311) の外部に接着剤を塗布した後、柄(4) 内の結合柱(41)の内穴(411) 中に挿入すると、乾燥後、効果的に粘着固定が完成し、別途ピン(42)で止める必要がない。 そのため、製造過程を簡単にし、労働時間と費用を下げる事ができる。

また、本考案の結合柱(41)では、ピン(42)用の穿孔を提供する必要がないため、外径を小さく設定でき、傘をたたんだ時、下ろくろ(2) が完全に下までおりて、結合柱(41)の外部にかぶさる事ができる。 この事により、従来のミニ傘に比べて、更にその長さを短縮する事ができ、本考案の効果を達成するものである

応用として、本考案は折たたみ後の総長さを更に短縮するため、結合柱(41)の外径を更に小さくする事ができ、最上端の中棒管(39)の下段部分をその外に重ねる事ができる。 図５、図６に示すように、更にその総長さが短縮でき、実用的価値を増進するものである。

従来のミニ傘の平面断面図。

本考案のミニ傘の平面断面図。

図２の傘を開いた時の平面断面図。

本考案の中棒と柄部分の立体図。

本考案を変化させた実施例の平面断面図。

図５の傘を開いた時の平面断面図。

符号の説明

(1) 傘骨
(2) 下ろくろ
(3) 中棒
(4) 柄
(31)中棒管
(311) 細溝
(41)結合柱
(411) 内穴
(42)ピン
(39)中棒管